2016年6月2日木曜日

ロッテ2回戦(QVCマリン)。


 ▽スタメン

【ロッテ】
① 9 清田
② 5 高濱
③ 7 角中
④ D デスパイネ
⑤ 3 井口
⑥ 4 ナバーロ
⑦ 6 鈴木
⑧ 8 加藤
⑨ 2 田村
先発 関谷

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ D 新井
⑤ 3 エルドレッド
⑥ 7 松山
⑦ 9 鈴木
⑧ 5 安部
⑨ 2 石原
先発 野村


☆先発は、ロッテが関谷、カープが野村。今日はつながりで点を取って下さい。野村くんは、低めへの意識を。


(C)1回表
先頭①田中 センター前ヒット…外角低めボール球チェンジアップ。田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池の時、田中盗塁失敗
 1死
②菊池 三振…真ん中ワンバウンドのチェンジアップ(-_-;)
 2死
③丸 四球
 2死1塁
④新井 ライトへ先制タイムリーツーベース カープ先制、ロ0-1広。…これはど真ん中ストレート。
 2死2塁
⑤エルドレッド 四球
 2死1・2塁
⑥松山 サードファウルフライ、この回1点。…カウント2ー0から、真ん中低めチェンジアップを見逃し、内角ストレートを見逃し、最後は内角ストレート。何を狙ってた?


(M)1回裏
先頭①清田 レフトへツーベース…真ん中低めボール球シュート。内角を狙ったんでしょうね。
 無死2塁
②高濱 三振…外角ボール球チェンジアップ。
 1死1塁
③角中 ライトフェンス直撃の同点タイムリーツーベース、ロッテ同点、ロ1-1広、バッターランナー角中は3塁に向かうもアウト。…フルカウントから外角高めチェンジアップ。浮きましたね。
 2死
④デスパイネ センターフェンス直撃のツーベース…ど真ん中カットボール(-_-;)
 2死2塁
⑤井口 三振、この回1失点。…フルカウントから真ん中低めチェンジアップ。


(C)2回表
⑦鈴木センターフライ、⑧安部ショートゴロ…誠也くんは内角ストレート、安部は内角低めカーブ。
 2死
⑨石原 センター前ヒット…外角低めストレート。
 2死1塁
①田中 ストレートの四球…チャンス。
 2死1・2塁
②菊池 レフト前勝ち越しタイムリーヒット カープ勝ち越し、ロ1-2広。…真ん中低めボール球チェンジアップを三遊間へ。
 2死1・2塁
③丸 レフトフライ、この回1点。…フルカウントからど真ん中チェンジアップ。う~ん、1点ですか(-_-;)


(M)2回裏
先頭⑥ナバーロ センター前ヒット…内角高めシュート。
 無死1塁
⑦鈴木 ライトフライ…外角チェンジアップ。
 1死1塁
⑧加藤 送りバント
 2死2塁
⑨田村の時、野村ワイルドピッチ
 2死3塁
⑨田村 セカンドゴロ、この回無失点。…内角ボール球シュート。


(C)3回表
④新井センターフライ、⑤エルドレッドファーストファウルフライ、⑥松山三振、この回三者凡退、無得点。…新井さんは内角ストレート、エルさんも内角ストレート、松山は真ん中ワンバウンドのカーブにハーフスイング。関谷は早めにK.O.できたと思いますけどね~。


(M)3回裏
①清田ピッチャーゴロ、②高濱ピッチャー野村のグラブを弾くもピッチャーゴロ、③角中センターフライ、この回三者凡退、無失点。…清田はカウント3ー1から外角低めカットボール、高濱は内角高めカットボール、角中はど真ん中カットボール(^^;


(C)4回表
⑦鈴木レフトフライ、⑧安部ショートゴロ、⑨石原つまったピッチャーゴロ、この回三者凡退、無得点。…誠也くんは外角スライダー、安部はフルカウントから外角高めボール球ストレート、石原は内角ボール球ストレート。


