2018年4月6日金曜日

ヤクルト3回戦(神宮)。


 ◇スタメン

【ヤクルト】
① 4 山田哲
② 9 山崎
③ 7 バレンティン
④ 8 青木
⑤ 3 坂口
⑥ 5 奥村
⑦ 6 廣岡
⑧ 2 中村
⑨ 1 館山

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 エルドレッド
⑤ 7 松山
⑥ 5 安部
⑦ 9 野間
⑧ 2 磯村
⑨ 1 岡田


☆先発は、ヤクルトが館山、カープが岡田。さて岡田くん、きっちり修正して試合を作れるか。館山さんは長い回は投げられないでしょうから、粘り強く。カード勝ち越しを。


(C)1回表
先頭①田中 センター前ヒット…0ー1から外角ストレート。
 無死1塁
②菊池の時、田中盗塁
 無死2塁
②菊池三振、③丸三振、④エルドレッドショートフライ、この回無得点。…菊池は2ー2から内角低めボール球ストレート、丸は1ー2から外角低めボール球フォーク、エルさんは2ー2から6球目、外角低めスライダー。う~ん。


(S)1回裏
先頭①山田哲 四球…(-_-;)
 無死1塁
②山崎の時、山田哲盗塁
 無死2塁
②山崎 見逃し三振…1ー2から外角ストレート。
 1死2塁
③バレンティン センターフライ、ランナー3塁へ。…2ー2から7球目内角低めストレート。
 2死3塁
④青木 ピッチャー岡田のグラブを弾くもピッチャーゴロ、この回無失点。…1ー1から外角チェンジアップ。


(C)2回表
⑤松山ショートゴロ、⑥安部ショートゴロ…松山は0ー1から外角低めストレート、⑥安部は0ー2から真ん中低めストレート。
 2死
⑦野間 死球
 2死1塁
⑧磯村 ライトフライ、この回無得点。…2ー2から8球目外角低めスライダー。


(S)2回裏
⑤坂口セカンドゴロ、⑥奥村つまったピッチャーゴロ、⑦廣岡三振、この回三者凡退、無失点。…坂口は初球真ん中低めストレート、奥村は1ー2から6球目内角高めストレート、廣岡は2ー2から外角低めストレート。


(C)3回表
⑨岡田 セカンドゴロ
 1死
①田中 センター前ヒット…フルカウントから7球目ど真ん中ストレート(^^;
 1死1塁
②菊池 セカンドゴロ、ランナー2塁へ。…1ー1から真ん中低めストレート、ランエンドヒット。
 2死2塁
③丸 セカンドゴロ、この回無得点。…フルカウントから真ん中低めフォーク。


(S)3回裏
⑧中村見逃し三振、⑨館山三振、①山田哲ファーストファウルフライ、この回三者凡退、無失点。…中村は0ー2から内角ストレート、山田は2ー2から内角高め150㎞ストレート。


(C)4回表
④エルドレッド ショートゴロ…1ー0から内角高めストレート。
 1死
⑤松山 センター前ヒット…3ー1から外角高めストレート、二遊間をゴロで抜けるヒット。松山はこのバッティングですね。
 1死1塁
⑥安部 センター前ヒット…1ー1から外角低めストレート、これも二遊間をゴロで抜けます。
 1死1・2塁
⑦野間 ショートゴロゲッツー、この回無得点。…初球外角高めストレート。いや~、野間くんも同じように打ったんですけどね。


(S)4回裏
②山崎ショートゴロ、③バレンティンショートゴロ、④青木三振、この回三者凡退、無失点。…山崎は1ー0から真ん中つり球、バレンティンは初球真ん中低めボール球スライダー、青木はフルカウントから9球目外角ワンバウンドのチェンジアップ。岡田くんいいですよ。


