2018年3月2日金曜日

最近のカープ、あれこれ~'18.3.1、緒方大野対談・西川獲得秘話・大下広島点検。


☆さて、今日も話題豊富で、助かりますわ(笑)。


◇広島・緒方監督、大野豊氏に激白 3連覇“キーマン”は「若手」 3/1(木) 10:30配信 スポニチアネックス

 オープン戦が本格化し、開幕の足音が聞こえ始める3月。春季キャンプを打ち上げたばかりの広島・緒方孝市監督(49)を、スポニチ本紙評論家の大野豊氏が直撃インタビューした。この中で指揮官は、チームに勢いを与える若いキーマンの出現を熱望。今季のチームづくりに言及しながら、球団初のリーグ3連覇と34年ぶりの日本一への意気込みを語った。(構成・江尾 卓也)

 大野 春季キャンプが終わった。緒方監督が見た、チームのここまでの仕上がりは?

 緒方 ここまではいい練習ができていると思います。ただ、個々に目を向けると、思ったように状態が上がらない選手もいる。(鈴木)誠也、丸がそうですし、投手だと中村祐が実戦に入ってすぐにケガ。死球を受けたバティスタも少し時間がかかるかな…と。

 大野 キャンプってアクシデントがどうしてもあるからね。そういう中でオープン戦が本格化する。

 緒方 ここからですね。シーズンに備えての基礎的なことを、キャンプで反復練習してきました。ここから本格的に実戦に入っていくわけですが、試合がいろんなことを教えてくれるし、いろんなことが見えてくると思います。ミスを反省し、ミスを犯さないようにしながら、シーズンに入る準備をしっかりやりたいと思います。

 大野 今年は3連覇という目標があり、その上の大目標もある。

 緒方 はい。

 大野 立場上は心配が尽きないだろうけど、信頼できる選手が増えてきたのも事実。

 緒方 いや、もちろんです。期待は年々高くなっていますし、投手にしろ野手にしろ、選手たちがやってくれないと3連覇は難しいと思っています。

 大野 ズバリ、キーマンは誰だろう。

 緒方 ボクは若手だと思います。チームに勢いをもたらす選手。昨季で言えば薮田がそうだし、バティスタもそう。彼らのような若い力、計算していなかった力がポンと出てくることが大きい。キーマンの名前はわからないですけど、若い選手がカギを握る…と。

 大野 うん。そういう選手が出てくれば、カープの強さを持続できる可能性が高まる。

 緒方 カープの一番の武器は明るさ、チームワークなんですよ。その輪の中に入り、その気になって周りを勢いづけてほしい。いろんな形でチャンスを与えたいと思いますし、どんどんアピールしてほしいな…と。

 大野 今季に向け、選手たちに伝えたことは何かある?

 緒方 “自分が(監督を)やる限りは目指す野球、実践する野球は変わらない。でも、メンバーは変わるよ”と。競争を勝ち抜いた人がレギュラーとして試合に出る。それが自分の信念なので。今季も、投手を中心とした守りの野球をしっかりやっていく。そこは選手も理解してくれていると思います。

 大野 そうだね。

 緒方 でも、終わりはないですね。カープは常に、若い選手を育てないといけない。ただ、新しい力を加えるにはマイナスも多い。それを周りがカバーして、マイナスから大きなプラスに変える。それが育てることなので終わりはないです。

 大野 強くていいチームになった。改めて今季の目標は?

 緒方 戦う以上はペナントを勝ち取る。まずはそこです。それが球団初の3連覇につながりますし、我々にとっても大きなモチベーションになる。その上で、勝ち切って終わるシーズンにしたい。2度、それもマツダで負けて終わっていますから。今年こそは日本一を獲るシーズンに…という思いでいます。


☆ま、そもそも主力自体がまだ若く、チームもまだまだ成長途中。黒田さん・新井さんが帰ってきて、足りなかった「ベテラン」の部分が解消され、チームはリーグ連覇。1年目・2年目ともにぶっちぎりの優勝だった訳ですが、逆に言えば「修羅場」をくぐってきた訳ではなく、それが仇になった部分もありました。


☆首脳陣も、できるだけ選手にプレッシャーがかからないように配慮してきましたが、チームが「大人」になるためには、いよいよ本当の勝負をしなきゃいけないのかも知れません。


◇大下剛史氏「投打に底上げ 広島3連覇に手応え」 3/1(木) 16:36配信 東スポWeb

【大下剛史・キャンプ点検=広島】グラウンドで汗を流す選手たちの姿を見て、真っ先に感じたのが体の大きさだった。昨年8月下旬の右足首骨折で調整が遅れている鈴木にしても、一段とたくましくなっていた。今キャンプは当然のことながら、その前段階の自主トレ期間から各選手がそれぞれに、しっかりと体づくりに励んできたのだろう。

