2016年9月15日木曜日

阪神24回戦(甲子園)。


 ▽スタメン

【阪神】
① 6 北條
② 4 荒木
③ 8 高山
④ 9 福留
⑤ 3 ゴメス
⑥ 5 鳥谷
⑦ 7 板山
⑧ 2 梅野
⑨ 1 藤浪

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 松山
⑤ 9 鈴木
⑥ 7 野間
⑦ 5 安部
⑧ 2 會澤
⑨ 1 薮田


☆先発は、阪神が藤浪、カープが薮田。6番レフトで、野間くん。藤浪くんからどうやって点を取るか。頑張れ、会沢。


(C)1回表
先頭①田中 四球…田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池 レフト前ヒット…外角カットボール。
 無死1・2塁
③丸 セカンドゴロ、2塁ホースアウト、2塁ランナー3塁へ。…外角ストレート。
 1死1・3塁
④松山 四球…よく我慢しました。
 1死満塁
⑤鈴木 サードゴロの間に3塁ランナー先制のホームイン カープ先制、神0-1広、2塁ホースアウト、2塁ランナー3塁へ。…外角ボール球カットボール。これでオーケー。
 2死1・3塁
⑥野間 タイムリーヒット 神0-2広。…カウント0ー2から4球目、真ん中低めストレート、ランエンドヒット。三遊間に意識的にゴロを転がしました。これはナイスタイムリー。
 2死1・2塁
⑦安部 ストレートの四球
 2死満塁
⑧會澤 三振、この回2点。…外角高めストレート。会沢がねぇ(-_-;)


(T)1回裏
①北條 ライトフライ…カウント3ー1からど真ん中ストレート(^^;
 1死
②荒木 四球…9球粘られました。
 1死1塁
③高山 センター前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…カウント0ー2から内角つり球。配球は悪くないと思いますが、う~ん、ピンチ。
 1死1・3塁
④福留 四球
 1死満塁
⑤ゴメス サードゴロの間に3塁ランナーホームイン、神1-2広。…外角カットボール、安部横っ飛び、3塁を踏んで投げるも1塁はセーフ。う~ん、ファースト松山が伸びて捕っていればアウトだったかも。
 2死1・2塁
⑥鳥谷 四球
 2死満塁
⑦板山 セカンドゴロ、この回1失点。…フルカウントから7球目、真ん中低めツーシーム。菊池スライディングキャッチ、飛んだ場所が悪かった(笑)。


(C)2回表
⑨薮田 ファーストゴロ
 1死
①田中 四球
 1死1塁
②菊池 三振…真ん中つり球。
 2死1塁
③丸の時、田中盗塁失敗、この回無得点。


(T)2回裏
⑧梅野 振り逃げ
 無死1塁
⑨藤浪 送りバント
 1死2塁
①北條セカンドゴロ、②荒木セカンドゴロ、この回無失点。…北條はカウント3ー1から真ん中高めストレート、荒木はど真ん中ストレート(^^;


(C)3回表
③丸セカンドゴロ、④松山ショートゴロ、⑤鈴木三振、この回三者凡退、無得点。…丸は初球内角高めストレート、松山は外角ストレート、誠也くんはフルカウントから8球目、外角低めボール球カットボール。


(T)3回裏
③高山ピッチャーゴロ、④福留ライトフライ…高山は外角低めツーシーム、福留は内角低めカットボール。
 2死
⑤ゴメス センター前ヒット…ど真ん中カットボール(-_-;)
 2死1塁
⑥鳥谷 三振、この回無失点。…外角低めツーシーム。


(C)4回表
⑥野間セカンドゴロ、⑦安部セカンドゴロ、⑧會澤センターフライ、この回三者凡退、無得点。…野間くんは内角高めストレート、安部は内角低めボール球フォーク、会沢はど真ん中ストレート(-_-;)


