2017年7月8日土曜日
ヤクルト12回戦(神宮)。
◇スタメン
【ヤクルト】
① 3 荒木
② 9 上田
③ 4 山田
④ 7 バレンティン
⑤ 8 坂口
⑥ 2 中村
⑦ 5 藤井
⑧ 6 西浦
⑨ 1 原
【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 7 松山
⑥ 3 エルドレッド
⑦ 5 安部
⑧ 2 磯村
⑨ 1 戸田
☆先発は、ヤクルトが原、カープが戸田。今季初登板初先発の戸田くん、どんなピッチングを見せてくれるか。打線は、つながっていきましょう。いい形の試合を。
(C)1回表
先頭①田中 センター前ヒット…フルカウントから8球目、ど真ん中シュート。田中くんが出ました。
無死1塁
②菊池の時、田中盗塁…チャンス。
無死2塁
②菊池 四球
無死1・2塁
③丸 レフトフライ、ランナーそれぞれ進塁…カウント1-0から外角高めスライダー。これはナイスラン。
1死2・3塁
④鈴木カウント0-2から外角低めボール球カットボールに三振、⑤松山初球内角カットボールにライトフライ、この回無得点。…う~ん(-_-;)
(S)1回裏
先頭①荒木 センター前ヒット…カウント1-2から真ん中低めストレート。
無死1塁
②上田 レフトフライ…カウント1-1から外角高めストレート。
1死1塁
③山田 レフトスタンドへ先制2ランホームラン、ヤクルト先制、ヤ2-0広。…カウント0-1から内角高めストレート。
1死
④バレンティンカウント1-2から真ん中低めボール球チェンジアップに三振、⑤坂口カウント1-1から内角チェンジアップにセカンドゴロ、この回2失点。…またいきなりの2失点(-_-;)
(C)2回表
⑥エルドレッド初球内角シュートにサードゴロ、⑦安部カウント1-1から内角低めスライダーにセンターフライ
2死
⑧磯村 センター前ヒット…カウント2-1から真ん中低めシュート。
2死1塁
⑨戸田 ショートゴロ、この回無得点。
(S)2回裏
⑥中村フルカウントから8球目、真ん中低めストレートにセンターフライ、⑦藤井カウント1-2から外角低めストレートに見逃し三振、⑧西浦カウント1-2から5球目、真ん中高めボール球スライダーにライトフライ、この回三者凡退、無失点。
(C)3回表
先頭①田中 ショート内野安打…カウント1-2から内角高めストレート。田中くんが出ました。
無死1塁
②菊池 四球
無死1・2塁
③丸フルカウントから真ん中高めストレートにファーストライナーゲッツー、④鈴木カウント2-1から外角高めカットボールにショートゴロ、この回無得点。…(-_-;)
(S)3回裏
⑨原樹セカンドゴロ、①荒木カウント1-2から5球目、外角スライダーにショートゴロ、②上田フルカウントから8球目、真ん中高めスライダーに三振、この回三者凡退、無失点。
(C)4回表
先頭⑤松山 ライトスタンドへホームラン ヤ2-1広。…カウント0-2から真ん中低めボール球フォーク。難しい球を、右手1本で持って行きました。
無死
⑥エルドレッドカウント0-1から内角低めストレートにセカンドフライ、⑦安部カウント0-2から外角ボール球フォークにピッチャーゴロ、⑧磯村フルカウントからど真ん中ストレートに三振、この回1点。
(S)4回裏
先頭③山田 レフトへツーベース…カウント2-2から6球目、ど真ん中チェンジアップ(-_-;)
無死2塁
④バレンティン セカンドゴロ、ランナー3塁へ。…初球外角低めチェンジアップ。
1死3塁
⑤坂口 ファーストゴロをエルドレッドフィルダースチョイス、ヤ3-1広。…カウント1-2から内角低めボール球チェンジアップ。リプレー検証も判定変わらず。ちょっとエルさんの送球が高かったですかね。
1死1塁