 打球を見ても一目瞭然だった。昨季まで代走や守備固めでの起用の多かった野間でさえ、スイングが力強い。昨年10月に続いて日本代表に選ばれた西川もしかり。昨年123試合に出場して自身初となる規定打席に到達し、リーグ4位の打率3割1分の好成績を残した安部だって、うかうかしていられない。控えクラスも含めて昨年までとメンバーは大きく変わらないが、しっかりと戦力の底上げもできている。

 リーグ連覇を成し遂げてもなお、全く妥協がない。これは緒方監督の性格によるところも大きいのだろう。現役時代から練習でも試合でも、とことんやるタイプ。それゆえ、けがが多かったのも確かだが、選手たちはいい緊張感を持って練習から臨めている。

 その慎重すぎるほど慎重な指揮官がキャンプ地を訪れた際に「ぜひブルペンも見ていってください。今年は大瀬良も岡田も薮田も状態がいいんです」と言ってきた。よほど手応えを感じているのだろう。野手同様に投手陣も同世代でいい競争ができている。計算のできる野村、ジョンソンも順調で、投打とも盤石だ。球団史上初となるリーグ3連覇に向けて、現時点で死角は見当たらない。 (本紙専属評論家)


☆ヤクルトなんかは、主力の離脱続きで、とても戦える状態ではありませんでしたが、3連覇の大前提は、主力に故障者が出ないこと。タナキクマルや誠也くん、松山・安部・会沢あたり、投手では先発陣にリリーフ陣。特に複数人抜けるようなことになると、ヤクルトの二の舞になってしまいます。


☆同時に、将来を見据えるとともに、主力組を刺激し、何なら戦力として機能してほしいのが、若手。


◇広島 担当スカウトの松本有史氏が語る「西川龍馬 発掘秘話」 3/1(木) 6:04配信 広島アスリートマガジン

 抜群のバットコントロールと勝負強さで、チームの中での存在感を増している西川龍馬。
 ドラフト5位と下位指名で入団した背番号63はアマチュア時代、一体どんな選手だったのか?
 菊池涼介、薮田和樹らを発掘した担当スカウトの松本氏に西川指名までのエピソードを聞いた。

*  *  *  *  *  *

 西川は社会人野球・王子出身ですが、かつてカープでもプレーしていた川口盛外(現王子)がそのチーム出身だったということもあり、もともと見に行く機会がよくありました。西川の存在を知ったのは高校時代を知るウチのスカウトから「良い選手が敦賀気比高から王子に入りますよ」という情報が最初でした。
 しかし王子入団当初、彼は足を骨折していて、プレーを見る機会がなかなかありませんでした。当時は体の線が細く、まだ注目すべき選手ではありませんでした。

 足の故障が完治してから、私がまず注目したのは彼の打撃です。とても柔らかい打撃を見せていて、バットコントロールには目を見張るものがありました。たとえるならば、かつての前田智徳さん(元広島)のようでした。
 前を大きく、柔らかいスイングでバットをムチのように使えている部分です。やはりそれは天性のものですから、なかなか最初からそのようなスイングができるものではありません。守備、走塁に関しては当時、並の評価ではありましたが、プロで鍛え上げられればレベルアップできる伸びしろを感じていました。

 性格的な面ですが、見た目は今風でチャラい? 印象がありますが(笑)、野球の事をすごく考えていますし、練習熱心で真面目です。高校から地元を離れて野球留学するなど向上心も高いと思います。
 王子時代の監督も西川がプロ入りの際『全然心配していません』と太鼓判を推していました。王子の野球部は練習が厳しいですし、3年間みっちりと鍛え上げられていたのだと思います。

 西川を見続けてきた中で印象的なのは、彼が社会人3年目の15年です。私が見に行く度に打撃で結果を残していて、『西川に縁があるのかな』と思いましたし、私の中で彼の評価が上がり、さらに注目するようになりました。
 ドラフト直前に西川の試合を見に行った時も、思い切り引っ張ってホームランを放ち、その時に『今年西川を指名しなかったら、翌年のドラフトでは評価も上がり、獲得できないかもしれない』と思いました。


(広島アスリートマガジン2018年3月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ 松本有史(まつもと ともふみ)
 1977年5月11日生、広島県出身。崇徳高-亜細亜大を経て、99年ドラフト7位で広島入団。現役時代は長打が魅力の内野手として活躍。05年限りで現役引退し、翌06年からスカウトに転身。現在は主に東海地区、母校の亜細亜大を担当。これまで菊池涼介、薮田和樹など、アマチュア時代に目立っていなかった選手を発掘した実績を持つ。


