▽スタメン
【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 5 ルナ
⑤ 3 新井
⑥ 9 鈴木
⑦ 7 下水流
⑧ 2 石原
⑨ 1 野村
【DeNA】
① 8 桑原
② 4 石川
③ 9 梶谷
④ 7 筒香
⑤ 3 ロペス
⑥ 6 倉本
⑦ 5 エリアン
⑧ 2 戸柱
⑨ 1 石田
☆先発は、カープが野村、DeNAが石田。野村くんは筒香の前にランナーを出さないこと。打線はストレートとチェンジアップ、どちらかに絞ること。ひとつ、取りましょう!
①桑原 ライト前ヒット…カウント2ー2から8球目、外角ストレート。
無死1塁
②石川の時、桑原盗塁、キャッチャー石原悪送球、桑原は3塁へ。…ミスが出ました(-_-;)
無死3塁
②石川 三振…内角低めスライダー。
1死3塁
③梶谷 死球
1死1・3塁
④筒香 右中間スタンドへ先制3ランホームラン、DeNA先制、広0-3De。…初球内角ストレート。今の筒香にストライクを投げてはダメです。
1死
⑤ロペス 三振…内角低めボール球チェンジアップ。
2死
⑥倉本 レフト前ヒット…外角低めカットボール。
2死1塁
⑦エリアン セカンド内野安打…外角カーブ。
2死1・2塁
⑧戸柱 ショートフライ、この回3失点。…内角ストレート。いきなりの3失点(-_-;)
(C)1回裏
①田中・②菊池連続三振…田中くんは真ん中つり球、菊池も真ん中つり球。う~ん(-_-;)
2死
③丸 四球
2死1塁
④ルナの時、丸牽制に飛び出し盗塁失敗、この回無得点。
(De)2回表
先頭⑨石田 ライト前ヒット…内角低めスライダー。
無死1塁
①桑原 三振…フルカウントからど真ん中チェンジアップ(^^;
1死1塁
②石川 セカンドゴロ、ランナー2塁へ。…初球外角シュート。
2死2塁
③梶谷 三振、この回無失点。…フルカウントから外角低めボール球チェンジアップ。
④ルナピッチャーゴロ、⑤新井ライトフライ…ルナは外角低めフォーク、新井さんは外角低めチェンジアップ。
2死
⑥鈴木 レフトスタンドへホームラン
2死
⑦下水流 セカンドゴロ、この回1点。…内角低めストレート。
先頭④筒香 ライト前ヒット…フルカウントから外角低めチェンジアップ。
無死1塁
⑤ロペス バックスクリーン左へ2ランホームラン、広1-5De。…真ん中高めストレート。これは痛い(-_-;)
無死
⑥倉本セカンドゴロ、⑦エリアンセカンドゴロ、⑧戸柱ピッチャーゴロ、この回2点。…倉本はど真ん中カットボール、エリアンは初球真ん中低めボールチェンジアップ、戸柱は外角チェンジアップ。
先頭⑧石原 レフト前ヒット…真ん中低めボール球チェンジアップ。石原が出ました。
無死1塁
⑨野村 送りバント
1死2塁
①田中 センター前タイムリーヒット
1死1塁
②菊池サードフライ、③丸三振、この回1点。…菊池は真ん中低めボール球チェンジアップ、丸はカウント1ー2から4球目、内角つり球、ランエンドヒット。1点ずつ返しましょう。
⑨石田 三振
1死
①桑原 四球
1死1塁
②石川の時、桑原初球盗塁
1死2塁
②石川 ストレートの四球…う~ん、クリーンナップの前にランナーをためますか(-_-;)
1死1・2塁
③梶谷 三振…真ん中高めカットボール(^^;
2死1・2塁
④筒香 バックスクリーン左へ3ランホームラン、広2-8De。…フルカウントから外角低めチェンジアップ。だから今の筒香にストライク投げちゃダメだって(-_-;)
2死
⑤ロペス サードゴロ、この回3失点。…ど真ん中カーブ。野村くん、8失点(-_-;)
(C)4回裏
④ルナショートゴロ、⑤新井三振、⑥鈴木ファーストファウルフライ、この回三者凡退、無得点。…ルナは外角低めボール球チェンジアップ、新井さんは真ん中ワンバウンドのチェンジアップ、誠也くんは内角高めスライダー。
