◇巨人、オープン戦1位で終了 2位はロッテ、3位は楽天 2018.3.25 17:52 サンケイスポーツ
プロ野球のオープン戦は25日、各地で6試合が行われ、全日程を終えた。巨人が楽天に4-3で勝ち、11勝5敗1分けの勝率6割8分8厘で楽天を抜いて1位となった。2位はロッテ、3位は楽天で、2年連続日本一を狙うソフトバンクは10位、セ・リーグ3連覇を目指す広島は11位だった。
打率トップは3割8分6厘の内田(楽天)で、本塁打はバレンティン(ヤクルト)の6本が最多だった。
公式戦はセ、パ両リーグともに30日にナイターで開幕する。
☆改めて、順位を。
順 チーム名 試 勝 敗 引 差
① 巨人 17 11 5 1 ー
② ロッテ 14 8 4 2 1
③ 楽天 16 9 5 2 0
④ DeNA 15 8 5 2 0.5
⑤ オリック 14 7 5 2 0.5
日本ハム 15 7 5 3 0
⑦ 西武 16 8 6 2 0
⑧ ヤクルト 16 6 6 4 1
⑨ 中日 17 7 9 1 1
⑩ ソフバン 16 5 10 1 1.5
⑪ 広島 14 3 9 2 0.5
⑫ 阪神 16 2 12 2 2
☆カープは、昨年同様11位。
☆各部門の、リーダー。
◇オープン戦の全日程が終了…各部門のリーダーは? 3/26(月) 11:45配信 ベースボールキング
◆オープン戦が閉幕
2月24日に始まったオープン戦も、3月25日で全日程を終了。各チームがシーズン開幕へ向けた仕上げを終えた。
ここで気になるのは、チームの成績よりも個人の状態。というわけで、今回はシーズンでタイトルの対象となっている各部門の成績上位者をまとめてみた。
若手がアピールに成功したのか、主力が貫禄を見せたのか。今オープン戦の個人成績を振り返ってみよう。
◆期待の大砲に開花の気配
▼ 打率
1位 .386 内田靖人(楽天)
2位 .368 鈴木大地(ロッテ)
3位 .366 荻野貴司(ロッテ)
4位 .364 倉本寿彦(DeNA)
5位 .340 島内宏明(楽天)
▼ 本塁打
1位 6本 バレンティン(ヤクルト)
2位 5本 デスパイネ(ソフトバンク)
2位 5本 レアード(日本ハム)
2位 5本 ゲレーロ(巨人)
5位 4本 内田 靖人(楽天)
5位 4本 宗 佑磨(オリックス)
5位 4本 メヒア (広島)
5位 4本 アルモンテ(中日)
5位 4本 横尾俊建(日本ハム)
5位 4本 岡本和真(巨人)
▼ 打点
1位 15点 岡本和真(巨人)
2位 14点 レアード(日本ハム)
3位 12点 内田靖人(楽天)
3位 12点 松田宣浩(ソフトバンク)
5位 11点 ビシエド(中日)
5位 11点 アルモンテ(中日)
5位 11点 山田哲人(ヤクルト)
5位 11点 福田永将(中日)
5位 11点 広岡大志(ヤクルト)
▼ 安打
1位 18本 島内宏明(楽天)
1位 18本 源田壮亮(西武)
1位 18本 京田陽太(中日)
4位 17本 坂口智隆(ヤクルト)
4位 17本 内田靖人(楽天)
▼ 盗塁
1位 5個 オコエ瑠偉(楽天)
2位 4個 加藤翔平(ロッテ)
2位 4個 宗 佑磨(オリックス)
2位 4個 吉川尚輝(巨人)
2位 4個 金子侑司(西武)
2位 4個 京田陽太(中日)
2位 4個 上林誠知(ソフトバンク)
2位 4個 神里和毅(DeNA)
2位 4個 大 和 (DeNA)
2位 4個 安達了一(オリックス)
2位 4個 島井寛仁(楽天)
▼ 出塁率
1位 .481 西川遥輝(日本ハム)
2位 .478 鈴木大地(ロッテ)
3位 .471 内田靖人(楽天)
4位 .438 島内宏明(楽天)
5位 .395 荻野貴司(ロッテ)
オープン戦首位打者に輝いたのは、楽天の5年目・内田靖人。かねてから右の大砲候補として期待された22歳は、昨年ファームで本塁打と打点の二冠を達成。ただし、一軍ではなかなかその打棒を発揮することができず、ここまでの通算成績は31試合で打率.141、本塁打も2本のみとなっている。
