プロ野球のキャンプが2月1日にスタートする。31日までに宮崎県にソフトバンク、広島など、沖縄県には阪神、ロッテなどがそれぞれ入った。日本ハムは米アリゾナ州スコッツデールに滞在し、注目の清宮(東京・早稲田実高)らが1日(日本時間2日)の初日に備えた。
昨年、2年ぶりの日本一に輝いたソフトバンクは工藤監督らが宮崎市内でのパレードに臨み、連覇への決意を新たにした。ロッテを率いる井口新監督は既に沖縄県石垣市入りして自主トレーニングを行っている選手の調整ぶりを視察した。
沖縄県宜野座村でキャンプを張る阪神は金本監督らが宿舎に入り、早速ミーティングを開いて意欲を高めた。宜野湾市に入ったDeNAも宿舎でミーティングを行い、ラミレス監督が訓示した。
☆いやいや早いもので、キャンプインですなぁ。
◇【広島】セ・リーグ史上2球団目の3連覇へキャンプ地入り 1/31(水) 21:14配信 スポーツ報知
球団初のリーグ3連覇を目指す広島が31日、キャンプ地の宮崎・日南に入り宿舎で全体ミーティングを行った。
緒方孝市監督(49)は「カープとしても初めてのことになる。1つのモチベーションにしてやっていきたい」とV3に意欲。「大きな戦力補強がないなかで、フレッシュな選手に期待する部分が大きい。勢いをもたらしてくれれば」と若手の奮起を求めた。昨季、MVPを獲得した丸佳浩外野手(28)は「長いシーズンのなかで、皆が同じ方向を向いていけるように頑張っていきたい」と1日からの第1クールに向け、言葉に力を込めた。
◇何とも豪華な顔ぶれ ホークス&広島の両王者が同便で宮崎入り 1/31(水) 14:04配信 Full-Count
◆工藤、緒方両監督、ホークス柳田やカープ新井ら主力も同便
2年連続の日本一を狙うソフトバンクの工藤公康監督、首脳陣、選手が31日、福岡空港から春季キャンプを行う宮崎へと出発した。例年、ソフトバンクは前乗り自主トレなどは行われず、この日、全選手、スタッフがキャンプ地に入る。若手は福岡・筑後市のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」からバスで、主力選手やスタッフ、首脳陣は福岡空港から3便に分かれて宮崎へと向かった。
工藤監督の搭乗した航空機には柳田悠岐外野手や内川聖一内野手など主力の面々も搭乗。それだけでなく、広島から福岡を経由してキャンプ地の宮崎・日南市に入る広島の緒方孝市監督や新井貴浩内野手らも乗り込んだ。ソフトバンクと広島の移動が同じになることは恒例ではあるが、今年はセ・パ両リーグの王者同士。何とも豪華な顔ぶれとなった。
昨季日本一に輝いたソフトバンクは宮崎到着後、宮崎市内の中心部である橘通りでパレードを行う予定となっている。
☆いやいや、来年のキャンプは日本一のパレードをしましょうぞ。
◇カープ野村 キャンプ地に到着「明日から始まる。いよいよという気持ち」
1/31(水) 17:31配信 デイリースポーツ
広島の緒方孝市監督ら首脳陣と先乗り自主トレ組をのぞく1軍メンバーの計31人が31日、キャンプ地の宮崎県日南市に到着した。
2月1日から14日まで同市内で練習を行い、16日から27日までは沖縄市内で2次キャンプを行う。野村祐輔投手は「明日から始まる。いよいよという気持ちですね」と心を新たにし、昨季MVPに輝いた丸佳浩外野手は「1年間しっかりと戦えるようにしたいと思っています」と力強く話した。
◇広島・丸、気合十分「けがを怖れずにやっていきたい」 2018.2.1 05:00 サンケイスポーツ