先頭⑥倉本 ライト前ヒット…カウント1ー2と追い込みながら、ど真ん中ストレート(-_-;)
無死1塁
⑦エリアン ライトフライ…内角ストレート。
1死1塁
⑧戸柱 センター前ヒット…内角低めツーシーム。う~ん、左バッターはちゃんと抑えなきゃいけませんね。
1死1・2塁
⑨石田 スリーバント失敗
2死1・2塁
①桑原 レフトスタンドへ3ランホームラン、広2-11De。…真ん中つり球。
2死
②石川 レフト前ヒット…真ん中高めツーシーム。
2死1塁
③梶谷 ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…初球内角高めボール球ツーシーム。
2死1・3塁
④筒香 四球
2死満塁
⑤ロペス レフト前2点タイムリーヒット、広2-13De、1塁ランナー3塁へ。…初球真ん中低めスライダー。
2死1・3塁
⑥倉本 レフト前タイムリーヒット、広2-14De。…外角低めボール球スライダー。こうなったら何投げてもダメ。
2死1・2塁
⑦エリアン ライトフライ、この回6失点。…初球、打ち取ったボールは、結局ど真ん中ストレート(苦笑)。
(C)5回裏、ファースト白崎。
⑦下水流見逃し三振、⑧石原セカンドフライ、⑨オスカルの代打磯村ファーストファウルフライ、この回三者凡退、無得点。…下水流は内角低めストレート、石原は初球内角低めスライダー、磯村は外角低めチェンジアップ。
先頭⑧戸柱 ライト前ヒット…内角低めストレート。
無死1塁
⑨石田 見逃し三振
1死1塁
①桑原の時、磯村パスボール
1死2塁
①桑原 四球
1死1・2塁
②石川 四球…またもクリーンナップの前にランナーをためました。
1死満塁
③梶谷 ライトスタンド中段へ満塁ホームラン、広2-18De。…初球ど真ん中ストレート。
1死
④筒香 センターフライ…内角低めストレート。
2死
⑤白崎 レフト前ヒット…真ん中低めカーブ。
2死1塁
⑥倉本 レフトへタイムリーツーベース、広2-19De。…外角低めストレート。
2死2塁、⑦エリアンに代打山下幸。
⑦山下幸 見逃し三振、この回5失点。…フルカウントから外角低めストレート。
(C)6回裏、レフト関根、⑦エリアンの代打山下幸そのままサード。
①田中三振、②菊池ショートゴロ、③丸セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。…田中くんはフルカウントから真ん中つり球、菊池は真ん中高めストレート、丸は外角ストレート。
(De)7回表、②菊池に代わり投手九里(C)。⑨久本に代わりセカンド西川。
先頭⑧戸柱 センター前ヒット…内角高めカットボール。
無死1塁
⑨石田三振、①桑原センターフライ…桑原は初球外角カーブ。
2死1塁
②石川 レフト前ヒット…外角ツーシーム。
2死1・2塁
③梶谷 センターフライ、この回無失点。…ど真ん中ストレート。
(C)7回裏
④ルナ 三振…真ん中低めフォーク。
1死
⑤新井 ワイルドピッチによる振り逃げ…内角ワンバウンドのチェンジアップ。
1死1塁、代走岩本。
⑥鈴木 打球が二塁ベースに当たりセンター前ヒット…ど真ん中チェンジアップ。
1死1・2塁
⑦下水流 三振…真ん中低めチェンジアップ。
2死1・2塁
⑧西川 四球…8球粘りました。
2死満塁
⑨磯村 三振、この回無得点。…外角ワンバウンドのチェンジアップ。
(De)8回表、サード小窪、⑤新井の代走岩本そのままファースト。
④関根 ファーストゴロ…外角低めボール球チェンジアップ。
1死
⑤白崎 レフト前ヒット…ど真ん中フォーク。
1死1塁
⑥倉本 センター前ヒット…内角ストレート。何本目ですか?
