マリーンズ 1 － 7 バファローズ
ニッカン式スコア
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今日のオリックスの先発は新外国人左腕のアルバース。
ストレートは140キロ台ではあるものの制球が良く、技巧派とのことです。
しかもカナダ代表として国際試合の経験も豊富なのだとか。
技巧派の左腕外国人はマリーンズが苦手なタイプ。苦戦しそうです。
いやいや、アルバースなど恐れるに足りませんよ。
我々にはトラバースがついています。キモティー！
1回表。
荻野が四球を選ぶと、藤岡が送りバントを決めて1死2塁。
ここで中村がセンターにタイムリーヒットを放ちマリーンズが先制。
まさに流れるような攻撃で1点を先取しました。
しかし続く井上は見逃し三振。中村も盗塁失敗でダブルプレーとなりました。
なにやっているんだ井上は。振らなきゃ！
1回裏。
マリーンズの先発は二木。1死から大城にヒットを打たれます。
すると吉田正にセンターバックスクリーンに飛び込むツーランホームランを打たれて１－２。
ホームラン一発で逆転されてしまいました。
2回表。
鈴木レフトフライ、菅野三振で2アウト。左腕が先発なのでスタメンとなった李は四球を選びますが、田村は三振でチェンジ。
アルバースの術中にハマりだしました。
2回裏。
T岡田レフトフライ、安達三振、若月サードゴロでチェンジ。この回は二木が0点に抑えました。
3回表。
左腕対策でスタメンの9番清田が三振、荻野センターフライで2アウト。
藤岡四球、中村四球で2死1，2塁とするも、井上が空振り三振でチェンジ。
チャンスを逃しました。
3回裏。
宗を見逃し三振。大城サードゴロ、吉田正空振り三振でチェンジ。
二木はこの回も三者凡退。2回以降立ち直りました。
4回表。
鈴木センターフライ、菅野セカンドゴロ、李見逃し三振でチェンジ。
アルバースに抑えられています。
4回裏。
ロメロ三振、小谷野四球、マレーロショートフライ、T岡田センターフライでチェンジ。
二木は2回以降ノーヒットに抑えています。
5回表。
田村がヒットで出塁も、清田はショートゴロ、田村が頑張って走ったので2塁はセーフでしたが、あわやゲッツーという打球でした。
続く荻野はライトフライ、藤岡はキャッチャーファールフライ。この回も0点で終わりました。
5回裏。
安達ピッチャーゴロ、若月ヒット、宗ショートゴロで2死2塁。
ここで大城はセンター前にヒットを放ち、2塁ランナーがホームを狙いますが、センター荻野がホームに素早く好返球。
ランナーホームタッチアウトでチェンジとなりました。
オリックスの福良監督からは田村の足がランナーの走路をふさいだのではないかと物言いがつきましたが、判定は覆りません。当然です。
6回表。
中村サードライナー、井上見逃し三振、鈴木空振り三振でチェンジ。
全く手も足も出ません。
6回裏。
二木の制球が乱れます。
吉田四球、ロメロ四球でピンチを招くと、小谷野は送りバントで1死2，3塁。
ここでマレーロに犠牲フライを打たれて１－３とされます。
さらにT岡田には一球も投げないで申告敬遠となり1死1，3塁。
どうもストレートに威力がありません。井口監督はここでピッチャーを南に代えました。
南はいきなりの暴投でランナーを進めるも、安達をセカンドゴロに仕留めてチェンジ。
なんとか最少失点で凌ぎました。
7回表。
アルバースは6回を投げて交代し、この回から黒木。
菅野見逃し三振、平沢センターフライ、田村ライトフライでチェンジ。
あっさり抑えられました。
7回裏。
この回から西野が登板しましたが、ダメダメでした。
若月四球、宗送りバント、大城ヒット、吉田ストレートの四球で1死満塁。
今日の西野は変化球でストライクが取れません。
ロメロはセンターフライと凡退してくれましたが、ロッテキラーの小谷野はそう甘くありません。
ボール球の変化球を見逃しスリーボールワンストライク。
こうなるともう西野はストレートを投げるしかありません。そして小谷野もストレートを狙っていました。
西野が投げたど真ん中のストレートを小谷野が強振。走者一掃のタイムリーとなり１－６。
勝負ありました。
さらに8回には2死2塁で益田がワイルドピッチ。キャッチャー田村の悪送球もあり2塁ランナーがホームインし１－７。
結局マリーンズは2回以降1点も取れないまま試合が進み、１－７で負けました。
アルバースは6回を投げて来日初勝利。
マリーンズはアルバースの前に2回以降沈黙し、ヒットはわずか3本。8つの三振を献上しました。
ストレートに力があり、マリーンズのバッターは完全にタイミングが遅れて押し込まれていたようです。
テイクバックが小さく球の出どころが見辛い上にタイミングもとれないようですね。
非常にクレバーで、メンタルも強いピッチャーという印象を持ちました。
これはもうロッテキラーですよ。西、ディクソン、アルバース。ロッテキラーばかりです。
打線はとにかくアルバースを打てなかったのですが、井上と清田がひどすぎました。
井上は3打数3三振。ボールが見えていないのでしょうか。
ここで当てに行くスイングをしてバッティングを崩して失速するのがいつものパターンですから、とにかくフルスイングを心掛けてほしいです。
清田もひどいですね。中途半端なハーフスイングはパラデスのようです。
8回にはライト前ヒットを打ちましたが、これも止めたバットに当たったボールがたまたまヒットになっただけですからね。
ちゃんとしたバッティングをしていません。
どうしてこんなバッターが1軍にいるのでしょうか。
本来なら主軸を打たなければいけないはずの清田がこの体たらく。
どんなものでも切れる名刀を3年間塩水につけたようなバッターになってしまいました。
今日はマリーンズの悪い面が出ましたね。
まずは使える選手とそうでない選手の見極めをしなければならないでしょう。
明日は勝ってカード勝ち越しを決めたいところです。
ロッテ連勝ストップ オリックス助っ人を攻略できず（ニッカン）
ロッテの連勝が３でストップした。オリックスの左腕アルバースの前に３安打で１点しか奪えず、１－７と大敗した。
アルバースには３月１４日のオープン戦でも５回を０封されている。この日は４番井上が３三振を喫するなど捉えきれなかった。
テークバックが小さく、タイミングが取りづらい上、１３０キロ後半がほとんどの直球も「スピードの割にはキレがある」（金森打撃コーチ）という。次回対戦で、何とか苦手意識を払拭（ふっしょく）したい。
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source : マリンブルーの風