(C)5回表
⑧磯村 サードゴロ…初球外角ストレート。
 1死
⑨岡田 レフト前ヒット…フルカウントから8球目外角低めストレート、ちょこんとバットを出して、レフト前。
 1死1塁
①田中 ピッチャーへ強烈な内野安打…初球外角低めスライダー、リクエストも判定変わらず。
 1死1・2塁
②菊池 ショートゴロ、2塁ホースアウト、2塁ランナー3塁へ。…0ー1から真ん中低めストレート。
 2死1・3塁
③丸 左中間スタンドへ先制3ランホームラン カープ先制、ヤ0-3広。…初球内角ストレート。
 2死
④エルドレッド セカンドゴロ、この回3点。…0ー1から外角低めストレート。均衡が破れました。


(S)5回裏
⑤坂口 セカンドゴロ…2ー1から外角ストレート、菊池ダイビングキャッチ。
 1死
⑥奥村 レフト前ヒット…1ー0からど真ん中ストレート。ちょっと内へ寄ってます。
 1死1塁
⑦廣岡 サードゴロゲッツー、この回無失点。…0ー2から真ん中高めカーブ、3球オールカーブ。


(C)6回表
⑤松山 セカンドゴロ…0ー1から外角低めスライダー。
 1死
⑥安部 ライトへツーベース…2ー0からど真ん中ストレート(^^;
 1死2塁
⑦野間 四球
 1死1・2塁
⑧磯村 ショートゴロゲッツー、この回無得点。…1ー0からど真ん中ストレート。う~ん、館山も真ん中へ寄り始めてるんですけどね~。


(S)6回裏
⑧中村 サードゴロ…2ー1からど真ん中ストレート(^^;
 1死、⑨館山に代打大村。
⑨大村 12球目に四球
 1死1塁
①山田哲 ショートゴロ…2ー1から外角高めカーブ。
 2死1塁
②山崎 四球…2番で切りたいんですよね。岡田くん91球、ここが踏ん張り時。
 2死1・2塁
③バレンティン センター前タイムリーヒット、ヤ1-3広、1塁ランナー3塁へ。…0ー1から真ん中低めボール球スライダー。低めには行ってるんですが。
 2死1・3塁
④青木 高いバウンドでファーストの頭を越えるライト前タイムリーヒット ヤ2-3広、1塁ランナー3塁へ。…2ー1から真ん中低めボール球フォーク。これも悪い球じゃありません。
 2死1・3塁
⑤坂口 ファーストゴロ、この回2失点。…1ー2から5球目内角低めボール球カーブ。ギリギリのプレーでしたが、エルさんがうまく岡田くんにトスしました。2点で凌ぎましたね。


(C)7回表、②山崎に代わり投手中尾(S)。ファースト坂口がライト、⑨館山の代打大村そのままファースト。⑨岡田に代打メヒア。
⑨メヒア 三振…フルカウントから真ん中ワンバウンドのフォーク。う~ん、これは見てほしかった。
 1死
①田中 四球
 1死1塁
②菊池の時、中尾ワイルドピッチ
 1死2塁
②菊池 レフト前ヒット、2塁ランナー田中は走塁死、バッターランナー菊池は2塁へ。…カウント1ー1から真ん中低めストレートを三遊間へ。田中くん、1死ですから、一瞬スタートが遅れましたね。
 2死2塁
③丸 敬遠
 2死1・2塁、投手近藤(S)。
④エルドレッド ストレートの四球
 2死満塁
⑤松山 ストレートの押し出し四球 ヤ2-4広。…近藤、準備不足だったんでしょうか、ストライクが1球も入らず。
 2死満塁、2塁ランナーエルドレッドに代走堂林、1塁ランナー松山に代走美間。
⑥安部 三振、この回1点。…1ー2から内角低めボール球スライダー。大きな追加点が入りました。


(S)7回裏、投手今村(C)。キャッチャー石原、④エルドレッドの代走堂林そのままレフト、⑤松山の代走美間そのままファースト。
⑥奥村三振、⑦廣岡レフトフライ、⑧中村サードゴロ、この回三者凡退、無失点。…奥村は0ー2から外角高めストレート、廣岡は初球外角スライダー、中村はフルカウントから外角低めスライダー。


