2017年7月9日日曜日

ヤクルト13回戦(神宮)。


 ◇スタメン

【ヤクルト】
① 9 上田
② 5 藤井
③ 4 山田
④ 7 バレンティン
⑤ 3 大松
⑥ 8 坂口
⑦ 2 西田
⑧ 6 西浦
⑨ 1 石川

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 7 松山
⑥ 3 エルドレッド
⑦ 5 安部
⑧ 2 會澤
⑨ 1 薮田


☆先発は、ヤクルトが石川、カープが薮田。今日はきっちりした勝ち方をしたいですね。薮田くんは期待していいと思います。誠也くんも、期待してます。


(C)1回表
先頭①田中 レフトへツーベース…フルカウントから15球目、ど真ん中スライダー。これぞ1番のバッティング。さあチャンス。
 無死2塁
②菊池 送りバント
 1死3塁
③丸 センターへ先制の犠牲フライ カープ先制、ヤ0-1広。…カウント2-1から内角低めストレート。
 2死
④鈴木 三振、この回1点。…フルカウントから内角低めボール球カットボール。


(S)1回裏
先頭①上田 レフトへスリーベース…カウント2-2から真ん中高めストレート。う~ん(-_-;)
 無死3塁
②藤井 レフトへ同点の犠牲フライ、ヤクルト同点、ヤ1-1広。…初球外角高めボール球ツーシーム。あっさり追いつかれました(-_-;)
 1死
③山田カウント1-2から外角低めボール球カットボールに三振、④バレンティンカウント2-2から真ん中つり球に三振、この回1失点。


(C)2回表
先頭⑤松山 レフト前ヒット…カウント0-1から内角シュートをうまくレフト前へ。松山が出ました。
 無死1塁
⑥エルドレッド 四球…石川、ここは勝負しなきゃダメですね。
 無死1・2塁
⑦安部 レフトフライ…カウント2-1から外角高めカットボール、レフトバレンティンジャンピングキャッチ。
 1死1・2塁
⑧會澤 センター前勝ち越しタイムリーヒット カープ勝ち越し、ヤ1-2広。…カウント2-1から外角低めシンカーをバットに乗せてセンター前へ。松山もナイスラン、リプレー検証も判定変わらず。
 1死1・2塁
⑨薮田 送りバント
 2死2・3塁
①田中 ファーストゴロ、この回1点。…カウント2-2から真ん中低めボール球シンカー。


(S)2回裏
⑤大松カウント1-2から5球目、外角高め152㎞ストレートに三振、⑥坂口カウント1-2から5球目、内角低めボール球151㎞ストレートに三振
 2死
⑦西田 センター前ヒット…カウント2-2から内角低めボール球カットボール。
 2死1塁
⑧西浦 見逃し三振、この回無失点。…カウント1-2から外角高めストレート。


(C)3回表
②菊池 バックスクリーンへホームラン ヤ1-3広。…カウント0-1から外角スライダー。ここんとこの菊池は、ヘッドの利いたバッティングをしてるんですよね。
 無死
③丸 ライトフライ…カウント2-1から真ん中低めボール球スライダー。
 1死
④鈴木 レフトスタンド上段へホームラン ヤ1-4広。…カウント1-1から内角高めカットボール。文句なし。
 1死
⑤松山 レフトフライ…カウント1-2から外角低めシンカー。
 2死
⑥エルドレッド ライトへポテンヒット…初球内角高めカットボール。
 2死1塁
⑦安部 三振、この回2点。…カウント1-2から外角低めボール球シンカー。


(S)3回裏
⑨石川ハーフスイングを取られ三振、①上田カウント2-2から外角ツーシームにサードファウルフライ、②藤井カウント1-2から6球目、内角低めカーブにファーストゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)4回表
⑧會澤カウント1-1から外角低めスライダーにセンターフライ、⑨薮田三振、①田中初球外角低めカットボールにセカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。


(S)4回裏
③山田カウント1-0から外角低めボール球カットボールにファーストゴロ、④バレンティンフルカウントから外角カットボールにショートゴロ、⑤大松フルカウントから7球目、内角153㎞ストレートに三振、この回三者凡退、無失点。