広島・丸はキャンプ初日からフルスロットの姿勢で臨む。昨春キャンプでは打撃練習で右脇腹の違和感を訴えて一部別メニューになったが「けがを怖れずにやっていきたい」と31日、気合十分。リーグ連覇した昨季は打率・308、23本塁打、92打点でゴールデングラブ賞、ベストナイン、セ・リーグMVPを受賞。球界を代表する存在となったカープのニューリーダーは「全員が同じ方向を向いていけるように、頑張っていきたい」と誓った。
☆で、カープは先乗り自主トレをやってる選手がいます。
◇カープ野間、キャンプイン前日に休日返上トレ「シーズンにいい形で入れるように」 1/31(水) 13:59配信 デイリースポーツ
日南春季キャンプの先乗り自主トレに参加していた広島・野間峻祥外野手が31日、休日を返上して天福球場で汗を流した。
「体を動かしたかった」と室内で打撃マシンと相対。黙々とバットを振り込んだ。2月1日から始まるキャンプへ向けて「アピールをしないといけない身。いい印象を与えて、シーズンにいい形で入れるようにしたい」と言葉に力を込めた。
☆野間くん、今年はバッティングで貢献できるか。キャンプ・オープン戦で、いいものを見せてほしいですね。
☆緒方監督は、競争を求めています。
◇広島緒方監督「ポジション勝ち取れ」V3へ競争促す 1/31(水) 19:02配信 日刊スポーツ
球団初のリーグ3連覇を目指す広島の首脳陣と1軍メンバーが31日、キャンプ地の宮崎・日南に入った。
緒方孝市監督(49)は、あらためて守り勝つ野球の基本方針を掲げた。「リーグ優勝するためには、とにかく投手陣の力が大きい。いかに先発がしっかり確立していくか。分業制の中で中継ぎ、抑えも重要。選手も分かっていると思うが、伝えたことは競争して、ポジションを勝ち取れということ。3連覇と言われることを1つのモチベーションとしていきたい」。
昨年8月に右足首を手術してリハビリ中の鈴木は、1軍同行ながら別メニュースタートさせる方針を明かした。
◇広島・緒方監督 3連覇へ新戦力出てコイ 他球団積極補強も若鯉に期待 2/1(木) 6:04配信 デイリースポーツ
広島・緒方孝市監督(49)が1月31日、キャンプ地・日南入り。キャンプインに向けて「新戦力の台頭」をテーマに掲げた。今キャンプには2年目の坂倉、高橋昂ら多くの若手を抜てきし、チームの戦力底上げを狙う。就任以来掲げる「守り勝つ野球」で、球団史上初となるリーグ3連覇を目指す。
日南の寒さを吹き飛ばすような、熱い口調だった。球団史上初のリーグ3連覇は大きな「モチベーション」。約1時間半のミーティングを終えた緒方監督は春季キャンプのテーマに「新戦力の台頭」を掲げ、競争のゴングを高らかに鳴らした。
「大きな戦力補強がない中で、同じメンバーで戦っていく。キャンプにはフレッシュな子を入れている。シーズンに入って、そういう勢いを出すような働きを期待している」
今キャンプには2年目の坂倉、高橋昂、アドゥア、3年目の高橋樹、さらに4年目の塹江、藤井、5年目の辻らを抜てき。昨秋のキャンプで評価を上げた若手を中心にメンバー編成した。今年も水本2軍監督と積極的に情報交換する方針で「吉報を待っています」と1、2軍の入れ替えも視野に入れている。
就任以来掲げる「守り勝つ野球」は今年も不変だ。「とにかく投手の力が大きなウエートを占める。チームの方針として伝え続けている」。中でも左腕の成長を待ち望む。昨季勝利投手となった左腕はジョンソンと床田の2人だけ。先発、中継ぎ、抑え、ポジションは問わない。「大きなチャンス。力で勝ち取ってほしい」。昨季ブレークした薮田、岡田にも「今年成績を残して、力が証明される」と注文。第1クール中はブルペンへ足を運ぶ時間を増やし、状態をチェックする考えだ。
「3連覇を目指してモチベーションにしてほしい。セ・リーグではジャイアンツしか3連覇したことがない。3連覇に挑戦できることはなかなかない。チーム一丸となって戦っていこう!」
