2017年3月6日月曜日

'17 オープン戦~阪神1回戦(甲子園)。


 ◇スタメン

【阪神】
① 7 高山
② 6 北條
③ 4 鳥谷
④ 3 原口
⑤ 9 板山
⑥ D 中谷
⑦ 5 糸原
⑧ 2 梅野
⑨ 8 荒木
先発 小野

【広島】
① 6 安部
② 9 堂林
③ 8 丸
④ 7 松山
⑤ 3 エルドレッド
⑥ 5 ペーニャ
⑦ D メヒア
⑧ 2 會澤
⑨ 4 西川
先発 岡田


(C)1回表
①安部 低めストレートにレフトフライ
 1死
②堂林 二遊間をゴロで抜けるセンター前ヒット
 1死1塁
③丸 センター前ヒット
 1死1・2塁
④松山 サードゴロゲッツー、この回無得点。…真ん中低めストレート。転がすなら引っ張りましょうよ(-_-;)


(T)1回裏
①高山ど真ん中スライダーにセンターフライ、②北條内角フォークに三振、③鳥谷フルカウントから低めストレートにセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)2回表
先頭⑤エルドレッド ライト前ヒット
 無死1塁
⑥ペーニャ 三遊間を破るレフト前ヒット
 無死1・2塁
⑦メヒア 内角ストレートにピッチャーゴロゲッツー、2塁ランナーエルドレッドは3塁へ。
 2死3塁
⑧會澤 レフト前先制タイムリーヒット カープ先制、T0-1C。
 2死1塁
⑨西川 低めストレートにピッチャーゴロ、この回1点。…ここは西川くんがつなぎたかったですね。


(T)2回裏
先頭④原口 センター前ヒット
 無死1塁
⑤板山 フルカウントからど真ん中フォークにファーストゴロ、2塁ホースアウト
 1死1塁
⑥中谷 レフト前ヒット、エンドランで1塁ランナー3塁へ。…フルカウントから外角スライダー。ストレートで良かったんじゃないですかね。
 1死1・3塁
⑦糸原 高めストレートにセカンドゴロゲッツー、この回無失点。


(C)3回表
先頭①安部 四球
 無死1塁
②堂林 つまったピッチャーゴロ、ランナー安部は2塁へ。…いいつなぎですね。
 1死2塁
③丸 センターへゴロで抜けるタイムリーヒット T0-2C。…ど真ん中ストレート。堂林くんのつなぎが生きましたね。
 1死1塁
④松山 9球目に四球
 1死1・2塁
⑤エルドレッドの時、小野ワイルドピッチ
 1死2・3塁
⑤エルドレッド ショートゴロの間に3塁ランナー丸ホームイン T0-3C、2塁ランナー松山は3塁へ。…これはエルさんも、ナイスつなぎ。
 2死3塁
⑥ペーニャ ライト前タイムリーヒット T0-4C。…内角高めストレート。
 2死1塁
⑦メヒア ファーストフライ、この回3点。…初球内角高めボール球ストレート。これは打っちゃいけません(-_-;)


(C)3回裏
⑧梅野ど真ん中ストレートに三振、⑨荒木内角ストレートにファーストゴロ、①高山外角低めフォークにセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)4回表、投手横山(T)。
⑧會澤 外角低めストレートに見逃し三振
 1死
⑨西川 泳ぎながらもセンター前ヒット…外角低めボール球スライダー。うまい。
 1死1塁
①安部 外角スライダーにサードゴロ、1塁ランナー西川は2塁へ。…いいですね。さあ堂林くん、今度は決める番。
 2死2塁
②堂林 レフト前タイムリーヒット T0-5C。…真ん中高めチェンジアップ。いや~、決めましたね。
 2死1塁
③丸 外角ストレートにレフトフライ、この回1点。


(T)4回裏
②北條外角ストレートにライトフライ、③鳥谷つまったショートゴロ、④原口ど真ん中ストレートにセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)5回表
④松山外角スライダーにレフトフライ、⑤エルドレッドワンバウンドした球に三振、⑥ペーニャ低めストレートにセカンドフライ、この回三者凡退、無得点。


