2018年4月8日日曜日

DeNA2回戦(マツダ)。


 ◇スタメン

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 エルドレッド
⑤ 7 松山
⑥ 5 安部
⑦ 9 野間
⑧ 2 石原
⑨ 1 ジョンソン

【DeNA】
① 9 神里
② 8 桑原
③ 7 筒香
④ 3 ロペス
⑤ 5 宮崎
⑥ 2 嶺井
⑦ 6 大和
⑧ 1 バリオス
⑨ 4 倉本


☆先発は、カープがジョンソン、DeNAがバリオス。そろそろDeNA打線にも火がつくでしょう、ジョンソンは、粘り強いピッチングを。打線は、松山以降の下位がポイント。連勝して、カード勝ち越しと行きましょう。


(De)1回表
①神里ファーストゴロ、②桑原ショートゴロ、③筒香センターフライ、この回三者凡退、無失点。…神里は2ー2から6球目真ん中低めカーブ、桑原は2ー2から外角低めボール球チェンジアップ、筒香は2ー2から6球目真ん中低めスライダー。


(C)1回裏
①田中センターフライ、②菊池センターフライ、③丸セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。…田中くんは1ー2から真ん中高めツーシーム、菊池は2ー1から真ん中高めツーシーム、丸は2ー1から外角低めボール球ツーシーム。


(De)2回表
④ロペスピッチャーゴロ、⑤宮崎ショートゴロ、⑥嶺井ライトフライ、この回三者凡退、無失点。…ロペスは0ー2から外角低めボール球チェンジアップ、宮崎は0ー1から内角ストレート、嶺井は1ー1から外角低めスライダー。


(C)2回裏
④エルドレッド ファーストゴロ…2ー2から真ん中高めボール球ツーシーム。
 1死
⑤松山 ライトフェンス直撃のツーベース…0ー1から真ん中高めツーシーム。
 1死2塁
⑥安部見逃し三振、⑦野間セカンドゴロ、この回無得点。…安部は1ー2から外角低めツーシーム、野間くんは0ー1から外角低めチェンジアップ。


(De)3回表
⑦大和レフトフライ、⑧バリオス三振、⑨倉本見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…大和は2ー1から外角高めカットボール、倉本は1ー2から外角低めカットボール。


(C)3回裏
先頭⑧石原 ショートゴロをショート大和ファンブル…1ー1から真ん中低めツーシーム。
 無死1塁
⑨ジョンソン 送りバント
 1死2塁
①田中 セカンドゴロ、ランナー3塁へ。…2ー2から真ん中低めボール球カーブ。
 2死3塁
②菊池 サードゴロ、この回無得点。…2ー0から外角高めカットボール。


(De)4回表
①神里三振、②桑原見逃し三振、③筒香三振、この回三者三振、無失点。…神里は1ー2から真ん中つり球、桑原は2ー2から6球目内角ストレート、筒香は0ー2から外角低めボール球スライダー。


(C)4回裏
先頭③丸 センター前ヒット…2ー1から外角低めツーシーム。丸が出ました。
 無死1塁
④エルドレッド 三振…2ー2から外角低めボール球フォーク。
 1死1塁
⑤松山 当てるだけのバッティングでセカンドゴロ…0ー1から真ん中低めボール球チェンジアップ。
 2死2塁
⑥安部 ライトフライ、この回無得点。…1ー0から真ん中高めフォーク。


(De)5回表
④ロペス サードゴロ…2ー2から8球目外角低めボール球チェンジアップ。
 1死
⑤宮崎 レフト前ヒット…初球内角カットボール。
 1死1塁
⑥嶺井 レフトスタンドへ先制2ランホームラン、DeNA先制、広0-2De。…1ー1から内角低めストレート。141㎞と、ちょっと威力がありませんでしたね。
 1死
⑦大和 ファーストゴロをファーストエルドレッド後逸…1ー2から真ん中つり球。
 1死1塁
⑧バリオス 送りバント
 2死2塁
⑨倉本 センター前タイムリーヒット、広0-3De。…3ー1から内角高めツーシーム、詰まった当たりがセンターの前へポトリ。この1点は余計(-_-;)
 2死1塁
①神里の時、倉本盗塁失敗、この回3点。…う~ん、ミスから3点失いました(-_-;)


