2018年4月2日月曜日

中日3回戦(マツダ)。


 ◇スタメン

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 エルドレッド
⑤ 7 松山
⑥ 9 下水流
⑦ 5 安部
⑧ 2 磯村
⑨ 1 大瀬良

【中日】
① 8 大島
② 6 京田
③ 7 アルモンテ
④ 3 ビシエド
⑤ 5 福田
⑥ 4 高橋
⑦ 9 平田
⑧ 2 松井雅
⑨ 1 笠原


☆先発は、カープが大瀬良、中日が笠原。フォーム改造、オープン戦の最後で好投した大瀬良くん、シーズンでもそのピッチングを見せられるか。笠原くんは昨年も確かカープ戦で好投してましたから、打線がどうやって打ち崩すか。誠也くんがスタメン落ち、詳細は不明。ちょっと心配です。


(D)1回表
①大島三振、②京田見逃し三振、③アルモンテ三振、この回三者三振、無失点。…大島はフルカウントから8球目外角高めボール球フォーク、京田は0ー2から外角低めストレート、アルモンテは1ー2から5球目内角ワンバウンドのフォーク。大瀬良くん、あらすごい(笑)。


(C)1回裏
①田中 三振…1ー2から外角高めボール球カットボール(-_-;)
 1死
②菊池 レフト前ヒット…1ー2から内角低めカットボール。
 1死1塁
③丸ファーストライナーゲッツー、この回無得点。…フルカウントから8球目内角低めカットボール。う~ん(>_<)


(D)2回表
④ビシエドキャッチャーファウルフライ、⑤福田三振…ビシエドは1ー2から5球目外角低めボール球スライダー、福田は1ー2から外角低めボール球カットボール。
 2死
⑥高橋 ライト前ヒット…2ー2から外角低めフォーク。
 2死1塁
⑦平田 三振、この回無失点。…2ー2から外角低めカットボール。大瀬良くん、2回で5奪三振。


(C)2回裏
④エルドレッドショートゴロ、⑤松山セカンドゴロ…エルさんは2ー2から外角低めチェンジアップ、松山は初球真ん中低めストレート。
 2死
⑥下水流 バックスクリーンへ先制ホームラン 広1-0中。…1ー1から外角つり球。伸びますなぁ、下水流の打球は。
 2死
⑦安部 三振、この回1点。…0ー2から外角カットボール。左ピッチャー打てませんね、安部ちゃん。


(D)3回表
⑧松井雅 ストレートの四球…これがねぇ(-_-;)
 無死1塁
⑨笠原 送りバント
 1死2塁
①大島 セカンド内野安打…1ー1から外角高めフォーク。
 1死1・3塁
②京田 三振…1ー2から外角低めボール球フォーク。
 2死1・3塁
③アルモンテの時、大瀬良ワイルドピッチ
 2死2・3塁
③アルモンテ センターフライ、この回無失点。…フルカウントから7球目外角低めフォーク。今日は割と変化球が低めに来てます。


(C)3回裏
⑧磯村センターフライ、⑨大瀬良ファーストファウルフライ…磯村は初球外角ストレート。
 2死
①田中 ストレートの四球
 2死1塁
②菊池の時、田中盗塁失敗、この回無得点。


(D)4回表
先頭④ビシエド レフトスタンドへ同点ホームラン、中日同点、広1-1中。…2ー2から真ん中高めスライダー。これは完全な失投(-_-;)
 無死
⑤福田三振、⑥高橋三振…福田はフルカウントから外角低めボール球カットボール、高橋はフルカウントから7球目内角ワンバウンドのカットボール。
 2死
⑦平田 レフトスタンドへ勝ち越しホームラン、中日勝ち越し、広1-2中。…初球ど真ん中ストレート、これも外を狙った球(-_-;)
 2死
⑧松井雅 ファーストゴロ、この回2失点。…0ー2から外角低めフォーク。いいピッチングをしてるのに、う~ん、もったいない。


(C)4回裏
②菊池 ライトフライ…2ー2から外角つり球。
 1死
③丸 レフトスタンドへ同点ホームラン 広2-2中。…0ー1から真ん中低めカーブ。
 1死
④エルドレッドレフトフライ、⑤松山ライトフライ、この回1点。…エルさんは初球外角低めボール球チェンジアップ、松山は1ー1からど真ん中カットボール(-_-;)


(D)5回表
⑨笠原三振、①大島ファーストゴロ、②京田セカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。…大島は1ー0から内角低めカットボール、京田は初球ど真ん中ストレート(^^;


(C)5回裏
先頭⑥下水流 レフト前ヒット…1ー2から外角チェンジアップを左中間へポトリ。うまく拾いましたね。
 無死1塁
⑦安部 送りバント
 1死2塁
⑧磯村 センター前ヒット…2ー2から内角ストレート、二遊間のハーフライナー、ショート京田くん後一歩届かず。
 1死1・3塁
⑨大瀬良 送りバントはキャッチャーファウルフライ…(-_-;)
 2死1・3塁
①田中 レフトへ勝ち越し2点タイムリーツーベース カープ勝ち越し、広4-2中。…2ー1から外角低めカットボール。レフトアルモンテ一旦前進(笑)。
 2死2塁
②菊池 サードゴロ、この回2点。…フルカウントから7球目外角低めチェンジアップ。


