2017年1月5日木曜日

【新春特集3】黒田氏 & 新井さん、新春対談。


☆いやいや、まさに新春特集に持って来いの垂涎のネタが(笑)。


◇黒田氏&新井の新春対談【上】黒田氏「ライバル大補強でもカープは負けない」 デイリースポーツ 1/4(水) 11:00配信

 昨季限りで現役を引退した黒田博樹氏(41)と、広島・新井貴浩内野手(39)の夢対談が新春に実現した。カープ愛にあふれる2人の言葉は、昨年の戦いから、数年後のチームへの思いなど多岐にわたった。リーグ連覇、日本一を目指す2017年。去りゆくレジェンドが後輩たちに向け、最後に伝えたかったメッセージとは。【上】【下】2部構成でたっぷりお届けします。

  ◇  ◇

 -明けましておめでとうございます。

 黒田氏(以下黒田)「おめでとうございます」

 新井「おめでとうございます。よろしくお願いします」

 -黒田さんは引退して約1カ月。実感は。

 黒田「まだ全然、湧かないですね。普段と変わらず。でも、ずっと体を動かさないと気持ち悪くなってくるので、たまにジムとかには行ったりしますけど」

 -改めて2人にとっての昨年とは。

 黒田「僕自身はやっぱり、最後に優勝させてもらってね。今まで経験したことがなかったことなので。最後の最後に優勝できて出来過ぎの野球人生でした。20年間一生懸命やってきたのが、最後に実を結べたなと思います」

 新井「本当に最高の1年でした。黒田さんに関してはドラマでもないような…。日本に帰ってきたこともそうですが、終わり方も。ドラマでそれやったら、そりゃないでしょっていうくらい(笑)。すごかったですし、正直うらやましいっていうのもありましたね」

 黒田「ハハハッ。これは逆に、新井の引き際が楽しみだね(笑)」

 新井「本当、難しいんですよ!!」

 黒田「でも、それを超える可能性はあるじゃないか」

 新井「どうやったらあるんですか!?」

 黒田「優勝が決まる日本シリーズの最後の試合で決勝ホームラン。それが最後の打席になるかもしれないだろ」

 新井「それは…絶対にないですね!!」

 黒田「僕自身の考え方として、真剣勝負で終わってほしい。そのためには最後まで優勝争いとか、優勝を決める試合で最後を終えてほしいなって。自分自身がそうできたので。消化試合の中での最後じゃなく、真剣勝負で目いっぱいにやって。その中で最後の打席であってほしいと思います」

 -連覇へチームの土台はできた。どんな戦い方をするべきか。

 新井「昨年とまずは一緒。目の前の試合に120%で戦っていく。少しでも余裕を見せたら、そこでやられる。相手はヨーイドンの段階で、このやろう、今年はやり返してやるぞって、主戦級をぶつけてくるでしょう。好きにはさせんぞ、と。間違いなく厳しい戦いになる。昨年以上に勝ちたい、という気持ちを持たないといけない」

 黒田「自分がやるわけじゃないんですが…。新井が言ったように、昨年以上に周りの見方は変わってくる。余裕も当然、ないでしょうね。昨年のようにはいかないというのは頭に入れておかないと。ただ昨年、優勝できたというのは、すごくプラスになることもある。特に投手では祐輔(野村)が出てきて、今年がすごく大事。皆が昨年以上の成績を残す気持ちでやらないと、厳しくなるでしょう」

 -巨人、阪神の大補強はどうみるのか。

 黒田「それは当然。チームとしてはどんな手段を使っても、というか、ルール上の中での補強。チームとしての努力としてやらないといけないことなので、当然だと思います。ただ、カープはそれに全然負けないチームだとも思う。連覇をしてほしいなと思いますね」

 -黒田さんはシーズン中に引退を決断。優勝で肩の荷が下りた。

 黒田「そうですね。それまでにもある程度、ゲーム差も開いていたので。あとは若い選手を含めて、打撃陣も投手をカバーしてくれて、引っ張ってくれた。あの試合(9月10日・巨人戦)で決まらなくても時間の問題。あのころくらいからほぼ、そういう気持ち(引退)でいましたけどね」

