2017年9月27日水曜日
最近のカープ、あれこれ~'17.9.26。
☆いやいや、やっと追いつきましたよ(って、「先週の~」は手抜きだけど(笑))。
☆てな訳で「最近のカープ、あれこれ」、まずは心配なニュースから。
◇広島・安部が抹消 CSピンチ!打率チームトップ「下位打線のポイントゲッター」 9/27(水) 6:08配信 デイリースポーツ
広島の安部友裕内野手(28)が26日、出場選手登録を抹消された。球団によると「右ふくらはぎ打撲箇所の血腫切除」のため。連覇を決めた18日・阪神戦(甲子園)で受けた死球が原因で、25日に広島市内の病院で検査を受け血腫を切除し入院した。全治は不明だが、CSファイナルSに間に合うかどうかは微妙。回復具合によっては安部を欠いての戦いを余儀なくされる。
本拠地最終戦となる27日のヤクルト戦に備えたマツダスタジアムでの全体練習に、安部の姿はなかった。この日午後、NPBから出場選手登録の抹消が公示された。球団によると「右ふくらはぎ打撲箇所の血腫切除」のため。チームは成長株を欠いてCSファイナルSを戦わなければならない可能性が出てきた。
アクシデントは連覇を決めた18日・阪神戦で起こった。四回無死、メンドーサの直球が右ふくらはぎを直撃。グラウンドに倒れ込み、もん絶した。治療後、戦列に復帰し歓喜の輪に加わった。だが、その後の4試合で出場したのは21日の阪神戦だけだった。
練習に参加し治療を続けてきたものの、患部に改善が見られなかった。松原チーフトレーナーは「動けるけど全力でスタートを切るとか瞬発系が怖い。血腫が残ると今後、肉離れにつながったり慢性的な痛みが残ったりする。先を見越しての処置」と説明した。25日に広島市内の病院で筋肉と筋膜の間にできた血腫を切除。経過観察のため入院した。
全治は不明だが、10月18日からのCSファイナルSに「間に合うかどうか微妙」と高ヘッドコーチ。安部は10年目の今季、初めて規定打席に到達し、一時は首位打者にも立った。現在はチームトップの打率・310。全体練習後、緒方監督は「残念」と一言。石井打撃コーチは「下位打線のポイントゲッターだったから。離脱は痛い」と表情を曇らせた。
ただ、リーグ連覇を達成した今季は、選手層の厚さを示した1年でもある。ジョンソンが体調不良で離脱したときは22歳の中村祐が台頭。中崎が腰痛症で抹消されると、今村が守護神を務めた。8月末に鈴木が右足首を骨折して以降は、松山が4番を務めチームを引っ張ってきた。
石井コーチは「西川にしても小窪にしても、メヒアもチャンス」と言った。三塁を争う西川は「安部さんの分まで頑張るじゃないけど、覇気を出して頑張ります!」と力を込めた。何度も訪れた危機を乗り越えてきた。逆境をはねのける強さが、今のカープにはある。
☆CSファイナルは、18日からですから、3週間はあるんですけどね。う~ん、無理はしないでほしいところ。
☆お次は、岡田くん。
◇【広島】岡田が1軍合流「ファームではしっかり疲労も取れた」CS先発へアピール 9/27(水) 6:43配信 スポーツ報知
広島は、不調で10日に登録を抹消されていた岡田がマツダでの1軍練習に合流した。
2年目の今季は12勝を挙げているが、8月からの6試合は防御率5・06と息切れ傾向だった。「ファームではしっかり疲労も取れて、やりたいことがやれました」。CSの先発は野村、ジョンソン、薮田がほぼ確定。岡田は大瀬良、中村祐と残り2枠を争う立場で、30日か10月1日のDeNA戦(横浜)でアピールする。
☆年間を通してローテを守るってのは大変だ、ってことでしょうね。DeNA戦で、納得の行くピッチングをして下さいな。
☆その前に、水曜のヤクルト戦に投げる、大瀬良くん。
◇広島大瀬良、今季集大成へ欲張る ラス投3つの誓い 2017年9月26日10時37分 日刊スポーツ
