2017年11月28日火曜日

最近のカープ、あれこれ~'17.11.27、新選手会長・6年目の大砲・真のエースへ。


☆さて、まずは新選手会長。


◇広島、会沢が新選手会長「小窪さんの意思受け継いで、より良いチームに」 2017.11.27 19:37 サンケイスポーツ

 広島の選手会が27日、広島市内のホテルで納会を開き、小窪に代わる新選手会長に会沢を選出した。今季、自身初のベストナインに輝いた扇の要は、投手と野手の橋渡し役としても期待がかかり「うちの一番いいところはチーム一丸なところ。小窪さんの意思を受け継いで、より良いチームにできるよう取り組んでいきたい」と抱負を語った。


☆いやいや、会沢が選手会長ですか。会沢も来年は30歳、ベストナインにも選ばれ、いよいよ来季は日本一に向け、「正捕手」として頑張らなきゃいけませんね。来季はそれを自覚してやってほしいと思います。


☆お次は、真のエースへ。


◇真のエースへ、広島・野村の覚悟 来季もエース対決投げ勝つ 11/27(月) 6:03配信 デイリースポーツ

 広島・野村祐輔投手(28)が26日、広島駅ビルの「ASSE」で岡田明丈投手(24)とトークショーに参加。来季へ向けて、他球団エースとの投げ合いへ覚悟を示した。今季は先発ローテの柱として主に6連戦の初戦先発を担い、プレッシャーを力に変えてきた。来季は今年以上の成績を残し、球団史上初のリーグ3連覇に導く。

 約100人のカープ女子の熱気に包まれたトークショー。司会者からエース対決について聞かれると、野村は「プレッシャーはありました」と偽らざる本音を明かした。続けて「“岡田さん”が和らげてくれました」と笑わせたが、先発ローテの柱として重圧を感じ続けた1年だった。

 今季は主に6連戦の初戦を任され、巨人・菅野、マイコラス、阪神・メッセンジャー、DeNA・今永ら、相手エース級との投げ合いに臨んだ。155回1/3を投げ9勝5敗、防御率2・78。トークショーで今季の成績の自己評価を求められると「60点」と採点した。イニングは「もう少し投げたかった」。防御率も「昨年より下がってしまったので」と不満顔。それでも「試合が終わった時にチームが勝っていればいい。負けないことが大事」という信念を貫き、シーズンを通して重責を全うした。

 16勝を挙げ、最多勝に輝いた昨季は「自分が投げることで精いっぱい」だったという。左腕エースのジョンソンと黒田氏の背中を追い、無我夢中でシーズンを駆け抜けた。今季は違う。チームの先頭に立ち、視野も広がった。何より、その醍醐味(だいごみ)を知った。来季のエース対決へ「チームにも自分にもプレッシャーがかかるけど、自分が抑えてチームが勝てればいい」と力を込めた。

 真のエースになるために、まだ進化の途中だ。今季はウエートトレーニングの強度を上げ、自己最高の数字を記録した。「数字に慣れてきた」と今後もトレーニングを継続する方向で、体の「バランス」を重視しつつ、さらなるスケールアップを目指している。秋季キャンプでは疲労回復に努め、由布院のリハビリキャンプでもリフレッシュ。首脳陣から調整を任され「ありがたかった。若い子が頑張っていたので、負けないように」と発奮した。

 トークショーの最後には「次こそ日本一を目指せるように頑張ります」とファンへ決意表明した。エース対決も上等。リーグ3連覇に挑む来季も野村が火曜のマウンドに立ち、100点満点の結果を残す。


☆長いイニングよりも、コンスタントに1年間、ローテを守ること。ジョンソンと野村くんは、まずはとにかく離脱をしないこと。昨年野村くんが16勝できたのも、ジョンソンがいたからこそだと思うし、逆も然り。2人揃って初めて、相乗効果が生まれるんだと思います。


