2017年2月2日木曜日

'17 カープ・キャンプリポート(1)~2/1、キャンプイン。


☆いやいや、来ましたな、キャンプインですわ。


◇広島 日本一に向かって「さあ、行くぞ!」 スポニチアネックス 2/1(水) 10:06配信

 広島が1日、宮崎県日南市の天福球場でキャンプインした。

 午前9時20分から始まった朝礼の締めは小窪選手会長だった。「きょうからまた新たな1年が始まります。今年は連覇、日本一に向かって、チームのため、ファンのため、家族のため、自分のため、そして仲間のために精一杯チーム一丸となって頑張っていきましょう」とあいさつ。「さあ、行くぞ!」というかけ声に、ナインが「おう!」と応じ、同9時半にキャンプがスタートした。

 予定では投手陣は、ジョンソン、ジャクソン、ヘーゲンズ、ブレイシアの外国人4人をのぞく全員がブルペンに入る。

 1月30日に40歳の誕生日を迎えたばかりの新井は、エルドレッドとともにランチ特打を行う予定。


☆緒方監督も、意気込んでいるようです。


◇【広島】緒方監督、“ポスト黒田”の出現を期待 スポーツ報知 2/1(水) 10:39配信

 広島の宮崎・日南キャンプが1日、始まった。緒方孝市監督(48)が報道陣に意気込みを語った。

 連覇を目指す1年がスタート。「我々の目指す野球は昨年と同じ。投手中心に守り勝つ野球を目指す。黒田が抜けた部分の穴は、まずは先発の頭数をしっかりとそろえること」と“ポスト黒田”の出現を期待した。

 ドラフト1位の加藤拓也(22)=慶大=、同3位の床田寛樹(21)=中部学院大=ら新人が初日からブルペン入りする予定。「自主トレからやってきたものを見せてもらえればいい。しっかりアピールして欲しい」と期待をかけた。


☆続いて、選手会長。


◇広島小窪選手会長「連覇へ日本一へみんなで戦って」 日刊スポーツ 2/1(水) 10:41配信

 広島が1日、宮崎・日南市の天福球場でキャンプインした。

 右翼付近で出来た円陣の中心に立った選手会長の小窪哲也内野手は「連覇へ、日本一へ向けたキャンプが始まります。チームのため、ファンのため、家族のため、自分のため。そして仲間のためにも。みんなで戦っていきましょう」とあいさつ。円陣の声だしでキャンプがスタートした。

 アップ中に囲み取材に応じた緒方孝市監督(48)は「WBCで3選手が抜けるが、若い選手にはチャンス。チャンスをつかめるようにアピールして、結果、内容をみせてくれれば、使っていきたい」と話した。


☆てな訳で、こんな話。


◇WBC代表3選手を脅かす若鯉 2年目・西川龍馬の挑戦 デイリースポーツ 2/1(水) 10:00配信

 3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の全メンバーが1月28日に出揃った。広島からは菊地涼介内野手(26)、田中広輔内野手(27)、鈴木誠也外野手(22)の3選手が選出。代表となった内野手2人を脅かす存在が、2年目の西川龍馬内野手(22)だ。

 昨季は、走攻守でアピールし、62試合に出場。打率・294、代打に限れば・320と好成績を残し、年間通してほとんどの期間を1軍で過ごした。

 「もう少し試合に出たい。昨シーズンは58打席でしたが、打席数も倍ぐらいにしたいと思います。打撃で結果を残していれば、守備でも出場機会は増えてくる」

 武器にしようとしている打撃センスは高い。体勢を崩されながらも対応し、野手の間に落とすバットコントロールを持つ。さらに、内野ならどこでも守れる守備力も魅力的だ。昨シーズン守った三塁、二塁だけでなく、遊撃もこなせるユーティリティープレイヤーとしてチームに欠かせない存在となっている。