⑥中村 センターへタイムリーツーベース、ヤ4-1広。…カウント0-2からど真ん中チェンジアップ。ツーナッシングから投げる球じゃないですね。う~ん、この1点は余計(-_-;)
1死2塁
⑦藤井 セカンドゴロ、ランナー3塁へ。…カウント2-2から8球目、外角低めスライダー。
2死3塁
⑧西浦 三振、この回2失点。…カウント1-2から外角ボール球ストレート。
(C)5回表
⑨戸田三振、①田中カウント3-1から外角ストレートにピッチャーゴロ、②菊池カウント0-2から外角低めボール球スライダーに三振、この回三者凡退、無得点。
(S)5回裏
先頭⑨原樹 ライト前ヒット…カウント0-1から内角スライダー(-_-;)
無死1塁
①荒木 送りバント
1死2塁
②上田 センター前ヒット…初球外角高めスライダー。う~ん(-_-;)
1死1・3塁
③山田の時、上田盗塁
1死2・3塁
③山田 センター前2点タイムリーヒット、ヤ6-1広。…カウント1-1から外角低めストレート、ショート右をゴロで抜けました。
1死1塁
④バレンティンの時、山田盗塁
1死2塁
④バレンティン センター前タイムリーヒット、ヤ7-1広。…カウント2-2から6球目、ど真ん中チェンジアップ、これもゴロでセンターへ。チェンジアップに頼りすぎだし、真ん中(-_-;)
1死1塁
⑤坂口カウント0-1から外角低めボール球スライダーにセンターフライ、⑥中村カウント0-1からど真ん中カーブにショートゴロ、この回3失点。…戸田くん、踏ん張れませんでしたね。
(C)6回表
③丸カウント2-2から外角ボール球カットボールに三振、④鈴木カウント2-0から外角高めストレートにレフトフライ、レフトバレンティンスライディングキャッチ。
2死
⑤松山 ライト前ヒット…初球外角カットボール。
2死1塁
⑥エルドレッド ショートゴロ、この回無得点。…カウント2-2から6球目、真ん中低めストレート。
(S)6回裏、⑥エルドレッドに代わり投手九里(C)。⑨戸田に代わりレフトバティスタ、レフト松山がファースト。
⑦藤井カウント1-2から6球目、真ん中低めボール球ツーシームにサードファウルフライ、⑧西浦カウント2-2から真ん中ワンバウンドのツーシームに三振、⑨原樹見逃し三振、この回三者凡退、無失点。
(C)7回表
⑦安部 見逃し三振…カウント2-2から外角低めストレート。
1死
⑧磯村 レフト前ヒット…カウント1-1から内角高めストレートをレフト前へ。うまく打ちましたよ。
1死1塁
⑨バティスタ ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ、ライト上田サードへ悪送球、バッターランナーバティスタは2塁へ。…カウント1-0から外角高めストレートを強烈な当たりで一二塁間へ。磯村もよく走りました。さあチャンス。
1死2・3塁
①田中 三振…カウント2-2から内角高めカットボール。三振ですか(-_-;)
2死2・3塁
②菊池 レフト前タイムリーヒット ヤ7-2広。…カウント2-1から外角スライダーに踏み込んで三遊間へ。これは菊池らしいバッティング。
2死1・3塁
③丸 ライト前タイムリーヒット ヤ7-3広、1塁ランナー3塁へ。…カウント0-1から真ん中低めボール球フォーク、ファーストの頭の上をゴロで越えました。
2死1・3塁、投手近藤(S)。
④鈴木 サードゴロ、この回2点。…カウント0-1から外角スライダー。前なんですよね、タイミングが。
(S)7回裏
①荒木 三振…カウント0-2から内角低めボール球チェンジアップ。
1死
②上田 センター前ヒット…カウント1-2から外角高めチェンジアップ。もったいない(-_-;)
1死1塁
③山田 四球
1死1・2塁
④バレンティン 四球…バレンティン、外のボール球変化球を振りません(-_-;)
