◇広島優勝 根性論捨て選手目線の緒方監督7度舞った 日刊スポーツ 9月11日 8時2分配信
<巨人4-6広島>◇10日◇東京ドーム
まさか…じゃない「神ってる」優勝じゃ~。広島が優勝マジック1として迎えた巨人戦で勝利した。1991年(平3)以来、25年ぶり7度目のリーグ優勝を決めた。前回優勝時は高卒5年目の若手外野手で、以来、赤ヘルをかぶり続け監督就任2年目の緒方孝市(47)が7度、宙に舞った。続いて男泣きした黒田博樹投手(41)、新井貴浩内野手(39)の両ベテランも胴上げされる。優勝を待ちわびた広島の街だけでなく、全国のカープファンに喜びが広がった。
25年分の思いがつまった優しい目だった。緒方監督が舞った。7度も舞った。「最高に気持ちよかったよ」。涙をこらえられたのは黒田の、新井のおえつが聞こえたから。信じて、期待して、ともに戦った「息子たち」が泣いていた。お立ち台では「広島の、全国のファンのみなさん。お待たせしました! おめでとうございます!」と叫んだ。だが緒方監督もまた25年間待ち続けた1人だった。
25年前の91年は代走、守備固め要員。優勝の瞬間は右翼にいた。その後「たたき上げの広島式育成法」でレギュラーに。ただ30発を打っても50盗塁をしても優勝は出来なかった。09年に引退後、コーチとしてユニホームを着た。そして14年11月。「戦う集団を作る。何が何でも優勝する」と宣言し、監督室に入った。
「無力なんだと感じた1年だった」。赤鬼と呼ばれた男は言った。真っすぐだが器用ではなく、超が付くほどの頑固者。厳しさは誤解を生み、闘志は空回り。最終戦で敗れCSすら逃した。自分勝手と分かっていても、マイクの前に立てなかった。球場で応援していた家族は罵声に耐えかね、来られなくなった。CS敗退翌日のオーナー報告。誰にも悟られぬよう、しかし懐には進退伺を忍ばせていた。力みに力んだ、優勝から25年目だった。
変わりに変わった優勝から26年目。結果が出なければ辞めると決めていた。胸にはいずれも故人となった3人の恩師、鳥栖時代の平野国隆監督、村上孝雄スカウト、三村敏之監督、そして教えを請う武道家の宇城憲治氏の言葉があった。
「導く指導でなければならない-」
前時代的な根性論を捨て、目線を下げた。主力選手を食事に誘い、目指す野球を共有。一方で、平等な起用も続けた。試合後の監督室への呼び出しはやめ、開放感のあるグラウンドで、翌日に声を掛けた。「孤高の存在にはなりたくない」。出入りしやすいように監督室の扉は開けっ放しだ。昨季はそれでもほとんどなかったが今季は各コーチが頻繁に出入り。監督の変化に周囲も変わっていった。
変わらなかったこともある。前日がどんなロングゲームでも朝5時に起床。ナイターでも午前8時に家を出た。移動は始発にこだわった。「朝起きて歯を磨くのと同じ」と照れるが、対戦チームの全選手の特徴を、頭にたたき込んだ。試合中は「心の置き場を見つけた」。サインの伝達も任せた。躍動する選手に目を細める。「去年の俺にはばかだと言ってやる」。マジックを初めて減らした巨人戦では目に涙をためていた。
睡眠時間が極端に短い生活で体はボロボロだった。だが6月、指揮官を、家族をいやしてくれる存在に出会った。「家族が、増えたんだ」。フレンチブルドッグの赤ちゃんを家族に迎え入れた。成長するに連れ、真っ黒の体の胸に「Cマーク」が浮かんできた。男の子の名前は「ユウショウくん」。表情が柔和になると願いもかなう。そして、2016年9月10日。景色は想像とは違った。戦う集団に持ち上げられた先。真っ赤なスタンドが、にじんで見えた。
☆いやいや、監督っちゅうのは、大変な商売ですなぁ。1年目は分からなかったこともあるでしょうし、1年やってみて分かったこともあるでしょう。昨日も言いましたが、2年目の緒方監督は、様々な面で変化が見られました。