 「内野には、菊池さんや田中さん安部さんなどがいらっしゃいますが、何とかそこに食い込んでいきたい。何があるか分からないので、常にどこでも守れるよう準備しています」

 先輩に遠慮するつもりはない。菊地、田中はWBC代表合宿のため、2月23日からチームを離れ、3月に行われる試合に向けて準備する。実戦が多くなるキャンプ終盤にレギュラー2人が不在。若鯉にとっては絶好のチャンスだ。1年間の経験を糧に、猛アピールし定位置を奪い取る。(デイリースポーツ・井上慎也)


☆西川くんは、こんな記事が出るほど。


◇至難の連覇へチーム活性化 広島田中に“三塁コンバート”案 日刊ゲンダイDIGITAL 2/1(水) 12:40配信

 リーグ連覇を狙う広島の緒方監督(48)が、大胆な配置転換を考えているという。

 チーム関係者が声を潜めてこう言うのだ。

「カリスマの黒田が昨年限りで引退し、成績(10勝8敗)以上に精神的支柱の抜けた穴は大きい。首脳陣は危機感を持っています。オフに大きな補強もしていない。今年も勝つには戦力の底上げしかありません。昨年の鈴木誠也のようなイキのいい若手が台頭しないと厳しい。期待されているのが、2年目の22歳・西川です。高い内野の守備力を武器に、新人だった昨年は62試合に出場して打率.294。最後の侍ジャパンのメンバーに選ばれた田中は三拍子揃った遊撃手ですが、肩に若干難がある。そこで、肩も強い西川を遊撃にし、田中を三塁へ回す構想があるのです。三塁にはこちらも期待の高い安部らがいるものの、侍メンバーをコンバートするくらい若手が突き上げてこないと連覇は厳しいと緒方監督も予想しているのだと思います」

 黒田が去り、昨季16勝3敗で最多勝投手になった野村に2年連続で昨年並みの成績を望むのは酷だという声がある。40歳になったばかりの新井にしても、6年ぶりの3割台となる打率.300、19本塁打、101打点をマークし、MVPを獲得した昨年はいい意味で期待を裏切ったと見た方がいい。流行語大賞に輝いた「神ってる」鈴木もしかり。129試合出場でリーグ2位の.335、29本塁打、95打点とブレークしたが、「去年は勢いが大きかった。だから今年が大事」と2年連続で結果を残すことの難しさを自覚している。

 昨季優勝の立役者のひとりである田中をどけてまで正遊撃手候補と期待される西川は、二塁の名手菊池にも一目置かれ、野球センスを認められているのだ。

 一昨年の優勝球団ヤクルトは昨季、5位Bクラスに沈んだ。戦力に限りのある球団の連覇は至難の業。チーム内の競争をあおり、活性化するしか手のない緒方監督の手腕もキャンプの見どころになる。


☆ま、田中くんも、「レギュラー確約」ということではない、ということ。


☆一方で。


◇緒方監督、菊池ら侍3人激励「心から応援」一問一答 日刊スポーツ 2/1(水) 20:16配信

 広島がキャンプ初日を終えた。午前中はノックの後にカットプレーを行うなど、連係を深めた。午後からは打撃を中心としたメニュー。投手陣は外国人4人を除く17投手がブルペンに入った。また侍ジャパンから小久保監督と権藤投手コーチが視察に訪れた。1日目を終えた緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -初日を見て

 緒方監督 当たり前のことだが、走ること、投げること。野手ならバットを振る力。キャンプの練習に入っていけるだけのものが身についているか。投手野手全員を把握するために見させてもらった。各コーチとも話したが、全体的に練習してきているなと感じた。基本的な打つ、走る、守る、投げるというなかにおいてはね。

 -侍ジャパンの小久保監督とも会話

 緒方監督 いろんな話をさせてもらった。選んでいただいたので、万全に仕上がった状態で3人を出します。

 -小久保監督は複数守備を望んでいる

 緒方監督 そういう練習もすることになると思う。担当コーチにも話をした。ボールの違いもあると思う。最大限協力してやっていきたい

 -3選手に期待すること

 緒方監督 本人たちにとっても、日の丸を背負うということはこれ以上ない貴重な機会。大きな経験になると思う。なにか自信をつかんで、結果を出してほしい。日本代表が世界一をつかみ取ることを、心から応援している。