1死満塁、1塁ランナーバレンティンに代走比屋根。
⑤坂口 ライトへ犠牲フライ、ヤ8-3広。…カウント0-1から外角低めチェンジアップ。いい当たりでした。
2死1・2塁
⑥中村 三振、この回1失点。…カウント1-2から内角低めチェンジアップ。う~ん、これももったいない1点。
(C)8回表、投手ルーキ(S)。④バレンティンの代走比屋根そのままセンター、センター坂口がレフト。
先頭⑤松山 センター前ヒット…カウント1-2から5球目、真ん中低めボール球フォーク。松山が出ました。
無死1塁、⑥九里に代打西川。
⑥西川カウント1-2から外角低めフォークにセカンドライナー、⑦安部カウント2-2から真ん中低め153㎞ストレートに三振、⑧磯村カウント1-2から外角高め156㎞ストレートに三振、この回無得点。…ルーキに手も足も出ず(-_-;)
(S)8回裏、⑦安部に代わり投手ジャクソン(C)。⑥九里の代打西川そのままサード。
⑦藤井カウント1-2から6球目、内角高め152㎞ストレートに見逃し三振、⑧西浦カウント2-2から7球目、外角ボール球スライダーに三振、⑨ルーキの代打大松初球外角高め152㎞ストレートにセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。
(C)9回表、投手小川(S)。ファースト武内。
先頭⑨バティスタ 左中間スタンドへホームラン ヤ8-4広。…初球真ん中高めストレート。これは神宮でなくてもホームラン(笑)。
無死
①田中 ファーストゴロ…カウント1-2から真ん中低めボール球フォーク。
1死
②菊池 レフトスタンドへホームラン ヤ8-5広。…カウント1-0から真ん中高めストレート。
1死
③丸 8球目に四球
1死1塁
④鈴木 センターフライ…カウント1-2から外角低めボール球カットボール。う~ん、誠也くん、打てませんか。
2死1塁
⑤松山 センターへタイムリーツーベース ヤ8-6広。…カウント1-2から6球目、真ん中高めストレートを逆らわず左中間へ。さあこれで2点差。
2死2塁、代走上本。
⑥西川 セカンド内野安打…カウント0-2から5球目、外角高めボール球チェンジアップ。西川くん、つなぎました。
2死1・3塁、⑦ジャクソンに代打新井、1塁ランナー西川に代走野間。
⑦新井 バックスクリーンへ逆転3ランホームラン カープ逆転、ヤ8-9広。…カウント2-1からど真ん中ストレート。いやいやいや、おかしいおかしい(笑)。
2死
⑧磯村 三振、この回6点。…カウント0-2から外角低めボール球カットボール。いやいや、ひっくり返しましたね~。
(S)9回裏、⑨バティスタに代わり投手今村(C)。⑤松山の代走上本そのままサード、⑥西川の代走野間そのままレフト、⑦ジャクソンの代打新井そのままファースト、キャッチャー石原。
①武内カウント1-1から外角低めフォークにショートゴロ、②上田カウント1-0から外角高めボール球フォークにサードフライ、③山田カウント1-2から外角ストレートに三振、この回三者凡退、無失点、ゲームセット(/--)/
ヤクルト 対 広島 (12回戦 ヤ4勝8敗0分 18時01分 神宮 30416人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 0 0 0 1 0 0 2 0 6 9
S 2 0 0 2 3 0 1 0 0 8
勝 ジャクソン 36試合2勝2敗S1
敗 小川 11試合4勝3敗
S 今村 35試合1勝1敗S17
ホームラン 山田12号②(戸田) 松山6号(原樹) バティスタ6号(小川) 菊池6号(小川) 新井7号③(小川)
【広島】
打 安 点 打率 本
① 6 田中 5 2 0 .286 3
