2017年3月7日火曜日

最近のカープ、あれこれ~'17.3.6、最年長・正捕手・守護神。


☆いやいや、WBCが開幕、初出場のイスラエルが韓国を破りましたな。イスラエル、とは言っても、ほぼ3A所属の、アメリカ人。初出場ながら、侮れないチーム、ということ。


☆一方そのWBCに主力3選手が出ているカープ、代わりに、ではないですが、最年長のこの人が1軍合流。


◇広島・新井、1軍に合流 「(仕上がりは)いいんじゃないかな」 デイリースポーツ 3/6(月) 16:32配信

 2軍で調整を続けていた広島・新井貴浩内野手(40)が6日、1軍に合流し、マツダスタジアムで行われた全体練習に参加。キャッチボールやノック、フリー打撃などで汗を流した。

 2月下旬から1軍の2次キャンプ地・沖縄に帯同せず、2軍キャンプ地となった日南で打ち込みを敢行した。「しっかりできました。(仕上がりは)いいんじゃないかな」と満足そうに話した。


☆菊池・誠也くん・田中くんがいないチームにあって、この人の存在はやはり必要なのかも。


◇広島新井が1軍練習合流 ノックでひときわ大きな声 日刊スポーツ 3/6(月) 18:51配信

 広島の新井貴浩内野手(40)と小窪哲也内野手(31)が6日、1軍練習に合流した。ともに沖縄2次キャンプに同行せず、1次キャンプ地の宮崎・日南に残って2軍キャンプで調整を続けていた

 午前の守備練習から午後の打撃練習まで、すべてのメニューを消化。新井はノックではひときわ大きな声を出していた。「(日南で)しっかりできました。状態? いいんじゃないかな」とニヤリ。チーム最年長はチーム合流を喜んだ。


☆声って、大事なんですよ、何気に。


◇【キヨシスタイル】巨人が心配だなぁ…小林以外は元気がない スポニチアネックス 2/7(火) 8:15配信

 声が出ない。覇気がない。ああ、寂しいなあ。沖縄でヤクルト、DeNA、中日を見て、宮崎の初っぱなは巨人。今キャンプ取材4球団目にして我が古巣が一番元気ないんだ。OBとして残念でならないよ。

 キャンプではファンとの距離感が大事なんだ。厳しい練習でへとへとになったとき、スタンドの歓声や拍手が疲れた体を癒やしてくれる。ファンと一体の空気がつくれたら、もうひと踏ん張りできるんだ。

 今の巨人、ウオーミングアップのときメイン球場のグラウンドにファンを入れている。選手を至近距離で見られるようにという企画。いいアイデアだと思う。でも、選手は近くで見られて恥ずかしがっているのか、声が全く出ていない。カラ元気でもいいから声を出さなきゃ。

 現役時代を思い出す。ランダウンプレーの練習でベテランの柴田勲さんに本気でタッチして「アウトーッ」とオーバーアクションする。すると柴田さんが「いてえな、この野郎!」と返してスタンドがドッと沸く。本気のプレー。ファンが集中して見てくれるから、選手も手を抜けない。実戦さながらの緊張感ある練習ができるんだ。

 ミスをすれば選手同士で「何やってんだ。この下手くそ!」。容赦ない言葉を掛け合う。そんな空気の中で練習するからこそ、実戦でちゃんとしたプレーができる。今の巨人は残念ながら練習のための練習。ミスしても流してやり直しさせない。これじゃあ本番で…。心配だなあ。

 そんな中でただ一人、よく声を出している選手がいた。小林だ。高木、田口が登板したフリー打撃。マスクをかぶって一球一球「ここにこい!」「ナイスボール!」と声を掛けていた。投手を気持ちよく放らせる。こんなところからあうんの呼吸が生まれるんだ。侍ジャパンにも選ばれたイケメン。今年はひと皮むけるかな。覚醒する可能性を感じさせてくれるね。

 最後に岡本。入団3年目を迎えながら「自分探し」に苦しんでいる姿を見て思わずアドバイスした。下半身の使い方とスイング軌道。ティー打撃では見違えるような感じになってきた。きっかけになってくれたらいいなあ。 (スポニチ本紙評論家・中畑 清)