 -3人の希望も聞く

 緒方監督 もちろん彼らだけに合わせるということはないけどね。実戦も早めに、投手の球を見られるように。サポートしてやっていこうと思っています。


☆ま、キャンプ初日に仕上がりの遅さが目立つような選手は、その時点でファーム行きでしょう。


◇【広島】緒方監督「横一線の競争から始まる、すべて競争」 スポーツ報知 2/1(水) 9:34配信

 プロ野球各球団は1日、一斉にキャンプイン。各球団の監督に直前の抱負を聞いた。

 広島・緒方監督「横一線の競争から始まる。ベテランも、新人も、外国人もすべて競争。そこから結果を出し続けた選手、自分の役割を理解している選手を新たに使っていくということ。目指す野球は変わらない。やり続けることがレベルアップにつながる」


☆目指す野球は。


◇広島 緒方監督「投手中心の守り勝つ野球」リーグ連覇と日本一へ デイリースポーツ 2/1(水) 9:54配信

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 昨季のセ・リーグ覇者・広島が、宮崎県日南市・天福球場で、春季キャンプをスタートさせた。午前8時頃に田中、堂林、鈴木誠らが球場入りした。

 練習前には小窪選手会長があいさつ。「今日から新たな1年が始まります。リーグ連覇、日本一に向けた1年になります。チームのため、ファンのため、家族のため、自分のため、そして仲間のために。厳しい1年になると思いますが、精いっぱいチーム一丸となって頑張っていきましょう。さあ、いこう!」と声を張り上げた。

 また、緒方監督はテレビインタビューで「投手中心の守り勝つ野球」をテーマに設定。「黒田が抜けた穴がある。先発の頭数をそろえていきたい。若手、中堅が先発の枠を争って、チャンスをつかむ意識でやってほしい」と“ポスト黒田”の出現を熱望していた。


☆ま、変わることはありません。で、競争促進。


◇緒方監督“チーム解体”宣言「皆が横一線」侍メンバーも競争 スポニチアネックス 2/1(水) 6:35配信

 プロ野球12球団は1日、国内外で一斉にキャンプイン。リーグ連覇と日本一を目指す広島は31日、緒方孝市監督(48)や新井貴浩内野手(40)ら41選手が1次キャンプ地の宮崎・日南に入った。現地宿舎で開かれたミーティングでは、指揮官が“チーム解体”を宣言。名前や実績に関係なく「結果を出した者を使う」と強調し、常勝軍団をつくり上げる意気込みを示した。

 リーグ連覇を目指す春だからこそ、厳しい方針を打ち出した。選手、コーチら52人が日南に到着し、午後3時半から始まった全体ミーティング。指揮官は、昨季Vによる過信を戒めつつ「我々はプロ。去年の結果で飯は食えない」として、ナインにこう訓示した。

 「ベテランも外国人選手も、実績のある選手も競争してもらう。実績にはとらわれない。皆が横一線から始まる。自分の役割を理解し、結果を出し続けた選手を使う」

 事実上のチーム解体宣言。3月開催の第4回WBCでは菊池、鈴木、田中の3人が侍ジャパン入り。彼らとて、ポジションは安泰じゃない。緒方監督は「本人には名誉なこと。日本を代表して戦うわけだから応援する」と前置きしながら、言葉に力を込めて言った。

 「結果を出し続け、彼らを脅かす選手が台頭すれば、開幕スタメンで使う。(代表では)出番があったり無かったり、調整の難しさはあるにせよ、3人にはそれを踏まえて頑張ってほしい」

 今季の補強は、現時点で中継ぎ候補のブレイシア1人。2年連続でセ界の頂点を極めるには、投打で現有戦力の底上げが不可欠だ。昨季10勝の黒田も引退した。精神的支柱だった大黒柱の抜けた穴を埋めるのは、数字の上でも容易でないが、指揮官は首を横に振る。

 「新聞社はそこに目が行くだろうね。でも、穴とは思っていない。若い力が出てくるか楽しみ」

 首尾一貫する実力至上主義。チーム内で競争をあおり、春の実戦の中で個々の適正や成長度を見極めて、戦う集団を新たにつくり上げる。その視線の先にあるのは常勝軍団化だ。緒方監督は、起用方針にも言及した。