② 4 菊池 3 2 2 .273 6
③ 8 丸 4 1 1 .333 16
④ 9 鈴木 5 0 0 .291 16
⑤73松山 5 4 2 .320 6
走 5 上本 0 0 0 .000 0
⑥ 3 エルドレッド
3 0 0 .285 21
1 九里 0 0 0 .053 0
打 5 西川 2 1 0 .304 2
走 7 野間 0 0 0 .206 0
⑦ 5 安部 4 0 0 .308 1
1 ジャクソン
0 0 0 ---- 0
打 3 新井 1 1 3 .278 7
⑧ 2 磯村 5 2 0 .375 1
2 石原 0 0 0 .232 1
⑨ 1 戸田 2 0 0 .000 0
7 バティスタ
2 2 1 .275 6
1 今村 0 0 0 ---- 0
計 41 15 9 .277 89
残塁8、併殺0
【ヤクルト】
打 安 点 打率 本
① 3 荒木 3 1 0 .234 4
3 武内 1 0 0 .250 0
② 9 上田 5 2 0 .248 0
③ 4 山田 4 3 4 .230 12
④ 7 バレンティン
3 1 1 .298 11
走8比屋根0 0 0 .091 0
⑤87坂口 3 0 2 .274 2
⑥ 2 中村 4 1 1 .244 0
⑦ 5 藤井 4 0 0 .222 2
⑧ 6 西浦 4 0 0 .133 0
⑨ 1 原樹 3 1 0 .143 0
1 近藤 0 0 0 ---- 0
1ルーキ0 0 0 ---- 0
打 大松 1 0 0 .206 1
1 小川 0 0 0 .150 0
計 35 9 8 .234 44
残塁4、併殺1
【広島】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
戸田 1 0 0 0 5 94 8 4 0 7 12.60
九里 18 5 5 0 2 38 1 4 2 1 4.16
ジャクソン
36 2 2 1 1 14 0 2 0 0 2.55
今村 35 1 1 17 1 9 0 1 0 0 2.06
【ヤクルト】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
原樹 16 2 5 0 62/3 112 9 7 2 3 3.88
近藤 25 1 0 1 1/3 2 0 0 0 0 4.62
ルーキ 38 2 4 0 1 18 1 2 0 0 3.72
小川 11 4 3 0 1 37 5 1 1 6 3.13
◇盗塁 田中(1回)上田(5回)山田(5回)
◇失策 上田(7回)
◇走塁死 田中(3回)
◇試合時間 3時間25分
☆いやいや、九里くんが1点取られ、ルーキに簡単にひねられた時点で、100%負けだと思いましたけどね。野球はほんとに最後まで分からない。
◇新井40歳、逆転3ラン 九回に5点差覆した広島 7/7(金) 22:41配信 朝日新聞デジタル
(7日、広島9―8ヤクルト)
一直線にバックスクリーンに突き刺さった。九回2死一、三塁から飛び出した広島の代打・新井貴浩の逆転の3ラン。悠々とダイヤモンドを一周し、「手応えはあったので、たぶん入ってくれるんじゃないかと。最高にうれしかったです」。
今季初登板で先発した戸田が5回7失点。苦しい展開の中、5点差で九回を迎えた。先頭のバティスタがソロ本塁打を放って火を付けた。菊池のソロ、松山の適時二塁打で追い上げる。一発出れば、逆転の場面でバトンを受け取った新井は予感していた。「正直、まわってくるんじゃないか」。2ボール1ストライクからの4球目。甘く入った直球を逃さず、期待に応えた。
