2018年4月10日火曜日
先週のカープ、今週のカープ~'18.4.9。
▽4/3(火)(1回戦 S0-1 神宮)
○広島 6 - 3 ヤクルト
広島は初回、松山の適時打などで2点を先制する。その後は逆転を許すも、6回表に野間とメヒアの適時打などで4点を挙げ、再びリードを奪った。投げては、先発・薮田が今季初勝利。敗れたヤクルトは、先発・原が2回以降は立ち直りを見せるも、守備の乱れから痛恨の敗戦を喫した。
勝 薮田 1勝0敗0S
敗 原 0勝1敗0S
セーブ 中崎 0勝0敗2S
本塁打 [ヤクルト]バレンティン1号(3回裏2ラン)
【C】薮田、一岡、今村、中田、ジャクソン、中崎
【S】原、近藤、中尾、田川、風張
◆1回表 松山 センター前先制タイムリーヒット ヤ0-1広
西川 センターへ犠牲フライ ヤ0-2広
◆6回表 西川 ファーストゴロをファースト坂口悪送球、2者生還 ヤ3-4広
野間 センター前タイムリーヒット ヤ3-5広
メヒア レフト前タイムリーヒット ヤ3-6広
▽4/4(水)(2回戦 S1-1 神宮)
●広島 5 - 8 ヤクルト
ヤクルトは4回裏、バレンティンの3ランなどで5点を先制する。その後は同点を許すも、6回に西浦の適時打で勝ち越すと、8回には青木の適時打などで2点を加えた。投げては、2番手・秋吉が今季初勝利。敗れた広島は、6回に3本塁打で5点差を追いついたが、及ばなかった。
勝 秋吉 1勝0敗0S
敗 九里 0勝1敗0S
セーブ カラシティー 0勝0敗2S
本塁打 [広島] 磯村1号(6回表ソロ) エルドレッド3号(6回表3ラン) 松山1号(6回表ソロ) [ヤクルト] バレンティン2号(4回裏3ラン)
【C】高橋昂、九里、一岡、中田、アドゥワ
【S】ハフ、秋吉、石山、カラシティー
◆6回表 磯村 レフトスタンド中段へホームラン ヤ5-1広
エルドレッド ライトポール直撃の3ランホームラン ヤ5-4広
松山 右中間スタンドへ同点ホームラン ヤ5-5広
▽4/5(木)(3回戦 S1-2 神宮)
○広島 5 - 4 ヤクルト
広島は5回表、2死一三塁の好機から丸の3ランで先制する。その後は4-2で迎えた9回に、菊池のソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・岡田が6回2失点で今季初勝利。敗れたヤクルトは、先発・館山が試合をつくるも、打線がつながりを欠いた。
勝 岡田 1勝0敗0S
敗 館山 0勝1敗0S
セーブ 中崎 0勝0敗3S
本塁打 [広島] 丸3号(5回表3ラン) 菊池1号(9回表ソロ) [ヤクルト] 畠山1号(9回裏2ラン)
【C】岡田、今村、ジャクソン、中崎
【S】館山、中尾、近藤、風張
◆5回表 丸 左中間スタンドへ先制3ランホームラン ヤ0-3広
◆7回表 松山 押し出し四球 ヤ2-4広
◆9回表 菊池 ライトスタンドへホームラン ヤ2-5広
▽4/6(金)(1回戦 C1-0 マツダ)
○広島 7 - 3 DeNA
広島は先制を許した直後の1回裏、相手の適時失策などで3点を挙げて逆転する。その後は、5回に丸の適時打で追加点を奪うと、4-2で迎えた6回には野村のスクイズでリードを広げた。投げては、先発・野村が今季2勝目。敗れたDeNAは、先発・石田が試合をつくれなかった。
勝 野村 2勝0敗0S
敗 石田 0勝2敗0S
【De】石田、国吉、エスコバー、三嶋
【C】野村、一岡
◆1回裏 エルドレッド 同点の押し出し四球 広1-1De
堂林 サードゴロをサード宮崎後逸、2者生還 広3-1De
◆5回裏 丸 ライト前タイムリーヒット 広4-1De
◆6回裏 野村 セーフティスクイズ 広5-2De
◆7回裏 堂林 センター前タイムリーヒット 広6-2De
會澤 レフト前タイムリーヒット 広7-2De
▽4/7(土)(2回戦 C1-1 マツダ)
●広島 2 - 4 DeNA