 -もし優勝していなければどうしたのか。

 黒田「ほぼ、優勝できなくても辞めていたと思います。でも、いい巡り合わせというか。逆に優勝が自分にとって、後押しになったというのはありますね」

 -2人が昨年、伝えてきたのは広島の伝統。プレースタイルだったり、団結力だった。

 黒田「僕と新井に関しては野球に対する考え方が共通することがたくさんあった。ただ、自分たちで自問自答していることでもありました。言っていること、やっていることが正しいかどうか、それは人それぞれ野球観も違うわけで。なかなかそれを自分たちが証明することがなかった。ただ昨年、形となって優勝できた。特に野手は新井を見て、プレースタイルが変わった選手がたくさんいたので。そういう部分で、自分たちがやってきたことが間違いじゃなかったんだなっていうのを分かった1年でしたね」

 (続けて)

 黒田「野球選手は個人事業主だから、いろんな考え方があっていい。ただ、チームに所属する一選手としては、やっぱり足を引っ張ることはダメなので。僕らは特に若いころ、いろんな選手を見て育ってきた。いい人もいれば、そうでない人も見てきたので。そこで自分たちの野球観を作ってきて、結果を残すことができた。それを若い選手がどう感じるか。昨年、新井がいなければ、それを見ることもできなかった。僕らがいなくても30代の選手はいます。素晴らしい選手はたくさんいるけど、40歳手前になってMVPを取る活躍をする選手を見ることができるのは、彼らにとって財産になると思う」

 新井「僕はとにかくどんな時でも一生懸命やるぞっていう姿を見せないといけない使命感、責任感はありました。(先輩を)選ぶのは自分だと思うんですよね。いいと思ってくれているかは分からないけど、明らかに昨年変わったなっていう選手もいた。2年前は後輩たちも、どんな選手か見ていた部分があると思うので」

 黒田「たぶん、今までは少なかった選択肢が、新井とか僕とかが帰ってきて増えたのはあると思う。結果を残すことで余計に説得力があるというか。2割そこそこで試合にも少ししか出ないとなったら、若い選手はそこを目指さないでしょうし。プロの世界とは結果が全て。今年ダメなら周りは過去を振り返ってみてくれない。この年齢で過去を捨てて勝負して、それを見て“ああなりたい”というのを見ることができたのは、若い子たちにとってよかったんじゃないかなと思います」

 -中堅選手がもうひとつ殻を破れないというのはあるのか。

 黒田「それは本人たちに聞いた方がいいでしょ。ただ、僕からしたら本当に歯がゆいというか。新井も一度低迷した時期があって、もう一度上がってきた。やっぱりそれを目の前で見れたわけなので。感じていると思うけど、何か物足りないのもある。30過ぎたらすぐにベテラン扱いされる風潮が結構あったんじゃないかと思います。30歳でベテランって言われるのがすごく違和感があって。僕がアメリカに行ったのが32歳。今の30歳、31歳なんてまだまだこれから挑戦して、もうひと花、ふた花咲かさないとだめ。ベテランの感覚になっている選手が多いんじゃないかな。辞めたから好き勝手言ってますけどね(笑)」

 -時間がない、と。

 黒田「それが全てだと思います。過去のことなんて、終わってから考えればいい。何をしたとか、何勝したとか。何本ホームラン打ったとか、それは終わってから。毎年、毎年、今年が勝負だと思って戦ってほしいです」

 新井「僕が若かったころから黒田さんは雰囲気が違いました。最初は全く余裕がないので『ちゃんとせんにゃあいけん』と。別に何か言われたわけじゃないけど、そんな感じでした。よく言うんですけど『ポジティブな悲壮感』。悲壮感にも種類がある。僕もだんだん結果が出始めて、今度は『クロさんを勝たせたい』と思うようになった。そういう気持ちにさせてくれるような投手」(【下】に続く)