昨季のセ・リーグ最優秀選手も、40歳で迎えた今季はベンチを温める機会が多くなった。代打だけでなく、守備固めの起用もある。それでも、ふてることはない。11試合連続で先発を外れたこの日も、「みんな、すごいなあ、と見ていました」と若手の成長を温かく見守っていた。
だが、「どこで出ても準備をしっかりするだけ」という姿勢は貫いた。それが、6月6日以来となる7号本塁打に結びついた。
広島は強打でセ・リーグを独走する。それでも新井は平常心を説く。「余計なことを考えず、一試合一試合戦っていくだけ」
若手が伸び伸びとプレーできるのは、この人が控えているからだ。(吉田純哉)
○緒方監督(広) 「先発が試合を作れないなかで、野手があきらめずに打席に入ってくれた。みんなで勝ち取った勝利」
○菊池(広) 九回にソロ本塁打。「たまたまです。ここぞのときで打ってくれると、(逆転弾の)新井さんを信じていました」
☆バティスタが初球をいきなり文句なしの一発を打ったのは、打線に弾みをつけました。菊池もよく打ったし、丸が四球でつなぎ、松山もきっちりタイムリーツーベース。で、西川くんも、よくつなぎましたよね。
☆で、新井さん。緒方監督のコメント。
◇緒方監督9回3発6点「今日の主役は新井」一問一答 7/7(金) 23:03配信 日刊スポーツ
<ヤクルト8-9広島>◇7日◇神宮
広島は最大6点差を追う劣勢となりながら、5点差の9回に打者9人の攻撃で6得点を奪い逆転した。
先頭のバティスタ、菊池に1発が出ると、2点差とした2死一、三塁で代打新井がバックスクリーンへ逆転3ラン。劇的な逆転勝利で2位阪神とのゲーム差を8に広げた。試合後、新井のヒーローインタビューを聞きながらクラブハウスへ向かう緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。
-9回に猛攻を見せた
緒方監督 また新井1面?(笑い) 今日も全員でね。先発投手が試合を作れない中、後を投げてくれた投手もそう。野手が最後の最後まで諦めないで攻撃に集中して打席に入ってくれた。みんなで勝ち取った勝利。その中で、今日の主役は新井ということです。
-最大6点差を逆転
緒方監督 これだけの点差になっても、神宮の半分を真っ赤に染めて最後まで応援してくれたファンの気持ちに応えた選手を本当に褒めてあげたい。すごいよ。
-途中出場の選手も結果を残した
緒方監督 途中から出たバティスタにしても新井にしても少ない打席で結果を求めて、いかに自分の仕事をするか。その意識がみんなにつながった結果だと思う。
-9回の攻撃は選手起用もすべてはまった
緒方監督 作戦のことはあまり言いたくはないけどね。(2点差に迫った2死一、三塁で一塁走者を)走らせたら(代打新井が)歩かされる可能性も高いし。その中で長打が出て(本塁に)かえってきてくれればというのはあった。
-その期待に新井が応えた
緒方監督 一振りで決めた新井が、今日の主役だって。
☆えーっとですね、ライアン小川くんは、秋吉の離脱ということで抑えに回っている訳ですが、短いイニングということで、力で抑えよう、という意識が強い。ところが、バティスタに初球ストレートを左中間へ文句なしの一発、菊池に打たれたのも、ストレート。この辺りで、いつもの自分のピッチングに切り換えるべきでしたね。
☆さらに。西川くんへは最後、チェンジアップを投げた訳ですが、これが高めに浮くんですね。で、新井さんに対して、初球外角際どいところへカットボールがボール、2球目真ん中低めストレートでストライク、3球目は1球目とほぼ同じところへカットボールが、ボール。1塁には代走野間くんがいた訳ですが、彼が2塁に進めば、同点のランナー。それもバッテリーには頭にあったかも知れませんね。
☆で、バッテリーが選択したのは、ストレート。どこを狙ったのか、カウントを稼ぐボールだったとは思うのですが、ほぼど真ん中へ。一方の新井さんは、際どいカットボールを2球見逃せたように、打席でボールがよく見えていたし、甘いところはそりゃ、逃さないんですよ。
