2017年7月19日水曜日

阪神13回戦(甲子園)。


 ▽スタメン

【阪神】
① 8 西岡
② 4 上本
③ 3 ロジャース
④ 9 福留
⑤ 7 中谷
⑥ 5 鳥谷
⑦ 6 糸原
⑧ 2 坂本
⑨ 1 岩貞

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 7 松山
⑥ 3 エルドレッド
⑦ 5 安部
⑧ 2 石原
⑨ 1 大瀬良


☆先発は、阪神が岩貞、カープが大瀬良。まずは大瀬良くんが試合を作れるか。岩貞はボール球に手を出さなければ、自滅の格好になると思います。早めに点を取って、「勝ちの形」を。


(C)1回表
先頭①田中 ストレートの四球…田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池カウント2-1から真ん中高めカットボールにショートゴロゲッツー、③丸カウント2-2から8球目、外角低めボール球スライダーに三振、この回無得点。…菊池は送った方がよかったですね。


(T)1回裏
①西岡カウント1-2から外角高めストレートに三振、②上本カウント2-2から内角高めフォークに詰まったピッチャーゴロ、③ロジャースカウント1-1から内角低めストレートにショートゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)2回表
④鈴木 サードゴロ…初球内角つり球。
 1死
⑤松山 センター前ヒット…カウント0-1から真ん中高めストレートを二遊間へ。
 1死1塁
⑥エルドレッド ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…初球外角低めボール球チェンジアップを一二塁間へ。さあチャンス。
 1死1・3塁
⑦安部 四球
 1死満塁
⑧石原 センター前先制タイムリーヒット カープ先制、神0-1広。…カウント1-2から5球目、内角スライダー、センター前にポトリ。センター西岡、最初はバック(笑)。
 1死満塁
⑨大瀬良 三振
 2死満塁
①田中 レフトへ2点タイムリーツーベース 神0-3広。…カウント2-0から外角ストレート。
 2死2・3塁
②菊池 三塁線を破る2点タイムリーツーベース 神0-5広。…カウント0-1からど真ん中チェンジアップ。
 2死2塁
③丸 三振、この回5点。…カウント2-2から外角低めボール球スライダー。ビッグイニングになりました。


(T)2回裏
④福留フルカウントから真ん中高めカットボールにレフトフライ、⑤中谷初球ど真ん中ストレートにファーストフライ、⑥鳥谷カウント1-2から外角ストレートにショートゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)3回表
先頭④鈴木 レフト前ヒット…カウント1-1から外角低めスライダー。今日の誠也くんは、足をちょい上げ。
 無死1塁
⑤松山 センターへタイムリーツーベース 神0-6広。…カウント0-1から外角スライダーを左中間へ。体重を残して、来た球に対応して振り切る。ナイスバッティング。
 無死2塁
⑥エルドレッドカウント1-1から内角つり球に詰まったショートゴロ、⑦安部カウント0-2から真ん中ワンバウンドのチェンジアップに三振
 2死2塁
⑧石原 ストレートの四球
 2死1・2塁
⑨大瀬良 三振、この回1点。


(T)3回裏
先頭⑦糸原 レフト前ヒット…カウント2-2から外角フォーク。
 無死1塁
⑧坂本カウント2-0からど真ん中ストレートにライトフライ、⑨岩貞の代打荒木カウント1-2から内角低めストレートに見逃し三振
 2死1塁
①西岡 センターへツーベース…カウント1-1から真ん中低めカットボール。
 2死2・3塁
②上本 センターフライ、この回無失点。…フルカウントから真ん中高めストレート、ちょっと危ない球でしたが、球の勢いが勝りました。


(C)4回表、投手岩崎(T)。
①田中 ファーストゴロ…カウント1-0からど真ん中ストレート(-_-;)
 1死
②菊池 ライトへポテンヒット…カウント1-2から内角ボール球ストレート(笑)。
 1死1塁
③丸 センターへタイムリーツーベース 神0-7広。…カウント1-1から外角ストレートを左中間へ。いやいやそれにしても、カープのランナーは速い。
 1死2塁
④鈴木 ライト前ヒット…カウント1-2から内角低めボール球ストレートを意図的にライトへ。
 1死1・3塁
⑤松山の時、1塁ランナー鈴木盗塁
 1死2・3塁
⑤松山 センターへ犠牲フライ 神0-8広。…カウント1-1からど真ん中スライダー。きっちり打ち上げます。
 2死2塁
⑥エルドレッド 三振、この回2点。…フルカウントから外角つり球。