(T)5回裏、投手一岡(C)。センター下水流、④松山に代わりファーストバティスタ、⑤エルドレッドに代わりライト岩本、⑥ペーニャに代わりセカンド庄司、ライト堂林がレフト、セカンド西川がサード。
⑤板山外角フォークにセカンドゴロ、⑥中谷内角高めストレートにサードファウルフライ
 2死
⑦糸原 ライト前ヒット…外角フォーク。
 2死1塁
⑧梅野 フルカウントから11球目に四球
 2死1・2塁
⑨荒木 外角ストレートにレフトフライ、この回無失点。…ちょっとフォークの切れがありませんかね。


(C)6回表
⑦メヒア 内角ストレートにセカンドフライ…メヒアは内角ですね。
 1死
⑧會澤 ライト前ヒット、バッターランナー會澤は2塁に向かうもアウト。…8球粘って真ん中低めストレート。
 2死
⑨西川 初球外角スライダーをライト前ヒット…うまい。
 2死1塁
①安部の時、西川盗塁
 2死2塁
①安部 内角スライダーにセカンドゴロ、この回無得点。


(T)6回裏、投手ヘーゲンズ(C)。
先頭①高山 ファーストゴロをバティスタトンネル…(^^;
 無死1塁
②北條 センター前ヒット…カウント0ー2から外角カットボール。う~ん。
 無死1・2塁
③鳥谷 外角ツーシームにレフトフライ
 1死1・2塁
④原口 センター前タイムリーヒット、T1-5C。…外角カットボールは、高め。
 1死1・2塁
⑤板山 外角ツーシームにセカンドゴロゲッツー、この回1失点。


(C)7回表、投手歳内(T)。③鳥谷に代わりサード大山、サード糸原がセカンド。
②堂林 高めストレートにセンターフライ、③下水流ど真ん中ストレートにショートゴロ
 2死
④バティスタ センター前ヒット…外角高めストレート。
 2死1塁
⑤岩本 ボテボテのピッチャーゴロ、この回無得点。…内角低めボール球カーブ。う~ん(-_-;)


(T)7回裏、キャッチャー船越。
⑥中谷内角ツーシームにキャッチャーファウルフライ、⑦糸原外角チェンジアップに三振
 2死
⑧梅野 ライト前ヒット…真ん中低めツーシーム。
 2死1塁
⑨荒木 外角ツーシームに三振、この回無失点。…ふむ、船越のリードは面白い。


(C)8回表、投手山本(T)。
先頭⑥庄司 四球
 無死1塁、⑦メヒアに代打磯村。
⑦磯村 外角ストレートにライトフライ
 1死1塁
⑧船越 ライト前ヒット、1塁ランナー庄司は3塁に向かうもアウト。…初球外角高めボール球ストレート。右打ち、うまいですね~。
 2死1塁
⑨西川 内角ストレートにファーストゴロ、この回無得点。


(T)8回裏
先頭①高山 ストレートの四球…う~ん、これはいけません。
 無死1塁
②北條 レフト前ヒット…外角カットボール。引きずるとこうなるんですよね(-_-;)
 無死1・2塁
③大山 外角低めボール球カットボールにセカンドゴロ、ランナーそれぞれ進塁。
 1死2・3塁
④原口 外角低めカットボールにショートゴロ、その間に3塁ランナーホームイン、T2-5C、2塁ランナー北條は3塁へ。…カットボールは低めなら打たれないんですよね。
 2死3塁
⑤板山 初球外角低めツーシームにセカンドゴロ、この回1失点。


(C)9回表、投手岩崎(T)。
①安部 初球外角低めストレートにファーストゴロ
 1死
②堂林 バックスクリーンへホームラン T2-6C。…真ん中高めストレート。いやいや出ましたね。
 1死
③下水流外角低めボール球チェンジアップにショートゴロ、④バティスタ内角高めストレートに三振、この回1点。


(T)9回裏、投手飯田(C)。ショート上本。
⑥中谷 外角高めボール球ストレートにセカンドフライ
 1死、⑦糸原に代打上本。
⑦上本 フルカウントから9球目、内角低めボール球カットボールにサードゴロ
 2死
⑧梅野 ライト前ヒット…カウント2ー2から7球目、内角カットボール。
 2死1塁、⑨荒木に代打俊介。
⑨俊介 センター前ヒット、1塁ランナー梅野は3塁へ。…真ん中高めボール球ストレート。う~ん、きっちり抑えたいんですけどね。
 2死1・3塁
①高山 真ん中高めストレートにショートフライ、この回無失点、ゲームセット(/--)/