(T)4回裏
先頭⑦板山 レフト前ヒット…外角低めツーシーム。
 無死1塁
⑧梅野セカンドゴロゲッツー、⑨藤浪三振、この回無失点。…梅野はフルカウントからど真ん中ツーシーム、菊池キャンバス寄りでナイスキャッチ、グラブトス。


(C)5回表
⑨薮田見逃し三振、①田中三振、②菊池セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。…田中くんは真ん中低めボール球カットボール、菊池はど真ん中ストレート(-_-;)


(T)5回裏
先頭①北條 レフトへツーベース…内角低めツーシーム。
 無死2塁
②荒木 送りバント
 1死3塁
③高山・④福留連続三振、この回無失点。…高山は内角を攻めておいての外角高めストレート、福留は真ん中低めボール球ツーシーム。薮田くん、3番・4番を、連続三振。ここはよく踏ん張りました。


(C)6回表
先頭③丸 ストレートの四球…藤浪くんは、これがね~。さあ丸が出ました。
 無死1塁
④松山の時、丸盗塁、キャッチャー梅野悪送球、丸は3塁へ。…さあチャンス。
 無死3塁
④松山 つまったセカンドゴロ…フルカウントから内角カットボール。
 1死3塁
⑤鈴木 ライト前タイムリーヒット 神1-3広。…外角シュート気味のストレート、きれいにライト前へ。
 1死1塁
⑥野間 ピッチャーへ強烈な内野安打…カウント2ー2から真ん中低めカットボール、ランエンドヒット。
 1死1・2塁
⑦安部 セカンドゴロ、2塁ホースアウト、2塁ランナー3塁へ。…真ん中低めボール球ストレート。会沢、いいかげん返してくれ(笑)。
 2死1・3塁
⑧會澤 セカンドフライ、この回無得点。…カウント0ー1から内角高めストレート、ランエンドヒット。う~ん(-_-;)


(T)6回裏
⑤ゴメスサードゴロ、⑥鳥谷つまったセカンドゴロ、⑦板山レフトフライ、この回三者凡退、無失点。…ゴメスは初球内角ツーシーム、鳥谷は内角高めカットボール、板山は初球外角ストレート。


(C)7回表、⑨薮田に代打西川。
先頭⑨西川 四球…8球粘りましたよ。西川くんが出ました。
 無死1塁
①田中 送りバント
 1死2塁
②菊池 サードゴロ…外角低めボール球ストレート。
 2死2塁、投手高橋(T)。
③丸 三振、この回無得点。…内角低めボール球フォークにハーフスイング。


(T)7回裏、②菊池に代わり投手九里(C)。⑨薮田の代打西川そのままセカンド。⑧梅野に代打上本。
先頭⑧上本 四球…う~ん(-_-;)
 無死1塁、⑨高橋に代打原口。
⑨原口 三振…真ん中ワンバウンドのフォーク。
 1死1塁
①北條の時、上本盗塁
 1死2塁
①北條 サードゴロを安部悪送球…フルカウントから真ん中低めボール球フォーク。安部の送球はショートバウンド、安部も中途半端でしたが、これは松山に捕ってほしい。
 1死1・3塁
②荒木 死球…う~ん、荒木は取りたかった(-_-;)
 1死満塁
③高山 ファーストゴロを松山ホーム悪送球、3塁ランナーホームイン、神2-3広。…初球ど真ん中フォーク、松山の送球は随分手前でワンバウンド(笑)。何をそんなに焦って投げてるの(-_-;)
 1死満塁
④福留 レフトへ同点の犠牲フライ、阪神同点、神3-3広。…初球外角フォーク。
 2死1・2塁
⑤ゴメス センター前勝ち越しタイムリーヒット、阪神勝ち越し、神4-3広、1塁ランナー3塁へ。…フルカウントから外角低めボール球カットボール、これはゴメスがよく打ちました。
 2死1・3塁
⑥鳥谷 セカンドゴロ、この回3失点。…初球ど真ん中ツーシーム(^^;