(T)4回裏
③ロジャースカウント2-1から真ん中低めボール球カットボールにサードゴロ、④福留カウント1-1から真ん中高めカットボールにレフトフライ、⑤中谷カウント1-2から外角ストレートに見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…大瀬良くん、ストレートがいいですよ。


(C)5回表
⑦安部カウント1-2から内角高めストレートにサードフライ、⑧石原カウント2-2から8球目、内角低めボール球スライダーに三振、⑨大瀬良見逃し三振、この回三者凡退、無得点。


(T)5回裏
⑥鳥谷 見逃し三振…カウント2-2から内角低めカットボール。
 1死
⑦糸原 ピッチャー内野安打…カウント0-1から外角低めフォーク。
 1死1塁、⑧坂本に代打梅野。
⑧梅野カウント1-2から5球目、外角ワンバウンドのカットボールに三振、⑨岩崎の代打大山カウント2-2から6球目、外角低めボール球カットボールに三振、この回無失点。…大瀬良くん、ストレートのキレに加え、カットボールも低めにコントロールされています。


(C)6回表、投手伊藤和(T)。キャッチャー梅野。
①田中カウント1-2から5球目、外角低めボール球チェンジアップにピッチャーゴロ、②菊池カウント0-2から真ん中つり球にキャッチャーファウルフライ
 2死
③丸 センター前ヒット…カウント1-2から5球目、外角低めボール球チェンジアップ。
 2死1塁
④鈴木 四球
 2死1・2塁
⑤松山 サードフライ、この回無得点。…カウント2-2から7球目、内角高めストレート。


(T)6回裏、レフト野間。
①西岡カウント1-2から6球目、真ん中高めストレートにファーストゴロ、②上本カウント2-2から外角高めカーブにサードゴロ、③ロジャースカウント1-0から外角高めストレートにライトフライ、この回三者凡退、無失点。


(C)7回表
⑥エルドレッド キャッチャーファウルフライ…カウント0-1から内角低めチェンジアップ。
 1死
⑦安部 レフト前ヒット…フルカウントから外角高めチェンジアップ。
 1死1塁
⑧石原 ファーストゴロをロジャース後逸…カウント2-2から外角低めスライダー。これはラッキー(^^;
 1死1・2塁
⑨大瀬良 送りバント
 2死2・3塁
①田中の時、伊藤和ワイルドピッチ、3塁ランナーホームイン 神0-9広、2塁ランナー3塁へ。…(^^;
 2死3塁
①田中 四球
 2死1・3塁
②菊池 三振、この回1点。…カウント1-2から外角低めスライダー。


(T)7回裏、ファースト新井。
④福留初球内角高めボール球スライダーにセカンドフライ、⑤中谷カウント2-0から真ん中つり球にキャッチャーファウルフライ、⑥鳥谷カウント0-1から外角フォークにセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)8回表、④福留に代わりセンター高山、センター西岡がレフト、レフト中谷がライト。
③丸カウント2-2から7球目、真ん中高めストレートに三振、④鈴木カウント1-0から外角低めスライダーにボテボテのファーストゴロ、⑤野間カウント1-1から真ん中低めスライダーにセンターフライ、この回三者凡退、無得点。


(T)8回裏
先頭⑦糸原 四球
 無死1塁
⑧梅野 センターフライ…カウント1-1から内角高めストレート。
 1死1塁、⑨伊藤和に代打伊藤隼。
⑨伊藤隼 ライトへポテンヒット…カウント0-2から内角ストレート。う~ん、もったいない。
 1死1・2塁
①西岡 四球…う~ん(-_-;)
 1死満塁
②上本 押し出し死球、神1-9広。…カウント0-2と追い込みながら、フォークがすっぽ抜け。これはもったいない(>_<)
 1死満塁、投手中崎(C)。
③ロジャース センター前2点タイムリーヒット、神3-9広。…カウント1-0から外角スライダーを二遊間へ。
 1死1・2塁
④高山カウント1-1からど真ん中スライダーにライトフライ、⑤中谷カウント1-1から外角高めストレートにピッチャーゴロ、この回3失点。


(C)9回表、投手藤川(T)。
⑥新井フルカウントから真ん中高めストレートにピッチャー強襲のサードゴロ、⑦安部フルカウントから10球目、内角高めストレートにセカンドゴロ、⑧石原初球ど真ん中ストレートにライトフライ、この回三者凡退、無得点。