(C)8回表
⑦野間セカンドゴロ、⑧石原見逃し三振…野間くんは1ー2から8球目外角カーブ、石原は1ー2から5球目真ん中低めストレート。
 2死、⑨今村に代打西川。
⑨西川 ライトへツーベース…フルカウントから9球目ど真ん中スライダー。これはいい打席。
 2死2塁
①田中 三振、この回無得点。…2ー2から内角低めボール球スライダー。


(S)8回裏、投手ジャクソン(C)。
先頭⑨大村 ストレートの四球…(-_-;)
 無死1塁
①山田哲セカンドフライ、②近藤の代打上田レフトフライ、③バレンティン三振、この回無失点。…山田はフルカウントから外角スライダー、上田は初球外角高めストレート、バレンティンはフルカウントから外角低めボール球スライダー。3球目のストレート以外全てスライダー。ジャクソンはスライダーがいいと抑えられます。


(C)9回表、投手風張(S)。
先頭②菊池 ライトスタンドへホームラン ヤ2-5広。…2ー1から外角高めストレート。この1点も大きい。
 無死
③丸 センター前ヒット…1ー1から内角スライダー。
 無死1塁
④堂林 送りバント
 1死2塁
⑤美間ライトフライ、⑥安部ファーストゴロ、この回1点。…美間くんは1ー1から内角高めストレート、安部は1ー0から真ん中低めチェンジアップ。


(S)9回裏、投手中崎(C)。
④青木見逃し三振、⑤坂口レフトファウルフライ…青木は1ー2から内角高めストレート、坂口は2ー2から7球目、外角スライダー。
 2死
⑥奥村 レフト前ヒット…1ー2から5球目外角低めスライダー。
 2死1塁、⑦廣岡に代打畠山。
⑦畠山 レフトスタンドへ2ランホームラン、ヤ4-5広。…2ー1から真ん中高めスライダー。
 2死、⑧中村に代打鵜久森。
⑧鵜久森 2ー2から外角低めストレートに三振、この回2失点、ゲームセット(/--)/


ヤクルト 対 広島 (3回戦 ヤ1勝2敗0分 18時01分 神宮 27463人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 0 0 0 0 3 0 1 0 1 5
S 0 0 0 0 0 2 0 0 2 4
勝 岡田 1試合1勝0敗
敗 館山 1試合0勝1敗
S 中崎 4試合0勝0敗S3
ホームラン 丸3号③(館山) 菊池1号(風張) 畠山1号②(中崎)

【広島】
      打 安 点 打率 本
① 6 田中  4 3 0 .360 0
② 4 菊池  5 2 1 .250 1
③ 8 丸   4 2 3 .412 3
④ 3 エルドレッド
      3 0 0 .235 3
走 7 堂林  0 0 0 ---- 0
⑤ 7 松山  3 1 1 .250 1
走 3 美間  1 0 0 .000 0
⑥ 5 安部  5 2 0 .278 0
⑦ 9 野間  2 0 0 .167 0
⑧ 2 磯村  3 0 0 .250 1
  2 石原  1 0 0 .333 0
⑨ 1 岡田  2 1 0 .500 0
打 メヒア 1 0 0 .600 0
  1 今村  0 0 0 ---- 0
打 西川  1 1 0 .200 0
  1 ジャクソン
      0 0 0 ---- 0
  1 中崎  0 0 0 ---- 0
計     35 12 5 .280 10
残塁10、併殺1

【ヤクルト】
      打 安 点 打率 本
① 4 山田哲 3 0 0 .100 0
② 9 山崎  2 0 0 .250 0
  1 中尾  0 0 0 ---- 0
  1 近藤  0 0 0 ---- 0
打 上田  1 0 0 .000 0
  1 風張  0 0 0 ---- 0
③ 7 バレンティン
      4 1 1 .269 2
④ 8 青木  4 1 1 .250 0
⑤39坂口  4 0 0 .320 0
⑥ 5 奥村  4 2 0 .400 0
⑦ 6 広岡  3 0 0 .211 0
打 畠山  1 1 2 .250 1
⑧ 2 中村  3 0 0 .211 0
打 鵜久森 1 0 0 .400 0
⑨ 1 館山  1 0 0 .000 0
打 3 大村  0 0 0 ---- 0
計     31 5 4 .237 4
残塁4、併殺2