約1時間半のミーティングでは、ナインにそう熱く訴えた。昨季の2位阪神は新助っ人ロサリオを補強、3位DeNAはFAで大和を獲得。巨人には野上、ゲレーロが加入し、ヤクルトにはメジャー帰りの青木が復帰する。他球団が積極補強を展開しており、厳しい戦いは承知の上。「どこが相手でもいろんなデータを聞きながらシーズンへ備える。毎年毎年、厳しい戦いになる。勝利を目指してチーム一丸となって戦っていく」。強い決意で3連覇の戦力を整える。
☆ヤクルトは、青木が戻ってきましたか。昨年とは違うのは確かなようですね。
◇広島緒方監督、V3へ新鮮力注入「鍛えていきたい」 2/1(木) 7:22配信 日刊スポーツ
球団初のリーグ3連覇を狙う広島緒方監督が、キャンプでの若手台頭を期待した。「大きな戦力補強がない中で、フレッシュな選手を(1軍に)入れている。鍛えていきたい」。
今季も投手中心に守り勝つ基本方針をあらためて掲げ、昨年先発で活躍した薮田や岡田にも「1年だけで終わってもらいたくない」と要望。「3連覇と言われることを1つのモチベーションとしていきたい」と気を引き締めた。
☆「補強しない=勝つ気がない」なんて言ってる人がいますが、まただから日本シリーズ・CSで負けるんだ、なんて言ってる人がいますが、カープの野球を、まるで分かってない。補強や外国人に頼らず、バランスの取れたチーム作りをしたからこそ、25年ぶりのリーグ優勝、そして連覇できた、というのが、客観的な事実だと思います。
☆で、このまま3連覇して、日本一とかになったら、今批判してる人は、何て言うんでしょうねぇ。って、一昨年も昨年も、何の反省の弁もありませんけどね。
☆で、緒方監督の言うように、カギは投手陣。
◇広島・緒方監督 3連覇へ鍵は投手力「選手に伝えたのは競争」 2/1(木) 6:00配信 スポニチアネックス
プロ野球は1日、日本ハムを除く11球団がキャンプインを迎える。リーグ3連覇と日本一を狙う広島は31日、緒方孝市監督(49)や新井、丸、野村ら42選手が1次キャンプ地の宮崎・日南に入った。
午後4時過ぎからの全体ミーティング。セ・リーグでは巨人しか成し得ていない、球団初の3連覇を目指す緒方監督は「モチベーションの一つになる」とし、偉業達成へのカギに言及した。
「3連覇するためには投手力が大きなウエートを占める。選手に伝えたのは競争。競争して自分のポジションを勝ち取ってほしい」
明快だ。何しろ昨季の連覇の過程では、圧倒的な攻撃力を見せつけた。チーム打率・273、736得点、152本塁打、112盗塁はいずれも断トツ。円熟期を迎えた田中、菊池、丸らが中核を成す打線は強力で、投手陣を底上げできれば偉業はグッと近づく。
「若いフレッシュな選手を数多く(メンバーに)入れた。シーズンで勢いをもたらす働きを期待しながら、まずはそこを鍛えたい」
補強は中継ぎ候補のカンポス1人という現状。2年目の高橋昂や塹江、高橋樹といった左腕に、藤井皓、辻、アドゥワら新勢力の鍛錬と見極めがまずもっての課題だ。彼らの存在は競争を激化させ、台頭は即、チーム力を高めることになる。
「去年活躍した薮田や岡田にしても、今年結果を残して初めて力が証明できる。1年で終わったら困る」
2人の若手先発候補にも一層の発奮を促した指揮官。ジョンソンや野村、薮田が名乗りを上げる開幕投手については白紙を強調し、「競争。3月のオープン戦を含めた中で、競争して勝ち取ってほしい」と明言した。
セ界情勢は混沌としてきた。最下位・ヤクルトはメジャー帰りの青木が新加入。「去年はケガ人が出た中での成績。青木が戻れば戦力的にかなりアップする」。警戒感を示しつつ、「ヤクルトだけじゃない。今年もまた厳しい戦いになる」と表情を引き締めた。
首尾一貫する実力至上主義。厳しい競争の中で力をつけた選手は強い。いざ、リーグ3連覇へ。期待感に満ちあふれた球春がいよいよスタートする。
