2017年3月28日火曜日

'17 オープン戦~ソフトバンク3回戦(マツダ)。


 ◇スタメン

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 新井
⑤ 9 鈴木
⑥ 7 松山
⑦ 5 安部
⑧ 2 會澤
⑨ 1 大瀬良

【ソフトバンク】
① 6 今宮
② 4 本多
③ 8 柳田
④ 3 内川
⑤ D デスパイネ
⑥ 7 中村晃
⑦ 5 松田
⑧ 2 甲斐
⑨ 9 上林
先発 東浜


(H)1回表
①今宮ハーフスイングを取られて三振、②本多外角ストレートに三振、③柳田ファーストゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)1回裏
①田中ピッチャーゴロ、②菊池三振、③丸高めストレートに三振、この回三者凡退、無得点。


(H)2回表、セカンド庄司。
先頭④内川 センター前ヒット
 無死1塁
⑤デスパイネ 四球
 無死1・2塁
⑥中村晃 送りバント失敗
 1死1・2塁
⑦松田キャッチャーファウルフライ、⑧甲斐外角ストレートにセンターフライ、この回無失点。


(C)2回裏
④新井 内角カットボールに見逃し三振
 1死
⑤鈴木 センター前ヒット
 1死1塁
⑥松山外角ストレートにショートゴロ、⑦安部外角ツーシームにセカンドゴロ、この回無得点。


(H)3回表
⑨上林外角ストレートにピッチャーゴロ、①今宮低めストレートにライトフライ
 2死
②本多 レフト前ヒット
 2死1塁
③柳田 外角カットボールに三振、この回無失点。


(C)3回裏
⑧會澤レフトフライ、⑨大瀬良セカンドゴロ
 2死
①田中 粘りを見せて8球目に四球
 2死1塁
②庄司の時、田中盗塁失敗、この回無得点。


(H)4回表
④内川内角ストレートにショートゴロ、⑤デスパイネショートゴロ、⑥中村晃内角ストレートにセカンドライナー、この回三者凡退、無失点。


(C)4回裏
②庄司内角ストレートにファーストゴロ、③丸ど真ん中ツーシームにファーストゴロ、④新井高めストレートにライトフライ、この回三者凡退、無得点。


(H)5回表
先頭⑦松田 カウント1-0からレフトスタンドへ先制ホームラン、ソフトバンク先制、広0-1ソ。
 無死
⑧甲斐 ショート内野安打
 無死1塁
⑨上林内角カットボールにファーストフライ、①今宮内角ストレートにセンターフライ、②本多ファーストゴロ、この回1失点。


(C)5回裏
⑤鈴木外角カットボールにショートゴロ、⑥松山内角ストレートにセカンドゴロ
 2死
⑦安部 セカンドゴロを本多悪送球
 2死1塁
⑧會澤 レフト前ヒット
 2死1・2塁、⑨大瀬良に代打小窪。
⑨小窪 低めストレートにショートライナー、この回無得点。


(H)6回表、投手飯田(C)。
先頭③柳田 四球
 無死1塁、投手薮田(C)。
④内川ワンバウンドした球に三振、⑤デスパイネ外角ツーシームに三振、⑥中村晃外角ツーシームにショートゴロ、この回無失点。…薮田くん、ツーシーム、いいですね。


(C)6回裏、ファースト明石。
①田中 低めスライダーにレフトフライ
 1死
②庄司 四球
 1死1塁
③丸 外角ストレートにセカンドゴロ、ランナー2塁へ。
 2死2塁
④新井 高めツーシームにサードゴロ、この回無得点。


(H)7回表、投手今村(C)。①田中に代わりファースト堂林、④新井に代わりショート上本、キャッチャー船越。
⑦松田ショートゴロ、⑧甲斐の代打長谷川勇内角フォークにサードフライ、⑨上林7球粘るも内角低めフォークに三振、この回三者凡退、無失点。