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
岡田  1 1 0 0 6 102 3 5 3 2 3.00
今村  4 0 0 0 1 10 0 1 0 0 0.00
ジャクソン
    4 0 0 0 1 17 0 1 1 0 2.25
中崎  4 0 0 3 1 25 2 2 0 2 4.50

【ヤクルト】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
館山  1 0 1 0 6 87 8 2 2 3 4.50
中尾  3 0 0 0 2/3 14 1 1 2 1 3.38
近藤  4 0 0 0 11/3 39 1 3 2 0 0.00
風張  2 0 0 0 1 13 2 0 0 1 4.50

◇盗塁 田中(1回)山田哲(1回)
◇走塁死 田中(7回)
◇暴投 中尾(7回)
◇試合時間 3時間30分


☆ふむ。今日もポイントは、継投でしたね。


◇広島が“キクマル”のアベック弾で勝利 岡田が6回2失点で今季初勝利 4/5(木) 22:17配信 サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、ヤクルト4-5広島、3回戦、広島2勝1敗、5日、神宮)広島が5-4で競り勝った。先発した岡田が6回を投げ3安打2失点で今季初勝利。五回に3番・丸の3ラン、七回に1点を追加すると、九回には2番・菊池がソロ本塁打を放ち、このカード勝ち越しを決めた。

 均衡を破ったのは丸だった。五回、二死一、三塁から相手先発・館山の初球を左中間スタンドに運んだ。ヤクルトは六回に2点を返した。広島は七回、二死満塁から5番・松山が押し出し四球を選び1点を追加。さらに九回、2番・菊池が右越え1号ソロを放ち、5-2とした。

 九回に登板した中崎はヤクルト・畠山に2ランを浴びたものの、リードを守った。


☆岡田くん、良かったですね~。


◇広島・緒方監督、先発の岡田を絶賛「非常に内容のあるピッチング」 4/5(木) 22:58配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト4-5広島」(5日、神宮球場)

 広島が2カード連続の勝ち越しを決めた。先発岡田は6回3安打2失点で今季初白星。連敗阻止に導いた右腕の投球について緒方監督は「良かったね。緩急を使って力強いボールを投げていた。非常に内容のあるピッチングをしてくれた」と満足そうにうなずいた。

 打線ではタナキクマルが躍動。丸が五回に先制の3ランを放つと、菊池が九回にソロ。田中も4出塁するなどリードオフマンの仕事を全うした。指揮官は「初球でしっかり打った丸はすごい。1、2、3番のタナキクマルがね。キクの追加点も大きかった」と手放しでたたえていた。


☆たとえ150㎞出ていても、思うように投げられなければ打たれてしまうんですが、今日の岡田くんは、「意図するボール」が投げられていましたね。そういうボールは、150㎞に満たなくても、打たれない。で、ストレートが使えるとなると、変化球も生きてくる。


◇広島・磯村が先発岡田を好リード「真っすぐが良かった」今季初勝利をアシスト 4/5(木) 22:58配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト4-5広島」(5日、神宮球場)

 広島・磯村嘉孝捕手が今季2度目のスタメンマスクをかぶり、先発・岡田を好リード。今季初勝利をアシストした。

 「真っすぐが良かった」と察知すると、最速150キロの直球で、グイグイ攻めた。一方でカーブなどの変化球も巧みに要求。試合後は「意思疎通ができていました」と汗をぬぐった。