☆ま、目立ちたがり屋の中畑さんの言うことなんでアレですが(笑)、DeNAの監督として、少なくともチームを盛り上げたのは間違いない。団体競技ですから、そういうのも大事なんですよ。


◇コラム 熱投野球論 巨人が心配 あまりに活気ない異様キャンプ/西本聖 日刊スポーツ 2017年2月10日10時24分

 野球評論家の西本聖氏がプロ野球の春季キャンプが行われている宮崎を訪問。巨人、ソフトバンク、西武、オリックスを取材した。

 -まず最初に訪問したのが古巣巨人。4日朝、空港から球場に直行した

 西本氏 グラウンドに入って驚いた。思わず「何でこんなに静かなの?」と同行した記者の人たちに聞いてしまった。ウオーミングアップの最中だったけれど、あまりに活気がない異様な光景。スタンドのファンの人たちの話し声の方が大きいくらい。アップが終わってキャッチボールが始まったが、「さあ、行こうぜ!」という掛け声もないし、終わる時も静かでいつ終わったのかも分からないほどだった。

 -その後に始まった投内連係の練習は?

 西本氏 淡々とこなしているだけのように見えた。練習のための練習。ミスが出てもコーチがその場で注意するわけでもない。勝つための練習というものには見えなかった。シートノックが始まっても野手が全力でスローイングしない。軽~く6、7割の力で投げているだけ。「どうしたの?」と思ってしまうほどだった。ブルペンも活気がなかった。高めのボールが行ってもコーチが注意もしない。

 -巨人は大丈夫なのか

 西本氏 心配になった。巨人という優勝を求められているチームにあって「勝つんだ!」という気持ちが感じられない。こういう空気で一日が終わっていいのか。ファンの人たちも「何か変だし、練習を見ていてもつまらない」と嘆いていた。プロ野球選手というのは「姿」でファンを感動させなければいけないと思っている。いかに自分のプレーでファンを熱くさせるか、感動させるか。見ているだけで熱くなる、そんなギラギラした「姿」を見せないといけない。

 -巨人は一昨年、昨年と2年続けて優勝を逃した。今季はFA選手を3人獲得するなど大補強も行った

 西本氏 補強はしたけど雰囲気やムードというのはお金で買えるものじゃない。勝つための環境、雰囲気作りをしないといけない。それをするのは監督やコーチ。高橋監督にも「この静かな雰囲気は良くないんじゃないか」と率直にぶつけてみたが、否定はしなかった。やはり監督自身にも危機感のようなものはあるのかなと感じた。あと気になったのはアップの最中にファンをグラウンドに入れていたこと。果たしてこれがファンサービスと言えるのか? 選手はそれを望んでいるとは思えない。選手を間近で見てもらいたいという気持ちは分かるが、選手が声を出せない一つの原因になっていると感じた。選手は一日のスタートということで集中する大事な時間でもある。ファンサービスは練習が終わってからでもできるのではないか。

 -その他のチームで気になったことは

 西本氏 西武のバッターたちの振りが凄いと感じた。ベテランも若手も思いきりバットを振っている。迫力が違う。スイングの強さに思わず引き込まれた。オリックスでは金子。いつも以上に積極的に練習に参加していた。エースの自覚を感じた。チームに良い風を吹かせてほしいなと感じた。ソフトバンクは目的意識を感じさせる活気あるブルペンだった。


☆由伸監督というのは、「黙ってやるべきことをやれば結果はついてくる」的なタイプの監督なのかな、と、傍から見てて思うのですが、それって、選手が自立して、なおかつ選手と意思疏通できて初めて成り立つんですよね。