☆何せ、カープで長年4番を張ってきた男ですからね。
☆逆に言えば、カットボールに手を出さなかったからこそ、甘いストレートを呼んだ、とも言えます。これが「打席を作る」ということ。
◇【劇弾一問一答】広島・新井「正直回ってくるんじゃないかという予感がしていました」 2017.7.7 22:38 サンケイスポーツ
(セ・リーグ、ヤクルト8-9広島、12回戦、広島8勝4敗、7日、神宮)
広島が5点を追う九回に3本塁打などで6点を奪い、大逆転勝利を収めた。代打出場で逆転3ランを放った新井貴浩内野手(40)も劇的勝利に、ヒーローインタビューで興奮を隠せなかった。
--素晴らしいバッティングでした
「ありがとうございます!」
--5点ビハインドの九回に出番があると思っていましたか
「あのー正直、回ってくるんじゃないかという予感がしていました」
--どんな気持ちで打席に
「(西川)龍馬がね、よく打って回してくれましたし、みんながつないでつないで回してくれたので、なんとかしたいと思ってバッターボックスに入りました」
--センターへ大きく打球が伸びました
「手応えはあったので、だぶん入ってくれるだろうと思いました」
--本塁打を確信した瞬間は
「スタンドのファンのみなさんが喜んでくれている姿も歓声も分かりましたし、最高にうれしかったです」
--神宮でよく打ちますね
「自分ではあまり分からないんですけど。ビジターですけどこんなにたくさんのファンの方に声援を送っていただき、本当に感謝しています」
--きょうも球場の半分は真っ赤に染まっています
「本当にファンの方の声援と回してくれたチームメートが打たしてくれたホームランじゃないかと思います」
--球宴まで残り試合はあとわずか。下のチームを引き離したいですね
「余計なことは考えず、昨年と一緒で目の前の一試合一試合を戦っていきたいと思います」
--最後にファンに向けて一言
「本当にいつも、いつも、いつも、ありがとうございます!」
☆打線は、原くんを打ちあぐねましたが、いやいや原くん、良かったんですよ。145㎞前後のストレートにシュート、特にシュートが効いてて、カープ打線も手こずりました。
◇広島松山6号ソロ「バットの芯」フォークすくい上げ 2017年7月7日21時27分 日刊スポーツ
<ヤクルト8-9広島>◇7日◇神宮
広島松山竜平外野手(31)が1点差に追いつくソロを放った。2点を追う4回。2ストライクからの3球目の低めのフォークをすくい上げた。
打球は高く上がり、そのまま右翼スタンド最前列に着弾。松山ならではの今季6号ソロに「打ったのはフォーク。良い感じでバットの芯で捉えることが出来ました」と振り返った。
◇キクマル連続適時打 広島が反撃 7/7(金) 20:32配信 デイリースポーツ
「ヤクルト-広島」(7日、神宮球場)
広島が、キクマルの連続適時打で2点を返した。
6点ビハインドで迎えた七回。1死から磯村とバティスタの連打で好機を作り、2死二、三塁から菊池が左前適時打。続く丸は右前へ適時打を放った。
4点差に迫り、ヤクルトの先発・原樹をマウンドから降ろした。
☆松山は低めの難しいフォーク、菊池は外のスライダー、丸は低めのフォーク。いずれも難しい球で、原くん、ほんとにかわいそう(笑)。
☆そして、最終回の、集中力。気持ちの上で、完全に小川くんを上回ってましたね。
☆で、みんなが新井さんを信じていた。
◇広島・今村が大逆転劇締める「新井さんの打席でスイッチ入れた」 7/7(金) 22:58配信 デイリースポーツ
「ヤクルト8-9広島」(7日、神宮球場)