1死1・2塁
⑦山下幸 ファーストゴロ、ランナーそれぞれ進塁。…内角高めストレート。
2死2・3塁、⑧戸柱に代打西森。
⑧西森 セカンドゴロ、この回無失点。…初球外角フォーク。
(C)8回裏、投手田中(De)。⑧戸柱の代打西森そのままキャッチャー。
先頭①田中 ライト前ヒット…ど真ん中ストレート。田中くんが出ました。
無死1塁、②九里に代打赤松。
②赤松ファーストフライ、③丸ファーストゴロ、④小窪三振、この回無得点。…赤松は内角低めストレート、丸はど真ん中ストレート、小窪は真ん中ワンバウンドのカーブ。
(De)9回表、③丸に代わり投手今村(C)。②九里の代打赤松そのままセンター。⑨田中に代打後藤。
先頭⑨後藤 レフト前ヒット…外角低めスライダー。
無死1塁
①桑原セカンドフライ、②石川三振、③梶谷センターフライ、この回無失点。…桑原は真ん中低めフォーク、石川は外角低めフォーク、梶谷はど真ん中ストレート。
先頭⑤岩本 レフトへツーベース…真ん中つり球。チャンス。
無死2塁
⑥鈴木 ライトへタイムリーツーベース
無死2塁
⑦下水流 ライトフライ、ランナー3塁へ。…外角つり球。
1死3塁
⑧西川 ストレートの四球
1死1・3塁、⑨磯村に代打松山。
⑨松山外角高めストレートにレフトフライ、①田中ど真ん中スライダーにセンターフライ、この回1点、ゲームセット。
広島 対 DeNA (広7勝8敗0分 18時00分 マツダスタジアム 31453人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
De3 0 2 3 6 5 0 0 0 19
C 0 1 1 0 0 0 0 0 1 3
勝 石田 17試合7勝3敗
敗 野村 17試合12勝3敗
ホームラン 筒香30号③(野村) 鈴木15号(石田) ロペス20号②(野村) 筒香31号③(野村) 桑原7号③(オスカル) 梶谷7号④(久本)
【DeNA】
打 安 点 打率 本
① 8 桑原 5 2 3 .271 7
② 4 石川 5 2 0 .219 2
③ 9 梶谷 6 2 4 .243 7
④ 7 筒香 4 3 6 .333 31
7 関根 1 0 0 .243 0
⑤3ロペス4 2 4 .269 20
3 白崎 2 2 0 .211 3
⑥ 6 倉本 6 5 2 .329 1
⑦ 5 エリアン
4 1 0 .238 3
打5山下幸2 0 0 .235 0
⑧ 2 戸柱 5 3 0 .231 1
打 2 西森 1 0 0 .000 0
⑨ 1 石田 5 1 0 .179 0
1 田中 0 0 0 ---- 0
打 後藤 1 1 0 .400 0
1 長田 0 0 0 ---- 0
計 51 24 19 .253 89
【広島】
打 安 点 打率 本
① 6 田中 5 2 1 .275 11
② 4 菊池 3 0 0 .308 8
1 九里 0 0 0 .111 0
打 8 赤松 1 0 0 .357 0
③ 8 丸 3 0 0 .278 12
1 今村 0 0 0 ---- 0
④ 5 ルナ 3 0 0 .292 3
5 小窪 1 0 0 .209 1
⑤ 3 新井 3 0 0 .324 12
走 3 岩本 1 1 0 .500 0
⑥ 9 鈴木 4 3 2 .327 15
⑦7下水流4 0 0 .276 4
⑧ 2 石原 2 1 0 .168 0
1 久本 0 0 0 ---- 0
4 西川 0 0 0 .306 0
⑨ 1 野村 0 0 0 .167 0
1 オスカル
0 0 0 .000 0
打 2 磯村 2 0 0 .185 0
打 松山 1 0 0 .274 6
計 33 7 3 .271 97
【DeNA】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
石田 17 7 3 0 7 4 10 2 2 3.10
田中 39 2 0 0 1 1 1 0 0 1.19
長田 6 0 0 0 1 2 0 1 1 9.00
【広島】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
