2018年1月28日日曜日

最近のカープ、あれこれ~'18.1.27、ノムケン就任後インタビュー(1)・新バット・タフさアピール


☆さて、「ルーキーシリーズ」に続いて、ノムケンさんの、就任後のインタビュー。


◇広島 チームを16年ぶりAクラスに導き、黄金時代の基礎を築いた熱き指揮官・野村謙二郎vol.1 1/26(金) 6:03配信 広島アスリートマガジン

 長く低迷が続くカープは09年オフ、現役時代から監督待望論が叫ばれてきた野村謙二郎にチームを託す。現役時代にチームリーダーとして活躍してきた熱き男は、カープの伝統を取り戻し、強いカープを取り戻すために全てを変える覚悟で監督に挑んだ。
 就任後の独占インタビューでは、現役引退時から抱いてきたカープ復活への思いを語った。

[広島アスリートマガジン 2009年12月号掲載]

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◆全てを変えなければいけない

─ ファンにとっては待望の野村新監督就任となりました。監督業に対しては以前から興味をお持ちだったのですか?

「監督という仕事は自分にとって初めてですし、それまでは特に監督になることを強く希望していませんでした。監督業についてあまり深く考えたことはなかったのですが、僕よりも周りの方たちがそういう話をされていて、自然と考えるようになっていきました。
 そして実際に監督就任の話をいただいたときに、今まで以上に現実的に考えるようになったんです。もしかしたら『野村は監督をすごくしたかったんだろう』と考えている方が多いかもしれませんが、監督というのは大変な仕事です。
 『自分に務まるかな』という思いがありましたし、『どういう野球をするべきか、自分の考える野球をそのまま押しつけていいのか、チームに入ると自分の現役時代の頃のチームとどう変わっているのか』など、いろんなことを自分でシミュレーションしました。
 その中でやっと決断しました。球団から話をいただいて、引き受けたからにはもうやる気満々になりましたし、ユニホームを着たからにはカープを強くするために、そして勝つために自分が持っている力、ノウハウを全力で注ぎ込もうと思っています」

─ では、『カープの伝統を引き継ごう』と強く思っていらっしゃるというよりは、自然とそうなるということですね。

「そうですね。本当にカープが強かったとき、優勝しているとき、常にAクラスにいたとき、僕も選手としてそのチームにいましたが、そのときに受けた指導で結果が出ている。そういう意味では、そのときの野球を目指していけば間違いはないと思っています」

─ 今のカープは12年連続Bクラスという状況にありますが、やはりチームをつくる上で、その原因は探っていかなければいけないところですね。

「全てが原因と言えると思います。走攻守、そしてチームプレー、考え方。結果が出ていないんですから直すところを挙げればキリがないですし、全てを変えなければいけません」

─いわゆる《カープ野球》とはどのようなものだと考えていますか?

「やはり《繋がりとスピード》ですね。どの解説者の方も感じている部分ではないかと思います」。


(広島アスリートマガジン2018年1月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ 野村謙二郎
 のむらけんじろう/1966年9月19日生、大分県出身。
 88年ドラフト1位で広島入団。91年に打率3割、盗塁王に輝くなど若きチームリーダーとして優勝に大きく貢献。95年にはトリプルスリーを達成し、球界を代表する内野手として長年チームを牽引。
 05年に通算2000安打を達成し、同年限りで現役引退。10年に一軍監督に就任。菊池涼介、丸佳浩らを育て上げ、13年にはチームを16年ぶりのAクラスに導く。14年限りで退任し、現在はプロ野球解説者。


☆再三言っているように、ノムケンさんが就任したのが2010年、K.Oがブログを始めたのが、2012年(実は2011年だけど(笑))。ノムケンさん云々より、このチームだったら優勝を目指せるチームになる、と思った訳です。


☆問題はね、監督じゃないんですよ。ノムケンさんにも緒方監督にも、そりゃ「監督としてどうなの?」という部分はあるでしょう。そんなものは誰にだってあります。でも問題はそんなことじゃなく、まずチームの方針があって、チーム作りがあって、それを監督がいかに理解しているか。


☆一言で言えば、「カープをどれだけ理解しているか」。やたら「外様を」「外部の血を」という人がいますが、新井打撃コーチの時はなかなか結果が出なかったチームの打撃が、タクローさんら3人制になって見事に結実したのも、彼らがカープの野球を理解し、またフィットしたからにこそ他なりません。


☆新井コーチは、主に近鉄で長く活躍してきた、「安打製造機」と言われるほどの技術を持った人。ただ、「技術論」の話は聞けても、チームバッティングの話はほとんどありませんでした。逆にタクローさんは、個人の技術論は、ほとんどしません。タクローさんも落合さんに近く、「バッティングは教えられない派」。ただ、KAZUさんがいつもおっしゃる「アウトの質」や「1点を取る野球」など、チームバッティングの話はたくさんしてくれました。