☆いやいや、まさに「たっぷりお届け」ですな(笑)。


☆落合さんが言うように、プロに入ってくる選手というのは、みんな一定の素質を持った選手。普通にやれば、誰もが一定の成績が残せるはず。ところが一流になる選手もいれば、早々と辞めてしまう選手もいる。その違いは何かと言うと、やはり「気持ち」なんですね。黒田さんと新井さんに共通するのは、練習熱心で、自分に厳しいところ。2人とも最初は野球が下手で(笑)、一生懸命練習して、強い体を作って、自分なりにいろいろ考えて技術を磨いて、ここまで来た。2人ともこの歳になってカープに来て、これだけの成績を残せるのは、バカみたいに月並みな言い方ですが、ひとえに「努力の賜物」なんですね。当たり前のことが、いかにきちんとやり続けられるか、っていう。


☆昨年誠也くんがブレークしましたが、派手な活躍ぶりに隠れがちですが、彼はボール球を振らないんですね。打席を作ることができる。で、例えばランナーを返す時は軽打でセンター前やレフト前に転がしたり、という、ケースバイケースのバッティングもできる。派手なホームランや決勝打の土台には、そういった基本的な技術がちゃんとある訳です。


◇黒田氏&新井の新春対談【下】黒田さんと野球ができた2年間を忘れないでほしい デイリースポーツ 1/4(水) 11:00配信

 昨季限りで現役を引退した黒田博樹氏(41)と、広島・新井貴浩内野手(39)の夢対談が新春に実現した。カープ愛にあふれる2人の言葉は、昨年の戦いから、数年後のチームへの思いなど多岐にわたった。リーグ連覇、日本一を目指す2017年。去りゆくレジェンドが後輩たちに向け、最後に伝えたかったメッセージとは。【上】【下】2部構成でたっぷりお届けします。

  ◇  ◇

 (【上】から続く)

 -黒田さんは広島に帰ってきて、プライドを全く表に出さなかった。

 新井「そりゃすごいですよね。メジャーでバリバリだった人が帰ってきたんですから」

 黒田「いや、でも僕は正直、簡単だったですね。言い方は悪いですけど、中途半端だと変なプライドを持ってしまうと思う。でも、ある程度いけば、捨てられるものもたくさんある。逆に今年、今年と、1年ずつで勝負していけたんだと思います。中途半端だと変えることを怖がるし、過去の成績にすがってしまう。周りに認めてもらった時点で(プライドを)捨てやすくなったというか。なかなか成績が出なくて年を取った人の方が、プライドを捨てるのが難しい。勝手に周りが判断してくれるもの。結果を残せばそう(よく)見てくれるし、逆に結果を残せない時に変なプライドが出てしまう」

 -新井選手もそう。

 新井「それはやっぱり僕の場合、カープだからでしょうね。たぶん、違う球団に自由契約になって行っても、そうはなってなかったと思います。自分の気持ちが固まった時には『ヨシ、またブーイング浴びようが、罵声を浴びようが、応援してもらえなくてもいい』と。カープに少しでも貢献したい。それで自分は辞めようと思っていたので。そういう気持ちにしてもらえるのはカープしかなかったです」

 -若くていい選手がたくさんいる。一緒に戦った選手について。

 新井「大丈夫だと思いますよ。自分が帰ってきて、外から見ているのと、思った感じじゃなかった。素直でいい子が多い。ただ若いので、どっちにも転べる。寄り道しながらでも、真っすぐ行けばいい。変な方向だけは行かないように。自分が言ってあげないといけない役目がありますね」

 黒田「自分たちのことを言うのはどうかと思いますけど、今までは背中がなかったんですよ。追い掛ける背中というか、見る背中が。何をすればいいか、どうしたら結果が出るのか。特にカープの流れは30代の選手がポーンと抜けてしまって、20代後半がレギュラーで出て、30代後半は石原、新井くらい。その間が全く抜けてしまっている。20代で下から上がってきた子は背中を探してきたと思う。一番大事な時期にその背中を見ることができなかった選手もいる。新井と僕が帰ってきて、少しでも『ああこういうものなんだ』と感じてくれたら、それがすごくうれしい。優勝も当然そうだけど、それ以上に僕たちにとってよかったと思います」