(C)8回表、⑤ゴメスに代わり投手サターホワイト(T)。⑧上本に代わりセカンド大和、セカンド荒木がファースト、⑨高橋の代打原口そのままキャッチャー。
④松山 セカンドフライ…真ん中低めボール球スプリット。
 1死
⑤鈴木 四球
 1死1塁
⑥野間 センター前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…カウント2ー2から5球目、真ん中低めボール球スプリット、ランエンドヒット、左中間へ。これはうまい。さあチャンス。
 1死1・3塁
⑦安部 ライトへ逆転2点タイムリーツーベース カープ逆転、神4-5広、バッターランナー安部は送球の間に3塁へ。…初球内角スプリットをライトオーバー。見事汚名返上。
 1死3塁、⑧會澤に代打新井。…代打出されるってどうよ、会沢くん(-_-;)
⑧新井セカンドライナー、⑨西川ショートフライ、この回2点。…新井さんは真ん中高めストレート、センターへ抜けようかというライナーを前進守備の大和ダイビングキャッチ、西川くんは真ん中高めストレート。


(T)8回裏、投手一岡(C)。キャッチャー石原。
⑦板山センターフライ、⑧大和見逃し三振、⑨原口レフトフライ、この回三者凡退、無失点。…板山はど真ん中ストレート、フェンスギリギリ、大和はフルカウントから内角低めストレート、原口は内角フォーク。


(C)9回表、投手松田(T)。
①田中 三振…内角高めボール球ストレート。
 1死、②一岡に代わり代打ルナ。
②ルナ 左中間スタンドへホームラン 神4-6広。…真ん中低めストレート。これは大きな1点。
 1死
③丸三振、④松山セカンドゴロ、この回1点。…丸は外角低めボール球チェンジアップ、松山はフルカウントからど真ん中ストレート(-_-;)


(T)9回裏、④松山に代わり投手中崎(C)。②ルナに代わりファースト小窪。
①北條 セカンドゴロ…外角高めストレート。西川くん、菊池に負けじと好プレー。
 1死
②荒木 レフト前ヒット…内角ストレートは138㎞。う~ん、何でしょね、これ。
 1死1塁
③高山 三振…外角ストレート。高山は内を攻められた分、外の感覚が狂ってます。
 2死1塁
④福留 四球
 2死1・2塁、⑤松田に代打狩野、1塁ランナー福留に代走俊介。
⑤狩野 外角ストレートにライトフライ、この回無失点、ゲームセット(/--)/


阪神 対 広島 (阪6勝18敗0分
18時00分 甲子園 46341人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 2 0 0 0 0 1 0 2 1 6
T 1 0 0 0 0 0 3 0 0 4
勝 九里 26試合2勝2敗
敗 サターホワイト 16試合0勝1敗
S 中崎 61試合3勝4敗S34
ホームラン ルナ4号(松田)

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 2 0 0 .269 13
② 4 菊池 4 1 0 .322 13
  1 九里 0 0 0 .063 0
  1 一岡 0 0 0 ---- 0
打 ルナ 1 1 1 .287 4
  3 小窪 0 0 0 .195 2
③ 8 丸  4 0 0 .292 19
④ 3 松山 4 0 0 .291 10
  1 中崎 0 0 0 ---- 0
⑤ 9 鈴木 3 1 2 .337 26
⑥ 7 野間 4 3 1 .300 0
⑦ 5 安部 3 1 2 .291 6
⑧ 2 会沢 3 0 0 .220 7
打 新井 1 0 0 .300 18
  2 石原 0 0 0 .205 0
⑨ 1 薮田 2 0 0 .167 0
打 4 西川 1 0 0 .306 0
計    32 7 6 .275 145

