2017年7月3日月曜日

中日12回戦(マツダ)。


 ◇スタメン

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 7 松山
⑥ 3 エルドレッド
⑦ 5 安部
⑧ 2 會澤
⑨ 1 大瀬良

【中日】
① 6 京田
② 4 亀澤
③ 8 大島
④ 7 ゲレーロ
⑤ 3 森野
⑥ 9 藤井
⑦ 5 福田
⑧ 2 松井雅
⑨ 1 柳


☆先発は、カープが大瀬良、中日が柳。大瀬良くん、粘りのピッチングを。打線は松山、安部あたりと、誠也くんですかね、やっぱり。「勝ちの形」を。


(D)1回表
先頭①京田 ピッチャーへ強烈な内野安打、大瀬良悪送球…カウント2-2から外角フォーク。う~ん、京田くんを出しましたね。
 無死2塁
②亀澤 送りバント
 1死3塁
③大島 センター前先制タイムリーヒット、中日先制、広0-1中。…カウント0-1から外角低めカットボール。
 1死1塁
④ゲレーロ 三振…カウント1-2から5球目、内角高めボール球カットボール。
 2死1塁
⑤森野 ライト前ヒット、ライト鈴木ファンブル、1塁ランナー3塁へ。…初球内角高めストレート。
 2死1・3塁
⑥藤井 ライト前タイムリーヒット、広0-2中。…カウント1-1からど真ん中フォーク(-_-;)
 2死1・2塁
⑦福田 ライト前タイムリーヒット、広0-3中、1塁ランナー3塁へ。…フルカウントから外角つり球。
 2死1・3塁
⑧松井雅 センターフライ、この回3失点。…カウント0-2から外角低めフォーク。いきなりの3失点ですか(-_-;)


(C)1回裏、⑤森野に代わりサード谷、サード福田がファースト。
①田中カウント1-2から外角低めボール球スライダーに三振、②菊池カウント1-2から外角ストレートにライトフライ
 2死
③丸 センター前ヒット…フルカウントからど真ん中ストレート。
 2死1塁
④鈴木 ライトフライ、この回無得点。…カウント1-0から外角つり球、フェンスギリギリ。


(D)2回表
⑨柳センターフライ、①京田カウント1-2から7球目、ど真ん中スライダーにセンターフライ、②亀澤カウント2-0から外角高めストレートにショートゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)2回裏
⑤松山初球内角低めスライダーにセカンドゴロ、⑥エルドレッド初球外角スライダーにショートゴロ、⑦安部カウント2-1から外角低めボール球ストレートにレフトフライ、この回三者凡退、無得点。


(D)3回表
③大島 サードゴロ…カウント2-2から外角低めストレート。
 1死
④ゲレーロ 四球
 1死1塁
⑤谷カウント2-0から内角ストレートにキャッチャーファウルフライ、⑥藤井カウント2-2から真ん中低めストレートにセカンドゴロ、この回無失点。…どうもボールから入っていくのが気になります。


(C)3回裏
⑧會澤カウント1-2から内角高めストレートにショートフライ、⑨大瀬良三振、①田中カウント0-1から真ん中低めボール球シュートにセカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。


(D)4回表
⑦福田 センターフライ…カウント2-1から真ん中高めカットボール。
 1死
⑧松井雅 ライト前ヒット…カウント0-1から内角低めカーブ。
 1死1塁
⑨柳 送りバント
 2死2塁
①京田 ストレートの四球
 2死1・2塁
②亀澤 セカンドゴロ、この回無失点。…カウント2-1から内角低めボール球ストレート。


(C)4回裏
②菊池 見逃し三振…カウント2-2から外角高めスライダー。
 1死
③丸 ライトスタンドへホームラン 広1-3中。…カウント3-1から外角高めボール球シュート。これで2点差。
 1死
④鈴木カウント1-2から外角低めボール球スライダーに三振、⑤松山カウント1-1から内角高めボール球スライダーにライトフライ、この回1点。