 新井「忘れないでほしいですよね。黒田さんと野球できた2年間を。自慢できることですからね。振り返って、黒田さんと一緒にやって優勝できた、と。誇りに思ってほしいですし。また、今のキク(菊池)、マル(丸)、広輔(田中)の年齢ですよね。投手だともう少し若くなりますけど大地(大瀬良)や猛(今村)。祐輔とか昨年成績を残した選手たちが、少し意識を変えてほしい。自分たちがこれから、強いカープを作っていくんだと」

 (続けて)

 「僕もクロさんに言われたのが、本塁打王を取ったオフに『自分のチームだけ見てたらダメだぞ』と。『外のチームのことも見ないとダメだ』と言われた。『自分だけのことじゃなしに、周りにも目を配れるようにならないと』と。今からの若い選手たちには、自分たちで強いカープを作っていくんだ、と。まだ少し早いかもしれないですけど、僕もクロさんに言われて変わったので。僕は三塁だったので例えば4番・サード、村田。アイツには負けないぞ、と」

 黒田「井の中の蛙(かわず)になってはいけないよな。12球団どこに行こうが、オレはこれだけの力を持っているんだ、と。なにか自信を持って表に出て行けるものを持っていかないといけない。昨年は優勝したからいいですけど、僕らの若いころなんて5位とか、6位だったので。レギュラーで、エースで、4番でっていっても、他のチームからしたら、お前ら5位、6位やんけと言われる。練習ひとつにしてもそう。よそのチームを見だすと、アイツが何しているか分からないとか、ヤバいな、とかいろいろ自分で考えることが増えてくる。それが大事じゃないかな、と思いますよね」

 -黒田さんの抜けた穴はどう埋めるのか。

 新井「それは1人では絶対に埋められない。投手陣だけじゃなく、野手も含めて全体で少しずつ埋めていく。あとは技術的なことは分からないですけど、2年間、黒田さんから学んだこと、姿勢や考え方を絶対に忘れず続けてほしい。やっていけば間違いないので。ベースにして、忘れずやっていくことですね」

 黒田「2年間、やったことを少しでも感じてくれていれば、すごくうれしい。それがいい伝統となって伝わっていけば。優勝したこともよかったけど、伝統が続いていくっていうのが帰ってきてよかったな、ということなので。帰ってきてなかったら、受け継がれてなかったと思うので。自分のこうだ、と思っていた野球観を感じてもらって、次につなげてくれるのなら、それが一番うれしいこと」

 -どうやってチームを見るのか。

 黒田「時差がありますけど、テレビも見られるので。時間がある時は見ると思いますし、もしかすればパフォーマンスシートで見ているかもしれない。旗を振ろうかな、と。25番の旗を(笑)」

 新井「砂かぶり席じゃないんですか?サングラス掛けて(笑)。ネクスト行ったら、おい、おいって」

 黒田「ヤジるよ、絶対(笑)。でも、そうなった時にどうなるか、自分でも楽しみです。僕はアメリカにいた時に、バスケットボールとかアメフットとかを見に行った。球場入った瞬間、スタンドから選手を見る時って、本当に涙が出るくらいだった。それがすごく自分のモチベーション、刺激になっていたので。今後は二度とグラウンドの中に立つことがなくなる。スタンドから見た時にどう思うのか興味はありますね。特にレーカーズでは、コービーが1人だけ輝いているんです。試合始まる前にコートに入ってきた時の声援を聞くとね。そういうの見て、来年も頑張ろうと思ってやってきたので。それがなくなるというのは、後悔するのかも分からない」

