☆さて、新春企画一発目は、丸とノムケンさんの、師弟対談、上。
◇広島・丸 セ3連覇&日本一に自信「琢朗さんの教えを継続できるかが鍵」 1/1(月) 16:00配信 スポニチアネックス
◇広島・丸佳浩外野手×野村謙二郎氏 新春師弟対談(上)
昨季のセ・リーグMVPに輝く広島・丸佳浩外野手(28)と、前監督でスポニチ本紙評論家・野村謙二郎氏(51)の新春師弟対談が実現した。リーグ3連覇と悲願の日本一を誓う2018年元旦。リーダーに成長した背番号9は、秋の猛練習から球団初の偉業に自信をのぞかせ、チームメイトの逸話からセ5球団のことまで、恩師に余さず語った。(構成・江尾 卓也)
野村謙二郎 丸、新年明けましておめでとう。
丸佳浩 明けましておめでとうございます。
野村 早速だけど、今年は3連覇の期待がかかる。日本一も。
丸 一昨年の優勝や昨年の連覇でも言えることですが、選手の能力が一緒だったら、3連覇は厳しいと思うんですよ。他球団も今まで以上に研究してきますから。でも、ボクらは秋のキャンプでビシビシやってきたので、そこはあまり心配していないですね。
野村 やることはやっている。準備はしっかりしている…と。
丸 そうですね。
野村 連覇したことは当然うれしいけど、日本球界の頂点を見始めたことが一番うれしいよね。どのメディアを見ても、3連覇という文字が躍り、日本一になってリベンジしたい…と。皆で、日本一を言えるようになったことがうれしい。
丸 野手の立場で言えば、いかに点を取るか。昨年まで(打撃コーチとして)在籍した(石井)琢朗さんの言われたことを、ボクら選手がしっかり継続できるか…が、スゴく大事だと思います。存在は大きかったので。
野村 そうだね。
丸 東出さんや迎さん(打撃コーチ)も、琢朗さんのやり方を見てボクらに伝えてくれるんですが、プレーする選手が継続できなかったら(3連覇は)難しい。より意識して、やっていなきゃいけないと思います。
野村 琢朗は(打撃コーチとして)ヤクルトに移籍したけど、教えてもらったイズムを継承しつつ、自分たちも慢心することなく技術を向上させる。皆がその努力を続けていけば、リーグ3連覇は達成できる…と。
丸 はい。
野村 (監督の時代に)丸とキク(菊池)を部屋に呼んで、“お前たちがリーダーとして頑張れ”と伝えたことを、覚えているかわからないけど…。
丸 いや、覚えてますよ、覚えてます!
野村 強いチームになり、丸がその中心として連覇メンバーを引っ張る選手になったことは、個人的にはスゴくうれしい。“リーダーとして”と言った時は、コイツらを何とかしなきゃいけないという時で、オレだけじゃなく(参謀役だった)今の緒方監督と2人で決めてね。普通なら怒られないことでも言われたり、甲子園でパチンとやられたり、いろんなことがあった。
丸 (苦笑しつつ)懐かしいですね。
野村 順調に行けば今季中に、FA権を取得するらしいね。
丸 はい。
野村 いろんな選択肢があると思う。周りはやきもきするかもしれないけど、選手の権利なんだから、取ったらまたじっくり考えればいい。(故郷の)千葉に帰るかもしれないけど(笑い)
丸 (苦笑し)今は何も考えていないし、実際に取ってみないとわからないですね。
野村 今季は、昨季の成績を超えることが目標になるかな。
丸 行動と結果で示したいですね。結果をほしがったらダメでしょうが、結果を出さないといけない立場なんで、しっかり準備して臨みたいと思います。
☆この対談、中・下と続くんですが、結構突っ込んだところや細かいところまで話してて、なかなか興味深い。もちろん、話せないことまでは話してないですけど(笑)。
☆まず言えるのは、緒方監督やタクローコーチ始め、指導の方針が明確で、それに従って選手が猛練習を耐えてきたからこそ、今の強さがあるということ。新井打撃コーチは「カープの野球」にフィットしなかったけど、タクローコーチはカープというチームを理解した上で、チームとしてのバッティングを常に考えていた。そして選手も、自分の成績云々よりも、チームが勝つことを考えてプレーしている。田中くんは1番のバッティング、菊池は2番のバッティング、そして丸は…、この対談に出てくると思います。
