2017年3月29日水曜日
'17 オープン戦、まとめ。
◇ロッテが“優勝” 最下位は巨人 連覇狙う広島は11位に沈む オープン戦全日程終了 デイリースポーツ 3/26(日) 17:41配信
オープン戦の全日程が終了し、ロッテが13勝2敗3分け、勝率・867で2位以下を大きく引き離し“優勝”した。
最下位は巨人で、5勝14敗、勝率・263。昨年日本一に輝いた日本ハムは11勝7敗2分け、勝率・611、25年ぶりにセ・リーグを制し、連覇を狙う広島は4勝11敗2分けで勝率・267で11位だった。
☆いやいや、ロッテが強かった。投打に他チームを圧倒、チーム防御率なんて、1.46ですからね。
◇オープン戦が終了 投打の成績を振り返る ベースボールキング 3/26(日) 19:10配信
◆ダフィーが2部門で1位
2月25日に始まったオープン戦も、26日に全日程が終了した。勝率第1位はロッテの.867、最下位は巨人の.263だった。
オープン戦の野手と投手の成績を振り返ってみると、野手では新外国人のダフィー(ロッテ)が本塁打と打点の2部門で1位となった。ダフィーはオープン戦初出場となった2月25日のヤクルト戦から2試合連続本塁打を放てば、3月11日のDeNA戦で本塁打を含む3安打5打点の活躍をみせた。
打率1位も同じく新外国人のシリアコ(DeNA)の.375だった。シリアコはオープン戦最終戦となった3月26日の西武戦に『5番・三塁』で出場し、本塁打を含む3安打1打点の大暴れ。ラミレス監督も試合後に「バッティングの調子がいいですし、尻上がりに調子をあげてきたと思う」と評価した。
【野手】
▼ 打率(※規定打席=試合数×3.1)
1位 .375 シリアコ(DeNA)
2位 .370 中村 晃(ソフトバンク)
3位 .361 横尾俊建(日本ハム)
▼ 本塁打
1位 4本 大谷翔平(日本ハム)
1位 4本 ダフィー(ロッテ)
1位 4本 高山 俊(阪神)
1位 4本 白崎浩之(DeNA)
▼ 打点
1位 15点 ダフィー(ロッテ)
2位 14点 中谷将大(阪神)
3位 11点 ロペス(DeNA)
3位 11点 佐野恵太(DeNA)
3位 11点 高山 俊(阪神)
◆勝ち星1位は涌井と和田
続いて投手部門は、各投手イニング宇数が少なく、野手に比べると参考程度になってしまう部分もあるが、好成績を残した投手を振り返っていきたい。
防御率1位は田口麗斗(巨人)の0.90。田口は練習試合、紅白戦では不安定な投球だったものの、オープン戦は20イニングを投げて、自責点はわずかに2点だった。
勝利数1位は3月31日の開幕戦で投げ合いが予想される和田毅(ソフトバンク)と涌井秀章(ロッテ)の2人。涌井はオープン戦最終登板となった25日の巨人戦後、「体が早く開いたり、横ぶりになった」と課題を口にしたが、「いろいろ修正すべき点がみえたので、開幕に向けてしっかり気持ちの調整と体の調整をしたいと思います」と話した。
セーブは、鍵谷陽平(日本ハム)が4セーブで12球団トップだった。鍵谷は毎年のように勝ちパターンの一角に食い込む活躍が期待されるも、シーズン途中に不振や故障で離脱するケースが多い。今季はシーズン通して安定した投球を披露したいところだ。
【投手】
▼ 防御率(規定=試合数×1.0)
1位 0.90 田口麗斗(巨人)
2位 0.96 コーク(オリックス)
3位 1.57 岡田明丈(広島)
▼ 勝利数
1位 3勝 和田毅(ソフトバンク)
1位 3勝 涌井秀章(ロッテ)
2位 2勝 <16名>
▼ セーブ数
1位 4セーブ 鍵谷陽平(日本ハム)
2位 3セーブ ドリス(阪神)
2位 3セーブ 増田達至(西武)
この中からシーズンでもタイトルを獲得する選手が現れるのか…。31日のプロ野球開幕が今から待ち遠しい。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
☆阪神は中谷・高山が打ちましたね。DeNAのルーキー、佐野も楽しみ。
◇セ6球団監督オープン戦総括 広島・緒方監督 勝ち切る野球追求 スポニチアネックス 3/27(月) 7:00配信
【広島】4勝11敗2分け11位
▼緒方監督 WBC代表組を脅かす者は出てこなかったが、いいものを見せてくれた選手がいたのは収穫。シーズンに入って行く中で接戦を勝ち切る野球を追求したい。
【巨人】5勝14敗12位
▼高橋監督 若い選手がまだまだ力が足りない。もっと頑張ってほしい。開幕で100%になればいいが、シーズンを戦う中で最終的に勝てればいい。
【DeNA】5勝11敗1分け9位
▼ラミレス監督 いろんなことを試すことができてよかった。打撃陣はよくやっているし、投打がかみ合えばもっとよくなる。シーズンに向けていい準備ができた。