◇巨人・由伸監督、物足りなさでいっぱい「目立つのはベテランばかり」「育てるためにやっているわけではない」 夕刊フジ 2/24(金) 16:56配信

 キャンプも終盤だが、巨人・高橋由伸監督(41)を喜ばせる“ヤングG”の台頭はない。

 22日・楽天戦(那覇)では、わずか3安打で零封負け。試合後に報道陣から目にとまった若手を問われた高橋監督は、リップサービスなどしなかった。

 「目にとまるほどなのかはどうなのか」とバッサリ。1安打に好守備の2年目・山本にも「それが目立つようではどうなのか。もっと目立つように、選手が出てこないといけない」と不満を隠さなかった。さらに内海と杉内の両左腕の健在ぶりを歓迎しつつも、「逆にベテランが目立っているのはどうかと思う」と若手にハッパをかけた。

 無理もない。開幕に照準を合わせて調整するベテランと違い、若手にとってはこの時期がアピールの絶好機だというのに、“春男”の1人さえ出てこないのだ。

 昨季のシーズン終了報告で、読売グループ本社の渡辺恒雄主筆や球団首脳から若手の育成を要望され、高橋監督は「いい選手を取って、しっかり育てないといけない」と応じた。

 今キャンプのメンバー振り分けでも、能力を把握済みの脇谷や亀井らベテランを2軍に置き、伸びてほしい若手を1軍に抜擢した結果、20代の割合は1軍の方が多くなった。キャンプインに際して「若い選手が1人でも2人でも多く出てほしい」と期待をこめた指揮官にしてみれば、ここまでは物足りなさでいっぱいだろう。

 高橋監督は常勝軍団を率いる立場として、「育てるためにわれわれはやっているわけではない」とも明言。これから開幕に向けて実力本位のサバイバルを進めた結果が、1軍の若手と2軍のベテランの入れ替えばかりにならなければよいが…。 (笹森倫)


☆勝つために、今年は大補強をした訳ですが、それで「若手はもっと頑張れ」と言われてもねぇ…って感じなんでしょうね。その大補強も、山口俊は早くて4月中旬、陽も別メニュー調整。おまけにマギーは、セカンドにも挑戦。外野手の立岡や重信にもセカンドの練習をさせていて、何とか戦力を生かそう、と由伸監督は思ってるんでしょうが、それならクルーズや片岡は必要なのか、となってきます。例えばマギーが故障すれば、クルーズを使うでしょう。そうなれば立岡や重信のセカンド練習は何だったのか、となる。もちろん片岡や山本の出る幕はありません。大物を集めては若手の出場機会を奪い、育たないからといって若手に元気がない、と言う。勝つために「有能な選手」を使うんであって、育てるためじゃない。


☆いえいえ、勝つために、育てるんでしょ。


☆阿部が4番に座ってから勝ち始め、一時は首位カープに4.5ゲーム差まで迫った昨年の巨人ですが、カープにマジックが出た途端、失速。この辺が今の巨人というチームを、如実に物語っていると思います。


☆翻って、カープ。先日加藤くんの高校時代の恩師の上田さんが激励に訪れ、「カープは活気があってすごくいいチームと感じました。1日で好きになった。」とおっしゃってましたが、人間のやること、また集団でやることですから、中畑さんや西本さんの言うように、チームの雰囲気ってのは、大事なんですよ。


☆若手が多く、昨年は黒田さん、新井さんという「大ベテラン」が積極的に若手とコミュニケーションを取り、チームはひとつになりました。菊池が新井さんを「タカちゃん」と呼んでいじるなど(笑)、こういうちょっとしたエピソードからも、カープのチームの雰囲気の良さは窺えます。




☆そうそう、ベテランと言えば、この人も大活躍でした。


◇円熟味の石原か、打撃の會澤&磯村か…… 王者・広島の正捕手争いが熱い Full-Count 3/6(月) 8:40配信


◆石原がリードも…會澤&磯村が虎視眈々と狙う

 広島の正捕手争いが熱い。25年ぶりにリーグ制覇した昨季は石原慶幸が83試合、會澤翼が50試合、磯村嘉孝が10試合でスタメンマスクをかぶった。

 昨季、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞を獲得した石原が今季も一歩リードしているが、會澤、磯村も力をつけており、スタメンの座を虎視眈々と狙っている。