(T)9回裏、投手ジャクソン(C)。
先頭⑥鳥谷 レフト前ヒット…カウント2-2から6球目、真ん中低めスライダー。
 無死1塁
⑦糸原 四球…う~ん(-_-;)
 無死1・2塁、⑧梅野に代打原口。
⑧原口 ファーストファウルフライ…カウント1-0から外角高めストレート。
 1死1・2塁、⑨藤川に代打俊介。
⑨俊介の時、ジャクソンワイルドピッチ
 1死2・3塁
⑨俊介 セカンドゴロの間に3塁ランナーホームイン、神4-9広、2塁ランナー3塁へ。…カウント2-2から外角低めボール球スライダー。
 2死3塁
①西岡 センター前タイムリーヒット、神5-9広。…フルカウントから外角高めストレート。
 2死1塁、投手今村(C)。
②上本 カウント2-2から真ん中低めボール球フォークにショートゴロ、この回2失点、ゲームセット(/--)/


阪神 対 広島 (13回戦 阪7勝6敗0分 18時01分 甲子園 46629人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 0 5 1 2 0 0 1 0 0 9
T 0 0 0 0 0 0 0 3 2 5
勝 大瀬良15試合6勝0敗
敗 岩貞 13試合4勝6敗

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 3 1 2 .294 3
② 4 菊池 5 2 2 .281 8
③ 8 丸  5 2 1 .319 16
④ 9 鈴木 4 2 0 .297 17
⑤ 7 松山 3 2 2 .322 6
  7 野間 1 0 0 .194 0
⑥ 3 エルドレッド
     4 1 0 .287 21
  3 新井 1 0 0 .275 7
⑦ 5 安部 4 1 0 .306 1
⑧ 2 石原 4 1 1 .248 1
⑨1大瀬良3 0 0 .154 0
  1 中崎 0 0 0 ---- 0
  1 ジャクソン
     0 0 0 ---- 0
  1 今村 0 0 0 ---- 0
計    37 12 8 .277 94
残塁8、併殺0

【阪神】
     打 安 点 打率 本
①87西岡 4 2 1 .429 0
② 4 上本 4 0 1 .298 5
③ 3 ロジャース
     4 1 2 .250 0
④ 9 福留 3 0 0 .253 7
  8 高山 1 0 0 .264 5
⑤79中谷 4 0 0 .264 9
⑥ 5 鳥谷 4 1 0 .300 2
⑦ 6 糸原 2 2 0 .252 1
⑧ 2 坂本 1 0 0 .182 0
打 2 梅野 2 0 0 .197 2
打 原口 1 0 0 .232 6
⑨ 1 岩貞 0 0 0 .118 0
打 荒木 1 0 0 .125 0
  1 岩崎 0 0 0 ---- 0
打 大山 1 0 0 .207 1
 1伊藤和0 0 0 ---- 0
打 伊藤隼 1 1 0 .286 1
  1 藤川 0 0 0 ---- 0
打 俊介 1 0 1 .220 1
計    34 7 5 .246 52
残塁6、併殺1

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
大瀬良15 6 0 0 71/3 113 4 6 2 3 3.07
中崎  26 2 0 1 2/3 8 1 0 0 0 1.40
ジャクソン
    38 2 2 1 2/3 24 2 0 1 2 2.92
今村  39 1 1 17 1/3 5 0 0 0 0 1.88

【阪神】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
岩貞  13 4 6 0 3 66 7 5 3 6 5.07
岩崎  34 1 0 0 2 39 3 3 0 2 2.02
伊藤和 7 0 0 0 3 64 2 2 2 0 3.72
藤川  28 1 0 0 1 17 0 0 0 0 3.45

◇盗塁 鈴木(4回)
◇失策 ロジャース(7回)
◇暴投 伊藤和(7回)ジャクソン(9回)
◇試合時間 3時間29分


☆はいはい、「勝ちの形」を作っての、いい勝ち方でした。


◇広島・大瀬良が今季負けなしの6連勝!打線も12安打9得点と爆発 7/18(火) 21:41配信 ベースボールチャンネル

〇広島9-5阪神●(甲子園)

 広島が大量リードを奪い、阪神を降した。広島先発・大瀬良、阪神先発・岩貞で試合は始まり、序盤から大きく動きを見せた。

 2回、広島は一死から松山・エルドレッドの連打と安部の四球で満塁のチャンスを作ると、石原の中堅への飛球が風で押し戻され、中堅手・西岡も懸命に追いかけるも及ばず、記録は安打になり広島は1点を先制した。

 大瀬良は空振り三振に倒れたが、続く田中が左翼線に適時二塁打を放ち2点、菊池も三塁手・鳥谷の横を抜ける左翼線二塁打を放ち更に2点を追加。この回一挙5点を奪い大瀬良を援護した。