飛躍に期待がかかる今季は、オープン戦首位打者に加えて本塁打も5位タイ、打点でも3位タイ、安打は4位タイ、出塁率も3位と各部門で好成績をマーク。開幕してからも好調をキープできるか、注目だ。
また、期待の大砲と言えば巨人の岡本和真。ドラフト1位で入団したプロ4年目の21歳は、ここまで大きな期待に応えることができていなかったものの、今年はオープン戦打点王に輝くなど猛アピール。本塁打も4本記録しており、なにより勝負強い打撃が目立った。今年こそ大輪の花を咲かせることができるだろうか。
本塁打部門は外国人選手が上位を独占。それも4人ともNPBで2年以上プレーしているお馴染みの面々であり、それぞれが状態の良さをアピールした。昨シーズンに引き続き、本塁打王争いは外国人選手がリードする展開となるのか。こちらも目が離せない。
◆大役へ順調
▼ 防御率
1位 0.49 西 勇輝(オリックス)
2位 0.60 加藤貴之(日本ハム)
3位 1.06 酒居知史(ロッテ)
4位 1.13 岸 孝之(楽天)
5位 1.35 小笠原慎之介(中日)
▼ 勝利
1位 2勝 酒居知史(ロッテ)
1位 2勝 岸 孝之(楽天)
1位 2勝 小笠原慎之介(中日)
1位 2勝 田口麗斗(巨人)
1位 2勝 則本昂大(楽天)
1位 2勝 鈴木翔太(中日)
1位 2勝 武隈祥太(西武)
1位 2勝 桜井俊貴(巨人)
1位 2勝 高梨裕稔(日本ハム)
1位 2勝 バリオス(DeNA)
1位 2勝 野村祐輔(広島)
1位 2勝 ジー (中日)
▼ セーブ
1位 3S 増井浩俊(オリックス)
1位 3S 平井克典(西武)
3位 2S ハーマン(楽天)
3位 2S 進藤拓也(DeNA)
3位 2S 篠原慎平(巨人)
3位 2S 国吉佑樹(DeNA)
3位 2S 石川直也(日本ハム)
▼ 奪三振
1位 22個 山岡泰輔(オリックス)
2位 20個 藤平尚真(楽天)
3位 19個 石田健大(DeNA)
4位 18個 秋山拓巳(阪神)
5位 16個 則本昂大(楽天)
5位 16個 武田翔太(ソフトバンク)
5位 16個 バンデンハーク(ソフトバンク)
投手は勝率とホールドを除く4部門をまとめた。防御率トップはオリックスの10年目・西勇輝。勝ち星こそ1つも4試合に先発して自責は1だけ。開幕投手の大役に向けて順調な調整ぶりを披露した。
期待の若手ではロッテの2年目・酒居知史が防御率3位、勝利数もトップタイの2つと好投。中日の高卒3年目・小笠原慎之介も防御率が5位でこちらも2勝と、良いアピールを見せている。
良い形でオープン戦を終えた彼らはシーズンでも好調を持続することができるのか。
☆セ・リーグ中心で見ていきますが、バッターでは、ホームランはやはり外国人勢が目立ちます。いやいや岡本くん、4ホーマー15打点で、打点王。もっと早く使っておけば、今頃誠也くんみたいになってたかも。また吉川尚も出てきました。中日はアルモンテが、何気に不気味(笑)。ビシエド・福田くんと、よく打ってます。ヤクルトは山田の復活と、廣岡くんの11打点も立派。ここは坂口の扱いがポイントでしょうね。彼はヤクルトのポイントとなる選手ですから。
☆ピッチャーではあまり目立ったところはないのですが、中日は小笠原くん、鈴木翔くんと、若手が楽しみな上、新外国人のジー、ルーキー鈴木博、そして松坂と、ちょっと面白くなりそう。ただ、ここは吉見がポイントでしょうね。
☆で、セ・リーグ。
◇【セ監督オープン戦総括】金本監督「打線はシーズンが終わってみないと」 3/26(月) 11:00配信 スポニチアネックス
▼広島・緒方監督 いろんな課題が出た。選手一人一人が気を引き締めて課題をしっかりと反省してシーズンに入って、いい形でスタートを切りたい。(3勝9敗2分け 11位)
▼阪神・金本監督 先発の頭数がテーマだったが、思っていたより上がり目はある。(不調だった)打線はシーズンが終わってみないと分からない。(2勝12敗2分け 12位)
▼DeNA・ラミレス監督 貯金3で終われて良かった。課題だった盗塁も増えた。完璧ではないが、完成度は70%ぐらい。100%優勝する自信がある。(8勝5敗2分け 4位)