(C)5回裏
⑦野間ショートゴロ、⑧石原ショートゴロ、⑨ジョンソンセンターフライ、この回三者凡退、無得点。…野間くんは1ー0から真ん中高めフォーク、石原は0ー1から内角ツーシーム。


(De)6回表
先頭①神里 サード内野安打…フルカウントから外角低めカットボール。
 無死1塁
②桑原の時、神里盗塁
 無死2塁
②桑原 ショートゴロ、ランナー3塁へ。…フルカウントから真ん中高めカットボール。
 1死 3塁
③筒香 レフトへ犠牲フライ、広0-4De。…1ー1からど真ん中ツーシーム。
 2死
④ロペス レフトへツーベース…3ー1から真ん中高めボール球カットボール。ちょっと制球が乱れてますかね。
 2死2塁
⑤宮崎 ボテボテのサードゴロ、この回1失点。…0ー1から外角低めカーブ。


(C)6回裏
先頭①田中 ライト前ヒット…初球内角低めボール球カーブ。田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池 三振、田中盗塁…フルカウントから内角高めボール球ツーシーム。
 1死2塁
③丸センターフライ、④エルドレッドサードゴロ、この回無得点。…丸は初球内角高めカットボール、エルさんは初球真ん中高めツーシーム。


(De)7回表、投手九里(De)。
先頭⑥嶺井 センター前ヒット…初球外角高めストレート。
 無死1塁
⑦大和 レフトへポテンヒット…0ー1から内角ツーシーム。
 無死1・2塁
⑧バリオス 三振
 1死1・2塁
⑨倉本 レフト前ヒット…1ー1から外角ボール球ツーシーム。
 1死満塁
①神里三振、②桑原ショートゴロ、この回無失点。…神里は2ー2から7球目外角低めボール球ツーシーム、桑原はフルカウントから8球目外角低めカーブ。


(C)7回裏
先頭⑤松山 ライト前ヒット…1ー1から内角カットボール。松山が出ました。
 無死1塁
⑥安部 センター前ヒット…1ー2から5球目ど真ん中カットボール。
 無死1・2塁
⑦野間 センターフライ、2塁ランナー3塁へ。…2ー1から真ん中低めフォーク、4球オールフォーク。
 1死1・3塁、⑧石原に代打西川。投手エスコバー(De)。
⑧西川 レフト前タイムリーヒット 広1-4De。…フルカウントから7球目外角低めボール球ストレート。西川くんやりましたね。
 1死1・2塁、⑨九里に代打メヒア。投手井納(De)。
⑨メヒア ショートゴロゲッツー、この回1点。…2ー2から真ん中低めボール球スライダー。


(De)8回表、⑧石原の代打西川に代わり投手アドゥワ(C)。⑨九里の代打メヒアに代わりキャッチャー磯村。
③筒香 ショートゴロ…1ー2から外角低めストレート。
 1死
④ロペス 9球目に四球
 1死1塁
⑤宮崎 ライト前ヒット…1ー1からど真ん中ストレート(-_-;)
 1死1・2塁、1塁ランナー宮崎に代走柴田。
⑥嶺井の時、ファーストエルドレッドファウルフライを落球
 1死1・2塁
⑥嶺井 サードゴロゲッツー、この回無失点。…2ー2から8球目内角ストレート。


(C)8回裏、③筒香に代わり投手パットン(De)。⑧井納に代わりレフト乙坂、⑤宮崎の代走柴田そのままセカンド、セカンド倉本がサード。
先頭①田中 四球…田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池 ライトフライ…2ー2から6球目外角ストレート。
 1死1塁
③丸 四球
 1死1・2塁
④エルドレッド 四球
 1死満塁、1塁ランナーエルドレッドに代走堂林。
⑤松山 ストレートの押し出し四球 広2-4De。…(^^;
 1死満塁、投手砂田(De)。
⑥安部サードフライ、⑦野間レフトフライ、この回1点。…安部は初球外角スライダー、野間くんは2ー1から外角スライダー。下位なんですよね、今日は。


(De)9回表、④エルドレッドの代走堂林そのままファースト。
⑦大和セカンドゴロ、⑧乙坂レフトファウルフライ、⑨倉本セカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。…大和は初球外角高めストレート、乙坂はカウント2ー2からど真ん中ストレート、倉本は2ー2から真ん中低めストレート。


