2016年9月29日木曜日

最近のカープ、あれこれ~'16.9.27。


☆まずは、気になる中崎くんの情報。


◇中崎は筋肉の炎症=プロ野球・広島 時事通信 9月27日 14時6分配信

 広島は27日、右腰に違和感があり出場選手登録を外れている中崎翔太投手が26日に広島市内の病院で検査を受け、背骨周辺の筋肉の炎症と診断されたと発表した。今後は患部の回復具合を見ながら投球再開などの時期を決め、10月12日開幕のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ(マツダ)に備える。


☆CSまではまだ2週間ありますが、果たして万全の状態で投げられるかどうか。調整の時間も含めれば、ギリギリ間に合うかどうか、といったところでしょうか。


◇今村は中崎回復願うも代役守護神任せろ! デイリースポーツ 2016.9.28

 広島は27日、腰痛で25日に出場選手登録を抹消された中崎翔太投手(24)が広島市内の病院での検査の結果、「右傍脊柱筋の炎症」と診断されたことを発表した。本人は「間に合う」としたが最悪の場合、“ぶっつけ本番”でCSファイナルSに臨む可能性もある。

 中崎の回復が遅れた場合、代役守護神に起用される可能性が高い今村猛投手が強い覚悟を示した。「それ(中崎の回復)が一番いい」と前置きした上で、経験豊富な右腕は「戻ってこられなくても、不安材料にならないように。ゼロに抑えるのが最低限の仕事」。シーズン同様にフル回転でチームを支えるつもりだ。


☆最悪中崎くんが間に合わない場合、みんなで何とかするしかない。今シーズンは、そうやってやってきましたからね。


☆一方、29日(木)登板の、福井くん。


◇広島・福井、首痛から復帰 リーグ戦最終登板へ「結果残す」 デイリースポーツ 9月26日 12時41分配信

 広島の福井優也投手が26日、1軍に合流した。マツダスタジアムでの投手指名練習に参加し、キャッチボールやダッシュなどで汗を流した。29日の巨人戦(東京ドーム)に先発する見込み。

 8月31日のDeNA戦(マツダ)を首痛で急きょ登板回避。翌1日に出場選手登録を抹消されていた。CSファイナルSへ向けてアピールの舞台となるリーグ戦最後の登板。福井は「与えられた場面で投げるだけ。せっかく(1軍に)上げてもらったので、結果をしっかり残したい」と意気込んだ。


☆ま、緒方監督は、こう言ってるんですが。


◇【広島】緒方監督「勝ち負け関係ない」CSへ温存ローテ スポーツ報知 9月27日 6時5分配信

 広島がCSをにらんだ“温存ローテ”でシーズンを終えることが26日、決まった。29日の巨人戦(東京D)にはポストシーズンで先発する可能性の低い福井優也投手(28)が登板。緒方監督が「あくまで先を見ている。勝ち負けは関係ない」と話す通り、セ全球団勝ち越しがかかった一戦よりも、32年ぶりの日本一を見据える。

 10日の巨人戦(東京D)で25年ぶりのリーグ制覇を果たして以降、CSでぶつかる巨人、DeNAとの計4試合にはヘーゲンズ、岡田、九里、塹江が先発。ジョンソン、野村、黒田の3本柱はぶつけなかった。降雨ノーゲームとなった25日のヤクルト戦(マツダ)に先発した黒田も、代替日の10月1日に回る予定だ。

 マツダ室内で投手練習に参加した福井はキャッチボール、ランニングなどで調整。首を痛め、先発を緊急回避した8月31日のDeNA戦(マツダ)以来となる1軍に「最後に上げてもらったので頑張ります。個人的にも5勝4敗と勝ち越して終わりたい」と言葉に力を込めた。短期決戦での1軍起用が当落線上のナインの士気も高めながら、残り2試合を戦い抜く。


☆チームとしては、CS・日本シリーズに全精力を傾ける、でいいと思います。ただ、新井さんは、こんなことも。


◇新井の決意!巨人を倒して完全V 現在対戦成績タイ…関東鯉党にG倒御礼星を デイリースポーツ 9月27日 6時4分配信

 広島の新井貴浩内野手(39)が26日、敵地最終戦となる29日・巨人戦(東京ドーム)で、関東のファンに御礼星を届ける決意を語った。同戦に勝てばセ・リーグ全球団と交流戦に勝ち越し、完全Vが決まる。ただ、数字よりも「勝ち試合を見せたい」と、恩返しの思いで試合に臨む。CSファイナルSを前に、勝利で弾みを付ける。