☆それはノムケンさんのこのインタビューでも出ている、「繋がりとスピード」ですね。


☆さてこの話は追々やっていくとして、お次は、新外国人カンポス。


◇カープ3連覇の使者カンポス、ラミちゃん覚悟 母国の大先輩でも容赦なしDe! 1/27(土) 6:04配信 デイリースポーツ

 広島の新助っ人、レオネル・カンポス投手(30)が26日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。ベネズエラ出身右腕は同郷のDeNA・ラミレス監督と親交があり、来日前には日本の野球について情報収集したことを明かした。DeNAは広島が昨季唯一リーグ戦で負け越した相手。“ベイ斬り”を約束し、リーグ3連覇への貢献を誓った。

 ラミちゃん相手でも容赦しない。同郷ベネズエラ出身のカンポスが“打倒DeNA”を約束した。鮮やかな青色のスーツで登場し、「球場外で知り合いでもフィールドでは敵同士。どのチーム、どの選手に対してもカープのために頑張りたい」と高らかに誓った。

 オフに母国のウインターリーグでラミレス監督と対面。激励の言葉をもらったという。ラミちゃん率いるDeNAは、3連覇を目指すカープにとって最大のライバルとなりそうな存在だ。昨季、リーグ戦では12勝13敗と唯一負け越し、CSでも日本シリーズ進出を阻まれた。中でも右腕が「ベネズエラのスーパースター」と語るロペスには打率・347、7本塁打、26打点と滅多打ちにされた。今季も難敵となるだけに「強い気持ちで向かっていきたい」と対戦を心待ちにした。

 日本で活躍するための準備はバッチリだ。前ヤクルトのリベロや西武などで活躍したカブレラらから日本の野球について情報収集。「スピードがあって、パワーもある。集中力も高く、競争力が高いと聞いた」。メジャーではすべて中継ぎで通算38試合に登板。セットアッパーとしてフル回転する意気込みだ。

 最大の魅力は奪三振力。かつて最速159キロを計測した直球を軸に、縦に曲がるスライダー、チェンジアップを駆使。「自分は三振を奪うタイプ」と胸を張り「どんなカウントからでも全球種を投げることができる」と制球も自信ありだ。

 メジャーでイチローと対戦した経験もあるという。「打たないでくれ…」と念じながら直球をど真ん中に投げ、「右飛に打ち取ったんだ。良かったよ」とにっこり。ソフトバンク・サファテ似のイケメンは「チームの勝利のために貢献したい」と繰り返した。し烈な外国人枠の競争を勝ち抜き、リーグ3連覇の使者となる。


☆そう、外国人は、競争となります。


◇広島ジャクソン「僕に似ている」新相棒と本拠で始動 1/27(土) 18:03配信 日刊スポーツ

 新相棒はビースト!? 広島ジェイ・ジャクソン投手(30)が27日、マツダスタジアムで来日後初始動した。

 昨年までジャクソンのリュックからはキリンのぬいぐるみが顔を出していたが、今年はぬいぐるみが映画「美女と野獣」のビーストに変わった。「ひげを生やしているし、僕に似ていると思う。この瞬間、一瞬一瞬を楽しみたいと思っている。今年もみんなと楽しんで野球のシーズンを過ごせれば」と笑った。自身の名前からとった「ジャックス」と名づけたビーストとともに、3連覇を目指す。

 この日は、前日26日深夜に広島入りした疲れも見せず、新外国人のレオネル・カンポス投手(30=ブルージェイズ)とともにキャッチボールやウエートトレーニングなどで約2時間、汗を流した。


☆その、「新相棒」なんですが。


◇広島ジャクソン、タフさアピール 2年連続60登板超えの疲労は「ない」 1/27(土) 19:10配信 デイリースポーツ

 広島のジェイ・ジャクソン投手と新外国人のレオネル・カンポス投手が27日、マツダスタジアムで自主トレを行った。キャッチボールや筋力トレーニングなど約2時間、汗を流した。

 ジャクソンは前日26日に再来日し、深夜に広島入り。カープでのプレーは今季で3年目を迎えた。アメリカでは、フロリダにあるメジャーリーガーも通うトレーニング施設で体作りを行ってきた。2年連続で60試合に登板しているが、疲労の蓄積は「ない」と即答。今季もフル回転を誓い「みんなで優勝をしたい」と力を込めた。

 カンポスは、ジャクソンに日本で成功するための秘訣(ひけつ)を聞いていく構えだ。2人は15年にパドレスの3Aでチームメートだった。ともにブルペンを支え、気心が知れており「彼は広島に2年いる。経験とかいろいろなことをアドバイスしてくれると思うよ」と話した。