【阪神】
     打 安 点 打率 本
① 6 北條 5 1 0 .265 3
②43荒木 2 1 0 .234 0
③ 8 高山 5 1 0 .277 5
④ 9 福留 2 0 1 .307 10
走 俊介 0 0 0 .133 0
⑤3ゴメス4 2 2 .260 21
  1 サターホワイト
     0 0 0 ---- 0
  1 松田 0 0 0 ---- 0
打 狩野 1 0 0 .244 3
⑥ 5 鳥谷 3 0 0 .240 7
⑦ 7 板山 4 1 0 .239 0
⑧ 2 梅野 2 0 0 .122 0
打 上本 0 0 0 .243 1
  4 大和 1 0 0 .233 1
⑨ 1 藤浪 1 0 0 .182 0
  1 高橋 0 0 0 ---- 0
打 2 原口 2 0 0 .294 10
計    32 6 3 .243 80

【広島】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
薮田  15 3 1 0 6 4 5 3 1 2.37
九里  26 2 2 0 1 1 1 1 0 4.48
一岡  24 1 1 0 1 0 1 0 0 2.08
中崎  61 3 4 34 1 1 1 1 0 1.32

【阪神】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
藤浪  24 6 11 0 62/3 4 5 6 2 3.51
高橋  52 3 1 0 1/3 0 1 0 0 3.82
サターホワイト
    16 0 1 0 1 2 0 1 2 2.65
松田  21 1 0 0 1 1 2 0 1 1.04

◇盗塁 丸(6回)上本(7回)
◇失策 梅野(6回)安部(7回)松山(7回)
◇盗塁死 田中(2回)
◇暴投 薮田(2回)
◇試合時間 3時間43分


☆ま、結局、チームを作るのは時間がかかるし、難しいということ。


◇広島・緒方監督「CSに向けて不安材料もある」 勝利も反省 デイリースポーツ 9月14日 23時14分配信

 「阪神4-6広島」(14日、甲子園球場)

 広島の緒方孝市監督(47)は、勝利にも反省した。

 初回に2点、六回にも追加点と、理想的な攻撃で得点を重ねたが、七回に2失策から3点を献上。一時、逆転を許した。代わった九里が先頭の代打・上本を四球で歩かせると、1死後に北條の三ゴロを安部が悪送球。さらに、1死満塁から松山が一ゴロを本塁に悪送球した。

 続く福留の犠飛で同点に追い付かれると、ゴメスの中前適時で3点目を失った。緒方監督は「CS(ファイナル)に向けて不安材料もある。こちらも選手の使い方を考えないといけない。ただ、全部がマイナスとも思っていない」と振り返った。

 試合は八回、1死一、三塁から安部が、右越えに2点適時二塁打を放った。最後まで執念を見せた、43度目の逆転勝利だ。

 野間が今季初の猛打賞。「結果は評価したい」とし、1カ月後のCSファイナルに向けて「勝ちにこだわっていない。CSに入って行ける形を考えていきたい」と、気を引き締めていた。


☆一方の、金本監督。


◇阪神、終盤に粘れず逆転負け…金本監督「七、八、九回に投げるピッチャーがいない」 サンケイスポーツ 9月14日 22時25分配信

 (セ・リーグ、阪神4-6広島、24回戦、広島18勝6敗、14日、甲子園)阪神は七回に逆転した直後の八回に再逆転を許し、痛恨の敗戦。終盤にリリーフ陣が粘れなかった。

 阪神は2点を追う七回、ゴメスの適時打などで3点を入れ、逆転に成功。八回からは1点リードでサターホワイトを投入したが、これが誤算だった。一死から四球と安打で一、三塁のピンチを招くと安部に右越えの2点二塁打を浴び、逆転を許した。

