2017年7月11日火曜日

ヤクルト14回戦(神宮)。


 ◇スタメン

【ヤクルト】
① 9 上田
② 8 坂口
③ 4 山田
④ 7 バレンティン
⑤ 3 大松
⑥ 2 中村
⑦ 5 藤井
⑧ 6 廣岡
⑨ 1 由規

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 7 松山
⑥ 3 エルドレッド
⑦ 5 安部
⑧ 2 石原
⑨ 1 大瀬良


☆先発は、ヤクルトが由規、カープが大瀬良。大瀬良くん、「勝てるピッチング」を。そしてそのために打線が援護を。


(C)1回表
①田中カウント2-1から真ん中高めスライダーにライトフライ、②菊池カウント2-2から7球目、外角低めボール球スライダーに三振、③丸カウント2-2から外角高めストレートにショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(S)1回裏
①上田 ショートライナー…初球真ん中つり球。
 1死
②坂口 ショート内野安打…カウント1-2から内角低めストレート。
 1死1塁
③山田カウント2-2から6球目、内角低めストレートに見逃し三振、④バレンティンカウント2-2から6球目、外角低めボール球カットボールに三振、この回無失点。…山田は見逃しが多いですね。


(C)2回表
④鈴木 ショートフライ…初球外角つり球。
 1死
⑤松山 レフトへヒット…カウント2-2から真ん中低めストレート、フェンス直撃。
 1死1塁
⑥エルドレッド レフト前ヒット…カウント1-1から外角高めスライダー。チャンス。
 1死1・2塁
⑦安部カウント1-1から内角スライダーにレフトフライ、⑧石原カウント1-0から外角スライダーにセンターフライ、センター坂口ダイビングキャッチ、この回無得点。


(S)2回裏
⑤大松 ショートフライ…カウント1-2から外角つり球。
 1死
⑥中村 センター前ヒット…カウント0-2から内角つり球。
 1死1塁
⑦藤井 ファーストゴロ、ランナー2塁へ。…初球外角低めボール球カーブ、エンドラン。
 2死2塁
⑧廣岡 三振、この回無失点。…カウント2-2から真ん中つり球。今日は高めをうまく使ってますね。


(C)3回表
⑨大瀬良三振、①田中カウント2-2から真ん中低めボール球スライダーにセカンドゴロ、②菊池カウント2-1から外角高めスライダーにサードフライ、この回三者凡退、無得点。


(S)3回裏
⑨由規三振、①上田カウント2-2から6球目、外角低めボール球フォークにセカンドゴロ、②坂口カウント0-1から外角低めカットボールにショートゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)4回表
先頭③丸 ストレートの四球…丸が出ました。
 無死1塁
④鈴木 サードゴロゲッツー…カウント1-0から外角高めストレート。
 2死
⑤松山 センター前ヒット…カウント1-1から内角低めスライダー。
 2死1塁
⑥エルドレッド 三振、この回無得点。…フルカウントから8球目、外角低めボール球スライダー。由規くん、要所ではきっちり制球してきます。


(S)4回裏
③山田カウント2-2から外角スライダーにキャッチャーファウルフライ、④バレンティンカウント1-2から5球目、外角高めカットボールにレフトフライ、⑤大松初球真ん中低めフォークにセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)5回表
⑦安部 ファーストゴロ…カウント1-0から真ん中低めカーブ。
 1死
⑧石原 センター前ヒット…カウント2-2から外角高めスライダー。
 1死1塁
⑨大瀬良 送りバント
 2死2塁
①田中 サードライナー、この回無得点。…フルカウントから内角低めスライダー。う~ん、ライナーですか(>_<)


(S)5回裏
⑥中村 ファーストファウルフライ…カウント1-0から真ん中低めカットボール。
 1死
⑦藤井 ライト前ヒット…カウント0-1から内角高めカーブ。
 1死1塁
⑧廣岡 レフト前ヒット…初球ど真ん中カットボール(-_-;)
 1死1・2塁
⑨由規 送りバント失敗
 2死1・2塁
①上田 ライト前先制タイムリーヒット、ヤクルト先制、ヤ1-0広、1塁ランナー3塁へ。…初球真ん中高めストレート。何でしょうね~、この回は真ん中に集まります。
 2死1・3塁
②坂口の時、1塁ランナー上田盗塁
 2死2・3塁
②坂口 レフト前2点タイムリーヒット、ヤ3-0広。…カウント2-1から真ん中高めストレート。う~ん(-_-;)
 2死1塁
③山田 三振、この回3失点。…カウント1-2から外角ストレート。


