2017年3月9日木曜日

WBC1R:対オーストラリア戦は苦戦まではいかず

菅野

今回の試合で2次ラウンド行きを決めるか注目されるこの試合、
デニングが4番というくらいなので
オーストラリアのレベルがどのくらいなのかはすぐ理解できる。
対キューバだと五輪やWBCでは負けた記憶がない、
キューバは強豪国だから
かなり偵察して情報があるからなのだろうが、
このオーストラリア代表は今回初出場、
選手のことがキューバ並には洗い出させていないのではと懸念していた。
ただ投手のレベルもそれほどではないはず、
接戦なんかにするんじゃないと叫びながら試合開始を待った。

弔ジャパン
1.指 山田 哲人
2.二 菊池 涼介
3.中 青木 宣親
4.左 筒香 嘉智
5.一 中田 翔
6.遊 坂本 勇人
7.右 鈴木 誠也
8.三 松田 宣浩
9.捕 小林 誠司
  投 菅野 智之


オーストラリア
1.右 D・カンディラス
2.二 J・ベレスフォード
3.一 L・ヒューズ
4.中 M・デニング
5.左 T・ケネリー
6.三 S・ウェルチ
7.捕 A・デサンミゲル
8.指 T・オールティエン
9.遊 B・ハーマン
  投 T・アサートン
 

初回に先頭打者の山田と続く菊池が連続安打、
青木が進塁打を打っていきなりの大チャンスを迎えるが
筒香、中田が凡退してチャンスをつぶす。
菅野は初回にヒットを1本打たれるものの
軽く4人でオーストラリア打線を料理する。
しかし2回に思わぬ交通事故のようなマグレのライトへのホームランを
7番のデサンミゲルに打たれ先制点を許して0-1
嫌な予感がした、少々不安。

5回表に日本は坂本2塁打、
鈴木は内野安打で無死1-3塁の大チャンス、
続く8番の松田がしっかりと犠牲フライを放ち1-1の同点。
4回までは相手投手に封じ込まれて
重い空気が漂っていた日本だけに、
ここで同点に追いつけたのは非常に良かった。
もしここで同点に追いつけなければ
さらに空気は重くなり、
オーストラリアには苦戦していたはずである。
するとその裏にオーストラリアは菅野を攻め立て、1死1-2塁。
そこで菅野はあきらめ岡田に継投、
すると岡田は緊張していたのか視線は定まらず
顔面は硬直状態でこれはヤヴァイと。
すると岡田はその期待に見事に応えて、ワイルドピッチで1死2-3塁。
さらに固まる岡田の顔面、
松田が声を掛けても反応なし、
かなりテンパっているようにしか見えない。
脇汗は洪水のように噴出し、絶対絶命のピンチである。
さらにここで岡田は四球を与え1死満塁、
オーストラリアの応援は皆無に等しいためか
下水道橋ドームは緊張感で静寂に包まれ、
岡田は失禁寸前のような表情、これはいかん!
しかし続投の岡田、私は祈るのみである。
とぅりゃぁ〜〜〜っ!!
この私の祈りは届かなかったのか岡田はカウントは2ボール0ストライク、
ヤヴァイ、マジにヤヴァイ!
だからと言って投手交代などできるわけがない。
そして投じた3球目を打者ペレスフォードが引っ掛け
2塁寄りに守っていた菊池の真正面、
簡単に4-6-3の併殺となり一命を取り留める。
最近の投手は大舞台に弱く感じる、ヒヤヒヤさせるなよ。

そして迎えた7回表に
先頭打者の中田がレフトへの勝ち越しのソロ、
この打球もフェンスギリギリだったので
前日の試合でグラブを差し出したカスが頭をよぎるが
今回に関しては誰も触らず見事にスタンドイン、2-1、やった!
これでオーストラリアからの呪縛からもっと解き放たれたムード、
我々がそう思ったくらいなので
オーストラリア代表には、この一発はかなり効いたと確信を得る。
ただまだ点差はわずかに1点のみ、
いくら格下であったとしても向こうにはパワーがある、
一発を食らうと簡単に同点となってしまう、
まだまだ気の抜けない時間は一応続く。

しかし日本代表に私の声が聞こえたのか、
8回にはまだ1安打しか打ってないのに3番で起用されている青木、
ただ彼は第1打席ではキッチリと進塁打を打ち、
代表のために仕事をしているだけに期待される。
これまたそんな私の声が左耳で聞こえたのか
四球を選んで無死からの走者、さすがだな。
ここで打席に立つのは代表4番の筒香、
2戦連続となる2ランをライトポール際に放ち4-1
やったぜ! やるじゃないか!
ただ日本代表は後ろで投げる投手がイマイチ、
秋吉も牧田も自信なさげの表情で前日はヒーヒー状態だった。

8回は千賀が登板し、なんと三者凡退。
そして9回は前日に続いて牧田が登板し、これまた三者凡退で試合終了。
これで日本代表は2連勝で2次ラウンドに進出決定だ。

ではこの試合までの打撃陣、
我らがヤクルトの山田は1安打を放ったものの、
活躍しているとは言えない状況、次の中国戦で自信を取り戻せ。
逆に好調なのは松田、きたねえ顔面が印象的で不快感大。
青木はヒット1本しか打ってはいないが心配はしてない、
落ち着いているしキッチリと仕事はしてくれている。
ただ3番としての働きとはまだ言えない、
2次ラウンドでの奮起を期待。
菊池はいるだけで良い、
堅実かつ創造性豊かな守備は日本でもトップクラス、
いやいやトップだろう、安心して見ていられる。
投手陣に関して言えば菅野はほぼ完璧、
岡田は心配、千賀は問題なしで牧田はだいぶ慣れてきたように感じる。

さて1次ラウンドの最終戦である中国戦は明日、
今日の休みと2次ラウンド進出が決定したので、
明日は主力メンバーを休ませてくるかも?
ただ中国も第1回大会に比べたらかなり強くなった、
キューバとの試合も0-6での敗戦ではあるが昔なら二桁失点は当たり前だった。
中国系アメリカ人等を集めて作ったチームなのかもな。

ところで他の組はどうなってるのか?
プールAはイスラエルが韓国と台湾に勝ち2戦全勝で2次ラウンド進出、
オランダも韓国と台湾に連勝し2次ラウンドへ。
よって韓国と台湾は今回も残念ながら1次ラウンドで終了ということになる。
そして日本が属するプールBは、
日本が2次ラウンドへ進出、
キューバは現在1勝1敗、
オーストラリアは1敗で2位はまだ決定していない。
明後日のキューバとオーストラリアの直接対決で
勝利した方が2位進出となりそうだ。
あとプールCとプールDにおいては、まだ試合自体が行われていない。
2次ラウンドでの日本の対戦相手がどこになるのか注目、
山田と秋吉の活躍を期待しようではないか、ぷははははははは。



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source : 梅造イズム(東京ヤクルトスワローズブログ)