☆いやね、磯村、いいですよ、リード。カーブもうまく使ってたし、ストレートの使い方もうまい。岡田くんの良さを引き出すリードができていたと思います。


☆で、両投手とも、5回あたりから球が真ん中に集まり始めるんですが、その5回にカープは丸が3ラン。


◇丸、自賛の3ラン=プロ野球・広島 4/5(木) 22:40配信 時事通信

 広島の丸が五回に均衡を破る3ランを放った。館山の初球の内角ストレートを左中間スタンドまで運び、「強引にならず、しっかり自分のスイングができた」と自賛した。

 これで早くも3号。同僚のエルドレッドと並んでリーグトップに立ち、「たまたまです。僕はホームラン打者ではないので」と照れ笑い。6試合で10四死球と出塁率の高さも光る。昨季の最優秀選手(MVP)が、今季も広島打線を力強く引っ張っている。


☆いやもうね、あの左中間への打ち方は、完全にものにしてますね、丸は。ライトに引っ張るより伸びるんじゃないかな、今は。


☆その裏、岡田くんも真ん中に集まるんですが、まずは⑤坂口の痛烈な打球を菊池がダイビングキャッチで救い、⑥奥村にど真ん中をレフト前に持っていかれると、続く⑦廣岡には磯村が3球カーブを続けて、サードゴロゲッツー。ま、ちょいと「目くらまし」の配球なんですが(笑)、こういうのは、若い廣岡くんのようなバッターには、効果的。


☆6回表は、1死1・2塁のチャンスに、磯村がど真ん中を打ち損じてゲッツー、その裏のヤクルト、先頭⑧中村はど真ん中を打ち損じてくれるんですが、続く⑨館山さんの代打大村が(ちなみに育成から支配下登録されプロ初打席)、まあ粘る粘る。12球目に四球を選び、①山田哲をカーブで騙くらかして(笑)、ショートゴロ、2死1塁。ここで②山崎を取っておけば大事にはならなかったんですが四球、2死1・2塁で③バレンティン、低めスライダーに合わされセンター前タイムリーでまず1点、なおも2死1・3塁、④青木は高いバウンドのライト前タイムリーで2点目、なお2死1・3塁。ここまで97球、今日の岡田くんの出来、また先発としてここは踏ん張ってほしいところということで続投、⑤坂口をカーブで打ち取ります。2点取られはしたものの、ここを1人で投げ切ったのは、岡田くんにとって大きな意味を持つと思いますよ。


☆さて7回のヤクルトの継投なんですが、昨日勝っており石山は回跨ぎ、1点ビハインドで勝ちパターンを投入する訳にもいかず、出てきたピッチャーは2年目左腕の、中尾くん。⑨代打メヒアはボール球を振って三振するんですが、①田中くんは四球、ワイルドピッチで1死2塁、②菊池はレフト前ヒット、田中くんのスタートが一瞬遅れホームタッチアウト、次がクリーンナップですから、止めてもよかったかなぁ。2死2塁、③丸敬遠で2死1・2塁、ここでピッチャーは、近藤。でね、この近藤、準備が出来てなかったんじゃないかと思うほどの乱調、④エルさん・⑤松山と1球もストライクが入らず、押し出し四球で、1点。ま、エルさん・松山と、ボール球を我慢しただけでも偉かったなと(笑)。


◇広島・松山、押し出し四球で貴重な追加点奪う 4/5(木) 20:52配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト-広島」(5日、神宮球場)

 広島が七回に1点を追加した。

 2死一塁から前の打席で3ランを放った丸が申告敬遠で歩かされ、ヤクルトは2番手中尾から近藤にスイッチ。続くエルドレッドは昨季、近藤に4打数無安打に抑えられていたが、冷静に見極めて四球。これで2死満塁となると、5番松山が押し出し四球を選んだ。リードは2点に広がった。


☆ちなみに続く2死満塁のチャンスで⑥安部ちゃんがボール球を振って三振したのは内緒です(笑)。


☆近藤は8回も続投するんですが、中尾くんは7回1イニング投げさせるつもりだったんじゃないかなぁ、山中は由規くんが降格したんで、先発要員の可能性があるし。


☆で、継投というのはこういうもので、1年を見据えてやっていかなきゃいけない。ここでシーズン序盤にもかかわらず、勝ちパターンを無理してつぎ込む、なんてことはしない訳です。ヤクルトは負けはしましたが、ある程度織り込み済みの負け。それは昨日のカープの継投にも言える訳です。