 「エースになりえる選手、4番打者に成長する選手が、今季は出てきてほしいし、育てたい」

 昨秋、日本ハムとの日本シリーズで「重要性を感じた」というエースと4番。候補は野村、大瀬良、あるいは鈴木か。厳しい競争の中で力をつけた選手は強い。連覇と日本一を目指す球春がいよいよスタートする。 (江尾 卓也)


☆その、4番。


◇広島・緒方監督「4番」育てる 横一線でスタート!誠也らサバイバル デイリースポーツ 2/1(水) 6:02配信

 広島の緒方孝市監督(48)が31日、キャンプ地・宮崎県日南市のチーム宿舎で取材に応じ、今キャンプのテーマに「4番の育成」を挙げた。昨季の日本シリーズで日本ハムと対戦し、その重要性を再認識した。長期的なビジョンも持ちながら打線の中心として、チームを引っ張ることができる選手を育て上げたい考えだ。

 その言葉は自然と熱を帯びていった。監督就任3度目の春季キャンプがついに始まる。リーグ連覇、そして日本一を目指して始まる戦いを前に、テーマに挙げたのは「4番の育成」。宿舎での全体ミーティングを終えた緒方監督は、胸に秘めている熱い思いを口にした。

 「日本シリーズを戦い、エース、4番、抑えの重要性を感じた。クリーンアップは、みんなが入れるものではない。野球自体は変わらないが、去年の形にはこだわらない。4番打者になりうる選手を育てたい」

 昨季は新井の67試合が最多。頂上決戦では、日本ハム・中田が全6試合で4番を担ったのに対し、広島の4番は新井、松山、エルドレッドの日替わりとなった。勝利を最優先したもので「大きな枠の中で考え、走者をかえすバッティングをする選手を並べた。4番に責任を負わせるようなことはしていない」と振り返る。チームには若い選手が多い。長期的な視点にも立ち、黄金期の形成を見据えれば4番は固定される方が望ましい。今年をその1年目とするつもりだ。

 その候補の1人が鈴木だ。昨季は中盤以降、5番に定着。打率・335、29本塁打、95打点と勝負強さが光った。優勝旅行先のハワイでは「4番・鈴木」のプランも打ち明けていた。もちろん、それは厳しい競争を勝ち抜いた上でのこと。松山がその座を虎視眈々(たんたん)と狙い、背水の覚悟で今季に臨む堂林にもチャンスはある。指揮官は「われわれはプロ。去年の結果でメシが食えるわけではない」と、あくまで前を見据える。

 野手は大きな補強がなく、現有戦力の底上げを目指す今春。昨季レギュラーを担った選手でも、そのポジションは保証されていない。「横一線で始まる。日々の練習からどういう課題を持って取り組むかが大事になる。結果を出し続けた選手を使う」。チーム内で巻き起こる4番争いを含めたサバイバルレースこそが、常勝軍団への礎となる。


☆そうそう、堂林くんにも、チャンスはあるんですよ。


☆昨年は、丸が90打点、新井さんが101打点、誠也くんが95打点。クリーンナップが見事に機能しました。


◇【広島】緒方監督、誠也&丸に期待「4番出てこい」 スポーツ報知 2/1(水) 6:08配信

 広島・緒方孝市監督(48)が31日、「不動の4番」出現を強く願った。キャンプ地の宮崎・日南入り。宿舎での全体ミーティング後に取材に応じ、「エース、4番、抑えは今の野球の中では絶対に必要」と強調。「ゆくゆくは4番に成長するような選手を育てたい」と方針を示した。

 リーグ制覇した昨季は4選手が4番を務めた。最多出場は新井の67試合。「誰にも責任を負わせるようなことはしなかった。クリーンアップとして走者をかえす打撃をしてくれる選手を並べた」と振り返り「短期決戦で日本シリーズを戦って、そこの重要性は自分の中でも感じたものもある」と説明。広島は松山、新井、エルドレッドが2試合ずつ務めたが、6試合で4番が挙げた打点は1。一方、日本ハムは全試合で中田が座り、優秀選手賞を受賞。シリーズに限っては4番の差が結果に直結した格好で、鈴木や丸に期待が高まる。


