2017年11月3日金曜日

'17 日本シリーズ第5戦 DeーH(横浜)。


 ▽スタメン

【DeNA】
① 8 桑原
② 4 柴田
③ 3 ロペス
④ 7 筒香
⑤ 5 宮崎
⑥ 2 戸柱
⑦ 9 梶谷
⑧ 1 石田
⑨ 6 倉本

【ソフトバンク】
① 8 柳田
② 6 今宮
③ 7 デスパイネ
④ 3 内川
⑤ 9 中村晃
⑥ 5 松田
⑦ 4 明石
⑧ 2 高谷
⑨ 1 バンデンハーク


(H)1回表
①柳田 低めスライダーにファーストゴロ
 1死
②今宮 レフト前ヒット…外角チェンジアップ。
 1死1塁
③デスパイネ 外角チェンジアップにセンターフライ
 2死1塁
④内川の時、今宮盗塁
 2死2塁
④内川 ライトへ先制タイムリーツーベース ソフトバンク先制、De0-1ソ。…外角スライダー。
 2死2塁
⑤中村晃 フルカウントから低めストレートに三振、この回1点。…今日はソフトバンクが初回に先制。


(De)1回裏
①桑原外角ストレートに見逃し三振、②柴田内角ストレートにピッチャーゴロ、③ロペス外角ストレートに見逃し三振、この回三者凡退、無得点。…9球全部ストレート。


(H)2回表
⑥松田外角ストレートにライトフライ、⑦明石外角カーブにショートゴロ、⑧高谷外角ストレートにショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(De)2回裏
④筒香外角ストレートに三振、⑤宮崎152㎞ストレートにセンターフライ、⑥戸柱外角ナックルカーブにショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(H)3回表
⑨バンデンハークライトフライ、①柳田外角スライダーにショートゴロ
 2死
②今宮 レフト前ヒット…ど真ん中ストレート(^^;
 2死1塁
③デスパイネの時、今宮盗塁
 2死2塁
③デスパイネ 四球、石田ワイルドピッチ
 2死1・3塁
④内川 低めボール球チェンジアップにサードゴロ、この回無得点。


(De)3回裏
⑦梶谷低めボール球ナックルカーブにハーフスイングを取られ三振、⑧石田三振、⑨倉本低めナックルカーブにセカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。


(H)4回表
⑤中村晃外角スライダーにセンターフライ、⑥松田外角ストレートにライトフライ
 2死
⑦明石 ファーストゴロをロペスファンブル
 2死1塁
⑧高谷 四球
 2死1・2塁
⑨バンデンハーク フルカウントから三振、この回無得点。


(De)4回裏
①桑原外角ストレートに三振、②柴田ど真ん中ナックルカーブに見逃し三振
 2死
③ロペス ライトフェンス直撃のツーベース…外角ストレート。
 2死2塁
④筒香 センター左へ逆転2ランホームラン DeNA逆転、De2-1ソ。…真ん中高めストレート。バンデンハークのストレートを捉えましたね。
 2死
⑤宮崎 内角スライダーにサードゴロ、この回2点。


(H)5回表
先頭①柳田 センター前ヒット…外角ストレート。
 無死1塁
②今宮 送りバント
 1死2塁
③デスパイネの時、石田ワイルドピッチ
 1死3塁
③デスパイネ センターへ同点の犠牲フライ ソフトバンク同点、De2-2ソ。…内角スライダー。この後、抑えなきゃいけませんよ。
 2死
④内川 レフト前ヒット…ど真ん中ストレート。
 2死1塁
⑤中村晃 フルカウントから内角ストレートをライトスタンドへ勝ち越し2ランホームラン ソフトバンク勝ち越し、De2-4ソ。…(-_-;)
 2死、投手三上(De)。
⑥松田 低めストレートにサードゴロ、この回3点。


(De)5回裏
⑥戸柱外角ナックルカーブにショートゴロ、⑦梶谷つり球に三振
 2死、⑧三上に代打細川。
⑧細川 ライトへツーベース…外角低めストレート。
 2死2塁
⑨倉本 外角152㎞ストレートにサードゴロ、この回無得点。…三塁線の鋭い当たり、これは松田がナイスプレー。