(D)5回表
③大島 ショートゴロ…カウント2-2から内角ストレート。
 1死
④ゲレーロ センターへスリーベース…カウント0-1から真ん中低めボール球ストレート。
 1死3塁
⑤谷 レフト前タイムリーヒット、広1-4中。…カウント2-2から真ん中低めボール球ストレート。高いバウンドが田中くんの頭の上を越えていきました。でも真ん中近辺なんですよね。
 1死1塁
⑥藤井 レフトへポテンヒット…カウント1-2から内角つり球。
 1死1・2塁、投手一岡(C)。
⑦福田 センターフライ、2塁ランナー3塁へ。…フルカウントから9球目、外角つり球。
 2死1・3塁
⑧松井雅の時、1塁ランナー藤井盗塁  2死2・3塁
⑧松井雅 敬遠ぎみの四球
 2死満塁
⑨柳 ショートゴロ、この回1失点。…せっかくの反撃の後、すぐ失点(-_-;)


(C)5回裏
先頭⑥エルドレッド センター前ヒット…カウント3-1から外角低めスライダー。エルさんが出ました。
 無死1塁
⑦安部 レフト前ヒット…カウント0-1から内角カーブ。安部がつなぎましたよ。
 無死1・2塁、⑧會澤に代打西川。
⑧西川 ショートゴロ、2塁ホースアウト、2塁ランナー3塁へ。…フルカウントから外角低めシュート。
 1死1・3塁、⑨一岡に代打新井。
⑨新井カウント2-2から6球目、外角低めボール球スライダーに三振、①田中フルカウントから7球目、外角低めボール球シュートに三振、この回無得点。…う~ん(-_-;)


(D)6回表、投手九里(C)。キャッチャー磯村。
①京田カウント0-2から5球目、真ん中低めボール球ツーシームにセカンドゴロ、②亀澤カウント0-1から外角低めボール球ツーシームにセカンドゴロ、③大島カウント1-2から5球目、外角ツーシームに三振、この回三者凡退、無失点。


(C)6回裏
②菊池カウント1-0から外角高めストレートにセカンドゴロ、③丸カウント2-2から真ん中低めボール球シュートにファーストゴロ、④鈴木フルカウントから真ん中低めボール球ストレートにフェンスギリギリのセンターフライ、この回三者凡退、無得点。…誠也くん、もうひと伸びなんですけどね~。


(D)7回表
④ゲレーロカウント2-2から6球目、外角ストレートに見逃し三振、⑤谷カウント1-2から内角低めストレートに見逃し三振
 2死
⑥藤井 ライトへツーベース…フルカウントからど真ん中ストレート(-_-;)
 2死2塁
⑦福田 サードゴロ、この回無失点。…カウント0-2から真ん中低めボール球ツーシーム。


(C)7回裏
先頭⑤松山 四球…さあ松山が出ました。
 無死1塁
⑥エルドレッド 三振…カウント2-2から外角低めボール球スライダー。
 1死
⑦安部 セカンドゴロ、ランナー2塁へ。…初球外角ストレート。
 2死2塁
⑧磯村 レフトスタンドへ2ランホームラン 広3-4中。…カウント1-0から真ん中低めスライダー。いやいや、こりゃびっくり(笑)。
 2死、⑨九里に代打バティスタ。
⑨バティスタ ファーストフライ、この回2点。…カウント0-1から外角つり球。さあ1点差になりましたよ。


(D)8回表、投手ジャクソン(C)。
⑧松井雅 ショートフライ…フルカウントから8球目、ど真ん中ストレート(^^;
 1死、⑨柳に代打松井佑。
⑨松井佑 詰りながらもライト前ヒット…カウント1-2から真ん中低めストレート。
 1死1塁
①京田 ショートゴロ…カウント1-1から外角高めストレート。
 2死1塁
②亀澤の時、京田盗塁
 2死2塁
②亀澤 レフト前ヒット、2塁ランナー京田は走塁死、この回無失点。…カウント2-2から内角低めボール球スライダー。出ました、松山のレーザービーム(笑)。


(C)8回裏、投手岩瀬(D)。
先頭①田中 四球…さあ田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池 送りバント
 1死2塁
③丸 ライト前ヒット…フルカウントから9球目、外角スライダー。丸が粘った末につなぎましたね。これは大きい。
 1死1・3塁、投手又吉(D)。
④鈴木 レフトスタンドへ逆転3ランホームラン 広6-4中。…カウント1-0から内角ストレート。いやいや、こりゃおかしい(笑)。
 1死
⑤松山カウント2-2から内角ストレートにレフトフライ、⑥エルドレッドカウント3-1から外角ストレートにサードゴロ、この回3点。…最後の最後で誠也くんに出ましたね!