◇広島・緒方監督 就任2年目の改革 コーチ信頼、進塁打評価、機動力復活 スポニチアネックス 9月11日 9時7分配信
◇セ・リーグ 広島6―4巨人(2016年9月10日 東京D)
あえてかぶり続けた鉄仮面は、もう必要ない。広島・緒方監督は男たちの太い腕で、優勝回数と同じ7度舞った。それまで腕を組み、表情一つ変えなかった指揮官は、まばゆい笑顔で声を張り上げた。
「(胴上げは)最高に気持ち良かった。選手のみんな、よく頑張ってくれた。ありがとう!広島の皆さん、そして全国のカープのファンの皆さん、本当に長い間お待たせしました。おめでとうございます!」
就任1年目の昨季は4位に終わった。エースの前田もドジャースに移籍した。指揮官は積極的にコーチ陣の意見に耳を傾け、信頼し、大部分を任せた。昨季Vのヤクルトを参考に、まずは簡単に三振しないところから始め、進塁打や内野ゴロによる打点を評価した。足を絡ませて崩す広島伝統の野球も復活。盗塁数はリーグで唯一の3桁だ。頼もしい采配ぶりは、郷里で鮮魚の卸売業を営む父・義雄さん(81)にも「別人」に映った。「これが自分の息子か…」。一時は体調を崩して病床に伏しながら息子の勇姿を励みに回復した。
恩師の姿が脳裏をよぎる。09年11月3日に61歳で逝去した元監督の三村敏之氏。監督就任時には墓参し、決意を語りかけた。98年、同氏が監督を退く時に掛けられた「いい選手になったな」の言葉は宝物だ。巨人に最大11・5ゲーム差を逆転された96年の「メークドラマ」では、三村監督の下で1番打者を務めた。恩師と同じ背番号9をつけた最初の年だった。無念を共有した師にも、胸を張って報告できる。
30年前。18歳の緒方青年は高校の卒業文集に決意を記した。「たった一人しかいない自分を、たった一度しかない人生を、本当に生かさなかったら、人間生まれてきたかいがないんじゃないか」。名作「路傍の石」の一節だ。その座右の銘の横に、こうも記した。「オレは輝くぜ」――。
「今まで追うことしか知らなかったが、追われる立場としてずっと戦えた。全て強くなるための一つの経験。この経験の中で勝ちきって、日本一を勝ち取りたい」
愛するカープを、最高の輝きにする戦いが待っている。
☆まあ「路傍の石」の一節を座右の銘にするなんて、何て真面目なんでしょ(笑)。「オレは輝くぜ」は高校生らしいけど(笑)。
☆結局、勝つためには何が必要か、というところを突き詰めたら、どうやって点を取って、どうやって守り抜くか、というところに行き着くんですな。で、例えば大物戦力を補強する、というのは手っ取り早いのですが、それをすると若手は育たないんですな。今年、糸井が阪神に行きましたが、それでなくても育成ができていない阪神、せっかく今年江越や中谷が出てきたのに、スタメンではまず使われない。伊藤隼なんて、1軍も危うい。
☆で、その年チームが強くなればまだいいようなものの、オリックスのようなことになれば、これはもう目も当てられない。
☆一方その、信頼された、コーチ。
◇「信じて、つなぐ」カープ野球で25年ぶりV。石井、東出両コーチが打線にもたらした意識革命 ベースボールチャンネル 9月10日 21時50分配信
◆一貫した方向性でドラフトで指名した選手が主力選手に
あの優勝から25年、カープファンにとっては「長すぎる」時間が過ぎていった。なぜなら、FA制度、球界再編問題、主力選手のメジャーリーグ移籍――全ては、この四半世紀に起こったことだからである。
しかし、球団は一貫した方向性で7度目の優勝を目指してきた。投手を中心とした「守りの野球」、伝統である「機動力」、これがカープ野球なのである。
ドラフトでは、本格派投手を上位指名し、丁寧に育成してきた。前田健太・野村祐輔・福井優也・大瀬良大地・今村猛……彼らは確実にチームの主力に成長した。野手では、脚力があって、野球をよく知る選手を積極的に指名した。菊池涼介、丸佳浩、田中広輔、鈴木誠也、この顔ぶれだけでも、野手の順調な強化ぶりがうかがえる。
