ニッカン式スコア
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西野、ナバーロ、松永が立て続けに抹消。内は浦和でポケモンマスター。
チームの危機を救ってくれるのはエース涌井しかいません。
今日負ければカード3連敗。絶対に勝たなければならない試合です。
1回表。
涌井は1死から藤田を歩かせるも、ウィーラー、ペゲーロを連続三振。
初回からエンジン全開です。
1回裏。
先頭岡田がセーフティバントを決め、荻野が送りバントで1死2塁。
ここで角中がセカンドへの内野安打を放ち、横っ飛びキャッチしたセカンド藤田を見た岡田が本塁に突入。
微妙なタイミングでしたがホームタッチアウトとなってしまいます。
ここで岡田が猛抗議。キャッチャーの嶋にブロックされたわけで、コリジョンルールを適用すべき場面です。
しかし伊東監督の抗議でビデオ判定となりましたが、判定は覆りませんでした。嶋には警告が出ています。
ん?警告?何で?
実は、コリジョンルールが後半戦から変わったのです。
コリジョン新基準初適用で現場混乱…本塁クロスプレーで嶋に警告 (報知)
22日から始まったコリジョン(衝突)ルールの新基準が適用されるプレーが起きた。
初回1死二塁でロッテ・角中が放った右前に抜けそうな打球を二塁手・藤田が横っ飛びで好捕。二走・岡田が本塁に突入したが、好返球でアウトとなった。捕手・嶋と接触したため岡田がコリジョンルールの適用を猛アピール。審判団がリプレー検証を行った。約3分間の審議の結果、責任審判の森一塁塁審が「判定通りアウトですが、捕手の守備行為に警告を発します」とアナウンス。判定は覆らず2死二塁でプレーが再開した。
試合後、対応した森塁審は「(藤田からの)送球が若干それた。嶋捕手はいったんフェアテリトリーに出た。送球もバウンドして、最終的にブロックのような形になった。故意ではない」と説明した。
警告を受けた嶋は「送球が中途半端だったので、ああいう形になった。(警告は)審判からは僕が下がりながら走者と交錯したように見えるプレーだったので(仕方ない)。以前のルールならセーフになっていると思う」と話した。一方のロッテ・伊東監督は「見るからにコリジョン(を適用すべき)タイミングがアウトというのは仕様がないが、あれは違反だと思う。言いたくはないが、あれではやったもん勝ちになってしまうと」主張した。
NPBは22日から本塁での危険な接触を防ぐために今季から導入されたコリジョンルールについて、新しい運用基準の適用を始めていた。
新運用基準の要旨は以下の通り。
〈1〉走者が明らかに守備側選手に向かい発生した衝突や、守備側が明らかに走者の走路を妨害した場合に適用する。
〈2〉守備側の立つ位置は基本的に本塁の前。
〈3〉送球がそれ、走路に入らなくては守備ができなかった場合は適用しない。
〈4〉衝突がなくても立つ位置が不適切なら警告を与える場合がある。
要するに、嶋がランナーの走路に入ったのですが故意ではないので警告ということなのでしょう。
前半戦なら嶋が走路に入ったことでセーフになっていたはずで、結果として新コリジョンルールの適用第1号となりました。
やはり記録の陰にロッテ有りです。
先制点をつぶされる嫌なムード。
これをデスパイネのバットが払しょくしました。
デスパイネがレフトへのタイムリーヒットを放ちマリーンズが先制。0-1としました。
その後は涌井と楽天先発の辛島の好投で両チーム無得点。
涌井はすごかったですね。ランナーが出るとギアチェンジします。特に4回表は圧巻でした。
ウィーラーにツーベースヒットを打たれるも、続くペゲーロのピッチャーゴロをジャンピングキャッチ。すぐさま2塁に送球し、2塁ランナーのウィーラーを挟んでアウトにします。
そしてアマダー空振り三振。今江も空振り三振。今江のバット投げが出ました。敵チームの選手としてあのバット投げを見ると腹が立ちます。
再び試合が動いたのは中盤です。
6回裏。岡田がヒットで出塁。荻野は送りバントに失敗したものの、フルカウントからライトにタイムリーツーベースヒットを放ち貴重な追加点を叩き出しました。これで0-2。結果オーライですが、これで試合の主導権を握りました。
8回からは南が登場。先頭のウィーラーにヒットを打たれるも、ペゲーロ、アマダーを連続三振。
最後は今江ショートゴロでチェンジとします。まさか南がチーム一頼れる中継ぎになるとはシーズン前に誰が予想したでしょう。わからないものです。
9回表は益田。
西野が抹消され守護神に返り咲きました。
今日は普段とは違い完璧なピッチング。
ロッテキラー島内をファーストゴロ、ロッテキラー後藤を空振り三振、最後は桝田を空振り三振で試合終了。
虎の子の2点を守り切り、必死の投手リレーで逃げ切りました。
マリーンズが連敗を4でストップです。
勝ちはしましたが涌井の力が大でしたね。
打線は散発5安打。1回と6回以外はヒットがありませんでした。
たまたま数少ないチャンスを活かせたからよかったものの、火曜日からのハム戦が心配ですね。
打線の起爆剤が必要でしょう。
さて、QVCジャパンによる命名権解除の申し出について新たな動きです。
熊谷千葉市長が28日の会見で同社に対し違約金を求める方針を表明しました。
違約金の支払いを渋るようではQVCの企業イメージ低下は避けられません。
来年以降の命名権の行方も含め、千葉市とロッテ球団にとって良い方向でまとめてほしいですね。
QVCに違約金請求へ 熊谷市長が方針 マリン球場命名権解除 (千葉日報)
千葉マリンスタジアムの命名権(ネーミングライツ)を巡り、熊谷俊人千葉市長は28日の定例会見で、契約途中での解除を申し出た「QVCジャパン」(千葉市美浜区ひび野)に対し「このまま契約解除というわけにはいかない。納得できる金額を支払っていただく必要がある」と、解約時に違約金を請求する方針を明らかにした。
違約金とは別に、球場名称変更に伴う道路標識などの表示変更にかかった初期経費1千万~2千万円も請求する考え。新スポンサーの見込みについて、熊谷市長は「関心をお寄せいただいている企業がいくつかある」とし、「トータルでマイナスにならない方向性で収まる可能性がある」と話した。
違約金について同社は「合理的な根拠があれば協議の中で対応していく」としている。
「QVCマリンフィールド」とする命名権契約期間は、2011年3月1日~20年11月30日までで、QVCが市と千葉ロッテマリーンズへ、それぞれ年間1億3750万円を支払うことになっている。途中解除に関する違約金など具体的な契約条項はなく、同社が6月、「一定の成果を上げられた」などとして契約解除を市へ求めたため、球団を含めた3者で8月から本格的な協議を始めることになった。
契約では毎年11月30日までを1年間として、5月末までに年間契約金を一括で支払うことになっており、本年分はすでに全額入金されている。
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source : マリンブルーの風