◇広島・緒方監督、ブルペン徹底チェック!球団初3連覇へ投手陣にハッパ 2/1(木) 7:00配信 サンケイスポーツ
広島・緒方孝市監督(49)らが31日、春季キャンプの地、宮崎・日南に入った。球団史上初の3連覇へ、「投手陣が大きなウエートを占めている」とポイントを挙げた指揮官。第1クールから精力的にブルペンに足を運び、厳しい姿勢で仕上がりをチェックをしていく方針だ。
日本一のソフトバンクと同じ便で、宮崎入り。静かなる闘志を燃やした緒方監督が早速、投手陣にハッパをかけた。
「リーグ優勝、日本一になるためには投手陣の力が大きなウエートを占めている。選手に伝えていることは競争して勝ち取れということ」
カープの代名詞といえば、田中、菊池、丸、鈴木を軸にした強力打線だが、指揮官は「投手中心の守り勝つ野球」の徹底を明言。ジョンソン、野村、薮田ら盤石ローテ陣に割って入るような若鯉の台頭を求めた。
その筆頭は1軍に抜てきした24歳の戸田、19歳の高橋昂、20歳の塹江ら6人の左腕(育成のフランスアを含む)だ。「左投手は大きなチャンスだと思う」と大きな期待を込めると「(初日から)ブルペンに行く機会は増える。秋に言い渡したことが、しっかり彼らの頭の中に残っているか。楽しみ」と予告した。
昨年は調整が遅れていた戸田に対して「やるべきことをやっていない」とカミナリを落とし、たった5日で2軍行きを通告。今年も厳しい姿勢を打ち出していく。
「けがにつながるような無茶な練習をするわけではない。(ただ)締めるところは締めていこうと思っている」
球団史上初の3連覇、34年ぶりの日本一へ。就任4年目の指揮官が、心を鬼にして投手王国を築く。
☆例えば巨人は、陽がようやく戦列に加わって劇的に強くなったかというと、そうでもない。それは、チーム自体がうまく出来ていないから、陽が機能してないんですよ。戦力が揃ったら、その戦力に合ったチーム作りをしなきゃダメなんですね。
☆そんな訳で、キャンプ展望。
◇【広島 キャンプ展望】伸び盛りの若手が切磋琢磨し、例年以上に激化する定位置争い! 2/1(木) 7:00配信 週刊ベースボールONLINE
◆主力選手の調整具合だけでなく、若手の成長も楽しみな広島
昨季に37年ぶりのリーグ連覇を達成した広島。しかし2016年は日本シリーズで、17年はCSで敗れ、悲願の日本一はならず。18年は球団初のリーグ3連覇、そして悲願の日本一を達成すべく、選手は燃えに燃えている。
そのスタートとなる開幕戦に向けて、早くも照準を合わせているのが、ジョンソン、野村祐輔、薮田和樹の3投手。16年の沢村賞投手で、2年連続で大役を任されたジョンソンが開幕投手の筆頭候補だが、16年、17年で計25勝の野村、17年に15勝を挙げ、勝率第一位投手のタイトルを獲得した薮田も実力は十分。3本柱を期待される3投手の仕上がり具合に注目だ。
野手では昨年8月下旬に右足首を骨折し、シーズンを棒に振った鈴木誠也の回復をチェックしたい。故障離脱するまでは四番を任され、首位快走のチームを支えてきた若き中心選手。このキャンプで明るい表情を見せてくれるようなら、チームの未来も明るさを増すはずだ。
主力以外にも好選手は多数。中でも高卒1年目の昨季にファームで大活躍した高橋昂也、坂倉将吾のバッテリーは、首脳陣から高評価を得ており、ブレークまで秒読み段階と言える。高橋昂はチームに不足するサウスポーで、抜てきの余地は多い。強肩強打の坂倉は、ドラフト1位の中村奨成という強力なライバルの入団を刺激に、さらなるアピールを誓っている。黄金期形成に欠かせない両者の成長は見逃せない。
