2018年1月1日月曜日
【年末企画】'17カープ10大ニュースと、2017年振り返り。
☆ま、例によってもう年は明けてるんですが(笑)、まずは今年もFull-Countさんの10大ニュースを拝借(笑)。
◇37年ぶり連覇、3年目右腕大ブレイク、通訳人気上昇…広島2017年10大ニュース 12/31(日) 16:18配信 Full-Count
◆37年ぶりリーグ連覇の広島、日本S進出は逃す
今季、37年ぶりのリーグ連覇を達成した広島。人気実力ともに2017年のプロ野球界の主役だったのは間違いない。その広島の今季の戦いぶりを、10個のニュースとともに振り返ってみたい。
○37年ぶりのリーグ連覇
25年ぶりの優勝を飾った2016年に続いて圧倒的な力を見せつけた。開幕2戦目からの10連勝など投打がかみあい、最終的には2位の阪神に10ゲーム差をつける独走V。1979、80年以来37年ぶりのリーグ連覇を達成した。11月25日に行われた優勝パレードには2年連続で30万人を超えるカープファンが駆けつけた。
○CSでまさかの4連敗。日本シリーズに進めず
クライマックスシリーズファイナルステージの相手はDeNA。シーズンでは同一リーグでは唯一負け越していた相手に対して、2戦目からまさかの4連敗。DeNAの勢いの前にのみこまれ、2年連続での日本シリーズ進出はならなかった。
○丸がMVP
セ・リーグの最優秀選手賞(MVP)には丸佳浩が選ばれた。不動の3番として全143試合に出場し、打率.308、23本塁打、92打点をマーク。最多安打、ゴールデングラブ賞、ベストナインを獲得。オフの契約更改では7000万円増の推定2億1000万円でサインし、チーム日本人最高額に躍り出た。
◆3年目右腕が大ブレイク、ドラフトで地元有望株を獲得
○薮田が大ブレイク
3年目右腕・薮田和樹が大ブレイク。交流戦で中継ぎから先発に転向しリーグ2位の15勝を挙げた。自身初のタイトルとなる最高勝率(.833)に輝くなど、黒田博樹が引退した投手陣の救世主となった。
○鈴木誠也が4番に定着
開幕直後から4番に座った23歳の若き主砲。打率.300、26本塁打、90打点と重圧をはね返し、「神ってる」と呼ばれた2016年に続く好成績を残した。8月23日のDeNA戦で右足首を骨折し、終盤戦を棒に振ったが、来季へ向けて順調に回復。2018年シーズンは入団以来の目標に掲げるトリプルスリーを目指す。
○七夕の夜に奇跡の大逆転勝ち
7月7日、神宮でのヤクルト戦。3-8と5点を追う9回、バティスタ、菊池の一発に松山の適時打で2点差とすると、2死一、三塁で代打・新井がバックスクリーンへ逆転3ラン。ヤクルトの守護神・小川から一挙6点を奪った。今季のベストゲームと言われる奇跡の逆転劇で、優勝へさらに加速した。
○地元のスター・中村奨成を競合の末に獲得
ドラフトでは地元・広陵高の中村奨成を指名。中日との競合となったが、緒方監督が当たりクジを引き当てた。夏の甲子園では大会記録の6本塁打をマークした高校球界NO1捕手。将来の正捕手候補として大きな期待が集まっている。
◆貢献度大の2コーチが退団、クレート通訳の人気上昇
○梵英心が退団
37歳のベテラン梵英心が出場機会を求めて自由契約となった。俊足巧打の遊撃手として入団1年目の07年に新人王。10年には盗塁王、ゴールデングラブ賞を獲得するなど低迷期を支えたベテランンがチームを去ることになった。
○石井、河田両コーチが退団
シーズン終了後に石井琢朗打撃コーチ、河田雄祐外野守備・走塁コーチの退団が決まった。石井コーチは巧みな打撃理論と練習量でリーグ屈指の打撃陣を作り上げた立役者。河田コーチは走塁のスペシャリストとして、伝統の機動力野球を復活させた。三塁コーチとしても抜群の判断力でチームの勝利に貢献した。両者とも来季はヤクルトでコーチを務める。カープにとっては手強い存在になりそうだ。
○クレート通訳がプチブレイク
シーズン中に育成選手から昇格し大活躍したバティスタ。その通訳としてヒーローインタビューで注目を集めたのがクレート通訳だ。カタコトの日本語が独特のワードセンスを誇り、一躍人気者に。元々はバティスタと同じドミニカ共和国のカープアカデミー出身。ブルペン捕手を務めながら、日本語を猛勉強した努力家だ。
☆いやいや、クレートさんの前に、バティスタでしょ(笑)。