(D)9回表、投手今村(C)。⑤松山に代わりキャッチャー石原、⑧磯村に代わりレフト野間。
③大島カウント1-1から真ん中低めフォークにレフトフライ、④ゲレーロカウント0-1から外角スライダーにファーストフライ
 2死、⑤谷に代打工藤。
⑤工藤 ショート内野安打…カウント1-2から5球目、外角低めボール球フォーク。
 2死1塁
⑥藤井 センター前ヒット…カウント0-1から内角ストレート。
 2死1・2塁
⑦福田 カウント0-1から外角ボール球ストレートににファーストゴロ、この回無失点、ゲームセット(/--)/


広島 対 中日 (12回戦 広8勝3敗1分 13時30分 マツダスタジアム 31282人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
D 3 0 0 0 1 0 0 0 0 4
C 0 0 0 1 0 0 2 3 X 6
勝 ジャクソン 33試合1勝2敗S1
敗 岩瀬 35試合2勝4敗S1
S 今村 33試合1勝1敗S15
ホームラン 丸14号(柳) 磯村1号②(柳) 鈴木16号③(又吉)

【中日】
     打 安 点 打率 本
① 6 京田 4 1 0 .282 1
② 4 亀沢 4 1 0 .277 2
③ 8 大島 5 1 1 .327 1
④ 7 ゲレーロ
     4 1 0 .270 21
⑤ 3 森野 1 1 0 .250 0
  5 谷  3 1 1 .286 1
打 工藤 1 1 0 .296 0
⑥ 9 藤井 5 4 1 .269 2
⑦53福田 5 1 1 .224 0
⑧2松井雅3 1 0 .243 1
⑨ 1 柳  2 0 0 .143 0
打 松井佑 1 1 0 .625 1
  1 岩瀬 0 0 0 ---- 0
  1 又吉 0 0 0 .053 0
計    38 14 4 .249 52
残塁12、併殺0

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 3 0 0 .278 3
② 4 菊池 3 0 0 .276 5
③ 8 丸  4 3 1 .336 14
④ 9 鈴木 4 1 3 .302 16
⑤ 7 松山 3 0 0 .307 5
  2 石原 0 0 0 .237 1
⑥ 3 エルドレッド
     4 1 0 .295 21
⑦ 5 安部 3 1 0 .311 1
⑧ 2 会沢 1 0 0 .299 2
打 西川 1 0 0 .310 2
  2 磯村 1 1 2 .333 1
  7 野間 0 0 0 .206 0
⑨1大瀬良1 0 0 .182 0
  1 一岡 0 0 0 ---- 0
打 新井 1 0 0 .275 6
  1 九里 0 0 0 .053 0
打 バティスタ
     1 0 0 .257 5
  1 ジャクソン
     0 0 0 ---- 0
  1 今村 0 0 0 ---- 0
計    30 7 6 .278 83
残塁3、併殺0

【中日】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
柳   8 1 2 0 7 107 5 7 1 3 3.79
岩瀬  35 2 4 1 1/3 17 1 0 1 2 3.04
又吉  18 4 0 0 2/3 12 1 0 0 1 2.32

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
大瀬良13 5 0 0 41/3 92 9 1 2 2 2.91
一岡  25 2 2 1 2/3 17 0 0 1 0 2.42
九里  17 5 5 0 2 31 1 3 0 0 4.15
ジャクソン
    33 1 2 1 1 20 2 0 0 0 2.78
今村  33 1 1 15 1 14 2 0 0 0 2.18