DeNAは5回表、嶺井の2ランと倉本の適時打で3点を先制する。続く6回には、1死三塁から筒香の犠飛で追加点を挙げた。投げては、先発・バリオスが7回途中1失点の好投で今季初勝利。敗れた広島は、先発・ジョンソンが中盤につかまり、打線もつながりを欠いた。
勝 バリオス 1勝1敗0S
敗 ジョンソン 1勝1敗0S
セーブ 山崎 0勝0敗2S
本塁打 [DeNA] 嶺井2号(5回表2ラン)
【De】バリオス、エスコバー、井納、パットン、砂田、山崎
【C】ジョンソン、九里、アドゥワ
◆7回裏 西川 レフト前タイムリーヒット 広1-4De
◆8回裏 松山 押し出し四球 広2-4De
▽4/8(日)(3回戦 C1-2 マツダ)
●広島 3 - 5 DeNA
DeNAは両軍無得点のまま迎えた6回表、筒香の2ランで試合の均衡を破る。続く7回には、筒香が今度は3ランを放ち、リードを広げた。投げては、先発・京山が6回途中無失点。その後は小刻みな継投で逃げ切り、京山は今季2勝目を挙げた。敗れた広島は、打線が好機を生かしきれなかった。
勝 京山 2勝0敗0S
敗 大瀬良 1勝1敗0S
セーブ 山崎 0勝0敗3S
本塁打 [DeNA] 筒香1号(6回表2ラン) 筒香2号(7回表3ラン) [広島] 丸4号(8回裏ソロ)
【De】京山、砂田、三上、エスコバー、井納、山崎
【C】大瀬良、中田、九里、一岡、アドゥワ
◆7回裏 堂林 ライトへ2点タイムリースリーベース 広2-5De
◆8回裏 丸 レフトスタンドへホームラン 広3-5De
□6試合3勝3敗 勝率.500 (先々週3試合3勝0敗 勝率1.000)
得点28(4.7 先々週6.7) 失点27(4.5 先々週2.7)
本塁打6(1.0 先々週1.7)
※( )内は1試合平均
【投手】
◇先発
試 勝 敗 S 回 自 防御
薮田 1 1 0 0 5 2 3.60 (----)
高橋昂 1 0 0 0 4 5 11.25 (----)
岡田 1 1 0 0 6 2 3.00 (----)
野村 1 1 0 0 8 3 3.38 (4.50)
ジョンソン
1 0 1 0 6 3 4.50 (1.29)
大瀬良 1 0 1 0 52/3 2 3.18 (3.38)
計 6 3 2 0 342/3 17 4.41 (2.95)
◇中継ぎ
試 勝 敗 S 回 自 防御
一岡 4 0 0 0 4 0 0.00 (9.00)
今村 2 0 0 0 11/3 0 0.00 (0.00)
中田 3 0 0 0 12/3 2 10.80 (0.00)
ジャクソン
2 0 0 0 2 0 0.00 (4.50)
中崎 2 0 0 2 2 2 9.00 (0.00)
九里 3 0 1 0 4 4 9.00 (0.00)
アドゥワ
3 0 0 0 31/3 0 0.00 (----)
計 6 0 1 2 181/3 8 3.93 (2.08)
投手計 6 3 3 2 53 25 4.25 (2.67)
【打撃】
打 安 点 打率 本
田中 25 7 0 .280 0 (.417)
菊池 25 7 1 .280 1 (.182)
丸 16 7 5 .438 2 (.500)
松山 21 5 4 .238 1 (.222)
エルドレッド
12 1 4 .083 1 (.300)
安部 20 6 0 .300 0 (.300)
石原 6 0 0 .000 0 (.600)
会沢 7 3 1 .429 0 (.000)
西川 7 2 2 .286 0 (.000)
メヒア 7 2 1 .286 0 (1.000)
野間 10 1 1 .100 0 (.000)
磯村 8 1 1 .125 1 (.333)
下水流 6 0 0 .000 0 (.667)
美間 4 0 0 .000 0
堂林 7 2 4 .286 0
庄司 2 0 0 .000 0
計 183 45 24 .246 6 (.333)
◇打率(10打数以上)
①丸 .438(.500)(①)
②安部 .300(.300)(③)