 -メールや電話で後輩選手に助言も。

 黒田「僕はコーチではないので。ただ、同じ戦った仲間として手助けできることがあれば、したいと思います」

 -現時点で今年の過ごし方は。

 新井「臨時コーチです!!」

 黒田「いやいや(笑)。マウンド整備しているかも。みんなが練習出てくる前に」

 新井「それ、面白いですね。五回の整備に、みんなに紛れてトンボかけてるんでしょ」

 黒田「気付かないやろうな」

 新井「普通にやってたら気付きますよ。メガネ掛けて帽子かぶってれば気付かないかも」

 黒田「いっぺんやってみようかな。か、ライトでトランペット吹いてるとか。オフの間練習して、(応援団を)仕切ってるかもわからへんし(笑)」

 -黒田さんの5年後、10年後は。

 新井「倉さん?」

 黒田「なんで倉が出てくるねん!!」

 新井「倉さんの5年後、10年後はそのままコーチやっとるよ。40年契約で、まだ28年残ってるんだから」

 黒田「そうはいっても球団が決めることなので。僕がやらせてくださいってできるものでもない。自分がもう一回ユニホームを着て、勝負の世界に戻りたいと思うかもしれないですし。もういいかな、と思うかも。それは分からない。その時のタイミングですからね。もう一度、ユニホームを着るのに魅力を感じなければ、やらないかも分からないですし。現時点では20年間、野球のことしか考えてなかったので。少しゆっくりしたいな、というのがあります」

 -野球に携わるか。

 黒田「携わり方がよく分からないですよね。でも、鈴木さん(球団本部長)とも話をしていると『いつでも来て、教えてあげてくれ』と。タイミングが合えば由宇とか、大野に行きたい。1軍の選手なんて勝負の場なので、教えることなんてほぼないと思う。2軍で苦しんでいる子がいれば、手助けできればいいかなと思います。ただ、僕はコーチじゃないので、そんないいかげんなことはできない。それをしっかり頭に入れつつ。ガッツリいることはできないけど、たまにフラっと来てでよければ、手助けしたいと思いますね」

 -今年の新井選手の目標は。

 新井「もう一回、優勝したいです。初めて優勝して、あんなにたくさん喜んでもらった。優勝っていいもんなんだな、って実感できたので。まずセ・リーグを連覇して、日本一になることができたら最高。個人的な目標はもうないので。『打てるだけ打ちたい』と。3割、100打点とか、タイトルとかは全くない。もう一度優勝したい、日本一になりたい。それだけです」

 -個人目標はない。

 新井「自分が試合に出られなくてもいい、と半分は思っているので。半分はもちろん出たい気持ちがあるけど、出られないってことは、若い子が育っているということなので。堂林であったり、龍馬(西川)であったり。松ちゃん(松山)にしてもそうですね。今から2年後、5年後を考えていったら自分が出て、まして4番を打っているようじゃ、という気持ちも半分思います。でも、半分はプロ野球選手として出たいというのもある。半分半分なので、自分でも面白いですよね」(終わり)


☆昨年カープは、首脳陣と選手、投打や走攻守、ベテランと若手など、全ての要素が噛み合って、まさに「チームワーク」、チーム力で勝ってきた、とK.Oは言いました。逆に言えば、これまでのカープは、それがなかったから勝てなかった。黒田さんや新井さんのような野球観を持った選手は他にもいたでしょうが、チームがひとつにならないと、野球は勝てない。で、そういった「勝てないチーム」にいると、どうしてもひとつになれないのです。この25年間、すばらしい選手はカープにもたくさんいましたが、優勝できなかった。優勝する仕方を知らなかったし、黄金期の野球を忘れてしまった。それがなぜか、誰のせいかという具体的なことはひとまずさておき、結論的に言えば、首脳陣も、選手も、どちらも「勝つ野球」を知らなかったのです。


☆それが、黒田さんと新井さんという2人の「超」ベテランが(笑)、外の世界を知って、カープに帰ってきた。これはもう、この上ない「背中」になる訳です。


☆で、「外部の血」を入れさえすれば強くなるかというと、そんなことはありません。昨年に関して言えば重要な点は、「伝統のカープ野球の復活」を目指したこと。「走攻守三拍子揃った野球」、「投手を含めた守りの野球」は、カープの伝統。黒田さんが完投にこだわったように、山本浩二さんや衣笠さんが走って守れることにこだわったように、それは野球選手の基本であり、カープの伝統なのです。それが「チーム力」につながった。


☆外国人の補強ひとつ取ってみても、近年は大物を獲ってくるより、カープや日本ハムのように一定の選手を投打ともに揃えたチームの方が、強い。ま、この話は、また別枠で。




☆さて、引退した黒田さん。マウンド整備や応援団で見るのも、それはそれで楽しみですが(笑)、やはり由宇や大野で、その姿を見たいですね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。