(C)7回裏、投手寺原(H)。センター福田、⑦松田に代わりファースト江川、⑧甲斐の代打長谷川に代わりキャッチャー高谷、ファースト明石がサード。
⑤鈴木10球目ストレートにセンターフライ、⑥松山内角ストレートにセカンドフライ、⑦安部低めストレートにセカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。


(H)8回表、投手ジャクソン(C)。
①今宮 151㎞ストレートにセンターフライ
 1死
②本多 センター前ヒット
 1死1塁
③福田 ど真ん中ストレートにレフトフライ
 2死1塁
④明石 ライト前ヒット
 2死1・2塁、⑤デスパイネに代打城所。
⑤城所 内角スライダーにセカンドゴロ、この回無失点。


(C)8回裏、投手岩嵜(H)。ショート牧原。
⑧船越 見逃し三振
 1死、⑨ジャクソンに代打エルドレッド。
⑨エルドレッド 1-0から右中間スタンドへ同点ホームラン カープ同点、広1-1ソ。
 1死
①堂林ど真ん中フォークにセカンドゴロ、②庄司外角ストレートに見逃し三振、この回1点。


(H)9回表、投手中崎(C)。
先頭⑥中村晃 ショート内野安打
 無死1塁
⑦江川 ライト前ヒット
 無死1・2塁、2塁ランナー中村晃に代走川島。
⑧高谷 送りバント失敗
 1死1・2塁
⑨上林 7球粘るも見逃し三振
 2死1・2塁
①牧原 叩きつける打球でファースト内野安打
 2死満塁
②本多 外角高めツーシームにレフトフライ、この回無失点。


(C)9回裏、⑥中村晃の代走川島に代わり投手サファテ(H)。センター福田がレフト、DH城所がセンター、ソフトバンクDH解除。
先頭③丸 ショート内野安打
 無死1塁
④上本 送りバント
 1死2塁
⑤鈴木 ストレートの四球
 1死1・2塁
⑥松山 外角フォークにピッチャーゴロ、ランナーそれぞれ進塁
 2死2・3塁
⑦安部 155㎞ストレートに三振、この回無得点、ゲームセット。


広島 対 ソフトバンク (広0勝2敗1分 14時01分 マツダスタジアム 28178人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
H 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
C 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
ホームラン 松田1号(大瀬良) エルドレッド2号(岩崎)

【H】東浜 - 寺原 - 岩嵜 - サファテ
【C】大瀬良 - 飯田 - 薮田 - 今村 - ジャクソン - 中崎

【ソフトバンク】
     打 安 点 打率 本
① 6 今宮 4 0 0 .217 0
  6 牧原 1 1 0 .333 0
② 4 本多 5 2 0 .267 0
③ 8 柳田 2 0 0 .231 2
 87福田 1 0 0 .320 0
④ 3 内川 3 1 0 .400 0
 35明石 1 1 0 .263 0
⑤ D デスパイネ
     2 0 0 .200 0
打D8城所 1 0 0 .000 0
⑥7中村晃4 1 0 .370 0
走 川島 0 0 0 .385 0
  1 サファテ
     0 0 0 ---- 0
⑦ 5 松田 3 1 1 .200 1
  3 江川 1 1 0 .368 2
⑧ 2 甲斐 2 1 0 .500 0
打 長谷川1 0 0 .172 1
  2 高谷 1 0 0 .250 0
⑨ 9 上林 4 0 0 .243 2
計    36 9 1 .257 11
残塁10、併殺0

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 2 0 0 .000 0
  3 堂林 1 0 0 .196 1
② 4 菊池 1 0 0 .000 0
  4 庄司 2 0 0 .263 0
③ 8 丸  4 1 0 .354 0
④ 3 新井 3 0 0 .214 0
  6 上本 0 0 0 .000 0
⑤ 9 鈴木 3 1 0 .333 0
⑥ 7 松山 4 0 0 .156 1
⑦ 5 安部 4 0 0 .161 1
⑧ 2 会沢 2 1 0 .207 1
  2 船越 1 0 0 .444 1
⑨1大瀬良1 0 0 .000 0
打 小窪 1 0 0 .290 0
  1 飯田 0 0 0 ---- 0
  1 薮田 0 0 0 ---- 0
  1 今村 0 0 0 ---- 0
  1 ジャクソン
     0 0 0 ---- 0
打 エルドレッド
     1 1 1 .098 2
  1 中崎 0 0 0 ---- 0
計    30 4 1 .217 9
残塁6、併殺0