 九回には松田が、ルナに一発を浴びて2点差。意地を見せたい阪神は、九回二死一、二塁とチャンスを作ったが、最後は代打・狩野が右飛に倒れ敗れた。

 試合後、金本監督は「今年は七回、八回、九回に逆転されることが多かった。そこで投げるピッチャーがいない」と、救援陣が打たれる展開を嘆いた。続けて「全部四球がらみ。相手の得点もうちの得点も。サターホワイト(の失点)もか」と、力なく話した。


☆「いない」、って言っちゃダメですよ、金本さん。いるじゃないですか。高橋だっていいピッチャーだし、松田だっていい。サターホワイトはここまで8試合連続無失点、防御率は1.69のピッチャー。1試合打たれたからって、どうってことない。


☆要は、どういうつもりでその選手を使ってるか、ということなんですな。サターホワイトをセットアッパーで使うなら、セットアッパーで使えばいい。今日は野間くんにも安部にもスプリットを打たれましたから、使い方や配球を考えればいい。サターホワイトのスプリットは、スプリットというより、チェンジアップみたいなボール。それなら初球から使うより、ストレートを見せておいてからの方がいい、とか。せっかく150㎞のストレートがあるんですから。


☆今年、カープの投手陣の「内角攻め」が記事にもなってましたが、薮田くん、岡田くん、今村くん、大瀬良くん、一岡くんと、今年はストレートを積極的に使ってる。ピンチになるとどうしてもストレートを投げさせるのが怖くなり、キャッチャーは「打たれない配球」、つまり変化球を投げさせたがるもの。スプリットはサターホワイトの「決め球」なんでしょうから、例えばその決め球で入る、みたいな配球になる。


☆でも変化球も結局、甘いところへ行けば、打たれる。で、150㎞のストレートがあるなら、実は甘いところへ行って打たれる可能性が高いのは、ストレートより変化球。なおかつストレートと変化球は、緩急をつけて初めてお互いが生きるもの。


☆高山が今日、薮田くん、中崎くんから外のストレートで三振を取られるんですが、あれは内角を攻めてるから、外角が効いてくるんですね。薮田くんなんて初回に内角を打たれてるにもかかわらず、また内角を攻める。それを捉えられなければ、高山の負け。元々思い切りのいいフルスイングが持ち味の高山ですが、悪くなると、同じポイントでしか打てない。これは江越なんかも同じで、打てるポイント以外のところにボールが来ると、全く対応できない。会沢なんかも、今はそうですね。


☆これが例えば、外の球を逆方向へヒットを打ったりなんかすると、相手バッテリーも、簡単には外を攻められなくなる。バッターとピッチャーは、そのせめぎ合いなんですな。


☆ま、いずれにしても、カープのバッターは、集中力があります。


◇広島・野間が今季初タイムリー CSファイナルへ向け猛アピール デイリースポーツ 9月14日 19時57分配信

 「阪神-広島」(14日、甲子園球場)

 広島が初回、2年目の野間峻祥外野手(23)の左前適時打などで、阪神先発の藤浪から2点を先制した。

 先頭の田中が四球で出塁。菊池が左前打で続くと、丸の二ゴロ、松山の四球で1死満塁。まずは鈴木の三ゴロで、併殺崩れの間に1点を先制した。

 さらに2死一、三塁。「6番・左翼」でスタメン出場した野間は、追い込まれながらも156キロの直球を狙った。コンパクトにミートした打球は三遊間を抜ける。「追い込まれていたので、必死に食らいついていきました」。11日の巨人戦(東京ドーム)に次ぐスタメン起用。1カ月後に待つCSファイナルに向けて、今季初タイムリー&3試合連続安打で期待に応えた。


◇広島鈴木が91打点目 同学年藤浪撃ちタイムリー 日刊スポーツ 9月14日 21時20分配信

<阪神4-6広島>◇14日◇甲子園

 広島鈴木誠也外野手(22)が6回に同学年の藤浪から右前適時打を放った。

 1点リードの6回。1死三塁で鈴木は2ボールから藤浪の外角149キロをバットに乗せ、右翼前に運んだ。

 三塁走者を迎え入れる適時打に「チャンスだったのでファーストストライクから積極的に行きました」と振り返った。1回の内野ゴロでの先制点に続く、この日2打点目で今季91打点とした。