3つの誓い-。広島大瀬良大地投手(26)が25日、マツダスタジアムで1人調整を行った。今季最終登板が濃厚な27日ヤクルト戦に3つの目標を立てた。<1>3年ぶりの規定投球回到達<2>2桁勝利をクリアした先にある<3>ポストシーズンの先発枠獲得だ。先発再転向の右腕が今季最終戦で集大成を見せる。
広いマツダスタジアムを独り占めにした。27日ヤクルト戦に向けた練習は大瀬良ただ1人。遠投で球の回転を確認し、短距離走などで瞬発系筋肉を刺激した。3年ぶりに先発として走り抜けたシーズンはあと1試合。笑ってゴールテープを切るために、やるべきことはすべてやった。
ここまで9勝2敗、防御率3・76。シーズン規定投球回(143回)までは、あと4回1/3だ。
「規定イニングは僕の中でも1つの目標だった。2桁もここまで来たら、あと1つ勝てたらいい。今度は内容も結果も残せるように。欲張りにはなるけど、その2つをここまで来たら頑張って達成できればいい」
3年ぶりにダブル到達を果たした先に見えてくる、もう1つの目標がある。
「CSで先発のマウンドに立ちたい。1年間ずっと頑張ってきて、外れるのはすごく悔しい。いいものを残して、任せようって思ってもらえるようにマウンドでその思いを表現したい」
ポストシーズンの先発が確定しているのは大黒柱の野村とチーム最多勝の薮田のみ。大瀬良はジョンソンや岡田らと争う。14年はファーストステージ阪神戦で7回無失点。好投もチームが敗退する悔しさを味わった。再びあの舞台に立つためにも、結果と内容が求められる。
21日阪神戦から中5日で集大成のマウンドに臨む。前回は5点のリードを守れず、6回途中で降板した。緒方監督からは試合後に「悔しかったら結果を出せ、内容を出せ」とハッパを掛けられた。求められているものは、はっきりしている。1人汗を流した右腕は、自分に言い聞かせるようにうなずいた。
「勝負どころでの球が甘くなって打たれてしまった。技術的なところだけじゃなく、精神的なところ。自分の中でも整理できるんじゃないかと思う」
あとはマウンドで実践するだけだ。【前原淳】
☆5回持てば規定、ってことですね。
☆K.Oも、精神的なところだと思います。何て言うか、簡単に言うと、集中力の欠如。自分の持っている技術をきちんと発揮するためには、セルフコントロールできなきゃいけない。
☆先日「プロ」の話をしましたが、プロというのは、一定のパフォーマンスが、常にできる。プレーへの集中の仕方を知っているからです。試合の中で、こういう時はこうする、みたいなのを、経験によって知っていき、また経験を積み重ねることで、常に一定の集中力が保てるだけの、強い心が身に付く。
☆もちろんそれは、主に失敗によって学ぶ訳です。失敗した時、何が足りなかったのか、どうして失敗したのかを考えない選手は、同じ失敗を繰り返します。
☆一番大事なのは、自分に自信を持つこと。もちろん、できないことはたくさんあります。例えば大瀬良くんは、針の穴を通すような制球力がある訳ではありません。でも、大瀬良くんにしかない、いいところというのもある。それを武器にして、自分にしかできないピッチングをすること。
☆「自分のピッチングをする」というのは、そういう意味でも大事なことなのです。
☆お次は、この人も頑張ってほしい。
◇広島・野間が休日返上でマシン打撃
9/25(月) 16:48配信 デイリースポーツ
広島・野間峻祥外野手(24)が25日、休日返上でマツダスタジアムを訪れ、マシン打撃などで汗を流した。
リーグ連覇が決まり、ここ3試合連続スタメン出場中。アピールのチャンスをつかみ、「打席をもらえるのはありがたい。まだまだ課題があるので、1打席1打席しっかりクリアできるようにしたい」と力を込めた。
☆彼も、自分のスタイルを早く確立しなきゃいけませんね。今のフォームは、バットに当てるのを主眼にしたものに見えますが、残念ながら、確率は低い。フリーバッティングでスタンドにポンポン放り込む映像がYouTubeにありましたが、そんなことよりしなきゃいけないことがあると、K.Oは思いますけどね。
☆この人は、早くもレギュラー当確!?