☆で、まず「キクマル」をチームの中心に据えようとした、つまり今のチームが始まったのが、ノムケンさん時代から。で、K.Oは、このチームなら優勝できる、ということで、ブログを始めた訳です。
☆ところがノムケンさんの時は、ひとつはキクマルがまだ選手として成熟しておらず、チームも出来上がってなく、またノムケンさんは特にキクマルを一人前の選手に育てようとして、彼らに「勝負」させた、つまり今のつなぎの野球ではなく、多分に「ほら打て打線」だったことが、なかなか勝ちにつながらなかった大きな要因だったと思います。加えて投手陣も、まだ整備されていませんでしたね。首脳陣の起用法ばかり問題にする人がいますが、そもそもメンツが揃って、投手陣が投手陣として機能しなければどう使おうがどうしようもなく、それは打線も同じこと。そしてその発想があったのが、タクローさん、ということ。今の打線はタナキクマルが引っ張ってますが、タナキクマルに頼ってる訳ではありません。
☆てな訳で、2018年のカープの戦力分析。
◇2018戦力分析/広島「リーグ3連覇は通過点。悲願の日本一を目指す」 1/1(月) 11:05配信 週刊ベースボールONLINE
広島・2017年セ・リーグ1位
リーグ3連覇を狙うチームは、Vメンバーのほとんどが残留。CS敗退の悔しさを共有し、一丸となって12球団の頂点を目指す。
先発は2017年に15勝を挙げた薮田和樹を筆頭に、安定感のある野村祐輔、ジョンソンが3本柱。3年ぶりに2ケタ勝利を挙げた大瀬良大地や、2年目で自己最多の12勝をマークした岡田明丈、プロ初勝利を含む5勝の中村祐太らがローテーションを争うが、まだ絶対的な信頼はない。投手力アップのために、新助っ人獲得の可能性も。救援は流出の可能性のあるジャクソンと再契約し、戦力ダウンを阻止したい。その他は抑えの中崎翔太を中心に、今村猛、一岡竜司、中田廉ら経験、コマともに充実している。ロングリリーフには九里亜蓮がおり、新助っ人のカンポスを獲得。先発以上に安定した働きを期待できる。
先発、救援ともに左腕不足は解消できていないが、戸田隆矢、塹江敦哉、高橋樹也、高橋昂也ら若手投手の台頭に期待したい。
打線は17年とほぼ変わらず、リーグ屈指の破壊力を誇る。注目は高いポテンシャルを秘めたバティスタの起用法。17年は61試合で11本塁打を放ったが、外野守備では粗いプレーもあった。秋には一塁での守備練習を積んでおり、新ポジションで定位置をつかむ可能性も。ベテランながら打力健在の新井貴浩やエルドレッド、17年シーズン終盤に打力爆発した松山竜平と、激しいポジション争いが見られそうだ。また、誰もが認めるバットコントロールを誇る西川龍馬も、定位置奪取に闘志を燃やしている一人。こちらは17年にプロ10年目にして初めて規定打席に達し、チームトップの打率.310を残した安部友裕がライバルとなる。そのほかのポジションもレギュラーの壁は厚いが、岩本貴裕、堂林翔太、野間峻祥、坂倉将吾らも存在感を見せたい。
若手中心のチームはまだ成長段階。選手同士の切磋琢磨が日本一奪取の原動力となる。
2018予想オーダー&主な予想投手
[総合力]
A
先発 4
救援 4.5
攻撃 5
走塁 4.5
守備 4
選手層 4
[予想オーダー]
(遊)△田中広輔
(二) 菊池涼介
(中)△丸 佳浩
(右) 鈴木誠也
(左)△松山竜平
(一) 新井貴浩
(三)△安部友裕
(捕) 會澤 翼
(投) ――
※△は左打ち
[その他の主な野手]
(捕) 石原慶幸
(内) バティスタ
△西川龍馬
エルドレッド
(外)△野間峻祥
△岩本貴裕
※△は左打ち
[主な予想投手]
【先発】
薮田和樹
野村祐輔
△ジョンソン
大瀬良大地
岡田明丈
中村祐太
△高橋昂也
新助っ人?(新戦力)
【中継ぎ】
今村 猛