◇盗塁 藤井(5回)京田(8回)
◇失策 大瀬良(1回)鈴木(1回)
◇走塁死 京田(8回)
◇試合時間 3時間34分


☆いやいやいや、そろそろ段々いろいろおかしくなってきましたよ(笑)。


◇広島が今季26度目逆転勝利、8回に鈴木が豪快逆転3ラン 貯金は最大「21」に 7/2(日) 17:04配信 Full-Count


◆3連勝でセ・リーグ独走、1点を追う8回に鈴木が「神ってる」一発

 広島は2日、本拠地での中日戦に6-4で勝利した。1点を追う8回に4番の鈴木誠也が起死回生の逆転3ラン。今季26度目の逆転勝利で、貯金は最大の「21」となった。「神ってる」男の豪快な一発で3連勝。独走が続いている。

 先制したのは中日。初回、広島の先発・大瀬良から先頭京田が内野安打で出塁すると、大瀬良の悪送球もあり無死二塁に。亀澤が犠打で送り、大島はセンターへタイムリー。先制点を奪った。

 さらに、ゲレーロのヒットなどで2死一、三塁とすると、藤井、福田が連続タイムリー。3点をもぎ取った。

 一方、中日のドラ1柳は3回まで1安打の好投。4回には広島丸がソロ本塁打を放つも、直後の4回には中日が谷のタイムリーですぐに1点を取り返し、再び3点差とした。

 7回、広島は先頭・松山が四球で出塁すると、2死となってから磯村が2ラン。プロ7年目で初本塁打が飛び出し、1点差に迫った。

 そして迎えた8回、広島はこの回から登板した岩瀬に対して、田中の四球、菊池の犠打、丸のライト前ヒットで1死一、三塁とする。中日はここで又吉にスイッチするも、4番鈴木が1ボールから内角への直球を完璧に捉え、レフトスタンドにライナーで運んだ。値千金の逆転3ランに、マツダスタジアムは大歓声に包まれた。

 9回は守護神・今村が抑えて、広島が快勝。貯金は21に膨らんだ。


☆緒方監督のコメント。


◇緒方監督、鈴木誠也V弾「成長を感じる」一問一答 7/2(日) 18:31配信 日刊スポーツ

<広島6-4中日>◇2日◇マツダスタジアム

 広島が8回に鈴木の逆転3ランで勝った。先発大瀬良が5回途中4失点も、中継ぎ陣が踏ん張り、勝機を呼んだ。磯村がプロ初本塁打を放った。試合後の緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り

 -鈴木が4番の仕事

 緒方監督 カープの4番打者が試合を決める大きな本塁打を放ってくれた。頼もしく、成長を感じる。

 -それまで無安打だが

 緒方監督 内容が悪いわけじゃなかったからね。とらえているけど少しずれてアウトになったりとか。別にノー感じじゃないわけだし。でも最後に最高の結果を出してくれた。

 -派手なガッツポーズも出た

 緒方監督 それはうれしいでしょう。こういうのを1つ1つ自信にして、また成長してくれればいいね。

 -中継ぎ陣が踏ん張った

 緒方監督 こういうゲームの結果につながったのは、中継ぎ陣。一岡、九里も2イニングをゼロで抑えてくれて。ジャクソンも打たれたなかでも守備に助けてもらってね。5回以降の流れのなかで、中継ぎ陣が踏ん張ってくれて勝てた。そういう試合だね。

 -磯村も打った

 緒方監督 投手陣を引っ張ってくれた磯村もね。打の方でもびっくりするような本塁打を打ってくれるわけやし。去年1軍にある程度ずっといて、出場が少ないなかでもね。今年も投手の入れ替えの関係で下に行ってもらったりもしているけど。1軍のベンチのなかで相手打者の研究をする姿、ノートにメモる姿、準備する姿というのはこっちも見ているし。内容、結果を出してくれるわけだから。また彼も出場機会が増えていくのは当然のことでしょう。

 -大歓声も

 緒方監督 全員で戦って勝利をもぎとったね。何よりファンの方がたくさん駆けつけてくれて、スタンドを真っ赤に染めてくれて。後押ししてくれたなかで、勝てた。少しでも喜んでもらえたならうれしいです。