阪神 対 広島 (阪0勝1敗0分 13時00分 甲子園 20346人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 0 1 3 1 0 0 0 0 1 6
T 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2
勝 岡田 2試合1勝0敗
敗 小野 1試合0勝1敗
ホームラン 堂林1号(岩崎)

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 安部 4 0 0 .125 0
  6 上本 0 0 0 ---- 0
②97堂林 5 3 2 .429 1
③ 8 丸  3 2 1 .400 0
 8下水流2 0 0 .250 0
④ 7 松山 2 0 0 .000 0
  3 バティスタ
     2 1 0 .250 0
⑤ 3 エルドレッド
     3 1 1 .200 0
  9 岩本 1 0 0 .000 0
⑥ 5 ペーニャ
     3 2 1 .400 0
  4 庄司 0 0 0 ---- 0
⑦Dメヒア3 0 0 .333 0
打 D 磯村 1 0 0 .000 0
⑧ 2 會澤 3 2 1 .600 0
  2 船越 1 1 0 1.000 0
⑨45西川 4 2 0 .286 0
計    37 14 6 .294 1
残塁7、併殺2

【阪神】
     打 安 点 打率 本
① 7 高山 4 0 0 .222 0
② 6 北條 4 2 0 .444 2
③ 4 鳥谷 3 0 0 .000 0
  5 大山 1 0 0 .333 0
④ 3 原口 4 2 2 .429 0
⑤ 9 板山 4 0 0 .000 0
⑥ D 中谷 4 1 0 .375 1
⑦54糸原 3 1 0 .286 0
打 上本 1 0 0 .250 0
⑧ 2 梅野 3 2 0 .600 0
⑨ 8 荒木 3 0 0 .250 0
打 俊介 1 1 0 1.000 0
計    35 9 2 .333 3
残塁8、併殺2

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
岡田  2 1 0 0 4 48 2 2 0 0 0.00
一岡  1 0 0 0 1 28 1 0 1 0 0.00
ヘーゲンズ
    1 0 0 0 3 50 4 2 1 1 3.00
飯田  1 0 0 0 1 25 2 0 0 0 0.00

【阪神】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
小野  1 0 1 0 3 63 7 0 2 4 12.00
横山  1 0 0 0 3 47 4 2 0 1 3.00
歳内  1 0 0 0 1 21 1 0 0 0 0.00
山本  1 0 0 0 1 12 1 0 1 0 0.00
岩崎  2 0 0 0 1 10 1 1 0 1 4.50

◇盗塁 西川(6回)
◇失策 バティスタ(6回)
◇走塁死 会沢(6回)庄司(8回)
◇暴投 小野(3回)
◇試合時間 3時間22分


☆2回までに5安打で1点しか取れなかった時はどうなることかと思いましたが(笑)、3回の3点は、見事でしたね。


◇広島 会沢の先制打で阪神ドラ2・小野に洗礼 デイリースポーツ 3/5(日) 14:00配信

 「オープン戦、阪神-広島」(5日、甲子園球場)

 広島は二回、会沢翼捕手(28)の左前適時打で先制した。

 先頭のエルドレッドが右前打で出塁し、その後2死三塁の好機で会沢が打席へ。2ボール1ストライクからの4球目、阪神ドラフト2位・小野が投じた真ん中寄り139キロの直球を強振した。

 打球は左翼前に弾み、三走のエルドレッドが本塁を駆け抜け先制点となった。


☆初回、2回とヒットを打ちながらいずれも併殺、ここで会沢が凡退していれば、嫌~なムードを引きずるところでしたが、きっちりランナーを返しました。これが3回の3点につながった、と言っていい。


☆3回、先頭①安部が四球、②堂林がきっちり進塁打で1死2塁、ここで③丸が甘いストレートをセンターへタイムリーで、まず1点。この辺の丸のシュアーなバッティングは、もっと評価されてもいい。④松山が粘って9球目に四球、1死1・2塁で⑤エルさんの時に、小野がワイルドピッチ、1死2・3塁。ここでエルさんがショートゴロで、2点目。さらに2死3塁で、⑥ペーニャがライトへタイムリー。前の打席でレフトへうまく打ち、今度はライトへ。