ジャクソン
一岡竜司
中田 廉
九里亜蓮
カンポス(新戦力)
【抑え】
中崎翔太
※△は左投げ
☆基本的には、昨年とほぼ変わらない布陣。先発陣のメンバーが一昨年と少し変わったのと、西川くんとバティスタが出てきたのが、一昨年と昨年の違いでしょうか。
☆で、今年も、さらに新たな若手が出てくることが、優勝の絶対条件。先発は6人の名前がスラスラと出ては来ますが、常にこの6人がいるとは限りません。昨年薮田くんが出てきたように、新しい戦力が出て来なければ、昨年並み、またそれ以上の成績は残せない、と考えておくべき。これは、リリーフ、野手も同様です。
☆で、キャンプが重要になってくる。緒方監督も「競争」を強調してますが、丸も言っているように、タクローさんら首脳陣の教えを、つまりはカープの野球を理解して、チームに貢献できるような選手になる必要がある。それができる選手が、結果的に結果を残せる、ということ。
☆で、早くも順位予想(笑)。
◇2018年を制するのは? どこよりも早い順位予想<セ・リーグ編>〈dot.〉 1/1(月) 16:00配信 AERA dot.
謹賀新年、新たな1年の始まりに合わせて、各球団の2018年を大予想!今季のセ・リーグ王者となる球団はどこだ!?
【1位】広島
2年連続で勝率6割超えの独走優勝を飾った広島。今季は球団初のリーグ3連覇を狙う。ドラフトでは上位2人が将来性重視の高校生となったが、それは現有戦力が充実していることの裏返し。野手陣では菊池涼介、丸佳浩、田中広輔、鈴木誠也、安部友裕、西川龍馬と主力が軒並み20代で、投手陣でも大瀬良大地、薮田和樹、岡田明丈と伸びしろのある若手が揃い、ジョンソン、野村祐輔の巻き返しも期待できる。怖いのは主力のケガのみ。過去にセ・リーグでは巨人しか成し遂げていないリーグ3連覇だが、緒方カープがその壁を打ち破る態勢は間違いなく整っている。
【2位】DeNA
昨季CSで下克上を成し遂げたDeNAが“打倒カープ”の筆頭候補になるだろう。ロペス、筒香嘉智、宮崎敏郎の中軸は強力で、1番打者として桑原将志が成長したことが大きい。課題はリーグ4位のチーム防御率3.81だった投手陣になるが、先発陣は今永昇太、浜口遥大、ウィーランドの2ケタ勝利トリオに、石田健大、井納翔一、さらにドラフトで一本釣りした東克樹とメンツは揃ってきた。リリーフ陣が安定し、FAで阪神から加入した大和がレギュラーとして攻守に働くことができれば、再び台風の目になれるはず。日本シリーズを戦った経験は、必ず“次”へと繋がる。
【3位】巨人
球団ワーストの13連敗を喫して11年ぶりのBクラスに終わった巨人だが、沢村賞に選ばれたエース・菅野智之を筆頭に、先発投手陣はリーグ1位の防御率3.26を誇った。ここからマイコラスが退団したが、FAで野上亮磨が加入し、田口麗斗、畠世周の成長も期待できる。問題は打線になるが、中日から獲得した本塁打王のゲレーロが額面通りに働き、2年目の吉川尚輝が1軍で新風を巻き起こせば、課題の得点力不足は解決へと向かうはずだ。しかし、チームが過渡期にあることは間違いなく、現段階では不確定要素が多く、V奪回へのハードルは高い。3位予想が精いっぱいだ。
【4位】阪神
金本知憲監督の超変革2年目で2位へと躍進した阪神。その原動力はリーグ1位の救援防御率2.68を誇ったリリーフ陣だった。しかし、今季の戦いを見据えると、「上積み」よりも「疲労」の方が心配だ。優勝するためには、新助っ人のロサリオが4番として結果を残すとともに、藤浪晋太郎が不振から脱出し、大山悠輔や高山俊、北條史也、原口文仁、中谷将大らの若手野手陣がひと皮むける必要がある。大崩れはしないだろうが、優勝するための戦力、起爆剤があるかどうかには疑問。ベテラン頼りの戦いが続くようであれば、そう多くは望めないだろう。
【5位】中日