☆で、当の、誠也くん。


◇広島・鈴木、初日は丁寧に打撃練習 小久保監督が熱視線 朝日新聞デジタル 2/1(水) 21:32配信

 《広島》日本一の日本ハムは米国にいる。ならばセ・リーグ覇者を見よう、と訪れた日本代表の小久保監督がうなった。「1年でこれだけ。成長のスピードはすさまじいなあ」。昨季ブレークした鈴木の打撃練習に目を奪われていた。

 その鈴木は、代表監督の視線を背中に感じながらのフリー打撃でも大振りしない。打撃フォームを固めることが最優先と、丁寧にバットを振り続けた。「周りの目は気にしないようにしている。やるべきことをやれば、自然といい結果はついてくる」。体重はシーズン中よりも4キロ増え、ややぽっちゃり体形。これも、厳しいキャンプで自然に落ちると踏んでのことだ。

 伸び盛りの22歳は「仕上がりが悪すぎて焦っています」とおどけながらも、3月のWBC開幕までの道筋を冷静に逆算している。「調整はなんとか間に合う」と自信をのぞかせる。

 代表の右翼のレギュラー争いは激しい。「たとえベンチでもチームのため、日本のためにやらないといけない」。昨季は打率3割3分5厘、29本塁打。その活躍ぶりを評した「神ってる」は流行語大賞となった。地に足がついた時の人だ。=日南(吉田純哉)


☆将来も含め、となると誠也くんに期待が集まりますが、4番を担うということは、チームの勝敗を左右するような場面でも打てる、「何とかしてくれるバッター」になる必要があります。とりあえず、新井さんを越えなければ、4番に定着することはできません。


◇<プロ野球>広島 主砲の新井が充実感にじませる 毎日新聞 2/1(水) 20:27配信

 スコアボード上のセンターポールに揚がるセ・リーグのチャンピオンフラッグに見守られて1日、始まった広島の春季キャンプ。選手たちのかけ声が響き活気あふれる雰囲気の中、若手に負けじと精力的に汗を流したのが新井だ。「去年より動く感じがした」。2日前に40歳となった主砲は充実感をにじませた。

 特打では動きを確認するように軽いスイングで丁寧にはじき返す。自身に調整メニューを任された午後は球場裏の急坂でダッシュを黙々と15本。「自分に厳しく追い込みたい」。1年間戦う力を養うため、初日から体をいじめ抜いた。

 昨季ブレークした22歳の鈴木が打率の目標を「12割」と言えば「13割打てれば」と張り合う。「年齢は離れているけど気持ちだけは負けない」。黒田の引退でチーム最年長となったが、若手と切磋琢磨(せっさたくま)する姿勢は変わらない。

 昨季は通算2000安打とリーグ優勝を達成し、リーグ最優秀選手賞にも輝いた。ただ、満足はしていない。「日本一が欲しい」。あと一歩で逃した頂点へ。大黒柱が今年もチームを引っ張る。【日南・細谷拓海】


☆あら、13割になってたのね。13割って(笑)。


☆いやいや、まだまだ簡単には譲りそうにありませんよ。


◇鯉・新井、初日から走る走る走る!リーグ連覇&日本一へ背中で引っ張る サンケイスポーツ 2/1(水) 7:00配信

 広島は31日、キャンプ地の宮崎・日南市に入った。前日30日に誕生日を迎えたチーム最年長の新井貴浩内野手(40)は「40歳になってもユニホームを着てるときは年齢は関係ない。今まで通り、一生懸命プレーしたい」と気合十分。1日のキャンプ初日から坂道ダッシュで下半身強化に乗り出すことを明かした。