(C)6回表
先頭②菊池 レフト前ヒット…カウント0-2から外角高めスライダー。菊池が出ました。
 無死1塁
③丸 セカンドライナー…カウント1-1から外角スライダー、またライナー。
 1死1塁
④鈴木 センターへタイムリーツーベース ヤ3-1広。…カウント1-1から真ん中高めスライダーを左中間へ。
 1死2塁
⑤松山 ライト前タイムリーヒット ヤ3-2広。…フルカウントから7球目、真ん中高めスライダー。松山いいですね。
 1死1塁、投手石山(S)。
⑥エルドレッド ライトフライ…カウント0-1から内角つり球。
 2死1塁
⑦安部 レフトフェンス直撃のツーベース…カウント2-2から外角高めストレート。さあまたチャンス。
 2死2・3塁、⑧石原に代打西川。
⑧西川 センターフライ、この回2点。…カウント1-2から5球目、真ん中つり球。う~ん、勝負かけたんですけどね。


(S)6回裏、キャッチャー會澤。
先頭④バレンティン 四球
 無死1塁
⑤大松カウント3-1から外角ストレートにセカンドゴロゲッツー、⑥中村フルカウントから8球目、内角高めボール球ストレートにボテボテのピッチャーゴロ、この回無失点。


(C)7回表、⑤大松に代わり投手近藤(S)。⑨石山に代わりファースト武内。⑨大瀬良に代打天谷。
⑨天谷 見逃し三振…フルカウントから内角低めストレート。
 1死
①田中 レフトへスリーベース…カウント1-1から真ん中高めスライダー。さあチャンス。
 1死3塁
②菊池カウント1-2から外角つり球に三振、③丸カウント2-0から外角チェンジアップにセカンドゴロ、この回無得点。


(S)7回裏、投手一岡(C)。
⑦藤井カウント1-0から内角低めストレートにライトフライ、ライト鈴木スライディングキャッチ、⑧廣岡カウント1-2から外角高めストレートに三振、⑨武内カウント1-0から外角低めストレートに見逃し三振、この回三者凡退、無失点。


(C)8回表、投手ルーキ(S)。
④鈴木フルカウントから外角高めストレートに三振、⑤松山カウント0-2から4球目、内角低めフォークにライトフライ、⑥エルドレッドカウント1-2から7球目、外角低めボール球スライダーに三振、この回三者凡退、無得点。


(S)8回裏、投手ジャクソン(C)。
①上田カウント1-0から内角高め151㎞ストレートにライトフライ、②坂口カウント2-2から内角高め152㎞ストレートにファーストフライ、③山田カウント2-2から6球目、外角低めボール球スライダーに三振、この回三者凡退、無失点。


(C)9回表、投手小川(S)。④バレンティンに代わりセンター比屋根、センター坂口がレフト。
先頭⑦安部 ライト前ヒット…カウント1-2から5球目、内角高めカットボール。安部が出ましたよ。
 無死1塁
⑧會澤 送りバント
 1死2塁、⑨ジャクソンに代打新井。…再びライアン小川くんと新井さんの対決。
⑨新井の時、安部盗塁
 1死3塁
⑨新井 センターへ同点タイムリーツーベース カープ同点、ヤ3-3広。…フルカウントから7球目、内角低めストレートを左中間へ。またまた新井さんやりましたね!
 1死2塁、代走上本。
①田中 セカンドゴロ、ランナー3塁へ。…カウント2-2から6球目、真ん中低めカットボール。
 2死3塁
②菊池 ピッチャーゴロ、この回1点。…初球外角低めカットボール。