(H)6回表、投手砂田(De)。
⑦明石外角ストレートにセカンドゴロ、⑧高谷外角スライダーに三振、⑨バンデンハーク見逃し三振、この回三者凡退、無得点。


(De)6回裏
先頭①桑原 レフト前ヒット…外角スライダー、体を伸ばしてうまく打ちました。
 無死1塁
②柴田の時、桑原盗塁
 無死2塁
②柴田 外角152㎞ストレートにピッチャーゴロ
 1死2塁
③ロペス 四球
 1死1・2塁、投手モイネロ(H)。
④筒香 センター左フェンス直撃のタイムリーツーベース De3-4ソ。…ど真ん中チェンジアップ。ほとんど変化せず、ホームランと同じ打ち方。
 1死2・3塁
⑤宮崎 センター前同点タイムリーヒット DeNA同点、De4-4ソ。…外角カーブ。モイネロ、抑えられませんでしたね。
 1死1・3塁、⑥戸柱に代打嶺井。
⑥嶺井 セカンドゴロを明石ファンブル、3塁ランナー勝ち越しのホームイン DeNA勝ち越し、De5-4ソ。…フルカウントから外角低めチェンジアップ、セカンド明石、二塁に転送しようと回転したところでお手玉(^^;
 1死1・2塁
⑦梶谷 外角カーブにセカンドゴロ、2塁ホースアウト、2塁ランナー3塁へ。
 2死1・3塁、⑧砂田に代打乙坂。
⑧乙坂 初球内角低めボール球カーブにセカンドゴロ、この回3点。…逆転しましたね。


(H)7回表、投手エスコバー(De)。⑥戸柱の代打嶺井そのままキャッチャー。
先頭①柳田 初球ど真ん中ストレートをセンター前ヒット
 無死1塁
②今宮 送りバント
 1死2塁
③デスパイネ 外角150㎞ストレートにセカンドゴロ、ランナー3塁へ。
 2死3塁
④内川 敬遠
 2死1・3塁
⑤中村晃 真ん中低め150㎞ストレートにセンターフライ、この回無得点。


(De)7回裏
⑨倉本内角低めチェンジアップに三振、①桑原外角カーブに見逃し三振、②柴田外角ストレートにレフトフライ、この回三者凡退、無得点。


(H)8回表、投手パットン(De)。
⑥松田 つり球三振
 1死
⑦明石 ライト前ヒット…低めチェンジアップ。
 1死1塁、⑧高谷に代打長谷川勇。
⑧長谷川勇 外角ストレートにレフトフライ
 2死1塁、⑨モイネロに代打福田。
⑨福田 ストレートの四球
 2死1・2塁、投手山崎康(De)。
①柳田 フルカウントから内角低めボール球ツーシームにハーフスイングを取られ三振、この回無得点。


(De)8回裏、⑧高谷の代打長谷川勇に代わり投手岩嵜(H)。①柳田に代わりキャッチャー甲斐、⑨モイネロの代打福田そのままセンター。
③ロペス外角151㎞ストレートにセカンドゴロ、④筒香ワンバウンドのフォークに三振、⑤宮崎外角スライダーにセンターフライ、この回三者凡退、無得点。


(H)9回表
先頭②今宮 低めツーシームをレフト前ヒット
 無死1塁
③デスパイネ 内角ツーシームにサードゴロ
 1死1塁、代走城所。
④内川 レフト前ヒット…外角低めツーシーム。
 1死1・2塁
⑤中村晃 外角ツーシームに三振
 2死1・2塁
⑥松田 外角ツーシームにショート内野安打
 2死満塁、2塁ランナー内川に代走川島。
⑦明石 外角ツーシームにファーストゴロ、この回無得点、ゲームセット。


DeNA 対 ソフトバンク (5回戦 De2勝3敗0分 18時32分 横浜 27180人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
H 1 0 0 0 3 0 0 0 0 4
De0 0 0 2 0 3 0 0 X 5
勝 砂田 4試合1勝0敗
敗 モイネロ 3試合0勝1敗
S 山崎康 2試合0勝0敗S1
ホームラン 筒香1号②(バンデンハーク) 中村晃1号②(石田)