▼巨人・高橋監督 オープン戦は各チームが勝敗とは別の部分を重視した中での戦い。勝った事実はいいが、評価できる部分とできない部分もある。(11勝5敗1分け 1位)
▼中日・森監督 シーズンも勝ったり負けたりでいける手応えは感じた。うれしい誤算があってくれれば。若い選手がベテランを引っ張ってほしい。(7勝9敗1分け 9位)
▼ヤクルト・小川監督(小技も使い)こう戦っていくというスタイルは出せた。主力の調整もある程度できた。控えの選手も一球への執念を持ってくれた。(6勝6敗4分け 8位)
☆中日・ヤクルトは、徐々にチームが出来上がってる感じがあります。ただ、ヤクルトは、1年で変われるかどうか。
☆昨年もオープン戦は冴えなかったカープなんですが(笑)。
◇2018年 セ・リーグ オープン戦順位(( )内数字は1試合平均、○数字はセ・リーグ順位、打率・防御率以外は1試合平均の順位)
▽1位 巨人 (セ・リーグ1位)
試合17 勝率.688
勝利11 敗戦5 引分1 勝差 -
得点78(4.59①) 失点60(②3.53)
本塁打19(1.12①) 打率.223⑥
防御率2.97① 盗塁9(0.53④)
▽4位 DeNA (セ・リーグ2位)
試合15 勝率.615
勝利8 敗戦5 引分2 勝差 0.5
得点60(4.00④) 失点52(①3.47)
本塁打15(1.00②) 打率.244④
防御率3.33② 盗塁12(0.80②)
▽8位 ヤクルト (セ・リーグ3位)
試合16 勝率.500
勝利6 敗戦6 引分4 勝差 1
得点72(4.50②) 失点74(③4.63)
本塁打13(0.81④) 打率.267①
防御率4.23⑤ 盗塁13(0.81①)
▽9位 中日 (セ・リーグ4位)
試合17 勝率.438
勝利7 敗戦9 引分1 勝差 1
得点76(4.47③) 失点79(④4.65)
本塁打15(0.88③) 打率.262②
防御率4.18④ 盗塁10(0.59③)
▽11位 広島 (セ・リーグ5位)
試合14 勝率.250
勝利3 敗戦9 引分2 勝差 0.5
得点54(3.86⑤) 失点70(⑥5.00)
本塁打10(0.71⑤) 打率.251③
防御率4.72⑥ 盗塁7(0.50⑤)
▽12位 阪神 (セ・リーグ6位)
試合16 勝率.143
勝利2 敗戦12 引分2 勝差 2
得点46(2.88⑥) 失点79(⑤4.94)
本塁打7(0.44⑥) 打率.225⑤
防御率3.72③ 盗塁5(0.31⑥)
☆ま、下に阪神がいるんですが(笑)、まあひどい。打率が意外に高かったくらい。
☆ちなみに、昨年の順位。
◇2017年 セ・リーグ オープン戦順位
▽4位 阪神 (セ・リーグ1位)
試合18 勝利10 敗戦6 引分2
勝率.625 勝差0
得点69② 失点57①
本塁打12② 打率.252②
防御率2.75① 盗塁13②
▽7位 ヤクルト (セ・リーグ2位)
試合18 勝利7 敗戦7 引分4
勝率.500 勝差2
得点55③ 失点75④
本塁打8④ 打率.248③
防御率3.87③ 盗塁11③
▽9位 DeNA (セ・リーグ3位)
試合17 勝利5 敗戦11 引分1
勝率.313 勝差1.5
得点75① 失点77⑤
本塁打14① 打率.289①
防御率4.32⑥ 盗塁5⑥
▽9位 中日 (セ・リーグ3位)
試合19 勝利5 敗戦11 引分3
勝率.313 勝差0
得点56④ 失点78③
本塁打8⑤ 打率.240④
防御率4.00④ 盗塁28①
▽11位 広島 (セ・リーグ5位)
試合17 勝利4 敗戦11 引分2
勝率.267 勝差0.5
得点44⑤ 失点54②
本塁打9③ 打率.217⑤
防御率2.84② 盗塁10④
▽12位 巨人 (セ・リーグ6位)
試合19 勝利5 敗戦14 引分0
勝率.263 勝差1
得点47⑥ 失点88⑥
本塁打7⑥ 打率.196⑥
防御率4.27⑤ 盗塁11⑤
☆カープは、防御率は良かったんですよね。昨年好調だった阪神は今年は全体でも最下位、また昨年全体で最下位だった巨人は、今年は全体で1位。軒並み数字が改善されているのが分かります。またヤクルトも、オープン戦は好調だったんですよね、昨年は。DeNAは打線は今ひとつでしたが、投手陣が改善されている印象。