(D)6回表
③アルモンテ レフトフライ…1ー1から真ん中高めストレート。
 1死、投手中田(C)。…何かアクシデントのようです。
④ビシエド ショート内野安打…1ー0から真ん中低めフォーク。
 1死1塁
⑤福田ショートフライ、⑥高橋ファーストゴロ、この回無失点。…福田は1ー1から外角つり球、高橋は初球真ん中低めストレート。中日はこの2人が頑張らないと苦しい。


(C)6回裏
先頭③丸 ファースト内野安打…フルカウントから7球目、外角低めカットボール。丸が出ました。
 無死1塁
④エルドレッド 三振…1ー2から外角高めカットボール。
 1死1塁
⑤松山 レフト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…初球内角カットボール。
 1死1・3塁、1塁ランナー松山に代走野間。
⑥下水流 四球
 1死満塁
⑦安部ショートゴロ、⑧磯村ライトフライ、この回無得点。…安部は2ー0から真ん中低めカットボール、磯村は初球外角高めストレート。う~ん。


(D)7回表、投手今村(C)。キャッチャー石原、⑤松山の代走野間そのままレフト。
先頭⑦平田 サードゴロをサード安部悪送球…フルカウントから7球目、外角高めストレート。安部ちゃんまたやっちゃいました(>_<)
 無死2塁
⑧松井雅 センターフライ、ランナー3塁へ。…1ー0から外角ストレート。
 1死3塁、⑨笠原に代打藤井。
⑨藤井見逃し三振、①大島ファーストゴロ、この回無失点。…藤井は1ー2から外角ストレート、大島は初球内角ストレート。


(C)7回裏、投手谷元(D)。⑨今村に代打メヒア。
⑨メヒア サード内野安打…初球外角低めボール球フォーク、ボテボテの当たり。メヒア、コンパスが長いったら(笑)。
 無死1塁
①田中 セカンドゴロ、ランナー2塁へ。…フルカウントから外角低めストレート、ランエンドヒット。
 1死2塁
②菊池 三塁線を破るタイムリーツーベース 広5-2中。…2ー2から真ん中低めシュート。菊池に出ましたね。
 1死2塁
③丸 四球
 1死1・2塁
④エルドレッド センター左へ3ランホームラン 広8-2中。…1ー1から外角低めカットボール。左手1本でバットに乗せるような形でしたが、いやいや、あそこまで飛ぶんです。
 1死
⑤野間ショートゴロ、⑥下水流レフトフライ、この回4点。…野間くんは初球外角高めストレート、下水流は0ー1から外角高めストレート、フェンスギリギリ、惜しい。


(D)8回表、投手ジャクソン(C)。ファースト美間。
②京田 ストレートの四球…(-_-;)
 無死1塁
③アルモンテ セカンドゴロゲッツー…0ー2から外角高めストレート。
 2死
④ビシエド ライトスタンドへホームラン、広8-3中。…フルカウントから8球目、外角つり球。
 2死
⑤福田 サードゴロ、この回1失点。…1ー1から外角スライダー。やっぱりジャクソンはスライダーが良くありません。


(C)8回裏、⑧松井雅に代わり投手鈴木博(D)。⑨谷元に代わりキャッチャー木下拓。
⑦安部三振、⑧石原見逃し三振、⑨ジャクソンの代打西川セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。…安部は1ー2から真ん中高めカットボール、石原は1ー2から5球目内角低めストレート、西川くんは2ー0から外角低めボール球ストレート。鈴木博、150㎞台連発、最速155㎞。


(D)9回表、投手九里(C)。
⑥高橋1ー1から真ん中高めツーシームにセカンドゴロ、⑦平田0ー2から4球目外角ボール球カットボールにピッチャーゴロ、⑧鈴木博の代打亀澤1ー0から真ん中低めボール球ツーシームにレフトフライ、この回三者凡退、無失点、ゲームセット(/--)/


広島 対 中日 (3回戦 広3勝0敗0分 13時30分 マツダスタジアム 31260人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
D 0 0 0 2 0 0 0 1 0 3
C 0 1 0 1 2 0 4 0 X 8
勝 大瀬良 1試合1勝0敗
敗 笠原 1試合0勝1敗
ホームラン 下水流1号(笠原) ビシエド1号(大瀬良) 平田1号(大瀬良) 丸2号(笠原) エルドレッド2号③(谷元) ビシエド2号(ジャクソン)

【中日】
      打 安 点 打率 本
① 8 大島  4 1 0 .231 0
② 6 京田  3 0 0 .417 0
③ 7 アルモンテ
      4 0 0 .167 1
④ 3 ビシエド
      4 3 2 .417 2
⑤ 5 福田  4 0 0 .167 1
⑥ 4 高橋  4 1 0 .111 0
⑦ 9 平田  4 1 1 .182 1
⑧ 2 松井雅 2 0 0 .000 0
  1 鈴木博 0 0 0 ---- 0
打 亀沢  1 0 0 .000 0
⑨ 1 笠原  1 0 0 .000 0
打 藤井  1 0 0 .000 0
  1 谷元  0 0 0 ---- 0
  2 木下拓 0 0 0 ---- 0
計     32 6 3 .204 5
残塁5、併殺1