③田中 .280(.417)(①)
③菊池 .280(.182)(ー)
◇打点
①丸 5(3)(③)
②エルドレッド4(4)(①)
松山 4(2)(④)
堂林 4(0)(ー)
⑤西川 2(0)(ー)
⑥菊池 1(1)(⑥)
会沢 1(0)(ー)
メヒア1(0)(ー)
野間 1(0)(ー)
磯村 1(0)(ー)
※( )内数字は先週、○数字は先週順位
☆ヤクルトには勝ち越したものの、DeNAには負け越し。トータル3勝3敗は、この時期からすれば何の問題もありませんが、DeNAに勝ち越せなかったってのは、ちょっとモヤモヤを残しましたね。投手陣は先々週防御率2点台だったのですが、先週は4点台。勝負どころでの甘さが目立った印象です。打線の1試合平均4.7点もまずまずですが、これもほしい時に取れなかった印象。
☆で、今週のカープ。
▽4/10(火)阪神 (甲子園 18:00)
【T】小野⑥ 1試合1勝0敗 防御率1.23
vs.C 登板なし
【C】薮田⑥ 1試合1勝0敗 防御率3.60
vs.T 登板なし
▽4/11(水)阪神 (甲子園 18:00)
【T】髙橋遥 3試合0勝3敗 防御率2.75(2軍)
vs.C 登板なし
【C】中村恭 2試合0勝1敗 防御率8.00(2軍)
vs.T 登板なし
▽4/12(木)阪神 (甲子園 18:00)
【T】メッセンジャー⑥ 2試合2勝0敗 防御率0.60
vs.C 登板なし
【C】岡田⑥ 1試合1勝0敗 防御率3.00
vs.T 登板なし
▽4/13(金)巨人 (東京ドーム 18:00)
【G】菅野⑥ 2試合0勝2敗 防御率6.23
vs.C 登板なし
【C】野村⑥ 2試合2勝0敗 防御率3.86
vs.G 登板なし
▽4/14(土)巨人 (東京ドーム 18:00)
【G】田口⑥ 2試合0勝0敗 防御率11.25
vs.C 登板なし
【C】ジョンソン⑥ 2試合1勝1敗 防御率2.77
vs.G 登板なし
▽4/15(日)巨人 (東京ドーム 14:00)
【G】野上⑥ 2試合1勝1敗 防御率5.91
vs.C 登板なし
【C】大瀬良⑥ 2試合1勝1敗 防御率3.27
vs.G 登板なし
☆10日(火)からは甲子園で阪神戦、阪神の先発は、小野・高橋遥・メッセ。小野・メッセがいいんですよね。また高橋遥くんも、首脳陣の評価の高いドラ2左腕。
◇阪神ドラ2高橋遥 広島打線と真っ向勝負宣言 11日1軍デビューへ 4/9(月) 14:45配信 スポニチアネックス
阪神のドラフト2位・高橋遥人投手(22)が9日、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加した。11日の広島戦での1軍デビューが濃厚で、この日はキャッチボール、ショートダッシュなどで汗を流した。
いきなり昨季のリーグ覇者との対戦となることには「すごい打つイメージなので、思い切り投げるだけ。まっすぐが一番、軸になるので、しっかり投げきれるように」と真っ向勝負を宣言。甲子園での初陣には「当たり前のことじゃない。投げさせてもらうことを噛みしめてやりたい」と全力投球を誓った。
☆直近の、阪神打線。
【阪神】
順 位 選手名 打 打率 最近の打率
① 8 髙山 左 .280 .263
② 4 西岡 両 .000 .000
③ 9 糸井 左 .333 .400
④3ロサリオ 右 .222 .211
⑤ 7 福留 左 .391 .267
⑥ 5 大山 右 .231 .167
⑦ 6 糸原 左 .320 .235
⑧ 2 坂本 右 .--- .---
⑨ 1
※「最近」は、直近を除く最近5試合の打率
☆いい打線だと思います。ま、守備はアレですけど(笑)。
◇金本監督 投壊…ちょっとマテオ「点をあげているようなもの」 4/9(月) 6:00配信 スポニチアネックス
◇セ・リーグ 阪神7―9中日(2018年4月8日 京セラD)
阪神が8日の中日戦で「投壊」して、痛恨の逆転負けを喫した。試合後の金本監督は静かに言葉を発した。