◇広島安部が逆転V打、失策から失点の汚名返上 日刊スポーツ 9月14日 23時27分配信

<阪神4-6広島>◇14日◇甲子園

 広島安部友裕内野手(27)が8回に逆転打を放った。

 1点ビハインドの8回。1死一、三塁からサターホワイトの初球低めフォークをすくい上げた。右翼福留の頭上を襲い、一塁走者鈴木に続き、一塁走者野間も一気に三塁を蹴った。直前の7回裏、自身の悪送球からピンチを広げ、逆転を許していた。「先発投手の勝ちを消してしまったことは重大。あそこはチャンスで回してくれた誠也と野間のおかげ」。再逆転打にも、守備のミスを猛省。試合後の表情も厳しかった。


◇広島ルナが代打4号 久々の1発に「気持ちいいね」 日刊スポーツ 9月14日 23時27分配信

<阪神4-6広島>◇14日◇甲子園

 広島エクトル・ルナ内野手(36)が9回に代打本塁打を記録した。

 1点リードの9回。1死から代打出場すると、阪神4番手松田の真っすぐを捉えた。打球は左中間スタンドへ消える4号ソロ。「フルスイングを心掛けた。気持ちいいね」と、7月23日阪神戦以来の1発に思わず表情が緩んだ。


☆ま、ルナは別格として、誠也くんは、初回にはきっちり転がして内野ゴロでランナーを返し、さらに野間くんがこれも明らかなゴロ狙いのバッティングで、三遊間のど真ん中へタイムリー。誠也くんは6回にも外のストレートをきれいにライトへ運んで、計2打点。そして8回、四球の誠也くんを1塁に置き、野間くんが低めボール球スプリットにうまく反応して左中間へヒット、安部は甘いスプリットをライトオーバー。誠也くんなんかもそうですが、今年の安部は、「間」ができてるんですよね。だから変化球を引き付けて、思い切り叩く、というバッティングができる。


☆で、「隙あらば野間」くん、打ちましたねぇ(笑)。打たなきゃコテンパンに叩き、打てば「よくやった」と褒める。何か、「うまいもんはうまい」みたい(笑)。そらそうでしょ。


☆去年はねぇ、いろんな意味で緒方監督は、「我慢の年」だったんだと思いますよ。野間くんもそうだし、誠也くん、中崎くん、大瀬良くん、そして田中くんも、我慢して我慢して使った。言わば「種蒔き」の年。その経験が、どの選手も間違いなく生きてる。もちろん野間くんはドラ1で、「投資」するだけの価値のある選手だからこそ、我慢して使った訳です。それを打っただの打たないだのと、その1試合だけの結果を見て「1軍レベルじゃない」だの「贔屓起用だ」だの批判されたんじゃあ、育成なんてできませんぜ、旦那。


☆で、打ったら打ったで、早速「CSのラッキーボーイ」だの「レギュラー当確」だのと、まあ適当なことをよく平気で言いますなぁ。この時期にようやく1軍に上がり、年間を通して働いてもいない若手が、CSの切り札になるなんてとても思えないし、継続して結果を出せるとも思えない。もちろん、CSの時期がちょうど絶好調の時期に当たる、なんて偶然はあるかも知れませんが、それはあくまで偶然であって、そんなものはCSになってみなきゃ分からない。


☆打線は水物なんですよ。だからこそ今年のカープは、「打つことに頼らない」チームに、チームを仕上げたんですよ。その辺が分かってないと、「誰がCSで活躍するか」みたいな発想になる。