☆お次は、エルさんインタビュー。


◇広島 下位打線を支えた6年目の大砲・エルドレッド「最強外国人の素顔に迫る!」 11/27(月) 6:01配信 広島アスリートマガジン

 強力打線の中でエルドレッドのパワーは今季も相手チームの脅威となった。常時出場とはいかないものの、ゲーム終盤の代打としても大きな戦力となり、スタメン出場すれば持ち味の大きな一発を放ち、勝利に貢献した。

*   *   *

─ カープに在籍した過去5年間の中で1番印象深かった出来事を聞かせてください。

 「昨季のリーグ優勝の瞬間が1番印象的です。

 初めて日本に来た時のことを考えると、感慨深いです。

 1年目は何も分からず日本に来て、チームの中に溶け込んでいかなければいけませんでしたし、日本の野球を学ばなければなりませんでした。

 そうした積み重ねを経た上で、優勝チームの輪の中にいれたということが非常にうれしかったです。

 年数が経つにつれてチームメートとも仲良くなっていけましたし、スタッフとも信頼関係を築けています。

 昨季の優勝は1年1年の積み重ねがあった上での5年目の集大成でした」

─ 広島の土地についても愛着が湧いてきたのではないですか?

 「自分を含め、家族にとって広島は二番目の故郷になっています。

 5年間、広島で野球をしているということは、米国の家にいるより長い時間生活しているわけですから、ここが生活の拠点になっているといっても過言ではありません。

 自分たちが、街に溶け込んでいるのは、球団のスタッフが本当に手厚いフォローをしてくれたおかげです。

 また街に出れば、ファンの方々から暖かい声援をいただいています。

 昨季オフに球団と2年契約をした大きな理由の1つに、広島への大きな愛着があります」

─ 日々のプレーの中でエルドレッド選手が一番大切にされていることは何ですか?

 「野球を始めた頃、父親から言われた『絶対に手を抜くな。何事にも全力で取りかかれ』という言葉を大切にしています。

 とにかく何事も全力で取り組まなければ結果がついてこないと思っています。

 守備に就く時も、自分が手を抜くということはまずありません。

 その日出すことが出来る100%の力を絶対に出そうと思っています。

 自分が試合に出てプレーしている以上、私のプレーをチームメートが見ています。

 チームの代表として試合に出ている以上、チームメートが恥ずかしくないプレーをしようと常に心掛けています」


(広島アスリートマガジン10月号から一部抜粋・続きは広島アスリートマガジン10月号にて掲載)


▼ ブラッド・エルドレッド/外野手
1980年7月12日生、米国出身、36歳。
フロリダ国際大-パイレーツ (05年、07年)-コロラドロッキーズ (10年)-デトロイトタイガース (12年)-広島 (12年途中~)


☆いやいや、真面目な性格がにじみ出るインタビューですな。


☆エルさんはとてもプライドが高いので、例えば高めの球が打てないとムキになったりするのですが、それはまた長所でもあり、あれだけホームランを打てるのは、やはりプライドのなせる業。そこは表裏一体、バランスが難しいのですが、できるだけいい状態を保つためには、やはり「我慢、我慢」なんですね。


☆後何年できるか分かりませんが、できればカープでキャリアを終えてほしい。で、その間に、是非日本一になってほしいですね。


☆もう1人、外国人の話題。


◇広島 ジャクソンに契約更新オファー 新外国人投手も調査中 11/27(月) 5:48配信 スポニチアネックス

 広島は26日までに、ジェイ・ジャクソン投手(30)に対して3年目のオプションを行使し、契約更新のオファーを出した。年内の締結を目指す。今季は60試合に登板し、2勝2敗1セーブ、防御率2.03。リーグ4位の30ホールドをマークし、主にセットアッパーとして活躍した。

 また、来季の新外国人として「先発と中継ぎ、どちらでもできるタイプの投手」(球団首脳)を調査中だ。複数年契約を結ぶジョンソン、エルドレッドは残留確定。野手はバティスタ、メヒアの成長が著しいことから補強に動いておらず、来季は助っ人6人態勢で臨むことになりそうだ。