(C)9回裏、投手山崎(De)。⑧アドゥワに代打庄司。
⑧庄司0ー1から外角低めツーシームにセカンドゴロ、⑨磯村0ー2から外角低めストレートに見逃し三振、①田中1ー2から5球目内角ストレートに三振、この回三者凡退、無得点、ゲームセット。


広島 対 DeNA (2回戦 広1勝1敗0分 14時00分 マツダスタジアム 31350人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
De0 0 0 0 3 1 0 0 0 4
C 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2
勝 バリオス 2試合1勝1敗
敗 ジョンソン 2試合1勝1敗
S 山崎 2試合0勝0敗S2
ホームラン 嶺井2号②(ジョンソン)

【DeNA】
      打 安 点 打率 本
① 9 神里  4 1 0 .346 0
② 8 桑原  4 0 0 .100 0
③ 7 筒香  3 0 1 .167 0
  1 パットン
      0 0 0 ---- 0
  1 砂田  0 0 0 ---- 0
  1 山崎  0 0 0 ---- 0
④ 3 ロペス 3 1 0 .200 1
⑤ 5 宮崎  4 2 0 .240 1
走 4 柴田  0 0 0 .000 0
⑥ 2 嶺井  4 2 2 .357 2
⑦ 6 大和  4 1 0 .136 0
⑧ 1 バリオス
      2 0 0 .000 0
  1 エスコバー
      0 0 0 .000 0
  1 井納  0 0 0 ---- 0
  7 乙坂  1 0 0 .000 0
⑨45倉本  4 2 1 .304 0
計     33 9 4 .195 4
残塁5、併殺1

【広島】
      打 安 点 打率 本
① 6 田中  4 1 0 .333 0
② 4 菊池  4 0 0 .250 1
③ 8 丸   3 1 0 .435 3
④ 3 エルドレッド
      3 0 0 .190 3
走 3 堂林  0 0 0 .250 0
⑤ 7 松山  3 2 1 .259 1
⑥ 5 安部  4 1 0 .269 0
⑦ 9 野間  4 0 0 .091 0
⑧ 2 石原  2 0 0 .273 0
打 西川  1 1 1 .333 0
  1 アドゥワ
      0 0 0 ---- 0
打 庄司  1 0 0 .000 0
⑨ 1 ジョンソン
      1 0 0 .333 0
  1 九里  0 0 0 ---- 0
打 メヒア 1 0 0 .500 0
  2 磯村  1 0 0 .222 1
計     32 6 2 .269 10
残塁8、併殺1

【DeNA】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
バリオス
   2 1 1 0 61/3 80 5 3 1 1 4.35
エスコバー
    4 0 0 0 0/3 7 1 0 0 0 0.00
井納  3 0 0 0 2/3 5 0 0 0 0 0.00
パットン
    2 0 0 0 1/3 26 0 0 4 1 6.75
砂田  4 0 0 0 2/3 5 0 0 0 0 2.25
山崎  2 0 0 2 1 10 0 2 0 0 0.00

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
ジョンソン
    2 1 1 0 6 99 5 5 0 3 2.77
九里  3 0 1 0 1 25 3 2 0 0 2.25
アドゥワ
    2 0 0 0 2 36 1 0 1 0 0.00

◇盗塁 神里(6回)田中(6回)
◇失策 大和(3回)エルドレッド(5回)エルドレッド(8回)
◇盗塁死 倉本(5回)
◇試合時間 3時間10分


☆ま、バリオスを打てなかったのが、全てですな。


◇広島ジョンソン6回4失点で無念の降板 序盤5者連続Kも五回に暗転 4/7(土) 15:56配信 デイリースポーツ

 「広島-DeNA」(7日、マツダスタジアム)

 広島の先発クリス・ジョンソン投手は6回を投げ、5安打4失点(自責3点)で無念の降板となった。

 序盤は圧巻の投球を展開した。初回を三者凡退で抑えると、四回まで無安打投球。5者連続三振も奪った。

 しかし、五回に暗転した。宮崎に初安打を許すと、嶺井に左翼席へ先制2ランを被弾。さらに倉本に適時打を打たれ、続く六回には筒香に犠飛を浴びた。


☆0点はしんどいです、0点は。1点でも2点でも取っておけば、ジョンソンのピッチングも変わったと思います。で、5回の嶺井への1球は、球威がなかった。その後エラーですから、ジョンソンにはちょっとかわいそうなマウンドになったと思います。


