マリーンズ 1 - 0 イーグルス
ニッカン式スコア
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今日の先発はイーグルスが辛島、マリーンズが涌井です。
辛島はかつてCSでマリーンズに完封勝ちしたこともあるロッテキラーで、今日も苦戦が予想されます。
1回表。
1死から平沢が四球で出塁も、牽制タッチアウトで2アウトランナー無し。
ですがここから中村ヒット、井上四球、鈴木死球で2死満塁のチャンスとなりました。
ここで辛島を崩したかったのですが、残念ながら清田メンバーは三振。チャンスを逃しました。
2回表。
福浦がヒットを放ち、ついに1975本。2000本安打まであと25本となりました。
しかし田村はファーストゴロゲッツー。藤岡もレフトフライでチェンジ。辛島が立ち直ってきました。
3回表。
2アウトから中村が内野安打で出塁。
続く井上は左中間にフライを打ち上げるのですが、センターオコエがなんとフライを落球。レフトと譲り合う形になり反応が遅れました。
2アウトなのでフライでも全力疾走していた中村が1塁からホームイン。
イーグルスの大きなミスでマリーンズが1-0と先制しました。
一方の涌井は素晴らしいピッチング。いつものようにボールが先行するリズムの悪いピッチングではありません。
威力のあるストレートが低めにズバッと決まる、気持ちのいいピッチングでした。
ピンチを招いたのは5回裏。
先頭の今江にライトフェンス直撃のスリーベースを打たれた場面です。
続くオコエは高めの釣り球を振らせて三振。
さらに嶋がスクイズを試みるも低めのボール球を空振り。
3塁ランナー今江をタッチアウトにします。
そして嶋を見逃し三振でチェンジ。外角低めに決まりました。
今日はこの嶋のスクイズ失敗がものすごく大きかったです。
8回表。
追加点が欲しいマリーンズですが、やはり辛島は打てません。
2アウトから中村がセンターへのヒットで出塁し、盗塁を決め1死2塁。
今日の中村はなんと盗塁を3個も決めました。
気が付けば中村奨吾が盗塁10でパ・リーグの盗塁王です。
足がものすごく速い、というわけでもないのですが、とにかくスタートが良くスライディングもうまい。
走塁のセンスがありますね。中村の走りがチームに勢いを与えています。
しかし2死2塁のチャンスでしたが井上のライトへの飛球をライトの岡島がキャッチ。
背走しながらのポケットキャッチで、素晴らしいファインプレーでした。
9回表。
ピッチャーは松井。鈴木がヒットで出塁も清田パズドラ愛好者が送りバントを失敗。
福浦もセンターフライで2アウトとなります。
ここで鈴木が盗塁を決め、田村がセカンドへの内野安打を放ちますが、藤岡はボール球に手を出し三振。
追加点のチャンスを活かせませんでした。
しかし今日の涌井は1点あれば十分。
9回裏にトップギアです。
この回は最速148キロのストレートで岡島空振り三振、茂木見逃し三振、ウィーラーが空振り三振。
なんと三者連続三振で抑えて試合終了。
1-0でマリーンズが勝利、先発涌井も久々の完封勝利となりました。
長距離砲が不振にあえぐイーグルスと、そもそも長距離砲がいないマリーンズ。
終わってみればマリーンズが2連勝でしたが、楽天はとにかく歯車がかみ合っていません。
今日もオコエのエラーと嶋のスクイズ失敗にだいぶ助けられました。
ですが今日はそれ以上に涌井のピッチングが素晴らしかったですね。
涌井が好投すると援護が無いのはいつものことですが、1-0で完封すれば勝てます。
マリーンズの先発投手が1-0で完封勝ちしたのは2011年6月28日の唐川以来7年ぶりです。
逆に相手の先発投手に0-1で完封負けしたのは何度もありますね。
特に印象的なのは2014年6月1日にベイスターズの山口俊にやられた試合です。
中継ぎから先発に転向しての初勝利を献上したのですが、サブローは9回に代打で登場し三振したものの、自身は日本ダービーの予想を的中させました。(1着ワンアンドオンリー、2着イスラボニータ)
明日はゲームが無く、明後日からは連戦が続きます。
ピッチャーが足りません。どうやって戦いましょうか。
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source : マリンブルーの風