☆いやね、これはどうなるか分かりません。カープ残留を熱望していたジャクソンですが、メジャーから話があれば、それはまた別の話。


☆ただ、ファンとしては、またあのジャクソンスマイルが見たい、というのは、当然あります。ジャクソンのカープ愛、広島愛が勝ることを祈ります。




☆さて、アジアCSで大活躍した、西川くん。


◇龍馬走る!侍J稲葉監督ハッパ胸に「盗塁10個は決めたい」 11/27(月) 6:00配信 スポニチアネックス

 広島・西川龍馬内野手(23)が26日、来季の2桁盗塁に意欲を燃やした。沿道に30万人を超えるファンを集めた歓喜の優勝パレードから一夜明け。所用でマツダスタジアムを訪れると、高次元を目指す上での新たな取り組みに言及した。

 「どの場面で出場するかによるけど、来季は(もっと)走れたら走りたい。走れたら幅も広がる。稲葉監督にも言われているので」

 走り…と言えば、侍ジャパンの一員として出場した「アジアプロ野球チャンピオンシップ」における16日・韓国戦での二盗が記憶に鮮烈だ。延長10回に逆転サヨナラ勝ちした一戦で、西川は3点差を追い付いた2死から右前打で出塁し、しびれる場面で二盗に成功。最後はサヨナラの生還を果たした。

 「アレは乗りと勢いで行っただけ。ただ、(韓国投手の)このクイックなら行けるかな…と。井端さん(一塁コーチ)も“行け”という感じだったので」

 激走が効いて侍ジャパンは3連勝。西川自身も打率・636をマークし、三塁のベストナインに選ばれた。大会後に稲葉監督から受けた「シーズン中はもっと盗塁しろよ」の激励も、将来の編成をにらんだ発言と見るべきで、西川も意欲的に捉える。

 下地はある。今季限りで退団し、ヤクルトに移籍した河田守備走塁コーチから2年間に渡って受けた、走塁の技術。「ボクはそんなに速くない。(田中)広輔さんよりも遅い」と言うが、今季は5回走って4回成功。率にして8割を誇る。

 「河田さんには“スタートの体勢は低く”と教わった。それとスライディング。“できるだけベースの近くで強く滑るように”と」

 足の速さは、スタートや中間走、スライディングでそれなりにカバーできる…が河田コーチのモットー。西川のよりどころでもある。

 「(今オフは)教わったことを、短ダッシュなどで体に覚え込ませたい。(来季)100試合ぐらい出られたら10個は決めたい」

 そのバットコントロールは天才的と評される。足が武器として加われば、西川自身はもちろん、3連覇を狙うチームにも大きい。(江尾 卓也)


☆そう言えば、ルナは盗塁成功率が確か10割だったと思うのですが、盗塁は技術の部分も大きいんでしょうね。盗塁の意識を持つことは大事なことですから、オープン戦あたりで、どんどん仕掛けてほしいですね。


☆おしまいは、この人。


◇広島梵「まだ何も決まっていない」移籍先の白紙強調 2017年11月27日18時47分 日刊スポーツ

 広島を自由契約となった梵英心内野手(37)が27日、広島県内で選手会の行事に参加し、今後の移籍先について「まだ決まっていない。何もない」と白紙であることを強調した。

 現在は2軍の施設などでトレーニングを積むが「来月からは(練習)できる場所、進む道も探しながら」と悩ましげな様子で「ずっと期限があるわけではない。冷静に見ながらやっていきたい」と話した。


☆一時、「中日が」なんて話が出てましたが、まだオファーはないんですね。できればパ・リーグでやってほしいのですが、さて、どうなるか。


☆梵が退団、「6」は安部が付け、会沢が選手会長。投手陣も若いですし、世代交代ですなぁ。やはり新しい時代の幕開けとしては、日本一になることが一番ふさわしいんじゃないでしょうか。


☆ベテランの出番がなくなるくらい、若手にはどんどん伸びてもらって、自分たちの手で日本一をつかんでほしい。それこそ、新しい時代の幕開けになると思います。


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source : K.Oのカープ・ブログ。