【広島】
      打 安 点 打率 本
① 6 田中  3 1 2 .417 0
② 4 菊池  4 2 1 .182 0
③ 8 丸   3 2 1 .500 2
④ 3 エルドレッド
      4 1 3 .300 2
  3 美間  0 0 0 ---- 0
⑤ 7 松山  3 1 0 .222 0
走 7 野間  1 0 0 .000 0
⑥ 9 下水流 3 2 1 .667 1
⑦ 5 安部  3 0 0 .300 0
⑧ 2 磯村  3 1 0 .333 0
  2 石原  1 0 0 .600 0
⑨ 1 大瀬良 2 0 0 .000 0
  1 中田  0 0 0 ---- 0
  1 今村  0 0 0 ---- 0
打 メヒア 1 1 0 1.000 0
  1 ジャクソン
      0 0 0 ---- 0
打 西川  1 0 0 .000 0
  1 九里  0 0 0 ---- 0
計     32 11 8 .333 5
残塁4、併殺1

【中日】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
笠原  1 0 1 0 6 98 8 3 2 4 6.00
谷元  1 0 0 0 1 25 3 0 1 4 36.00
鈴木博 1 0 0 0 1 12 0 2 0 0 0.00

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
大瀬良 1 1 0 0 51/3 86 4 9 1 2 3.38
中田  1 0 0 0 2/3 6 1 0 0 0 0.00
今村  2 0 0 0 1 14 0 1 0 0 0.00
ジャクソン
    2 0 0 0 1 18 1 0 1 1 4.50
九里  1 0 0 0 1 9 0 0 0 0 0.00

◇失策 安部(7回)
◇盗塁死 田中(3回)
◇走塁死 菊池(1回)
◇暴投 大瀬良(3回)
◇試合時間 2時間59分


☆何でしょねぇ、こういうのを「強い」って言うんでしょうか(笑)。


◇広島13年ぶり開幕3連勝 誠也代役の右翼・下水流先制弾&4番エルド弾 4/2(月) 6:00配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島8―3中日(2018年4月1日 マツダ)

 広島が13年ぶりの開幕3連勝を飾り、早くも単独首位に立った。1日の中日戦は「右翼」を守った下水流昂外野手(29)が先制1号を含む2安打で貢献し、「4番」に座ったブラッド・エルドレッド内野手(37)が2号3ランの活躍。下半身の張りで鈴木誠也外野手(23)が欠場した緊急事態を“代役コンビ”の躍動で乗り切り、選手層の厚さを見せつけた。

 「4番・右翼」から鈴木の名前が消えても揺るがなかった。右足首骨折からの復帰を考慮した計画的な休養策ではない。下半身の張りによる突発的な欠場。中核不在の緊急事態が逆に選手層の厚さを印象づけた。

 2回の先制弾は「右翼」の代役、下水流が放った。全体練習後に先発が伝えられ、今季初スイングに並々ならぬ思いを込めた。

 「覚悟を持って、自信を持っていくしかないと思っていた。もらったチャンスなので、絶対に生かそうと。ダメならクビ。その覚悟を持って今年に入ったので後悔はしたくなかった」

 2回2死無走者。カウント1―1から笠原のボール気味の外角高め139キロの直球をフルスイングし、バックスクリーンへ打ち込んだ。2年ぶり通算6号で先制点を叩き出し、5回先頭では左前打で突破口を開いて田中の決勝打を呼び込んだ。

 「誠也の代わりということはあまり考えていなかった。振るしかないと思っていた中で、ファーストスイングから、それができてよかった」

 大学、社会人を経た背水の6年目。昨季は9試合出場でわずか1安打だった。今春オープン戦で打率・360の結果を出し、3年連続3度目の開幕1軍入り。殊勲の壇上で「今年で30歳になります。若手のつもりでまだまだ頑張ります」と決意を込めた。

 「4番」の代役だったエルドレッドも期待に応えた。7回1死一、二塁から左中間への2号3ランで勝利を決定づけ、「誠也を欠くことは大きいけど、後ろの打者も同じような仕事ができるのが強みだからね」と胸を張った。

 精神的支柱の新井が開幕から不在で、鈴木も決して全開ではない。長いシーズンを思えば同様の事態は今後も起きる可能性があり、緒方監督は「ああいう選手(下水流)が出てくるとチームの力になる。これからも全員で戦っていきたい」と手応えをにじませた。大きな補強はなくても、地道に積み上げてきた戦力は強く厚い。(河合 洋介)

 《今季も逆転の広島》広島は今季開幕3連勝をすべて逆転勝ち。優勝した過去2年の逆転勝ちは16年89勝中45度、17年は88勝中41度でどちらもセ・パ12球団最多。今季も逆転の広島は健在だ。

 《誠也は下半身の張り》鈴木が下半身の張りで欠場した。練習には参加し、途中で異変を感じ取った模様だ。松原チーフトレーナーは「次の試合に向けて時間をもらった。チームドクターに診てもらい、試合中に治療した」と説明。本人は帰途で「大丈夫だと思います」と見通しを示した。昨夏に骨折した右足首は万全と言えない状態だけに緒方監督は「休ませた。シーズン中にも想定していること」と強調。3日からのヤクルト3連戦については状態を見て判断する方針だ。


☆誠也くんがスタメン落ち、新井さん不在、左腕笠原くん、ということで、「禁じ手」の(笑)、「4番エルさん」で臨んだ、第3戦。2回、その誠也くんの代わりにスタメンに入った下水流が、バックスクリーンへ豪快な一発。