☆栗原・東出・広瀬・梵と、前世代の選手がいなくなり、チームはほんとに、新しいチームとなりました。タナキクマルが定着、誠也くんが4番に座り、先発には薮田くん、岡田くん、中村祐くん。ちょっと前なら「大丈夫かいな」というメンツが、見事リーグ連覇を達成。CSファイナルで負けた悔しさは、来季日本一で晴らしましょう。
☆さて、今年はK.Oも怠けずにやってみます(笑)。
◇K.Oの2017年カープ10大ニュース
①リーグ2連覇
②CSファイナルで敗退
③誠也くん、4番に定着
④坂倉くん、活躍
⑤薮田くん、15勝
⑥会沢、主力に
⑦安部、規定到達の3割
⑧今村くん、抑えも務める
⑨バティスタ、爆発(笑)
⑩一岡・中田、奮闘
☆K.Oは、各選手にスポットを当ててみました。ま、リーグ連覇、CSファイナル敗退はそれとして、3位には誠也くんが4番に座ったこと。この歳で初めての4番、よくやったとともに、新しい世代のカープを予感させてくれました。またルーキーでこれだけの活躍を見せてくれた坂倉くんは、同じく新しい世代を楽しみにしてくれました。同じく薮田くんの15勝も、うれしい誤算。会沢、安部と、ようやくレギュラークラスの活躍を見せてくれたこともうれしいことでした。また昨年セットアップとして活躍してくれた今村くんは、今年もらしいピッチング。また一岡くん・中田くんの奮闘は、ほんとにチームを支えました。ここには九里くんも入れてもいいかも、ですね。またこれも新しい世代、という意味で、バティスタ・メヒアが支配下登録、バティスタは早速ブレーク。新しい外国人の形を見せてくれるかも知れません。
☆お次は、番記者の振り返り。
◇【12球団番記者が振り返る・広島】セ相手に負ける姿想像できなかった 12/31(日) 15:53配信 スポーツ報知
担当した2年間でリーグ連覇。Bクラスの常連だった頃を知らないから、カープは勝って当たり前のチームだった。何でもできるタナキクマルがいて、若き4番の誠也がいて、勝負強い松山や新井が脇を固めた。黒田が抜けた投手陣も薮田や岡田が急成長し、勝ちまくった。
大げさでなく、たとえ短期決戦でも負けるところが想像できなくなった。少なくともセ・リーグ相手には。だからこそCSでの敗戦はショッキングだった。広島には細かいミスが出たし、相手の采配はズバズバ当たった。いわゆる流れをつかめなかったわけだが、負けるときはこうもあっさり負けるもんなんだなと。
「自分たちの野球ができなかった」と振り返った選手が何人もいた。3連覇がかかる来季も本命視されるのは間違いない。進化して、乗り越えて、今度こそ日本一を見たい。(角野 敬介)
☆向こうの采配が当たったのは、簡単にやらせた方が悪いし、自分たちの野球ができなかったのも、自分たちの責任。自分たちの野球ができれば、負けることはありません。
◇【広島】松山、ヤクルト入りの恩師へ恩返し打 12/31(日) 7:05配信 スポーツ報知
松山が、今季限りで退団しヤクルト入りした石井、河田両コーチへの“恩返し”を誓った。
今季のヤクルト戦は19試合で打率4割1分、16打点。今年の14本塁打中4本が同カードと抜群の相性を誇った。「僕は前(のポイント)で打つタイプ。石井打撃コーチに『お前は絶対、そこを変えたりするな』と言われました。2人が見ている前でいい活躍ができれば」と、感謝の思いを胸にツバメを撃つ。
☆来季はポストシーズンでも、自分のバッティングができるか。精神的にも自立して、タクローさんと河田さんに、成長した姿を見せなきゃいけません。
☆そう、今年は昨年よりさらに、成長を見せてくれたと思います。
◇広島 強力ブルペン陣をまとめた今村猛、フル回転したクールな守護人 12/31(日) 6:01配信 広島アスリートマガジン
終盤の安定した投球で、今季も多くの逆転勝利を生み出してきたリリーフ陣。リーグ屈指の強力ブルペンを構築した選手の中でも、今村猛は、唯一無二の輝きを見せていた。
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◆この強さはチームが成長した証し
昨季はジャクソンと共に、セットアッパーとしてチームトップタイの67試合に登板。復活を遂げた右腕にかかる期待は今季も大きく、それはブルペンキャプテンへの就任という人事からも窺い知れた。
「キャプテンとしての役割は意識していませんし、特別にやることはありませんよ」