 その後も広島は攻める手を緩めず、3回には松山の適時打で1点を追加し、この回で阪神先発・岩貞をKOした。そして、2番手・岩崎から4回には丸が適時二塁打・松山が犠飛を放ち2点を追加し、リードを8点に広げる。

 終盤の7回には、安部の安打・阪神一塁手・ロジャースの後逸・大瀬良の犠打で二死2・3塁のチャンスを作ると、阪神3番手・伊藤和の暴投間にダメ押しの1点を加えた。

 投げては先発・大瀬良が8回途中3失点と試合を作り降板。大瀬良は8回に制球を乱したが、それ以外は安定した投球を見せた。9回にはジャクソンが2点を失い4点差に迫られたが、二死から守護神・今村が登板し試合を締めた。大瀬良は今季負けなしの6連勝をマークした。

 敗れた阪神は先発・岩貞が3回6失点KOと試合を作れず、岩崎・伊藤も失点し広島に試合の主導権を握らせてしまった。打線は終盤に目覚め追い上げを見せるも及ばず、阪神は連勝でゲーム差を縮めることはできなかった。


☆今日は、タクローコーチのコメントから。


◇広島・石井打撃コーチ「9点差の悪夢払しょくできた」 7/18(火) 23:00配信 デイリースポーツ

 「阪神5-9広島」(18日、甲子園球場)

 広島が12安打9点を奪って、今季“鬼門”となっている甲子園での連敗を5でストップした。

 石井打撃コーチは9点リードをひっくり返された5月6日の試合を引き合いに出し、「これであの悪夢も払しょくできたんじゃないか」と安堵の表情を浮かべた。


☆はいはい、こういうことは、首脳陣がきっちり言うべきことなんですね。


☆続いて、緒方監督のコメント。


◇緒方監督「みんな思う」甲子園の悪夢払拭/一問一答 7/18(火) 22:54配信 日刊スポーツ

<阪神5-9広島>◇18日◇甲子園

 広島が序盤から大量リードをとり、逃げ切った。先発大瀬良は好投も、8回に3失点。9回はジャクソンが2失点するなどで、守護神今村を送り出す展開となった。だが9点差をひっくり返された5月の「甲子園の悪夢」を払拭(ふっしょく)。後半戦初勝利で貯金を23とし、甲子園での連敗を5で止めた。

 試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -打線が序盤からつながった

 緒方監督 いい攻撃が出来たよね。石原のラッキーなタイムリーから始まって。1、2番のタイムリーが大きかったよね。2死からだったからね。

 -大瀬良は好投

 緒方監督 無四球だったからね。(8回の先頭の)四球がもったいなかったよね。

 -今村を使わざるを得ない展開になった

 緒方監督 いやいや、中継ぎ陣は間隔が空いていたからね。7日くらいかな。最初から(大瀬良)大地の完投、完封っていうのはあまり考えていなかった。誰を投げさせて感覚を戻してもらうかというのがあったから。どっちかと言うと、こっちは投げさせたいばっかりだったからね。

 -9点差をひっくり返された試合が頭をよぎった

 緒方監督 それはみんな思うでしょう。そういうゲームをしてしまったからね。まあでもそんなマイナスのことばっかり考えても仕方ない。とにかく明日が大事。


☆ま、例によって案の定、継投を批判してる人がいましたが、何でしょうねぇ、野球を知らない人に限って、「オレは野球を知ってるんだ」ということをひけらかしたいのか、要らないことを言うんですな。


☆まずひとつ、代えるんだったらさっさと代えろ、というのは、それこそ結果論。7回まで無失点のピッチャーを代える監督は、まずいません。さらに9点リードで中崎・今村投入、なんてことをすれば、それこそ批判するつもりでしょうに。で、1点取られたところで球数も113球、ここで代えるのは、至極一般的な代え時。さらに言えば、9回のジャクソンの起用も、ベンチとしては妥当な線。4点差になって今村くん投入も、上位に回るところですし、妥当な継投策。


☆さらに言えば緒方監督も言っていたように、中継ぎ陣は間隔が空いており、この3連戦の後は、休み。明日連投になっても、次は休めます。そこまで計算しての、中崎・今村の投入だったと思います。


☆結局、批判してる人は、5点取られたことが気にくわないだけのこと。そして批判材料を見つければ、とにかく批判したがる。


◇広島ジャクソンが不安定投球 畝投手コーチ、次回起用に「点差がある楽な場面で」 7/18(火) 23:00配信 デイリースポーツ

 「阪神5-9広島」(18日、甲子園球場)

 広島のジェイ・ジャクソン投手が不安定な投球を露呈した。

 9-3の九回から登板。先頭の鳥谷に左前打を浴びると、続く糸原には四球を与え、ピンチを広げた。暴投などもあり2点を失い、2死一塁で上本を打席に迎えた場面で交代を告げられた。