 -大瀬良は

 緒方監督 入りが投手の難しい部分なのは分かる。いつもいつもゼロでとは言わない。でも立ち直る姿、ボールも見せてもほしかった。特にこっちが1点をかえしたなかでの失点。見ていても逆球も多いし、カットボール、スライダーが今日は全然修正出来ていなかったから、5回途中で代えさせてもらった。中6日できっちり回ってもらっているわけだから、責任回数は投げてもらわないと。次回また修正して投げてくれると期待しています。


☆この3連戦に入る前にK.O、「ポイントは誠也くん」と言っていた訳ですが、理由は2つ、ひとつはもちろん、誠也くんがカープの「4番」であること。そしてもうひとつは、4番としての働きを、誠也くんがこれまで今ひとつしてなかったこと。打ってない人が打つと、打線というのはつながるものです。


☆で、この試合も、そこまでノーヒットだった、誠也くん。試合は3点先制され、丸の一発で1点返します。


◇広島 丸が反撃の14号ソロ「しっかり叩けた」通算100号にも王手 7/2(日) 15:06配信 デイリースポーツ

 「広島-中日」(2日、マツダスタジアム)

 広島が四回、丸佳浩外野手の14号ソロで反撃した。

 3点を追う四回1死走者なしで打席に立った。カウント3-1からの5球目、ドラフト1位・柳(明大)の投じた外角高めの変化球をフルスイング。打球を右翼席前方に運んだ。「打ったのはツーシームかな?高めの球でしたが、しっかり叩けましたね」と話した。

 これで通算99本目の本塁打とし、100本塁打に王手をかけた。


☆ところが大瀬良くんが5回にすぐさま1点を失い、1-4。柳くんは制球に配慮したピッチングで、点を与えません。


☆ところがですねぇ、ここでおかしいこと、その1(笑)。


◇広島磯村、今季初Hが初本塁打「とらえられました」 7/2(日) 16:42配信 日刊スポーツ

<広島6-4中日>◇2日◇マツダスタジアム

 広島磯村嘉孝捕手(24)がプロ初本塁打となる1号2ランを放った。

 6回の守備から出場し、3点を追う7回2死二塁で打席に立った。1ボールからの2球目に変化球が甘くなったのを見逃さなかった。

 前でさばいた打球は、左翼スタンドへ一直線。今季初安打がプロ初本塁打となり、中日に1点差につめよった。「打ったのはカットからスライダー。しっかりとらえられました。とにかく守備を頑張ります」と意気込んだ。


☆守備を頑張ります、ってのが、いいじゃないですか(笑)。よく分かってます。


☆試合後の、ヒーローインタビュー。


◇広島・7年目磯村 プロ初本塁打で逆転劇呼ぶ「あまり覚えていない」 7/2(日) 17:30配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島6―4中日(2017年7月2日 マツダ)

 広島の高卒7年目・磯村が2日の中日戦に途中出場。1―4とリードを許した7回裏にプロ入り初本塁打となる追撃の1号2ランを放って、チームの逆転勝利を呼び込んだ。

 磯村は開口一番「めっちゃうれしいです。勝ててよかった」と満面の笑顔。「初球からいこうかなと思っていた」と積極的にファーストストライクをフルスイング。打球は左翼席フェンスをわずかに越えて本塁打となった。

 7年目にして初の本塁打。感触を問われ「あまり覚えていないですけど…。皆さんの歓声でホームランと分かりました」とゆっくりダイヤモンドを一周した。

 有事に備えた3番手捕手として長く一軍に帯同しているが、出場はわずか。初のお立ち台に「最高です」と絶叫。チームのムードメーカーは、最後に「暑い中ありがとうございました。皆さんこれからも一緒に頑張りましょう」と声を張り上げた。