☆そういうことを知らないで目の前の試合だけ見て「継投が~」「采配が~」なんて言ってる人は、プロ野球を知らないにも程がある。大昔の権藤さんや稲尾さんじゃあるまいし、やってるのは生身の人間なんですから。


☆7回には、今村くんが登板。


◇広島・今村が通算100ホールド プロ野球史上27人目 4/5(木) 21:28配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト-広島」(5日、神宮球場)

 広島・今村猛投手がプロ野球史上27人目となる通算100ホールドを達成した。

 2点リードの七回に登板。先頭の奥村を空振り三振に取ると、広岡を左飛、中村を三ゴロに抑え、難なく1回を無安打無失点で切り抜けた。プロ初ホールドは2011年6月26日・中日戦に記録している。


☆今村くんは、フォームが安定してます。オフにしっかり体を作って、下半身がしっかりしてるんでしょうね。


☆その今村くんに関して、こんな話。


◇コイ今村、つば九郎に感謝「きたないやじやめましょう」 4/5(木) 23:17配信 朝日新聞デジタル

(5日 ヤクルト4―5広島)

 5日、神宮球場であったヤクルト―広島戦で、広島の中継ぎ・今村が七回をわずか10球、無失点で切り抜けた。3日のヤクルト戦で川端の頭部付近へ死球を投げ、危険球退場してから初のマウンド。右腕は試合後、「全くヤジがなかった。ありがたいですね。丁寧に投げられた」と、ある出来事について感謝した。

 その出来事の立役者となったのが、ヤクルトの公式マスコット・つば九郎だ。

 4日のオフィシャルブログ「つば九郎ひと言日記」で、今村へのヤジはやめようと呼びかけていた。

 《やくるとすわろーずふぁんのみなさん、かーぷの、いまむらくん、わざとあてたわけではありません。わかってます、あたまだぞ~! って。あすいこうも、いまむらくんでてくるでしょう。ひんのない、きたないやじはやめましょう》

 《きょうも、1ぶのひとが、こころない、ひんのないやじでした。まっ、きもちはわかります。だけど、それを、ちびっこが、まねをしていってるんです。いみもわからず》などと、つば九郎節でつづっていた。

 今村は試合後すぐに自身の公式インスタグラムを更新。つば九郎の写真を添えながら《ファンの皆さん 今日いろんな思いがあったと思います 正直 やじられて当たり前だと思ってました でも なにも聞こえてきませんでした ほんとありがとうございます つば九郎さん ありがとうございます!》(藤田絢子)


☆いやいやつば九郎、いい人だ(笑)。人じゃないけど(笑)。カープブログにも、平気で汚ない言葉で人を罵ったりする人がいますが、誰が見てるかも分からないのに、よくあんな汚ない言葉を使えますなぁ。しかもそれが、大の大人だったりするから、質が悪い。


☆ジャクソンも良かったですよ。いきなりの四球でちょっとイラッとしましたが(笑)、スライダーを修正してきましたね。外角低めによくコントロールされていたと思います。バレンティンとの対決は、見応えありましたね。


☆で、中崎くんが畠山に2ランを浴びる訳ですが、3点差ですから、これはオーケー。これも長いシーズンを考えたら、今村くんのように、いかに負担を軽くイニングを終わらせるかが大事。ただし、一発食らったのが相当頭に来たんでしょうね。ゲームセットの時の中崎くんの顔、怖かった(笑)。自分に腹が立ったんでしょう。




☆さて、高橋昂くんが降格。


◇広島・高橋昂抹消も畝投手コーチ「もう1回投げる機会は与えたい」 4/5(木) 17:58配信 スポニチアネックス

 広島・高橋昂也投手(19)は5日、出場選手登録を外された。4日のヤクルト戦(神宮)でプロ初登板初先発し4回5失点。試合後に緒方監督は「初登板でいいものを見せてくれた。これをいい経験にして。悔しい思いもしたけど、またチャンスはあるわけだから」と話していたが、中6日での11日、阪神戦(甲子園)に向かうことはなくなった。