◇広島下水流が今季初打席で先制弾「感触も良かった」 4/1(日) 14:36配信 日刊スポーツ

<広島8-3中日>◇1日◇マツダスタジアム

 今季初先発初出場の広島下水流昂外野手(29)が今季初打席で先制弾を放った。

 両軍無得点の2回2死走者なしから、下水流は中日笠原の外角高めの真っすぐをたたいた。打球は中堅方向にぐんぐん伸びると、そのままセンターバックスクリーンに吸い込まれた。「今季初打席でかなり緊張感がありました。打ったのはストレートでセンター方向を意識して、自分のスイングでしっかり振り抜くことができました。感触も良かったので、打った瞬間入ると思いました」。

 今季初スタメン起用に応え、2年ぶりの1発でチームに先制点をもたらした。


☆オープン戦では確か、打率は3割を越えてましたが、一発はなかったんですよね。


◇下水流、覚悟の一発=プロ野球・広島 4/1(日) 18:51配信 時事通信

 広島の下水流が、下半身に張りを訴えた鈴木に代わり6番右翼で出場。二回にバックスクリーンへ運ぶ先制ソロを放ち、「もらったチャンスを生かそうと、覚悟を決めていった。完璧だった」と頬を緩めた。

 6年目の29歳。昨季は出場9試合にとどまり、「駄目ならクビになる。後悔だけはしたくない」。今季は大きな危機感を持って臨む。そんな伏兵の一発に緒方監督も「全員で戦う中で、あのような活躍は大きな力になる」とご満悦だった。


☆緒方監督も、若手の台頭を今年は掲げていただけに、うれしかったでしょうね。


◇13年ぶり開幕3連勝の広島・緒方監督、大瀬良、下水流を絶賛 4/1(日) 20:11配信 デイリースポーツ

 「広島8-3中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島が13年ぶり開幕3連勝を飾った。緒方監督は六回途中2失点と力投した先発大瀬良を称賛。「大地がオープン戦最後の登板の流れ、勢いのままいいボールを投げていた」。六回に緊急降板となったが「(自身の)開幕で力が入ったのかな。足がつって降りてしまったけど、ナイスピッチング」とたたえた。

 野手では先制ソロを放った下水流の活躍に目を見張った。この日は鈴木が下半身の張りのため欠場。代わりにスタメン出場した下水流が2安打し「びっくりするね。ナイスバッティング。チャンスをモノにしてくれて本人も自信になるだろう」と賛辞を送っていた。


☆いやいやK.O、下水流好きなんですよ。打席での雰囲気はちょっと浩二さんを彷彿とさせるものがあるし、守備もいい。浩二さんも30歳を越えてからブレークしましたから、下水流もこれからが勝負だと思います。


☆で、良かったんですよね、大瀬良くん。ストレートは150㎞を越えてたし、何より変化球が低めに行ってました。ゾーンで勝負して追い込み、最後はボールになる変化球。このパターンで三振の山を築きます。


☆ところがやはり、甘い球が行くと、主力には打たれる。ビシエド・平田と失投をスタンドに放り込まれて、あっという間に逆転されます。


☆で、取られたらすぐ取り返すのが、カープ。


◇広島・丸が2号同点ソロ 中日左腕笠原から左翼席へ「引きつけて打つことができた」 4/1(日) 14:59配信 デイリースポーツ

 「広島-中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島・丸佳浩外野手が1点を追う四回、2試合連続となる2号同点ソロを放った。

 1点を勝ち越された直後。1死から中日の先発左腕・笠原のカーブを振り抜くと、打球は左翼スタンドに着弾した。

 「しっかりと引きつけて打つことができました。コースに逆らわずうまく捉えられ、風にも乗ってくれました。同点につながるホームランになって良かったです」とコメントした。


☆これで育つんですよね、カープの先発陣は。


☆さらに、続く5回。


◇広輔 また決めた 早くも2度目V撃!お立ち台「立ちすぎですね」 4/2(月) 6:00配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島8―3中日(2018年4月1日 マツダ)

 開幕戦のVTRを見ているようだった。広島・田中が勝負強さを発揮し、3連戦で早くも2度目の決勝打。13年ぶりの開幕3連勝に貢献し、これまた2度目のヒーローインタビューで本拠地の歓声を浴びた。

 「(お立ち台に)立ちすぎですね。味方がいい形でつないでくれたので、何とか1本と思っていました」

 同点の5回2死一、三塁の好機。カウント2―1から左腕・笠原の外角低めスライダーを逆らわずに振り抜くと、打球は右から左方向への風にも乗って左翼・アルモンテの頭上を越えた。

 「タイミングをうまく合わせて、前のポイントでさばくことができた」。自画自賛の勝ち越し2点二塁打。振り返れば3月30日の開幕戦でも同点に追い付いた6回に左越え2点二塁打を放ち、4年ぶりの開幕星を呼び込んだばかりだった。

 状態の良さが打球方向に表れている。計5安打を放った開幕3連戦。「逆方向に飛んでいる時はいい状態。調子を判断する上でのバロメータ」と話す通り5本すべてが中堅から逆方向への当たりだ。

 4―2の7回無死一塁ではフルカウントからの二ゴロで走者を進め、ダメ押しの4点攻撃をお膳立て。リードオフマンとしてだけでなく、状況に応じてポイントゲッターやつなぎ役も担う打撃センスはキラリと光る。