◇広島・バティスタ CSレギュラー内定 9/25(月) 16:45配信 東スポWeb
広島のサビエル・バティスタ内野手(25)がクライマックスシリーズのレギュラーに“内定”だ。2―3でサヨナラ負けした24日の中日戦(ナゴヤドーム)で初めて4番に座り、4打数無安打に終わったものの、首脳陣からの評価は高い。
6月3日のロッテ戦で代打本塁打という衝撃デビューを飾ったバティスタは、翌4日の同カードでも同じく代打本塁打を放って一気に注目を浴びた。しかし、その後は思うような結果を残せなかった。8月17日には打率2割1分5厘にまで落ち込み、一度は二軍落ちを言い渡された。
それでも、今月8日に再び一軍昇格を果たすと、「5番・右翼」でスタメン出場した18日の阪神戦では、8回に決勝の適時打を放ってリーグ連覇を達成。「優勝が懸かった試合に出られることはすごくいい経験になるし、本当にうれしい」とナインとともに歓喜の美酒に浸った。
また、優勝を決めてから、菊池、松山らレギュラー陣に休養を与える試合も増えているが、積極的に起用されるバティスタは再昇格後、34打数11安打9打点。打率3割2分4厘と好調を維持している。これには首脳陣も今後の短期決戦を視野に入れ「もともと守備も悪くないと思っている。勝負強い打撃はやはり魅力的だし、極端に調子を落とすようなことがない限りスタメンで使っていいんじゃないか」と目を細める。
ドミニカンパワーが赤ヘル打線の刺激剤となる。
☆いやいや、「使っていいんじゃないか」ですから、「当確」はちと気が早すぎですが(笑)、状態が良ければ全然使っていいと思います。彼が下位にいるだけで、前後の打線にもいい影響が出ると思います。
☆お次は、「球団史上初」。
◇田中広輔、2年連続フルイニング目前 広島遊撃手で初!日本一とW獲り 2017.9.26 デイリースポーツ
広島・田中広輔内野手(28)が25日、遊撃手として球団史上初の2年連続フルイニング出場へ意欲を示した。レギュラーシーズンは残り3試合と偉業達成は目前に迫る。最後まで不動の「1番・遊撃」としてチームを引っ張り、CSファイナルS突破、33年ぶりの日本一へと導く。
チームとしての目標を一つ成し遂げたが、緊張感が漂う戦いはまだ終わらない。開幕から全140試合に「1番・遊撃」としてフルイニング出場を続ける田中。残り3試合、シーズン前に掲げた2年連続フルイニング出場の目標達成は目前に迫っている。
「一日一日の積み重ねでここまできた。(試合に出続ける)難しさはあるけれど、レギュラーとして出ている以上、試合に出るのは当たり前ですし、どこかが痛いとか言っていられない」
昨季初めて、遊撃手では高橋慶彦(86年)、野村謙二郎(94年)に次ぐ球団3人目のフルイニング出場を果たした。内野の要とも言えるポジションだけに体への負担は大きく、広島では過去に2年連続フルイニング出場を達成した遊撃手はいない。田中が球団初の快挙を成し遂げようとしている。
15年4月1日・DeNA戦(横浜)から422試合連続フルイニング出場を継続中。積み重ねてきた数字は努力のたまものだ。「準備がほとんどの結果につながっていると思います。毎回、いい結果が出ることはないですが、まずはケガをしないためにも準備だけはしっかりしておきたい」。試合前は全体練習の時間よりも早くグラウンドに現れ、入念に調整を行う。
これまでの経験も糧となっている。プロ4年目。「今年はゲームの中での気持ちの落ち着きというのがある。それが一番大きい」と試合に出続け、つかんだ手応えを口にする。
守備だけでなく打線の中でも重責を担う。打率・287ながら、チームトップの四球86、死球15は中日・ゲレーロに並ぶリーグ最多だ。打席では塁に出ることを最優先に考え、体を張ったプレーもいとわない。結果、出塁率・395と1番打者としての役割を全うし、リーグ連覇にも貢献した。
レギュラーシーズン終了後には勝負の短期決戦を控える。「(フルイニング出場の記録は)もちろんありますけど、CSもあるので、しっかりと準備をしないといけない」と先を見据える。日本一奪還へ、鯉の切り込み隊長がフル回転する。
☆考えてみれば、田中・菊池・丸・誠也の上位打線は、ほんとにすごい。全員が3割前後の打率を残し、一発もある。打点も多ければ得点も多く、全員が走れて、守りもいい。
☆肝心なことはね、まずバッティング、じゃないところ。走れる、守れるが先にあって、バッティングは、最後。そのバッティングも、田中くんは1番、菊池は2番、誠也くんは4番のバッティングを考えながらやってるし、見事にその役割を果たしてる訳です。
☆…そう考えると、丸が3番に座れるようになった、ってのが、ほんとに大きいんですよ。K.Oは打線の核になるのは3番だと思ってて、理想の3番は、前田さんよりは広瀬なんですが(好調時のね(笑))、丸はカープ史上、最も3番らしい3番、と言っていいかも知れません。
☆さて、カープを連覇に導いた緒方監督…の、赤いブリーフケースの話。
◇広島緒方監督、采配支える赤の分厚いブリーフケース 9/24(日) 9:59配信 日刊スポーツ
<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>