野村 17 12 3 0 4 8 6 3 8 3.04
オスカル
19 2 0 0 1 7 1 1 6 8.15
久本 1 0 0 0 1 4 2 2 5 45.00
九里 20 1 2 0 2 4 1 0 0 4.47
今村 40 2 4 0 1 1 1 0 0 2.93
◇盗塁 桑原(1回)桑原(4回)
◇失策 石原(1回)
◇盗塁死 丸(1回)
◇暴投 石田(7回)
◇捕逸 磯村(6回)
◇試合時間 3時間49分
☆…甲子園常連校と進学校の対戦ですな(笑)。
◇広島・緒方監督、19失点大敗に「申し訳ない試合展開」 デイリースポーツ 7月29日 22時58分配信
「広島3-19DeNA」(29日、マツダスタジアム)
広島は投手陣がDeNA打線に打ち込まれ、5本塁打を含む24安打19失点で大敗を喫した。先発の野村が今季ワーストの4回8失点でKO。2番手のオスカルが1回6失点、3番手の久本も1回5失点と、流れを止めることができなかった。
野村は5月25日の巨人戦(マツダ)から登板8連勝していたが、同月11日のヤクルト戦(神宮)以来の3敗目を喫した。リーグトップの12勝を誇る右腕の乱調。試合後は「チームに迷惑を掛けてしまい、試合をつくることができなかった。自分自身悔しいし、申し訳ない」と振り返ったが、緒方監督は「こういう日もある」と責めなかった。
今季ワーストの被安打24は、2010年6月7日のオリックス戦(福山)以来で、19失点では同年8月25日の阪神戦(京セラドーム)以来。本拠地に戻って、3万1453人の大観衆が詰め掛けた一戦での大敗に、指揮官は「楽しみに球場にきて応援してくれたファンに、最後まで声援を送ってくれたファンに、申し訳ない試合展開にしてしまった」と謝罪した。
その上で「あしたまた、切り替えてチーム一丸になって戦いたいです」と前を向き、一戦必勝を誓っていた。
☆ま、野村くんが8点取られた段階で試合はもう終わってるのですが、筒香の前にランナーを出したのと、まともに勝負しすぎ。
◇野村3被弾8失点で自身連勝8で止まった!広島投手陣今季ワースト19失点 デイリースポーツ 7月30日 6時59分配信
「広島3-19DeNA」(29日、マツダスタジアム)
鯉投手陣が崩壊した。今季ワーストの24安打を浴び、同ワーストの19失点でDeNAに大敗。広島先発の野村祐輔投手(27)はプロ初となる3被弾で4回8失点でKO。リリーフ陣もDeNA打線の勢いにのみ込まれた。マジック点灯目前で思わぬ敗退を喫した緒方鯉だが、切り替えて前に進むだけだ。
スコアボードに大敗を象徴する数字が刻まれた。被安打24、失点19はいずれも今季ワースト。投手陣がまるでサンドバッグのように打ち込まれた。緒方監督は「楽しみにしてくれて、最後まで応援してくれたファンに申し訳ない試合をした」と言葉をつむいだ。
野村のKO劇が悪夢の始まりだった。初回1死一、三塁のピンチで筒香に30号3ランを被弾。いきなり先制パンチを浴びた。大崩れしないのが、野村の強みだったが三回、ロペスに2ランを許し、四回は再びハマの主砲のパワーに屈した。
外角低めのチェンジアップをライナーでバックスクリーン左へ放り込まれた。ぼうぜんと立ち尽くしグラウンドに視線を落とす。「投げ損ない」と肩を落とした。
今季ワーストとなる8失点で今季最短4回でのKO劇。1試合3被弾はプロ5年目で初。自身の連勝が「8」で止まった右腕だが、指揮官は「こういう日もある」とかばった。
球宴前に覚えた腰の違和感で前カードの巨人戦はチームに帯同しなかった野村。その影響を問われると「関係ない」と否定し「チームに迷惑をかけた。悔しいし申し訳ない。反省してしっかり練習したい」と前を向いた。
救援陣も悪い流れ断ち切れなかった。五回はオスカルが6失点。2年ぶりに1軍登板した久本は六回、梶谷に満塁弾を喫するなど5点を奪われた。19失点は10年8月25日の阪神戦(京セラ)以来、1試合24被安打は10年6月7日のオリックス戦(福山)以来、ともに6年ぶりだ。
屈辱的な1日。それでも1敗は1敗だ。貯金が一気に減ることはなく、2位・巨人とのゲーム差は「9」と、首位独走に変わりはない。