【ソフトバンク】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
東浜  4 1 0 0 6 89 2 3 2 0 1.69
寺原  7 0 0 0 1 14 0 0 0 0 3.52
岩崎  8 0 0 2 1 16 1 2 0 1 1.13
サファテ
    7 1 0 2 1 19 1 1 1 0 1.29

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
大瀬良 2 0 0 0 5 77 4 3 1 1 1.04
飯田  7 0 0 0 0/3 6 0 0 1 0 0.00
薮田  8 0 1 1 1 19 0 2 0 0 1.42
今村  6 0 2 0 1 17 0 1 0 0 7.11
ジャクソン
    6 0 0 0 1 13 2 0 0 0 0.00
中崎  5 0 0 0 1 29 3 1 0 0 3.60

◇失策 本多(5回)
◇盗塁死 田中(3回)
◇試合時間 3時間31分


☆あら、最後も勝てませんでしたねぇ。


◇広島・緒方監督、OP戦11位に表情硬く「レギュラー奪う活躍した選手いない」 Full-Count 3/26(日) 19:38配信


◆昨季セ覇者が4勝11敗2分け、WBC組の不在響く「3人を脅かす存在いなかった」

 26日にマツダスタジアムで行われた広島対ソフトバンクとのオープン戦は1対1の引き分けに終わった。最終戦を引き分けた広島は4勝11敗2分となり、オープン戦を11位で終えた。緒方監督は「今日のような接戦をいかにものにするかが、今シーズンも優勝する条件。オープン戦ではそれができなかった」と表情は硬かった。

 WBCに出場した菊池涼介、鈴木誠也、田中広輔の3人が揃ってスタメン出場したが、オープン戦のチーム打率.217の打線は、最後まで不発に終わった。得点は8回に代打で登場したエルドレッドのソロのみで、わずか4安打に封じられた。

 WBC組は鈴木がフル出場したが、田中は3打席、菊池は1打席のみの出場に終わった。安打を放ったのは鈴木だけだったが、指揮官は「今年もこの3人が中心になってチームを引っ張っていく存在。開幕までに、早く時差ボケが取れるように調整してもらいたい」と心配する様子はなかった。

 オープン戦の不振については「ベストなメンバーで戦えたのは今日だけだったけど、それは最初からわかっていたこと」としたが、「新しい選手がいいものを見せてくれたが、レギュラーを奪うような活躍をした選手はいなかった。3人を脅かす存在がいなかった」と残念そうだった。


◆大瀬良先発、中崎守護神、4番新井の方針も「補強ほとんどしてないので…」

 投手陣では、出遅れていた大瀬良大地が先発し、5回1失点と好投した。緒方監督は「大地は十分な内容で結果を残してくれた。開幕1軍のローテーションに入ってもらうことになると思う」と評価した。

 一方では、9回に登板したストッパーの中崎翔太は、無失点に抑えたが、走者を得点圏に進める苦しい内容だった。指揮官は「あとで話はするが、まずは一番後ろのポジションでスタートしてもらうことになる」と、不動のストッパーとは考えていないことを示唆した。

 4番打者に関しては、「一番いい状態」という新井貴浩でスタートする予定だ。それでも「彼がずっと4番に座るようでは、チームのことを考えるといいことではない。彼にとって変わるような活躍をする選手が出てくることに期待したい」という緒方監督は、「補強もほとんどしていないので、現有戦力のレベルアップをすること。プレーの質を上げていかなければならない」と選手の奮起を期待した。