(C)5回表
先頭②菊池 レフトへツーベース…初球外角低めシンカー。これもうまく打ってます。
 無死2塁
③丸 見逃し三振…フルカウントから8球目、外角低めスライダー。
 1死2塁、投手山本(S)。
④鈴木カウント1-2から外角ストレートに三振、⑤松山カウント1-0から外角低めフォークにセカンドゴロ、この回無得点。


(S)5回裏
⑥坂口 セカンドゴロ…カウント0-1から外角低めツーシーム。
 1死
⑦西田 四球
 1死1塁
⑧西浦カウント2-2から外角低めストレートに三振、⑨山本の代打グリーンカウント2-1から内角高めカットボールにピッチャーゴロ、この回無失点。


(C)6回表、投手松岡(S)。
⑥エルドレッド 三振…カウント2-2から6球目、外角低めボール球フォーク。
 1死
⑦安部 センター前ヒット…カウント0-1から外角低めボール球フォークをいまく二遊間へ。
 1死1塁
⑧會澤 右中間スタンドへ2ランホームラン ヤ1-6広。…カウント0-1から外角ストレート、ランエンドヒット。会沢らしい右へのホームラン。
 1死
⑨薮田 サードゴロ
 2死
①田中 四球
 2死1塁
②菊池の時、田中初球盗塁
 2死2塁
②菊池 レフトスタンドへ2ランホームラン ヤ1-8広。…カウント2-2から6球目、内角低めシュート。
 2死
③丸 ライトフライ、この回4点。…カウント1-0からど真ん中スライダー(-_-;)


(S)6回裏
①上田初球外角高めカーブにセンターフライ、②藤井カウント1-2から外角低めボール球ツーシームに三振、③山田フルカウントから外角低め152㎞ストレートに見逃し三振、この回三者凡退、無失点。


(S)7回表、投手風張(S)。
④鈴木カウント1-2から外角ストレートに見逃し三振、⑤松山カウント0-1から外角低めフォークにセカンドゴロ、⑥エルドレッドカウント1-0から内角低めストレートにセンターフライ、この回三者凡退、無得点。


(S)7回裏、⑤松山に代わりファースト新井、⑥エルドレッドに代わりレフト天谷。
先頭④バレンティン 四球
 無死1塁
⑤大松カウント2-2から外角低めボール球ツーシームに三振、⑥坂口カウント0-2から外角高めストレートにショートゴロ
 2死2塁
⑦西田 四球
 2死1・2塁、⑧西浦に代わり代打荒木。
⑧荒木の時、薮田ワイルドピッチ
 2死2・3塁
⑧荒木 ショートへタイムリー内野安打、ヤ2-8広。…カウント2-2から内角低めカットボール。
 2死1・3塁、⑨風張に代打武内。
⑨武内 ショートライナー、この回1失点。…カウント1-2から7球目、真ん中低めストレート、田中くんジャンピングキャッチ。


(C)8回表、投手中澤(S)。⑧西浦の代打荒木そのままショート。
⑦安部カウント0-1から内角高めシュートにサードフライ、⑧會澤フルカウントから外角低めシュートにショートゴロ、⑨薮田の代打バティスタカウント0-1から外角つり球にセンターフライ、この回三者凡退、無得点。


(S)8回裏、投手一岡(C)。
先頭①上田 レフト前ヒット…カウント2-0から内角低めストレート。
 無死1塁
②藤井 詰まったセカンドゴロ、ランナー2塁へ。…カウント2-0から内角ストレート。
 1死2塁
③山田 見逃し三振…カウント1-2から内角低めストレート。
 2死2塁
④バレンティン 四球
 2死1・2塁
⑤大松 ピッチャーライナー、この回無失点。…カウント1-2から内角ストレート。


(C)9回表
先頭①田中 センターへツーベース…カウント0-1からど真ん中スライダー。チャンス。
 無死2塁
②菊池 ピッチャーゴロ、ランナー3塁へ。…初球外角シュート。
 1死3塁
③丸カウント1-2から外角高めボール球スライダーに三振、④鈴木カウント2-1から外角低めボール球シュートにセカンドゴロ、この回無得点。