(M)4回裏
④デスパイネ ショートライナー…内角高めボール球シュート。
 1死
⑤井口 四球
 1死1塁
⑥ナバーロ ストレートの四球…う~ん(-_-;)
 1死1・2塁
⑦鈴木 セカンドフライ…ど真ん中カットボール(^^;
 2死1・2塁
⑧加藤 ライト前同点タイムリーヒット、ロッテ同点、ロ2-2広、1塁ランナー3塁へ。…フルカウントから外角チェンジアップ。ちょっと高かったですかね。
 2死1・3塁
⑨田村 ショートゴロ、この回1失点。…内角低めボール球シュート。


(C)5回表
①田中 セカンドゴロ…初球外角ストレート。
 1死
②菊池 四球
 1死1塁
③丸 見逃し三振、菊池盗塁…外角低めストレート。
 2死2塁
④新井 キャッチャーファウルフライ、この回無得点。…内角高めボール球ストレート。


(M)5回裏
①清田 ライトフライ…外角スライダー。
 1死
②高濱 レフトへツーベース…真ん中高めカットボール。今日はカットボールが高いですね。ここは踏ん張りどころ。
 1死2塁
③角中 ファーストファウルフライ、ランナー3塁へ。…内角高めカットボール。
 2死3塁
④デスパイネ 死球
 2死1・3塁
⑤井口 つまったサードゴロ、この回無失点。…初球内角高めシュート。


(C)6回表、投手藤岡(M)。
⑤エルドレッド 四球…エルさんが出ました。
 無死1塁
⑥松山・⑦鈴木連続三振…松山はフルカウントから外角低めストレート、誠也くんは内角低めボール球カーブ。
 2死1塁
⑧安部 ライト前ヒット…初球内角ストレート。
 2死1・2塁
⑨石原 三振、この回無得点。…外角低めボール球ストレート。


(M)6回裏
先頭⑥ナバーロ 詰りながらもレフト前ヒット…フルカウントから内角高めボール球チェンジアップ。
 無死1塁
⑦鈴木 送りバント
 1死2塁
⑧加藤ショートフライ、⑨田村つまったセカンドゴロ、この回無失点。…加藤はど真ん中カーブ、田村は内角ボール球シュート。


(C)7回表、投手大谷(M)。
先頭①田中 四球…田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池 送りバント失敗…う~ん(-_-;)
 1死1塁
③丸 三振…真ん中低めフォーク。
 2死1塁
④新井 レフト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。……内角低めシュート、ランエンドヒット。
 2死1・3塁
⑤エルドレッド ライト前勝ち越しタイムリーヒット カープ勝ち越し、ロ2-3広、1塁ランナー3塁へ。…内角シュート。いや~エルさん、久々の大仕事。
 2死1・3塁
⑥松山 ファーストゴロ、この回1点。…真ん中低めボール球スライダー。う~ん、つながりません。


(M)7回裏、投手ヘーゲンズ(C)。レフト赤松。
①清田ショートゴロ、②高濱セカンドゴロ、③角中三振、この回三者凡退、無失点。…清田はど真ん中カットボール、高濱は真ん中高めカットボール、角中は内角低めボール球カットボール。初対面でヘーゲンズは打ちづらい。


(C)8回表、投手松永(M)。
⑦鈴木 サードゴロ…内角スライダー。
 1死
⑧安部 暴投による振り逃げ…内角ワンバウンドのスライダー。これはラッキー(^^;
 1死1塁
⑨石原 送りバント
 2死2塁
①田中の時、松永ワイルドピッチ
 2死3塁
①田中 四球…これは菊池が決めるところ。
 2死1・3塁
②菊池 ライト前タイムリーヒット ロ2-4広。…外角ストレート。これは大きな1点。
 2死1・2塁
③丸 死球
 2死満塁
④新井 三振、この回1点。…カウント1ー2から9球目、内角ワンバウンドのスライダー。