 照りつけるような南国の太陽を浴びて目をギラ尽かせた。新井が40歳を迎えた心境を激白。気温12度のキャンプ地宮崎に足を踏み入れ、闘志がメラメラと燃え上がってきた。

 「40歳ね…。40歳になってもユニホームを着ているときは関係ない。けがを恐れていては何もできないし、しっかりと追いこんでいきたい」

 前日1月30日に誕生日を迎え自宅で「家族にお祝いしてもらいました」とニッコリと笑った。4人家族の主は“バースデー・パーティー”でキャンプに向けたエネルギーを充填した。

 プロ19年目。キャンプのテーマは下半身強化である。開幕に合わせてペースを上げるベテランが多い中、チーム最年長は「しっかりダッシュをしないといけない」と示唆。キャンプ初日からフルスロットルの構えで、走って、走って、走りまくるつもりだ。

 昨季、打率・300、19本塁打、リーグ3位の101打点で25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、セ・リーグのMVP(最優秀選手)に輝いた。例年より短いオフはマツダスタジアムと広島市東区のトレーニングジム「アスリート」でトレーニング。1月中旬には石原、会沢、堂林とともに鹿児島の「最福寺」で2泊3日の護摩行を敢行した。心身共に充実してキャンプを迎える。

 セ・リーグ覇者として迎えるキャンプ。宿舎でのミーティング後、緒方監督は「(レギュラー争いは)実績にとらわれず横一線になる。新人、ベテラン、外国人を含めて競争」とハッパ。昨季、日本ハムとの日本シリーズに敗れて「エース、4番、抑えが大事だと思った」とし「ゆくゆくは育ってほしい」と若手の台頭を期待した。鈴木、松山らが4番をうかがうが、チームの中心が新井であることに変わりはない。

 不惑を迎えた背番号「25」は「またイチからのスタート。開幕に合わせようと思う気持ちはみじんもない」と意を新たにした。背中で1979、80年以来のリーグ連覇、33年ぶりの日本一へ引っ張る。


☆このオフは体力作りに割く時間があまりなかったのですが、体が動く限り、新井さんはやります。


☆ただ将来も考えると、新井さんが昨年以上に休める状況がベスト。松山、堂林、下水流あたりかな~。




☆さて、エースということになると、大瀬良くん、岡田くん、福井くんあたりに頑張ってほしいのですが。


◇広島・野村、尻も意欲もデッカク「初日からアピール」 サンスポ 2017.2.1 05:01

 昨季、最多勝(16勝)&勝率第1位(.842)で投手2冠の広島・野村は31日、「いよいよ始まるぞという気持ち。初日からアピールしていきたい」と意欲を示した。ジョンソンと開幕投手を争う27歳は、年始から母校・明大で自主トレを行い、下半身を強化。「お尻が大きくなった。ズボンが小さくなりましたね」と、手応えを得てのキャンプインだ。


☆大方の予想は、昨年ほどは勝てないだろう、というもの。さてさて野村くん、昨年並みの働きができるかどうか。1年間ローテを守ることができれば、結果は自ずとついてくると思います。


☆で、注目のルーキー、加藤くん。


◇広島ドラ1・加藤がブルペンで65球 ユニホームに「引き締まりました」 デイリースポーツ 2/1(水) 21:05配信

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 ドラフト1位の加藤拓也投手(22)=慶大=が、ブルペンで変化球を交えて65球を投げた。プロ初キャンプでの投球にも「いつも通り、いつもと変わらずです」と振り返った。

 また初めて広島のユニホームに袖を通しての練習に「ユニホームを着て引き締まりました」と話した。また、ドラフト2位の床田(中部学院大)もブルペン入りした。


☆相変わらず、マイペースなようで。


◇広島D1・加藤、ブルペン入りも淡々「平均点くらい」 サンスポ 2017.2.1 17:51

特集:2017新人情報

 広島春季キャンプ(1日、宮崎・日南)ドラフト1位新人の加藤(慶大)がさっそくブルペン入りした。チェックに訪れた緒方監督の視線にも「いたんですか。知らなかった」とどこ吹く風。力強いフォームで65球を投げ「初めてだから基準がないので分からない。平均点くらい」と淡々と言った。

 ただ、マイペースでいられたのもそこまでだったよう。「(練習メニューごとに)どこに集合するのか分からなかった。疲れた。それは自信を持って言える」と記念すべきキャンプ初日を振り返った。