☆王子では3番を打っていた西川くん、ホームランバッターではありませんが、昨年はホームランを5本記録。首脳陣が予定を早めて1軍に上げたほど、そのバッティングは期待されていましたが、見事にそれに応えたと言っていいと思います。


☆ただ、代打では勝負強さを見せた西川くんですが、打率.275は、彼の能力からすれば、全然物足りない。侍ジャパンに選出されるほど、その能力は買われている訳ですから、今年はもっと大暴れしてほしいですね。


☆さて、同じ若手でも、この人が1軍に上がるのは、いつの日か。


◇広島・中村奨成が広陵の卒業式に出席「やりきったという気持ち」 3/1(木) 17:09配信 デイリースポーツ

 広島のドラフト1位・中村奨成捕手(広陵)が1日、広陵高校で卒業式に臨んだ。

 久しぶりに同級生と再会し終始、笑顔。涙はなかった。式典では、昨夏の甲子園で準優勝し、さらに個人では春夏を通じて個人最多となる6本塁打を放ったことで特別表彰を受けた。

 「さみしいというよりも、やりきったという気持ちがある。同級生と久しぶりに会って、みんな元気で安心しました。いつも通りの接し方をしてくれてうれしかったです。先生(中井監督)からは、いつでもつらくなったとき連絡をして来いと言われた。本当のおやじではないけど、そういう気持ちでやってきた。心強いです」

 2日からは再びチームに戻り練習が始まる。広陵での3年間を原点として、1軍を目指した戦いに挑む。


◇【広島】中村奨成、卒業式で特別表彰「恥じないようにしっかりとやっていきたい」 3/1(木) 18:04配信 スポーツ報知

 広島のドラフト1位・中村奨成捕手(18)が1日、母校・広陵高の卒業式に出席した。昨夏の甲子園で1大会最多の6本塁打を放った功績などを認められ、特別表彰を受けた怪物捕手は「光栄なこと。(表彰に)恥じないようにしっかりとやっていきたい」と言葉に力を込めた。

 中井哲之監督(55)は「今までやってきたことがウソじゃないことを、これから先で証明しろ! しんどくなったら必ず連絡せえよ」と熱烈エール。真剣な表情で聞き入った中村奨は「ここが原点だと再確認できた。すごく気が引き締まりました」と感無量の様子だった。


☆甲子園ではたまたま絶好調だったのかも知れませんが、それにしたって、あの大舞台で6本ものホームランを打つんですから、メンタルは強いんじゃないですかね。坂倉くんは1年目から1軍を経験しましたが、さて奨成くんは、とりあえずファームでどんなプレーを見せてくれるのか。いやいや、ほんとに楽しみです。


☆お次は、新外国人、カンポスの話題。


◇広島・カンポス 外国人枠争いを制す/注目の新戦力 3/1(木) 12:02配信 週刊ベースボールONLINE

 ベネズエラ出身の右腕、レオネル・カンポスが少しずつ調子を上げている。1月末に来日し、一軍キャンプに参加。リーグ2連覇中のチームにあって、新戦力はカンポスとドラフト加入の新人のみ。新人全員がキャンプ二軍スタートという事情を考慮すれば、メジャー通算38試合の登板経験がある新助っ人にかかる期待は大きい。

 2月4日に初めてブルペン入り。188センチの長身から投げ下ろす直球には角度があった。緒方孝市監督が「バランスのいいフォーム」と言えば、松田元オーナーも「チェンジアップがいい。いい位置から落ちる」と評価。カンポス本人も「初めての日本のキャンプで戸惑いはあるけど、順調にきているよ」と笑顔で話した。縦変化のスライダーも大きな武器だ。

 サインを求めるファンに気さくに応じ、日本人選手ともコミュニケーションを図っている。来日して1週間ほどは、毎日違う日本食にトライしたという。「すし、焼きそば、刺し身。全部おいしかったよ」。そんな積極的な姿勢には好感が持てる。

 キャンプ中盤からはフリー打撃に投げ、肩が仕上がってきた。沖縄2次キャンプの21日は、コザしんきんスタジアムで行われたロッテとの練習試合で初実戦。1回を投げ、2三振を奪って無失点で終えた。

