2018年9月1日土曜日

ヤクルト17回戦(神宮)。

 ◇スタメン

【ヤクルト】
① 3 坂口
② 8 青木
③ 4 山田哲
④ 7 バレンティン
⑤ 9 雄平
⑥ 6 西浦
⑦ 5 廣岡
⑧ 2 中村
⑨ 1 ブキャナン

【広島】
① 7 野間
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 3 松山
⑥ 6 田中
⑦ 2 會澤
⑧ 5 西川
⑨ 1 野村


☆先発は、ヤクルトがブキャナン、カープが野村。ブキャナンは今年はカープ戦を苦手にしていますから、しっかりと攻略を。野村くんは、1・2番に全力を。まず初戦、1つ、取りましょう!


(C)1回表
先頭①野間 センター前ヒット…フルカウントから9球目ど真ん中ストレート。野間くんが出ました。
 無死1塁
②菊池 セカンドゴロ、ランナー2塁へ。…1ー2から外角ボール球カットボール、ランエンドヒット。
 1死2塁
③丸 セカンドゴロ、ランナー3塁へ。…3ー1から真ん中高めカーブ。
 2死3塁
④鈴木 ショートゴロ、この回無得点。…初球内角高めストレート。


(S)1回裏
①坂口 三振…1ー2から5球目外角ボール球スライダー。
 1死
②青木 ピッチャー強襲の内野安打…フルカウントから外角高めシュート。野村くん、一度ベンチへ下がるも、元気に出てきました。
 1死1塁
③山田哲 ショートゴロゲッツー、この回無失点。…初球外角スライダー。


(C)2回表
先頭⑤松山 ライト前ヒット…2ー2から6球目内角高めカーブを一二塁間へ。松山が出ました。
 無死1塁
⑥田中セカンドゴロ、⑦會澤ピッチャーフライ、⑧西川三振、この回無得点。…田中くんは初球ど真ん中カットボール、会沢は初球内角高めストレート、西川くんはフルカウントから9球目真ん中低めボール球チェンジアップ。


(S)2回裏
先頭④バレンティン サードゴロを西川悪送球…1ー1から外角低めボール球カーブ。
 無死1塁
⑤雄平 レフト前ヒット…0ー1から外角低めシュート、これはうまい。う~ん、ピンチ(>_<)
 無死1・2塁
⑥西浦 送りバントはキャッチャーゴロ
 1死1・2塁
⑦廣岡 ストレートの四球…(-_-;)
 1死満塁
⑧中村三振、⑨ブキャナンセカンドゴロ、この回無失点。…中村は2ー2から真ん中低めストレート(^^;


(C)3回表
⑨野村ピッチャーブキャナンのグラブを弾くもセカンドゴロ、①野間レフトフライ、②菊池ファーストファウルフライ、この回三者凡退、無得点。…野間くんは1ー1から内角高めストレート、レフトバレンティンスライディングキャッチ、菊池は初球内角高めボール球チェンジアップ。


(S)3回裏
①坂口 ライトフライ…1ー0から真ん中高めカットボール、誠也くんジャンピングキャッチ。
 1死
②青木 ライト前ヒット…2ー2から6球目真ん中高めカットボール。ちょっと高いですね。
 1死1塁
③山田哲 フェンスギリギリのレフトフライ…2ー1から真ん中高めシュート。う~ん。
 2死1塁
④バレンティン ライトへ先制タイムリーツーベース、ヤクルト先制、ヤ1-0広。…1ー0から真ん中低めカットボール。
 2死2塁
⑤雄平 センターフライ、この回1失点。…フルカウントからど真ん中カットボール(^^;


(C)4回表
③丸セカンドフライ、④鈴木サードゴロ、⑤松山ファーストゴロ、この回三者凡退、無得点。…丸は初球真ん中低めストレート、誠也くんは初球真ん中低めチェンジアップ、松山は0ー2から4球目真ん中低めボール球カーブ。う~ん。


(S)4回裏
⑥西浦サードゴロ、⑦廣岡ショートゴロ、⑧中村つまったショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…西浦は2ー0から真ん中低めカットボール、西川くんまた送球が高く行くもタッチアウト、廣岡くんは初球外角カットボール、中村はフルカウントから7球目内角高めシュート。


(C)5回表
⑥田中 ファーストゴロ…1ー2から5球目内角ストレート。
 1死
⑦會澤 センター前ヒット…3ー1から外角カットボール。
 1死1塁
⑧西川 ボテボテのピッチャーゴロ、ランナー2塁へ。…フルカウントから7球目内角カットボール。
 2死2塁
⑨野村 ショートゴロ、この回無得点。


(S)5回裏
⑨ブキャナンセーフティバントを試みるもキャッチャーゴロ、①坂口セカンドゴロ、②青木見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…坂口は2ー1から外角スライダー、青木は1ー2から外角スライダー。