 チーム記録、個人記録より、いまは大切なものがある。25年ぶりのリーグ優勝を決めた9月10日と翌11日以来、2週間ぶりに訪れる東京ドームは、今季の敵地最終戦。「どんな試合でも勝ちたい」と言う新井は特別な思いを持って試合に臨む。

 「今年も関東のカープファンの方は、球場に来てたくさん応援してくれた。ビジターの雰囲気じゃない。東京で今季、最後の試合。そういう方々のために、いい試合を見せたい。勝ち試合を見せたいと思ってやっていく」

 巨人との対戦成績は、ここまで12勝12敗。交流戦は11勝6敗1分けで7年ぶりに勝ち越し、既にリーグ4球団には今季勝ち越しを決めた。巨人との残り1試合に勝てば完全優勝が確定する。現在リーグ2位の101打点で、個人記録もあるが「それは別に…」と興味を示さない。胸にあるのはチームの勝利への欲求だ。

 主催試合の観客動員は、過去最多の212万人を突破。入場券購入は困難で「なかなかチケットも取れない。この日しか来られない人もたくさんいる」と日々、高まる人気に感謝は尽きない。記録より、記憶に残る勝利を届けたい。優勝は「ファンの皆さまのおかげ」と話すだけに、恩返しの思いを強くする。

 リーグ優勝決定後から、CSファイナルSまで約1カ月間。調整を含めて、モチベーションの維持に「早く優勝が決まったことで、言うほど簡単ではない。正直、難しさはある」と明かす。自身も以降は10試合に出場し25打数6安打、打率・240。少し調子を崩したが、24日のヤクルト戦(マツダ)で本塁打を含む3打点と、復調気配を漂わせている。

 「負けたら悔しいしね。毎試合、どんな試合でも、いつも勝ちたいと思っている。その思いは変わらないですね。一戦、一戦、しっかり戦っていきたい」

 巨人の先発予定は田口で、新井は4番出場が濃厚。残り2試合。目標にした90勝には一歩届かないが、連勝フィニッシュでCSに弾みを付ける。今季限りで引退する倉や広瀬、OBの思いを背負って戦うポストシーズン。32年ぶりの日本一へ。「勝ち試合を」-はチームの総意。関東ファンに勝利を届け、まずは完全優勝を決める。


☆チームとして無理してまで勝ちには行かないけど、その中で、ファンに勝ちを届けることができれば、これはベスト。


☆ただ、巨人に勝ち越すだの何だのは、もしできれば、の話。最終目標は、あくまでも日本一。そこを目指して、チームを持っていくことが、一番大事なことです。


☆そういう意味では、この人の記録も、できれば、の話。


◇カープ誠也“トリプル大台”は自然体で…3割30発100打点目前も「いけばいいかな」 デイリースポーツ 9月27日 6時4分配信

 広島の鈴木誠也外野手(22)が打率3割、30本塁打、100打点を視界に捉えている。26日の時点で打率・337、29本塁打、95打点。残りは2試合。「いつも通りにやるだけ。いけばいいかなというくらいの気持ち」と自然体を強調した。

 打率3割以上は決定的で、残るは本塁打と打点だ。6月にはサヨナラ本塁打2本を含め3試合連続の決勝弾。10日の巨人戦(東京ドーム)では、自身初の2打席連続本塁打で悲願を手繰り寄せた。

 30本塁打まであと1、100打点まであと5だ。今季を振り返り「たまたまホームランになっているだけ。狙ってもうまくいかない」という。心がけてきたのは、自分のスイングをすることだけに集中すること。大台が目前になっても心境に変化はない。

 26日は休日を返上してマツダスタジアムを訪れた。「達成すればまた上の目標ができるし、できなければこれが次の目標になる」と気負いはない。平常心でグラウンドに立つ先に、明るい結果が待っている。