 菊池も今季初安打と初打点を記録し、タナ・キク・マルがそろい踏み。「3人で引っ張ろうという気持ち。こういう試合を増やしたい」。主力の新井を故障で欠き、鈴木も万全でない中、頼もしい限りだ。(江尾 卓也)


☆ 先頭⑥下水流がチェンジアップをうまく拾ってレフト前で出塁。今年の下水流はこのバッティングができるので、率も高いんですよね。⑦安部が送って1死2塁、⑧磯村が渋いセンター前でつないで1死1・3塁。⑨大瀬良が送りバントを失敗して2死1・3塁、ここで①田中くんがカットボールをうまくレフトへ持っていって、勝ち越し2点タイムリーツーベース。何でしょ、「手首」でタイミングを取ってる感じ。変化球が来るまでの「間」を取って、落ち切ったところを叩く、って感じ。これは丸もそうですね。だから逆方向へも大きな当たりが飛びます。


☆で、出ました、もはや名物アルモンテ(笑)。


◇【中日】アルモンテ、3戦連続の拙守…いずれも広島の勝ち越し点に絡む 4/1(日) 15:49配信 スポーツ報知

◆広島―中日(1日・マツダスタジアム)

 中日の新外国人、ソイロ・アルモンテ外野手(28)が、また拙守を露呈して広島に勝ち越し点を献上した。開幕カードで3試合続けて、まずい守りを見せたことになる。

 同点の5回2死一、三塁。広島・田中の飛球に、左翼・アルモンテは一端、1歩前進したが、直後に慌てて背走。グラブを差し出しながら背走したものの、打球はワンバウンドしてフェンスに当たる2点二塁打になった。本塁から左翼方向に吹く風を計算に入れていなかったようだ。

 前日(3月31日)の同カードでは、1点リードの4回1死一塁、鈴木の左前打をはじいて、一塁走者の丸が三塁進塁。打者走者も一気に二塁へ進めてしまった(記録は単打と失策)。このプレーをきっかけに先発・ジーが崩れて、この回4失点と逆転を許した。「失策するつもりじゃなかった。ミスしてしまって申し訳ない…」と、うなだれていた。

 また、開幕戦(同月30日)でも、同点の6回1死二塁でメヒアの左前打を山なりのボールで本塁に返球。二塁走者・安部は三塁で止まっており、結果的に打者走者を二塁に進ませることになってしまった。直後に先発・小笠原は田中に決勝の左越え2点二塁打を被打しただけに悔やまれるプレーだった。


☆ま、どの道捕れなかったと思いますが(笑)、風を計算に入れてなかったのは、そうなんでしょう。


☆実は巨人ー阪神戦でも、こんなことが。


◇金本監督、4回痛恨落球の高山にゲキ「捕れ」 4/2(月) 7:06配信 スポーツ報知

◆巨人3―2阪神(1日・東京ドーム)

 アキレスけんだった守備のほころびが出た。2試合連続の逆転負けで、金本監督の声は怒気を含んでいた。「自分の(守備)範囲ですからね。去年も一昨年も(チーム全体で)何回落としたか。自分の範囲のノーバウンドは、責任を持って捕らないと投手がかわいそう」。やり玉に挙がったのは、中堅・高山だ。

 2点リードの4回無死一塁、ゲレーロの左中間のライナーに余裕を持って追いつきながら、グラブから白球がこぼれ落ちた。記録は二塁打だが、痛恨のミスから暗転。二、三塁とピンチが広がり、1死から岡本の逆転3ランが飛び出した。高山は「スミマセンしか言えないです。(先発の)秋山さんに」と、帰りの通路でざんげした。

 センターラインが固まらないままの攻撃重視のオーダーだが、5回以降は無抵抗で1点ビハインドを追いつけなかった。今年のチームスローガンは「執念」。守備では球際の強さで、打席では粘りを求めている。開幕3連戦は負け越し発進。理想のチームづくりはまだ遠い。(島尾 浩一郎)


☆だからね、高山くんにセンター守らせちゃダメですって(笑)。体の使い方も、グラブの使い方も、センスがない(笑)。K.Oも外野は下手だったから分かるんです、打球に対する感覚も、よく分からんのです。だから落下点にうまく入れない、となると変な体勢で、変なグラブの出し方になるんですね。そういう外野手は、センターで使っちゃダメだって(笑)。


☆キャンプの時からアルモンテの守備は不安視されていたそうですが、ま、そのままだったんでしょうね(笑)。これはもう、外野のお勉強をしてもらうしかない訳で。多分やってないんですよ、そういうこと。


☆大瀬良くんは、6回に緊急降板。


◇広島・大瀬良 両脚つって緊急降板!先発で6回途中2失点も 4/1(日) 15:32配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島―中日(2018年4月1日 マツダ)

 先発した広島・大瀬良大地投手(26)は6回、3番・アルモンテを左飛に抑えたところでベンチに不調を訴えて緊急降板した。両脚のふくらはぎをつったもので、数分間の治療を行ったが、2番手・中田との交代がコールされた。

 新フォームに取り組み、直球の威力が増して迎えた今季初登板。4回に中日・ビシエドと平田にソロ本塁打2本を浴びるも、5回1/3、4安打2失点と上々の結果を残していただけに、無念の降板となった。