九回に一挙、6点を奪った広島が大逆転勝利。“予期せぬ”マウンドに上がった今村は、3人でピシャリと締め、17セーブ目を挙げた。
敗色濃厚からあれよあれよという間の逆転となったが、「新井さんが打席に入ったときに、スイッチを入れました」と心の準備ができていたことを明かした。それでも、まさかの逆転勝利には「強いですね」と味方ながらも驚いていた。
☆今日大活躍の山田も、最後は完全に今村くんに圧倒されてました。そりゃそうですわ、5点勝ってたんですから。
☆戸田くん、残念なピッチングとなりました。
◇広島戸田5回7失点降板、1回山田に先制2ラン被弾 7/7(金) 20:15配信 日刊スポーツ
<ヤクルト8-9広島>◇7日◇神宮
広島先発の戸田隆矢投手(24)は5回8安打7失点で降板した。1回にヤクルト山田に先制2ランを被弾。味方打線が1点差に追い上げた4回にも2点を失った。さらに5回にも4安打を集中されて3失点した。
昨季は7月10日阪神戦(甲子園)でプロ初完封勝利を記録するも、直後に寮で転倒して左手を負傷。出場選手登録を抹消され、そのままシーズンを終えた。今春キャンプは調整遅れから第1クール終了後に2軍降格。ウエスタン・リーグでは7試合に登板して2勝、防御率2・33の好成績を残していたが、1軍の舞台で結果を残すことは出来なかった。
☆いい投球もあったし、反省点もある。5回は山田・バレンティンに、チェンジアップをコンパクトなスイングでセンター前に持っていかれました。この辺は、粘り強く、もっと低めに制球すべきでしたね。バッテリーで、配球の反省、ですね。
☆さて、月間MVPの話題。
◇中日岩瀬、広島丸、西武十亀らが月間MVP 7/7(金) 14:03配信 日刊スポーツ
セ・パ両リーグは7日、6月の「日本生命月間MVP賞」の受賞者を発表した。
【セ・リーグ】
◆投手部門 中日岩瀬仁紀投手(2度目) 1勝0敗、防御率0・00、1セーブ、10ホールド
6月は14試合に登板し、全試合無失点に抑える安定感を発揮した。10ホールドはリーグ月間1位。05年4月以来の受賞で、12年ぶりの受賞はセ・パを通じて最長ブランクになった。
◆打者部門 広島丸佳浩外野手(初受賞) 打率4割2厘、6本塁打、22打点
打率、安打数(33安打)、打点でリーグ1位の成績を残した。日本生命セ・パ交流戦でも首位打者(打率4割1分1厘)に輝いた。
【パ・リーグ】
◆投手部門 西武十亀剣投手(初受賞) 3勝0敗、防御率3・09
先発ではリーグ最多タイの3勝を挙げ、自身初となる月間3勝をマークした。
◆打者部門 ソフトバンク柳田悠岐外野手(4度目) 打率3割6分3厘、12本塁打、31打点
本塁打、打点、得点、塁打、長打率、出塁率、得点圏打率でリーグ1位の成績を残した。15年9月以来、4度目の受賞。
☆丸のコメント。
◇広島・丸が月間MVP初受賞 「6月だけで終わらないようにしたい」 7/7(金) 15:19配信 サンケイスポーツ
広島・丸佳浩外野手(28)が7日、6月度の日本生命月間MVPに選ばれた。プロ入り4年目の2011年からレギュラーに定着し、10年目で初受賞。マツダスタジアムで会見に臨み、笑みが弾けた。
「うれしいです。良い結果を残すことができてホッとしている。チームに貢献したいと思っている中で、多少なりともそれができた。6月だけで終わらないようにしたいです」
6月16日のソフトバンク戦(マツダ)では3打席連続本塁打。翌17日の同戦では決勝弾を放つなど6月月間成績は21試合で打率・402、6本塁打、22打点と大暴れ。打率と打点は月間リーグトップで文句なしの受賞となった。
首位のチームは2位・阪神に7ゲーム差をつけて、独走態勢に入りつつある。「落とせない試合が増えてくる。昨年優勝した経験があるので、その経験を自信としてやっていきたい」と気を引き締めた。