(S)9回裏、投手中田(C)。②菊池に代わりセンター野間、③丸に代わりセカンド上本。
⑥坂口 三振…フルカウントから7球目、外角高めストレート。
 1死
⑦西田 10球目に四球
 1死1塁
⑧荒木 死球
 1死1・2塁、⑨中澤に代打中村。
⑨中村初球真ん中低めスライダーにショートライナー、ショート田中ジャンピングキャッチ、①上田カウント0-1から外角フォークにショートゴロ、この回無失点、ゲームセット(/--)/


ヤクルト 対 広島 (13回戦 ヤ4勝9敗0分 18時00分 神宮 30631人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 1 1 2 0 0 4 0 0 0 8
S 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2
勝 薮田 28試合8勝1敗
敗 石川 16試合4勝10敗
ホームラン 菊池7号(石川) 鈴木17号(石川) 会沢3号②(松岡) 菊池8号②(松岡)

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 4 2 0 .288 3
② 4 菊池 4 3 3 .279 8
  8 野間 0 0 0 .206 0
③ 8 丸  4 0 1 .329 16
  4 上本 0 0 0 .000 0
④ 9 鈴木 5 1 1 .290 17
⑤ 7 松山 4 1 0 .318 6
  3 新井 0 0 0 .278 7
⑥ 3 エルドレッド
     3 1 0 .286 21
  7 天谷 0 0 0 .227 0
⑦ 5 安部 4 1 0 .307 1
⑧ 2 会沢 4 2 3 .295 3
⑨ 1 薮田 2 0 0 .000 0
打 バティスタ
     1 0 0 .268 6
  1 一岡 0 0 0 ---- 0
  1 中田 0 0 0 ---- 0
計    35 11 8 .277 93
残塁5、併殺0

【ヤクルト】
     打 安 点 打率 本
① 9 上田 5 2 0 .255 0
② 5 藤井 3 0 1 .217 2
③ 4 山田 4 0 0 .227 12
④ 7 バレンティン
     2 0 0 .295 11
⑤ 3 大松 4 0 0 .194 1
⑥ 8 坂口 4 0 0 .270 2
⑦ 2 西田 1 1 0 .113 0
⑧ 6 西浦 2 0 0 .129 0
打 6 荒木 1 1 1 .242 4
⑨ 1 石川 1 0 0 .048 0
  1 山本 0 0 0 ---- 0
打 グリーン
     1 0 0 .197 2
  1 松岡 0 0 0 ---- 0
  1 風張 0 0 0 ---- 0
打 武内 1 0 0 .246 0
  1 中沢 0 0 0 ---- 0
打 中村 1 0 0 .243 0
計    30 4 2 .233 44
残塁8、併殺0

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
薮田  28 8 1 0 7 124 3 11 3 2 2.25
一岡  28 3 2 1 1 21 1 1 1 0 2.22
中田  32 2 1 0 1 24 0 1 1 0 2.01

【ヤクルト】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
石川 16 4 10 0 41/3 86 7 4 1 4 5.17
山本  10 0 1 0 2/3 6 0 1 0 0 1.74
松岡  7 0 0 0 1 27 3 1 1 4 4.91
風張  2 0 0 0 1 8 0 1 0 0 0.00
中沢  8 0 0 0 2 21 1 1 0 0 2.25

◇盗塁 田中(6回)
◇暴投 薮田(7回)
◇試合時間 3時間07分


◇広島、50勝!日本一以来37年ぶり2年連続セ一番乗り 18日にも優勝マジック点灯 7/9(日) 6:03配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト2-8広島」(8日、神宮球場)

 広島が一発攻勢で3連勝を飾り、昨季に続きリーグ一番乗りで50勝に到達した。三回に菊池涼介内野手(27)が7号ソロ、鈴木誠也外野手(22)が17号ソロを放つと、六回は会沢翼捕手(29)が3号2ラン、菊池がこの試合2本目の8号2ラン。1試合4本塁打は今季5度目で、2試合連続4発以上は15年ぶり7度目だ。2位・阪神とのゲーム差は9に広がり、独走態勢。最短で18日に優勝マジックが点灯する。