【ソフトバンク】
     打 安 点 打率 本
① 8 柳田 5 2 0 .381 0
  2 甲斐 0 0 0 .333 0
② 6 今宮 3 3 0 .235 0
③ 7 デスパイネ
     3 0 1 .278 0
走 城所 0 0 0 .000 0
④ 3 内川 4 3 1 .333 0
走 川島 0 0 0 .250 0
⑤9中村晃5 1 2 .133 1
⑥ 5 松田 5 1 0 .150 0
⑦ 4 明石 5 1 0 .273 0
⑧ 2 高谷 2 0 0 .143 0
打 長谷川勇
     1 0 0 .250 1
  1 岩崎 0 0 0 ---- 0
⑨ 1 バンデンハーク
     3 0 0 .000 0
  1 モイネロ
     0 0 0 ---- 0
打 8 福田 0 0 0 .000 0
計    36 11 4 .237 2
残塁12、併殺0

【DeNA】
     打 安 点 打率 本
① 8 桑原 4 1 0 .150 0
② 4 柴田 4 0 0 .125 0
③3ロペス3 1 0 .211 1
④ 7 筒香 4 2 3 .313 1
⑤ 5 宮崎 4 1 1 .333 2
⑥ 2 戸柱 2 0 0 .000 0
打 2 嶺井 1 0 1 .200 0
⑦ 9 梶谷 3 0 0 .211 1
⑧ 1 石田 1 0 0 .000 0
  1 三上 0 0 0 ---- 0
打 細川 1 1 0 .500 0
  1 砂田 0 0 0 ---- 0
打 乙坂 1 0 0 .000 0
  1 エスコバー
     0 0 0 ---- 0
  1 パットン
     0 0 0 ---- 0
 1山崎康0 0 0 ---- 0
⑨ 6 倉本 3 0 0 .375 0
計    31 6 5 .226 6
残塁3、併殺0

【ソフトバンク】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
バンデンハーク
   1 0 0 0 51/3 89 4 8 1 4 6.75
モイネロ
   3 0 1 0 12/3 38 2 2 0 1 2.45
岩崎  2 0 0 0 1 8 0 1 0 0 0.00

【DeNA】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
石田 1 0 0 0 42/3 98 6 2 2 4 7.71
三上  2 0 0 0 1/3 1 0 0 0 0 13.50
砂田  4 1 0 0 1 13 0 2 0 0 0.00
エスコバー
    3 0 0 0 1 11 1 0 1 0 0.00
パットン
    4 0 1 0 2/3 14 1 1 1 0 0.00
山崎康2 0 0 1 11/3 20 3 2 0 0 0.00

◇盗塁 今宮(1回)今宮(3回)桑原(6回)
◇失策 ロペス(4回)明石(6回)
◇暴投 石田(3回)石田(5回)
◇試合時間 3時間35分


☆やっぱり筒香なんですよ、DeNAは。


◇【日本シリーズ】DeNAがシーソーゲームを制し連勝!舞台は再び福岡へ 11/2(木) 22:24配信 東スポWeb

 日本シリーズ第5戦が2日、横浜スタジアムで行われ、DeNAが5―4でソフトバンクに逆転勝ち。2勝3敗で決着は福岡で行われる第6戦以降に持ち越された。

 ソフトバンクは初回、DeNA先発左腕の石田の立ち上がりを攻め、内川の右翼線適時二塁打で先制。4回に逆転されるも、5回にデスパイネの中犠飛で同点。さらに中村晃が右越えに2ランを放って勝ち越した。

 DeNAは1点を追う4回、ソフトバンク先発のバンデンハークからロペスが右翼フェンス直撃の二塁打、続く筒香がバックスクリーン左へ逆転2ランを放った。2点を追う6回には筒香の中越え適時二塁打、宮崎の中前適時打で同点に追いつくと、さらに嶺井の二ゴロが明石の敵失を誘い、再逆転に成功した。

 ソフトバンクは4―5の8回、安打と四球で二死一、二塁とすると、打席に柳田を迎えた場面でDeNAは守護神の山崎康を早くも投入。ここで山崎康は柳田を空振り三振に打ち取ってピンチを切り抜けると、9回は二死満塁とされながらも抑え、逃げ切った。