(S)9回裏、投手中崎(C)。
先頭④比屋根 四球…嫌な感じ(-_-;)
 無死1塁、⑤小川に代打三輪。
⑤三輪 送りバント
 1死2塁
⑥中村 センターフライ、ランナー3塁へ。…カウント1-1から外角高めボール球スライダー。何とか凌ぎたい。
 2死3塁
⑦藤井 サードゴロ、この回無失点。…カウント1-0から外角ツーシーム。


(C)10回表、投手松岡(S)。
③丸 見逃し三振…フルカウントから内角低めフォーク。
 1死
④鈴木 9球目に四球
 1死1塁
⑤松山 レフトフライ…カウント0-1から真ん中つり球。
 2死1塁
⑥エルドレッド 死球…チャンス。
 2死1・2塁
⑦安部 セカンドゴロ、この回無得点。…カウント0-1から外角低めシュート。


(S)10回裏、投手今村(C)。レフト野間。
先頭⑧廣岡 四球…(-_-;)
 無死1塁
⑨武内 送りバント
 1死2塁
①上田 敬遠ぎみの四球
 1死1・2塁
②坂口 レフトゴロ…初球真ん中低めスライダー。これはラッキー(^^;
 2死1・2塁
③山田 ショートゴロ、この回無失点。…カウント2-1から外角低めボール球スライダー。


(C)11回表、投手山本(S)。
先頭⑧會澤 センター前ヒット…カウント1-1から真ん中高めシュート。会沢が出ました。
 無死1塁、⑨今村に代打バティスタ。
⑨バティスタ サードゴロゲッツー…カウント1-1から外角高めスライダー。
 2死
①田中 レフト前ヒット…フルカウントから外角ボール球スライダー。
 2死1塁
②菊池の時、田中盗塁失敗、この回無得点。


(S)11回裏、投手中田(C)。
先頭④比屋根 センター前ヒット…カウント0-1から外角カットボール。
 無死1塁、⑤山本に代打グリーン。
⑤グリーン 三振、比屋根盗塁失敗で三振ゲッツー…カウント2-2から7球目、真ん中低めストレート。
 2死
⑥中村 センターフライ、この回無失点。…カウント2-1から外角高めストレート。


(C)12回表、投手中澤(S)。
②菊池カウント2-1から外角低めシュートにサードゴロ、③丸カウント0-1からど真ん中スライダーにファーストファウルフライ
 2死
④鈴木 敬遠ぎみの四球
 2死1塁
⑤野間 三振、この回無得点。…カウント0-2から外角スライダー。


(S)12回裏、投手九里(C)。ファースト岩本。
⑦藤井カウント0-2から外角高めボール球ツーシームに三振、⑧廣岡カウント1-2から外角ボール球ストレートに三振、⑨武内カウント2-0から外角低めカットボールにファーストゴロ、この回三者凡退、無失点、ゲームセット。


ヤクルト 対 広島【12回規定により引き分け】 (14回戦 ヤ4勝9敗1分 17時02分 神宮 30346人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
C 0 0 0 0 0 2 0 0 1 0 0 0 3
S 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 3

【C】大瀬良、一岡、ジャクソン、中崎、今村、中田、九里
【S】由規、石山、近藤、ルーキ、小川、松岡、山本、中澤

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 6 2 0 .289 3
② 4 菊池 6 1 0 .277 8
③ 8 丸  5 0 0 .324 16
④ 9 鈴木 4 1 1 .289 17
⑤ 7 松山 5 3 1 .327 6
  7 野間 1 0 0 .200 0
⑥ 3 エルドレッド
     4 1 0 .285 21
  3 岩本 0 0 0 ---- 0
⑦ 5 安部 5 2 0 .309 1
⑧ 2 石原 2 1 0 .237 1
打 西川 1 0 0 .300 2
  2 会沢 1 1 0 .299 3
⑨1大瀬良1 0 0 .174 0
打 天谷 1 0 0 .217 0
  1 一岡 0 0 0 ---- 0
  1 ジャクソン
     0 0 0 ---- 0
打 新井 1 1 1 .283 7
走 上本 0 0 0 .000 0
  1 中崎 0 0 0 ---- 0
  1 今村 0 0 0 ---- 0
打 バティスタ
     1 0 0 .262 6
  1 中田 0 0 0 ---- 0
  1 九里 0 0 0 .053 0
計    44 13 3 .277 93
残塁11、併殺2