(M)8回裏、ジャクソン(C)。
④デスパイネ・⑤井口連続三振、⑥ナバーロライトフライ、この回三者凡退、無失点。…デスパイネは外角低めボール球スライダー、井口は外角スライダー、ナバーロは外角低めボール球スライダー。


(C)9回表、投手南(M)。⑤井口に代わりサード中村、サード高濱がファースト。
⑤エルドレッド 三振…外角高めボール球ストレート。
 1死
⑥赤松 ライト前ヒット…カウント2ー2から9球目、ど真ん中ストレート。
 1死1塁
⑦鈴木 ショートゴロゲッツー、この回無得点。…外角カーブ。


(M)9回裏、投手中崎(C)。
先頭⑦鈴木 レフト前ヒット…真ん中低めストレート。う~ん、先頭は慎重に(-_-;)
 無死1塁
⑧加藤外角ストレートにレフトフライ、⑨田村の代打金澤内角低めストレートにショートフライ、①清田外角低めスライダーにセンターフライ、この回無失点、ゲームセット(/--)/


ロッテ 対 広島 (ロ1勝1敗0分 18時15分 QVCマリン 18635人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 1 1 0 0 0 0 1 1 0 4
M 1 0 0 1 0 0 0 0 0 2
勝 野村 10試合6勝2敗
敗 大谷 10試合1勝1敗
S 中崎 24試合0勝2敗S11

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 2 1 0 .290 3
② 4 菊池 4 2 2 .325 5
③ 8 丸  3 0 0 .279 10
④ D 新井 5 2 1 .303 2
⑤ 3 エルドレッド
     3 1 1 .339 14
⑥ 7 松山 4 0 0 .322 5
  7 赤松 1 1 0 .500 0
⑦ 9 鈴木 5 0 0 .282 6
⑧ 5 安部 4 1 0 .316 3
⑨ 2 石原 3 1 0 .149 0
計    34 9 4 .272 55

【ロッテ】
     打 安 点 打率 本
① 9 清田 5 1 0 .229 4
②53高浜 4 1 0 .236 2
③ 7 角中 4 1 1 .342 2
④ D デスパイネ
     3 1 0 .267 10
⑤ 3 井口 3 0 0 .295 3
  5 中村 0 0 0 .211 3
⑥ 4 ナバーロ
     3 2 0 .250 3
⑦ 6 鈴木 3 1 0 .299 3
⑧ 8 加藤 3 1 1 .222 0
⑨ 2 田村 3 0 0 .187 0
打 金沢 1 0 0 .000 0
計    32 8 2 .248 35

【広島】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
野村  10 6 2 0 6 7 2 3 2 2.87
ヘーゲンズ
    19 2 0 0 1 0 1 0 0 1.96
ジャクソン
    26 0 3 0 1 0 2 0 0 1.69
中崎  24 0 2 11 1 1 0 0 0 1.88

【ロッテ】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
関谷  2 1 0 0 5 4 3 4 2 3.75
藤岡  18 1 0 0 1 1 3 1 0 1.88
大谷  10 1 1 0 1 2 1 1 1 6.52
松永  22 2 0 0 1 1 2 2 1 2.95
南   19 0 1 0 1 1 1 0 0 1.13

◇盗塁 菊池(5回)
◇盗塁死 田中(1回)
◇走塁死 角中(1回)
◇暴投 野村(2回)松永(8回)松永(8回)
◇試合時間 3時間44分


☆いやいや、勝って良かったですな。


◇広島が30勝セ界1番乗り、エルドレッドが決勝打、野村は6勝目 デイリースポーツ 6月1日 22時3分配信

 「交流戦、ロッテ2-4広島」(1日、QVCマリンフィールド)

 セの首位・広島が30勝にリーグ一番乗り。先発・野村が6回7安打2失点で6勝目(2敗)を挙げた。

 初回2死一塁から新井の右中間適時二塁打で1点を先制。1-1の二回は2死一、二塁から菊池の左前適時打で1点を勝ち越し。2-2の七回は2死一、三塁からエルドレッドの右前適時打で再び1点を勝ち越した。八回は2死一、三塁から菊池の右前適時打で1点を追加。

