2017年10月28日土曜日

では昨年のドラフト指名選手の成果は?

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やあ梅造だ、ご機嫌いかがか?
昨日のドラフト会議から既に24時間以上が経過して
我らヤクルトファンも落ち着きを取り戻そうとしている。
今年は8人の指名をしたが選手たちはどうなるか?
通常ならほとんどの選手が二軍で打ち込まれ自信をなくす、
ただその中でも一人くらいが妙に活躍、
そしてヤクルトの看板選手となってくるはず。
じゃあ昨年である2016年指名の選手は一体どうなったのか?
私なりに調べてみた。

1位 寺島 成輝(てらしま・なるき)
   経歴:履正社高校
   成績:(1軍)1試合0勝0敗 防御率15.00
      (2軍)6試合0勝1敗 防御率2.37


当時の日刊スポーツ評
人気、実力を兼ね備えた高校生No.1左腕投手。
完成度が高く完投能力もあり、相手を見て投球できるクレバーな面も持つ。
自信を持っているストレートは
ウイニングショットとして勝負できるボール。
1年目から先発ローテーションの一角として期待ができ、
将来の大黒柱として大いに期待できる逸材。

梅造評
昨年の今頃に彼自身曰く、
投球後のケアはかなり万全を期していて
抜け目がなさそうな発言をしていたが
残念ながらキャンプ開始2週間ほどで怪我をして二軍行き。
その後完治したと思っていたらまた怪我、
結局一軍に上がってきたのは実力ではなくテスト登板、
シーズン最終戦目前での先発はセーブした力でのものでしかなく、
ファンとしてはあまりにも物足りないシーズンだったと言える。
あれだけ期待されたのに登板は1試合のみ、
しかしこのおかげで新人王の資格は有効だ。
彼こそ逸材なのだがカス指導者によって堕ちていく姿は見たくない。
強い意志を持って来季に臨んでほしい。


2位 星 知弥(ほし・ともや)
   経歴:宇都宮工業高校⇨明治大学
   成績:24試合4勝7敗 防御率4.73


当時の日刊スポーツ評
最速151キロのストレートが武器の本格派右腕。
先発、リリーフと、どちらも期待できる即戦力投手。

梅造評
私が昨年の指名選手で唯一活躍すると
ヤクルトホールで行われたインタビューを見て褒めた選手。
球速が高くオープン戦でも絶好調、
新人王は確実と思われていたが
蓋を開けてみれば経験不足で自滅投球の連続。
とにかく速球にこだわっていたようで
スピードこそ速いがコントロールなし状態、
結果的には先発も抑えもしたものの冴えない日々の連続だった。
ただこのような結果ではあるが
ヤクルトの新人では最も活躍したと言える。
来年は二桁を期待したいが中村相手では絶対に無理だろう。


3位 梅野 雄吾(うめの・ゆうご)
   経歴:九州産業大学付属九州産業高等学校
   成績:(1軍)2試合0勝1敗 防御率6.75
      (2軍)15試合1勝3敗 防御率3.32


当時の日刊スポーツ評
150キロに迫るスピードとストレートで押す投球スタイルは迫力満点。
マウンド度胸もよく打者に向かっていく姿勢はプロ向き。
即戦力としても、そして将来性を強く感じさせる逸材。/span>

梅造評
高卒ルーキーなのに1軍での投球を二度も与えられた梅野。
同じ梅同士ではあるが特に執着はない。
逆に私の名を真似おってと腹立たしささえ覚えるが、
そんなことを言っても後の祭である。
まだまだ発展途上の選手、
4年かかっても良いので怪我なく健やかな身体を作ってほしい。
ただ3位指名の選手は意外と1位や2位よりも活躍する、
来年は何かやってくれるのではないかと思いたい。
……が、最低でもあと3年は待たなければ無理だろう。


4位 中尾 輝(なかお・ひかる)
   経歴:杜若高校⇨名古屋経済大学
   成績:(1軍)2試合0勝1敗 防御率11.25
      (2軍)26試合3勝6敗3S 防御率6.96


当時の日刊スポーツ評
ストレート主体のピッチングは最速148キロを誇る力投型左腕。
右打者のインサイドに投げ込むストレートは威力十分。
リリーフ投手として期待する即戦力投手。/span>