【ヤクルト】
     打 安 点 打率 本
① 9 上田 4 1 1 .255 0
②87坂口 5 2 2 .273 2
③ 4 山田 5 0 0 .223 12
④ 7 バレンティン
     2 0 0 .292 11
 8比屋根1 1 0 .167 0
⑤ 3 大松 3 0 0 .187 1
  1 近藤 0 0 0 ---- 0
 1ルーキ0 0 0 ---- 0
  1 小川 0 0 0 .150 0
打 三輪 0 0 0 .000 0
  1 松岡 0 0 0 ---- 0
  1 山本 0 0 0 ---- 0
打 グリーン
     1 0 0 .194 2
  1 中沢 0 0 0 ---- 0
⑥ 2 中村 5 1 0 .242 0
⑦ 5 藤井 5 1 0 .216 2
⑧ 6 広岡 4 1 0 .167 0
⑨ 1 由規 2 0 0 .000 0
  1 石山 0 0 0 ---- 0
  3 武内 2 0 0 .238 0
計    39 7 3 .232 44
残塁6、併殺2

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
大瀬良 14 5 0 0 6 88 6 5 1 3 3.02
一岡  29 3 2 1 1 10 0 2 0 0 2.15
ジャクソン
    37 2 2 1 1 13 0 1 0 0 2.48
中崎  24 2 0 1 1 12 0 0 1 0 1.50
今村  36 1 1 17 1 16 0 0 2 0 2.00
中田  33 2 1 0 1 13 1 1 0 0 1.95
九里  19 5 5 0 1 10 0 2 0 0 4.11

【ヤクルト】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
由規 6 2 2 0 51/3 96 7 3 1 2 3.15
石山  36 1 4 0 2/3 12 1 0 0 0 3.19
近藤  26 1 0 1 1 16 1 2 0 0 4.44
ルーキ 39 2 4 0 1 17 0 2 0 0 3.62
小川  12 4 3 0 1 20 2 0 0 1 3.22
松岡  8 0 0 0 1 23 0 1 1 0 4.32
山本  11 0 1 0 1 17 2 0 0 0 1.59
中沢  9 0 0 0 1 13 0 1 1 0 2.00

◇盗塁 上田(5回)安部(9回)
◇盗塁死 田中(11回)比屋根(11回)
◇試合時間 4時間34分


☆いやいや、勝ち切ることはできませんでしたが、よく引き分けたと思います。


◇ヤクルト、連敗脱出ならず “新守護神”小川がまたもリード守れず引き分け 7/9(日) 21:43配信 Full-Count


◆1点リードの9回に小川がセーブ失敗、先発由規は6回途中2失点の力投も…

 7連敗中のヤクルトは9日、本拠地での広島戦に3-3で引き分けた。先発由規が6回途中2失点の粘投。1点リードの9回に“新守護神”の小川が登板するも、またも失点して延長戦へ。延長12回で決着がつかず、連敗脱出はならなかった。

 ゲーム前半はヤクルト由規、広島大瀬良の投手戦に。広島は2回、1死から松山、エルドレッドの連打で一、二塁の好機を作るも、安部が左飛、石原は中飛で得点を奪えない。一方、ヤクルトは初回に坂口、2回には中村が1死からヒットを放ったが、いずれも後続が倒れた。

 広島は5回にも石原のヒットと大瀬良の犠打で2死二塁としたが、由規は田中を三直に仕留める。すると、その裏、ヤクルトは藤井、廣岡の連打で1死一、二塁の好機を作る。ここで由規はバント失敗も、続く上田がライトへタイムリー。均衡を破った。さらに、上田が二盗に成功すると、坂口がセンターへ2点タイムリー。一気に3点を先制した。

 直後の6回、広島は1死一塁の場面で、鈴木がタイムリーツーベース。続く松山もライトへのタイムリーを放ち、1点差に迫る。ヤクルトはここで由規を変え、石山をマウンドに送る。右腕は2死から安部にフェンス直撃の二塁打を浴びるも、代打・西川は中飛で1点のリードを守った。