新戦力の台頭で世代交代が確実に進んでいる中日。その代表格が、新人王に輝いた京田陽太だった。ここに大島洋平、平田良介の実績組に加え、福田永将がシーズンを通して安定した力を発揮できれば面白い。しかし、ゲレーロが退団したことに加え、2ケタ勝利なしに終わった先発投手陣の駒不足は顕著。小笠原慎之介、鈴木翔太の成長に加え、2年目を迎える柳裕也、ウエスタン2冠の阿知羅拓馬が1軍で働くことが必要になる。注目はFAで加入した大野奨太。正捕手として存在感を見せて投手陣を引っ張ることができれば、Aクラスも見えて来るが、そこまで強気にはなれない。
【6位】ヤクルト
恒例の野戦病院化で球団ワーストを67年ぶりに更新する96敗を喫して最下位に沈んだ昨季のヤクルト。小川淳司監督の4年ぶりの監督復帰で再建を目指すが、その道のりは険しいと言わざるを得ない。小川泰弘が先発ローテの軸になるが、38歳になる石川雅規に多くは求められず、原樹理、星知弥の若手もまだまだ実力不足で、未来のエース候補・寺島成輝もまだ高卒2年目だ。手っ取り早いのは、2015年のリーグ制覇の原動力となった強力打線の再結成。故障で1軍出場なしに終わった川端慎吾が復活し、山田哲人、バレンティン、雄平が開幕からフル稼働すれば、上位陣とも十分に“打ち合える”はずだが……。
☆ま、基本的にキャンプ・オープン戦を終えて、各チームの今年の形が見えてこないと何とも言えないと思うのですが(笑)、現状で言うなら、こんな感じでしょうか。基本的には投手陣が整っているところから上位に並ぶ、と思いますが、どこも投手陣には問題を抱えているので、それがどれだけ解消されるか、がポイントになると思います。
☆もう1つは、ケガ人。ヤクルトは体力作りを宮本コーチが明言、小川監督も「打つより走る」と言ってますが、さて1年でどれだけ変えられるか。
☆カープの強さを見て、各球団が「カープのまね」をし始めています。金本監督はカープを意識した発言を何度もし、若手を育成しようとしてますし、中日も足を使い始め、チームを変えようとしている。ヤクルトは、言わずもがな(笑)。巨人は知りませんけど(笑)。
☆カープが強くなったのは、采配云々ではなく、チーム作りがうまくいったから。それは、ドラフト制度が変わって、戦力が均衡化したのと軌を一にしています。早い話、カープにも、いい選手が来るようになった。
◇カープ・ドラ1中村奨成をオーナー絶賛「女性のようなきれな爪をしていた」 1/1(月) 14:00配信 デイリースポーツ
程よい緊張感に包まれた会場で、新人9選手がマイクを握った。12月13日に行われたカープ新入団選手発表会見。無数のフラッシュを浴びながら、それぞれ自己紹介。続けて、代表質問に答えていった。
ドラフト1位中村奨成はさすがの対応力だ。まずは「こんなにたくさんのファンの方の前で開いていただいて、ありがたいです」と感謝を伝え、鯉党441人の心をわしづかみ。背番号22のユニホームに袖を通すと「実感が湧いてきています」と素直な心境を語った。
走攻守、三拍子そろう怪物は長所に「肩の強さ、勝負強い打撃」を挙げ「他の選手に負けたくない。正捕手の座は渡したくない」と捕手としてのこだわりとプライドも示した。
堂々とした受け答えに隣に座った松田オーナーもご満悦だ。会見中には中村奨と談笑。後に聞けば「爪を見ていた」という。捕手との初対面ではまず爪を見る。映像では確認できない部分で、ワンバウンド処理やスローイングなど捕手の動きに通じるそうだ。「女性のようなきれいな爪をしていた」という中村奨の爪にも太鼓判。他にも「今年の新人はB型が多い」という話でも盛り上がったという。
9月下旬、プロ志望届を提出した後の会見で中村奨は「自分を厳しく指導して、成長させてくれる球団に入りたい」と語った。カープ愛あふれるその言葉に心を揺さぶられていた同オーナーは、ますます“地元の星”にほれ込んだようだった。
苑田スカウト統括部長もえびす顔だ。会見前の会場で放映されていた新人紹介ビデオを見て、中村奨が内角高めの球を捉えたシーンを絶賛。「ほれ直しました。期待していたけど、こんなにも良かったのかって。カープのスカウト、オーナーは見る目がある」と興奮気味に話した。早くも“中村株”は急上昇。広島・廿日市市出身で注目度もけた違いだ。