 石原の強みはなんといっても経験。37歳と大ベテランの域に達したが、円熟味あふれるリード、キャッチングは随一。肩も衰えはなく、昨季の盗塁阻止率.333は巨人・小林の.356に次ぐリーグ2位の数字だった。投手陣から絶大な信頼を集めている。打率.202、0本塁打と打撃面での貢献度は低いが、正捕手最有力の座は揺るがないだろう。

 追いかける立場の會澤の魅力はなんといっても捕手離れした打撃力。2014年には65試合の出場ながら、打率.307、10本塁打をマーク。捕手で2桁本塁打は球団史上4人目の快挙だった。15年は93試合出場で打率.246、6本塁打、16年は83試合出場で打率.239、7本塁打と捕手としての打撃力は12球団でも有数だ。


◆2年目・船越や「打てる捕手」坂倉も注目、将来は捕手王国に?

 しかし、インサイドワーク、キャッチング技術はまだ途上。数字に表れない部分で石原との差は大きいようだ。まだ28歳と若いだけに、一皮むければ「打てる捕手」として確固たる地位を築けそうだが…。

 磯村も確実に力をつけている。3番手捕手ながらほぼフルシーズン1軍に帯同。自己最多の24試合に出場した。磯村も武器は打撃。2015年にはファームで打率.313をマークした。今年から背負う背番号40は倉義和や達川光男がつけた番号。球団からの期待は大きく、将来の正捕手候補であることは間違いない。

 ほかにもキャンプで1軍に抜てきされた2年目の船越も評価が高く、また高卒ルーキーの坂倉も「打てる捕手」として注目を集めている。将来、捕手王国と呼ばれそうな充実のラインナップとなってきた。


☆ま、バッティングはいいか、と思えるくらい、守備での石原の存在感は抜群でした。もちろんそれを越えることは容易ではないのですが、これも新井さんと同様で、会沢には石原が元気な内に追い抜く、ぐらいの気持ちでやってほしいですね。先日阪神戦での岡田くんの中谷に対する配球を紹介しましたが、初球スライダー空振りの後、スライダー、スライダーと外れて、カウント2ー1。石原だったらどうしたかな~、2球目は内角の見せ球か、外のくさいところか、いずれにしても、中谷が待ってる、ストレートでカウントを稼ぐことを考えるんじゃないかな~、とか思ったり。少々ボールでも振るんですよ、待ってる球って。


☆で、船越くんのバッティングがいいんですよね、ずっと。確実性はないけどパワーはある、という触れ込みだったのですが、まあ右打ちのうまいこと(笑)。で、磯村くんも一昨年は、いぶし銀のバッティングを見せてたんですよね。


☆また坂倉くんは、先日のファームの練習試合で、タイムリーは打つわ、牽制でランナーは刺すわと、大活躍。送球も速いということで、ほんとに楽しみなんですわ。


☆昨年、磯村を1軍に帯同させて、10試合スタメンで使った、というのは、やはり捕手でモノをいうのは、経験ですから。試合に出ないことには、育たない。


☆丸や菊池が育つまでは我慢して使おう、という時期は、カープもなかなか勝てませんでした。でも、多少血を流してでもチームを作っていかなければ、優勝はできない。単に勝てなかっただけではなく、明確にこういうチームを作ろう、という目的があっての、丸の起用であり、菊池の起用だった訳です。


☆一昨年、キクマルが揃って不調だった時、やれ使うなだの、打順を下げろだのと、まあ簡単に言う人がいましたが、あり得ないんですよね、そんなことは。守備走塁も含めて、チームの核としてキクマルを据えたんですから。


☆その結果、野村監督就任から6年かかりましたが、リーグ優勝というところまで辿り着いた。昨年は田中くんをショートに固定しましたが、これも同様。そのつもりで獲って、そのつもりで起用している訳です。その辺の差が、昨年のカープと巨人の差、と言ってもいい。本塁打0、打率2割そこそこの石原を重用したのも、はっきり意図がある訳です。