 第6戦は移動日をはさんで4日に、ヤフオクドームで行われる。


☆ラミレス監督のコメント。


◇ラミレス監督「信じていた」2安打3打点の筒香称賛 11/2(木) 22:30配信 日刊スポーツ

<SMBC日本シリーズ2017:DeNA5-4ソフトバンク>◇第5戦◇2日◇横浜

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)が、1本塁打を含む2安打3打点の筒香を称賛した。

 開幕3連敗と追い込まれながら、本拠地で2連勝と流れを引き戻した。4番筒香がビハインドから再三の活躍。1点を追う4回にはシリーズ1号となる逆転2ランを放ち、再び2点を追いかける6回にもフェンス直撃の適時二塁打で逆転劇を呼び込んだ。

 勝利監督インタビューで、ラミレス監督は「アリガトウゴザイマス! 今日は本当に神様のおかげで勝てたと思います」と第一声。「(筒香は)やってくれると信じていた。昨日は打てなかったけど、今日は打ってくれて勝てました。(桑原は)いつも言っていますが、桑原が塁に出てくれれば点が入って試合に勝てる。今日はよく打ってくれました。(山崎康は)よく投げてくれた。アンビリーバブル。今日だけでなく、今年ずっと彼は素晴らしいピッチングをしている。本当に素晴らしかった」と振り返った。

 再び敵地ヤフオクドームに乗り込み行う第6戦に向け「我々は日本一になれると信じていますが、ここにいる皆さんのサポートがなければできません。引き続き応援をよろしくお願いします」とファンに協力を呼びかけた。


☆試合は完全に、ソフトバンクの形だったんですよね。


◇【日本シリーズ速報】ソフトB内川の適時打で先制 最高のスタート! 11/2(木) 19:18配信 西日本スポーツ

 ◆日本シリーズ第5戦 DeNA-ソフトバンク(2日・横浜)

 3勝1敗で日本一に王手をかけているソフトバンクが、4番内川の適時二塁打で先制した。初回2死二塁、DeNA先発の左腕石田のスライダーを右翼線に運んだ。「きのう完封されていますし、何とか流れをこっちに持ってきたかったので、まず初回に先制できて良かったです」と喜んだ。ホークスは第1戦から第3戦まで全て初回に先制して3連勝。内川は第3戦でも初回に先制の適時二塁打を放っている。先制できなかった第4戦は落としただけに、最高のスタートを切った。


☆初回に先制すれば勝っていたソフトバンクが、その初回に先制、先発は好投手、バンデンハーク。


☆ところがです。


◇DeNA・筒香がバンデンハークの153キロ直球を豪快2ラン 日本シリーズ初本塁打 11/2(木) 20:15配信 サンケイスポーツ

 SMBC日本シリーズ第5戦(DeNA-ソフトバンク、2日、横浜)DeNAは1点を追う四回二死から3番・ロペスが右翼フェンス直撃のチーム初安打となる二塁打。続く4番・筒香が、ソフトバンク先発・バンデンハークの真ん中高め、153キロの直球をバックスクリーン左へ運ぶ豪快な2ランを放った。

 主砲の待望の日本シリーズ初本塁打でDeNAが逆転に成功した。


☆1打席目は外のストレートで三振した筒香、ホームランを打った球は、ほんのちょっと内に。それを逃さず、センター左へ持っていきます。センターから左に打てて、しかもその打球が飛ぶ時というのは、筒香のいい時。


☆ところがところが、ですわ(笑)。


◇【日本シリーズ速報】ソフトBが5回に再逆転 柳田出塁からデスパ同点犠飛 中村晃が勝ち越し2ラン 11/2(木) 20:59配信 西日本スポーツ

 ◆日本シリーズ第5戦 DeNA-ソフトバンク(2日・横浜)

 ソフトバンクが1-2で迎えた5回に得意の形で再逆転した。

 先頭の柳田が中前打で出塁し、今宮の犠打と暴投で三塁へ進むと、続くデスパイネが中犠飛を放った。4回に筒香の逆転2ランを許した直後にすかさず追い付き、デスパイネは「先頭打者のギータ(柳田)がしっかり出塁して健太(今宮)が送り、3、4番がかえすのがホークスの野球なので、しっかり仕事ができてよかった。流れを渡したくなかった」とうなずいた。

 なおも4番内川が左前打で出塁。続く中村晃がDeNA先発の左腕石田の内角直球を完璧に捉え、右翼席中段へ運ぶ特大の勝ち越し2ランを放った。

 普段はクールな男が、ガッツポーズを見せながらダイヤモンドを一周。第4戦までの打率1割に沈んでいたが、大きな仕事をやってのけ、「何とか粘って、後ろにつなげようと思いました。チームが勝ち越しできてよかったです」と喜んだ。