【阪神】10勝6敗2分け4位
▼金本監督 手応えと言うほど、正直…。まあ投手に関しては、ちょっとあるかな。(若手野手は昨年に比べ)その時よりは力が付いているんじゃないかと思う。
【ヤクルト】7勝7敗4分け7位
▼真中監督 やることはやった。中継ぎ陣は秋吉の後ろ(抑え)だけが決まっているが、あとは流動的。投手が粘って引き分けが4試合あった。いい成果だった。
【中日】5勝11敗3分け9位
▼森監督 点の取り方はいいふうになってきた。あとは取られ方、守り切るところが反省点。四球やエラー、ミスを少なくしていかなければいけない。
☆その、セ・リーグの順位。
◇セ・リーグ オープン戦順位(○数字はセ・リーグ順位、打率・防御率以外は1試合平均の順位)
▽4位 阪神 (セ・リーグ1位)
試合18 勝利10 敗戦6 引分2
勝率.625 勝差0
得点69② 失点57①
本塁打12② 打率.252②
防御率2.75① 盗塁13②
▽7位 ヤクルト (セ・リーグ2位)
試合18 勝利7 敗戦7 引分4
勝率.500 勝差2
得点55③ 失点75④
本塁打8④ 打率.248③
防御率3.87③ 盗塁11③
▽9位 DeNA (セ・リーグ3位)
試合17 勝利5 敗戦11 引分1
勝率.313 勝差1.5
得点75① 失点77⑤
本塁打14① 打率.289①
防御率4.32⑥ 盗塁5⑥
▽9位 中日 (セ・リーグ3位)
試合19 勝利5 敗戦11 引分3
勝率.313 勝差0
得点56④ 失点78③
本塁打8⑤ 打率.240④
防御率4.00④ 盗塁28①
▽11位 広島 (セ・リーグ5位)
試合17 勝利4 敗戦11 引分2
勝率.267 勝差0.5
得点44⑤ 失点54②
本塁打9③ 打率.217⑤
防御率2.84② 盗塁10④
▽12位 巨人 (セ・リーグ6位)
試合19 勝利5 敗戦14 引分0
勝率.263 勝差1
得点47⑥ 失点88⑥
本塁打7⑥ 打率.196⑥
防御率4.27⑤ 盗塁11⑤
☆まあ阪神さんは毎年オープン戦はいいんですよね。原口をファーストに回し、センターに糸井と、センターラインは強化されたと思います。昨年よりはいいかな。ヤクルトはピッチャー次第、不気味なのは中日で、盗塁28は、ダントツのトップ。ゲレーロが入ったし、投手陣が踏ん張れば、昨年のようなことはないと思います。
☆巨人さん、大丈夫かね。
☆1試合平均の順位。
▽得点
①De4.4
②T 3.8
③S 3.1
④D 2.9
⑤C 2.6
⑥G 2.5
▽失点
①T 3.17
②C 3.18
③D 4.1
④S 4.2
⑤De4.5
⑥G 4.6
▽ホームラン
①De0.82
②T 0.67
③C 0.53
④S 0.44
⑤D 0.42
⑥G 0.37
▽盗塁
①D 1.5
②T 0.7
③S 0.61
④C 0.59
⑤G 0.58
⑥De0.3
▽打率
①De.289
②T .252
③S .248
④D .240
⑤C .217
⑥G .196
▽防御率
①T 2.75
②C 2.84
③S 3.87
④D 4.00
⑤G 4.27
⑥De4.32
☆DeNAは完全に「投高打低」。足も使ってません。カープと巨人は、貧打が目立ちます。
☆ちなみに、去年のオープン戦順位。
◇2016年セ・リーグオープン戦順位
▽1位 阪神(セ・リーグ1位)→4位
試合数15 勝数7 敗数3 引分数5 勝率.700
▽6位 広島(セ・リーグ2位)→1位
試合数16 勝数8 敗数6 引分数2 勝率.571
▽7位 巨人(セ・リーグ3位)→2位
試合数19 勝数9 敗数9 引分数1 勝率.500
▽9位 ヤクルト(セ・リーグ4位)→5位
試合数19 勝数6 敗数12 引分数1 勝率.333
▽10位 中日(セ・リーグ5位)→6位
試合数16 勝数4 敗数9 引分数3 勝率.308
▽10位 DeNA(セ・リーグ5位)→3位
試合数15 勝数4 敗数9 引分数2 勝率.308
☆DeNAは一昨年、オープン戦首位、シーズンも前半は首位でしたが、終わってみれば最下位。昨年の阪神も中盤以降失速しましたね。
☆となれば、シーズンをいかに戦うか。一昨年のヤクルトは終盤抜け出し、昨年のカープは交流戦あたりから走り出し、ぶっちぎりの優勝。1年間、体力の持ったチームが優勝する、ということは言えそうです。
☆さて、カープの個人成績。
◇個人投手成績(オープン戦)
試 勝 敗 S 回 安 四 三 自 防御
飯田 7 0 0 0 4 .1 4 2 7 0 0.00
一岡 1 0 0 0 1 1 1 0 0 0.00
九里 2 1 0 0 10 3 3 10 0 0.00
ジャクソン