自信あふれる言葉も頼もしい。中村奨は会見で「カープの看板選手になれるように頑張っていきたい」と決意表明した。続けて「まずは新人王をとって、最終的にはトリプルスリーや誰も成し遂げていない記録を塗り替えたい」と壮大な目標を口にした。会場は拍手喝采。怪物らしい立ち居振る舞いは、新たな“ミスター赤ヘル”の誕生を予感させた。(デイリースポーツ・杉原史恭)
☆女性でよく、手のきれいな男性が好き、という人がいますけどね(笑)。
☆で、これだけ騒がれるのも、大物ぶりを窺わせます。
◇広島中村奨成「ネガティブな発言は嫌」インタビュー 1/1(月) 7:53配信 日刊スポーツ
広島ドラフト1位の広陵・中村奨成捕手(18)が、プロ1年目への決意を明かした。昨夏の甲子園では1大会個人最多の6本塁打。トリプルスリーなど、あえて大きな目標を掲げる理由などをハツラツと語った。
-1年目の幕開け
中村 試合に出ることを目標に開幕1軍を目指します。
-高卒新人捕手の開幕1軍は異例だ
中村 ネガティブな発言が嫌い。たとえかなわなくても、次の目標を立てて向かっていけばいい。まずは開幕1軍が一番近い目標。
-新人王やトリプルスリーなど目標は大きい
中村 周りからすると「なんでそんな大きな目標を口にしてんの?」と思うかもしれないし、そう言われる。でも僕はできるようなことしか口にしていない。口にすることでかなうものだと思うし、目標がないとやりがいもない。
-地元広島に入団
中村 ドラフトのときに縁を感じた。2球団に指名していただいても、カープが引いてくれると思っていた。ドラフト前から何球団きても、カープが引くだろうと。広島で生まれ育って、素晴らしい街だと感じています。その象徴でもあるカープでプレーできることは言葉にできないほどの喜びです。
-地元の広島自慢は
中村 食べ物がおいしい。特産物がたくさん。カキとか…。でも僕、カキ食べられないんですけどね。中学のときにあたっちゃって。それから食べられなくなって。推すだけ推して食べられなくてすみません(笑い)。
-甲子園で6本塁打
中村 打撃では甲子園だけ飛び抜けた成績を残すことができましたが、守備では安定したものがあると自分では思っていた。守備にはスランプがない。持ち味だと思っています。
-捕手へのこだわり
中村 強くあります。ほかの捕手に負けたくない。正捕手を渡したくない。
-広島ファンに
中村 みなさんに夢や感動を与えられる、息の長い選手になっていきたいと思います。【聞き手=前原淳】
◆中村奨成(なかむら・しょうせい)1999年(平11)6月6日生まれ、広島県出身。大野東小1年で野球を始め、軟式の大野シニアで県大会8強。広陵では1年春からベンチ入りし、準優勝した昨夏の甲子園では28打数19安打(打率6割7分9厘)。6本塁打、17打点、43塁打、猛打賞5度は大会新記録で、19安打、6二塁打は大会タイ記録。高校日本代表として昨年9月のU18W杯(カナダ)に出場した。高校通算45本塁打。50メートル走6秒0。遠投120メートル。181センチ、76キロ。右投げ右打ち。家族は母と妹。
☆はいはい、捕手で育てて下さい。
◇広島ドラ1中村奨「周りの方々への感謝を忘れず活躍を見せたい」 1/1(月) 16:45配信 スポニチアネックス
昨夏の甲子園で大会新記録の6本塁打を放った広島ドラフト1位の中村奨は「活」の一字を選んだ。
「プロの世界でも、周りの方々への感謝を忘れずに活躍を見せたい」との意味で、恩師である広陵・中井哲之監督が大切にし、中村奨も好きな言葉として挙げる「ありがとう」の心に基づいた言葉でもあった。活躍した先にある将来も思い描く。超高校級捕手が見据えるのは史上初の大記録だ。
「トリプルスリーをやりたいし、誰も成し遂げていないような記録もつくりたい。最低でも40歳までは(現役を)やりたい。息の長い選手になりたい」