☆あら、カンポスとお友達なのね。


(写真)


☆似てますな(笑)。


☆プロの世界なんで、競争、ということになると思いますが、個人的にはまたあの「ジャクソンスマイル」が見たいなと。年々パフォーマンスが落ちている、なんて言う人もいますが、K.Oはスライダーがポイントだと思っているので、今年もやってくれると思います。


☆「新相棒」と言えば。


◇カープ松山、新バットで長打量産じゃ 「遠心力使える」1センチ長いモデル 1/27(土) 9:00配信 デイリースポーツ

 広島・松山竜平外野手(32)が26日、長打量産へ、このオフから長くて軽い新バットを導入したことを明かした。この日は宮崎県日南市内での先乗り自主トレに参加。現有のバットと併用してロングティーなどを行い「とりあえずは試していって。使えるなと思ったら(開幕後も)使おうかと思う」と話した。

 プロ11年目はさらなる進化を求める。昨季は規定打席未到達ながら打率・326、14本塁打、77打点といずれもキャリアハイ。それでも「やっぱり長打を増やしたい。外野の頭を越す打球。(長いと)遠心力を使える分、使いこなせたら飛ぶだろうし」と説明。昨季終盤には4番も任された男は、長打を増やすことで打点増も狙う。

 従来86センチのバットだが、新モデルは1センチ長い87センチ。「同じように振れるように」と長くなる分、重さを920~925グラムから910グラムへと軽量化した。「まだまだしっくりはきてない。体も今から出来上がってきて変わってくる」とオープン戦などでも試し、本格導入を検討する予定だ。

 先乗り組では最年長。この日は堂林のティー打撃中など、後輩達に助言も送った。「聞かれれば教えようと思っている。僕も教えることで自分が分かることもある」と相乗効果を説く。尽きない向上心を持ち「1年1年勝負」と松山。まずはレギュラーを奪取し、昨季以上の成績を残す。


☆う~ん、長打ですか。大体長いのを求め始めるとロクなことはないんですが(笑)、K.O的には、昨年中盤あたりからつかんだ「センター中心のバッティング」を継続してほしいんですよね。あのバッティングをされたら、ピッチャーは嫌だと思います。率が高い方が、打点も増やせるはず。


☆さておしまいは、「甘い誘惑」には勝てないってことで(笑)。


◇広島・中村奨成“甘い誘惑”に勝てず「プリン1日3個」 1/27(土) 16:45配信 東スポWeb

 広島のドラフト1位・中村奨成捕手(18=広陵)が“スイーツ中毒”に陥っている。

 合同自主トレで先輩ナインと早くも打ち解けつつある中村奨は「先輩のサインが欲しいです」と冗談を交えながらも「いい雰囲気で練習ができている。もっとなじんでいけたら」と意気込んでいる。「開幕一軍」に向けて猛アピールを続けているが「1年目で何試合でもいいので、一軍の雰囲気を味わいたい」と焦らずレベルアップを図る一面も見せている。

 そんななか、期待のドラ1は選手寮に入ってから好物のスイーツに手を伸ばしまくっているという。高校3年間も寮生活を送っていた中村奨だが「(プロの寮は)門限はありますけど、そんなに厳しくないです。外出するようになった? そんなにしませんけど、コンビニによく買い物に行きます。プリンが好きなんです」と緩和された生活を満喫している。

 お気に入りはプッチンプリンで「1日3個はペロリと食べられます。あまり食べすぎるとおなかを壊してしまうかもしれないので、それ以上食べませんが、毎日食べても飽きないんです(笑い)」。これは高校生活の反動が大きいと自己分析している。「高校の寮の食事で甘いものはほとんど出ませんでした。プリンなんて帰省した時に食べたくらいです」

 また、入寮してから買い出しが増えたことで「部屋に冷蔵庫もあるし、いっそのこと30個くらい常備しようかなと思ってるんですよね」とひそかな野望を打ち明けた。

 練習は一切手を抜かない背番号22だが、甘い誘惑には勝てないようだ。


☆いやいやK.Oも甘いものは大好きで、プリンも好きです。1日3個は気持ち悪くなりそうだけど(笑)。でも「反動」ってのは、分かる気がします。


☆それにしても、プリンだって昨今いろいろあるだろうに、プッチンプリンがお気に入りだなんて、まあ何て安上がりな子(笑)。でもね、何かこまっしゃくれた「専門店の~」とかより、あのチープな、いかにも「プリン」って感じがいいんですよね。ケーキのモンブランとかも、あの昔ながらの感じの方がK.Oは好きです。


☆中村奨くんは線が細いですから、甘いものの摂取もいいんじゃないでしょうか。…でも1日3個はやめなさいって(笑)。


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source : K.Oのカープ・ブログ。