6 0 0 0 6 3 1 5 0 0.00
野村 3 0 0 0 12 9 1 3 0 0.00
大瀬良 2 0 0 0 8.2 7 2 6 1 1.04
薮田 8 0 1 1 6.1 4 0 5 1 1.42
岡田 5 2 1 0 23 17 5 19 4 1.57
加藤 2 1 0 0 10 7 5 8 3 2.70
中田 4 0 0 0 3.1 1 0 1 1 2.70
ジョンソン
3 0 3 0 15 9 8 14 5 3.00
中村恭 1 0 0 0 3 1 3 1 1 3.00
中﨑 5 0 0 0 5 7 1 3 2 3.60
床田 3 0 2 0 14 17 3 11 7 4.50
福井 1 0 0 0 2 1 2 0 1 4.50
ヘーゲンズ
4 0 0 0 9 9 1 4 5 5.00
今村 6 0 2 0 6.1 4 6 7 5 7.11
オスカル
2 0 0 0 2 3 0 0 2 9.00
ブレイシア
3 0 0 0 3 5 2 4 4 12.00
塹江 1 0 1 0 2 5 2 2 4 18.00
◇個人打撃成績(オープン戦)
試 打 安 本 点 盗 打率
船越 9 9 4 1 1 0 .444
美間 9 5 2 1 2 0 .400
丸 17 48 17 0 7 2 .354
鈴木 1 3 1 0 0 0 .333
バティスタ
10 13 4 0 1 0 .308
小窪 14 31 9 0 4 0 .290
天谷 9 7 2 0 1 0 .286
庄司 12 19 5 0 0 0 .263
ペーニャ
16 42 11 0 3 0 .262
西川 5 17 4 0 2 1 .235
石原 13 23 5 0 0 0 .217
新井 11 28 6 0 0 0 .214
下水流 16 28 6 1 4 0 .214
メヒア 6 14 3 0 0 0 .214
會澤 16 29 6 1 4 0 .207
堂林 17 51 10 1 5 3 .196
土生 5 6 1 0 0 0 .167
安部 17 62 10 1 2 0 .161
松山 17 45 7 1 2 0 .156
桒原 4 8 1 0 0 0 .125
エルドレッド
17 41 4 2 5 0 .098
磯村 2 2 0 0 0 0 .000
岩本 2 3 0 0 0 0 .000
上本 10 2 0 0 0 4 .000
菊池 1 1 0 0 0 0 .000
田中 1 2 0 0 0 0 .000
野間 1 0 0 0 0 0 .000
☆投手では、九里くん・岡田くん・大瀬良くんと、先発候補が結果を出し、開幕ローテ入りをゲット。ルーキー床田くんは、結果は出ませんでしたが、内容、素質を評価されたのか、これも開幕ローテ入り。ジョンソン・野村くんも、順調と言っていいと思います。
☆中継ぎでは、飯田くんがいい感じ。まだまだ安定感はありませんが、カットボール、ストレートには見るべきものがあります。後は、ジャクソンは相変わらずいい感じ、薮田くんもツーシームがいい。今村くんも、シーズンに入れば大丈夫でしょう。中崎くんは、無理をせず、春先は騙し騙しでいいと思います。後は、一岡くんがいつ戻ってくるか、福井くんがどうなのか、あたりでしょうか。加藤くんの今後の起用法も気になるところ。
☆野手は、船越くんがキャンプからの好調を維持、一発も打ちました。美間くんも一発。丸は順調そう、小窪も好調。堂林くん、下水流は、う~ん、もう一押し、といったところでしょうか。庄司くん、バティスタも一定の結果を出しました。
☆西川くんがケガで離脱、代わりの上本が、4盗塁。バッティングでも、頑張ってほしいんですが。野間くんも、巻き返してほしいところ。
☆で、新井さんを休ませる、ということで言えば、堂林くんあたりに期待したいところなんですが、K.O的には、一番期待しているのは、岩本。いやいや、やらにゃいかんでしょう。もう2軍で学ぶものがある、という年齢じゃない。松山とともに、打線の核になってほしいんですよ。
☆それだけの技術は持っているはずの選手。後は本人が、日本一のために貢献するんだ、という覚悟があるかどうか。
☆もうね、自分が1軍で、とか、調子がどうとか言っている選手は、カープというチームには必要ありません。カープというチームの中で、自分にできることは何か、何で貢献できるのか。それを一番に考えてくれる選手が残っていくし、チームにも貢献できる。そしてそれが結果的に、自分が生き残っていける一番の近道なんですよ。
☆この後、開幕1軍メンバー発表。
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source : K.Oのカープ・ブログ。