◇広島の新外国人ペーニャ、マルチ&初適時打 内野複数守る両打ち助っ人 Full-Count 3/5(日) 14:05配信


◆阪神戦、第1打席から2打席連続安打が来日初タイムリー

 広島のラミオ・ペーニャ内野手が5日、阪神戦(甲子園)で来日初タイムリーを放った。

「6番・三塁」でスタメン。3-0で迎えた3回2死二塁。阪神のルーキー小野の内角直球を振り抜き、右前へ運んだ。第1打席の左前打に続く2打席連続安打が、オープン戦初の適時打となった。

 ヤンキース、ブレーブスなどでプレーして今季から入団した31歳。内野を複数こなし、両打ちという器用なメキシカンは定位置奪取へ向け、さっそくアピールに成功した。


☆その、ペーニャ。


◇ペーニャ気合十分!右でも打つ 両打ちカープ新助っ人、しっかり修正で快音連発 デイリースポーツ 2017.3.5

 広島の新助っ人、ラミロ・ペーニャ内野手(31)が4日、実戦2打数無安打の右打席でも結果を残すと意気込んだ。左打席は6打数2安打の打率・333。サンプルは少ないが、「もうちょっと力強さがほしい」と現時点での修正点を認識。それでも「打席の数だけしっかりスイングができれば、右打席もいい感じに振れると思うよ」と前向きに話した。

 マジメなメキシカンは石井打撃コーチの指導に連日、耳を傾けている。この日も打撃フォームのバランスを意識して、フリー打撃に臨んだ。柵越えこそなかったが快音を連発。石井コーチは「今日は右打席もいいバランスで打っていた。実戦で左投手にどう対応していくか」と説明した。三塁を争う左打者の安部は打撃好調。レギュラー取りへ、右打席でも真価を発揮する。


☆ま、右ではヒットは出なかったんですが(笑)、いやいや、いい外国人を獲ってきたんじゃないでしょうか。


☆1点取るのに5安打も費やしたのに、この回のヒットは、タイムリーの2本だけ。四球、進塁打、そして相手ミスと、つなぎにつないだ3点。堂林くんがゲッツーを打ってたら0点だったかも知れない、暴投がなかったら、エルさんはゲッツーだったかも知れない。安部も松山も今日はノーヒットでしたが、得点にはちゃんと絡む。これぞ、カープの野球。


☆逆に言うと小野くんは、1点で止めておくべきだったんですよね。そうなると、松山の粘りも大きかったし、エルさんがきっちり転がしたのも大きかった。


☆先発岡田くんは、4回を無失点。


◇広島・岡田が安定感みせ4回無失点 阪神打線を抑える デイリースポーツ 3/5(日) 16:25配信

 「オープン戦、阪神2-6広島」(5日、甲子園球場)

 広島は先発の岡田が4回2安打無失点の好投。最速150キロの直球を軸にキレのあるスラーダーやフォークなどで的を絞らせなかった。二回、先頭の原口に中前打を浴びるなど1死一、三塁のピンチ背負ったが、後続を打ち取り得点を許さなかった。三、四回と三者凡退に抑え、マウンドを降りた。

 打線は二回、会沢の左前適時打で先制。三回には3-0とリードを広げ、なおも2死三塁の場面から新助っ人・ペーニャが右前適時打を放った。

 阪神はドラフト2位・小野が初先発したが3回4失点と苦戦した。


☆小野くんはやたらストレートで勝負したがってて、試したい、というのもあったのかも知れませんが、打ち取ること、試合を作ることを目的としていた岡田くんとは、対照的なピッチングとなりました。


◇広島岡田「しっかり投げられた」開幕へ順調4回0封 日刊スポーツ 3/5(日) 15:28配信

<オープン戦:阪神2-6広島>◇5日◇甲子園

 広島岡田明丈投手(23)が先発し、4回を48球、2安打無失点に抑えた。1回を3者凡退に切ると、2回は2安打を許すなど球数がかさんだ。

 それでも1死一、三塁から阪神ドラフト5位糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)を142キロで二塁への併殺打に打ち取った。3回以降は危なげない投球で、4回には150キロを計測。「しっかり4回を投げきることができた。右打者の内角を課題にしてやってきた。前の登板よりはしっかり投げられたと思います」。

