2018年4月12日木曜日

強風のマリンで西武に連勝


ライオンズ 3 - 6 マリーンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト動画

今日は試合開始が危ぶまれるほどの強風ですが、予定通り開催されました。
風が吹くと京葉線が遅れますし、風が吹かなくても総武線は遅れます。

先発はマリーンズがまだ勝ち星のない二木、ライオンズが新外国人のカスティーヨ。
カスティーヨと言えば2011年の途中にマリーンズに入団したホセ・カスティーヨですが、彼は現在イタリアのプロ野球チームパルマでプレーしているそうです。
http://www.parmabaseball.it/roster/giocatori.html


1回表。
1アウトから源田に四球を与え、盗塁を決められ1死2塁。
ここで浅村にタイムリーツーベースヒットを打たれて先制を許すと、山川にもレフトにタイムリーツーベースヒットを打たれて2-0。
好調西武打線に先制パンチを食らいました。

1回裏。
荻野が粘って四球で出塁。今年のマリーンズはいいところで四球を選びますよね。
これが得点につながるのです。
続く藤岡はレフトフライも、中村はセンターへのヒット、井上四球で1死満塁。鈴木セカンドフライで2死満塁となります。
ここでルーキー菅野が走者一掃のライトフェンス直撃のタイムリースリーベースヒットを放ち2-3。
あわやグランドスラムかというルーキーの一打でマリーンズが逆転に成功しました。

2回表。
立ち上がりに不安を残した二木は2回以降立ち直りました。
外崎三振、メヒアサードゴロ、金子侑セカンドゴロで三者凡退です。

2回裏。
1死から田村が四球を選ぶも、荻野は三振で2アウト。
続く藤岡は四球を選んで2死1,2塁となりましたが、中村はショートゴロ。チャンスを逃しました。

3回裏。
2アウトから菅野がツーベースヒットで出塁すると、福浦の打球はレフトへ。
レフトフライかと思われましたが、強風のためライオンズのレフトが目測を誤りました。
結果レフトオーバーのタイムリーツーベースヒット。2-4となり、福浦に今シーズンの初打点が付きました。

4回表。
1死から森にヒットを打たれ、中村セカンドフライ、森盗塁、二木暴投で2死3塁。
外崎を歩かせて2死1,3塁となります。
ここでメヒアを迎えましたが、空振り三振。ピンチをしのぎました。

5回裏。
井上が四球を選んだところでカスティーヨは交代。強風のため自分のピッチングができなかったのでしょう。
2番手は小石です。
鈴木が送りバント、菅野セカンドゴロで2死3塁となりますが、福浦は空振り三振。得点を挙げることはできませんでした。

6回裏。
ライオンズのピッチャーは3番手の高木勇。
清田がレフトへツーベースヒットを放つも、田村は送りバントを失敗。その後ファーストゴロでランナーは勧めましたが、今日は田村の送りバント失敗が何回かありました。

1死3塁のチャンスで荻野がタイムリーヒットを放ち2-5。
さらに高木勇の暴投と藤岡の四球で1死1,3塁とし、中村が犠牲フライを放ち2-6。
当初アウトの判定でしたが、井口監督がリクエストを要求。
マリンスタジアムにコナンのテーマが流れる中ビデオ検証が行われ、判定が覆ってセーフになったのです。
真実はいつも一つ!
荻野ホームインでリードを広げました。

7回表。
外崎三振、メヒアヒット、代打松井ファールフライ、秋山ヒットで2死1,2塁。
マリーンズはここでピッチャーを二木から松永に代えました。
松永は源田をファーストゴロに抑えてチェンジ。
今日もまた松永がいい仕事をしましたが、どうも井口監督はいい投球をした中継ぎを集中的に使う傾向がありますね。
松永が夏以降バテないか心配です。

8回表。
ピッチャーはシェッパーズ。
風のせいか制球が定まりません。
浅村レフトフライも山川、森に四球を与えて1死1,2塁。
中村からは三振を奪いますが、外崎にタイムリーヒットを打たれて3-6となりました。

8回裏。
ライオンズのピッチャーは伊藤。
千葉県は横芝敬愛高校の出身で、あの最後の阪急戦士高木晃次の後輩です。
なぜマリーンズが指名しなかったのでしょう。
マリーンズは清田と荻野のヒットでチャンスを作るも藤岡、中村が抑えられてチェンジ。
追加点はなりませんでした。

9回表。
ピッチャーは内。
1アウトから秋山と源田にヒットを打たれて1死2,3塁となりますが、浅村を三振、山川をピッチャーゴロに仕留めて試合終了。
最後危なかったですが、なんとか抑えて西武相手に連勝を飾りました。

今日の勝ちは大きいです。今年のマリーンズは去年までと違うんだ。
このことを強く感じる1勝となりましたね。

【ロッテ】井口監督、8四球を奪った打線を評価「選球眼がよかった」(報知)
 ロッテが今季2度目の3連勝を飾った。井口資仁監督(43)は8安打に加えて8四球を奪った打線を評価した。指揮官の談話は以下の通り。

 ―好調の西武に連勝。

「勢いのあるチーム。今日は自分たちの野球ができた」

 ―両チーム先発投手が風に苦しんでいた。

 「ウチの二木も足を上げた時にバランスを崩していた。その後はクイックで投げて修正してくれて、試合を作ってくれた」

 ―二木の初勝利で先発陣全員に勝ち星がついた。

 「みんなしっかりと試合を作ってくれている」

 ―新人の菅野も好調。

 「いつもいいところで打点を挙げてくれている。もっともっと期待したい」

 ―もっと伸びる選手。

 「そういう思いでスタートで使っている。今後も頑張ってもらいたい」

 ―西武相手に3タテが見えた。

 「明日の試合が非常に大事。今日の試合は四球(8個)を含めて選球眼がよかった。明日しっかり取りにいきたい」

 指揮官は昨秋から「四球の数も安打と同じ」という考えをナインに浸透させてきた。この試合“16安打”の打線で勢いそのまま、今季初の同一カード3連勝を狙いにいく。


ロッテ二木が今季初勝利、風速18mでフォーク封印(ニッカン)
ロッテの先発二木康太投手(22)が西武打線を相手に6回2/3を投げ、8安打2失点、5三振2四球と粘りの投球を見せ、今季初勝利を挙げた。

 この日のZOZOマリンは最大風速18メートルの強風が吹き、試合前には中止が検討されるほどだった。

 風は左翼上空から本塁方向へ吹く、打者から見ての“向かい風”。それがバックネットにはね返り、グラウンド表面付近では逆に打者から見て“追い風”になるマリン独特の流れだった。

 そのためマウンド上で向かい風にさらされた二木は初回に2点を失うと、すぐさまフォームと配球を変更した。まず「風でふらつくから」と足を上げるのをやめ、2回からは走者がいなくてもクイック投法で投げた。さらに「向かい風でフォークがまったく落ちず、伸びるようになっていた」ということで決め球のフォークを2回以降はほとんど使わず。捕手の田村と相談し、直球、スライダー、カーブの組み立てで西武打線を封じた。

 試合後も風速13メートル前後の風が吹き続けたZOZOマリン。二木がお立ち台からファンに向け「(強風で)電車が止まる前に気を付けて帰ってください!」と叫ぶと、スタンドは大盛り上がりとなった。



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source : マリンブルーの風