☆こういう時頼りになるのが、中田くん。


◇広島・中田、今季初登板は緊急登板、大瀬良のピンチ救った 4/1(日) 22:11配信 デイリースポーツ

 「広島8-3中日」(1日、マツダスタジアム)

 今季初登板となった中田が緊急登板をものともせず、きっちり仕事をした。

 六回1死で先発の大瀬良が両太ももがつるアクシデントに見舞われ降板。急きょ今季初登板のマウンドに上がったが、2/3回を1安打無失点でしのいだ。

 「肩は作ってなかったけど(投球練習で)しっかり準備はできた」とうなずき、「低めをしっかり丁寧に突いて、結果も良かった」と納得の表情を浮かべた。


☆いやね、中田くんと一岡くんの存在は、ほんとに大きい。今年も頼りにしてます。


☆大瀬良くんも、反省。


◇大瀬良、反省の初白星=プロ野球・広島 4/1(日) 19:21配信 時事通信

 広島の先発、大瀬良は今季初登板での白星にも「勝った瞬間は、反省の気持ちの方が強かった」と苦笑いした。

 速球と切れのある変化球がさえ、五回まで4安打2失点、9奪三振の好投。しかし、六回先頭のアルモンテを左飛に打ち取った際に両脚がつり、降板となった。幸い大事には至らなかったが、「どういう状況でも投げ切る体にしないと。中継ぎに迷惑を掛けた。次は長いイニングを投げたい」。次回登板での奮闘を誓っていた。


☆とはいえ大瀬良くん、良かったんです。


◇広島・大瀬良、今季初勝利 両太ももつって緊急降板も大事に至らず 4/1(日) 20:33配信 デイリースポーツ

 「広島8-3中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島・大瀬良大地投手が5回1/3を4安打2失点、9奪三振で今季初勝利を挙げた。両太ももがつるアクシデントで緊急降板したが、試合後は大事に至らなかったことを報告した。

 初回から3者連続三振に斬るなど、好投していた右腕。だが、六回先頭のアルモンテを打ち取ると、両太ももがつったことで急きょマウンドを降りた。試合後、駐車場に姿を現すと「今は何ともない状態で回復しています」と説明。続けて「どういう状況でも投げきれるようにならないといけない」と話した。


☆次回も期待していいと思いますよ。


☆7回は今村くん、いきなり安部ちゃんがやらかして無死2塁のピンチ。リードは2点ですから嫌な感じだったんですが、後続をピシャリ。ここを無失点で切り抜けたのは、何気に大きかったんですよね、ミスは点につながりやすいし、失点すると流れが悪くなりますから、阪神みたいに(笑)。


☆それにしても石原のリードは、さすが。藤井に対して、初球ボール球で様子を見て、2球目外のフォークでカウントを取り、3球目は外のつり球で空振り。最後はフォークかなと思いきや、外角低めにズバッとストレートで、見逃し三振。外一辺倒のリードはよく批判されますが、ここはさっきも言ったように1点もやりたくない場面なので、それは石原も重々承知。で、石原のリード通りに投げられる今村くんも、さすが。


☆で、カープの強さをヒシヒシと感じたのは、実は7回の攻撃。この回先頭代打の⑨メヒアがボテボテの当たりに全力疾走で内野安打、続く①田中くんがフルカウントまで持っていって、ランエンドヒットのセカンドゴロでメヒアは2塁へ。1死2塁、ここで②菊池ですわ。思い切り振った打球は、三塁線を破るタイムリーツーベース。ほら見ろ、菊池、打ったでしょ(笑)。またも1死2塁、③丸は、3ー1からの外のストレートを平然と見送ります。これ、もう自信があるのね。当然のように四球を選んで1死1・2塁、ここで④エルさんが一発なんか打ってくれたりすると言うことないな、なんて思いながら見てると、あらま、バックスクリーン左へ3ランホームラン。


☆メヒアのヒットが得点につながってるのは、次が「タナキクマル」だからなんですよ。


◇広島、タナキクマルでホーム開幕30年ぶりの3連勝! 4/2(月) 7:00配信 サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、広島8-3中日、3回戦、広島3勝、1日、マツダ)

 3日連続の逆転劇に親子連れで賑わうマツダスタジアムはお祭り騒ぎだ。セ・リーグ王者カープが13年ぶりの開幕3連勝、本拠地での開幕カードでは30年ぶりの3連勝でスタートダッシュに成功。立役者はまたこの男、1番・田中だ。

 「みんながつないでくれたチャンス。1本打ちたいと思っていた。飛んだ方向が良かった」

 2-2の五回に下水流、磯村のヒットなどで一死一、三塁とし、投手の大瀬良がバントを失敗(捕邪飛)したあと打席へ。嫌な雰囲気が漂う中だったが、笠原の変化球をとらえた打球は左翼・アルモンテの頭上を抜けて、勝ち越しの2点二塁打となった。

 「僕は、お立ち台は一度も立たなくていいんです」と黒子に徹することを誓っていた男が、開幕3試合で12打数5安打(打率・417)4打点と大暴れ。決勝の2点二塁打を放った3月30日の開幕戦(マツダ)から中1日でまたお立ち台に呼ばれ、「上がり過ぎですよ」とニガ笑いを浮かべた。打率・176だったオープン戦の不振がウソのような活躍ぶりだ。

