イーグルス 4 - 5 マリーンズ
ニッカン式スコア
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暖かい陽気に恵まれたと思いきや、冷たい強風が吹き荒れた今日のマリンスタジアム。
先発はマリーンズが酒居、イーグルスが池田です。
酒居はオープン戦好調だっただけに、今日も勝ってローテーションの座を固めたいところ。
対する池田は創価大学出身の2年目で今日がプロ初登板初先発です。
マリーンズは初物に弱いですが、今日はどうでしょうか。
1回表。
1アウトからペゲーロにヒットを打たれるも、島内、ウィーラーを抑えてチェンジ。
酒居の立ち上がりは上々です。
1回裏。
1アウトから藤岡裕が四球で出塁し、中村がレフト前へのヒットで続いて1死1,3塁。
しかし井上はサードゴロに倒れて3塁ランナーがタッチアウト。
鈴木四球も菅野セカンドゴロでチェンジ。チャンスを逃しました。
2回は両チームとも三者凡退に終わりました。
3回表。
2アウトから茂木にセカンド内野安打を打たれ、さらに盗塁を決められます。
ここでペゲーロにセンターへのタイムリーヒットを打たれて1-0。先制を許しました。
さらに島内がヒットを放ち2死1,2塁とし、打席にはウィーラー。
田村は1塁ランナーを刺そうと1塁に牽制球を投げますがこれが悪送球。ランナーが2,3塁に進みます。
こうなると好調ウィーラーは敬遠、チャンスに弱い今江勝負です。
結局今江は空振り三振。盛大にバットを投げての三振は見慣れた光景でした。
3回裏。
荻野がヒットで出塁し、1塁からプレッシャーをかけます。
ここで池田がけん制悪送球。ファーストが送球をこぼしたのを見た荻野が2塁に猛ダッシュし、見事進塁しました。やはり荻野、俊足は健在です。
このチャンスに藤岡がライトへ同点タイムリーを放ち1-1。今日も藤岡が大活躍です。
続く中村はヒットを放ち、盗塁も決めて無死2,3塁のチャンス。
さあ井上。今度こそ。
残念ながらショートゴロでしたが、高いバウンドが幸いしました。茂木のエラーを誘いオールセーフ。
1-2と逆転に成功しました。
続く鈴木が送りバントを決めて1死2,3塁としたところでイーグルスは先発の池田をあきらめ2番手に濱矢を投入しました。
バッターは菅野。代わり端を叩きました。しぶとくセンター前に抜けるタイムリーヒットを放ち1-4。
福浦も芸術的センター前ヒットで続き1死1,2塁。チャンスが続きます。
しかし田村がライトフライ、加藤がショートゴロでチェンジ。もうちょっと点が欲しかったです。
4回裏。
荻野がレフトにソロホームランを放ち1-5。
ライナー性のものすごい打球でした。レフトスタンドに一直線です。
今日は風速10メートルを超す逆風が吹いており、アマダーのホームラン性の大飛球が風に戻されてレフトフライになっていました。ですがライナーなら入るのです。素晴らしいですね荻野は。
5回表。
1死から茂木に7球粘られて四球を与えるも、ペゲーロ、島内を抑えてチェンジ。
酒居はファールで粘られることが多く、5回で投球数が100球を超えました。
6回表。
井口監督は酒居を続投させますが、疲れの見える酒居はこの回につかまりました。
ウィーラーヒット、今江セカンドフライ、アマダーヒットで1死1,3塁。
ここで銀次にセンターへのタイムリーヒットを打たれると、嶋に代わり代打藤田。
ロッテキラーの藤田がここで打たない訳がありません。
しっかりライトにタイムリーヒットを放ち3-5。
なおも1死2,3塁のピンチです。
井口監督はようやくピッチャーを松永に交代。
松永は岡島にショートゴロを打たれて1点を失い4-5とされるも、茂木を見逃し三振に仕留めてチェンジ。
今日は松永がきっちりと役目を果たしました。
酒居の交代が遅れたことには賛否両論ありそうですが、今年は先発としてできるだけ長いイニングを投げてほしいという井口監督によるメッセージなのかもしれません。
6回裏。
イーグルスのピッチャーは釜田。
田村四球、加藤送りバント荻野サードゴロ、さらにキャッチャー足立のパスボールと藤岡の四球で2死1,3塁となりますが、中村サードライナーでチェンジ。アンラッキーでした。
7回表。
ピッチャーは有吉。
ペゲーロ三振、島内四球、ウィーラーセンターフライ、足立ファーストライナーでチェンジ。
嶋の代打に藤田が出た関係で今江が下がり、5番に足立が入っているのです。これは結構大きかったと思います。
7回裏。
井上がヒットを放つと、イーグルスはピッチャーを釜田から高梨に代えました。
変則左腕はロッテが苦手とするタイプです。
鈴木送りバント、菅野四球で1死1,2塁としますが、福浦はシュートを見逃し三振で2アウト。
ここでイーグルスはピッチャーを福山に交代させます。
田村は四球を選びますが、加藤はファーストゴロでチェンジ。またもチャンスを逃しました。
8回表。
ピッチャーはシェッパーズです。
アマダーは見逃し三振、銀次も見逃し三振で2アウトとしますが、ロッテキラーの藤田にセカンド内野安打を打たれます。
藤田はこの3連戦で4打数4安打ですよ。ロッテ戦で打ちすぎです。
その後代走の田中に盗塁を決められるも、岡島は空振り三振でチェンジ。
シェッパーズはすべてのアウトを三振で取りました。
ストレートの切れが良かったですね。カーブとの緩急をうまく生かしていたと思います。
8回裏。
1死から藤岡がヒットを打つも、中村、根元が倒れてチェンジ。
9回表。
内が登場。茂木さんしん、ペゲーロ三振、島内ショートライナー。
ヒット性の打球でしたがショートの藤岡がジャンピングキャッチを決めました。
これで4時間に及ぶ熱戦も終了。4-5で逃げ切り、マリーンズが勝利しました。
やりました。
楽天相手にカード勝ち越しマンです。ムムッ!
藤岡と菅野のルーキー2人が大活躍してくれましたね。
荻野も中村も打っていますし、上位打線が好調です。
投手陣もいいですし、勝てる試合をしっかりと勝ち、上位を狙いたいです。
ロッテ藤岡裕大&菅野、新人2人でドキドキお立ち台(ニッカン)
ロッテのルーキーコンビが躍動した。
1点を追う3回無死二塁で、ドラフト2位の藤岡裕大内野手(24)がプロ初打点となる右前への同点打。1点を勝ち越し、なお1死二、三塁からは同4位の菅野剛士外野手(24)が、開幕から3戦連続安打となる2点適時打で続いた。
開幕カード勝ち越しに貢献した2人は、そろって初めてのお立ち台。藤岡裕は「チャンスだったので、積極的にいこうと思った。(打った球は)低かったですが打ててよかった」と初々しい笑顔をみせた。
菅野は「いいところに(打球が)飛んでくれたのでよかった」。緊張からコメントをかむ場面もみられ「(お立ち台に)多く立てるように、努力していきたい。次はかまないようにしたいです」と振り返った。
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source : マリンブルーの風