 決勝タイムリーのエルドレッドはヒーローインタビューで、同点で迎えた七回を振り返り、「あそこはチャンスで回ってきたので何とかしようと打席に入った。いいヒットになった。打てる球をしっかり打とうと考えていた。この結果をあしたにもつなげていきたい。カープファンのみなさん、本当にたくさんの応援が力になっている」と語った。

 ロッテは先発・関谷が5回4安打2失点。0-1の初回1死二塁から角中の右越え適時二塁打で同点。1-2の四回は2死一、二塁から加藤の右前適時打で再び同点としたが、3番手の大谷が勝ち越し点を奪われた。


☆いやいや、勝つっちゅーのは、難しいですな。ロッテは大谷が本調子じゃなく、松永は振り逃げにワイルドピッチに左バッターに四球の挙げ句、菊池にタイムリー。ま、これは鮮やかな右打ちを決めた菊池がうまかったんですが、その後も左の丸に四球で満塁。新井さんがボール球に手を出さなかったら、さらに点が入ってたところ。


☆で、攻撃では、9番田村にことごとくチャンスが回る。結局全て内角シュートで打ち取るんですが、外を思わせながら最後は内角厳しいコースと、うまく攻められてたと思います。


☆それにしてもロッテのベンチを眺めても、代打の切り札的な存在がいない。福浦とかいたら、嫌だったな~。




☆打線は、初回に先制。


◇広島新井が先制打「良かった」5戦ぶり打点にホッ 日刊スポーツ 6月1日 19時12分配信

<日本生命セパ交流戦:ロッテ2-4広島>◇1日◇QVCマリン

 広島新井貴浩内野手(39)が1回に先制適時二塁打を放った。

 2死走者なしから3番丸が四球を選ぶと、4番新井は2ボールから142キロの甘い真っすぐを右中間にはじき返した。一塁走者の丸が一気に本塁に生還して先制。5試合ぶりの打点に「先制点につながるヒットになって良かったです」と今季40打点目を振り返った。


☆ただ、この回は松山も続かないと。あそこはストレート1本に絞って、得意の内角は思い切り引っ張ればいい。今日の松山は、気持ち的に後ろ向きだったと思います。


☆で、すぐさま同点にされた2回。


◇広島菊池が適時打「うまく打ち返せた」4戦連続安打 日刊スポーツ 6月1日 20時5分配信

<日本生命セパ交流戦:ロッテ2-4広島>◇1日◇QVCマリン

 広島菊池涼介内野手(26)が2回に勝ち越し打を放った。

 2点目もまた2死走者なしから生まれた。石原の中前打に田中が四球で続き、一、二塁。菊池は追い込まれながらチェンジアップをたたいて三遊間を破った。

 「1打席目はチェンジアップでやられたので、その球をうまく打ち返せて良かったです」。二塁走者を迎え入れる貴重な勝ち越し打で4試合連続安打とした。


☆難しい球だったんですが、あれを三遊間へ持っていかれると、ピッチャーは苦しい。そういう意味でも、価値あるタイムリーだったと思います。


☆で、野村くんなんですが。


◇【広島】野村、明大の後輩・関谷に投げ勝ちハーラートップタイの6勝目 スポーツ報知 6月1日 23時13分配信

◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ2―4広島(1日・QVCマリン)

 広島・野村祐輔投手(27)が粘りの投球で2年ぶりの交流戦勝利を手にした。

 3回以外、毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球。それでも2、4、6回とピンチの場面で、いずれも田村を内角へのシュートで内野ゴロを打たせるなど、6回を7安打2失点でしのいだ。「悪いなりに試合を作れたと思う。要所でしっかりと投げ切れたのが良かった」とうなずいた。