 真夏を前に、連夜の花火大会だ。3万631人が詰めかけた神宮の夜空に、4本の美しいアーチが描かれる。菊池が2本、鈴木、会沢がそれぞれ1本。セ界最強打線の力を示して、2年連続でのリーグ50勝一番乗りだ。

 花火が発射する前に、打ち上げ筒に火薬を詰めたのは田中だ。初回、10球ファウルで粘るなど石川に15球を投げさせた。「初回、広輔の打席が大きかった。あれで、今日も行くぞ!という雰囲気をつくってくれた」と石井打撃コーチ。左腕攻略へ準備が整った。

 すると三回、菊池の7号ソロで幕が上がった。石川のクイックモーションにうまく反応し、スライダーをバックスクリーンへ突き刺す。さらに鈴木が続き、高めのカットボールを、鯉党が待つ左翼席に運んだ。

 試合前の打撃練習中、22歳の若武者に厳しいヤジが飛んだ。「もっと練習しろ」。最大6点差をひっくり返した前日7日は、5打数無安打。DeNA・ロペスと打点王を争うが、自身は打撃内容に納得しておらず高みを目指す途中。悔しさを胸にしまい、結果を残した17号ソロだった。

 六回は会沢が右中間へ2ランをたたき込むと、締めの一発も菊池。2本目となる左越え2ランで宴を終えた。2試合連続4本塁打以上は02年以来7度目。緒方監督は「一振りで、しっかり自分のスイングをしてくれた。その中で最高の結果を出してくれた」と目を細めた。

 2試合で計8本塁打だが活発な打線の中でも反省点があった。2度の無死二塁で、いずれも無得点。「いつも、いつも打てる訳ではないから。確実に1点を取らないと」と石井コーチ。これからはしびれる舞台が待つ。先を見据えながらかぶとの緒を締めた。

 79試合目での50勝到達は、80年の78試合に続いて球団史上2番目のスピード記録だ。2位・阪神が敗れゲーム差は「9」。最短で18日にもマジックが点灯する。「昨日は昨日、今日は今日、明日は明日」。菊池がナインの声を代弁した。勝っても負けても大事なのは気持ちの切り替え。目の前の1試合に全力を傾ける先に、まぶしい光が待っている。


☆いやいや、もうマジックですか。独走しているとはいえ、何かピンと来ませんね。


☆緒方監督のコメント。


◇緒方監督4発11安打8得点「最高の結果」一問一答 7/8(土) 22:46配信 日刊スポーツ

<ヤクルト2-8広島>◇8日◇神宮

 広島が攻守に圧倒して勝った。

 菊池の1試合2発など4本塁打が飛びだし、11安打8得点。先発薮田も7回2失点と試合をつくった。

 広島緒方孝市監督(48)の試合後の談話は以下の通り

 -田中が初回に粘って出塁

 緒方監督 初回の先制のきっかけになったのは、(田中)広輔だったね。あれだけ(15球)先頭で粘ってくれて、リズムがつくれた。

 -薮田も好投

 緒方監督 薮田がストライク先行で、非常にテンポよくリズムよく投げてくれたのも、攻撃につながったよね。

 -緩急を使った

 緒方監督 直球だけじゃなくてね。カーブとか緩急を使いながら。得意のツーシームもいい落ちをしてくれていたね。

 -攻撃陣も奮起

 緒方監督 打者は一振りでしっかりと自分のスイングをしてくれている。本塁打という最高の結果につながっているよね。昨日、今日と打線は活発だね。

 -2試合で8発

 緒方監督 本塁打は別にいいんだけど。とにかく広輔のああいう姿から、今日の攻撃につながったということだよね。


☆阪神は、若手を含め「打ち勝つ野球」を目指しているように見えますが、一方、「つなぎの野球」を目指しているカープは、2試合連続で4発。ほとんどのチーム打撃成績は阪神を上回っています。