 先発の柱として期待される右腕は順調に仕上がっている。


☆2回は原口、中谷にヒットを打たれる訳ですが、その中谷への攻め。


(T)2回裏、1死1塁、⑥中谷。
①外角スライダー、空振り。 B S●O●
②外角低めスライダー、ボール。 B●S●O●
③真ん中低めスライダー、ボール。 B●●S●O●
④真ん中高めボール球ストレート、空振り。 B●●S●●O●
⑤内角高めストレート、ボール。 B●●●S●●O●
⑥外角スライダーにレフト前ヒット。


☆初球、スライダーを空振りしたことで、ストレート狙いと読んだんでしょう、スライダーをさらに続けるんですが、スライダーならストライクでいいんですよね。カウント2ー1になったことで、初球空振りを取ったアドバンテージは、なくなってしまいます。4球目は内角ボール球ストレートを空振り、2ストライクになって、次の同じようなストレートは見逃し、フルカウントになります。で、バッターはストレートを待ってるだろうということでスライダーを投げるんですが、2ストライクを取られてから、ストレート狙いは捨ててるんですよね。ならばストレートの方が、振り遅れる可能性は高い。


☆左バッターは、うまく攻めてるんですよ。


(T)3回裏、2死、①高山。
①ど真ん中カーブ、止めたバットに当たりファール。 B S●O●●
②内角低めボール球カーブ、空振り。 B S●●O●●
③外角低めチェンジアップ、ファール。 B S●●O●●
④内角高めストレート、ボール。 B●S●●O●●
⑤外角低めフォーク、セカンドゴロ。


☆カーブ、カーブでカウントを稼いで、外角低めにチェンジアップの後、内角にストレートを見せて、最後は外角低めにフォーク。外角低めに変化球を集められるコントロールがあれば、こういう打ち取り方ができるし、追い込めばこちらのペースで攻めることができる。


☆5回は一岡くん、6回から3イニングはヘーゲンズが投げるんですが、2失点。ヘーゲンズはモデルチェンジしようとしているのか、昨年から右バッターにも左バッターにもカットボールを中心に攻めるんですが、6回の会沢も、左バッターには外のツーシームで攻めてました。


☆で、7回から、キャッチャーは船越くん。船越くんはさらに、右バッターの時にも内角ツーシームを多用。カーブやチェンジアップも織り交ぜます。8回はカットボールを勝負球にしますが、う~ん、ヘーゲンズ本人が、まだそういう攻め方に慣れてない感じがします。低めに集められている時はカットボール主体でもいいのでしょうが、ツーシームの精度も上げておく必要があるでしょうね。




☆一方、打線ではやっぱり、この人ですかね。


◇広島堂林が大暴れ、豪快弾含む3安打2打点 外野の定位置奪取へ猛アピール Full-Count 3/5(日) 18:22配信


◆外野の定位置奪取へ猛アピール、先発・岡田は4回48球で無失点の快投

 広島が5日、開幕カードで当たる阪神と甲子園で対戦し、6-2で快勝した。

 14安打を放った野手陣の中でも、目立ったのはなんと言っても堂林翔太内野手だ。「2番・右翼」でスタメン出場。初回に阪神のルーキー・小野から中前打を放つと、4-0で迎えた4回2死二塁では2番手・横山の浮いた変化球をはじき返し、左前へ。そして仕上げは9回、1死から岩崎の高めに浮いた直球をバックスクリーンへ運んだ。オープン戦1号を含む3安打。外野のレギュラー取りへ猛アピールに成功した。

 投手陣では2年目の岡田明丈が開幕ローテーション入りへ大きく前進した。最速150キロの直球を軸に4回を2安打無失点。2回には1死一、三塁のピンチだったが、糸原を高めの142キロを打たせて二ゴロ併殺に打ち取った。2回以外は3人でピシャリ。わずか48球。無四球と制球面も光った。

 岡田は前回、2月25日の中日とのオープン戦も2回を無失点に抑えており、これで6イニング連続無失点。2015年のドラ1が順調な仕上がりを見せている。


☆チャンスメークに進塁打と、やるべきことがきっちりできているから、打席で余裕が生まれているんだと思います。で、再三言っているように、長いのは、そういうきっちりしたバッティングの延長線上で、自然に出てくるもの。