ほかにも、プロ10年目の昨季に初めて規定打席に達し、3割をマークした安部友裕と、誰もが認める打撃技術を誇る西川龍馬の三塁手争い。秋季キャンプでは一塁守備にも挑戦した、大砲・バティスタの起用法。プロ20年目のシーズンに臨む新井貴浩の調整具合や、昨季終盤に打棒爆発し、四番にも座った松山竜平の定位置奪取など、見どころは多数。
2年連続リーグ優勝を果たしながら、なおも激しい定位置獲得バトルを繰り広げる選手たち。12球団の頂点に立つべく、春季キャンプからエンジン全開だ。
◇【担当記者が教える春季C見どころ】広島、伝統の猛練習で鍛える 高橋昂、坂倉ら有望株 2018.1.31 08:00 サンケイスポーツ
2018年のプロ野球春季キャンプが、いよいよ2月1日からスタートを切る。サンケイスポーツの球団担当が、キャンプのみどころを紹介する。
3連覇を目指す広島は投打ともに充実。緒方監督は「戦力の台頭」を求めて伝統の猛練習で若鯉を鍛える。投手はジョンソン、野村、薮田ら盤石のローテ陣に左腕の戸田、高橋昂らが割って入れるか。野手は田中、菊池、丸を中心に新井も健在。昨年8月に右足首を骨折した鈴木も1軍が決まった。D1位・中村奨(広陵高)は2軍スタートだが、成長株の西川、坂倉らも注目だ。 (柏村翔、記者歴4年、滋賀県出身)
☆今年特徴的なのは、若手を1軍キャンプに多く抜擢していること。もちろん即1軍の戦力、とは考えていないでしょうが、その可能性を十分に感じさせる活躍を昨年してくれた、ということでもあります。もちろん使えれば使うだろうし、またそういうチーム作りをしてきたので、巨人なんかと違って、若手のモチベーションは相当高いはず。
☆同時に、2軍スタートとなった中堅どころ、福井や小窪・岩本・天谷あたりも、必ず必要になります。彼らが日本一になるために貢献するんだ、というモチベーションを持ち続けていれば、2軍スタートだろうが関係ありません。その辺は本人たちも、十分分かっているはず。
☆今年はむしろ、ペナントレースで僅差で競り合う、ぐらいの方がいいかも知れませんね。その中で勝ち上がれば、随分逞しくなるんじゃないでしょうか。
☆さて、以前こんな記事が出ていたのですが。
◇キャンプ地に球団公認“カープ駅”34年ぶり日本一へ出発進行~ 1/11(木) 6:01配信 スポニチアネックス
プロ野球広島のキャンプ地・宮崎県日南市の住民が手作りのエールを送る。2月1日のキャンプ初日に向け、球団が50年以上使っている球場の最寄り駅を今月13日からカープレッドに染め上げる。34年ぶりの悲願の日本一へ、街を挙げて盛り上げていく。
企画したのは日南市油津の住民が中心となって結成した「日本一のカープ駅をつくる会」。同地区には広島が1963年からキャンプを張る天福球場があり、13日から最寄りのJR日南線油津駅の壁に地元住民が応援メッセージを書いて、ペンキで真っ赤に塗装する。
同会によると、球団公認で「Carp」の球団ロゴを描き、マスコットのカープ坊やのイラストを駅舎に飾る。愛称を「カープ油津駅」とし、キャンプ初日に間に合うように完成させるという。事務局の担当者は「12球団の本拠地以外でプロ野球仕様の駅舎は前例がない」としている。
同会の黒田泰裕会長(64)によると、構想のきっかけは、昨季、広島がリーグ連覇を果たしながら、日本シリーズに進出できなかったこと。「悲願の日本一に向けて我々から盛り上げていこう」と仲間に声を掛け、アイデアを練った。JR九州や球団の協力も得て、数百万円の費用の一部は、現代版樽(たる)募金とも言えるクラウドファンディングを活用。会の命名にも「日本一になってほしい」との願いを込めた。
黒田会長は熱烈な鯉党。特に16年まで投手陣の柱として活躍した黒田博樹氏(42)とは同姓ということもあり、若手時代から自宅に招き、食事をするなど親しい。息子の名前が「ひろき(大貴)」という偶然も重なり、08年に黒田氏がメジャー移籍する際にはスパイクを贈られた。