「本当にもう2つの負け(の要因)は四球、押し出し、暴投。もう一回、本当に気を引き締めないと」
努めて冷静に敗戦を振り返った指揮官と対照的に、8回の惨状を見た虎党は、こう言いたくもなっただろう。ちょっとマテオ――。8回の守備を言い表すには、まさに『天国から地獄』がピッタリだった。
7回に5点を奪い、4点差を逆転した直後だった。そのマウンドはマテオに託された。打たれたのなら、まだ納得がいく。だが、そうではなかった。
先頭の代打・亀沢、続く大島への連続四球で、いきなり無死一、二塁。僅差を守れる投球ではなかった。京田の内野安打で無死満塁とされ、アルモンテと平田にそれぞれ2点打を浴びて降板…。7回に大山の押し出し四球で勝ち越してから、アルモンテに逆転2点打を浴びるまで実に16分間の「天国」だった。マテオは「こんな日もあるし、抑えられる日もある。切り替えてやっていくしかない。反省するところは反省して次、頑張りたい」と前を向いたが、そう簡単に割り切れる結果ではないはずだ。
とはいえ、この日の敗因はマテオ一人ではない。5回に、すでに「投壊」は始まっていた。まずは能見だ。1死無走者から大島の一ゴロで一塁ベースカバーに入るも、ロサリオからの送球が簡単ではなく、ポロリ…。記録は自身に失策が付き、リズムを崩して一、二塁からアルモンテに適時打を浴びた。続くビシエドにも四球を与え、1死満塁で降板となった。
後を受けた石崎も締まらない。2死にこぎ着けるも、そこから暴投気味のワンバウンド投球(記録は捕逸)で1失点、連続四球で1失点、大野奨の頭部への押し出し死球で1失点し、自らも危険球退場…。自滅に「すごく悔しい。ああいう結果にならないようにしたい。技術不足です」と言葉を絞り出した。
不必要な四球も投手のミスとするなら、まさにすべてのミスが出た試合だった。これでは、打線が今季最多の7得点を挙げても勝てるはずがない。「(3連戦の)初戦から押し出し、暴投、投内連係…。これがモロにね。点をあげているようなものだから。去年もそうだけど、当たり前にできることはやらないと」と指揮官。10日からは、甲子園に広島を迎え撃つ。その前に、投手陣の膿が出尽くしたと信じたい。
☆いやね、今年は絶対ボールがおかしいんじゃないかと思うのですが、マテオが良くないし、石崎なんて、まあストライクが入らず、挙げ句の果てに、危険球退場。オープン戦での好調が嘘のようです。で、今年はピッチャー絡みのエラーが、ほんとに多い。この辺は、十分つけ込む余地がありそう。
☆一方カープの先発は、薮田くん・中村恭くん・岡田くん。
◇広島・中村恭が1軍合流 2年ぶり1軍白星へ「結果気にせず」 阪神戦先発へ 4/9(月) 13:03配信 デイリースポーツ
広島・中村恭平投手(29)が9日、1軍に合流し、マツダスタジアムで投手指名練習に参加した。昨季は1軍登板なしに終わったが今季は好調をキープ。11日阪神戦(甲子園)に先発する予定だ。
「結果を気にせず2軍でやってきたことを出せるようにしたい」
2年ぶり1軍白星へ気合十分だ。発憤材料もある。ドラフト1位・中村奨(広陵)の入団によって、背番号が「22」から「64」に変更となった。「後がない立場。いいきっかけにできるように、最後だと思ってやりたい」と悲壮な覚悟を言葉に込めた。
☆いやいや、先日はファームで炎上したんですけどね(笑)。
◇広島中村恭平が11日阪神戦へ「相手は気にせず」 4/9(月) 13:02配信 日刊スポーツ
広島中村恭平投手(29)が9日、1軍に合流した。マツダスタジアムで行われた先発投手の練習に参加し、キャッチボールやショートダッシュで汗を流した。
1年ぶりとなる1軍昇格を経て、11日阪神戦(甲子園)の先発が予想される。「結果を気にせずに、2軍でやってきたことを出せるように。(対阪神も)相手は気にせずに自分の投球ができれば」。今季は原点回帰で真っすぐの精度を高めてきた。2軍では5日の阪神戦(鳴尾浜)で4回無失点から5回に突如崩れて8失点。それでも3月24日オリックス戦(舞洲)では5回2安打無失点と好投するなど、春季キャンプから好内容を示し、1軍の切符を勝ち取った。16年5月29日DeNA戦以来(横浜)の勝利を目指す。