◇広島・堂林、甲子園のバックスクリーンに豪快弾「打った瞬間入ると思った」 サンスポ 2017.3.5 19:01

 (オープン戦、阪神2-6広島、5日、甲子園)

 広島の堂林が好調を維持している。九回は直球を強振してバックスクリーンに豪快に放り込み「打った瞬間入ると思った。しっかりと自分のスイングができた」と胸を張った。出場機会を増やすため外野に挑戦している8年目の背番号7は「毎日結果を出していかないといけない立場。やることを見失わないようにしたい」と強い覚悟を示した。


☆今の姿勢を変えないことです。打席で自然体でいられれば、ホームランはいつだって打てるんですから。今の姿勢を続けていけば、ホームランは自然と出ます。


☆もう1人、目立ったのが、西川くん。


◇広島・西川 WBC組不在の中アピール 守備でも存在感 デイリースポーツ 3/5(日) 15:35配信

 「オープン戦、阪神-広島」(5日、甲子園球場)

 広島・西川が走攻守でアピールだ。四回に左腕・横山から技ありの中前打。六回にも同じ横山から右前へはじき返すと、すかさず二盗を決めた。

 WBC組の菊池、田中が不在の中、この日は「9番・遊撃」で先発出場。五回から三塁に移り、守備でも存在感を発揮している。


☆4回のセンター前は、外角低めボール球スライダーにバットを伸ばして、右手1本で運んだ、技ありの一打。盗塁も決めて、まさに「使いたくなる選手」になりつつあります。


☆気になったのは、メヒア。内角高めを攻められて、ムキになってそこを打っていた印象。エルさんもそうですが、あそこはリーチが邪魔になるんですよね。


☆後はピッチャーでは飯田くん、もう少しピシッと抑えないと、1軍にはなかなか残れません。いいチェンジアップを持ってるんだから、もう少しチェンジアップを使えばいいと思います。


☆ま、いずれにしろ、この野球ができていれば、相手がどこだろうと、「カープの野球」ができると思います。




☆さて、侍組。


◇侍鈴木誠也「つなぐ意識で入った」初安打が3ラン 日刊スポーツ 3/5(日) 20:07配信

<WBC強化試合:オリックス-日本>◇5日◇京セラドーム大阪

 侍ジャパンの鈴木誠也外野手(22=広島)が豪快な3ランを放った。

 鈴木は2点を追う2回、筒香と中田が連打でつないで無死二、三塁。オリックス近藤の2球目を捉え左翼スタンド最前列に放り込んだ。「つなぐ意識で打席に入りました。上手く打つことができたと思います」とコメントした。

 鈴木は発熱と体調不良で2月28日からの台湾選抜戦2連戦を欠場していたが、3日阪神戦から復帰。これが17年侍での初安打となった。


☆よく飛びましたね。


◇侍・鈴木、“完全復活”の豪快逆転3ラン WBCへ「やるしかない。それだけ」 Full-Count 3/5(日) 23:16配信


◆台湾リーグ選抜戦は体調不良で2試合欠場も「問題ない。心配をおかけしました」

 野球日本代表「侍ジャパン」の鈴木誠也外野手(広島)が5日、オリックスとの「アサヒスーパードライ プレゼンツ 侍ジャパン強化試合」で完全復活を予感させる豪快な逆転3ランを放った。侍ジャパンは5-3で勝利した。

 3日の阪神戦に続き、「7番・右翼」で先発出場。2点を追う2回無死二、三塁、1ボールから近藤大亮の甘く入った133キロ直球を捉えて左翼席まで運んだ。代表での本塁打は昨年11月13日のオランダ戦(東京ドーム)以来、自身2本目。「つなごうという意識で入った結果が良かったです。手応え? いくかな、というぐらいの感じで。いってくれと思ってました」と振り返った。

 台湾リーグ選抜との壮行試合では体調不良でスタメンを外れたが、3日の阪神戦からスタメン復帰。4日には希望者のみの練習に参加するなどコンディションを戻してきた。「問題ないです。心配をおかけしました」と頭を下げた。