☆今年のカープに限って言えば、そういう発想はほとんど意味がありません。むしろ、例えば打線は、どういう並びにすれば打線が機能するのか、点を取れるのか。昨日はルナ・エルを6・7番に並べましたが、本来ランナーを返すべき2人なのに、それはできなかった。今日は藤浪くん先発ということもあり野間くん・安部と並べましたが、その2人がタイムリー。ま、打線なんて、そんなものです。


☆今年のカープ打線は、「打順」というより、「打つ順番」という色合いが、非常に強い。「6番」に適する、と考えれば、野間くんより安部の方がよさそうですが、野間くんを前にして安部が後ろ、野間くんが出れば安部が返す、というパターンの方が、安部が出て野間くんが返す、より、可能性が高い。


☆同様に、今年、新井さん・誠也くんに打点が多いのは、本人たちの勝負強さもさることながら、新井さんはタナキクマルの出塁、さらに誠也くんの場合、その新井さんやルナが、4番でランナーも返せればつなぎもできる、ということが大きい。4番ルナ・5番新井さんだと、6番誠也くんの打点が増える訳です。


☆打てない時は、進塁打や四球で貢献する。足でチャンスを拡大する。そういうことを大事にしてきた訳です、今年は。だから、打つ打たない以上に今年の打線において大事なのは、「打てない時にどれだけ貢献できるか」。松山は今日ノーヒットでしたが、初回の四球は、得点につながっています。


☆誠也くんは、首位打者も取ろうかというバッターですから、当然相手は警戒する。と、当然球数が多くなる。それを我慢して我慢して、甘い球が来たら叩く、来なければ内野ゴロでランナーを返す、また四球を選ぶ。今年の誠也くんの一番の成長は、ボール球を我慢できるようになったこと。




◇広島・薮田、好投でCS第4の先発に名乗り 6回1失点 デイリースポーツ 9月14日 20時28分配信

 「阪神-広島」(14日、甲子園球場)

 広島の薮田和樹投手(24)が、先発で6回4安打1失点と好投。2点のリードを守って降板した。1カ月後に待つCSファイナルでの先発に向けて、2年目右腕が猛アピールに成功した。

 粘りの投球だった。初回、3四球と制球が定まらず、ゴメスの三ゴロの間にで1点を失った。二回には振り逃げで先頭梅野の出塁を許したが、1死二塁から後続を断ってピンチを脱出。五回も1死三塁を招いたが、高山を直球で空振り三振に。続く福留もシュートで空振り三振に切って、最少失点で切り抜けた。

 今季3度目の先発で3戦連続の好投。強気の投球で阪神打線を封じた。CSファイナルに向けてジョンソン、野村、黒田に次ぐ、4人目以降の先発は流動的。福井、岡田らとのサバイバルレースが続くだけに、価値ある107球となった。


☆ま、薮田くんも筒香と勝負させて負けた時に「ど素人采配」な~んて批判してる人がいましたが、K.Oの主観は排除して、とりあえず事実を述べると、その後リリーフで4試合、先発で3試合投げてますが、失点したのはリリーフで1点、先発で1点。22回を投げ自責点は2、防御率は0.82。


☆で、その人は相変わらず薮田くんを「俄先発投手」なんて言ってる。何でもコントロールが悪いんですってよ。ふ~ん。じゃあ何で、先発3試合合計18回で1失点に抑えられるんでしょうねぇ。


☆違いますよ。薮田くんは、「コントロールが悪い」からこそ抑えられるんですよ。ねぇ、まーまーさん。


☆どうもね、その辺のセンスのなさというか、野球を見る目が浅いというか、なのに、何であんなに偉そうに言えるのかが、K.Oには全く分からんのですわ。恥ずかしくないんですかねぇ、自分で自分の薄っぺらさを宣伝してるようなもんなのに。そんなに偉そうに言いたいんなら、それだけの野球の勉強をすればいいのに。