 リーグ連覇、日本一に向けて、視界良好とはいかないオープン戦となったが開幕に向けて指揮官は「特別なことはしない。やるしかない」と前を向いた。


☆昨日もお話した通り、11位ってのはまあどうでもいいんですが、新しい戦力、若手・中堅でレギュラーを獲ろう、というまでの選手が現れなかったのは、少し寂しいところ。ま、シーズンに入ってみないと分かりませんが、序盤好調だった安部・堂林も尻すぼみ、下水流・会沢・岩本あたり、また松山にも当たりは出ませんでした。


☆若手では、庄司くんがちょいと成長の跡を見せましたが、美間くんあたりも含め、1軍で使おう、というほどではなかったかも。また西川くんが離脱、恐らく上本が代わりに使われそうです。




☆投手陣の方では、今日の試合で大瀬良くんが好投。


◇【広島】大瀬良の開幕ローテ入り決定、5回1失点に「ボールは良かった」 スポーツ報知 3/26(日) 20:38配信

◆オープン戦 広島1―1ソフトバンク(26日・マツダスタジアム)

 先発・大瀬良大地投手(25)が開幕ローテ入りを決めた。最速150キロの直球を軸に、カットボール、カーブなど変化球も効果的に使った。4回まで無失点。5回先頭の松田に左越え本塁打を浴び先制を許したが、5回4安打1失点と好投した。

 右脇腹の違和感でキャンプを離脱。出遅れていたが、2度目のオープン戦登板で結果を出した。「1失点はありましたが、ボールは良かった。まっすぐで詰まらせてアウトに取れるところがあったので」と手応えを口にした。緒方監督は「(大瀬良)大地は十分な内容、結果を残してくれたよね。開幕ローテの一人として頑張ってもらいましょう」とローテ当確を明言した。


☆てな訳で、ローテに入りそうです。


◇広島大瀬良好投ローテ入り 緒方監督「十分な内容」 日刊スポーツ 2017年3月26日19時34分

<オープン戦:広島1-1ソフトバンク>◇26日◇マツダスタジアム

 広島の4年目右腕、大瀬良大地投手(25)が先発ローテーション入りを決めた。

 4安打されながら5回1失点にまとめてオープン戦を締めくくり「しっかり自分の球を投げられた。何とか結果も付いてきてくれた」と息をついた。

 キャンプで右脇腹を痛めて出遅れたが、急ピッチで状態を上げ、緒方監督は「十分な内容、結果を残してくれた」と合格点を与えた。

 大瀬良は「一発試験と言われた中で結果を残せた。ローテーションを守ることを第一に考えてやっていきたい」と長いシーズンを見据えた。


☆今季初登板は、阪神戦になるようです。


◇広島・大瀬良、好投!開幕ローテ間に合った 4・2阪神戦登板へ サンスポ 2017.3.27 05:01

 (オープン戦、広島1-1ソフトバンク=九回規定により引き分け、26日、マツダ)間に合った!! 広島・大瀬良がオープン戦最終戦に先発し、ソフトバンク打線に5回4安打1失点の好投。キャンプ中に右脇腹痛を痛めて出遅れていた右腕が、残り1枠の開幕ローテーションをつかんだ。

 「全体的に良かったと思います。一発試験の中で結果を残すことができてよかったです」

 一回先頭の今宮、本多を直球で連続三振に仕留めて勢いに乗った。オープン戦2試合で防御率1・04(計8回2/31失点)。緒方監督は「ローテの1人として頑張ってもらいましょう」と明言。4月2日の阪神との開幕3戦目(マツダ)に登板が濃厚な大瀬良は、「先発としてけがなくしっかり1年間先発ローテを守りたいです」と誓った。2014年の新人王の逆襲がはじまる。 (柏村翔)