 0/3回2安打1四球2失点に「リズムに乗りきれなかった。自分の球は投げ切れたけど、失点してしまった。それが改善点」

 畝投手コーチは今後の起用について「点差がある楽な場面で投げてもらう」と話した。


☆2軍に落として調整したところで、良くなるとは限りません。右バッターの時はスライダーを引っかけ、左バッターの時はストレートが外角高めに浮いてました。ストレートは走っているので、投げながら調整、という現場の判断なんでしょう。


☆9点あるんだから、ある程度の失点は構わない、というチーム側の体制だったと思います。そこは然程問題ではありません。大勢が決まった後の展開ですから、勝敗の根幹に関わる部分でも何でもない。そんなことよりも、明日勝つことの方にしか、緒方監督の目も向いていません。大瀬良くんが8回に失点したのも、制球に微妙な狂いが生じたからで、きっちり制球できていれば、抑えられます。


◇広島大瀬良、完封ならず阪神戦無失点は25回1/3 7/18(火) 23:10配信 日刊スポーツ

<阪神5-9広島>◇18日◇甲子園

 広島大瀬良大地投手(26)が開幕から無傷の6連勝となった。7回まで無失点も、8回に1死満塁から押し出し死球を許した直後に降板となった。7回1/3を4安打3失点。大量援護もあり白星を手にした。

 立ち上がりから自分のテンポで1球1球丁寧に投げた。大量援護もあり、ストライク先行の強気な投球で押した。7回までスコアボードに0を並べ、リリーフ時代から続く阪神戦の無失点記録を25回1/3に伸ばした。

 7回まで92球。3年ぶりの完封も見えた8回に制球を乱した。先頭打者糸原に、この試合初となる四球で歩かせると、安打と四球で満塁。上本を2ストライクに追い込みながら、内角球が外れ押し出し死球となった。中継ぎ登板した15年6月23日(長野)以来の阪神戦失点で降板となり、代わった中崎が2点打を浴び、3失点。試合後は「久しぶりにいい感覚、いい気持ちの中で投げられた」と振り返りながらも「最後まで投げ抜きたい気持ちはあった。次回また頑張ります」と8回途中での降板を悔やんだ。【前原淳】


☆その8回、微妙な心理の変化があったようです。


◇広島・大瀬良、無傷の6連勝「味方を信じて自分の投球するだけ」 7/18(火) 22:03配信 デイリースポーツ

 「阪神5-9広島」(18日、甲子園球場)

 広島・大瀬良大地投手が、後半戦初登板で八回途中3失点で無傷の6連勝を飾った。

 序盤の大量得点にも守られ「ストライク先行でいこうというところでストライク先行で投げられたのがよかった」と、七回まで無四球で4安打無失点の投球を続けた。

 しかし、八回に突然崩れた。「先頭のフォアボールが全てかな」と糸原に四球を与えたことをきっかけに制球を乱し、1死満塁から上本に押し出しの死球をぶつけて降板となった。「今年初めて八回いったんですけど、この回しっかり抑えてこの点差だったので最後までいきたいなという思いがあったんですけど、次の課題としてしっかり反省して次にいきたい」と完封、完投を逃したことを反省した。

 それでも無傷の6連勝。「僕が登板するときには打ってくれるので、味方を信じてしっかり自分のピッチングをすることだけを考えて投げています」と話した背番号14。連覇に向けローテーションをきっちり守る覚悟でいる。


☆今年の大瀬良くんは、努めて平常心を維持しようとしているようにK.Oには見えます。常にフラットでいること。それが試合を作ることにつながり、無敗につながってるんだと思います。ストレートの球速は150㎞を越えることはまずありませんが、特に今日に関しては、大瀬良くんらしいストレートが行っていたと思います。