☆ま、慣れて下さい(笑)。


◇広島ドラフト1位加藤が注目度NO・1/今日の一番 日刊スポーツ 2017年2月1日22時17分

<今日の一番>

 広島ドラフト1位の加藤拓也投手(22=慶大)が宮崎・日南キャンプ初日の1日にブルペン入りし、チームNO・1の熱視線を集めた。

 昨年のセ・リーグ優勝チームとあって、キャンプ地には延べ1600人のファンが訪れ、100人以上の報道陣が集結。加藤の投球は2人の投手コーチが後ろで見守り、捕手の後ろには緒方監督をはじめ、球団関係者がずらり。さらにその両サイドを報道陣やファンが囲んだ。

 加藤は「投げづらかったですけど、そこまで力んだりしなかった。監督? いたんですか? 知らなかったです。いてもいなくても、やることは変わらないので、気にしても仕方ないかなと思います」といつものように冷静だった。【広島担当 前原淳】


☆さて、まずは1軍に残れるかどうか。先発に食い込むのか、中継ぎに回るのか。ま、何せ昨年のセ・リーグ、チャンピオンチームですからね。


◇【広島】緒方監督、リーグ連覇へ「自信を力に。それが過信にならないように」 スポーツ報知 1/31(火) 17:35配信

 広島が31日・キャンプ地の宮崎・日南に入った。宿舎で取材に応じた緒方孝市監督(48)は「昨年、数多くの選手が素晴らしい成績残してくれた。優勝という経験の中から自信もついただろう。その自信を力に変えて、それが油断、過信にならないように。油断があると一年一年の成長には結びつかないから」と、リーグ連覇を目指すナインの気持ちを引き締め直した。

 1日からキャンプがスタート。「競争の中から始まる。ベテランも、新人も、外国人も、横一線からのスタート。そこから結果を出した選手を使っていくということ」とサバイバルを予告した。




☆おしまいに、小ネタ、2つ。


◇コイ実った!広島・中村恭平、人気グラドル清水ゆう子とスピード婚 サンケイスポーツ 2/1(水) 5:00配信

 プロ野球・広島の中村恭平投手(27)とグラビアアイドル、清水ゆう子(28)が結婚することが31日、分かった。関係者によると、2015年末に知り合い、交際約10カ月でゴールイン。中村恭の背番号で、2人の誕生日でもある「22」にちなみ、2月2日に婚姻届を提出する。昨季、25年ぶりのリーグ優勝に貢献した期待の左腕が、美人妻を得て飛躍を目指す!

 1日、キャンプインするイケメン左腕に一足早く春が訪れた。最速150キロ台を誇る中村恭が、マルチに活躍する人気グラドルと剛球のようなスピード婚を決めた。

 関係者によると、2人は15年末に共通の知人の紹介で出会った。その後、中村恭が1日だけの休日に、わざわざ清水に会うため広島から上京するなど猛アピール。その誠実さと熱意に清水もひかれ、昨春から結婚前提の交際がスタートした。

 中村恭は常日頃からプロポーズのような情熱的な言葉で思いを伝えるなど、ベタぼれ。その“直球勝負”に清水も「口べたなのに、いつも真っすぐ気持ちを伝えてくれる」とひかれていった。

 昨秋、正式にプロポーズを受け、快諾。清水は周囲に「また言っていると思い、聞き流していたら本当のプロポーズだった。確かに、いつもよりはしつこかったかな」と幸せそうに話している。婚姻届は中村恭の背番号で、2人の誕生日でもある「22」にちなみ、2月2日に提出する予定。

 キャンプ地、宮崎・日南入りした中村恭は、学生時代、ホストにスカウトされた逸話を持つほどのイケメン。13年に初勝利を挙げ、その後は勝ち星に恵まれなかったが、交際中の昨季は引退した黒田博樹氏(41)のアドバイスを受けて5月に2勝目を挙げ、ローテの谷間を埋める活躍。25年ぶりのリーグVに貢献した。

 清水も09年に日テレジェニックに輝くなどグラドルとしてブレークし、その後もタレントや女優として活躍。和食全般が得意で、交際中の昨年12月にはアスリートフードマイスターの資格を取得し、サポートしている。

 清水は、友人に「彼のサポートを第一に、可能な範囲で仕事を続けていければ。互いを思い合い、支え合い、高め合っていければいいな」と誓ったという。

 清水は妊娠しておらず、挙式・披露宴は今オフに海外で予定している。最高の伴侶を手に入れた中村恭が、日本一を手土産に、優勝旅行をハネムーンにする!


