2016年6月26日日曜日

自滅合戦。荒れた試合は延長サヨナラ負けで終電ギリギリ


マリーンズ 9 - 10 ライオンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト動画

今日から西武ドームに場所を移して埼玉・千葉シリーズが行われます。
マリーンズのファンクラブ会員にタオルが配られていましたが、長蛇の列ができていましたね。
レオライナーの乗り場の前からC駐車場の中まで列が伸びていました。

そして球場に入ってびっくり。なんと巨大扇風機があるではありませんか。
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これはアレですね。フライが打ちあがったら強風を発生させてホームランにする装置ですね。

22


その昔、がんばれタブチ君というアニメで西武球場に設置されたものです。
時代がいしいひさいちに追いついた!

ちなみに、正しい使い方はこうです。



先発はマリーンズが二木、ライオンズが野上。2人とも良くありませんでした。

1回表。
1死から高濱のヒットと角中のライト前ヒットで1死2,3塁。
ここでデスパイネはショートゴロでしたが高濱がホームに突っ込み挟まれます。
ところが挟殺プレー中にサード金子がボールをこぼしてしまい、その隙に高濱はホームに突進。金子が慌てて投げるもホームクロスプレーになりました。
判定はアウト。伊東監督が出てきてビデオ判定となりました。
個室ビデオの時間です。

ずいぶん時間のかかるビデオ判定ののち、球審の橘高が判定を覆しセーフと宣言。
マリーンズに先制点が入りました。
ただ、リプレイを見るとタッチしているようにも見えます。キャッチャーの岡田かピッチャーの野上がランナーの走路をふさいだのでしょうか。
正直なところ、なぜセーフになったのかよくわからないビデオ判定でした。

さらにナバーロがレフトにタイムリーを放ち2点追加。マリーンズが初回から3点を先制しました。

2回裏。
二木がつかまります。
浅村にソロホームランを打たれると、栗山と鬼崎に連打を食らって1死1,3塁。
ここで山川に今季初ホームランとなる逆転スリーランホームランを打たれて3-4。
西武らしい一発攻勢で逆転を許してしまいました。

3回表。
デスパイネがレフトに超特大のソロホームランを放ち4-4。
ものすごい弾道でした。高く上がり、レフトスタンド上段から場外に転がっていきましたよ。
しかし2アウトから清田が足に死球を受け途中交代。裏の守りから岡田に代わるのですが、岡田じゃなくて清田なら・・・。というシーンが2回ほどありました。ここも西武の常套手段にやられたと言えます。

5回表。
角中、デスパイネがヒットを放ち無死1,2塁。
続くナバーロがセンター前にヒットを放つも、2塁ランナー角中はホームタッチアウト。
どう考えても無謀なタイミングでした。3塁の清水ベースコーチの判断ミスです。

その後鈴木がヒットを放ち1死満塁となり、打席には岡田。
どうも最近チャンスで岡田が打席に入って無得点というシーンが多いですね。嫌な予感がします。
岡田の打球は予感的中のレフトフライ。浅い外野フライなので3塁ランナーデスパイネの足ではタッチアップなど無理です。
ところが3塁ベースコーチの清水はホーム突入を指示。
誰がどう見てもアウトのタイミングで突っ込み、案の定アウトになりました。
これでスリーアウトチェンジです。

なんとびっくり4連続安打なのに無得点。
マリーンズ打線は3塁コーチによるホーム内ランナー立ち入りの影響により得点を見合わせております。
追加点の見込みは立っておりません。
なお、西武打線への振り替えを行っております。

事実こんなド拙攻をやっているとライオンズ打線が得点を入れるわけです。
5回裏。
山川死球、岡田送りバント、秋山四球、金子ヒットで1死満塁。
ここで森とメヒアにタイムリーを打たれて4-7。得点見合わせ中のどこかのチームとは違いますね。
3点のリードを許してしまいました。
二木は5回を投げて7失点で降板。コントロールの良さが仇になっているのでしょうか。
キメ球が必要ですね。シュートですよ。

7回表。
西武のピッチャーは十亀。かつてのロッテキラーですが、今年は調子最悪なのでチャンスです。
まず高濱のなんでもないショートゴロを鬼崎がポロリ。プロ失格レベルのエラーで出塁します。
さらに角中もライトへのヒットで1,3塁。
ここでデスパイネがレフトにタイムリーヒットを放ち5-7。2点差となります。
その後ナバーロショートゴロで1死1,3塁。
続く鈴木もファーストゴロでしたが、3塁からホームに突っ込んだ角中を刺そうとファースト山川がホームに送球。これを見た角中が3塁に戻り、キャッチャー岡田からの送球を交わしてセーフ。
普通ならホームタッチアウトとなるところでしたが、オールセーフで満塁となりました。ラッキーラッキー。
山川のホーム送球が早すぎましたね。もっと角中を釣りだして戻れないところまで走らせてからホームに投げて挟み込むべきでした。

続くバッターは岡田。
高いバウンドのセカンドゴロでしたが、浅村がホームに送球。角中のホームインが早くマリーンズが1点を追加。7-6と1点差にします。これは浅村の判断ミスですね。ホームは間に合わないタイミングでしたし、ファーストに投げていれば1アウト取れたはずです。