☆で、先日好投した岡田くんも、ローテ当確。


◇広島2年目岡田成長の防1・57/担当記者イチオシ 日刊スポーツ 3/26(日) 15:22配信

<担当記者イチオシ:広島岡田明丈投手>

 黒田博樹氏が抜けた先発陣で、2年目右腕岡田明丈投手(23)の存在感は日に日に高まっている

 昨季終了後から課題の制球難克服と調子安定のため、フォームを修正した。春季キャンプ、オープン戦から成果を発揮。春季キャンプで主戦候補の大瀬良大地投手や福井優也投手が離脱する中、首脳陣に成長を強く印象付けた。

 150キロ超の直球は球威、切れが増し、制球力も向上。オープン戦に5試合登板し、防御率1・57と数字でも成長を示した。緒方孝市監督は「期待は大きい。1年間しっかりローテーションを守ってくれるんじゃないか」と目を細める。

 右も左も分からなかった昨春とは違う。「何をすればいいか分かっている。昨年の経験を生かせると思っています」。地に足をつけ、2度目の開幕を迎える。【広島担当 前原淳】


☆開幕投手は、ジョンソン。


◇広島の開幕投手ジョンソンの“覚悟”「若い選手の見本となるような振る舞いを」 Full-Count 3/25(土) 8:11配信
開幕前の最終登板で上々の内容「重要なポジションを任されていると自覚してる」

 広島のクリス・ジョンソン投手が、開幕に向けて上々の内容で最終調整登板を終えた。31日の阪神戦(マツダ)での開幕投手に決まっている左腕は、24日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクD)に先発。6回3失点にまとめ「開幕前最後の登板ということで自分に必要なことを試す場だと考えてマウンドに上がった」と振り返った。

「初回は球が浮いたけど、試合の中でアジャストさせていくことを考えて投げた」

 立ち上がりの初回、1死から明石、中村晃に連続四球を与えたが、柳田、江川を連続三振に切った。3回には1点を奪われるも、3本の安打は全て詰まらせた内野安打。6回に江川に一発を浴びたが、この日許した6安打のうち、4本が内野安打とアンラッキーな要素が大きかった。

「重要なポジションを任されていると自覚しているし、責任も感じている。若い選手の見本となるような振る舞いを心がけているよ」という助っ人左腕。任された開幕投手の大役まで、あと1週間。連覇を目指す今季、ジョンソンの存在は広島に欠くことはできない。


☆阪神戦は、ジョンソン・岡田くん・大瀬良くん、となりそう。裏ローテは、野村くん・九里くんに、もう1人が誰か。3/31から阪神3連戦の後、4月は6連戦が続くので、6枚で回すことになりそう。




☆打線、4番は、新井さん。


◇新井に託したカープの開幕4番 緒方監督「一番いいもの見せている」 デイリースポーツ 3/27(月) 6:03配信

 「オープン戦、広島1-1ソフトバンク」(26日、マツダスタジアム)

 広島の開幕4番が新井貴浩内野手(40)に決まった。オープン戦ラストのソフトバンク戦は「4番・一塁」で先発出場。3打数無安打に終わったが、緒方監督が打撃の状態を高く評価した。新井が4番で開幕を迎えるのは阪神時代の12年以来5年ぶり、広島では07年以来10年ぶりとなる。リーグ連覇へ、3月31日・阪神戦(マツダ)からチームの主役を張る。

 カープの顔は今年もこの男だ。緒方監督が「開幕4番」に新井を指名した。オープン戦最終戦は3打数無安打に終わったが、主砲への信頼は揺るがない。指揮官は「今の状態を見たら、必然的にそうなるんじゃないか。彼が一番いいものを見せている」と明言した。

 新井が開幕戦を4番で迎えるのは阪神時代の12年以来。広島では07年以来、実に10年ぶりとなる。くしくも今年の開幕戦の相手は古巣阪神。ベテランの存在感を発揮するには絶好の舞台だろう。それでも本人は自然体。指揮官の開幕4番構想を聞いても、表情一つ変えずにこう言った。