 ジョンソン、ジャクソン、バティスタ、エルドレッドらとの外国人枠争いは激しい。起用法は中継ぎと明言している緒方監督に、今後もアピールを続ける。


☆縦スラもいいし、チェンジアップもいい。低めにコントロールできているようです。チェンジアップはシンカー気味に落ちるものもあるので、左バッターはうまく抑えると思います。またストレートもサファテに似ていると会沢が証言するなど、期待は膨らむばかり。


☆ジャクソン好きなんで、ジャクソンにも頑張ってほしいんですけどね。どちらもうまく使ってあげてほしいなぁ。ただ、昨年もブレイシアを獲りましたが、勝ちパターンのピッチャーはそれだけ重要、かつ苛酷なポジションだということ。離脱者が出た時に、カンポスの真価が問われると思います。その時には、ジャクソンに負けないピッチングを見せてほしいですね。


☆さて、昨日のエルさんに続き、1軍に合流したベテラン2人、まずは小窪。


◇広島・小窪が1軍初合流「結果を出して、はいつくばれるようにしたい」 3/1(木) 21:35配信 デイリースポーツ

 広島・小窪哲也内野手が1日、マツダスタジアムで行われた全体練習で1軍に初合流した。

 ノックや打撃練習などのメニューをこなし、「体は万全な状態」と胸を張る。3、4日は侍ジャパンの田中、菊池、西川の内野手3人が不在の中、オープン戦もある。

 1軍生き残りへアピールの場とするためにも「何とか結果を出して、はいつくばれるようにしたい」と力を込めた。


☆連覇したここ2年、低迷している小窪。今年は選手生命を賭けた年になると思います。このオープン戦は、それくらいの覚悟でやって下さい。万全な状態なら、力は発揮できるはず。


☆もう1人、新井さん。


◇広島新井1軍再合流「痛いところもなく」明るい表情 3/1(木) 17:47配信 日刊スポーツ

 広島は1日、マツダスタジアムで全体練習を行い、新井貴浩内野手(41)が1軍に再合流した。2月の宮崎・日南キャンプは1軍スタートだったが、沖縄2次キャンプは同行せず、日南に残って2軍で調整していた。

 フリー打撃では快音を残し、元気な姿を披露。「久しぶりに合流して、いい練習ができた。痛いところもなく、日南では順調に振り込み、走り込み、ウエートができた。状態はいい」と明るい表情で話した。


☆新井さんも、体が万全なら、やってくれます。


◇カープ新井が活躍し続ける要因とは…直球に振り負けない体力+技術 3/1(木) 13:04配信 デイリースポーツ

 広島・新井貴浩内野手(41)が、節目のプロ20年目の春季キャンプを終えた。仕上がりは昨年以上で、今年も勝負強い打撃に期待大だ。昨季は100試合に出場し、打率・292、9本塁打、48打点。新井が年を重ねても活躍を続ける要因は何か。昨年のデータからひもといた。

  ◇  ◇

 今年も新井は2月中旬に1軍本隊を離れ、2軍キャンプ地・日南でじっくり調整した。「今年はいいんじゃないかな。昨年よりいいと思う」。仕上がりは順調そのもの。ベテランの健在ぶりを示す、こんなデータがある。

 113打数42安打、6本塁打、打率・372。昨季、新井が直球を打った数字だ。打率・372は100打席以上立った打者の中で12球団トップ。速球に振り負けず、しっかり捉えられていることが分かる。コース別に見ると、真ん中から外角高めにめっぽう強く、打率は5割以上。ただ、新井にとっては意外な数字だったようで「どういうこと?真っすぐをよく打っているということ?12球団1?すごいね!」と目をパチクリさせた。

 年齢を重ねると直球に振り負けたり、球を捉えたと思っても空振りすることがあると聞くが、新井にはまるで当てはまらない。成績低下に直結すると言われる目の衰えも、全く感じないという。

 「全然ないんよね。年取ったら目に来る、真っすぐが速く感じるとか言うけど全くない。目のトレーニング?何もしてない(笑)」

 配球の読みも要因かと聞けば「経験的なものもあると思う」とうなずき、「でも速い球を打ち返す技術、体力がないと打ち返せない」と言った。そして打撃において「速い真っすぐ」を打つことを若い頃から何よりも大切にしてきたという。

 「今は動かしたり、チェンジアップだったり、いろんなボールがあるけど、打者にとって一番嫌な球は速い真っすぐ。これはみんなそうだと思う。だから速い真っすぐを捉えられていることはいいこと。41歳になってそれはすごいことだと思うよ。自慢できるね」