37年ぶりの連覇を決めた広島緒方監督は、勉強家だ。球場、自宅、移動中まで使い、他球団でも全試合を見る。赤の分厚いブリーフケースに、3年間の積み重ねがある。「神様じゃないんだから、どんな采配を振るうか、仕掛けるタイミングは分からないでしょ」と当然のことのように語る。
分かりやすく現れたのが8月16日の阪神戦(京セラドーム)。代打岩本が放った左翼への打球はフェンスに直撃した。フェアかファウルか。際どい打球だったが、判定はファウル。緒方監督はベンチを出てリプレー検証を要求した。フェンス際ならフェア、ファウルの判定でも要求出来ることを知っていた。
「8月5日に秋山(西武)のフェンスに当たった打球で検証があった。6月27日の松田(ソフトバンク)の200号は本塁打検証だったけど、フェア、ファウルの検証」
落ち着いて検証を要求し、判定は覆った。「ダメ元で行ってるけど。ルールを知らないと損。勝ち負けに執念を燃やさないと」と振り返る。CS、日本シリーズへと続く短期決戦で勉強の成果がさらに出るはず。そのタクトに注目したい。【広島担当=池本泰尚】
☆いやね、K.Oもカープの試合を観て、他のセ・リーグはダイジェストで観て、ってやってますけど、それでブログ書いてって、それだけでも、結構大変。1日6試合あれば、1試合3時間として、18時間。倍速でも9時間ですわ。3倍速でも6時間ですわ。これはね、無理(笑)。
☆で、監督がこれだけやってるってだけでも、選手は信頼しますわ。あ、こりゃ勝てない、って(笑)。
☆そのリーグ優勝を果たした1軍なんですが、実はファームも優勝。
◇【広島】2軍優勝 1軍とアベックは26年ぶり 9/27(水) 6:42配信 スポーツ報知
広島の2軍が26日、1991年以来、26年ぶり9度目の優勝を決めた。
1軍とのアベック優勝も26年ぶり。デーゲームの阪神戦に勝利してマジック「1」。ナイターで中日がソフトバンクに敗れたため、優勝が決まった。水本2軍監督は「チーム全体のレベルが上がっての優勝だったのかなと思います」とコメントした。10月7日に宮崎で行われるファーム選手権に出場する。
☆中日が中盤以降、上がってきたんですが、振り切りましたね。中日は育成がうまく機能してなかったんですが、今年はルーキー京田くん、亀澤に福田に周平くん、投手では小笠原、笠原など、楽しみな若手がようやく出てきました。これは使った森繁さんも、考えてるんだと思います、将来のことは。
☆ゲレーロの去就は流動的ですが、1・2番はうるさいし、大島もいい。これで周平くんが少し大人になって、それこそ「3番のバッティング」ができるようになれば、相当な打線になります。
☆来年は中日、ちょっと手強いかも知れませんよ。
◇セ・リーグ
▽巨人 3 - 0 ヤクルト (24回戦 G16-8 東京ドーム)
巨人が3連勝。巨人は2回裏、無死一三塁から中井の適時打で先制する。その後は4回に中井のソロ、6回には長野のソロで追加点を奪った。投げては、エース・菅野が6回2安打無失点の好投で今季17勝目。敗れたヤクルトは、打線がつながりを欠き、6連敗を喫した。
勝 菅野 17勝5敗0S
敗 岩橋 0勝2敗0S
S カミネロ 3勝5敗28S
本塁打 【G】中井5号(4回裏ソロ) 長野16号(6回裏ソロ)
☆もうヤクルトはね、どうやっても勝てない(笑)。勝つ方法がないんだから。
順 チーム 試 勝 負 分 勝率 差
① 広島 140 86 50 4 .632 優勝
② 阪神 136 73 60 3 .549 11.5
③ DeNA136 69 63 4 .523 3.5
④ 巨人 139 70 66 3 .515 1.0
⑤ 中日 136 58 73 5 .443 9.5
⑥ ヤクルト139 44 93 2 .321 17.0
◇9月27日(水)の予告先発投手
○読売ジャイアンツ
M.マイコラス
26試合13勝8敗 防御率2.30 WHIP0.99
対D 6試合4勝1敗 防御率2.11 WHIP225.48
VS (東京ドーム 18:00)
○中日ドラゴンズ
小笠原 慎之介
20試合5勝6敗 防御率5.14 WHIP1.55
対G 5試合2勝2敗 防御率5.33 WHIP248.66
○横浜DeNAベイスターズ
濵口 遥大
20試合9勝6敗 防御率3.65 WHIP1.53
対T 4試合3勝0敗 防御率2.63 WHIP119.88
VS (横浜 18:00)
○阪神タイガース
秋山 拓巳
23試合12勝6敗 防御率2.89 WHIP1.08
対DB 3試合2勝1敗 防御率4.74 WHIP131.14
○広島東洋カープ
大瀬良 大地
23試合9勝2敗 防御率3.76 WHIP1.28
対S 3試合1勝0敗 防御率4.76 WHIP78.41
VS (マツダ 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
原 樹理
25試合3勝10敗 防御率3.88 WHIP1.28
対C 2試合0勝0敗 防御率4.15 WHIP -
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source : K.Oのカープ・ブログ。