☆今年はストレートがいい、という話は聞いてたのですが、それを2軍首脳陣が評価したんでしょうか。相手を気にせず、結果を気にせず、ということは、自分のピッチングをする、ということ。いやいや、その言葉、期待してまっせ。
☆13日(金)からは東京ドームで巨人戦、巨人の先発は、菅野・田口・野上。
◇由伸巨人 表ローテでヤクルトに3連敗の衝撃 4/9(月) 16:45配信 東スポWeb
4年ぶりV奪還を狙う由伸巨人が、昨季最下位のヤクルトに屈辱の3タテを食らった。先発の野上が5回途中5失点と炎上すれば、頼みの澤村も2失点。4―7で敗れ、対ヤクルトでは2年ぶりとなる同一カード3連敗を喫し、借金生活に突入してしまった。
菅野、田口、野上という「表ローテ」でまさかの3連敗…。この日も野上が初回、先頭の山田哲を四球で歩かせたのをきっかけに無安打で1点を失っており、5戦連続での初回失点に由伸監督は「立ち上がりは難しいというのはあるけど(先発は)そういう役割」と厳しい表情だった。
野上は「大事な試合というのは分かっていた。チームに申し訳ない」とうつむいたが、今季は上原が加入したブルペン陣の充実が目立っているだけに、先発陣の不振は気がかりだ。
斎藤投手総合コーチが2日連続で口を真一文字にして球場を後にすれば、村田ヘッド兼バッテリーコーチも「打たれたらしょうがないけど、四球じゃあな」とお手上げ状態だった。
とはいえ打線は相変わらず好調なだけに、由伸監督は「攻撃の形としては点は取れている。守りというか失点をしないようにしないと」。表ローテで勝てないと大型連敗の影もチラついてくるとあって、打線が好調なうちに何とかしたいところだ。
☆とはいえ、菅野・田口がこのまま終わる訳はなし、そろそろ修正してくるんじゃないか…と、あまりに不振だとどうしても嫌な感じがするんですよね。好調でも嫌だけど(笑)。
☆直近の、巨人打線。
【巨人】
順 位 選手名 打 打率 最近の打率
① 8 立岡 左 .385 .417
② 4 吉川尚 左 .222 .250
③ 6 坂本勇 右 .375 .409
④7ゲレーロ 右 .241 .222
⑤ 5 マギー 右 .194 .263
⑥ 3 岡本 右 .300 .211
⑦ 9 亀井 左 .000 .000
⑧ 2 大城 左 .300 .400
⑨ 1
※「最近」は、直近を除く最近5試合の打率
☆いいじゃないですか、この1・2番。小林・大城とキャッチャーも打ってるし。4番マギー、5番ゲレーロの方がいいと思いますけどね。
☆一方カープの先発は、野村くん・ジョンソン・大瀬良くん。3人とも前回の登板は悪くなかったので、期待していいと思います。打線が点を取って、「勝ちの形」を作っておきたい。とりあえず序盤からの0行進は、先発に負担をかけます。
☆さて、その巨人・阪神について。
◇これでは広島に勝てない。名コーチが見た阪神・巨人打線の致命的欠点 4/8(日) 8:32配信 webスポルティーバ
名コーチ・伊勢孝夫の「ベンチ越しの野球学」連載●第23回
<ついにプロ野球が開幕した。今シーズンのセ・リーグは、戦前の予想では3連覇を狙う広島が頭ひとつ抜けているというのが、評論家たちの見方だった。では、その広島を追うチームはどこなのか。奇しくも、その候補に挙げられている巨人と阪神が開幕カードで対戦した。はたして、この両チームは広島の強力なライバルとして台頭することができるのだろうか。名コーチとして鳴らした伊勢孝夫氏の目に、巨人×阪神の開幕カードはどう映ったのだろうか>
結論から言えば、両チームとも広島と優勝を争うだけのチーム力は十分にある。だが、開幕3連戦ではともに欠点も目立ち、このままでは“広島のしっぽ”をつかむのが精一杯で、なかなか引きずり下ろすまでには至らないのではないだろうか。