(C)6回表
①野間サードゴロ、②菊池ショートゴロ、③丸ショートフライ、この回三者凡退、無得点。…野間くんは1ー2から内角ストレート、菊池は2ー1から外角高めカットボール、丸は0ー1から内角高めストレート。う~ん。


(S)6回裏
③山田哲ショートゴロ、④バレンティンショートライナー…山田は1ー2から内角シュート、バレンティンは初球外角低めボール球カーブ。
 2死
⑤雄平 叩きつける打球でセカンド内野安打…0ー1から外角低めボール球カーブ。
 2死1塁
⑥西浦 ライトファウルフライ、この回無失点。…2ー2から内角低めボール球シュート。


(C)7回表
④鈴木 ショートゴロ…1ー1から外角低めボール球ツーシーム。
 1死
⑤松山 レフト線を破るツーベース…1ー1から真ん中高めストレート。さあチャンス。
 1死2塁
⑥田中 ライトへ同点タイムリースリーベース カープ同点、ヤ1-1広。…0ー1からど真ん中チェンジアップ。さあもう1点。
 1死3塁
⑦會澤 サードライナーゲッツー、この回1点。…2ー1から外角低めチェンジアップ。う~ん(>_<)


(S)7回裏
⑦廣岡 ショートフライ…1ー2から内角低めボール球スライダー。
 1死
⑧中村 センター前ヒット…2ー2から内角シュート。
 1死1塁
⑨ブキャナン 送りバント
 2死2塁
①坂口 セカンド内野安打…1ー0から外角シュート。坂口はしぶとい。
 2死1・3塁
②青木 センターへ勝ち越し3ランホームラン、ヤクルト勝ち越し、ヤ4-1広。…2ー0から外角シュート。ちょっと内に入りました(-_-;)
 2死
③山田哲 レフト前ヒット…0ー1から内角シュート。これもやや甘い(-_-;)
 2死1塁
④バレンティンの時、山田哲盗塁…山田はほんとにスタートがいい。
 2死2塁
④バレンティン 敬遠ぎみの四球
 2死1・2塁、1塁ランナーバレンティンに代走武内。
⑤雄平 レフト前ヒット…2ー2から8球目真ん中高めボール球カットボール。さあここは踏ん張りどころ。
 2死満塁
⑥西浦 ライト前タイムリーヒット、ヤ5-1広。…初球外角低めボール球スライダー。これは読まれてましたかね~。
 2死満塁
⑦廣岡 つまったサードゴロ、この回4失点。…0ー2から4球目内角高めシュート。4点目は余計でした(-_-;)


(C)8回表、ファースト坂口がレフト、④バレンティンの代走武内そのままファースト。
先頭⑧西川 センター前ヒット…3ー1から外角ストレート。西川くんが出ました。
 無死1塁、⑨野村に代打バティスタ。
⑨バティスタ レフトスタンド中段へ2ランホームラン ヤ5-3広。…0ー1から内角ツーシーム。これはうまく打ちました。
 無死
①野間 セカンドゴロ…2ー1から内角低めカットボール。
 1死
②菊池 センター前ヒット…1ー2から真ん中高めストレート。
 1死1塁
③丸 ファーストゴロを武内ファンブル…1ー2から内角高めストレート。チャンス。
 1死1・2塁、投手近藤(S)。
④鈴木 四球
 1死満塁
⑤松山 レフト前タイムリーヒット ヤ5-4広。…0ー1から内角ストレート。さあもう1点。
 1死満塁
⑥田中三振、⑦會澤サードゴロ、この回3点。…田中くんは1ー2から5球目内角ワンバウンドのフォーク、会沢は0ー1から外角ボール球スライダー。後1点届きません(-_-;)


(S)8回裏、⑤松山に代わり投手今村(C)。⑨野村の代打バティスタそのままファースト。
先頭⑧中村 センター前ヒット…0ー1から外角低めスライダー、これもちょっと内。う~ん、先頭を出しますね~。
 無死1塁、⑨近藤に代打三輪。
⑨三輪 送りバント
 1死2塁
①坂口 ストレートの四球…(-_-;)
 1死1・2塁
②青木 セカンドゴロ、ランナーそれぞれ進塁。…1ー2から外角低めボール球フォーク、一二塁間の当たり菊池スライディングキャッチ、リプレー検証も判定変わらず。また菊池が救いましたね。
 2死2・3塁
③山田哲 敬遠
 2死満塁、④武内に代打畠山。
④畠山 ショートゴロ、この回無失点。…2ー1から外角フォーク。今村くん、踏ん張りましたね。


(C)9回表、投手石山(S)。④武内の代打畠山そのままファースト。
先頭⑧西川 レフト前ヒット…1ー2から外角低めフォーク。西川くんが出ましたよ。
 無死1塁
⑨バティスタ 三振、西川盗塁、キャッチャー中村悪送球、西川は3塁へ。…フルカウントから外角高めストレート、バティスタがキャッチャー中村の送球を妨害したのでは、という抗議に、審判協議の結果、判定変わらず。さあチャンス。
 1死3塁
①野間 レフトへ同点の犠牲フライ カープ同点、ヤ5-5広。…2ー1から真ん中つり球、リプレー検証の結果、判定変わらず。西川くんもナイスラン、足で1点、取りましたね。
 2死
②菊池 三振、この回1点。…2ー2から外角つり球。


