やきゅうあんてな: 対広島12回戦：悪夢の９回表

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原樹理の粘投で３－８で連敗阻止が見えてきたヤクルト。
９回表のマウンドには怪我からの復帰から
秋吉の代わりにクローザーに任命された小川。
もう６点差もあれば十分だと大半のファンは思ったのだろうが
私や一緒に観ていた「永」の大将はゲームセットになるまで
ヤクルトの勝利には確信を持てていなかった。

⑨回表
⑨バティスタ　
初球をいきなり叩いて左中間への上段まで届くソロホームラン、８－４。
小川は「やっちまった」と少々笑みを浮かべる。
①田中　ＳＦＢ
フォークを引っ掛けてファーストゴロ、小川安堵のため息。
これで勝てるだろうと思ったファンは多いはず。
②菊池　Ｂ
高く上がった打球はレフトポール側へのソロホームラン、８－５。
小川は「まずいな…」という表情。
ここでヤクルトの投手なら四球を出して自らの首をしめるのだが、どうか？
③おまる　ＢＢＦＦＦＢＦ
粘る丸に負けて、やはり四球で１死１塁。
ここでマウンドに駆け寄ったのは藤井のみ、中村は小川の元には行かず。
④鈴木　ＳＦＢ
アウトローのスライダーを引っ掛けて平凡なセンターフライ、２死１塁。
⑤松山　ＢＦＦＦＦ
打ちごろの真ん中外寄りのボールを左中間への２塁打として８－６、なおも２死２塁。
ここまでくるともう焦る小川、中村は何かアドバイスをしたのか？
テレビで見る限りでは話していないように見える。
⑥西川　ＳＳＦＦ
かろうじてバットに当てた打球は高く弾んで小川の頭上を越えてセンターへ、
山田捕球して試合終了かと思ったが
態勢が悪いのか、やはり守備がド下手なのか１塁に間に合わず内野安打。
これで２死１－３塁。
ヤクルトベンチはまったく動かない、
内野の選手も小川の元に行って間を取ることもない。
相当やばい状況となっていて、もう広島は押せ押せである。
ここで代打は予想通り新井。
⑦新井　ＢＳＢ
初球ボール、私はこの時に敬遠して満塁策をとり、
最悪同点で延長戦を戦う気持ちとなる。
カウント２－１からの４球目の中村のサインはアウトロー、
しかし投げたボールはど真ん中に吸い込まれていき、
打球はバックッスクリーンに直撃する３ランホームランで８－９。

最終回は今村が登板、
打順も９回から守備固めに入った武内からだったが軽くショートゴロ。
続く上田も足も活かさずサードフライ。
山田は絵に描いたような空振り三振で試合終了、呆れ果てた。

確かに小川はクローザーなので信頼した気持ちは理解できるが、
中村にしても首脳陣の采配にしてもまるで工夫が見られない。
これで小川はかなり自信をなくしただろうし、
今日先発の石川も投げづらくなったのは間違いない。
そもそもまるでお粗末なレベルの西浦を起用、
彼もそれに応えて４打数３三振、頭が痛い。

もう本当にカスベンチには憤慨だ。
見ているだけなら指導者なんかいらない、
わずか１点差なのにもかかわらず何もしようとしないし何もできない。
これだけ苦しいシーズンが続いているのに痩せる傾向がまるで見えない真中に怒りを感じる。
所詮は勝つ集団とはまるで言えないし
一昨年の優勝なんか単なるマグレであったと言い続けてきたのが
｢実力でもぎ取った優勝」なんてほざいているファンも、
もう理解できたことだと思う。
しかし今日と明日の試合にも何ら変化は見られないだろう、
それでも勝利を信じているファンの皆は大変だな、ぷぷぷぷぷぷ。
この歴史的かつ屈辱的な一戦は一生忘れることはないと思う。
サポーターの楓も
｢今まで見たことのない衝撃的な試合」と言ってたのが印象的だった。
本当に馬鹿らしい、真中をもう神宮に入れるな。
永久追放してほしい。