☆そうそう、定着と言えば、中崎くんも、すっかり頼れる守護神になりましたね。


◇広島の守護神といえば…最近10年の最多セーブを振り返る ベースボールキング 3/5(日) 10:00配信


◆中崎が昨季34セーブマーク

 昨季25年ぶりにリーグ優勝した広島。優勝を決めた9月10日の巨人戦、最後のマウンドに立っていたのは守護神の中崎翔太だった。中崎はリーグ2位の34セーブをマークし、リーグ優勝に貢献。今季も絶対的な抑えとして活躍が期待される。

 現在は中崎が抑えを務めているが、2007年から10年間の広島の守護神を振り返ると、3年周期で変わっている印象だ。永川勝浩は、球団史上初となる07年から3年連続30セーブを達成。08年に記録した38セーブは、球団のシーズン記録となっている。

 10年は抑えを固定できず横山竜士の11セーブに終わったが、11年は新外国人のサファテが35セーブをマーク。翌12年からはミコライオが3年連続20セーブを達成。故障などでシーズン中に離脱することが多く、30セーブを1度も記録できなかった。

 ミコライオが退団した15年は開幕当初、ヒースが担っていたが、シーズン途中から中崎が務め29セーブ。リーグ優勝した昨季は、開幕から抑えを任され自己最多の34セーブを挙げた。 

広島の最近10年の最多セーブ投手

07年 31S 永川勝浩
08年 38S 永川勝浩
09年 36S 永川勝浩
10年 11S 横山竜士
11年 35S サファテ
12年 21S ミコライオ
13年 27S ミコライオ
14年 25S ミコライオ
15年 29S 中崎翔太
16年 34S 中崎翔太


☆昨年は打線がよく点を取ったので、実はセーブが付く機会がそんなになかったんですよね。貧打線だったら、40セーブは越えてたかも知れません。


☆で、34セーブも見事なんですが、もっとすごいのは、防御率。


2007 永川    3.06
2008 永川    1.73
2009 永川    2.73
2010 横山    1.62
2011 サファテ  1.34
2012 ミコライオ 2.79
2013 ミコライオ 2.04
2014 ミコライオ 2.45
2015 中崎    2.34
2016 中崎    1.32


☆11年のサファテよりいいってんですから。ちなみに1.32というのは、ほとんど点を取られてないに等しい。およそ7回投げて1点取られる計算ですが、9回1イニングに登板することがほとんどですから、例えばある1試合で1点取られたとしたら、残り6試合は無失点、ということ。実際、61試合に登板して、自責点が付いたのは、僅か6試合。つまり55試合は、無失点。また投球回数の短い救援投手は、大量失点すると一気に防御率は跳ね上がってしまうのですが、中崎くんは自責点2が1回あるだけで、後は自責点1。バシバシ三振を取る訳でもない中崎くんがこれだけ点を取られないというのは、制球力やランナーが出てからのピッチング、また気持ちなども含め、いかにピッチャーとしての総合的な能力が高いか、ということ。


☆だからずっと、打たれても、「中崎くんが守護神に最適」と言い続けてきたんですよね、K.Oは。もちろん、昨年の中崎くんは、K.Oの予想の遥か上を行ってます。




☆さて、その他、あれこれ。


◇広島・岡田、開幕カードへ万全0封!「ここまで順調にきている」 サンケイスポーツ 3/6(月) 7:00配信

 (オープン戦、阪神2-6広島、5日、甲子園)開幕ローテ入りが決定的な広島・岡田明丈投手(23)が5日、阪神戦に先発。4回2安打無失点2奪三振の好投で、4月1日の開幕2戦目(マツダ)に激突する可能性がある虎へ、嫌なイメージを植えつけた。

 「4回までしっかり投げることができて良かったです。右打者の内角を前よりうまく投げることができた。ここまで順調にきていると思います」

 大商大高、大商大出身で関西育ちの右腕が聖地で躍動。最速150キロの直球を軸に、左打者にはスライダーとカーブを、課題の右打者にはフォークを効果的に使った。大瀬良が右脇腹の違和感、福井が背中の張りで出遅れる中、ジョンソン、野村に次ぐ3番手候補は頼もしい限りだ。

 「まだいいイメージとかはないです。糸井さんとか、対戦したことがないので」。1年目の昨季は阪神戦3試合で2勝0敗、防御率2・00。まずは敵地で虎斬りデモを完了した。