油津地区は15年に広島のキャンプ史などを展示する「油津カープ館」をオープンさせ、昨年は天福球場と地元商店街を結ぶ約430メートルの道路を「カープ一本道」として赤色に舗装するなどしていた。
2月4日には装いを新たにした駅で緒方孝市監督(49)ら球団関係者を招き、記念セレモニーを行う。黒田会長は「34年前の日本一の時は油津も凄い盛り上がった。あの時の興奮を若い世代にも体験してほしい」と悲願達成へ、キャンプ地も全力で応援していくことを誓った。
≪楽天&DeNAの本拠最寄り駅は球団仕様≫プロ野球本拠地の最寄り駅では、楽天生命パーク宮城に近いJR宮城野原駅やDeNAのホーム横浜スタジアムに近いJR関内駅が球団仕様になっている。それぞれ出入り口や駅舎の壁にチームカラーの塗装を施しており、巨大なヘルメット形のモニュメントが設置されている。
☆で、ほぼ出来上がったようで。
◇3連覇へ盛り上がる広島キャンプ地に「カープ駅」誕生 真っ赤な駅舎のカープ油津駅 1/31(水) 14:00配信 デイリースポーツ
2月1日から始まるプロ野球の春季キャンプ。昨季リーグ連覇を果たした広島は、56年目となる宮崎県日南市でのキャンプを迎える。キャンプ地では街全体で盛り上がるために、球場から最寄りの油津駅舎の“カープ化”を進めている。2月4日のオープニングセレモニーで完成となる予定だ。
今まで白を基調としていた油津駅は真っ赤に染まった。通称「カープ油津駅」へと一新。駅舎には球団のマスコットキャラクター・カープ坊やや球団ロゴも描かれており、同駅ではファンが記念撮影する姿も珍しくない。昨年は油津商店街から球場に続く「カープ一本道」の歩道部分など一部が、赤く舗装された。年々、街がカープと一体化されている。
「カープ駅」実現への発起人となったのは株式会社油津応援団の代表・黒田泰裕氏。経緯を、こう語る。
「去年2連覇したけどCSで負けてしまって、ここからカープを応援しようという声も高まっていきました。日本一のカープ駅にすれば町も盛り上がる。JR日南線も乗客が少なくて赤字になっていて、みんなが注目して乗り降りする人が増えるようにというのもあります」
動き出したのは11月初旬。JR九州に快諾を得た上で、黒田氏は自ら広島に赴き、球団にロゴなどの使用許可も得たという。改装への資金は、インターネットを通じて出資し支援する「クラウドファンディング」で募った。全国各地から支援が集まり、目標の200万円には既に到達。反響も大きく、広島在住のファンからも「ありがとう、カープのためにしてくれて」などの声も上がっているという。
駅舎の一部の塗装は始動日となった1月14日、約200人の市民やファンの手によって行われた。前日の13日には「カープと共に日本一」などのメッセージを市民らがそれぞれ駅舎に記した。真っ赤な色の奥にはカープを応援する者たちの、熱い思いも宿られている。
4日のセレモニーでは緒方監督が最後の一塗りを行い、「カープ油津駅」が出来上がる。「球場に来られた方は、街も見てほしいですね」と黒田氏。今年の日南は、さらに活性化することになるだろう。(デイリースポーツ・田中哲)
☆あら、真っ赤(笑)。
☆いやいや、日南のファンの方々にこれだけ熱い思いを見せられると、地元出身のファンのK.Oとしては、うれしいと同時に、負けれられませんな。今年も目いっぱい、カープを応援しますぞ。
☆そんな訳で、御覧になってる皆さんも、今年はいつも以上に、熱く応援しましょうね。プロ野球の年始めということで、今年もよろしくお願いします!
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source : K.Oのカープ・ブログ。