 ジョンソンと並ぶハーラートップタイの6勝目だが、「それよりもチームが勝てたのが一番」と強調した。相手の先発・関谷は明大の2学年後輩。試合前には「うれしいですし、負けないようにしっかりとした投球をしたい」と話していたが、言葉通り先輩の意地を見せた格好だ。

 昨季は交流戦で3試合に先発し0勝2敗。防御率7.50。特にロッテには6回10失点と打ち込まれた。「昨年とは違いますからね。これを続けていかないといけない」ときっぱり。チームも交流戦初勝利。緒方監督は「祐輔が粘ったのが勝ちにつながった」とたたえた。


☆カットボールが高く、チェンジアップも抜けることが多く、加藤に打たれたタイムリーも、チェンジアップが高く入りました。変化球の精度は野村くんの生命線。シュートの制球は良かったと思うので、修正して、次は野村くんらしいピッチングを見せて下さい。


☆まあそれでも6回2失点と粘ったので、勝ちが転がり込んできます。


◇広島エルドレッド「いいところに落ちた」執念決勝打 日刊スポーツ 6月1日 23時3分配信

<日本生命セパ交流戦:ロッテ2-4広島>◇1日◇QVCマリン

 広島ブラッド・エルドレッド内野手(35)が7回に6試合ぶりの安打となる勝ち越し打を放った。

 同点の7回。2死一、三塁から低めの球を右翼前に運んで三塁走者を迎え入れた。「詰まったけど、いいところに落ちてくれた」。エルドレッドの24打席ぶりの安打が値千金の決勝打となった。


☆今年のエルさんらしい、ヒット狙いのバッティング。また上向いてくると思いますよ。


◇広島菊池が適時打2本「何とかしたいと思っていた」 日刊スポーツ 6月2日 1時23分配信

<日本生命セパ交流戦:ロッテ2-4広島>◇1日◇QVCマリン

 広島菊池涼介内野手(26)が8回にこの日2本目となる適時打でリードを広げた。

 1点リードの8回。2死一、三塁から外角球をしぶとく右翼前に運んだ。「昨日は打てずに負けた試合。今日は何とかしたいと思っていた」。1回の先制適時打に続く、この日2本目の適時打で救援陣に勇気を与えた。交流戦初勝利に貢献し「勝てて良かった。でも明日(2日)勝たないと意味がない」と前を向いた。


☆この4点目が効きましたね。ライトへきれいに持って行きました。新井さんもライナーを心がけてたし、昨日の教訓をしっかり生かしてたと思います。


☆中継ぎは、ヘーゲンズ・ジャクソン・中崎くんで無失点リレー。ただ、中崎くんは先頭バッターに対して、もう少し慎重に。


☆ま、やることをきっちりやれば、勝てる、っちゅーことですわ。今日活躍できなかった選手は、明日は頑張って下さいな。


◇広島・石井コーチが明かす「ビッグレッドマシンガン打線」の神髄 東スポWeb 6月1日 10時0分配信

【赤坂英一「赤ペン!!」】

 「危機感です。いくら点を取っても、安心してはいけないという危機感。これを選手に意識させていることが一番大きい」

 広島・石井打撃コーチはそう語る。チーム打率2割7分3厘、55本塁打、273得点(30日現在)と打撃部門すべてで12球団トップの破壊力を誇る“ビッグレッドマシンガン打線”。これほど打てるようになった理由は何なのか?