☆1年間、プロの世界を経験して、落ち着きも出てきましたかね。元々エース級の素材ですから、プロのピッチャーとしての経験を積めば、カープを背負って立つピッチャーになれるはず。大瀬良くん、福井くんとともに、チームを日本一に導いて下さい。


☆その、先発争いに加われるか。


◇広島・ドラ1の加藤、7日に先発 開幕ローテ狙う デイリースポーツ 3/6(月) 16:22配信

 広島のドラフト1位、加藤拓也投手(22)=慶大=が7日の社会人チームとの練習試合に先発する。

 6日はマツダスタジアムでキャッチボールなどで調整した。

 開幕ローテ入りを視界に捉える右腕は、「数多く自分の球が投げられたらいい」とテーマを掲げていた。


☆先日ドラ1を見てきたように、福井くん、野村くん、大瀬良くん、岡田くんと、1年目から1軍で活躍。加藤くんもここまで結果を出しており、オープン戦の結果如何では開幕ローテ入りも十分あります。


☆タイプ的には、福井くん、ですかね。何だかんだで、抑えるっていう(笑)。ま、「勝てるピッチャー」が、いいピッチャーですから。


☆お次は野手、早速結果を出しました。


◇ペーニャ“来日初タイムリー” 左で5割「いい感じで振れている」

 「オープン戦、阪神2-6広島」(5日、甲子園球場)

 聖地に快音を響かせた。広島・新外国人のペーニャが“来日初タイムリー”をマークするなど3打数2安打1打点の活躍。「毎回、試合で打席に立つたびにいい感じで振れている。試合に出て、勘を取り戻していければいい」と納得の表情を浮かべた。

 二回、無死一塁で打席を迎えると、左前打でチャンス拡大。先制点につないだ。3点リードの三回には2死二塁から内角直球を強振。右前へ鋭い打球を放ち、貴重な追加点を奪った。

 この試合唯一の右打席となった第3打席は、二飛に打ち取られた。これで左打席では8打数4安打の打率5割。一方、右打席ではいまだ無安打だ。「少し詰まった。だが、詰まったことにはいろんな理由がある。悪くない」と説明。レギュラー獲りへ左右でアピールし続ける。


☆ま、まずは左を仕上げることが先ですかね。オープン戦でチームに溶け込んで、結果云々より、「カープの野球」を身に染み込ませてほしいと思います。


☆お次は、この人も結果を出して、いよいよ覚醒か。


◇やけどの痕は、覚悟の刻印 広島・堂林、今季へ手応え 朝日新聞デジタル 3/6(月) 12:29配信

■スコアの余白

 やけどの痕は、覚悟の刻印だ。「まだちょっと残っていますよ、この辺とか」。2月末日、広島の堂林が右目あたりを少し誇らしげに指さした。まだ皮膚がただれていた。

 1月11日、火柱の前で経を唱える護摩行の自主トレで負ったものだ。昨季セ・リーグの最優秀選手に輝いた新井に連れていってもらった。新井は「考え直した方がいい、と言ったのに、3回も頼みにきた。本気だな、と」と認めた。

 かつては順風満帆な道のりを歩んでいた。愛知・中京大中京高で2009年に夏の甲子園で優勝。プロ3年目の12年には144試合で2割4分2厘、14本塁打とレギュラーをつかんだ。だが、その後の成績は下降し、チームが25年ぶりにリーグ制覇した昨季は47試合の出場にとどまった。「優勝を心の底からは喜べなかった」。自身に足りないものを探して、同じ右打者でベテランとなっても泥まみれで練習する新井に弟子入りした。

 キャンプでは、対外試合で安打を積み重ねた。最終戦となった2月28日の韓国・サムスンとの練習試合では、右中間に初本塁打。「センター中心に逆らわずに打てている」。確かな手応えを感じていた。

 「今までやってきたことを1年間続けていきたい。今まではブレブレだったので、ごちゃごちゃ考えずにやっていきたい」。鯉(こい)のプリンスはうまくなりたい、と焦がれている。(吉田純哉)