 高橋昂はこの日、1軍本隊に帯同し、ポール間走などで汗を流した。初登板から一夜明け「フォームを試合中に修正できなかった。シーズン中の相手の集中力を経験できたことはよかった」と収穫を口にした。畝投手コーチは抹消について、「ローテ再編? そうなるね。(高橋昂に)もう1回投げる機会は与えたいと思っている」と、1軍で再び登板機会を与えることを明言した。


☆今回もそうでしたが、ファームである程度結果を出して、いい状態で使ってあげたいですね。次はリベンジすると思います。


☆となると11日の先発なんですが、中村祐くんが4日にファームで好投したようなので、彼が回るのかも知れません。ちなみに同じ「中村」の恭平くんは、5日の試合に先発、3回まで0点に抑えていたのに、4回に8失点。


☆…頑張れ、恭平。




☆それにしても今年のヤクルトは、ちょいと手強そうです。


◇ヤクルト小川監督「戦う姿勢出せてる」猛追も届かず 4/5(木) 23:02配信 日刊スポーツ

<ヤクルト4-5広島>◇5日◇神宮

 ヤクルトの追い上げは及ばなかった。

 3点を追う6回、バレンティン、青木の連続適時打で1点差に。再び3点差とされたが、9回2死一塁で、代打畠山が1号2ランを放った。相手先発の岡田に対し、5回まで1安打。丸の3ランで奪われた主導権を最後まで奪い返せなかった。小川淳司監督のコメント。

 「館山の状態は比較的良かった。丸への初球、一番警戒しなくてはいけないバッター。甘く入ってしまったのではないか。痛い1球で、考えないといけない。(6回、プロ初打席で四球を選んだ大村は)経験が少ない中で、代打という難しい役割の中、落ち着いていた。オープン戦からいい内容。期待が持てる。チームとして、戦う姿勢は出せているのではないか。勝敗は出るが、トータルで、戦う姿勢で臨んでいる」。


☆この人はね、選手のことをよく考えてる人なんだと思います。


◇監督の采配で勝つ試合はない

「プロ野球チームにとっていちばん大事なことは、お客さんが入ってくれることです。そのためには勝つことが欠かせません。では、勝つためにはどうすればいいのか。私はそこから出発して、選手への接し方、選手の起用法などを考えています。
 人によって野球観は違うので、他の方がどう考えているのかわかりませんが、私は監督で勝つ試合はないと思っています。プレーするのはあくまでも選手ですから、監督のミスで負けた試合はあっても、監督の采配で勝ったという試合は、まずないのではないでしょうか。
 大切なのは、全員が優勝という同じ方向を向き、選手が自分の力を発揮できる環境をつくることです。
 野球には正解がありません。しかし、だからこそ、誰を起用するのかについても、自分のなかでしっかりと判断基準をもっています。けれども、それで失敗することもあります。自分の采配がまずかったと思ったら、『自分のミスで負けた』と新聞記者にコメントしますし、選手に直接『申し訳なかった』といったこともあります。
 負けが込んでくればチームにほころびが生じてきます。それは避けて通れません。ほころびが広がらないようにするには、やはり結果を出さなければならないのです」(『東京ヤクルト小川監督、采配を語る!(1)「野球には正解がありません。」』PHPオンライン 衆知 2012年02月01日 公開)


☆ここで小川さんが言おうとしてるのは、選手をどうやって生かして、それを「勝ち」という結果に結びつけるか、ということ。あの采配が間違いだ、あの継投は失敗だ、という批判は、そもそも方向性が間違ってて、そういう人が監督になると、失敗から学ばないし、選手を生かそうともしないので、選手もついてこない。


☆昨日大活躍した西浦をスタメンで使わず、今日は奥村がスタメンでしたが、これはつまり、西浦も奥村も戦力として考えている、ということ。で、これはカープにも言えることですが、団体競技である以上、「チームとしてトータルで強い」チームが、強い訳です。大物を補強するだの、カリスマ的監督の采配、などというものは、「1試合」を勝つことはあっても、ペナントレースという長いシーズンを乗り切ることはできません。