 「何番だろうがやることは一緒なので。何番でも全力を尽くすだけ。言われたところ、場所で、しっかり結果を出すだけなので。何番だろうが関係ない」

 オフは優勝旅行、名球会イベントなどで多忙を極め、調整がやや遅れ気味でキャンプインした。それでもキャンプ序盤は下半身を徹底的に鍛え、後半は日南に残りバットを振り込んだ。もう不安はない。3月後半には万全の状態に仕上げてきた。

 「しっかりできた。不安なく入れます。じっくりやらせてもらいましたし、キャンプ、オープン戦と、大きなけがなくしっかりできたので、準備は整いました。(状態は)いいんじゃないかな」

 オープン戦では15日・楽天戦(静岡)で右膝をグラウンドに強打。大事を取って4試合を欠場したが、実戦復帰した22日・オリックス戦(京セラ)でいきなり中越え二塁打。「(スタンドまで)行ったと思ったわ!フェンス破れとったぞ!」。翌日の練習前には阪神時代に指導を受けたオリックス・風岡コーチから冗談を飛ばされるほど、まだまだパワーも健在だ。

 緒方監督は「(新井に)おんぶにだっこじゃいけない。新しく誰かが(4番に)座れるぐらいの活躍を期待したい」とハッパをかけることも忘れなかったが、結果がすべての勝負の世界だ。オフから「競争」という言葉を繰り返してきた新井が、実力で勝ち取った。

 「開幕に向けて気持ちは自然と高まってくると思う。残りの日数もしっかり練習して臨みたい」。開幕ダッシュを、不惑の4番が導く。


☆4番はエルさんが濃厚、なんて記事も出てましたが、憶測記事だったようです。


☆で、侍組は、間に合いますかね。


◇【広島】菊池、合流即スタメンも1打席で三振喫し交代「身も心も疲れています」 スポーツ報知 3/27(月) 7:03配信

◆オープン戦 広島1―1ソフトバンク(26日・マツダスタジアム)

 広島の菊池、田中、鈴木のWBCトリオが合流即スタメン出場したが、全開とはいかなかった。特に侍でレギュラーとして奮闘した菊池は、疲労の色が濃かった。初回に空振り三振を喫し、2回の守りから退いた。石井打撃コーチは「出なくてもよかったくらいだったけど、本人と話して1打席だけ」と体調を考慮した措置と説明。菊池も「身も心も疲れています」と話した。

 鈴木には第1打席で中前ポテンヒットが出たが、田中も2打数無安打。緒方監督は「彼らは、引っ張っていかないといけない存在。その中で調整遅れとか、成績が出なかったら、代わりが出るだけ」とハッパをかけた。

 チームも4安打の貧打で引き分けた。最近4試合の得点はエルドレッドのソロ2発だけ。最後の6試合は勝ちなし(4敗2分け)でオープン戦11位に沈んだ。昨年のセ・リーグ覇者は、WBC組がどこまでコンディションを戻せるかがカギとなる。


◇広島・鈴木、合流即フル出場「久々の球場で感覚が違ったけど、すぐなじめた」 サンスポ 2017.3.26 19:33

 (オープン戦、広島1-1ソフトバンク=九回規定により引き分け、26日、マツダ)広島はWBC代表の鈴木、菊池、田中の3人がこの日チームに合流し、即出場。フル出場した鈴木は1打席目に安打をマークし「打席に立って、自分のいいところも悪いところも出た。とりあえずよかった」と安堵した。

 鈴木は守備でもスライディングキャッチを見せ「久々の球場で感覚が違ったけど、すぐなじめた」と好感触。時差ぼけの影響は残る中「しっかり調整して、いい状態でシーズンに入っていけたらいい」と気概を示した。


☆オープン戦が終わり、間は4日間しかない訳ですが、恐らく3人ともスタメンでは使うでしょうね。この後の記事で改めて書きますが、ペーニャは2軍スタート、ということは、恐らくヘーゲンズが1軍。