☆石田くんはね、これは絶対にやっちゃいかんのですよ。


◇DeNA石田4失点「大声援に応えられなかった」 11/2(木) 21:50配信 日刊スポーツ

<SMBC日本シリーズ2017:DeNA5-4ソフトバンク>◇第5戦◇2日◇横浜

 DeNA先発の石田健大投手(24)は、5回途中6安打4失点で降板した。筒香に逆転2ランが飛び出した直後の5回、デスパイネの犠飛、中村晃の2ランで逆転を許した。

 「初回から腕を振り、飛ばしていきました。自分の持っている力をすべて出しましたが、相手が上手でした。シーズン中とはまた違った雰囲気、大声援に応えられなかったことは悔しいです」と話した。


☆初回から飛ばしていた、というのもあったんでしょうが、逆転してすぐ同点に追いつかれたデスパイネの犠牲フライもあまりよろしくはないのですが、ま、百歩譲って1点はやむ無しとしましょう。問題はその後、内川を出した後、左バッターの中村晃に、フルカウントから内角にストレートを投げるんですな。ここは一発だけは絶対に浴びちゃいけないところ、もし内角にストレートを投げるんなら、高めか低め。そのコントロールがないのなら、ストレートは絶対に投げちゃいかんのです。


☆案の定、ライトスタンド中段へ気持ち良く運ばれます。


☆で、相手はバンデンハーク、こりゃDeNAも万事休すかな、と思ったら、ちょいとあなた(笑)。


◇【日本シリーズ】DeNA、6回一挙3点で勝ち越し!筒香、宮崎が連続適時打 11/2(木) 21:32配信 スポーツ報知

◆SMBC日本シリーズ2017第5戦 DeNA―ソフトバンク(2日・横浜)

 DeNAが2―4の6回、4番・筒香、5番・宮崎の連続適時打で同点。さらに、ソフトバンクの守備の乱れから3点を奪い5―4と勝ち越しに成功した。

 この回、1番から始まる好打順。先頭の桑原が左前安打で出塁。盗塁で二塁に進んだ。1死からロペスが、ソフトバンク先発のバンデンハークから四球を選び1死一、二塁とした。

 工藤監督は継投でモイネロを投入。前打席で1号2ランを放った筒香は、フェンス直撃の中越え適時二塁打を放ち、2打席連続打点。なおも1死二、三塁から宮崎が、中前適時打を放ち同点に追いついた。

 さらに1死一、三塁。戸柱の代打・嶺井は二塁ゴロ。だがソフトバンクの二塁手・明石がエラーし、筒香が生還。5―4と1点を勝ち越した。


☆モイネロは筒香に対してストレートが入らず、投げたチェンジアップはほとんど変化せず、真ん中高めへ。あれだけエグい球を投げていたモイネロも、こういう大事な場面になると、ピッチングも変わってしまう。人間のすること、メンタルが大きく関わってくる訳です。


◇<日本シリーズ>救援モイネロ炎上 継投裏目、タカ失速 11/2(木) 23:59配信 毎日新聞

 ○DeNA5-4ソフトバンク●(2日・横浜)

 勝負をかけた継投が、裏目に出た。ソフトバンクの工藤監督は、2点リードの六回1死一、二塁でバンデンハークに代わり、モイネロをマウンドに送り込んだ。しかし、この左腕がピリッとしない。

 直球の制球がなかなか定まらず、変化球に頼ったところを狙われた。まず筒香に対してはカウント2ボール1ストライクからの4球目、甘くなったチェンジアップを中越え二塁打とされて1点差。さらに1死二、三塁から宮崎にも追い込んだ後のカーブを中前にはじき返されて同点となった。悪い流れは止まらない。続く嶺井の二塁へのゴロの間に決勝点も献上した。

 早めの継投は想定していた。実際、六回から救援陣に託す考えもあったが、この回の先頭・桑原がバンデンハークに対して2三振。工藤監督は「バンデンハークがあまりに良かったのと、桑原君が合っていないので行かせてしまった。もう少し判断が早ければ」と悔しさをにじませた。結局、レギュラーシーズン中、イニングの頭から登板する機会が多かったモイネロがピンチで登板。本人は「感覚に違いはなかった。自分がうまく投げられなかっただけ」と言うが、結果は最悪なものとなった。