 1番が打てば2番・菊池も黙っていない。4-2で迎えた七回一死二塁で左翼線へ今季初の適時打となる二塁打。2人が目立つ前に、3番・丸も、1点を追う四回に左翼へ2試合連続となる2号同点ソロを放っていた。28歳の同年代トリオが計4打点を挙げて、チームを逆転勝利に導いた。

 この日は開幕戦から4番で出場していた鈴木が下半身のコンディション不良で欠場。その穴をタナキクマルを中心とした全員野球で埋めて勝利し、緒方監督は「つながりのある攻撃の中で得点ができている」と目を細めた。

 「3人で引っ張っていこうという自覚を持っている。こういう試合を多くして、いいシーズンを送っていきたい」と胸を張った田中。今季も逆転のカープは健在。その先頭を切り込み隊長が走っている。


☆7回の攻撃では、タイムリーを打ったのは菊池ですが、田中くんはきっちりランナーを進め、丸は完全にピッチャーの上に立った、四球。エルさんの打ったカットボールも、そんなに甘い球じゃない。でも谷元はエルさんと勝負する前に、何かもう負けちゃってるのね(笑)。彼にしてみたら、何で4点も取られたんだろう、って感じでしょう。


☆こういうのを、「つながり」と言うんですよね。


◇広島緒方監督「つながる攻撃」13年ぶり開幕3連勝 4/1(日) 20:59配信 日刊スポーツ

<広島8-3中日>◇1日◇マツダスタジアム

 広島が05年以来、13年ぶりの開幕3連勝の好スタートを切った。

 4回、中日に逆転された直後の裏の攻撃で丸が2試合連続となるソロアーチで同点とした。さらに、5回に田中の2点適時二塁打で勝ち越し。その後も攻撃の手を緩めずに、中日を突き放した。

 開幕3連勝に緒方孝市監督(49)は「今日だけでなく、この3連戦しっかりつながりのある攻撃の中で得点できている」と3試合連続2桁安打で逆転勝利を呼び込んだ野手陣をたたえた。

 鈴木誠也外野手(23)は試合前練習で下半身に張りを訴えたため大事を取り、欠場した。ただ、3日からの東京遠征にも同行する予定。出場は当日の状態を見ながらの判断になる。


☆そうそう、その、誠也くん。


◇広島・鈴木が下半身のコンディション不良で欠場 緒方監督「足の張りがあったので休ませた」 4/1(日) 21:29配信 サンケイスポーツ

 広島・鈴木誠也外野手(23)が1日、試合前の練習中に下半身のコンディション不良を訴えて、マツダスタジアムで行われた中日3回戦を欠場した。試合中にトレーナーから治療を受けた鈴木は「大丈夫です」と話した。

 昨年8月に右足首を骨折し、3月30日の開幕戦で1軍公式戦に復帰したばかり。緒方監督は「足の張りがあったので休ませた。シーズンはこういうこともある」と慎重を期した。


☆ま、自然とかばいながらの動きになってるのかも知れません。万全になるまでは、無理は禁物。




☆さて、開幕3連勝は、13年ぶりだそうで。


◇広島が13年ぶりの開幕3連勝 決勝打の田中「連勝を続けていく」 4/1(日) 16:42配信 デイリースポーツ

 「広島8-3中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島が3試合連続の2桁安打で2005年以来13年ぶり開幕3連勝を飾った。

 二回に下水流の1号ソロで先制。逆転された四回には丸の2号ソロで同点とした。五回には、田中が2点適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

 七回には菊池の適時打とエルドレッドの2号3ランでダメを押した。

 先発した大瀬良は六回途中4安打2失点で今季初勝利を挙げた。

 中日は先発・笠原が6回8安打4失点で敗戦投手。ビシエド、平田にソロが出たが主導権を握れなかった。

 「6番・右翼」で今季初先発となった下水流は「今年初めての試合だったので何とか一本と思っていた。完璧に打てました。去年は何もできなかったので今年はチームのためにできるようにと思っていた。こうして打ててうれしい。温かい声援、僕らの力になっている」とお立ち台で笑顔を見せた。

 決勝打の田中は、開幕戦に続き、2度目のお立ち台に上がり、「いい形でつないでくれたので、何とかしたかった。これからも連勝を続けていけるように頑張りたい」と振り返っていた。


◇広島、30年ぶり本拠地開幕3連勝!田中V撃、打線満開3戦連続2桁安打 4/2(月) 6:01配信 デイリースポーツ

 「広島8-3中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島が開幕3連勝を飾った。開幕戦のヒーロー・田中広輔内野手(28)が2-2の五回、左越え決勝二塁打を放った。これで3試合連続の逆転勝利。開幕3連勝は2005年以来13年ぶり、本拠地では1988年以来30年ぶり、マツダスタジアムでは開場10年目で初めてとなった。敵地神宮でも連勝を伸ばして突っ走る。

 桜満開。絶好のお花見日和の日曜日に、カープが歴史的な開幕ダッシュを決めた。1988年以来30年ぶりとなる本拠地での開幕3連勝だ。リーグ屈指の打線は3試合連続2桁安打の乱れ打ち。試合後、緒方監督は満足そうに言った。

