2016年6月25日土曜日

今日は前橋で西武戦。石川炎上も大逆転勝利


マリーンズ 7 - 6 ライオンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト動画

今日からパリーグ再開。まずは前橋で西武戦です。
雨のため開催が危ぶまれましたが、なんとか最後まで試合できましたね。前売りが完売するなど地元での注目が高かっただけに、なによりも中止にならなかったのが良かったです。

ライオンズの先発は地元出身の高橋光。




無死1,2塁のチャンスをこれ以上ない拙攻でつぶしたマリーンズ。伊東監督も思わずベンチで苦笑いです。

1回裏。
石川はいきなり森にツーランホームランを打たれて2失点。
いつもの石川とは違います。

2回表。
先頭の鈴木大地が反撃のソロホームランを放ち1-2。
その後2アウトから加藤ヒット、細谷死球、高濱四球で満塁としますが、角中がライトフライに倒れチェンジ。チャンスを逃します。

3回表。
2アウトからメヒアのソロホームランが飛び出し1-3。
再び2点差となります。低めのボール球でしたね。あれをバックスクリーンに運ばれてはたまりません。

4回表。
清田四球、田村ヒットで無死1,2塁。
しかし加藤の送りバントはキャッチャーの目の前で止まってしまい、2塁ランナーが3塁でタッチアウト。送りバント失敗となります。
さらに細谷もサードゴロゲッツーでチェンジ。最悪の形でチャンスをつぶしました。
これには伊東監督もベンチで苦笑いです。

5回裏。
石川はピリッとしません。森にソロホームラン、さらには浅村にもソロホームランを打たれて1-5。
4点差となってしまいました。

序盤から続くマリーンズの拙攻。
そして先発石川の炎上。どう考えてもマリーンズの負け試合ですよ。
ところが、6回表に信じられないことが起きるのです。

6回表。
鈴木、清田があっさり倒れて2アウト。
しかし2死ランナー無しからドラマが始まります。
田村がツーベースヒットを放つと、加藤がバント失敗を取り返すタイムリーヒットを放ち2-5。
さらに加藤が高橋光の暴投で2塁に進み、細谷がレフトにタイムリーヒットを放ち3-5。
群馬のゴジラと呼ばれた細谷にとって今日は地元での晴れ舞台。いいところを見せることができて細谷もうれしいでしょう。

マリーンズの猛攻は止まりません。
高濱が四球を選んで2死1,2塁。誰の目にもライオンズ先発の高橋光は限界に見えました。
しかしライオンズベンチは高橋光を代えません。
続く角中はライトにタイムリーヒットを放ち4-5。
デスパイネに対しては完全に制球を乱した四球で満塁。
ここでようやくピッチャー交代。2番手に左の武隈が出てきました。
その武隈からナバーロがレフトへのタイムリーを放ち6-5。逆転!
さらに鈴木もライトにタイムリーを放ち7-5。
なんとこの回一挙6点を奪う猛攻で逆転してしまいました。
高橋光の交代時期を誤ったのではないかと思いますね。
左の角中の場面で左の武隈を出しても良かったのではないかと思います。
牧田を使いすぎて怪我をさせてしまったライオンズ。投手起用の下手さに救われる形となりました。

6回裏は南が抑え、7回裏は大谷。
大谷は無死1,2塁のピンチを招き、メヒアにタイムリーを打たれて7-6。1点差とされます。
逆転されてもおかしくない場面でしたが、続く浅村は送りバント失敗でダブルプレー。
これは助かりましたね。今日の浅村はホームランを打っているわけですし、普通に打たれた方が怖かったです。
最後は栗山ファーストゴロでチェンジ。逆転のピンチを脱しました。

その後は益田、西野とつないで逃げ切り完了。
マリーンズが7-6で大逆転勝利を飾りました。
実はマリーンズ、交流戦明けの初戦で勝ったことが無かったのです。
今日は非常に重要な勝利であるとともに、嫌なジンクスを断ち切る記念すべき日となりました。

明日は西武ドームに場所を移しての決戦。
西武は打撃が良くてもピッチャーがいませんよ。とにかく先発を引きずり降ろして3連勝を狙いましょう。


“逆転のロッテ”交流戦明け初戦の連敗「11」で止めた! (サンスポ)

“逆転のロッテ”がジンクスを吹き飛ばした!! ロッテは24日、西武9回戦(上毛敷島)に7-6で逆転勝ち。交流戦明け初戦に0勝11敗だったチームが、連敗に終止符を打った。

 立役者は地元、群馬県境町(現伊勢崎市)出身の細谷圭内野手(28)だ。六回、同じ群馬県の沼田市出身、西武・高橋光成投手(19)=前橋育英高=から左前適時打を放ち、この回一挙6得点。打者一巡の逆転劇を演出した。

 「群馬の先輩の意地。それだけです」

 太田商高出身の細谷にとっては思い出の球場だった。2005年、3年の夏。高校通算46本塁打を放ち「群馬のゴジラ」と呼ばれた細谷は、決勝で前橋商高に4-8で敗戦。あと一歩で甲子園出場を逃した。「あの悔しさは忘れません」。青春時代の苦い記憶を、新たな歴史で塗り替えた。

 この日は両親や中学、高校時代の監督、チームメートら100人以上が応援に駆けつけていた。「いいところを見せたいと思って、少し力が入ってしまいました」と笑いながら、「応援は励みになりました」と感謝した。

 今季41勝のうち逆転勝ちは21度目。この日も、勝負強さを発揮した。プロ11年目の遅咲きの男がチームの勝利に貢献し、故郷に錦を飾った。



ロッテ12度目挑戦で初!交流戦明け初戦に勝った (ニッカン)

 悪夢を振り払ったロッテ伊東勤監督(53)は少しおどけた。「途中、ちょっとよぎったよ!」。5回を終え4点ビハインド。交流戦明け初戦12年連続黒星が頭をかすめた。だが直後に打線がつながった。6回2死走者なしから2四球を挟む6連打で6得点。リーグトップ今季21度目の逆転勝ちだ。「逆転のロッテ」で、嫌なジンクスを破った。

 根拠があった。西武高橋光は、5月に6回6安打1得点に抑えられ白星を献上した相手。だが、ここ2試合は勝てていなかった。立花打撃コーチは「チャートを見ると変化球が入っていない。追い込まれても、粘れば甘い球が来る」と見ていた。伊東監督も同感だった。「球の走り、制球とも良くなかった。我慢すれば、いつかつながると思っていた」と打ち明けた。

 反撃の適時打は2ストライクからだ。2死から田村が二塁打。続く加藤はカウント3-1から「ボールと思った」低め直球を見逃したが、ストライクだった。それでも「何球もストライクが続く感じじゃなかった。粘れば四球もあるし、直球は振り遅れてもファウルでという気持ちだった」と、見極めを重視。次のスライダーが浮いたところを右前に運んだ。次の細谷に、角中と、この回高橋光から放った適時打3本は、いずれも2ストライクから。土俵際の粘り腰の勝利だ。

 貯金は今季最多タイ13。伊東監督は「勝つと負けるでは、えらい違い。いい形でつなげられた」と締めた。首位ソフトバンクも勝ち、ゲーム差7・5は変わらない。だからこそ、食らいついていく。







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source : マリンブルーの風