 工藤監督は現役時代、1分け3連敗からの4連勝で、逆転日本一となった経験を持つ。それだけに「シリーズは一つ負けると何が起こるか分からない」。短期決戦の怖さを知るからこそ、本拠地・福岡での第6戦に総力をつぎ込む。【角田直哉】


☆筒香も気合い入ってましたが、宮崎も燃えてましたよ。


◇好調宮崎が同点打=プロ野球・日本シリーズ 11/2(木) 23:49配信 時事通信

 六回に同点打を放ったのはDeNAの宮崎。筒香の二塁打で1点差となった六回1死二、三塁から中前打でロペスをかえし、「みんながつないでくれた。何とか自分のバットでかえす気持ちでいった」と振り返った。

 第2戦と第4戦で本塁打を放つなど、首位打者は大舞台でも好調を維持する。「自分たちの全力を出すだけ」と第6戦に向け気合を入れた。


☆で、決勝点は、ミス。


◇ソフトバンク、守備にほころび=王手からまさかの連敗-プロ野球・日本シリーズ 11/2(木) 22:34配信 時事通信

 1点を追う五回。ソフトバンクは先頭柳田の中前打を足場にデスパイネが同点犠飛、さらに中村晃が勝ち越し2ランとソツのない攻撃で3点奪い逆転。筒香の2ランで傾いた流れを引き戻した。

 しかし、簡単には勝たせてくれない。六回に2番手モイネロが筒香、宮崎に連続適時打を許して同点。なお1死一、三塁のピンチ。代打嶺井を注文通りの二ゴロに打ち取ったが、明石が併殺を焦って握り損ね、一塁もセーフ。「(走者に)タッチしにいこうと思ったが無理だった。打球がそれほど強くなく、(二塁へ)トスも微妙だった」。守りがほころび、思わぬ形で決勝点を献上した。

 自慢の継投で逃げ切るつもりだったが、計算は狂ってしまった。工藤監督は「みんな一生懸命やっている。仕方がない」と責めなかった。

 敵地で連敗したが、王手は変わらない。本拠地福岡での胴上げに向け、「アドバンテージのある中でできる。抑えて打って、うちらしい試合をできれば」と工藤監督。移動日を挟んで、今度こそ決めると気合を入れ直した。


☆一瞬の逡巡が、捕ってから投げる、という基本を忘れさせます。これも人間のすること、持ってる技術を最大限に発揮するためには、一瞬の正確な状況判断、そして冷静さが必要な訳です。


☆で、ま、バンデンハーク・モイネロでまさかの5失点。ソフトバンクもその後食い下がりますが、後一歩及ばず。


◇DeNA・山崎康、好投 “回またぎ”でセーブ 11/2(木) 23:52配信 産経新聞

 九回2死満塁のピンチで、ソフトバンクの明石を一ゴロに打ち取り、無失点でしのぐと、DeNA・山崎康の表情がぱっと和らいだ。「横浜スタジアムの声援が背中を押してくれた」。手に汗握る接戦を、ハマの守護神が締めくくった。

 前日の第4戦は九回1イニングを3人で抑えた。この日は八回2死一、二塁の場面でマウンドへ。九回が主戦場の25歳にとって、今季一度もない形での出番だった。「気後れしないように。準備はできていた」。ソフトバンク・柳田を三振に仕留めて窮地を脱出。慣れない「イニングまたぎ」も見事にこなした。

 第1~3戦は出番がないままチームが敗れ、「3試合ずっと悔しかった。何もできずに見ていた」と振り返る。そのもどかしさを本拠地で爆発させた。

 山崎康には思い描く光景がある。「胴上げ投手になれるように、気を緩めず頑張りたい」。鼻息荒く、決戦の地・福岡に乗り込む。(浜田慎太郎)


☆ソフトバンク打線は山崎康のツーシームに意外に合わせてくるんで、最終回はピンチを招きましたが、何とか凌ぎました。


☆8回、柳田のバットが後数センチ止まってたら、展開は変わっていたかも。一瞬の判断、コンマ何秒の迷いが、勝敗を左右します。




☆にしても、やっぱ筒香ですわな。


◇ここで打ってほしいと思っている時に…これぞ、4番筒香 11/2(木) 23:26配信 朝日新聞デジタル

(2日、日本シリーズ第5戦 DeNA5―4ソフトバンク)