もちろん収穫はあった。巨人ではなにより岡本和真の成長だ。キャンプでも見たが、そのときより数段スイングがシャープになっていた。印象的だったのは3月31日の開幕2戦目の6回、藤浪晋太郎の真ん中高めのストレートを振り負けずにレフト前に弾き返した一打だ。うまくバットのヘッドを立てた“技あり”の安打だった。
また8回には、藤川球児のフォークをうまく拾ってレフトスタンドに放り込む本塁打。こちらはややボールが甘かったとはいえ、これも技あり。藤浪の高め、藤川の低めと“高低”をしっかりとらえられている点が素晴らしい。
岡本の好調はしばらく続くと思うが、問題は2周(まわ)り目の対戦になったときだ。相手バッテリーは最初の対戦である程度、岡本の得意なコース、球種を把握するはずだ。それを踏まえた上でどのような配球で攻めてくるのか。
その兆候ともとれるシーンが開幕カードにあった。たとえば3戦目の8回、阪神の石崎剛に三振を奪われたシーンだ。150キロ台のストレートと130キロ台のスライダーを投げ分けられ、最後は抜け気味のスライダーを見逃し三振。一瞬、体は反応したが、ピクッと止まったところをみると外角のストレートを待っていたのかもしれない。要するに、手が出ない見逃しだった。
見た限り、内角に強いストレートを見せて、外角のストレートかスライダーで打ち取るというのが基本パターンだろうか。少なくとも外角のスライダー系のボールは、まだ対応しきれていない印象を持った。
同様のことは、阪神の新外国人・ロサリオにも当てはまる。パンチ力があり、甘い球をきっちりとらえるバットコントロールはキャンプのときから変わらない。ポテンシャルだけでいえば、20~30本塁打を打つだけのパワーと技術はある。
ただ、外角の球に脆さがある。それはスイングを見ればわかるが、巨人はその欠点である外角を意識して攻めていなかった。当然、巨人バッテリーにはスコアラーからもデータは入っていたはずだ。だが、開幕カードではあえてオーソドックスな攻め方に終始したように思えた。
3戦目に野上亮磨が甘く入ったスライダーをレフトスタンドに叩き込まれたが、あれは打たれても仕方のないコース。巨人にしてみれば「このコース、高さの球は打つ」とわかったことは収穫だったに違いない。
ロサリオに関して気になったのは、ボールを叩く直前に軸足である右足をうしろに引く動作だ。これは体重が前にかかりすぎている証拠で、できるだけ早く直した方がいい。キャンプ中は見られなかった動きだが、この打ち方だとボールをしっかり叩けても体重が乗り切っていないから失速してしまう。今後、修正できるか見ものである。
両チームとも彼らをはじめとした中軸が打てば得点は入るが、逆に彼らが打たないと脆い。つまり、巨人と阪神の“欠点”というのは、打線のつながりの乏しさである。
巨人は2番に入る吉川尚輝が新戦力として注目されているが、つなぎ役タイプの選手には見えない。小技を使って仕掛けてくるというよりは、打ってチャンスを広げるタイプなのだろう。
もともと巨人というのは、7番までにいかに得点を挙げるかという打線だが、今季もゲレーロなど新戦力が加わったとはいえ代わり映えしない。このままでは競った試合をことごとく落とした昨シーズンの二の舞になる可能性がある。
一方の阪神も、2戦目で上本博之がスタメン起用されて3安打する活躍をみせたが、糸井嘉男、福留孝介らの中軸が沈黙したら、点が取れない。広島打線と比べると、打線のつながりという部分で心許ない。
ここでいう打線のつながりとは、ヒットが続かないときでもいかにして得点を挙げていくかということである。チームとして戦術を立て、各選手がそれを徹底できているかどうか。
わかりやすい例が狙い球の絞り方だ。打てない球種は捨て、打てる球種をひたすら待つ。それを1番から9番まで同じように続けていく。投手によっては、狙われていると意識するだけで制球を乱す者もいるし、本来のピッチングができない者もいる。