涼しい顔で語った今村だったが、シーズン序盤に中継ぎとして登板を重ねていた薮田和樹は「今村さんがブルペンの雰囲気を締めてくれる」と背番号16が醸し出す確かな存在感を感じていた。
シーズン序盤にストッパーを務めていた中崎が、右側腹部の違和感で出場登録を抹消された際には、代役として最終回のマウンドを任されることになった。
「やる事は一緒ですし、あまり気負わずに言われたポジションをやるだけだと思っていました。僕の中では、投げる順番が変わっただけだと考えるようにしていました」
シーズン中の配置転換、しかもストッパーという難しい役割を強いられたものの、4月11日の巨人戦で今季初セーブを挙げると、中崎の一軍復帰以降も守護神を務め続けた。
「試合が終わった後の野手やファンの人の顔を見られるのはこのポジションならではだと思います。みんなのホッとした表情を見ると、やって良かったなと思いますね。もちろん僕自身試合が終わる事で『1日が終わったな』とホッとする気持ちがあります」
今村にとって経験がないわけではないストッパーだが、今季は改めてこのポジションだからこそ味わえる喜びを噛み締めていた。
普段からポーカーフェイスを装い、マウンドでも冷静沈着な投球を心がける右腕だが、チームを思う気持ちは人一倍強い。チームへの高い献身性を持っているからこそ、どんな場面でも背番号16は、その右腕を全力で振り抜いてきた。
「優勝争いをしてきた中で、1年間戦った事は本当に良い経験ができたと思います。また、『どうやったらもっと勝てるのだろう』と考えることで、さらにレベルアップした野球ができています」
連覇に向けた戦いは想像以上に厳しいものだったに違いない。
8月22日から24日のDeNAとの3連戦ではリリーフ陣が打ち込まれ、悪夢の3試合連続サヨナラ負け。肉体的にも、精神的にも苦しい戦いを強いられたが、ここからカープは底力を見せつけた。
勝負どころの9月にチームは驚異の9連勝を記録。先発陣、野手陣、そしてリリーフ陣が一丸となって再起し、37年ぶりの連覇へと再び加速していった。
「今年の戦いの意味はとても大きいと思います。『去年だけ頑張ったチーム』ではなくなりますし、本当に強いチームになったと周りから認められると思います。
今季の強さは野手も投手も昨季一軍にいなかった選手も出てきた上での強さです。そういう意味では、この強さはチームが成長した証しだと、僕は思っています」
チームが連覇を決めた9月18日の夜、共同会見には投手陣を代表して今村が出席した。
「シーズンが長かったです」
「がむしゃらに投げてきたかなと思います」
努めて冷静に語った背番号16の言葉は、今季チームが戦ったシーズンの厳しさを物語っていた。
だが、その苦しい戦いを終え、新たな黄金期へと突入するであろうチームに、今村は確かな充実感と手応えを得ているに違いない。
▼ 今村猛(いまむらたける)/投手
1991年4月17日生、長崎県出身。26歳。
清峰高-広島(09年ドラフト1位)
☆2012年にセットアッパーとして活躍した時はまだプロ入り3年目、21歳でした。その後WBCに向けフォームを改造したことから不振に陥りましたが、昨年、今年と、見事に復活。本人は「がむしゃらに投げてきた」なんて言ってますが、K.Oの目には、年間を通して投げ切るため、そして息の長いピッチャーとしてこれからも活躍するため、ペース配分をうまく考え、21歳の時とは一味違う、少し大人になった今村くんがそこにいた、という風に見えました。
☆K.Oはずっと今村くんを、「優勝のために必要なピッチャー」と言い続けてきました。その存在として、どの回を投げようが、勝ちパターンに今村くんの存在は不可欠。そのくらい、重要なピッチャーなんです。
☆来季は、できれば防御率1点台、21歳の時の防御率1.89を凌いでほしいというのが、K.Oの個人的な願望。そうなれば「完全復活」と言っていいと思います。
☆さてここからは、将来を担って立つ、若鯉の話。
◇広島D1・中村奨に春季キャンプ1軍入りの可能性 新井も丸も大型新人を歓迎 12/31(日) 15:00配信 サンケイスポーツ
【球界ここだけの話】
広島のドラフト1位・中村奨成捕手(18)=広陵高=が来年2月の春季キャンプで1軍メンバー入りする可能性が浮上した。1軍首脳陣がゴールデンルーキーについて言及した。
「まずは新人合同自主トレの動きを見てから決めることになるが、(春季キャンプで)1軍メンバー入りする可能性はあり得る」