 7回は近藤、8回はルーキとつなぎ、9回は“新守護神”小川が登板。7日の試合で1回6失点と炎上し、まさかの大逆転負けを許していた右腕は、先頭安部にヒットを許すと、犠打と二盗で1死三塁のピンチを背負う。ここで代打・新井がタイムリー。小川がまたしてもリードを守れず、同点に追いつかれた。

 その裏、ヤクルトはチャンスを作るも得点を奪えず試合は延長戦に突入。試合は延長12回で決着がつかずに引き分けに終わった。小川のセーブ失敗が響き、連敗脱出はならなかった。


☆…個人的にはライアン小川くんは先発で使った方がいいとは思いますが、首脳陣は今シーズンは守護神で使う、と決めたそうですから、ライアンくんは応えなきゃいけませんね。


☆緒方監督のコメント。


◇緒方監督、前向きドロー「負け展開で負けなかった」 7/9(日) 22:45配信 日刊スポーツ

<ヤクルト3-3広島>◇9日◇神宮

 広島は9回に新井の適時二塁打で同点に追い付くと、中継ぎ陣が踏ん張り引き分けに持ち込んだ。ヤクルト3連戦を2勝1分けで終えた、広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -最大3点差から追い付いた。

 緒方監督 (6回)取られた後すぐに取り返して、最後は(9回に)新井が大事なところですばらしい1本を打ってくれた。

 -今季2度目の引き分け。

 緒方監督 負けの試合展開で負けなかった。いいプレーもたくさんあった。反省するところはあるにせよ、最後の最後全員で踏ん張った。負けなかった試合になった。

 -中継ぎ陣の奮投もあった。

 緒方監督 この連戦の中、投手が疲れているのは分かる。みんなが疲れているので、地元に帰ってからの3連戦につながる、意味のある試合になったと思うし、そういう試合にしたい

 -明日10日からは前半戦最後の3連戦。

 緒方監督 相手は強力打線のDeNAだし、しっかりとした試合をしないとね。それだけです。


☆大瀬良くんは、あの3点だけだったんですよね。


◇広島・先発の大瀬良は6回3失点降板 6勝目はお預け 7/9(日) 20:10配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト-広島」(9日、神宮球場)

 広島の先発・大瀬良は6回6安打3失点で1点ビハインドで降板した。

 四回まで無失点に抑えていたが、五回に上田と坂口の連続タイムリーで3点を失った。

 前半戦最後の登板で6勝目をつかむことはできなかった。


☆何だったんでしょうねぇ、5回は、この回だけ真ん中に集まりました。廣岡は初球、上田も初球。坂口にもどこを狙ったのか、真ん中でした。


☆何て言うか、勝利への執念を感じなかった、というか。熱くならないよう、努めて淡々としているのかも知れないのですが、ちょっと残念なピッチングでした。


☆中継ぎ陣は逆に、「スピリッツ」を感じました。


◇頼もしすぎる鯉の救援陣 圧巻0封リレー! 6回6投手わずか1安打 2017.7.10 デイリースポーツ

 「ヤクルト3-3広島」(9日、神宮球場)

 勝利は手にできなかったが、黒星も回避した。延長十二回の熱戦は、価値ある引き分けだ。立役者は6人の侍。七回からスコアボードに6個の「0」を並べた。「全員がよく抑えてくれた」と広島・畝投手コーチ。中継ぎ陣が底力を示してみせた。

 2-3の七回は、一岡がマウンドに上がった。鈴木の好守にも助けられ先頭・藤井を右飛に打ち取ると、後続は2者連続三振。流れを手渡さなかった。八回はジャクソンが無失点。新井の適時二塁打で同点となった直後の九回は中崎が抑えた。

 3-3で突入した延長戦。1点が敗戦に直結する重圧に、3投手が打ち勝った。今村、中田、九里が踏ん張り、燕打線を封じていく。中田は「一発で試合が終わる。集中していた」と汗をぬぐった。

 それぞれが開幕直後とは異なるポジションを務める。七回だった今村は守護神となり、中崎はセットアッパーになった。一岡、中田は七回。開幕ローテの九里は、チームには欠かせないロングリリーフが仕事場だ。役割は異なるものの、全員の思いは同じだ。