☆昨年はバッティングは今ひとつでしたが、今年はファームでも3割をマーク、バッティングのうまさは定評があるのですが、まさか一発とはねぇ。


☆ランナーが2塁にいたので、変化球主体で来るとは思ってましたが、その辺を磯村も読んでいたのかも知れません。まだ1点負けていた、というのもあるんでしょうが、ダイヤモンドを1周する時も、落ち着いた表情でした。これも、昨年の1軍での経験が生きてるんだと思います。


☆で、1点差となって、8回表には、まさかの松山のレーザービーム(笑)。これがおかしいこと、その2(笑)。そしてその裏、ピッチャーは岩瀬、先頭①田中くんが歩き、②菊池が送って1死2塁、ここで③丸が、内角を攻められ続けたフルカウントからの9球目、最後の最後に来た外角スライダーを、右手1本でライト前に。このつなぎが大きかったんですよね。


◇広島・誠也 これぞ4番じゃ!逆転3ラン セ・トップタイ61打点 7/3(月) 6:04配信 デイリースポーツ

 「広島6-4中日」(2日、マツダスタジアム)

 これぞ4番の仕事だ。広島の鈴木誠也外野手(22)が一振りで試合を決めた。3-4の八回1死一、三塁から左翼席へ逆転の16号3ラン。チームを今季26度目の逆転勝利に導いた。3連勝で貯金は今季最多の21。鯉の独走態勢が整いつつある。

 お祭り騒ぎだ。真っ赤に染まったスタンドから「誠也」コールが鳴りやまない。これぞ4番の仕事。鈴木が一振りで試合をひっくり返した。

 「思い切っていこうと思っていた。後ろが松山さんでしたし、松山さんにも『思い切ってどんどん振っていくんで、よろしくお願いします』と言っていた。それがああいう形になってよかった」

 1点ビハインドの八回1死一、三塁。大歓声に包まれながら、打席へ向かった。又吉の初球は、足元への厳しいボール球。体勢を崩されたが、全く動じない。2球目の内角直球を強振。打球は弾丸ライナーで左翼席へ突き刺さった。

 逆転の16号3ラン。普段は本塁打を放っても表情一つ崩さないが、スタンドインを確認すると何度も右こぶしを震わせた。「打席に入る前にすごい声援が聞こえ、その期待に応えられたうれしさもあった。結果が出ない中でも4番にずっと使ってもらっている。ホッとした」と思わず感情を爆発させた。

 1日の同戦では4打数無安打。内角球に対応したい-。その強い思いから自然とオープンスタンスになっていた。「なかなかいい結果が出ていなかったので、結果を残そうと思っていたら勝手になっていたのかもしれない」。3打席無安打。最後は結果にとらわれず、無心で挑んだ。

 勝利を導く決勝弾。内角球を鮮やかにさばいたスイング。「自然と元に戻っていた」。打席内に残された足形はスクエアに戻っていた。

 チームをけん引する若鯉のたくましい姿に緒方監督も賛辞を惜しまない。「カープの4番が試合を決める大きな逆転ホームランを打ってくれた。本当に頼もしく成長してくれている。ああいうところで最高の結果を出してくれる」と高く評価した。

 試合後もベンチ裏でバットを振った22歳。まだまだ成長曲線は右肩上がり。「これに満足せず、また次、頑張りたい」。リーグトップタイの61打点にも満足感はない。鈴木の心は向上心で満ちあふれている。


☆まあいろいろあるんですよ、昨年あれだけの活躍をして、今年は4番ですから。で、誠也くん自身も、いろいろ考えてるんだと思いますよ、22歳なりに。内を攻められることが多いので、どうしても前で捉えてしまうんですが、この打席の誠也くんは、しっかり捉えました。ホームランを狙った振りではなく、ライナーを、という当たりでしたが、スタンドまで届きましたね。


☆どうでしょう、今年のシーズン終盤あたりに、4番というこだわりが自然になくなって、無心でバッターボックスに立てるようになったら、精神的にも一皮むけて、誠也くんの本領発揮、となるんじゃないでしょうか。それまではやはり、試行錯誤が続くでしょうね。


☆結局ね、その試合、その打席にどれだけ集中できるかが、プロなんですよ。どんな立場であれ、どんな状況であれ、そのプレーに集中すること。そしてどんな状態でも、自分の一定のパフォーマンスが出せること。