そんなカープが歳月をかけて培った最高の戦力が、2016年、化学反応を起こした。1、2番打者として野球を考え抜いてきた石井琢朗・東出輝裕ら打撃コーチ陣が打線にもたらした意識は「つなぎ」と「我慢」であった。
◆後ろの打者へつなぐ
トップバッターの田中は、持ち味である積極性だけでなく粘り強い打撃に取り組んだ。
「1球見ることで、相手に球数を投げさせることができることもあり、フォアボールを取る機会も増える」と狙いを把握していた。
チームトップの安打数を誇り天性のバットコントロールを誇る2番打者の菊池もはっきりと言い切る。
「進塁打を打とうとしている中で、打球が1・2塁間を抜けているだけです。キャンプでやってきたことが出てきているだけです。基本的には「次につなげること」しか考えていません」
この陽気な2番打者に「犠牲」「我慢」といった悲壮観はない。むしろ、野球というゲームの仕組みを考え、「楽しみながら」ランナーを進めている感すらある。
3番の丸までもが、後続の打者にチャンスを託す意識で打席に入っていた。そこに、39歳の新井貴浩の存在である。2000安打という大記録を目前にしても、チームの勝利を最優先に考え、全力プレーを怠らない姿は、ナインに絶大な影響を与えた。外国人選手のルナまでもが言っていた。
「新井は、その全てが最高のお手本です。私も、チャンスをうしろにつなぐ意識を持っています」
チャンスをつくる、拡大する、次の仲間に託す。だからこそ、余計な力みやプレッシャーとは無縁である。なぜなら、常に、打席に立つ選手の後ろには、最高の仲間が控えているからである。
◆打線を信じるからこそ、粘りの投球につながる
「信じて」「託す」野球は、投手陣も同じであった。野村祐輔は好調の理由を明かす。
「失点しても、最小限に抑えれば味方が逆転してくれます」
打線を「信じる」からこその粘りのピッチャングが可能となったのである。
もちろん、打たせて取れば、バックには菊池が、田中が、丸が、最高の守備を見せるのである。「信じる」「つなぐ」カープ野球は相乗効果を生み、ひとつひとつのプレーが「足し算」でなく「掛け算」で結果に結びついていくのである。
25年ぶりの優勝、カープは激戦が予想されたセリーグを圧倒的な強さで駆け抜けた。このマツダスタジアムの熱狂、全国のカープファンを魅了した野球は、25年の戦いの結晶なのである。四半世紀の「悔しさ」や「工夫」「ファンの熱」、全てが「掛け算」になった2016年、カープは初優勝以来といってもいい「喜びの瞬間」を迎えた。
☆つなぐ意識の打線、アウトになっても塁を進める、得点を増やすためのバッティング、足を絡めた攻撃、失点を防ぐ守り、粘る先発に抑えるリリーフ陣。全ては有機的に絡み合っており、例えば上位打線のタナキクマルは、チームリーダーであり、チャンスメーカーであり、足があり、センターラインという守備の要でもある。ベテランや外国人までもが全力疾走し、チームとして勝利に向かって一丸となる。チームとしての強さが、今年のカープの強さ。
◇40回以上の逆転はなぜ生まれたか?石井琢朗がカープに施した打撃改革。 Number Web 9月13日 17時41分配信
9月10日、スタンドの半分が真っ赤に染まった東京ドームで、広島の25年ぶり優勝が決まった。選手たちがマウンドに向かって駆けていったベンチで、緒方孝市監督がコーチ陣と握手、握手……。すると両手でハイタッチしたあとに、石井琢朗打撃コーチは指揮官の胸に飛び込んだ。
顔をくしゃくしゃにして、泣いていた。
得点力不足と言われた昨季から、石井コーチは2人の打撃コーチとともに打撃改革に踏み切り、“ビッグレッドマシンガン”“逆転の広島”と呼ばれる打線を作り上げた。決して簡単ではないミッションを果たした男たちの涙だった。