☆野球は団体競技ですから、チームの好不調というのは、全体に伝播するんですよね。DeNAは打線が不調、巨人は投手陣が崩壊。揃いも揃って突然技術的に問題が噴出した、とは考えにくい。


☆で、投打も噛み合って初めて両方が生きてくる。そりゃジョンソンが0点に抑えりゃ負けはしませんが、そう毎回うまくは行きません。カープ打線は好調、DeNA打線はチーム打率が2割にも満たない。でもこれは逆に言えば、カープの好調もそんなに長く続く訳はないし、DeNA打線が2割満たない打率のままでいる訳がない。


◇カープ本拠地初黒星 緒方監督「攻撃はたくさんチャンスを作ってくれている」 4/7(土) 19:53配信 デイリースポーツ

 「広島2-4DeNA」(7日、マツダスタジアム)

 広島が本拠地マツダスタジアムでの今季初黒星を喫した。

 DeNAの先発・バリオスに苦しめられ、六回まで無得点。それでも七回に代打西川の今季初適時打で1点を返すと、八回にもパットンから4つの四球を選び、2点差まで迫った。

 試合後、緒方監督は「攻撃は粘り強く、たくさんチャンスを作ってくれている。明日、切り替えていきます」と前を向いていた。


☆「残塁オーケー」は、タクローさんが常々言っていたことですね。


◇広島、8戦連続5得点ならず DeNAに黒星 指揮官「切り替えて明日から」 4/7(土) 18:36配信 Full-Count


◆先発ジョンソンは5回1死までパーフェクトも突如乱調

 広島は7日、マツダスタジアムで行われたDeNA戦に2-4で敗れた。先発のジョンソンが5回1死までパーフェクトの投球も、初の被安打から嶺井の1発などで失点を重ねて6回4失点で降板。開幕から7試合連続で5得点以上と好調の打線は、DeNA先発のバリオスの前に6回まで得点を奪えなかった。強風と真冬並みの低気温の中での敗戦に、緒方監督は「切り替えて明日からまた頑張ります」と、多くを語らず会見を切り上げた。

 5回に突然の変調となったジョンソンについて、緒方監督は「うまく打たれたよね、あの1球は」と相手を讃え、「今日は立ち上がりからいいピッチングをしてくれた」と左腕を責めることはなかった。バリオスに7回途中まで1得点に抑えられた打線に関しても「攻撃も粘り強く、チャンスをたくさん作ってくれた」と、敗戦にもサバサバした表情だった。

 7回に代打・西川のタイムリーで2点差まで追い上げ、なおも1死満塁のチャンスだったが、安部、野間が凡退。左の砂田に対して右打者の代打は考えなかったのか、という質問には「まあ、そういう選択肢もあるよね」と答えたのみで、足早にロッカールームへ引き上げた。


☆さてその問題の(ってK.Oは何の問題もなかったと思ってますが)、8回裏の攻防についてですが、カープブログ村を見渡してみると、左の砂田くんに対し、左バッターに右の代打を出さなかった「采配」で負けた、という声が、大勢を占めています。一方で何人かの方が、「安部や野間に経験させるため」という見方。


◇昨季は12勝13敗と負け越したが…広島から「今年はDeNAをカモろう」の声 4/7(土) 13:08配信 東スポWeb

 広島が6日のDeNA戦(マツダ)に7―3で勝ち、昨季の“因縁の相手”をねじ伏せた。先発した野村祐輔(28)は、8回7安打3失点で2勝目。試合後は「フォームは(最後まで)しっくりこなかった」としつつも「リリーフが連投気味だったのでなんとか長いイニングを投げていい流れをつくりたかった」と充実した表情で振り返った。

 特に今回の相手・DeNAには昨季チームとして12勝13敗と負け越しており、CSでも日本シリーズ進出を阻まれた。それだけに野村自身も「悔しい思いをしている。強いチームには勝たないといけない」と燃えていた。