 「この3連戦はしっかりつながりのある攻撃の中で得点できた。序盤、中盤、後半と。モチベーションを高くいい形で開幕できた」

 試合序盤は一発攻勢で大観衆を酔わせた。二回、今季初スタメンの下水流が先制ソロ。1点を追う四回には、丸が2試合連続の同点ソロを左翼席へ突き刺した。ハイライトは五回だ。下水流、磯村の安打から2死一、三塁の好機を作ると、田中が左越えに勝ち越しの2点二塁打。リードオフマンが開幕戦に続いて大仕事をやってのけた。

 2日ぶりのお立ち台に上がった田中は「立ちすぎですね」と照れ笑い。「いい形でつないでくれたので何とか1本打ちたいと思っていた。こういう試合をどんどん増やしていきたい」と胸を張った。

 前回の開幕3連勝は2005年、東京ドームでの巨人戦だった。試合前、指揮官は「覚えているわけないだろう」と言ったが、同年は緒方監督が椎間板ヘルニア手術から復活を遂げたシーズン。開幕戦では守護神・ミセリから決勝2ランを放っていた。劇的なアーチを思い出してか、少しだけ口元を緩めたが、すぐさま引き締めた。


◆将の心乱れず

 「去年は“9点差を逆転されたチームは優勝していない”と書かれたからね。数字にはとらわれないよ」。縁起のいい数字も過去のデータにも心は乱れない。ゲームセット直後も、鋭い視線は次のカードだけを見据えていた。

 「これからも厳しい戦いが続いていく中で火曜日からの先発がどういうピッチングをしてくれるか。この3試合はいい形で終われたけど、30試合が終わるまではね。ここからまた全員で戦っていく」

 この3連戦は先発にすべて白星が付き、リリーフも好スタート。野手陣も新井を故障で欠き、鈴木が欠場した中でも選手層の厚さを見せつけた。手応えを手にいざ神宮へ。「ドドドォー!!!」の勢いで連勝を伸ばす。


☆さて、と。オープン戦ではやれ「弱い」だの「情けない」だの、采配がどうだの、シーズンに入っても菊池を下げろだのと、まあ批判好きな人は相変わらずなんですが、いいかげんそういう「根拠のない適当な批判」は、やめませんかね。オープン戦のことなんて、昨年を見てりゃ分かるでしょうに。結局そういう人は常に「言いっぱなし」なんですが、ちょっとでも物書きとして矜持があるんだったら、もう少しきちんとした批判をしたらどうですか。


☆自分は野球のことをよく分かってる、とひけらかしたいんでしょうが(批判する理由が他に見当たらない)、そういう適当な批判は、自分が野球のことをよく分かってないことを、自らひけらかしてるようなもんですよ。それがまだ大学生とかだったら分かるけど、いい大人がそんな恥ずかしいことして平気な顔してるなんて、それこそ恥ずかしい。大体、プロの経験なんてしたこともない素人が、プロを偉そうに批判してること自体、相当恥ずかしいことなんですから。


☆どうせ選手や首脳陣は見てないだろ、という「軽々しさ」が透けて見えるんですよね、そういう批判って。だからいいかげんなことを言っても、平気でいられる。卑しくも人を批判したかったら、ちゃんと野球のことを勉強して、カープのことをよく見たらどうですか。自分の欲望を満たすためだけに批判される当のカープや首脳陣からしたら、たまったもんじゃありません。ついでに言うと、一ファンであるK.Oも、そういうのが放置されてるってのは、気持ちのいいものではありません。




◇セ・リーグ

▽DeNA 3 - 1 ヤクルト (3回戦 De1-2 横浜)
 DeNAは1点リードで迎えた4回裏、倉本が適時打を放ち、2点を追加する。投げては、プロ初登板の先発・京山が5回1失点。その後は4投手の継投で逃げ切り、京山はプロ初勝利を挙げた。敗れたヤクルトは打線が振るわず、開幕カード3連勝とはならなかった。
勝 京山 1勝0敗0S
敗 由規 0勝1敗0S
セーブ 山崎 0勝0敗1S

▽巨人 3 - 2 阪神 (3回戦 G2-1 東京ドーム)
 巨人は2点ビハインドの4回裏、岡本の2試合連続となる3ランで逆転に成功する。投げては、先発・野上が6回途中2失点。その後は澤村、上原、カミネロとつないで、野上は移籍後初勝利をマークした。敗れた阪神は打線が振るわず、好投した先発・秋山を援護できなかった。
勝 野上 1勝0敗0S
敗 秋山 0勝1敗0S
セーブ カミネロ 0勝0敗1S
本塁打 [阪神] 梅野1号(2回表ソロ) ロサリオ1号(4回表ソロ) [巨人] 岡本2号(4回裏3ラン)


☆京山くん、もし打たれてたら開幕3連敗というプレッシャーの中、よく投げましたね。19歳とは思えない、落ち着いたマウンドさばきでした。巨人は、岡本くんの3ランを守り切りましたね。阪神の話は「最近の~」でもしますが、この連敗が後を引かなきゃいいんですけどね。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   3 3 0 0 1.000 ー
② 巨人   3 2 1 0 .667 1.0
  ヤクルト 3 2 1 0 .667 0.0
④ 阪神   3 1 2 0 .333 1.0
  DeNA 3 1 2 0 .333 0.0
⑥ 中日   3 0 3 0 .000 1.0


☆カード勝ち越し、貯金3。最高の滑り出しですな。ほんとにカープというチームは、常にファンの期待や予想の上を行きます。


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source : K.Oのカープ・ブログ。