 球宴前の9連戦は残り3試合になった。一岡は「みんな調子が良いので、それに乗り遅れないようにしたい」と前を見据えた。互いに刺激し合いながら、チームを勝利に導いていく。


☆前々から再三言っているように、たとえビハインドであっても、中継ぎ陣が0点に抑えられるチームは、強いチーム。今日の中継ぎ陣のようなピッチングは、明日以降にもつながっていく、チームを勢いづけるものです。




☆打線は、3点取られた後、すぐさま反撃。


◇広島鈴木、松山が連続適時打 1点差に迫る 7/9(日) 19:37配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト-」広島」(9日、神宮球場)

 広島が0-3の3点ビハインドの六回、4本の長短打で2点を返した。

 先頭・菊池の左前打から1死一塁とすると、鈴木が左中間突破の適時二塁打。さらに松山の右前適時打で、もう1点を奪った。

 五回まで由規の前に無得点に封じられていたが、この回途中で由規をマウンドから引きずり降ろした。

 鈴木は「打ったのはスライダー。1点を返せて良かった」。松山は「打ったのはスライダー。意地でも後ろにつなぐ気持ちでいきました」と振り返った。


☆松山が、ほんとにいい働きをしてるんですよね。


◇広島松山つないだ 新井の同点打呼ぶ猛打賞 2017年7月10日12時2分 日刊スポーツ

<ヤクルト3-3広島>◇9日◇神宮

 価値ある執念ドローだ。広島が3点差を追いつき、延長12回の激闘の末に引き分けに持ち込んだ。今季34度目の2桁安打を放った好調打線の中で、5番松山竜平外野手(31)が反撃の適時打を含む猛打賞。9回新井貴浩内野手(40)の劇的同点打を呼び込んだ。つなぎの全員野球全開で2勝1分けでヤクルト3連戦をフィニッシュ。今日10日からはマツダスタジアムで前半戦最後のDeNA3連戦に臨む。

 投打につなぎの野球で追い付き、引き分けに持ち込んだ。9回新井の同点打は会心だったが、攻撃のつなぎの中心は、「旬な男」松山だった。2回の第1打席は、甘く入った真っすぐを捉えて左翼フェンスまで飛ばした。4回はスライダーを中前打。6回1死二塁では再びスライダーを右翼へはじき返し反撃のタイムリー。3方向へ打ち返すチャンスメークで、2試合ぶりの猛打賞だ。

 好調の理由は「結果を欲しがらなくなったこと」にある。開幕直後は不調で、結果を求める焦りが悪循環となった。負傷により5月2日に出場選手登録を抹消されたが、復帰打席できっかけをつかんだ。5月13日巨人戦。1回にマイコラスからの中前適時打に「これだ」とひらめいた。上体が突っ込まないように意識しながら早めに始動。1度上げた右足はL字を描くように踏み出すことで「間」が生まれた。登録抹消時に1割9分6厘だった打率は3割2分7厘まで上がった。

 投手もつないで勝ち越しを許さなかった。7回から大瀬良の後を受けた中継ぎ陣は1イニングずつバトンをつなぎ、走者を出しながら6イニングを1安打に抑えた。7回に登板し2者連続三振を含む3者凡退で中継ぎ陣の先陣を切った一岡は「みんな調子がいいので、それに乗り遅れないようにしたい」と振り返った。

 金曜日の移動ゲームから始まったヤクルト3連戦を2勝1分けで終えた。投手野手ともに1人を残す総力戦に、緒方監督は「負け試合の展開で負けなかった。いいプレーもたくさんあった。反省するところもあるにしろ、最後の最後まで全員で踏ん張った。地元に帰ってからの3連戦につながる、意味のある試合になった」と選手をたたえた。今日10日、また東京から広島へ移動して前半戦最後のDeNA3連戦が待っている。勝利を重ね、ガッチリ首位でターンする。【前原淳】


☆結果を求めすぎると、早いカウントから難しい球に手を出したりする訳です。元々岩本とともに、ヒットを打つ技術はある選手。試合への臨み方が課題だった訳ですが、いやいや今年の松山、一味違うかも知れません。