☆これ、結局、メンタルの問題なんですよね。緒方監督は就任以来、選手にプレッシャーのかからないようにと、心を砕いているように見えます。タクローさんもそういう言い方をしてましたが、精神的に追い込まれないよう、「打たなければ」と気負わないようにすることで、逆に結果が出しやすくなっている訳です。


☆戦力的に見れば、各球団にそんなに差があるとは思えない。もちろん采配等々も、そんなに違いがあるとは思えません。強いかそうでないかは、もっと違うところにある、ということ。


☆今日の1戦を見ていると、それがよく分かります。


◇広島丸1回先制犠飛「なんとか最低限の仕事」 7/9(日) 1:46配信 日刊スポーツ

<ヤクルト2-8広島>◇8日◇神宮

 広島丸佳浩外野手(28)が先制の犠飛を放った。

 1回の先頭田中が15球を投げさせた末に左翼への二塁打で出塁。2番菊池が犠打で送り、1死三塁。丸はカウント2-1からの4球目をセンターへ打ち上げた。「打ったのはストレート。なんとか最低限の仕事が出来ましたね」と振り返った。


◇広島・会沢が二回に勝ち越し打「いいところに落ちてくれましたね!」 7/8(土) 19:11配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト-広島」(8日、神宮球場)

 広島・会沢が勝負強さを発揮した。

 1-1の二回、1死一、二塁の好機で、中前へ勝ち越し打を放った。「打ったのはシンカー。先で打ちましたが、いいところに落ちてくれましたね!」。

 リプレー映像検証が行われたが判定は覆らなかった。


◇広島菊池7号、鈴木17号3回にソロ共演 2017年7月9日1時40分 日刊スポーツ

<ヤクルト2-8広島>◇8日◇神宮

 広島菊池涼介内野手(27)、鈴木誠也外野手(22)が3回にソロ本塁打で競演した。

 先頭の菊池は1ボールからの2球目をバックスクリーンへ。今季7号に「打ったのはスライダーかな。クイックモーションにうまく反応出来ました」。1死からは鈴木が左翼スタンドに運んだ。今季17号に「打ったのはカットボールかな。しっかり打てました。いい追加点になってよかったです」と振り返った。


◇広島会沢、先発薮田援護の3号2ラン 7/9(日) 1:46配信 日刊スポーツ

<ヤクルト2-8広島>◇8日◇神宮

 広島会沢翼捕手(29)が追加点を奪う3号2ランを放った。6回1死一塁から右中間スタンドへ運んだ。逆方向への1発で先発薮田を援護した。

 2回にも適時打を放っていた。同点の2回。先頭の松山が左前打で出塁し、続くエルドレッドが四球。1死一、二塁から会沢が中前にはじきかえした。つまった打球だったが二塁走者松山は三塁を回ってホームへ。判定はセーフとなった。リプレー検証も行われたが、判定通り。会沢は「打ったのはシンカー。先で打ちましたが、いいところに落ちてくれましたね」と振り返った。


◇広島猛打2戦8発 2発の職人菊池は犠打に二塁打も 2017年7月9日9時33分 日刊スポーツ

<ヤクルト2-8広島>◇8日◇神宮

 神宮花火大会じゃ~! 広島打線が2戦連続の本塁打攻勢でヤクルトをねじ伏せた。菊池涼介内野手(27)の1試合2発をはじめ、鈴木の17号、会沢の3号と計4発の乱れ打ち。11安打8得点で快勝した。2戦合計では8発、26安打17得点の猛打祭りだ。セ・リーグ50勝一番乗りで貯金は最多の22。2位阪神に今季最多の9ゲーム差をつけた。カープの独走が止まらない。

 強い、強い。広島打線が止まらない。花火大会第2章の開演は1点リードの3回。先頭の菊池が、1ストライクからの2球目をバックスクリーンに運んだ。前日の新井の代打逆転決勝3ランとほぼ同じ着弾点だ。“祭りの後”とはならず、1死となってから鈴木が左翼へ17号ソロ。先発薮田を打線が援護した。