 41歳を迎えても元気いっぱいだ。キャンプ前半は恒例の坂道ダッシュで下半身を鍛え、中盤からはバットを振り込んだ。今年もギリギリまで体を追い込み、速い直球に振り負けない体を作り上げた。同時に技術的な向上も目指している。「いかに自分のいい形で打てるか」。その精度を上げるため、シーズン中も「感覚的なマイナーチェンジ」を繰り返しているという。

 「まだ良くなると思っている。もう良くならないと思ったら、辞める時。まだまだ負けんという気持ち」。向上心に支えられた体力と技術で、今年も速球を打ち返す。(データは共同通信デジタル)=デイリースポーツ・杉原史恭


☆昨年はオフに体が作れなかったにもかかわらず、これですからね。エルさんあたりの状態にもよりますが、今年は一昨年並みの活躍が期待できるかも知れませんよ。


☆さて、3日のオープン戦、西武戦は緒方監督、辻監督の「同郷対決」が佐賀で行われますが、4日の長崎は、大瀬良くんが地元凱旋。


◇カープ大瀬良、プロ入り初!地元・長崎凱旋 剛腕復活&開幕ローテアピールだ 3/1(木) 6:02配信 デイリースポーツ

 広島の大瀬良大地投手(26)が4日の西武戦(長崎)に先発する。長崎県大村市生まれの長崎日大出身で、プロ入り後初の凱旋登板。左手を高く上げる新フォームで地元ファンに勇姿を見せ、順調な仕上がりと開幕ローテ入り当確をアピールする。

 ようやく実現した凱旋登板に、大瀬良はうれしさを隠せなかった。高校時代の思い出が詰まった長崎ビッグNスタジアム(長崎県営野球場)で、プロ入り後初めてマウンドに上がる。特別な一戦へ、思いを言葉に変えた。

 「高校時代は、この球場で試合ができるのを楽しみにしていました。これまで、なかなか機会がなかったですからね。投げさせてもらえる環境を作ってもらい、ありがたいです。しっかりと投げたいと思います」

 真っ先に思い出すのは長崎日大時代の出来事。1年時の秋季大会で公式戦初登板を果たしたのが、この球場だった。「打たれた記憶がはっきりと残っています」と苦笑い。試合途中からマウンドに上がり4失点。ほろ苦いデビュー戦だった。

 悔しさを力に変えて練習に打ち込み、エースへと成長した。3年夏の2009年長崎大会準々決勝では、その年のセンバツで優勝した今村(現広島)擁する清峰を4安打1失点に抑えて勝利に導き、甲子園出場を決めた。原点ともいえる場所だ。

 「ケガをしなかったのが一番。フォームを固めることもできた」。過去2年の春季キャンプは脇腹痛などで途中離脱。今年はすべてのメニューを消化し、完走した。仕上がりは順調。投球面でも左手を高く上げるダイナミックな新フォームからの剛腕復活に手応えをつかみつつある。

 降雨ノーゲームになった2月25日の巨人とのオープン戦では最速149キロを計測。キャンプ前の自主トレでは剛腕からのモデルチェンジを選択肢に入れていたが「思っていたより真っすぐが良い。もっと伸びしろがある」と言い切った。直球で押す本来のスタイルを基本線にしていく。

 開幕ローテ入りは確実で、今後は変化球の精度や制球面などの詰めの段階に入る。「まとまった良い姿を見せたいと思う。それが次につながりますから」。家族や友人など多くの関係者が応援に駆けつける予定。大瀬良が存在感を示して、故郷に錦を飾る。


☆恐らくね、左手を上げるフォームにしたことで、リリースまでに、微妙な「間」ができるようになったんだと思うんですよ。それがリリースの瞬間にピュッと切るようなリリースを生んで、球にキレが出てるんだと思います。


☆で、投げ急がず、常にこのリリースが保てるかどうかというのと、変化球の時も、しっかり腕を振って、しっかりリリースできるかどうか。またセットでの投球もきちんと作っておく必要があると思います。


☆開幕まで、まだありますから。オープン戦の間に、しっかりピッチングを作ってほしいと思います。


☆おしまいは、安部の続報。


◇広島安部が「腰痛症」と診断、別メニュー調整へ 2018年3月1日19時27分 日刊スポーツ

 腰の張りを訴えていた広島安部友裕内野手(28)が1日、広島市内の病院で検査を受け「腰痛症」と診断された。

 松原チーフトレーナーは「そこまで状態が上がっていない。別メニューで、コンディションを整えていく」と説明した。


☆う~ん、軽症ですが、ちょっと長引いてる、って感じですかね。昨年終盤からケガ続きなんで、ちょっと心配。ま、腰は動かさないのが一番ですから、少々スケジュールが遅れても、しっかり治してから、ですね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。