昨季終了後、担当が守備走塁から打撃に変わった。守備でも、走塁でも、やり残したことはあった。ただ、それでも球団からの打診に首を横に振れなかった。託された使命の重さは分かっていた。新チームの命運を握る大命題を託された責任感を、強く感じた。
◆打撃担当のコーチ陣に、まったくブレがない。
打撃を担当する他のコーチ、東出輝裕と迎祐一郎との三位一体で打撃改革を進めた。まず秋季練習で選手の現状を把握し、それぞれの方向性を導き出した。東出や迎が指導した選手には、石井からは基本何も言わない。
「同時に2人から言われると混乱してしまうことがあるからね」
常に2人とは打撃論をかわし、選手の現状や方向性を確認し合ってきた。3人の考えや指導方針にブレはない。
土台作りと位置づけた秋季キャンプでは1日800から1000スイングを課し、まずは素振りで振る力をつけ、春季キャンプではより実戦的な打撃を取り入れた。春季キャンプでは、打撃内容をより厳密に評価。「◯安打」という単なる結果の評価ではなく、ボテボテの内野ゴロでも走者を進めればそれを合わせて評価し、犠牲フライを打てばそれをまた高く評価した。反対に無死二塁や1死二塁で三振すれば、厳しく指摘した。
まずは、簡単に三振しないという基本から伝えた。
単に「三振するな!」ということではない。
ベストではなく、ベターを求めろ、というメッセージに近い。
◆シーズン中、全然落ちなかった選手のコンディション。
当然ベストな結果は本塁打であり、安打でつなぐことだろう。だが相手に崩されても、何とかバットに当てて走者を進めれば進塁打となる。
同じ三振でも、見逃し三振では何も生まれないが、ファウルで粘って相手投手に多く球数を投げさせればOK。ワーストの結果にならなければいい。そこから考えることで、打席に立った選手の頭の中は整理された。
2月のオープン戦、広島vs.巨人戦を見ていたプロ野球OBがつぶやいた。
「選手の仕上がりが全然違うな。広島の選手は強く振れている」
昨秋からの成果が発揮されているのかと思っていたが、それは違った。
シーズン半ばにも、対戦相手の番記者がこんなことをつぶやいていた。
「振りが全然違う」
◆体よりも、心の方が強くなったのかもしれない。
疲労が蓄積するはずの暑い時期にも力強いスイングができるのには、ちゃんとした理由がある。
もちろん広島伝統の猛練習が選手の下地を作ったのは間違いない。シーズン中も本拠地試合のときは若手選手が早出特打を行い、遠征先では試合前後に宿舎で素振りをさせた。若手だけでなく、不調であれば松山竜平や小窪哲也ら中堅選手にも課した。さらに中軸の丸佳浩まで志願参加するなど、宿舎で並んで素振りする光景は日課となった。選手たちは、体よりも心の方が強くなったのかもしれない。
石井ら打撃コーチ陣は、結果に対して注文はつけない。打った、打たないだけで話はしない。
「球種は何を待っていたのか」
「試合前に見た映像とどう違ったのか」
「どういう気持ちで打席にいたか」
結果は簡単にコントロールできないが、アプローチは自分でコントロールできるもの。修正すべきは、そこにある。打席に入るまでの準備がしっかりできているからこそ、迷いなく力強くバットを振れるのだ。指示通り選手がバットを振り、その結果アウトとなっても打撃コーチ陣は選手を責めるようなことはしなかった。
“石井マジック”は、そのアドバイスの言葉にも。
昨季までの勝負弱い打線はもういない。
今季、逆転勝利は40回を超える。試合中、逆転を誓ってベンチ前で円陣を組むことがよくあった。今季は、広島はそれがことごとくはまった。“石井マジック”があった。
6月26日阪神戦。
8回に1点を勝ち越された直後、円陣が組まれた。
阪神の先発・岩貞祐太の前に、安打は2回の新井貴浩のソロ本塁打のみ。真っすぐとチェンジアップのコンビネーションに苦戦していた。
「もう1回我慢してつないでいこう」