☆あら、自覚はあるのね(笑)。


◇広島堂林「いいスイング」12年の輝き再びド派手弾 日刊スポーツ 3/6(月) 7:57配信

<オープン戦:阪神2-6広島>◇5日◇甲子園

 広島堂林が復活ののろしとなる本塁打を放った。9回、阪神岩崎の135キロの外角直球をたたき、甲子園のセンターバックスクリーンへ運んだ。「2番右翼」で先発し、1回に中前打、3回は投手前のゴロで走者を進める進塁打。4回には中押しの適時打とつなぎ役に徹した。最後にとどめを刺す大仕事をやってのけた。

 「打った瞬間、いくと思いました。しっかりしたスイングが出来ました」

 状態の良さを表す1発だった。この打席は136キロの初球高めの直球にはバットが空を切り「振り遅れた」感覚があった。2球見逃して、4球目。同じ直球を今度は捉えた。「飛んでいるのは、いいスイングができているから」。堂林らしい中堅方向へ描いた放物線。両手には確かな手応えが残る。

 昨季終盤、ベテラン新井に弟子入りを志願。指導を仰いだ。オフには新井が通う広島市内のトレーニングジムで筋力強化し、1月には護摩行にも耐えた。今では「周りからよく言われる」ほど構えが似ている。沖縄2次キャンプ移動前日には、日南に残留する師から助言された。「ちょっとおかしいなという感覚があったけど、スッと解決できた」。この日の3安打で、オープン戦打率は4割2分9厘と好調を維持している。

 今年は三塁ではなく、外野、そして一塁で勝負する。オープン戦本塁打は意外にもプロ初。12年に144試合出場で14本塁打と台頭しながら、昨季まで2年連続の開幕2軍。ここ数年味わってきた悔しさをバネに、堂林が大きく跳ね上がろうとしている。【前原淳】


☆タイムリーも、見事でしたね。ああいうところで打つことこそ、堂林くんの仕事ですからね。


☆ま、開幕スタメンはちょっと難しいとは思いますが、使われたところでしっかり結果を出せば、自然とスタメンには定着するはず。とりあえず、エルさんや新井さんが休んだ時は、堂林くんにお鉢が回る、というようにしておかないといけませんね。起用法は首脳陣が決めることですから、自分の状態を高めておくしかない。


☆開幕スタメンでなくても、自分のプレーを続けること。強い気持ちが必要ですが、師匠の(笑)新井さんだって、阪神で使われず、自由契約になって、カープに帰ってきて、40歳手前でMVPまで取ったんですから。


☆今の状態を続けられれば、堂林くんにも必ずチャンスが回ってきます。




☆おしまいは、大変ですが、頑張ってほしい。


◇広島・赤松、抗がん剤治療中と明かす「頑張って耐えます!」 ベースボールキング 3/6(月) 15:10配信

 今年1月に胃がんの切除手術を受けた広島の赤松真人が6日、『2カ月』というタイトルで自身のブログを更新した。

 赤松は「今まで抗がん剤の事はいっていなかったのですが、頑張ってやっています!抗がん剤と聞いて心配になりましたが、治療より予防するという意識でやっています」と説明。続けて「予防といっても抗がん剤を投与することによって副作用があるのですが、それがまたキツイです!健康な細胞まで攻撃してしまうので、それにより怠さや吐き気など様々な症状が出ます」と明かす。

 また、現在は「3週間を1セットとして8セットします。1月20日から始めていますので今は、3セット目が始まっています。今がまさにキツイ時です!やり始めて1~4日が僕はきついですが、ここを踏ん張ると何とか耐えられます!頑張って耐えます!」と意気込んだ。

 赤松が更新したブログには、マツダスタジアムに沢山の方々から送られたという千羽鶴の写真も併せて掲載され、「辛いときに支えてもらっています!本当に感謝です!」と感謝した。


☆副作用って、人によって様々なんでしょうが、怠さや吐き気の他にも、体がむくんだり、節々が痛んだりと、大変なんですよね、ほんとに。


☆もうとにかく、転移さえなければ、大丈夫。まずは日常の生活が普通にできるようになること、ですね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。