 その後も花火は豪快かつ、効果的に打ち上がった。3点リードの6回には1死一塁から会沢が右翼スタンドへ3号2ラン。「打撃のバロメーター」と語る逆方向への1発だ。左半分を真っ赤に染めたファンに、目先を変える「サービス」付き。さらに2死二塁としてからは再び菊池だ。第4打席で今度は左翼へ豪快な2ラン。14年8月12日ヤクルト戦(マツダスタジアム)以来、2度目の1試合2発で仕上げた。

 菊池は1打席目に一塁へ犠打。3打席目には二塁打を放った。技術も力も一級品の職人は「僕が打った、打たないよりも、チームが勝つか勝たないか。良い流れで勝ててよかった」と淡々。「チームのために出来ることをやるだけです」とむしろ気を引き締めた。チームはここ2試合で8発。緒方監督も「打線はしっかり自分のスイングをして、最高の結果を出してくれている」とほめたたえた。

 導火線に火をつけたのは、他でもない切り込み隊長の田中だった。1回の先頭で、プレーボールから粘りに粘った。15球目を左翼へ運ぶ二塁打。緒方監督が「広輔のあの姿から攻撃につながった」と言えば、石井打撃コーチも「今日も行くぞ、というのを見せてくれた。粘った打撃でリズムが出来た」と絶賛した。

 投打に圧倒し、3連勝で貯金は今季最多の22。リーグ最速の50勝に到達した。2位阪神とのゲーム差は9まで広がった。50勝一番乗りは過去5度あり、そのうち4度が優勝。ただ緒方カープは気を抜かず、目の前の一戦を大事に戦っていく。【池本泰尚】


☆で、カープの強さを象徴しているという点では、今日で言うと、田中くんですかね。


◇広島・田中が攻守で輝く、粘りの二塁打とジャンプ好捕 7/8(土) 22:28配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト2-8広島」(8日、神宮球場)

 広島の1番田中が、攻守で輝きを放った。

 初回の第1打席はファウルで粘り、15球目を左翼線二塁打。先制のホームを踏んだ。「あれだけ粘って仕事はできたと思ったけど、いい結果になって良かった」と納得顔だった。

 遊撃の守備でも七回2死一、三塁で代打武内の打球をジャンプして好捕。先発薮田を救う美技に「今日は点差があったので。僅差の場面でああいうプレーを出来るようにしたい」とどん欲に話した。


☆1番としてのバッティング、守備、そして走塁。数字には表れない部分で、田中くんは「1番ショート」にふさわしい選手、と言えます。




☆それは例えば、こういうことなんですね。


◇解説陣の巨人・山本の評価は? 7/9(日) 10:00配信 ベースボールキング

 二塁のレギュラーを目指す巨人の山本泰寛。6月13日に再昇格して以降、『2番・二塁』で先発する機会が多い。プロ2年目の山本をニッポン放送ショウアップナイターの解説者たちはどのように見ているのだろうか。

 6月15日のソフトバンク戦、走者を進めたい場面で、全て引っかけた内野ゴロに倒れた山本に対し、同日の中継で解説を務めた宮本和知氏は「こういうバッティングをしていると、首脳陣に信頼を得られないんですよ。右方向に打たないかな…」と苦言を呈した。

 宮本氏に厳しい言葉を送られた山本だが、同じ失敗を繰り返さなかった。『2番・二塁』で出場した17日のロッテ戦では、4回一死一塁で迎えた打席で、外角のストレートを逆らわずにライトへ運びエンドランを成功。一塁走者の長野を三塁へ進塁させた。この打撃に大矢明彦氏は「良い役割をしましたよね」と絶賛。さらに「プレーが丁寧にしっかりできれば、レギュラーが獲れる。結構いい感性を持っている。広島の菊池タイプ」とべた褒め。

 リーグ戦再開後の24日中日戦の解説を担当した若松勉氏も、「バントも上手いし、打席内の粘りですよね。ボールに対する粘りがいい。なんでもできる打者」と高く評価した。

 打率は.212と低いが、8日の阪神戦でも2つの犠打を決めるなど、2番打者としての役割をきっちりとこなす。解説陣から高い評価を受ける山本は、長年不在となっている巨人の二塁のレギュラーをモノにすることができるか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)