☆そういう意味で、例えば磯村は、打席の中で、冷静でした。スローを見ると、振り始めてから、来た球にうまくタイミングを合わせて振っているのがよく分かります。スライダーを読んでたんでしょうね。また誠也くんも、一発うってやろう、とかいうのではなく、コンパクトな振りでした。




☆大瀬良くんは、いかんせん、制球がアバウトでしたね。柳くんと対照的でした。柳くんは球速を多少抑えてでも制球を重視して投げてましたが、大瀬良くんは特に、内角に投げ切れていない。そうなるとバッターは怖さを感じないので、外の球にも踏み込まれるんです。


☆ぶつけるのが怖いのか、打たれるのが怖いのか。いずれにせよ、攻めないと、バッターは打ち取れません。


☆で、緒方監督も言ってましたが、中継ぎがしっかり抑えてくれると、試合になる訳です。一岡くんは5回をよく抑えてくれたし、九里くんも良かったですね。ツーシームは、開幕当初に比べると今ひとつかな、って感じですが、今日は球威がありましたね。ジャクソンは、低めへは来るようになったのですが、スライダーのキレはもう一歩、というところでしょうか。


☆で、今村くんも何だかんだで0点に抑えて(笑)、中継ぎ陣は、無失点。これが大事なんですよ。




☆ベンチでこまめにメモを取っていたという磯村、そして試合後もバットを振っていたという、誠也くん。本番までに、どれだけ努力して、どれだけ準備したかが、本番で結果として表れる。我々素人の目に見えないところの努力こそが、こうして試合で結果を出すことにつながっている訳です。


☆もちろんカープがここまで強くなったその過程にも、そういうことの積み重ねが、ずっ~とある。そう考えれば、結果だけ見てあーだこーだと批判することがいかにむなしいことかは、十分お分かり頂けることかと思います。




◇セ・リーグ

▽巨人 1 - 9 DeNA (12回戦 G6-6 東京ドーム)
 DeNAが4連勝。DeNAは2回表、ロペスのソロと倉本の適時打で3点を先制する。続く3回には筒香の2ランでリードを広げると、その後も着実に加点した。投げては、先発・今永が5回1失点で今季5勝目。敗れた巨人は、先発・山口俊が6失点と試合をつくれなかった。
勝 今永 5勝4敗0S
敗 山口俊 1勝1敗0S
本塁打 【De】ロペス18号(2回表ソロ) 筒香11号(3回表2ラン)


▽阪神 5 - 4 ヤクルト (12回戦 T7-5 甲子園)
 阪神は2点ビハインドで迎えた6回裏、大山と中谷の適時打などで3点を挙げて逆転に成功する。続く7回には、糸井のソロでリードを広げた。投げては、先発・岩貞が6回3失点で今季4勝目。敗れたヤクルトは、6回に一時は逆転するも、先発・石川がリードを守れなかった。
勝 岩貞 4勝5敗0S
敗 石川 4勝9敗0S
S ドリス 0勝3敗22S
本塁打 【T】糸井8号(7回裏ソロ)


☆ね、阪神さん、いい勝ち方じゃないですか。明らかに「大山効果」だと思いますよ。巨人は…そもそもこういう時のために山口俊を獲ったんだと思いますが、まあ頼りになりませんな。昨年ラミレス監督がエースに指名して使い続けたからこそ、山口俊は生きたんであって、せめてもう1年DeNAでやって、チームを優勝させてからFAしたって、全然遅くなかったと思いますけどね。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   74 47 26 1 .644 ー
② 阪神   72 39 33 0 .542 7.5
③ DeNA 74 37 35 2 .514 2.0
④ 中日   76 33 40 3 .452 4.5
⑤ 巨人   73 31 42 0 .425 2.0
⑥ ヤクルト 73 28 44 1 .389 2.5


☆貯金、20に行ったんで、K.O的にはもういくつでもいいです(笑)。


P.S. 今日もたくさんアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村


source : K.Oのカープ・ブログ。