☆そのアピール、是非野球に(笑)。


☆お次は、帰ってくるまで。


◇広島小窪、胃がん手術赤松のユニ持参「力借りたい」 日刊スポーツ 2/1(水) 8:01配信

 赤松とともに戦う!! 昨季セ・リーグを制した広島ナインが1月31日、キャンプ地宮崎・日南市に入った。選手会長の小窪哲也内野手(31)は昨年12月に胃がんを告白した赤松真人外野手(34)のユニホームを持参。一塁側ベンチなどに掛けて共に戦うことを明かした。連覇と33年ぶりの日本一を目指すチームに赤松の存在は「不可欠」と語った。

 選手会長の小窪はスーツケースから背番号38番のユニホームを取り出した。「一塁ベンチかロッカーに掛けておこうと思って」。昨年12月に「胃がん」を患っていることを公表した赤松のレプリカユニホームだ。「去年の一体感を思い出すと、やっぱりその中には赤松さんがいる。昨年以上を目指す僕たちなので、赤松さんも一緒に戦ってもらわないと」。そう言うと、静かにハンガーを通した。

 1月上旬に手術を受けて16日に退院した赤松とはキャンプ前に顔を合わせた。先輩が前例のない戦いに挑んでいた。「一番ここに戻って来たいと思っているのは赤松さん」。簡単な言葉はかけられなかった。「僕たちに何が出来るか。苦しいとき、つらいときに見て、赤松さんの明るさと笑顔を思い出したい。一緒に戦って、突破したい。感じるものが必ずあるはず」。苦しいときのもう一踏ん張り。その源にもなる。

 初詣で目にした絵馬も小窪を動かした。何人ものファンが「赤松選手が完治しますように」「ダイヤモンドを走りぬける姿が見られますように」としたためていた。何か出来ないか。「僕はグラウンドには見えない力があると信じている。何か力が働けばいい」。自主トレ中もふとした時に赤松に思いを寄せる自分がいた。同じことを言うチームメートもいた。わずかでも足しになればと思った。

 選手会長に就任して以降、一貫して目指すのが「一体感」だ。「何にも変えられないものが一体感。時に実力以上のものが出るし、全員でカバー出来れば、個人が落ちずにすむ」。17年は投手陣の柱だった黒田氏が引退。連覇へは「もっともっと結束する必要がある。赤松さんの力も借りないと」。自身の技術を上げることはもちろんだが、団結を強める1カ月にもなる。「全員一丸で戦っていきます。もちろん、赤松さんを含めて」。特別なキャンプが始まる。【池本泰尚】

<主なユニホーム掲示>

 ◆長嶋日の丸 04年アテネ五輪前に、日本代表の長嶋茂雄監督が脳梗塞で入院。本番は中畑清ヘッドコーチが指揮を執り、ベンチには長嶋監督のユニホームと、自ら「3」と書いた日の丸が掲げられた。

 ◆ファンの26番 ロッテはベンチ入り25選手に次ぐ26人目の「選手」であるファンと一緒に戦う意味を込め、欠番扱いとする背番号26のユニホームを05年からベンチに掲げている。

 ◆ユニ胴上げ 12年大学野球選手権で優勝した早大は、早慶戦で左足を骨折したため欠場した佐々木孝樹主将の背番号10をベンチに掲げて戦い、ユニホームを胴上げした。


☆一体感。そして、赤松の存在感。目に見えないこういったものも、人間にとっては大切なもので、力の源になるもの。これが今のカープというチームの、一番の強みなのかも知れません。


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source : K.Oのカープ・ブログ。