そして田村はセンターにタイムリーヒット。1人還って7-7。そして鈴木も還って7-8となりました。
おっと田辺監督が出てきてビデオ判定を要求。
今日2回目です。

今度も長い時間を経て判定通りセーフ。リプレイを見る限りタッチより先に鈴木の足がホームについていますからセーフでしょう。これでマリーンズが逆転です。

しかし、3番手佐野から細谷四球で2死満塁となり、高濱の代打として井口が登場するも、甘い球を打ち損じてセカンドフライ。チェンジとなります。
ここで点が入っていたら・・・。後々悔やまれるミスショットでした。

8回表。
1死からまたデスパイネがレフトに特大ソロホームランを放ち9-7。
これは至宝ですわ。

しかしナバーロが四球を選ぶも、鈴木ゲッツーでチェンジ。今日の鈴木は良くありませんでした。

8回裏。大事なイニングです。ピッチャーは益田。
今日の益田はボールが高めに浮いて変化球が決まりません。

栗山四球、鬼崎ヒットで1,2塁。代打渡辺が送りバントを決めて1死2,3塁となり、代打上本がセンターにタイムリーヒットを放ちランナー2者生還。9-9の同点となってしまいました。
その後秋山ヒット、金子三振も秋山盗塁で2死2,3塁の大ピンチ。
危ないところでしたが森をレフトフライでチェンジ。なんとか逆転だけは避けました。

9回表。
ライオンズのピッチャーは増田。
1死から田村ヒット、加藤送りバント、細谷四球で2死1,2塁。
ここで打席には中村です。高濱に代打井口が出た関係で守備に就いていたのですが、打てる気配がありません。案の定三振でチェンジ。なぜ中村を2軍から1軍に上げたのでしょう。

9回裏。
西野が抑えてチェンジ。延長に突入です。
すでに22時半になろうとしており、終電が迫っています。
遅くとも23時10分ごろには西武球場前駅に出ないと総武線の最終に間に合いません。
選手は立川のホテルに帰れば良くても、ファンは千葉まで帰らないといけないのです。

10回表。
西武のピッチャーは昨日打たれた武隈です。
角中ツーベース、デスパイネ四球、ナバーロ四球で無死満塁。
絶対点が入る場面です。普通のチームなら。
しかしマリーンズは・・・。
鈴木が高めの真っすぐを詰まらせショートゴロ。アホー!!!
岡田の代打大嶺も見逃し三振。最後の球はストライクじゃないようにも見えましたが、代打なのですから追い込まれる前に打たないといけません。
そして田村はショートライナー。打球は良かったのですが捕られました。
予感的中。
最悪の無死満塁で無得点です。

こんなことをしていては勝てませんね。
怒り心頭ですが、同時に「これじゃサヨナラ負けで終電に乗れそうだな」と少し安心したのも事実です。

そして案の定。
10回裏。
ピッチャーには南が登場。今日はブルペンで何度も肩を作って大変でした。
鬼崎を空振り三振も、渡辺センター前、炭谷送りバント、秋山敬遠で2死1,2塁。
ここで金子はファーストゴロになりましたが、ピッチャー南のベースカバーが遅れ1塁セーフ。
このミスが響き、代打坂田にサヨナラヒットを打たれて試合終了。
4時間4あ6分の長い試合がようやく終わりました。

やっと終わった!さあ帰るぞ。もう23時です。幸い23時4分発の池袋行の臨時急行に乗れ、スムーズに変えることができましたが、とにかく疲れました。

14残塁。満塁のチャンスをことごとくつぶしたら勝てませんね。
特に10回表の無死満塁をつぶした時点で負け確定です。

益田や南は、まあしょうがないでしょう。打線が問題。代打の層も薄すぎます。
三木、大嶺、中村はキャラが被っていますよ。そのわりに代打の切り札がいません。

明日はスタンリッジが先発。
なんとか勝って、カード勝ち越しを決めましょう。



ロッテ・伊東監督「前の攻撃で点を取れなかったところで負け」 (サンスポ)

ロッテは手痛いサヨナラ負けを喫した。延長十回に無死満塁としながら、鈴木が遊飛、代打大嶺翔は見逃し三振、最後は田村が遊直に倒れて無得点。直後に勝ち越しを許す展開で、伊東監督は「前の攻撃で点を取れなかったところで負け」と言葉少なだった。

 延長十回の守りでは記録に表れないミスも出た。2死一、二塁で金子侑を一塁ゴロに打ち取ったかに見えたが、投手の南のベースカバーが間に合わず内野安打とされた。続く代打坂田にサヨナラ打を浴びた南は「丁寧に行き過ぎた。走りながらベースを踏みに行けば良かった」と後悔を口にした。


二木(5回7失点)
「要所、要所で打たれてしまった。3点先制してもらったのに、こういう試合展開にしてしまい、チームに申し訳ない気持ちしかない」


ロッテ・落合投手コーチ(10失点でのサヨナラ負けに)
「あれだけ打ってくれてるから、投手が守らないと。ただ、引きずっても仕方ない。同じ失敗をしないように」


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source : マリンブルーの風