梅造評
大卒入団なので即戦力期待の選手だったが、
どうも凡人のようでこのまま退団になりそうな気配大。
ただその割には今季26試合に登板しているし
負け越してはいるものの3勝6敗3Sの成績は喜べる数字ではないかと。
ただ来季にかなり期待したいが無理だろう。
大卒で1年目に一軍で活躍の「か」の字も感じられないとなると
足は完全に徳俵に乗った状態、もう伸び代はないと思う。
それにカスコーチ陣によって潰されるだろう、
ヤツらは新人のほとんどは使えない、
もしくは素質がないとの理由をつけて新人を葬る。
逆に大成したら「俺が育てた」の争奪合戦である。
ちなみによくドラフト候補者が言われるMAX150km台と言うのは
コントロールなど度外視し、
思いっきりぶん投げた状態に近い、こんなものは信じるな。


5位 古賀 優大(こが・ゆうだい)
   経歴:明徳義塾高
   成績:62試合159打数33安打1本塁打21打点 打率.208


当時の日刊スポーツ評
肩の強さが魅力の高校生捕手。
2塁送球のタイムが1秒83と速くコントロールも良い。
捕手としてディフェンス面に優れ、育て甲斐のある逸材。

梅造評
明徳出身だが噂が耳に入ってこない。
高卒なのでまだまだ練習を重ねなければプロのレベルまでは到達しない。
育て甲斐があるのか、ないのかは不明。
せっかくプロに入団できても
金持ちの諸先輩方が中元にお歳暮攻撃、
ちょっとした接待を受けると軽くなびくコーチ陣がいたりしてな。
中村や西田との壁は実力ではない、経済力である。
大枚をはたいての中元とお歳暮と接待は絶対におろそかにするな、
自分が残飯を食ってでも上司にヨイショで道はおのずとひらけてくる。
プロは決して実力だけでは生きていけないのだ。
投資という大きなリスクを受け入れない限り、何も生まれない。
さあ週末は伊勢丹に行こうじゃないか。


6位 菊沢 竜佑(きくさわ・りゅうすけ)
   経歴:秋田⇨立大⇨横浜金港クラブ⇨米国独立リーグ⇨相双リテック
   成績:(1軍)2試合0勝0敗 防御率6.00
      (2軍)31試合3勝4敗 防御率7.09


当時の日刊スポーツ評
軟式野球ながらも鋭い腕の振りから繰り出すストレートは
最速146キロで威力十分。
東京6大学、社会人野球、米独立リーグに所属経験があり、
即戦力投手として期待大。

梅造評
日刊スポーツはかなりのヨイショをしていたが
やつらもまた相双リテックから何らかの利益を得ていたのか?
しかし相双リテックは真中のもの、
真中は球団にも残らず彼らと組んで何かを行うものと考える。
とすれば神宮ベンチ監督後方の美味しい広告は今年で消え、
彼は孤立無援となってしまうのではないかと心配だ。
ただ二軍ではかなり多い登板数でそこそこ託せられると思っているが
来年で30歳になることを考えると
来季に活躍できなければお払い箱となるのは確実である。
その前に今年の第二弾自由契約選手が発表されてない、
そこに名前が掲載されないことを祈っている。

こうやって見てみると、
昨年のドラフト指名選手は星のたかが4勝が唯一光を放っている。
昔のドラ1はどこの球団の選手でも活躍したものだが、
最近の傾向を調べてもろくに貢献などもせず、
一軍にも行けないまま退団した選手を数多く見る。
ファンやスポンサーから奪い取った金を
このドラフトで腐る程に投じても意味のないものと誰もが理解できると思う。
確かに宝クジを購入しない限り当たりはしないのだから
ドラフトに大枚を使用するのは当然だ。
ただこのザマを見ているととても意味のないものとしか思えない、
だったらどうすれば良いか?
スカウトの数を3倍くらいに増やして密なスカウト作業をやらせろ、
そして意味のないギャンブル的な指名はやめろ、
馬券じゃないのだから判別できるだろうよ。

ちなみに2015年の指名選手、
樹理は今季3勝11敗で防御率は3.66。
廣岡は11試合に出場し28打数の7安打で打率は.250。
高橋奎二は登板なし。
ヒグマは育成へ。
山崎は246打数53安打1本塁打13打点で打率は.242。
渡辺大樹は318打数82安打5本塁打38打点で打率は.258。
こんなもんなんだよ。
髙橋にはかなり期待したいがどうなんだ?
山崎と渡辺と廣岡にはさらなるレベルアップを求む。

こういう状況を見ていると、
ヤクルトはかなり切羽詰まっているはずなのだが
選手の表情からは焦りなど一切感じない、カスどもめ。

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モンロー

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source : 梅造イズム(東京ヤクルトスワローズブログ)