捕手として3割、30本塁打、30盗塁を達成した選手はこれまでいない。「大きな目標を口にした方が、意識づけができるしモチベーションにもなる」と頼もしかった。(柳澤 元紀)
☆ま、素材は間違いなく一級品なんでしょうが、プロに入ってからどう過ごすかが、勝負ですね。鳴り物入りで入っても、活躍できなかった選手は、たくさんいますからね。
☆この人なんかは、プロに入ってからも、努力しまくりですから(笑)。
◇広島・鈴木「壁」破る 球団史上初の3連覇&34年ぶり日本一&真の四番へ 1/1(月) 6:03配信 デイリースポーツ
広島の鈴木誠也外野手(23)が新年の誓いを立てた。昨季はシーズン序盤から4番に座ったが、8月に右足首の骨折で途中離脱。チームは連覇を成し遂げたが、個人的には悔いの残る1年となった。プロ6年目の今季は全試合出場を目標に掲げ、テーマを漢字一文字で「壁」と表した。4番の重圧、主力選手としての責任感…。目の前に立ちはだかる数々の壁を乗り越えながら、チームを球団史上初の3連覇、34年ぶりの日本一へ導く。
6年目のシーズンを迎える鈴木は強い決意を語った。主砲としてチームを支えなければならない自覚は十分。球団史上初のリーグ3連覇、日本一へ若武者が原動力となる。
「まずケガをしない。ケガをしたらゼロになるので、しないで1年間やってみたい。全試合出場というのは一つの目標。最終的にシーズンが終わった時に、全試合に出てたんだなって感じで終われればベストですね」
昨季は学びの多い1年だった。序盤から4番を任された。8月に途中離脱したが、115試合に出場して打率・300、26本塁打、90打点をマーク。リーグ連覇に貢献し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞も獲得した。
だが、本人の中では納得できるものはなかったという。「去年は褒めるところが一つもないし、満足のいくシーズンではなかった。まだまだ甘かった。去年の僕は、あれが精一杯の数字だった」
思い描いた通りにいかなかった結果に悔しさを募らせたが、いつまでも悔やんでいても前には進めない。ここからが勝負どころ。無駄にはしない。経験したことを糧に今シーズンへつなげていく。
さらなる成長を目指す今年の漢字に挙げたのは「壁」。「壁にぶつかってフェンスに足を挟まないようにしたい」と冗談交じりに話したが、その漢字には今季に懸ける思いが込められている。「野球で壁にぶつかってもいい。それを越えることができればより成長できるから」。目の前に立ちはだかる数々の困難を前向きな姿勢で乗り越えていく。
5年間過ごした寮生活を卒業し、今年から1人暮らしも始める。「食事が大変。お米は炊くことができます」と苦笑いするが、それも自身が成長するための一歩と位置づける。野球選手にとって体は資本。食生活も人任せにするのではなく、自ら気を配っていくことが自立につながる。
真価の問われる6年目。戌(いぬ)年生まれの年男が4番に座り、“常勝軍団”へまい進するチームをけん引する。
☆高卒5年目、23歳のシーズンに4番を任されるんですから、ちょっと早いかな、って感じなんですが、任せたくなるだけのものを見せてくれているんですよね。で、結果的に離脱し、チームは日本シリーズ出場さえできなかった訳ですから、「まだ若いので仕方ない、十分よくやった」、と言ってあげたいところなんですが、そうは言ってもらえないのが、4番というポジション。実際誠也くんの離脱は響いたし、チームが日本一になってない以上、多少の責任がある。それが「4番」というものです。
☆誠也くんが「真の4番」になるためには、やることは1つしかない。それは、チームを日本一に導くこと。数字云々ではなく、彼が最後まで4番に座って、チームが日本一になれば、名実ともに「真の4番」と言ってあげていいと思います。
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source : K.Oのカープ・ブログ。