 4番打者とは――。

 DeNAの筒香は、かつてこう語っていた。

 「みんながここで打ってほしいと思っている時に、結果を出す打者。4番打者は、信頼されなきゃいけないんです」

 それを試される時がやって来た。1点を追う四回2死二塁。チームが初めて作った好機で、背番号25が左打席に立った。

 青色に染まった観客席からは「Go!Go!筒香!」の大声援。1球ごとにボルテージが上がった。そして、3球目。4年連続で20発以上の本塁打を放っている25歳は、バンデンハークの153キロに力負けしない。「自分のスイングでうまく押し込むことができた」と、高々と上がった打球は地元の風にも後押しされ、もうひと伸び。バックスクリーン左へ、日本シリーズ初本塁打が飛び込んだ。

 直後の五回に3点を奪われて再びリードされたが、一度火の付いた主砲の勢いは止まらない。

 六回。1死一、二塁で、代わったばかりの左腕モイネロから中堅フェンス直撃の適時二塁打。これで1点差に迫って流れを引き戻すと、打線がつながり、再び試合をひっくり返した。筒香はいう。「みんながつないでくれたので、僕もつなぐ気持ち。全員野球です」

 主将としての役割も忘れない。3連敗した後、みんなが浮足立っていると感じた。「いつも通りの俺たちの野球をやろう。野球を楽しもう」。円陣の真ん中で声を張り上げた。そこからチームは2連勝。もう1敗もできない崖っぷちに立たされているDeNAには、頼もしい4番のリーダーがいる。(山口裕起)


☆まだ1・2番は機能してないし、下位も弱い。となると、ある程度点を取ったら、それを守り切る野球をしなきゃならない。DeNAがそういう、タイトな野球ができるかどうか。


◇工藤監督、連敗で日本一足踏み「福岡で決めます」 11/2(木) 23:33配信 日刊スポーツ

<SMBC日本シリーズ2017:DeNA5-4ソフトバンク>◇第5戦◇2日◇横浜

 日本一へ王手をかけていたソフトバンクが連敗を喫した。

 1回に先制も逆転を許したが、5回に中村晃外野手(28)の勝ち越し2ランで流れをつくった。しかし、6回に2番手のリバン・モイネロ投手(21)がDeNA筒香、宮崎と連続適時打を浴び、明石のまさかの失策で勝ち越された。

 工藤公康監督(54)は「みんなでつないでいって、なんとかしようとしてくれた。いいゲームだった。また切り替えて、向こう(福岡)で頑張りますしっかり福岡で決めます」。地元に戻っての第6戦へ気持ちを切り替えていた。


☆第6戦、ソフトバンクは中6日で第1戦に先発した千賀、第7戦までもつれれば同じく第2戦で先発した東浜が来るでしょう。一方DeNAは、第1戦に先発した井納をリリーフで使ったので、第2戦先発の今永を中5日で、さらに第7戦には中4日でウィーランドを持ってくるでしょうね。余裕はソフトバンクの方があると思います。


☆僅差になれば、DeNAにも勝機はあり。今日のような展開になれば、さすがに2度も3度も逆転するのは難しいと思います。となると、今永の踏ん張りと、継投のタイミング。今永が、7回あたりまで1~2点に抑えてくれるのが理想。


☆後はもう、気持ちの勝負ですね。今日は追い込まれたDeNAの方が、気合いで優っていたと思います。福岡へ移動して、さてその心持ちで戦えるかどうか。


☆…って、いやね、別にDeNAを応援してる訳じゃないんですけど、ほら、人情として、負けてる方についつい肩入れしちゃうじゃないですか。やってる野球見てても、戦力を見ても、DeNAが勝った方が、面白い(笑)。


☆第6戦はかなりソフトバンクの方が有利だとは思いますが、逆に言えば、DeNAが第6戦を取れば、そのまま行くかな、と。ポイントは、梶谷、あるいは、6番。打線に厚みを出すには、ここがポイント。


☆いやいや、ちょっと面白くなってきました。


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source : K.Oのカープ・ブログ。