「またあした、切り替えてチーム一丸で戦っていく」と緒方監督は前を向いた。どんな状況でも「一戦、一戦を戦う」がチームの合言葉。この大敗を引きずらず、心機一転して立つグラウンドで勝利をつかんでみせる。
☆今の筒香はね、精密機械のような制球力か、160㎞のストレートがないと抑えられません(笑)。
◇DeNA・筒香、月間15発!王に並んだ恐怖の“ハマモンGO” サンケイスポーツ 7月30日 5時0分配信
(セ・リーグ、広島3-19DeNA、15回戦、DeNA8勝7敗、29日、マツダ)驚弾連発でキング奪取だ! DeNA・筒香嘉智外野手(24)が29日、広島15回戦(マツダ)で30号&31号3ランを放つなど、3安打6打点の大暴れ。自身初の大台に達し、本塁打王争いでリーグ単独トップに躍り出た。7月の月間本塁打15本は球団新記録で、巨人・王貞治(1970年6月、73年8月)らに並ぶ歴代5位。チームは計5本の本塁打で19-3と圧勝し、首位・広島の今カードでの優勝マジック点灯を阻止した。
この男にバットを振らせたらジ・エンドだ。一回一死一、三塁。筒香は、リーグ最多の12勝を挙げる広島のエース・野村の初球を狙いすまし、右中間席へ運んだ。
「打った瞬間に行くと思いました」
次の獲物は四回の第3打席、野村の131キロのチェンジアップ。「うまく押し込むことができた」。体勢を崩されながらも、ため込んだ力をボールに伝えた。
30&31号をいずれも3ランで決め、5月20日から本塁打王争いで首位を1度も譲っていなかったヤクルト・山田を、ついに追い抜いた。「数字を追い求めてやってないので、それに対しての感情は全くないです」。当の本人はにべもないが、プロ野球史を変える記録ずくめの“2発”となった。
7月は計15本塁打。2013年4月にブランコが作った球団月間記録を塗り替え、プロ野球記録では巨人・王貞治ら歴代5位に並んだ。王は1970年、73年の2度マークし、いずれのシーズンも本塁打王(70年は47本、73年は51本)に輝いている。バレンティンの持つプロ野球記録(18本)も射程内。月間6度の「1試合2本塁打以上」も史上初の快挙だ。
自身の進化を筒香はこう説明する。「体の“中”が動き出して、動きがまとまりだした。言葉で言えないし、誰も分からないと思うんですが…」。確かに、よく分からない。しかし、球宴明けの7月18-20日のヤクルト戦(神宮)前後から、その感覚が芽生えたのだという。そこから10試合で9本塁打。確実に、何かをつかんでいる。
この夏から、試合前にバットのグリップについた松ヤニをベンジンで拭き取るルーティンをやめた。「ベンジンの水分でグリップが少し膨れる気がするから」。揮発性が高いベンジンの「水分」は、ごく僅か。モンスター級の感知能力を常人が理解しようなど、無理な話なのかもしれない。
対戦相手のマークは日ごとに厳しくなる。直近の10試合で11四球。前日28日の試合前、ラミレス監督が筒香に声をかけた。「必ず1球はストライクが来る。“その1球”を逃さないよう準備していきなさい」。現役時代に2度、本塁打王を獲得した先輩の教え通り、1本目は初球を仕留めた。吸収力、集中力も人並み外れている。
チームは99年以来、17年ぶりの19得点&24安打で圧勝。最短で30日に可能性があった広島の優勝マジック点灯を、8月2日まで延ばした。「みんなで一試合一試合、自分たちのできることをやって丁寧に勝っていこうという話をしている」と筒香。“ハマのモンスター”に引っ張られ、DeNAが首位独走の“コイキング”を追う。
☆本人は7/18~20、なんて言ってますが、実はその前の不振から抜け出したのが、7月上旬のカープ戦。その後、オールスター前の中日戦でもホームランを連発、恐ろしい打球を打っていたのですが、この時はまだ今の感覚になってなかった、ってんですから、あなた(笑)。
☆で、細かいことは凡人のK.Oには全く分かりませんが(笑)、感覚的に「ボールが止まって見える状態」なのは明らか。元々、足を上げたりせず、軸をしっかりさせて打つ、というタイプの筒香ですが、それに「動的」な何かが加わった。つまり、捉えさえすれば、飛んでいく。タイミングを外されても軸がしっかりしてボールを待ち受けているので、反応さえできれば内角ストレートはライトへ、外の変化球はセンターから左のスタンドへ放り込める。