☆で、この人も新井さんの同点打をお膳立て。


◇広島・安部が足でも存在感 新井の同点打をお膳立て 7/9(日) 22:48配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト3-3広島」(9日、神宮球場)

 広島・安部が新井の同点二塁打をお膳立てした。

 1点を追う九回先頭で右前打、会沢の犠打で二塁に進み、新井の打席で三盗を決めた。

 「三塁まで行けばプレッシャーをかけられると思っていた」。5打数2安打1盗塁とバットと足で、存在感を発揮した。


☆で、真打ち登場(笑)。


◇代打の新井様 またライアン仕留めた! 広島を救った九回同点二塁打 7/10(月) 6:04配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト3-3広島」(9日、神宮球場)

 広島・新井貴浩内野手(40)が代打で同点二塁打を放った。1点を追う九回1死三塁。7日に代打逆転3ランを浴びせた小川から左中間を破り、またしても大仕事を果たした。チームは3点差を追いついて今季2度目の引き分け。10日からは本拠地マツダスタジアムに戻り、DeNAと前半戦最後の3連戦を戦う。がっぽり貯金して首位独走ターンじゃ!

 左中間を破る白球を見つめながら、新井は駆け出した。懸命に腕を振り、一塁を蹴り、二塁でニッコリ。土壇場の九回、千両役者がまたしても大仕事だ。歓喜に沸くベンチへ、手を叩いて応えた。

 「安部が先頭で出て、会沢が送ってくれたので何とかしたいと思っていた。準備だけはしっかりしていた」

 代打逆転3ランを放った7日と同じようなシーンだった。1点ビハインドの九回、マウンドには2日前と同じ小川が立っていた。それでも「それはそれで終わったこと。今日は今日でこの打席に入ろう」と自然体。安部が先頭で安打を放ち、ネクストバッターズサークルに背番号25が姿を見せると、球場全体は異様な雰囲気に包まれた。会沢がバント、安部は三盗を決めて1死三塁。舞台は整った。最後は集中力MAXの新井が獲物を仕留めるだけだった。

 「さすがに興奮状態だったね。あまり寝付けなかったよ」

 劇的弾から一夜明けた8日、球場入りした新井は言った。プロ19年で、通算313本塁打。数々の劇弾の中でも「あまりない」という格別な1本だった。

 その日は後輩たちの奮闘にも、胸を熱くしていた。7月に入り、高校野球の地方大会が真っ盛り。8日に広島大会が開幕し、母校・広島工は崇徳と対決した。練習前には「どうなった?」と興味津々。練習後に敗退を知ると「残念というより、一生懸命やった結果だからしょうがない。いい思い出になると思うよ」と優しいまなざしを送っていた。

 代打という勝負どころで、ますますベテランの存在感が際立つ。緒方監督は「大事なところで、素晴らしい1本を打ってくれた」とねぎらった。同一カード3連戦3連勝はならなかったが、3点差を追いついての引き分けは価値がある。

 新井は大粒の汗を滴らせて、「最後まで諦めない。いつも通り」と繰り返した。前半戦は残り3試合。10日からはマツダスタジアムでDeNAと戦う。首位独走へ、本拠地に戻ってラストスパートだ。


☆フルカウントからの7球目は、内角ストレート。1死3塁ですから、歩かせてもよかった。また内角ストレートなら、高めの方がよかったかも。


☆ま、守護神だから、とか、バッテリーなりの考えもいろいろあったんでしょう。


☆で、例えば守護神と言えば今村くんなんですが、抑えを務めるようになってから、今村くん、スライダーはほとんど投げてないんですね。ストレートとフォークで、投球を組み立ててる。これはいろいろ理由があるんでしょうが、K.Oが推測するに、フォークの制球が抑えを務めるようになってから、異常にいいんですよ(笑)。ほぼ、ストライクから低めのボールゾーンへ制球できてる。となると、カウントを稼ぐ球にも、決め球にも使える訳です。下手にスライダーを使って失投するより、より確実な球を放った方がいい。