☆で、ストレートがいいと、変化球が生きてくる。カットボールはボールゾーンの球でも、バッターが振ってくれるし、打ち損じてくれる。投球の組み立てができる訳です。


☆で、今日ぐらいの制球力があれば、次回も十分期待できます。




☆打線は、2回に得点。


◇広島石原「いいところに落ちた」西岡ポロリ先制打 7/18(火) 19:23配信 日刊スポーツ

<阪神5-9広島>◇18日◇甲子園

 広島が2回に石原慶幸捕手(37)の先制打から田中広輔内野手(28)、菊池涼介内野手(27)の連続適時二塁打で一挙5点を奪った。

 2回に1死から連打と四球で満塁とすると、石原の中堅前への飛球が阪神西岡のグラブから落ちた。石原は貴重な先制打に「いいところに落ちてくれました」と振り返った。

 さらに2死満塁から田中が左翼線へ適時二塁打で2人の走者を本塁にかえし、二、三塁から菊池も三塁線を破る適時打で続いた。

 前日17日は1得点止まりの打線がこの日は幸先良く5点を先取。先発大瀬良を援護した。


☆ま、これはセンターに西岡を使った方が悪い。浜風を計算に入れておくべきでしたが、西岡は石原が打った瞬間、一旦下がります。その分、間に合いませんでした。


◇広島、効果満点の集中打=一夜で「らしさ」戻す-プロ野球 7/18(火) 22:52配信 時事通信

 一気呵成(かせい)の集中打は、得点以上にダメージを与える効果があった。広島が二回、一挙5点を先取。コースに逆らわない打撃などでじわじわと攻め、効果的な長打で走者をかえした。

 この回1死後、松山がコンパクトに振り切り中前打。エルドレッドは外角の変化球を右前へ。安部が「打ちたいところでも、我慢して見極めた」とフルカウントから四球を選び満塁に。石原が高々と打ち上げた浅い飛球は懸命に前進してきた中堅手、西岡のグラブをかすめて落ち、先制点をもぎ取った。

 大瀬良が三振で2死満塁。相手バッテリーが一息つき、1点で抑えておきたい場面で、田中が左翼線へ痛打を浴びせる。菊池も三塁線を破り、連続2点二塁打で主導権を握った。田中は「つなぐ意識を、僕だけでなく皆が持っている。今までやってきたことをやるだけ」とさらり。緒方監督は「1、2番でああやって追加点を取れたのが大きい」と評価した。

 三回は鈴木、四回には菊池が、ともに一塁から次打者の二塁打で本塁を陥れる好走塁も見せた。後半戦スタートの前日は、6安打で押し出し四球による1点だけ。たまりかけたフラストレーションを吐き出し、一夜で広島らしさを取り戻した。


☆松山がきっちりセンターへ転がし、エルさんがライトへ転がす。安部は四球で出塁、センター西岡の判断ミスに、岩貞は田中くんにストライクが入らず。菊池の当たりは、長打警戒で詰めているはずの三塁線を抜かれる。こちらはやるべきことをきっちりやり、あちらさんはやるべきことができてなかった。その結果の、5点。


◇広島“タナキクマル”で計5打点 緒方監督「1、2番のタイムリーが大きかった」 7/18(火) 22:52配信 デイリースポーツ

 「阪神5-9広島」(18日、甲子園球場)

 広島の強力打線を引っ張る“タナキクマル”が3人合わせて5打点と大暴れした。

 二回、石原の先制打の後、2死から田中、菊池が左翼線への連続二塁打で続き、一挙5点をスコアボードに刻んだ。

 「自分の仕事をしっかりやるだけ」と田中が言えば、菊池も「良いところで打てて良かった」と笑顔。

 さらに四回には丸が左中間へはじき返し、一走の菊池が生還。「キクがよく走ってくれた。追加点になって良かった」と仲間へ感謝の言葉を口にした。

 緒方監督は二回の集中打について「1、2番のタイムリーが大きかった。2死から追加点を奪ってくれたからね」を目を細めた。


◇大量得点の広島 頼れる1番打者、4年目田中で突破口 7/18(火) 22:50配信 朝日新聞デジタル

(18日、広島9―5阪神)

 広島・田中の打球は、一直線に左翼線を抜けていった。二回、1点を先制し、なお1死満塁。大瀬良が三振に倒れ、2死になったところで左打席へ。もう一押ししたい場面で、2点二塁打を放ち、大量点への流れをつくった。「僕だけでなく、つなぐ意識はずっと持ってやっている。それがいい結果につながっている」

 28歳はプロ4年目になる。JR東日本でプレーしていた、2013年秋のドラフト会議の前には「社会人ナンバーワン遊撃手」との評判だった。しかし、会議でなかなか名前が呼ばれない。広島が指名したのは3巡目だった。当時、球団幹部はうれしそうに言った。「おー、まだおるな、と。まさか田中が3位で残っとるとは思わんじゃろ」

 入団後、梵らを押しのけて、正遊撃手となり、昨季のリーグ優勝に大きく貢献した。他球団の警戒が強まるなかで、今季はさらにレベルアップしている。

 試合前の時点で19盗塁はリーグトップ、60得点も丸と並んで同トップ。48四球は同4位、出塁率3割8分5厘は同6位。どれも1番打者に求められる要素だ。「自分の仕事をしっかりやることが勝利につながっている。それだけは忘れないようにと思ってやっています」。そう自負をのぞかせる。