☆5回、ピンチで高山・福留を連続三振に切って取った場面は、圧巻でしたな。福留と「勝負」して、三振ですからね。




☆さて、今日はエラーから3失点した訳ですが、やっぱり守備は大事ですな。安部の悪送球は、大事に行こうとしすぎたのか、ショートバウンド。またこれをファースト松山が後逸するんですが、ファーストミットに慣れてないんでしょうね。ファーストミットは普通のグラブより長いんですが、結構その感覚が難しいんですよ、長い分、手から離れる訳ですから。長いからといってあまりポケットを過信すると、捕れなかったりする。


☆もう1つは、松山の捕球体勢。初回のサードゴロは体を伸ばせばアウトだったかも知れないし、7回は逆に伸ばさずにミットを下に向けてしっかり捕れば、捕れたかも。またホームへの悪送球は、捕った時に足が揃ってるんですね。で、投げ方も、不自然なオーバースローで(笑)、内野の投げ方じゃない。なおかつ余裕でアウトのタイミング、落ち着いて投げればよかった。


☆…ま、要は、あんまりファーストには向いてない、ってことで(笑)。




◇セ・リーグ

▽ヤクルト 3 - 2 DeNA (S9-14 神宮)

 ヤクルトが接戦を制した。ヤクルトは2回裏、バレンティンのソロで先制に成功する。5回には、2死二三塁から雄平の適時打が飛び出し2点を追加した。投げては、先発・石川が8回途中無失点の好投で今季7勝目。敗れたDeNAは、9回に1点差まで迫るも、あと一歩及ばなかった。

勝 石川 7勝8敗0S
敗 井納 7勝11敗0S
S 秋吉 3勝4敗17S
本塁打 バレンティン30号


▽中日 5 - 4 巨人 (D13-7-1 ナゴヤドーム)

 中日は2点を追う9回裏、阿部の犠飛などで2点を挙げて、土壇場で同点とする。そのまま迎えた延長11回には、2死満塁の好機から大島が適時打を放ち、試合を決めた。投げては、6番手・又吉が今季6勝目。敗れた巨人は、先発・菅野が好投を見せるも、救援陣がつかまった。

勝 又吉 6勝6敗0S
敗 田原誠 3勝3敗0S
本塁打 阿部(D)1号


☆山田も打ちますが、バレも打ちますな。巨人はリリーフもアレですが、打てませんな。今日の阪神なんかもそうですが、甘い球を1回で仕留められないと、なかなか点は入りません。


順 チーム   試 勝 負 分 勝率 差
① 広島  134 84 48 2 .636 優勝
② 巨人  130 66 61 3 .520 15.5
③ 横浜  134 63 68 3 .481 5.0
④ ヤクルト135 61 73 1 .455 3.5
⑤ 阪神  133 56 74 3 .431 3.0
⑥ 中日  134 56 75 3 .427 0.5


☆貯金36は球団史上最多、43度目の逆転勝利は、優勝チームでは2リーグ分立後史上最多だそうで。「優勝チームでは」って、優勝チーム以外で43回以上逆転勝ちしたチームがあんの!?


◇9月15日(木)の予告先発投手

○阪神タイガース
R.メッセンジャー
26試合11勝10敗 防御率3.18 WHIP1.31
対DB 3試合3勝0敗 防御率1.71 WHIP1.05
 VS (甲子園 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
石田 健大
23試合9勝4敗 防御率2.76 WHIP1.02
対T 2試合1勝1敗 防御率4.50 WHIP0.93

○広島東洋カープ
岡田 明丈
17試合3勝3敗 防御率3.20 WHIP1.30
対G 3試合0勝0敗 防御率3.86 WHIP1.71
 VS (マツダ 18:00)
○読売ジャイアンツ
田口 麗斗
23試合10勝7敗 防御率2.39 WHIP1.19
対C 7試合2勝2敗 防御率3.51 WHIP1.32


☆順番で行けば野村くんなんですが、どうやらKさんがおっしゃるように、巨人戦回避、ですかね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。