 3-3の同点で迎えた9回2死二塁では四球を選び、代打・秋山の決勝2点三塁打を呼び込んだ。日本ハム・大谷翔平と同じ1994年生まれの22歳。WBC開幕後も右翼のレギュラーとして期待できる。本番前最後の強化試合をいい形で締めくくり、「もうやるしかない。それだけだと思うので、もう思い切って開き直って、明後日からの試合で全力でいければと思います」と前を向いていた。


☆菊池、田中くんは今日はヒットはありませんでしたが、侍ジャパンの中で、その存在感を現し始めています。


◇【侍ジャパン】田中、侍打線に強力オプション…強化試合6の3 スポーツ報知 3/5(日) 6:05配信

 WBC日本代表・田中広輔内野手(27)に、本大会での三塁スタメン出場プランが4日、浮上した。内野のバックアップとして追加招集されたが、強化試合3戦で6打数3安打と好調をキープ。昨季のセ・リーグCSでMVPを獲得した短期決戦にも強さを見せた男が、本職の遊撃ではないポジションで積極起用される可能性が高まっている。

 侍打線に強力なオプションが加わった。小久保監督は、残り1試合となった強化試合で「(開幕の)7日に向けて、チームとして何がベストかを見ることが仕事だと思っています」と話している。そこで浮上したのが、田中の三塁スタメンだ。当初、遊撃手として坂本のバックアップ的な立場が求められていたが、そこから大きな飛躍を見せている。

 田中は、ここまで強化試合3試合に出場し6打数3安打。少ない出場機会の中で好調な打撃をキープしている。1日の台湾プロ選抜戦(ヤフオクD)では三塁でのスタメン出場も経験し、マルチ安打をマークした。「しっかり準備していることがいい結果につながっている。準備だけは忘れないようにしたい」と、自身にも手応えがある。

 昨季はセ・リーグでは唯一のフルイニング出場を果たし、CS最終Sでは12打数10安打とノリに乗った。正三塁手の松田がここまで11打数2安打と乗り切れない中で、短期決戦の“鬼”として頭角を現した27歳がスタメンに名を連ねる可能性は十分にあるだろう。まさに一発勝負が続く国際大会では、好調な選手を優先起用することが重要となるからだ。

 田中はこの日、大阪府内のグラウンドで行われた練習に志願して参加。唯一のメジャーリーガーの青木を質問攻めにするなど、充実した時間を過ごした。「(青木には)技術的なこととか感覚とか、今までやってきたことを聞いたりしました。(三塁への不安は)もちろんありますけど、それを言っている場合じゃない。引いたら負け。走塁でも守備でも攻撃でも、どんどん積極的にいきたい」と気合を入れた。小久保ジャパン初招集となった広島のリードオフマンが、侍のシンデレラボーイになる。


◇侍 お手本は菊池の初球攻撃 データ少ない外国人投手、追い込まれる前に スポニチアネックス 3/3(金) 7:00配信

 侍ジャパンは2日、京セラドームで全体練習を行った。菊池涼介内野手(26=広島)はここまでの実戦で8打数6安打と好調だ。また、この日は、日本が1次ラウンドで同組となるキューバ、オーストラリア、中国も練習を行った。

 菊池の「1球勝負」に倣え!侍ジャパンの実戦で2試合連続3安打を放ち、打率・750。昨季広島で見せた姿と異なる「初球狙い」を実践する菊池は「初球から打てるように。打てる球を打ちにいっている」と好調な理由を明かす。

 2月28日の台湾プロ選抜戦(ヤフオクドーム)で初回と8回に、初球を叩いて二塁打。初対戦でデータの少ない外国人投手はカウントが不利になる前に仕掛けるのが鉄則だ。「昨年はチームの状況、役割を考えて振らないことがあった」と言うが、菊池自身も「本来は初球からどんどんいくタイプ」と語る。

 打線は1日の台湾プロ選抜戦(ヤフオクドーム)で9点を奪ったが、その前の2試合はつながらず、WBC前の調整試合で史上初の連敗。「初対戦の投手は一発で仕留めること。追い込まれれば何が来るか分からない」と秋山。ここまで10打数1安打と波に乗れない中田も「球数を投げさせる考え方もあるけど、1球目から積極的にいかないといけない」と話した。