春季キャンプは2月1~14日まで宮崎・日南1次キャンプ、同16~27日まで沖縄市内で2次キャンプが行われる。来季、就任4年目を迎える緒方監督が高卒新人野手を春季キャンプ1軍メンバーに抜てきしたケースはないが…。
中村奨は、その可能性を十分に秘める。今夏の甲子園で“怪物”清原和博(PL学園、5本)を超える1大会個人最多となる6本塁打を放ち、大ブレーク。強打に加えて強肩、俊足を誇る地元広島出身の大型ルーキーはすでに球団内で話題となっている。
新井は「カープはすごく良いチーム。良いところを勉強して、吸収していってほしいね」とエールを送れば、丸は「一緒にプレーできるのは楽しみ。聞いてくれれば、言います」と歓迎の意向を示した。
注目のルーキーが第一の目標として掲げたのは「開幕1軍」。ベテランの石原、今季ベストナインの会沢、有望株の坂倉ら強力なライバルがいるが、新人合同自主トレ、春季キャンプ、オープン戦とアピールを続けて、3月30日の中日との開幕戦(マツダ)での1軍メンバー入りを目指す。
今秋は広陵高で体幹トレーニングや一日500スイングなどでトレーニングを継続。年末年始は実家で過ごし、来年の1月上旬から入寮。そして新人合同自主トレがスタートする。
新入団発表で「カープの看板選手になれるように頑張りたい」と宣言した中村奨。「新人王」、最終的には「トリプルスリー」と目を輝かせる18歳。大きな目標に向かって年明けからフルスロットルで突っ走る。(柏村翔)
☆これはまずですね、体の動きと、体力の問題。で、プロについていけそうなら、ということでしょうね。ただ、キャッチャーですから、中途半端なことはせず、まずはキャッチャーとして育ててほしい。
☆それこそ、この人と競争させてほしいんです。
◇1軍レベル痛感…広島・坂倉 誠也から金言「モヤモヤが少し晴れる感じ」 12/31(日) 6:00配信 スポニチアネックス
広島・坂倉将吾捕手が(19)が自分磨きに励んでいる。ウエスタン・リーグ2位の打率・298をマークし、1軍でもプロ初安打を放った順調な1年目。一方では心ひそかにジレンマも抱え、鈴木誠也外野手(23)から“心技”での助言を得た。今オフは、より高みを目指してフォームの微調整に着手。2年目の来季、まずは開幕1軍入りを目標に掲げる。
2軍で確かな足跡を残して臨む初のオフ。坂倉は先輩の鈴木に連れられ、マツダの屋内や大野練習場で何度か汗を流した。先輩スラッガーのDNAが吸収できる貴重な時間。目は輝き、前向きな言葉が口を突いて出た。
「誠也さんにいろいろ教わり、自分で試すようになった。目的がはっきりしたので、オフは結構(練習)できているかな…と」
高卒1年目でウエスタン・リーグ2位の打率・298は出色。10月7日にあった巨人とのファーム日本選手健(宮崎)、チームを初優勝に導く右越え3ランも記憶に新しい。まさに順風満帆。それでも坂倉は、納得していないと首を横に振る。
「数字だけで言えば上出来。でも、内容的にはモヤモヤが残ったまま終わりました…」
原因ははっきりしている。7打数無安打6三振に終わった阪神・藤浪との対戦。「直球が前に飛ばない。藤浪さんとやった時、自分はこの程度だ…と思い知らされた」。対藤浪はもちろん、1軍レベルの投手の力ある直球をどう打つか―。
救世主となったのが鈴木だ。当時は右足首手術を終え、3軍の大野練習場で練習を再開したばかり。「今しかない。そう思って聞きに行きました」。速球にめっぽう強い先輩。技術面はもとより考え方にまで話は及び、金言を授かったという。
「それを試せたのが(秋の)フェニックス・リーグ。ほんと楽しくて、モヤモヤが少し晴れる感じでした」
独特の間合いを持つ坂倉だが、スイングする際に体が投手側に寄るのが特徴。いきおい変化球は拾えるが、速球には詰まりやすい。「形を変えるまでは考えていませんが、違った対応ができるようにならないと」。それが現在の目的と課題だ。
2年目の来季。同じポジションにはドラフト1位の中村奨(広陵)が加わる。坂倉は泰然自若。「自分は、自分のやるべきことをやるだけです」。雑音を封じ、誠也譲りの技術を磨いて「開幕1軍を目指す」のみだ。(江尾 卓也)
☆そのフェニックス・リーグで打率.412と、ちゃんと結果を出すのが、この坂倉くんのすごいところ。
☆一方の、誠也先輩(笑)。
◇誠也も一目置く坂倉の打撃センス「早めに気付いてほしくて」 12/31(日) 6:00配信 スポニチアネックス