【投手】(12名)
▽先発(6名) ジョンソン・岡田・大瀬良・野村・九里・ヘーゲンズ
▽中継ぎ(6名) (飯田・オスカル)・(中田・加藤)・薮田・今村・ジャクソン・中崎

【捕手】(3名) 石原・会沢・磯村

【内野手】(6名) 新井・菊池・安部・田中・小窪・上本

【外野手】(7名) エルドレッド・丸・鈴木・松山・下水流・天谷・(堂林・岩本・野間)


☆中継ぎは、左で飯田くんかオスカルくんを入れるのか、それとも中田くん・加藤くんあたりを入れるのか。昨年と比べると、先発は黒田さん、中継ぎは一岡くんがいない感じ。


☆野手は、ルナがいないのと、西川くん、赤松がいません。ペーニャが2軍スタートなので、ほとんど変わらない感じ。


☆阪神は、メッセ、岩貞くんに、能見さんあたりですかねぇ。たちまち、岩貞くん、能見さんの時に、安部をどうするのか。ルナもペーニャもいないので、小窪ですかね。


☆今年の展望としては、新井さん、エルさんを、いかに休ませられるか。2人にはCS、日本シリーズと、大事なところでこそ働いてほしいので、そこまで体力を温存しておきたい。


☆同時に誠也くんも、昨年のポストシーズンでは働けなかったので、彼が精神的に成長できるかどうか。


☆昨年リーグ優勝したことで、「こうすれば勝てる」というやり方を、ナインは覚えたはず。それは、自信を持っていいと思います。後は、選手をどうやってやりくりするか。今年もみんなで戦っていく、という形になると思います。




◇3月26日(日)のオープン戦

▽日本ハム 1 - 1 ヤクルト (2回戦 札幌ドーム)
 日本ハムは、中田がオープン戦初出場。第1打席で適時打を放ち、持ち前の勝負強さを見せつけた。対するヤクルトは、鵜久森がマルチ安打を記録。一昨年まで在籍した古巣を相手に、存在感を発揮した。

▽西武 4 - 2 DeNA (2回戦 メットライフ)
 西武は、木村文がオープン戦2本目の本塁打を記録。2年ぶりの開幕スタメンへ向けて、好アピールを見せた。一方のDeNAは、先発・今永が5回1失点。シーズンを前に、まずまずの投球でオープン戦を締めくくった。

▽巨人 0 - 2 ロッテ (4回戦 東京ドーム)
 ロッテは、中村が8回に貴重な追加点となるアーチを放つ。レギュラー奪取へ向けて、バットでアピールに成功した。対する巨人は、先発・吉川光が6回1失点。新天地での復活を期す左腕が、オープン戦最後の登板で好投した。

▽中日 6 - 2 楽天 (2回戦 ナゴヤドーム)
 中日は、オープン戦2試合目の出場となった平田が本塁打を記録。開幕に向けて、状態の良さを見せつけた。一方の楽天は、聖澤が適時打を含む2安打。レギュラー奪回に燃えるかつての盗塁王が、バットで結果を残した。

▽オリックス 4 - 2 阪神 (5回戦 京セラドーム大阪)
 オリックスは、先発・西が7回2失点の好投。3年連続2ケタ勝利を挙げている右腕が、順調な仕上がりを見せた。対する阪神は、糸井が適時打を含む2安打をマーク。期待の新戦力が、昨季までの本拠地で存在感を示した。


順 チーム 試 勝 敗 引 差
① ロッテ 18 13 2 3 ー
② ソフバ 18 10 5 3 3
③ オリ  16 9 5 2 0.5
④ 阪神  18 10 6 2 0
⑤ 西武  13 8 5 0 0.5
⑥ 日ハム 20 11 7 2 -0.5
⑦ ヤク  18 7 7 4 2
⑧ 楽天  17 6 9 2 1.5
⑨DeNA 17 5 11 1 1.5
  中日  19 5 11 3 0
⑪ 広島  17 4 11 2 0.5
⑫ 巨人  19 5 14 0 1


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