☆ま、甘い球が来れば30ホーマーの可能性はあると思います。また100打点は、狙ってもいいかも。


☆どちらかというと、CS・日本シリーズという大舞台で、誠也くんらしいプレーができるかどうか。その予行演習として、この2試合を実りあるものにしてほしいですね。




☆さて、おしまいは、去り行く人、2題。


◇【広島】プライディ、1軍昇格せず退団へ スポーツ報知 9月27日 17時28分配信

 広島は27日、ジェイソン・プライディ外野手(32)が28日に帰国すると発表した。一度も1軍に昇格することなく、このまま退団となる見通しだ。

 今季加入したプライディは、メッツ時代の2011年に黒田から本塁打を放ったこともある左の大砲。しかし、外国人選手の層が厚く、出番がなかった。

 2軍では89試合に出場して打率2割3分、9本塁打、40打点。球団幹部によると、引き続き日本でのプレーを希望しているという。


◇広島プライディが退団へ、今季1軍出場せず 日刊スポーツ 9月27日 15時53分配信

 広島は9月27日、ジェイソン・プライディ外野手(32)が28日に帰国すると発表した。そのまま退団する見込み。1軍登録はなかった。

 ウエスタン・リーグでは打率2割3分、9本塁打だった。エルドレッド、ルナの野手陣に加え、ジョンソン、ジャクソン、ヘーゲンズと外国人は軒並み好調。出番が回ってくることはなかった。

 プライディはシーズン中の帰国の打診も断り、「みんなと一緒に最後までやりたい」と志願してウエスタン・リーグの最終日程までプレー。夫人が日本で第3子を出産するなど文化にもなじむナイスガイだったが、無念の帰国となった。


☆結局一度も1軍へ上がることはなかったのですが、裏を返せば、それだけ外国人勢、そしてチームが充実していた、ということ。プライディには申し訳ない結果となりましたが、最後までカープにいてくれてありがとう、と言いたいですね。


☆この人は、引退。


◇<楽天>栗原が現役引退へ 2軍コーチを打診 河北新報 9月28日 13時38分配信

 プロ野球東北楽天の栗原健太内野手(34)が28日までに、今季限りで現役を引退する意向を固めた。球界関係者の話によると、近日中に正式発表する見通し。球団側は来季の2軍打撃コーチへの就任を打診しているという。

 2000年に日大山形高からドラフト3位で広島に入団。06年から4年連続で20本塁打以上を放つなど活躍し、09年は第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表にも選出された。11年には一塁手としてベストナインになった。ただ、14年以降は右肘の故障の影響もあり出場機会が減り、テスト入団した移籍1年目の今季も1軍での出場はない。

 今季2軍成績は47試合出場、打率1割8分8厘、4本塁打、15打点にとどまり、昇格へアピールできなかった。

 プロ通算成績は1026試合で打率2割9分3厘、153本塁打、586打点。


☆ふむ。出場機会を求め楽天にテスト入団。その上での引退ですから、本人もある程度納得行ってるんじゃないでしょうか。2軍打撃コーチを打診されたということは、人柄含め、球団には評価されている、ということでしょうから、第2の人生、頑張ってほしいと思います。


☆それにしても、東出は引退してコーチ、広瀬・倉に続いて、栗原が引退。梵は1軍出場がほとんどなし、仕方ないとはいえ、時が移ろうのは、ほんとに早いですなぁ。




◇セ・リーグ

▽巨人 5 - 1 中日 (G10-13-1 東京ドーム)

 巨人がサヨナラ勝利。巨人は2回裏、小林誠のスクイズで先制に成功する。その後同点とされて迎えた延長10回、無死満塁の好機をつくると村田がグランドスラムを放ち、試合を決めた。投げては、3番手・澤村が今季6勝目。敗れた中日は、5番手・田島が誤算だった。

勝 澤村 6勝3敗37S
敗 田島 3勝4敗17S
本塁打 井領1号 村田24号④


▽阪神 4 - 3 ヤクルト (T12-12-1 甲子園)

 阪神は1点ビハインドの7回裏、2死一二塁から高山が適時打を放ち同点とする。その後勝ち越しを許して迎えた8回、荒木と梅野の連続適時打が飛び出し、逆転に成功した。投げては、4番手・サターホワイトが来日初勝利。敗れたヤクルトは、3番手・ルーキが誤算だった。

勝 サターホワイト 1勝1敗0S
敗 ルーキ 6勝6敗0S
S マテオ 1勝3敗20S


☆中日は来季、どうなるんでしょうなぁ。阪神は、ようやくらしい勝ち方。


順 チーム   試 勝 負 分 勝率 差
①広島  141 87 52 2 .626 優勝
②巨人  139 70 66 3 .515 15.5
③横浜  141 69 69 3 .500 2.0
④阪神  141 62 76 3 .449 7.0
⑤ヤクルト140 62 77 1 .446 0.5
⑥中日  142 58 81 3 .41


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source : K.Oのカープ・ブログ。