 球数制限のあるWBCでは待球作戦も選択肢の一つだが、それは消極策でしかない。92年バルセロナ五輪に出場し国際大会を経験している小久保監督も「過去を見ても、打てると思ったボールをスイングしていく方が結果が残っている。球数がどうとか言われるが、知らないときにはそっちの方がいい。(自分も)国際大会の時はそうだった」と語る。

 3日はキューバの生情報を得る貴重な機会となる。侍ジャパンがナイターで阪神戦を行う京セラドームのデーゲームで、キューバはオリックス戦を行う。これを村田善バッテリーコーチらが視察する。7日に激突するライバルの分析を詰めるが、積極打法は有効な戦略となりそうだ。


☆山田は打線の中でもポイントになるバッターなので、打ってくれなきゃ困るのですが、菊池も守備はもちろん、バッターとしても役割を果たせる選手ですから、できればセカンドで使いたい。また松田もムードメーカーとして必要な選手、田中くんのスタメンでの出番がないというのが理想なのですが、田中くんの方が状態が良ければ、スタメンも十分にあると思います。


☆青木は今回のチームで精神的な支柱になりそうなので、山田の足を生かすためにも、山田1番、青木3番という打順は、いいと思います。


① D 山田
② 4 菊池
③ 8 青木
④ 7 筒香
⑤ 3 中田
⑥ 6 坂本
⑦ 9 鈴木
⑧ 5 松田
⑨ 2 小林


☆または、このオーダー。


① 4 山田
② 8 秋山
③ 7 青木
④ 3 中田
⑤ D 筒香
⑥ 6 坂本
⑦ 9 鈴木
⑧ 5 松田
⑨ 2 小林


☆菊池や田中くんは試合の終盤に、大事なところを任されそう。誠也くんとともに、世界一に貢献してほしいですね。




◇3月5日のオープン戦

▽日本ハム 3 - 0 巨人 (2回戦 札幌ドーム)
 日本ハムは、昨季一軍登板なしに終わった上沢が先発で3回無失点。復活への足がかりを築いた。一方の巨人は、重信がオープン戦4試合連続安打に加えて4個目となる盗塁も成功。今日もアピールを見せた。

▽楽天 0 - 6 DeNA (2回戦 倉敷)
 楽天は4年目右腕・古川が5回1失点。7安打を浴びるも最少失点で切り抜けて、開幕一軍入りに一歩前進した。対するDeNAは毎回の19安打と打線が好調。シリアコ、宮崎、高城、荒波が複数安打をマークした。

▽ソフトバンク 6 - 1 ヤクルト (2回戦 北九州)
 ソフトバンクは上林が6回に勝ち越し弾を記録。2打席目までは振るわなかったが、3打席目に大きなアピールを見せた。一方、ヤクルトは先発・オーレンドルフと4番手・ギルメットが無失点。新外国人投手が結果を残した。

▽中日 1 - 9 ロッテ (2回戦 ナゴヤドーム)
 ロッテは開幕投手が内定している涌井がオープン戦初登板。2回無失点2奪三振と、順調な仕上がりを見せた。一方の中日はベテラン・荒木が2安打を記録。3回には初球から盗塁を決めるなど、年齢を感じさせないプレーが光った。


☆巨人はほぼベストメンバーでしたが、僅か2安打。その2本は、重信と宇佐見。いやはや。ただ、カミネロは150㎞越え連発で1イニングを無失点で2奪三振、廖任磊(リャオ・レンレイ)も1イニングを無失点で2奪三振。DeNAは、佐野がまたタイムリー。ヤクルトは新外国人投手、良さそうですね。中日は、田島・福谷が相次いで失点。ロッテは負けなしの4連勝。


順 チーム 試 勝 敗 引 差
① ロッテ 4 4 0 0 ー
 DeNA 3 3 0 0 ー
③ 阪神  2 1 1 0 1.5
  ソフバ 2 1 1 0 0
  広島  2 1 1 0 0
⑥ 日ハム 5 2 3 0 0.5
  中日  5 2 3 0 0
⑧ ヤク  3 1 2 0 0
⑨ 巨人  4 1 3 0 0.5
⑩ 楽天  2 0 2 0 0
  西武  0 0 0 0 -1
  オリ  0 0 0 0 0


☆あら、一気に3位。巨人、大丈夫ですかねぇ。


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source : K.Oのカープ・ブログ。