☆問題はですね、育成云々ということもありますが、山本をどういうつもりで獲ったのか、ということなんですね。田中くんはもちろん、例えば丸も菊池も、最初からレギュラーにするつもりで獲ってる訳です。身体能力、技術はもちろん、性格や姿勢も含め、将来のカープに必要な選手として指名した訳です。もちろん、辛抱して使って、今がある。


☆もちろん、この人も。


◇広島セ最速50勝、鈴木誠也が新井流4番道追求する 7/9(日) 7:58配信 日刊スポーツ

<ヤクルト2-8広島>◇8日◇神宮

 振り抜いたバットから手を放すと、広島鈴木誠也外野手(22)は打球の行方を最後まで見届けずに一塁へ走りだした。リードを2点に広げた3回。ヤクルト石川の内角球を左翼席中段まで運んだ。敵地神宮の左半分を真っ赤に染めたファンから大歓声が注がれた。しかし、ダイヤモンドを回る若き4番に笑みはなかった。

 5試合ぶりリーグ4位の17号も、自分の打撃に納得がいかない。2打席連続三振を含む3三振。鈴木は報道陣の質問にかぶりを振り、無言を貫いた。1発を打った喜びよりも、自分の打撃ができないいら立ちの方が強い。6月9日時点で3割2分2厘あった打率は、2割9分まで落ちてしまった。

 もがき続ける中で、前4番が作った流れに乗った。前日7日、新井が決勝の逆転3ランを放った。鈴木と同じく若くして4番を務めた先輩は頼れる相談役だ。「3番も5番も打たせてもらったことがあるけど、やっぱり4番は違う。4番目じゃない」。これまでにない重圧を背負う22歳は、新井から「自分で乗り越えるしかない」と声をかけられる。ただ、言葉だけでない。劇的弾の背中でも4番道を伝えられた。前日は5打数無安打と結果を出せなかったが、この日は試合を決定づける1発で、先輩を手本にした。

 チームは4発の大勝で、昨季よりも5試合早い50勝一番乗り。過去にリーグ一番乗りした5シーズンのうち4度優勝と連覇へまっしぐら。首位快走のチームの中、鈴木は1人もがいている。4番の重みを痛感しているからこそ、状態の上がらない現状がもどかしい。

 だが新井はこうも言ってくれた。「乗り越えたら何かが見えるはず」と-。真の4番へ。連覇へ進むチームとともに、若き4番は前に進んでいく。【前原淳】

 ▼広島がリーグ最速で50勝到達。広島のセ・リーグ50勝一番乗りは、75、79、80、96、16年に次いで2年連続6度目。79試合目で50勝は、80年78試合に次いで球団史上2位のスピード到達。

 ▼広島は前日7日に続いて4本塁打。2試合連続で4本塁打以上は、昨年の日本ハムが5月28、29日に記録して以来。広島では02年5月1、3日以来15年ぶり7度目。今日の試合でも4本塁打以上だと、球団史上初めてとなる。


☆まだ、22歳。ただ、4番を任せよう、と思わせるだけの結果を残してるし、器もある。先日もお話したように、「4番」を精神的に乗り越えて「自分が4番を打つ」となった時、誠也くんはガンガン打ち出すでしょう。


☆もちろんそれは、口で言うほど簡単じゃない。まだまだ「4番を打たせてもらってる」状態だし、この微妙な感じは、まだまだ続くでしょう。


☆いやいや、続いてもらわなきゃ困るんですよ。悩んでもらわなきゃ。




☆薮田くんも、開幕当初はローテピッチャーでも何でもなかったんですけどね。


◇【広島】薮田、7回2失点11Kでリーグトップタイ8勝目…チームは50勝一番乗り 7/9(日) 6:03配信 スポーツ報知

◆ヤクルト4―8広島(8日・神宮)

 薮田が三振の山を築き、チームはリーグ一番乗りとなる50勝に到達した。

 初回は山田をカットボールで、バレンティンを150キロで連続三振。7回には大松から“落ちる”ツーシームで、空振りを奪い自己最多タイの11個目のKマーク。自己最多の124球で7回2失点。リーグトップの8勝に並び、「心強くて、投げやすい環境を作ってもらってます」と野手陣に感謝した。