☆…後は、誠也くんですな。相変わらず、タイミングが早い。いやね、引っ張るのはいいんですよ、別に、自分のポイントで、引き付けてから打つんだったら。
☆内を攻められてるんで、その意識があるんですね。これは丸と一緒で、内をどう自分の中で処理するのか。丸は内を意識するあまり外が打てなくなって一時期悩みましたが、今は逆方向へのホームランが増えているように、自分のポイントで、しっかり叩くことができてます。
☆内角は、捨てていいんですよ。内角を打つ時は、内角1本に絞る。内を攻められてるからといって「内を克服する」必要はありません。
◇セ・リーグ
▽中日 2 - 1 DeNA (13回戦 D5-6-2 ナゴヤドーム)
中日が接戦を制し4連勝。中日は3回裏、2死三塁から亀澤の適時二塁打で先制する。5回には、福田の1号ソロでリードを広げた。投げては先発・大野が7回1失点の好投で今季3勝目。敗れたDeNAは打線が沈黙し、好投した先発・ウィーランドを援護できなかった。
勝 大野 3勝5敗0S
敗 ウィーランド 3勝2敗0S
S 田島 1勝4敗24S
本塁打 【D】福田1号(5回裏ソロ)
▽阪神 1 - 5 巨人 (11回戦 T5-6 甲子園)
巨人は初回、村田と中井の適時打で2点を先制する。その後は5回表に阿部が適時打を放つと、7回には長野のソロが飛び出し、リードを広げた。投げては先発・マイコラスが8回1失点の快投で今季7勝目。敗れた阪神は、初回に上本のソロで1点を返すも、2回以降は4安打と打線が沈黙した。
勝 マイコラス 7勝4敗0S
敗 小野 0勝5敗0S
本塁打 【G】長野5号(7回表ソロ) 【T】上本4号(1回裏ソロ)
☆いやいや中日さん、DeNAにも勝ちましたか。勝ち方といい、いよいよ本領発揮、ですな。巨人は菅野、田口、マイコラスと、勝つべきピッチャーで勝利。阪神は、打てなきゃ白旗、ですな。
順 チーム 試 勝 負 分 勝率 差
① 広島 78 49 28 1 .636 ー
② 阪神 75 40 35 0 .533 8.0
③ DeNA 77 38 37 2 .507 2.0
④ 中日 80 37 40 3 .481 2.0
⑤ 巨人 77 34 43 0 .442 3.0
⑥ ヤクルト 77 28 48 1 .368 5.5
☆今日の勝ちは大きかったかも。2戦のうちひとつ取れば、カード勝ち越しですからね。
◇7月8日(土)の予告先発投手
○東京ヤクルトスワローズ
石川 雅規
15試合4勝9敗 防御率5.01 WHIP1.44
対C 4試合2勝2敗 防御率3.80 WHIP209.70
VS (神宮 18:00)
○広島東洋カープ
薮田 和樹
27試合7勝1敗 防御率2.21 WHIP1.25
対S 5試合2勝0敗 防御率0.00 WHIP39.04
○中日ドラゴンズ
小笠原 慎之介
9試合2勝3敗 防御率4.14 WHIP1.46
対DB 1試合0勝1敗 防御率5.40 WHIP -
VS (ナゴヤドーム 14:00)
○横浜DeNAベイスターズ
井納 翔一
13試合3勝4敗 防御率3.61 WHIP1.23
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
○阪神タイガース
能見 篤史
12試合3勝3敗 防御率2.61 WHIP1.13
対G 3試合0勝1敗 防御率1.89 WHIP -
VS (甲子園 18:00)
○読売ジャイアンツ
内海 哲也
7試合1勝5敗 防御率6.06 WHIP1.43
対T 1試合0勝1敗 防御率3.00 WHIP -
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source : K.Oのカープ・ブログ。