☆バッターを打ち取ることを考えることが、ひいてはチームの勝利につながる。抑えというのは、失敗の許されないポジション。そこをシーズンを通して守り抜くためには、技術や力ももちろん、経験や適性、抑え特有の気持ちの強さも求められます。


☆適性、という意味では、カープ投手陣は、畝コーチ始め首脳陣がうまく起用してると思いますよ。先発や中継ぎというのは、何人いたって足りるということはない訳ですが、同時にそんなに使えるピッチャーが何人もいる訳でもない。


☆となると、使えるピッチャーをいかにたくさん作るかが、首脳陣の仕事。今年活躍しているピッチャー、先発では薮田くん、岡田くんに九里くん、中村祐くんあたりは、長年ローテを守ってるピッチャーでも何でもなく、岡田くん以外は、計算してなかったピッチャー。中継ぎでも中田くんあたりは、昨年は活躍してなかったピッチャー。また打線では、バティスタがファームで結果を出せば支配下登録、即1軍で使い、西川くんあたりも積極的に起用しています。先日は磯村も活躍しましたね。


☆で、これらの若手がなぜ結果を出せるかというと、「チーム」という器が、しっかりできているから。若手を頼りにせざるを得ない、というようなチーム状況では、使われる選手もなかなか力を発揮することはできません。


☆これも、「選手をいかに追い込まないか」という、首脳陣の考え方の、一端。もちろん本人の努力もありますが、それだけではどうしようもないこともあるのです。


☆…そんな訳で、ライアンくんは先発の方がいいと思うんですけどねぇ。




◇セ・リーグ

▽中日 3 - 7 DeNA (15回戦 D5-8-2 ナゴヤドーム)
 DeNAは3回表、4番・ロペスの3ランなどで4点を先制する。その後は1点リードで迎えた7回に、桑原のソロとロペスの適時打などで3点を追加した。投げては、先発・久保が今季4勝目。敗れた中日は、投手陣が振るわず、打線も好機を生かしきれなかった。
勝 久保 4勝1敗0S
敗 柳 1勝3敗0S
本塁打 【De】ロペス19号(3回表3ラン) 桑原9号(7回表ソロ)


▽阪神 7 - 6 巨人 (13回戦 T6-7 甲子園)
 阪神は3-3で迎えた5回裏、糸原のプロ初本塁打となる2ランなどで3点を勝ち越す。その後は同点を許すも、9回に2死一二塁の好機から糸原の適時二塁打が飛び出し、サヨナラ勝利を収めた。敗れた巨人は、9回に坂本勇の通算1500安打となる適時打などで試合を振り出しに戻すも、及ばなかった。
勝 ドリス 1勝3敗22S
敗 マシソン 2勝1敗1S
本塁打 【G】長野6号(5回表ソロ) 【T】中谷9号(3回裏2ラン) 糸原1号(5回裏2ラン)


☆DeNAは、打線が好調ですな。手強い相手となりそう。阪神は、糸原が4安打3打点。ようやくプロに慣れてきた、といったところか。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   80 50 28 2 .641 ー
② 阪神   77 41 36 0 .532 8.5
③ DeNA 79 40 37 2 .519 1.0
④ 中日   82 37 42 3 .468 4.0
⑤ 巨人   79 35 44 0 .443 2.0
⑥ ヤクルト 79 28 49 2 .364 6.0


☆貯金は、22のまま。20はキープしたい。


◇7月10日(月)の予告先発投手

○読売ジャイアンツ
田口 麗斗
13試合7勝2敗 防御率2.08 WHIP1.12
対S 2試合1勝0敗 防御率2.13 WHIP60.13
 VS (東京ドーム 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
山中 浩史
7試合0勝4敗 防御率4.64 WHIP1.38
対G 1試合0勝1敗 防御率2.57 WHIP -

○広島東洋カープ
野村 祐輔
13試合4勝3敗 防御率2.66 WHIP1.13
対DB 3試合2勝0敗 防御率2.84 WHIP87.53
 VS (マツダ 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
今永 昇太
12試合5勝4敗 防御率3.10 WHIP1.15
対C 2試合1勝1敗 防御率2.30 WHIP132.94


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source : K.Oのカープ・ブログ。