☆真中監督は、「個」の力に頼ろうとして、その「個」が次々に離脱したために、戦えなくなってしまいました。翻ってカープは、誠也くんが離脱しても新井さんが離脱しても、ほとんど影響を感じさせない。恐らくヤクルトも、今年はそういう戦い方をしてくると思います。


☆その、誠也くん。


◇広島カープ 登録抹消の鈴木誠也選手 トレーニング開始 4/5(木) 20:19配信 テレビ新広島

 広島カープは、4日に1軍登録を抹消された鈴木誠也選手が3軍の練習施設でトレーニングを開始しました。

 4月1日に足の張りを訴えスタメンを外れていた鈴木誠也選手は、東京遠征では試合には出場せず、きのう登録を抹消され、5日から大野練習場でトレーニングを開始しました。
 今後、病院で診察を受ける予定で、ウエイトトレーニングやランニング、キャッチボールなど軽めの調整を行いました。
 開幕から2試合、8カ月ぶりにスタメンで出場した鈴木選手は、「ケガをした足首だけに気を取られていて、別の場所に張りが出てしまった。開幕に間に合ったという浮かれた気持ちもあったと思う。しっかり治して早く戻りたい」とコメントしています。


☆最短でなくても、無理のない状態で戻ればいいと思います。




◇セ・リーグ

▽DeNA 0 - 2 阪神 (2回戦 De0-2 横浜)
 阪神は4回表、1死二三塁から大山の犠飛で先制する。そのまま迎えた8回には、糸井の適時二塁打で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・メッセンジャーが8回無失点の快投で今季2勝目。敗れたDeNAは、プロ初登板初先発の東が力投を見せるも、打線が援護できなかった。
勝 メッセンジャー 2勝0敗0S
敗 東 0勝1敗0S
セーブ ドリス 0勝0敗2S

▽中日 2 - 3 巨人 (3回戦 D1-2 ナゴヤドーム)
 巨人は初回、ゲレーロの適時打で先制に成功する。その後は同点を許すも、3回表にマギーの併殺打の間に勝ち越し点を挙げた。投げては、先発・大竹が5回1失点で今季初勝利。敗れた中日は、移籍後初登板初先発の松坂が試合をつくるも、打線が好機を生かしきれなかった。
勝 大竹 1勝0敗0S
敗 松坂 0勝1敗0S
セーブ カミネロ 0勝0敗2S


☆DeNAは「先発陣が…」と思ってましたが、こりゃ打線は深刻ですな。東くんは、やりそうですね。中日はピッチャーが頑張れば、試合の形にはなります。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   6 5 1 0 .833 ー
② 巨人   6 4 2 0 .667 1.0
③ 阪神   5 3 2 0 .600 0.5
④ ヤクルト 6 3 3 0 .500 0.5
⑤ DeNA 5 1 4 0 .200 1.5
⑥ 中日   6 1 5 0 .167 0.5


☆DeNA、あんまりにも打たないので、そろそろ打ちそう。ブルブル。


◇4月6日(金)の予告先発投手

○東京ヤクルトスワローズ
D.ブキャナン
1試合1勝0敗 防御率1.50 WHIP1.00
対G 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (神宮 18:00)
○読売ジャイアンツ
菅野 智之
1試合0勝1敗 防御率6.43 WHIP1.71
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○阪神タイガース
藤浪 晋太郎
1試合0勝0敗 防御率7.20 WHIP2.20
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (京セラD大阪 18:00)
○中日ドラゴンズ
小笠原 慎之介
1試合0勝1敗 防御率7.50 WHIP2.00
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○広島東洋カープ
野村 祐輔
1試合1勝0敗 防御率4.50 WHIP1.00
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (マツダスタジアム 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
石田 健大
1試合0勝1敗 防御率3.60 WHIP2.00
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


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source : K.Oのカープ・ブログ。