☆とりあえず、ストライクを投げてはダメです。バッターは好調時はボール球でも打ちに行くものですから、ボール球を振ってくれることを期待するしかない。ストレートなら、つり球かな、それも明らかな。
☆きちんとコースに投げ分けることができれば、さしもの筒香でも打ち取れるんですが…。
☆後は前から気になってたこと、下位の左バッター、倉本と戸柱に打たれ過ぎなんですよね。倉本はカープ戦の打率が.417、戸柱は.302。いずれも5球団中トップの対戦打率。ちなみに筒香もカープ戦が一番打っていて、打率.417はトップ、ホームラン8本も最多。
☆…どうなんでしょう、ストレートをうまく使った方がいいのかも。倉本なんて、内はセンターから右へ、外はセンターから左へヒットにしますから。詰まらせることを考えた方がいいのかも知れません。
◇セ・リーグ
▽巨人 3 - 1 ヤクルト (G8-7 東京ドーム)
巨人は初回、4番・阿部の2ランで先制する。1点リードで迎えた6回裏には、坂本のソロで追加点を奪った。投げては先発・内海が7回1失点で今季6勝目。守護神・澤村が今季25セーブ目を挙げた。敗れたヤクルトは、打線が3回以降無安打と振るわなかった。
勝 内海 6勝3敗0S
敗 デイビーズ 2勝2敗0S
S 澤村 3勝1敗25S
本塁打 阿部7号② 坂本17号
▽阪神 1 - 3 中日 (T7-9 甲子園)
中日は1回表、2死から一二塁の好機をつくると、平田の3ランで先制する。投げては先発・伊藤が6回途中1失点の好投。その後は小刻みな継投でリードを守り、伊藤は自身4年ぶりの白星を手にした。敗れた阪神は、先発・藤浪が2回以降立ち直るも、打線が振るわなかった。
勝 伊藤 1勝1敗0S
敗 藤浪 4勝7敗0S
S 田島 3勝1敗7S
本塁打 平田12号③
☆巨人は、阿部・坂本が打って、ピッチャーが抑える。阪神は藤浪くん、勝てませんな。
順 チーム 試 勝 負 分 勝率 差
① 広島 96 57 37 2 .606 ー
② 巨人 93 46 44 3 .511 9.0
③ 横浜 97 47 47 3 .500 1.0
④ 中日 97 42 52 3 .447 5.0
⑤ 阪神 97 41 53 3 .436 1.0
⑥ ヤクルト 98 42 55 1 .433 0.5
☆貯金は20、ゲーム差は、9。20はキープしたい。
◇7月30日(土)の予告先発投手
○読売ジャイアンツ
大竹 寛
7試合2勝1敗 防御率3.54 WHIP1.23
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
VS (東京ドーム 14:00)
○東京ヤクルトスワローズ
山中 浩史
13試合3勝7敗 防御率3.81 WHIP1.11
対G 1試合0勝1敗 防御率7.50 WHIP1.00
○阪神タイガース
R.メッセンジャー
19試合8勝6敗 防御率2.94 WHIP1.23
対D 3試合1勝1敗 防御率1.74 WHIP1.35
VS (甲子園 18:00)
○中日ドラゴンズ
吉見 一起
13試合4勝3敗 防御率3.35 WHIP1.41
対T 2試合1勝1敗 防御率9.64 WHIP2.14
○広島東洋カープ
黒田 博樹
16試合7勝5敗 防御率2.89 WHIP1.21
対DB 3試合1勝1敗 防御率3.18 WHIP1.65
VS (マツダ 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
井納 翔一
16試合5勝8敗 防御率3.11 WHIP1.26
対C 4試合2勝2敗 防御率2.52 WHIP1.32
☆左バッターをどう料理するか。知恵の絞りどころです。
P.S. 今日はほんとにたくさんのアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。
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source : K.Oのカープ・ブログ。