 先発転向後、これで5戦5勝。巨人・菅野に並んでも「そんな立場じゃない。打線の援護があってのもの」と謙遜するが、先発転向後の防御率は1・09と安定感抜群だ。亜大ではけがに苦しみ、リーグ戦のマウンドはわずか1イニングだけ。思い出は「スタンドで応援していたことばかりです」という神宮で、貫禄すら漂う奪三振ショーを展開した。

 緒方監督も「ストライク先行でテンポ良く投げてくれて、攻撃のリズムを作ってくれた」と高く評価。79試合目での50勝到達は昨年を5試合上回り、1980年の78試合に次ぐ球団2番目のスピード到達だ。2位との差は今季最大の9。真夏に入っても、強さが際立つカープの勢いは衰えを知らない。(角野 敬介)


☆鋭く動くカットボール、フォークのように落ちるツーシーム、緩急をつけるナックルカーブ、そして150㎞を越えるストレート。どの球も良かったし、どの球も決め球に使える。山田・バレンティンにも、ほとんど仕事をさせませんでした。


☆この薮田くんに加え、岡田くん、大瀬良くんがローテを守り、しかも勝ってる。昨年最多勝の野村くんやジョンソンの勝ち星が伸びなくても、こうして首位を独走してる。


☆チームが選手を育て、選手がチームを作っていく。どちらが欠けても、どちらも育たないのです。




◇セ・リーグ

▽中日 0 - 9 DeNA (14回戦 D5-7-2 ナゴヤドーム)
 DeNAは3回表、田中浩と筒香の連続適時打で2点を先制する。その後は5回に桑原のソロで加点すると、6回には田中浩の通算1000安打となる適時打などで6点を加えた。投げては、先発・井納が7回無失点で今季4勝目。敗れた中日は、先発・小笠原が9失点と振るわなかった。
勝 井納 4勝4敗0S
敗 小笠原 2勝4敗0S
本塁打 【De】桑原8号(5回表ソロ)


▽阪神 1 - 8 巨人 (12回戦 T5-7 甲子園)
 巨人が快勝。巨人は初回、阿部と中井の適時二塁打で3点を先制する。その後は6回表に坂本勇の適時打が飛び出すなど、終わってみれば14安打で8得点を挙げた。投げては、先発・内海が5回を1失点に抑える投球で今季2勝目。敗れた阪神は、投打ともに振るわなかった。
勝 内海 2勝5敗0S
敗 能見 3勝4敗0S
本塁打 【G】中井4号(9回表ソロ)


☆打開策がない、とボヤいてる金本監督ですが、キャンプで作ったチームで戦っていくしかない。戦えるだけのチームを、キャンプで作っているはずですから。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   79 50 28 1 .641 ー
② 阪神   76 40 36 0 .526 9.0
③ DeNA 78 39 37 2 .513 1.0
④ 中日   81 37 41 3 .474 3.0
⑤ 巨人   78 35 43 0 .449 2.0
⑥ ヤクルト 78 28 49 1 .364 6.5


☆貯金22、2位阪神とは9ゲーム差になりました。


◇7月9日(日)の予告先発投手

○東京ヤクルトスワローズ
由規
5試合2勝2敗 防御率3.10 WHIP1.34
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (神宮 17:00)
○広島東洋カープ
大瀬良 大地
13試合5勝0敗 防御率2.91 WHIP1.20
対S 2試合1勝0敗 防御率4.91 WHIP54.36

○中日ドラゴンズ
柳 裕也
8試合1勝2敗 防御率3.79 WHIP1.02
対DB 1試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP -
 VS (ナゴヤドーム 14:00)
○横浜DeNAベイスターズ
久保 康友
4試合3勝1敗 防御率7.29 WHIP1.90
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○阪神タイガース
岩貞 祐太
11試合4勝5敗 防御率4.43 WHIP1.32
対G 2試合0勝2敗 防御率11.00 WHIP -
 VS (甲子園 18:00)
○読売ジャイアンツ
山口 俊
3試合1勝1敗 防御率5.06 WHIP1.63
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


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source : K.Oのカープ・ブログ。