広島が連覇できたのもこうした“戦術“を徹底し、各打者の意識も高いためだ。全員が逆方向に打つとか、アウトになっても確実に走者を進塁させるとか、そうした攻撃を巨人も阪神も披露することはめったにない。狙い球を絞るといっても、それぞれの打者に任せるから、打線としての徹底がない。
クリーンアップだけを見れば、広島より巨人や阪神の方が間違いなく破壊力はある。しかし得点力はさほど変わらない。むしろ広島の方が上。つまり、中軸に頼らなくても得点できるノウハウを心得ている。長いシーズンを戦う場合、個人の力よりも組織力が大きな結果をもたらすのだ。今後、シーズンが進むにつれて巨人と阪神がどんな野球をしてくるのか、興味は尽きない。
☆つまり、ピッチャーは中軸の前にランナーを出さない。打線は、普段通りの自分たちの野球をやる。そうすれば、巨人や阪神に負けることはありません。DeNA戦は甘い球の打ち損じが目立ちましたが、バリオス・京山と初対戦のピッチャーだった、というのはあると思います。石田からは4点取りましたからね。
☆逆に巨人・阪神は、DeNA第1戦のDeNAのように、ミスで点をやったり、主軸頼りの打撃では、カープの術中にはまるということ。1・2番を徹底的にマークして、ランナーのいない状態で中軸を迎えること。
☆この人も、普段通りのスイングを常にすることができれば、継続して結果を出すことができると思います。
◇広島・堂林、フェンス激突で治療も「プレーも私生活も支障なし」 4/9(月) 14:33配信 デイリースポーツ
広島・堂林翔太内野手(26)が9日、マツダスタジアムを訪れ、治療を行った。8日・DeNA戦(マツダ)の守備中にフェンスに激突。首付近を痛めたが「大丈夫です。プレーにも私生活にも支障はなかった」と言う。
10日・阪神戦(甲子園)もスタメン出場が予想され「チャンスが巡ってきているので、先のことは考えず、目の前の1打席、1球に集中したい」と決意をにじませた。
☆緩い変化球には対応できるとして、速い球にはどうか。1球の失投を一振りの鋭いスイングで仕留めること。下位の活躍は打線のつながりに不可欠、この6連戦は、下位に注目しようと思います。
◇4月10日(火)の予告先発投手
○読売ジャイアンツ
山口 俊
1試合1勝0敗 防御率4.50 WHIP1.50
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
VS (東京ドーム 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
飯塚 悟史
1試合0勝1敗 防御率3.00 WHIP1.17
対G 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
○中日ドラゴンズ
柳 裕也
1試合0勝1敗 防御率9.82 WHIP2.45
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
VS (ナゴヤドーム 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
原 樹理
1試合0勝1敗 防御率3.38 WHIP1.69
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
○阪神タイガース
小野 泰己
1試合1勝0敗 防御率1.23 WHIP0.68
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
VS (甲子園 18:00)
○広島東洋カープ
薮田 和樹
1試合1勝0敗 防御率3.60 WHIP2.00
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
P.S. 今日もアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。
にほんブログ村
source : K.Oのカープ・ブログ。