 実際、チーム内からも“DeNA叩き”を狙う声が続出しており「ピッチャーがいない(浜口、ウィーランド、今永が離脱中)のは苦しいと思う。野球はピッチャーが試合の8割を占めていると言ってもいいくらい。(主力投手不在の今こそ)勝ちきって、いかに貯金をつくれるかが優勝を目指すには大事なこと」との声や、打率1割台の筒香、ロペス、宮崎についても「簡単に抑えられるとは思っていないが、ちょっとバットが湿っているみたい。打ち出すと勢いに乗るかもしれないが、叩けるうちに叩いておいてシーズンを通して優位に戦えれば」と意気込んでいる。

 昨季はヤクルトに17勝7敗1分け、巨人には18勝7敗と大きく勝ち越した広島だが、今季は昨季悔しい思いをさせられたDeNAを“横浜銀行”にするつもりでいる。


☆となると、「目先の1勝」を是が非でも取りに行く、という采配になるはず。なぜそれをしなかった、という批判になるんでしょう。


◇王者・広島“余裕の1敗” 緒方監督「全然問題ない」 4/8(日) 6:00配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島2―4(2018年4月7日 マツダ)

 広島は7日、DeNA(マツダ)に2―4で敗れ、開幕から続いた5得点以上は7試合で止まり、85年の南海に並ぶ8試合連続のプロ野球記録には届かなかった。それでも、7回に代打・西川が左前適時打を放つなど反攻の2点をあげて、明日への光明はみせた。DeNA・先発のバリオス攻略は次回へ持ち越しとなったが、単独首位は変わらず、緒方監督も「全然問題ない」とし、“余裕の1敗”となった。

 2得点で敗戦。プロ野球記録に並ぶ、開幕から8試合連続での5得点以上は夢と散った。それでも、赤ヘル打線は、ただでは終わらなかった。

 DeNA先発・バリオスに手を焼き、6回までは3安打無得点。反攻は7回から始まった。先頭・松山の左前打を契機に1死一、三塁とし、バリオスを降板させることに成功。この好機に代打・西川が応えた。3ボール2ストライクから2番手・エスコバーの外角直球を、鮮やかに三遊間を抜く適時打とした。

 「何とか当てられればと思っていた。ああいう球をファウルにしていたので、これからも捉えられるようにしたい」

 開幕から出場機会に恵まれず、ここまで5打数1安打と打率・200。ただ前回の5日ヤクルト戦(神宮)での打席も、代打で右翼線への二塁打を放つなど、代打で本領を見せ始めている。昨季の代打での打率は・341。得意とする“1打席勝負”で調子を取り戻し、東出打撃コーチも「打席に立つと状態が上がっていくタイプだからね」と評した。

 一方で、バリオス攻略への課題を残したのも事実だ。この日、唯一の複数安打を放った松山でさえ「腕の振りが変わらないからツーシームとかチェンジアップの見極めが難しかった」と手こずった。それでも緒方監督は言う。「攻撃も粘り強くチャンスをたくさんつくっているし、全く問題ない」。無得点だったとはいえ、6回までに得点圏に走者を進めたのは計4度。打撃陣を責めることは一切なかった。

 敗戦直後には他の選手が帰途に就く中、安部が怒りを押し殺して、居残りで打撃練習を行った。2点差に迫った8回1死満塁で初球を三飛。ふがいなさからか、報道陣の問いかけにも珍しく無言で通り過ぎた。たった1敗といえども、この悔しさを翌日に晴らす準備は済ませた。

 マツダでの開幕からの連勝は4で止まったが、緒方監督は「また切り替えてやるだけ」と前を向いた。赤ヘルには、敗戦の中にも明るい兆しがある。 (河合 洋介)


☆カープブログ村でも「問題は安部や野間が今回の経験をどう生かすか」とおっしゃってる方がいましたが、あの場面で凡退して、悔しくない選手なんていないでしょう。ましてや安部は、中堅どころ。十分分かってると思います。


☆もちろん、それなりの意図があって、敢えて代打を出さなかったんだと思います。これも同じ方がおっしゃってましたが、今のチームは、キクマルに始まり、田中くん、誠也くんなど、ゲームで我慢して使うことで選手を育てて出来上がったチーム。菊池なんて、最初の頃、ひどかったですよ、守備(笑)。長くブログを書いてる方は自分の過去記事を是非読み返して頂きたいのですが、やれ「代えろ」だの「使うな」だの、そりゃもう大騒ぎ(笑)。確かにひどかったですからね、ポロポロしてましたもん。それじゃあ打てるかっていうと、打率も低いっていうね(笑)。