☆さて、カープの個人成績。
◇個人投手成績(オープン戦)
投手 試 勝 敗 S 回 安 四 三 自 防御
アドゥワ
5 0 1 0 62/3 10 3 4 4 5.40
一岡 6 0 0 1 6 7 0 3 2 3.00
今村 6 0 0 0 6 4 4 5 1 1.50
オスカル
1 0 0 0 1/3 3 1 1 3 81.00
大瀬良 3 1 1 0 13 16 7 9 9 6.23
岡田 2 0 1 0 71/3 6 5 4 3 3.68
カンポス
5 0 1 0 42/3 4 4 9 3 5.79
ジャクソン
5 0 1 0 32/3 8 1 3 7 17.18
ジョンソン
2 0 0 0 11 8 6 13 2 1.64
高橋昂 2 0 0 0 8 5 4 7 0 0.00
長井 1 0 1 0 1/3 1 3 0 4 108.00
中﨑 6 0 0 1 6 6 1 11 1 1.50
中田 7 0 0 0 52/3 4 4 3 0 0.00
野村 4 2 1 0 19 19 5 15 8 3.79
藤井皓 5 0 0 0 42/3 5 5 6 3 5.79
塹江 5 0 0 0 3 4 5 1 4 12.00
薮田 4 0 2 0 142/3 11 13 15 9 5.52
◇個人打撃成績(オープン戦)
選手 試 打 安 本 点 盗 打率
會澤 9 17 6 0 3 0 .353
安部 4 14 1 0 0 0 .071
新井 7 14 3 0 0 0 .214
石原 9 16 4 0 2 0 .250
磯村 2 4 0 0 0 0 .000
上本 11 11 1 0 0 0 .091
エルドレッド
12 28 8 0 5 0 .286
菊池 12 34 6 0 1 0 .176
小窪 5 5 0 0 0 0 .000
坂倉 11 22 4 0 0 0.182
下水流 12 25 9 0 1 0 .360
庄司 7 11 3 0 0 0 .273
鈴木 14 32 11 3 6 0 .344
髙橋大 7 8 1 0 0 0 .125
田中 12 34 6 0 3 1 .176
堂林 13 25 6 0 2 3 .240
西川 11 20 6 1 2 1 .300
野間 5 5 0 0 0 0 .000
船越 4 5 0 0 0 0 .000
松山 14 35 12 0 3 0 .343
丸 14 34 12 1 9 1 .353
美間 11 24 6 1 5 0 .250
メヒア 14 40 12 4 10 1 .300
☆ピッチャー、今年は四球の数も載せてみました(笑)。まあひどいったら(笑)。中継ぎ陣はまずまずですが、若手も結果が出ませんでした。そんな中、やはり高橋昂くんが光ります。その辺の話は、「最近のカープ~」で。
☆バッターも、若手は出てきませんでしたね。庄司くん、美間くんがまずまず、下水流が3割を越えました。坂倉くんは、今は守備ですかね。ただ、これも後程「最近のカープ~」で書きますが、高橋大くん、野間くんあたりが、ファームで打ってるんですよ、これが。
☆昨年も「タナキクマルに迫るような若手は出てこなかった」とボヤいていた緒方監督ですが、ただ今年は、昨年よりは「若手を使おう」という年になったと思います。これは今季どうこうということではなく、先を見据えて、という部分もあります。
☆安部ちゃんにしたって松山にしたって、ここまで来るのに相当かかりましたからね。主力が固まって、しかもその主力が若いカープですから、次世代のことは、かなり長いスパンで考えなきゃならない。タナキクマルがピークを過ぎる頃には、新たな主力が出てこなきゃいけませんから。
☆5年後、いやもうちょっと先かな。その頃に今のタナキクマルの年齢に達する層。となると、20代前半、ですかね。
☆…水本監督の役割は、本当に大事だと思います。
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source : K.Oのカープ・ブログ。