 2位阪神の本拠、甲子園では5連敗中だった。この間、9点差をひっくり返される大逆転負けもあった。負の流れを断ち、ゲーム差を再び8に広げた。(竹田竜世)


 ○緒方監督(広) 甲子園での連敗を5でストップ。「二回はいい攻撃が出来た。1、2番のタイムリーが大きかった」

 ○大瀬良(広) 八回、先頭への四球から乱れて失点。「最後までいこうという意識が出た」


☆安部なんかもそうですが、田中くんはもう、自分云々で野球はやってない。それが好結果につながってるんだと思います。


☆そしてこの人も最近、ほんとにいい働きをするんですよね~。


◇広島・松山、適時二塁打&犠飛 二回にはチーム初安打 7/18(火) 19:30配信 デイリースポーツ

 「阪神-広島」(18日、甲子園球場)

 広島の松山竜平外野手が、三回に適時二塁打を放った。

 5-0の三回無死一塁で、岩貞のスライダーを捉え左中間へ。一走・鈴木が激走し、一気に本塁を駆け抜けた。逆方向への一撃に「良い方向に打てました。良い追加点になりました」と汗をぬぐった。四回にも中犠飛を放った。

 二回は1死からチーム初安打となる中前打を放ち、打者9人の猛攻で5得点のビッグイニングを作った。


☆センター中心に、スイングに入ってもしっかりと体重を残して、インパクトの瞬間に振り切る。だからセンターから逆方向に、力強い打球が飛ぶんですよね。元々ばっとコントロールは巧みな方ですから。そう見えないけど(笑)。


☆で、野球というのは、ピッチャーがきっちりピッチングをすれば、そうそうバッターは打てない、ということ。阪神は糸井が離脱してロジャースを上げましたが、本当は高山や原口、北條あたりが頑張らなきゃいけない。高山も原口も、状態は相当悪い。


☆で、ピッチャーで言えば、藤浪くんはファーム、岩貞もピリッとしない。カープはよしんば3タテを食らったとしても、まだ5ゲーム差。ところが阪神は、せっかく昨日勝ったのに、また8ゲーム差に逆戻り。昨日勝った意味があまりない、ということになってしまいました。


☆第3戦を取っても、7ゲーム差。その意味で、第2戦はほんとは重要だったんですよね。その辺を岩貞くんは、どう思って投げていたのか。




◇セ・リーグ

▽DeNA 1 - 0 ヤクルト (14回戦 De9-5 横浜)
 DeNAは4回裏、梶谷の適時三塁打で先制に成功する。投げては、先発・ウィーランドが8回無失点の快投。最終回は守護神・山崎康が締め、完封リレーで虎の子の1点を守り抜いた。敗れたヤクルトは、先発・星が試合をつくるも打線が振るわず、12連敗を喫した。
勝 ウィーランド 4勝2敗0S
敗 星 3勝5敗0S
S 山崎康 1勝1敗14S


▽中日 6 - 1 巨人 (14回戦 D5-9 ナゴヤドーム)
 中日が連敗を5で止めた。中日は同点で迎えた5回裏、福田のソロで勝ち越しに成功する。その後は6回にゲレーロの2ランでリードを広げると、8回には福田の適時打などで2点を加えた。投げては、先発・吉見が今季2勝目。敗れた巨人は、打線がつながりを欠き、救援陣も振るわなかった。
勝 吉見 2勝5敗0S
敗 高木勇 1勝1敗0S
本塁打 【D】福田2号(5回裏ソロ) ゲレーロ24号(6回裏2ラン)


☆いやいや、ヤクルトはしんどい。ウィーランド、いいピッチャーですが、山田ひとりじゃしんどいんですよね。坂口と…もうひとり、主力がほしい。


☆で、巨人さんは、こんなことがあったようで。


◇巨人山口俊が病院で暴れ傷害の疑い 警備員被害届か 7/19(水) 7:56配信 日刊スポーツ

 巨人山口俊投手(30)が18日、トラブルを起こした疑いがあるとして予告先発予定だった中日戦(ナゴヤドーム)の登板を回避した。球団によると11日未明に右手甲を負傷。都内の病院を訪れた際に酔った状態で扉を壊し、男性警備員を負傷させるトラブルを起こした疑いが生じたため、球団が当面の起用を自粛することを決めた。不明な点が多く、事実関係の調査を進めている。