☆そういやこの人も、まだ若いながら、積極的に使われることで伸びている選手だと思います。


◇カープ西川、代打で勝負強さ発揮「気持ちがかなり入っていた」 4/7(土) 16:36配信 デイリースポーツ

 「広島-DeNA」(7日、マツダスタジアム)

 広島・西川龍馬内野手が勝負強さを発揮した。

 4点ビハインドの七回だ。松山、安部の連打から1死一、三塁の好機を作ると、代打・西川が打席へ。DeNAの2番手エスコバーの7球目、149キロ直球を左前へ鮮やかにはじき返した。「チャンスだったので、最低限の仕事はしたいと思って打席に入りました。気持ちがかなり入っていたので良い結果につながって良かったです」と振り返った。


☆ま、ほんとはスタメンの時に打ってほしいんですが(笑)、勝負強い左の代打はほしいところだし、代打で打てるだけでも大したもんですからね。


☆黙って指をくわえてりゃ勝負強いバッターが育つのなら、苦労はしません。そういうバッターはそれこそ、そういう場面を何度も経験して、失敗しながら育っていくものなのです。




◇セ・リーグ

▽ヤクルト 15 - 8 巨人 (2回戦 S2-0 神宮)
 ヤクルトは6-7で迎えた4回裏、青木の犠飛などで2点を挙げ、逆転に成功する。その後は5回に廣岡の適時打が飛び出すなど、終わってみれば16安打で15得点を挙げた。投げては2番手・風張がプロ初勝利。敗れた巨人は、3回に小林のグランドスラムなどでリードを奪うも、投手陣が崩壊した。
勝 風張 1勝0敗0S
敗 谷岡 0勝1敗0S
本塁打 [巨人] 小林1号(3回表満塁) [ヤクルト] 荒木1号(3回裏2ラン) 西浦1号(8回裏ソロ)

▽阪神 3 - 1 中日 (2回戦 T1-1 京セラドーム大阪)
 阪神は初回、2死一二塁から福留の適時打で先制する。4回裏には、大山の2ランでリードを広げた。投げては、先発・秋山が6回1失点。その後は3人の継投で逃げ切り、秋山は今季初勝利を挙げた。敗れた中日は、先発・ジーが3失点で完投するも、打線が決定打を欠いた。
勝 秋山 1勝1敗0S
敗 ジー 0勝2敗0S
セーブ ドリス 0勝0敗3S
本塁打 [阪神] 大山2号(4回裏2ラン)


☆いやいや、まずいですよ巨人はこれは。菅野・田口と2試合ずつ投げて、1試合もきちんと抑えてないんですから。逆に阪神は、先発が頑張ってます。中日のジーも、頑張ったんですけどね。中日は8回の満塁のチャンスに、福田くん・周平くんが凡退。ま、中日はこの2人です。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   8 6 2 0 .750 ー
② ヤクルト 8 5 3 0 .625 1.0
③ 阪神   7 4 3 0 .571 0.5
④ 巨人   8 4 4 0 .500 0.5
⑤ DeNA 7 2 5 0 .286 1.5
⑥ 中日   8 2 6 0 .250 0.5


◇4月8日(日)の予告先発投手

○東京ヤクルトスワローズ
山中 浩史
1試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP0.00
対G 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (神宮 13:00)
○読売ジャイアンツ
野上 亮磨
1試合1勝0敗 防御率3.18 WHIP1.24
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○阪神タイガース
能見 篤史
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (京セラD大阪 14:00)
○中日ドラゴンズ
笠原 祥太郎
1試合0勝1敗 防御率6.00 WHIP1.67
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○広島東洋カープ
大瀬良 大地
1試合1勝0敗 防御率3.38 WHIP0.94
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (マツダスタジアム 13:30)
○横浜DeNAベイスターズ
京山 将弥
1試合1勝0敗 防御率1.80 WHIP1.20
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


☆さて、安部ちゃんと野間くんの今後を、ちょいと長い目で、しばらく見ていくとしますか。


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source : K.Oのカープ・ブログ。