 「何より選手が常に危機感を抱いていることです」と石井コーチは強調する。

 「いくら打ってるといっても、試合は決して楽に勝ててるわけじゃない。序盤に大量リードしたのに、後半にひっくり返されて逆転負けした試合もある。そんな試合の後はもう1点取っていたらとか、追加点が取れればとか言われる。だから、チャンスは貪欲にモノにしろよ、と選手たちにはいつも言ってるんです」

 その最たる例が「巨人戦で今季一番の快勝」と言われた24日の試合だ。ジョンソンの4安打完封で6―0の完勝ながら、ジョンソン自身は4―0だった7回無死一、二塁のピンチを招いたことを反省。「あそこで打たれたら流れが変わる可能性もあった」と語った。

 石井コーチは言う。

 「そういう展開になる前に打線がリードを広げておかなきゃならなかったんです。あの試合は2回の先制点、4回の2点目を取った後と、2度も走者を出したのに追加点が取れていない。もう一押しをしたい場面で畳みかけられなかった。今後はそこを改善したい」

 ちなみに、その24日の試合、2度の追加点のチャンスで凡退したのは捕手の石原だった。そこで石井コーチは、石原を試合前のフリー打撃から外し、ベンチ裏のミラールームで徹底指導。緒方監督も打力に勝る磯村に先発マスクをかぶらせるなど、なお一層の得点力アップを図っている。

 好調なうちに打つべき手を打っておく。新井が休養する試合で“代理4番”に抜てきされ、打率3割4分2厘、5本塁打、17打点と活躍している松山も、石井コーチが目をつけていたのは早くもオープン戦中だった。

 「新井はシーズン通して使うのが難しい。松山はずっと代打のイメージが強かったけどオープン戦では4打席立たせたらいい打撃をしてたんですよ。いけると思った」

 そう語る石井コーチにとって最も理想的な試合は「1―0で勝つ試合。打線が1点をもぎ取り、その1点を投手陣が守りきる試合」という。それができたら、広島は本格的に首位を走り始める。


☆今日でもほんとなら、関谷が落ち着いてしまう前に3~4点は取れてたし、もっと楽な展開になってたはず。一方で7回・8回の攻撃は、タクローさんの言うような攻撃ができていたと思います。もっとそういうの、増やしてほしいですね。




◇交流戦

▽日本ハム 5 - 2 ヤクルト (F1-1 札幌ドーム)

 日本ハムは初回、中田の3ランで先制する。その後は2回裏に陽の適時打、2点リードで迎えた7回には大野のソロで加点した。先発・バースは6回2失点の好投で今季4勝目。敗れたヤクルトは、先発・石川が3回4失点と誤算で、打線も再三の好機を生かしきれなかった。

勝 バース 4勝4敗0S
敗 石川 4勝5敗0S
S 増井 2勝2敗8S
本塁打 中田9号③ 大野3号


▽楽天 3 - 5 阪神 (E1-1 Koboスタ宮城)

 阪神は1点リードで迎えた4回表、狩野の3ランで加点する。その後は7回に、大和の適時打でさらに1点を追加した。投げては、先発・青柳が5回1失点と試合をつくりプロ初登板初勝利。敗れた楽天は、7回に茂木の適時二塁打などで追い上げを見せるも及ばなかった。

勝 青柳 1勝0敗0S
敗 リズ 0勝2敗0S
S 藤川 2勝3敗2S
本塁打 狩野1号③


▽西武 7 - 0 DeNA(L1-1 西武プリンス)

 西武は0-0のまま迎えた6回裏、メヒアの適時打と浅村のグランドスラムで一挙5点を先制する。続く7回には、秋山の2ランが飛び出し試合を決めた。投げては、先発・菊池が7回無失点11奪三振の力投で今季5勝目。敗れたDeNAは、先発・石田が中盤に崩れ、打線は5安打無得点と沈黙した。

勝 菊池 5勝5敗0S
敗 石田 5勝2敗0S
本塁打 浅村9号④ 秋山4号②


▽オリックス 0 - 1 巨人 (B0-2 京セラドーム)

 巨人は1回表、坂本の内野ゴロの間に1点を先制する。投げては、先発・内海が6回無失点の好投。その後は田原誠、山口、マシソン、澤村の継投で逃げ切り、内海は今季初勝利を挙げた。敗れたオリックスは、先発・松葉が6回1失点と試合をつくるも、打線が散発5安打と振るわなかった。