 山口俊が先発予定だった中日戦の当日午前になって事態が発覚した。球団によると、山口俊は30歳の誕生日だった11日未明に、友人と集まった都内の飲食店で誤ってガラスで右手甲を切り、負傷。治療を受けるため都内の病院を訪れたが、酔った状態で扉を壊し、男性警備員を負傷させたトラブルを起こした疑いが生じ、球団は当面の起用を自粛することを決めた。

 この日に球団が事態を把握したこともあり、まだ不明な点が多く、事実関係の調査を進めていくとしている。中日には状況を説明し、先発を高木勇に変更することを伝えた。山口俊は球場には姿を現さなかった。

 警視庁によると、巨人が明らかにした内容と同様のトラブルが11日未明に目黒区で発生。病院側と警備員からは器物損壊と傷害の疑いで被害届が出され、受理している。警備員は胸や腰の打撲といい、同投手との関連を調べる。

 山口俊は昨オフにFA権を行使し、DeNAから移籍してきた。3年総額約7億円の大型契約で先発ローテの中心として期待を寄せられていた。昨秋に患った右肩痛でキャンプは3軍からスタート。開幕には間に合わず、回復に努めて6月中旬に1軍昇格した。同14日のソフトバンク戦こそ6回無安打無失点で初勝利を挙げたが、その後は不安定な投球が続いていた。ここまで4試合に先発し、1勝1敗で防御率6・43と成績は振るっていなかった。

 右手甲の負傷自体は軽傷だったとみられる。11日の負傷後も練習には参加し、ブルペン投球なども行い、後半戦第2戦の中日戦に向けて調整。だがトラブルの疑いがかかり、登板できる状況ではなくなった。高橋監督は試合前の練習後に「詳しいことは分からないので、どうこう言えることはないです。球団が発表した以上のことはわかりません」と話すにとどめた。チームも突然の事態に困惑の様子は隠しきれなかった。

 ◆山口俊(やまぐち・しゅん)1987年(昭62)7月11日生まれ、大分県中津市出身。柳ケ浦で甲子園に2度出場。05年高校生ドラフト1巡目で横浜に入団。06年6月29日の巨人戦で初登板初勝利。12年に史上最年少で通算100セーブを達成。14年途中から先発を務め、16年に自己最多の11勝。同年オフにFAで巨人へ移籍。今季年俸は8000万円(推定)。187センチ、97キロ。右投げ右打ち。

 ◆日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長はこの問題で巨人から報告を受けたことを明らかにした。今後の対応については「まだ詳細が分かっていない。球団の調査を待ってから」と話すにとどめた。


☆以前にも当ブログで書きましたが、重ねて言っておきます。彼が昨年活躍できたのは、ラミレス監督が開幕前からエースに指名し、使い続けたからこそ。FAは選手の権利、行使するのは結構ですが、移籍するなら、もう1年DeNAのために投げて、優勝してからでも遅くはなかったと思います。


☆まだ「疑い」なので何とも言えませんが、事実だったとしたら、その辺のことが分からないような選手だからこそ、今回のようなことを起こしてしまうんだと思います。突っ込みどころは満載ですが(笑)、K.Oは敢えてその点だけを指摘しておこうと思います。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   85 53 30 2 .639 ー
② 阪神   81 44 37 0 .543 8.0
③ DeNA 84 43 39 2 .524 1.5
④ 巨人   84 39 45 0 .464 5.0
⑤ 中日   86 38 45 3 .458 0.5
⑥ ヤクルト 84 28 54 2 .341 9.5


☆貯金23。明日勝てば、24で、9ゲーム差。阪神は、是が非でも勝たなきゃいけません。


◇7月19日(水)の予告先発投手

○横浜DeNAベイスターズ
石田 健大
8試合3勝3敗 防御率3.06 WHIP1.18
対S 3試合1勝2敗 防御率3.50 WHIP270.27
 VS (横浜 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
石川 雅規
16試合4勝10敗 防御率5.17 WHIP1.46
対DB 3試合1勝1敗 防御率3.18 WHIP147.64

○中日ドラゴンズ
大野 雄大
13試合3勝5敗 防御率4.84 WHIP1.42
対G 3試合0勝2敗 防御率5.12 WHIP -
 VS (ナゴヤドーム 18:00)
○読売ジャイアンツ
畠 世周
1試合0勝0敗 防御率9.00 WHIP2.00
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○阪神タイガース
小野 泰己
7試合0勝5敗 防御率4.62 WHIP1.49
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (甲子園 18:00)
○広島東洋カープ
中村 祐太
6試合3勝1敗 防御率3.68 WHIP1.43
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


☆小野くん、中村祐くんともに、自分のピッチングに専念できた方が、試合を作ると思います。


P.S. 今日もアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村


source : K.Oのカープ・ブログ。