試合前に伝えた見極めを再確認。その後、9回に2死からサヨナラ勝利を飾った。最後は松山が打ち上げた左中間への飛球を阪神外野陣が激突して落球する結末。ベターな打撃をした結果、ベストな結果が着いてきたという試合だった。
9月4日ヤクルト戦もそうだった。
ヤクルト先発・山中浩史には、前回対戦で苦戦していた。緩い球で打者のタイミングを外す投球を持ち味とするサブマリンの球を待とうとすると、120キロ台の真っすぐにも差し込まれた。石井コーチは「直球に泳ぐぐらいのタイミングでいい」と選手に指示。3回に生まれた新井の先制打はまさに、120キロの球に泳がされたような左前打だった。
◆円陣は組んだが「何も言っていない」(石井コーチ)。
相手投手攻略への指示ばかりではない。
先述の試合で9回にKOした岩貞とのホームでの再戦となった8月9日は、打者が一巡する前に円陣が組まれた。
異例のことだ。
聞けば「何も言っていない」と石井コーチ。
そして、こう続けた。
「相手が勝手に考えてくれるだろう」
結果は岩貞が突如制球を乱して自滅。3回に1アウトも取れずに降板した。
◆打撃改革、道半ば――石井コーチのやるべきことは多い。
昨秋に撒いた種は今年、本格的な秋の訪れを前に大輪の花を咲かせた。
1番からの同学年トリオ田中広輔、菊池涼介、丸佳浩が打線を引っ張り、若い鈴木誠也が大きく成長。球団史に残る強力打線を作り上げ、頂点に立った。
背負った重圧から解放された喜びが、涙となって頬をつたった。
だが、優勝翌日には「やらなければいけないことはたくさんある」といつもの石井コーチに戻っていた。
打撃改革はまだ道半ば。
広島打線はもっと、強くなる――。
☆大物選手を獲得した、または個々の実力が伸びた、という単純な話ではない、有機的に機能したチームの強さが、ここにあります。メンタルの強さ、勝負強さというのは、単純に心を強く持つ、ということではなく、あくまで野球に則したもの。どう考えて試合に臨んだのか、何をポイントに置いて打席に立ったのか。試合や状況、打席に対して「考える」ことで、ただ単に打った打たない、成功した失敗したという結果で判断するのではなく、その結果に厚みが出て、意味が出てくる。そうなると「次にはこうしよう」というものも出てくるし、やることも変わってくる。そうやって野球を学び、結果を出すことで自信もつき、精神的に強くなる。
☆新たに起用した選手がことごとく結果を出せたのも、チームという「器」が、しっかりしているから。自分が何とかしなければ、という気負いではなく、このチームの中で、この打線の中で、自分はこれこれこういうことをすればいいんだ、というものが、はっきりしている。
☆勝たなければ、と自分を追い込んで切羽詰まった状況で勝負するのではなく、「アウトでもいいんだ」「次につなげばいいんだ」という気持ちが選手を楽にさせ、普段通りのプレーができる。個々の力に頼れば、個々が状況を打開せねばならず、その分個人個人に重圧がかかり、個人が何とかしなければならなくなる。打てば勝つけど打てなきゃ勝てない、というのがその典型で、その場合、監督はあまりやることがない。
☆日本シリーズで負けた時、それ見たことかと言わんばかりに采配批判するカープファンがいましたが、彼らはなぜ89勝もできたのかに関しては、決して言わない。監督が代われば日本一になる、そして、代わってなれなかった時には自分の言動の責任を潔く取る、と言うのなら、緒方監督解任をいつまでも言い続ければよろしい。K.Oは緒方監督のファンでも擁護派でも何でもありませんが、こと今年に関して言う限り、黒田さんの言う通り、緒方監督でこの首脳陣でこのチームだったからこそ、リーグ優勝ができたというのは、厳然たる事実だと思います。
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source : K.Oのカープ・ブログ。