大引 啓次(おおびき けいじ)
内野手(2006年大社ドラフト3巡目・10年目)32歳
2016年成績 100試合・348打数・打率.251・87安打・27打点・5本塁打・7盗塁・40四死球・4失策
ドン引にとって昨年は最悪のシーズンだった。
開幕直後から大不振に陥り、
何をやってもダメ状態で
打率は楽勝で1割近辺をさまよい、
挙げ句の果てにバントも失敗、エラー連発。
そして怪我までしてしまい、
成瀬同様に期待して獲得された選手の割には
まったくもって使い物にならない状態だった。
しかし再度1軍に戻るとそれなりに打撃は調子良くはなるが
それほどまでには至らず
最終的に打率は.225と、
とてもFAで獲得した選手の数字とは思えぬままで終了。
飛ぶ罵声、サインもあまり求められず、
ファンからも期待の肥はほとんど聞かれなかった。
そして心機一転で迎えた2016年、
開幕から好調で打つわ、打つわで、
昨年とはまったくの別人となり
中盤までは常に3割をキープ状態。
しかしここからが悪かった、
彼は一旦不調に陥ると、
青函トンネルのような長い長いスランプのトンネルに入っていく。
行ってらっしゃい、さようならである、
まるで暗黒面に引きづられて行くアナキンのように見えた。
下がり始めた打率にドン引は必死で抵抗するも虚しく
3割を切ると同時にあっという間に打てなくなってしまう。
もうこうなったらヤケクソである、
打てないならフルスイングしちゃえ♪とばかりに、
アッパースイングの連続で今年の三振数は昨年より30個近く多い82。
私から見ていて「どうせ当たらないんだから」とばかりに
ホームランばかりを狙っているようにも見えた。
ただ彼の売りである守備力は今年は安定、
エラーも極僅かであるし、
彼の守備で致命的なミスはなかったはず。
ちなみに彼は2000年の歴史を持つ神社の次男坊、
オリックスに入団した際の契約金は全て神社に奉納。
彼のプレーする時の集中した表情は土偶のようだが、
まさに教祖様に優るとも劣らない神の子なのである。
あの打席に入った時にバットを持って見つめる姿は
まさに祈る姿にも見えなくはない。
だけどアッパースイングはもうやめてくれ。
それなりに騒がれてヤクルトに入団してきたドン引と成瀬、
2人ともにこのままでは来年で契約終了となる。
成瀬はともかくドン引は守備が上手だから
残留できるだろうと思っていたら大間違い。
谷内や西浦、渡邉に廣岡と若手が差をどんどん詰めてきている。
まさにドン引状態じゃないか。
しかしドン引は来年必ず最高の結果を残してくれると信じている、
当たり前じゃないか、ドン引だもの(みつを)
成瀬とドン引も来年は発奮し
外様スワローズの真骨頂を見せてくれるだろう。
しかしよく考えてみると、
下町スワローズの核となる今浪と坂口も
元々は外様スワローズだ。
その外様スワローズをリードするのが
今年からコーチに華麗なる転身をした本家外様の森岡だ。
かなり頼りないがドン引とは同い年だし、
坂口や今浪とも同い年。
超ムンムンの中年女性の色気のような指導力で
必ずや同世代をブライトネスなワールドに導いてくれるだろう。
ゆえにこの3人は来年必ず今年以上の成績を残してくれると疑わない。
特にドン引は年間無失策でゴールデングラブ楽勝、
打率は3割で本塁打6本、
たまらんなこれは、くぅ〜〜〜っ。
ドン引よ、来年こそは土偶パワーで、
神宮ライト側のカスファンどもをギャフンと言わせてやってくれ。
このままでは背番号2と相川亮二が泣いてるぞ!
この2年のドン引の仕事は背番号2にはまるで見合ってない。
マジに期待している、今度飲みに連れて行ってくれ。
何か美味いものを食わせてくれないか?
なんなら新小岩駅前にある餃子の王将でも問題なしだ、
よろしくである。
ぬは、ぬは、ぬははははははは。
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