勝 内海 1勝2敗0S
敗 松葉 1勝2敗0S
S 澤村 3勝0敗14S


▽ソフトバンク 0 - 5 中日 (H1-1 ヤフオクドーム)

 中日が快勝。中日は2回表、1死一二塁から堂上の適時打で先制する。その後は3回に平田の3ラン、5回にはビシエドの適時打でリードを広げた。投げては、先発・若松が8回無失点の快投で今季5勝目。敗れたソフトバンクは、打線が5回以降無安打と沈黙し、連勝は8で止まった。

勝 若松 5勝3敗0S
敗 和田 6勝2敗0S
本塁打 平田7号③


☆今日は3ラン・満塁弾と、効果的な一発が試合を決めた日でした。雄星くん、速いですね~。何で5勝5敗なんだろ(笑)。若松のチェンジアップは、ソフトバンク打線を打ち取るヒントになりそうです。あれは腕をしっかり振ってるから、タイミングが合わないんですよね。まさにその名の通りの「チェンジアップ」。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   55 30 24 1 .556 ー
② 巨人   52 25 24 3 .510 2.5
③ 中日   54 26 25 3 .510 0.0
④ 阪神   55 26 26 3 .500 0.5
⑤ 横浜   54 25 26 3 .490 0.5
⑥ ヤクルト 56 25 30 1 .455 2.0


☆巨人が連勝、阪神・中日が勝ち。上位4チームが勝ったことになります。


 交流戦順位
順 チーム名   試 勝 敗 引 勝率 差
① 巨人     2 2 0 0 1.000 ー
② 楽天     2 1 1 0 .500 1
③ 西武     2 1 1 0 .500 0
④ ロッテ    2 1 1 0 .500 0
⑤ 中日     2 1 1 0 .500 0
⑥ ヤクルト   2 1 1 0 .500 0
⑦ 日本ハム   2 1 1 0 .500 0
⑧ ソフトバンク 2 1 1 0 .500 0
⑨ 広島     2 1 1 0 .500 0
⑩ DeNA   2 1 1 0 .500 0
⑪ 阪神     2 1 1 0 .500 0
⑫ オリックス  2 0 2 0 .000 1


☆で、セ・リーグがリード。今年はセ・リーグが強いんですかねぇ。


◇6月2日(木)の予告先発投手

○北海道日本ハムファイターズ
加藤 貴之
12試合1勝1敗 防御率3.25 WHIP1.34
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (札幌ドーム 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
成瀬 善久
8試合2勝2敗 防御率4.80 WHIP1.27
対F 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○埼玉西武ライオンズ
髙橋 光成
5試合2勝1敗 防御率2.25 WHIP1.44
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (西武プリンス 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
井納 翔一
10試合4勝4敗 防御率2.39 WHIP1.07
対L 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○オリックス・バファローズ
金子 千尋
10試合3勝3敗 防御率3.84 WHIP1.27
対G 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (京セラD大阪 18:00)
○読売ジャイアンツ
大竹 寛
1試合0勝1敗 防御率4.50 WHIP1.33
対Bs 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○東北楽天ゴールデンイーグルス
美馬 学
8試合4勝1敗 防御率3.18 WHIP1.25
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (Koboスタ宮城 18:00)
○阪神タイガース
藤浪 晋太郎
9試合3勝2敗 防御率3.63 WHIP1.35
対E 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○千葉ロッテマリーンズ
二木 康太
9試合2勝5敗 防御率4.05 WHIP1.26
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (QVCマリン 18:15)
○広島東洋カープ
九里 亜蓮
7試合1勝1敗 防御率3.90 WHIP1.10
対M 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○福岡ソフトバンクホークス
中田 賢一
3試合0勝1敗 防御率6.28 WHIP1.60
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (ヤフオクドーム 18:00)
○中日ドラゴンズ
R.バルデス
4試合1勝0敗 防御率2.57 WHIP1.07
対H 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


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source : K.Oのカープ・ブログ。