広島・鈴木は坂倉の打撃センスに「間合いの取り方が上手。1年目でアレだけできるのは大したもの」と一目置く。
担当がともに尾形スカウトで、東京の私立校出身も共通項。今オフは自主トレだけでなく食事にも誘い、体験談を交えながら助言を送る。「ボクが3年目まで気付けなかったことを、早めに気付いてほしくて。自分で感じることが大事。行動を起こせる力になれれば」と話していた。
☆1軍と2軍のピッチャーでは、変化球のキレとコントロールが一番の違いだと思うのですが、もうひとつは、スピード。ボールの球速はもちろん、全てのプレーのスピードが、1軍と2軍では段違いなんですね。
☆で、まずはストレートをきっちり捉えられるようになること。藤浪くんのボールを体感できたのは、坂倉くんにとっていい経験になったと思います。
☆で、この人も、ほんとに楽しみ。
◇カープ高橋昂、目指すぞ開幕1軍 秋季Cで収穫…左腕不足の鯉投救う 12/31(日) 6:04配信 デイリースポーツ
広島・高橋昂也投手(19)が30日、「開幕1軍」を来季の目標に掲げた。今季は腰痛で出遅れたものの、2軍で好投を続け、シーズン後半は1軍昇格候補に名前が挙がった。秋季キャンプでもアピールに成功し、来春の1軍キャンプ参加は決定的。左投手不足に悩むチームを救うべく、高卒2年目左腕がブレークする。
高まる周囲の期待とは裏腹に高橋昂は冷静に自身の現状を見つめていた。年末に実家がある埼玉へ帰省するまで、大野練習場でトレーニングを継続。今春キャンプで発症した腰痛の再発を防ぐため、スクワットを繰り返した。股関節まわりを中心に上半身、下半身、体幹を鍛え、2年目の来季へ備えている。
「自分に必要なことやシーズン中にできないことをやっている。しっかり取り組めるのはオフしかないので」
高卒1年目の今季はウエスタン・リーグで7試合に登板し、2勝0敗、防御率1・29。ファーム日本選手権でも好投し、一躍注目を浴びた。シーズンを終え「真っすぐが低めに集まれば打ち取れる。高めの球は長打されるケースがあった。改善していけば安定感が出ると思う」と課題と収穫の両方をつかんだ。
来春の1軍キャンプ参加は決定的。チームは左腕不足で、同年代の高橋樹、塹江らとともに覚醒の時が待たれている。高橋昂は「特徴を出すというより、結果を残すスタイルを確立していきたい」とキャンプでは実戦の結果にこだわる考えだ。
プロ2年目へ、当面の目標は開幕1軍だ。「できるだけ早く、というのはあります。そこを目指してやっていきたい」。ただし「いきなりガーンという活躍より、段階を踏んで力をつけることが大事」と言う。
昨夏の甲子園ではヤクルト・寺島、楽天・藤平、西武・今井とともに「高校BIG4」と称された。そのうち今季は寺島、藤平が1軍のマウンドを踏んだ。それでもライバルの動向は「あまり気にしていない」。どこまでもマイペースで「チーム状況も違うので。自分のペースでやればいいと思います」と淡々と続けた。
秋季キャンプからは新球のカーブに挑戦中で「つかみつつある。この時期をうまく使っていきたい」。年明けは母校・花咲徳栄で自主トレを行い、実戦練習も取り入れる考えだ。未来のエースへ、周囲の期待は感じつつも、「目指したいと思うが、今は一つ一つ目の前のことをやっていきたい」と静かに闘志を燃やす。焦らずじっくりと。ブレークの準備を整える。
☆何度も言ってますが、体つきが、ほんとに理想的な「ピッチャー体型」なんですよね。特にお尻の肉付きなんて、…ジュルッ(笑)。あ、いやいや、野球選手は、お尻ですからね、お尻。
☆で、フォームも理想的で、これといって穴がない。フォームのバランスを崩さなければ、というのが課題でしょうか。高めに行く時は、そういう時でしょうからね。
☆後はローテに定着するには、年間を通しての体力。その辺が身に付けば、間違いなく「左のエース」になれる存在。ローテピッチャーの調子によっては、来季、1軍デビューも十分あり得ますよ。
☆いやいやそれにしても坂倉くん、高橋昂くんと、高卒1年目ながらこれだけの結果を残すんですから、大したもんです。その素質もさることながら、性格もプロ向き、そして何より、プロに入ってからも精進したんだと思います。
☆でなければ、結果は出せませんからね。
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source : K.Oのカープ・ブログ。