(S)9回裏、投手中崎(C)。
⑤雄平 ショートゴロ…0ー1から真ん中高めツーシーム(^^;
 1死
⑥西浦 レフト前ヒット…初球真ん中高めストレート(-_-;)
 1死1塁
⑦廣岡 左中間へツーベース…0ー2から真ん中低めスライダー、丸スライディングキャッチ。う~ん、大ピンチ(>_<)
 1死2・3塁
⑧中村 敬遠…2ー0となったところで、申告敬遠。
 1死満塁、⑨石山に代打大引。
⑨大引センターフライ、①坂口センターフライ、この回無失点。…大引は2ー0から真ん中高めストレート、坂口はフルカウントから外角高めスライダー。3ー1になった時はどうなることかと。やれやれ(^^;


(C)10回表、投手梅野(S)。
先頭③丸 右中間スタンドへ勝ち越しホームラン カープ勝ち越し、ヤ5-6広。…0ー1から外角高めストレート。初球、同じ球を空振り、2球目は、ドンピシャ。遂に勝ち越しました!
 無死
④鈴木 8球目に四球
 無死1塁、⑤中崎に代打堂林。
⑤堂林 送りバント
 1死2塁
⑥田中 ファーストゴロ、ランナー3塁へ。…1ー0から真ん中低めカットボール。
 2死3塁
⑦會澤 見逃し三振、この回1点。…1ー2から5球目真ん中低めストレート。さて、10回のピッチャーは誰か。


(S)10回裏、⑧西川に代わり投手ジャクソン(C)。⑨バティスタに代わりサード上本、⑤中崎の代打堂林そのままファースト。
②青木0ー1から真ん中低めスライダーにセカンドゴロ、菊池スライディングキャッチ、③山田哲0ー2から外角スライダーにサードゴロ、④畠山1ー2から外角低めスライダーに三振、この回三者凡退、ゲームセット(/--)/


ヤクルト 対 広島 (19回戦 ヤ5勝14敗0分 18時00分 神宮 30599人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
C 0 0 0 0 0 0 1 3 1 1 6
S 0 0 1 0 0 0 4 0 0 0 5
勝 中崎 55試合3勝0敗S29
敗 梅野 13試合1勝2敗
S ジャクソン 42試合3勝1敗S1
ホームラン 青木7号③(野村) バティスタ22号②(ブキャナン) 丸31号(梅野)

【広島】
      打 安 点 打率 本
① 7 野間  4 1 1 .300 4
② 4 菊池  5 1 0 .242 11
③ 8 丸   5 1 1 .328 31
④ 9 鈴木  3 0 0 .335 26
⑤ 3 松山  4 3 1 .318 11
  1 今村  0 0 0 ---- 0
  1 中崎  0 0 0 ---- 0
打 3 堂林  0 0 0 .229 0
⑥ 6 田中  5 1 1 .261 9
⑦ 2 会沢  5 1 0 .315 12
⑧ 5 西川  4 2 0 .312 5
  1 ジャクソン
      0 0 0 ---- 0
⑨ 1 野村  2 0 0 .097 0
打 3 バティスタ
      2 1 2 .249 22
  5 上本  0 0 0 .100 0
計     39 11 6 .269 152
残塁7、併殺1

【ヤクルト】
      打 安 点 打率 本
①37坂口  5 1 0 .321 3
② 8 青木  6 3 3 .328 7
③ 4 山田哲 5 1 0 .314 30
④ 7 バレンティン
      3 1 1 .279 33
走 3 武内  0 0 0 ---- 0
打 3 畠山  2 0 0 .241 5
⑤ 9 雄平  5 3 0 .315 6
⑥ 6 西浦  5 2 1 .253 8
⑦ 5 広岡  4 1 0 .237 2
⑧ 2 中村  4 2 0 .208 5
⑨ 1 ブキャナン
      2 0 0 .140 0
  1 近藤  0 0 0 ---- 0
打 三輪  0 0 0 .133 0
  1 石山  0 0 0 .000 0
打 大引  1 0 0 .350 1
  1 梅野  0 0 0 ---- 0
計     42 14 5 .270 108
残塁14、併殺1

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
野村  15 6 3 0 7 120 11 3 2 5 4.38
今村  35 3 2 1 1 15 1 0 2 0 4.55
中崎  55 3 0 29 1 17 2 0 1 0 2.83
ジャクソン
    42 3 1 1 1 9 0 1 0 0 2.70

【ヤクルト】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
ブキャナン
   23 9 9 0 71/3 113 8 1 0 3 3.79
近藤  60 4 3 1 2/3 16 1 1 1 0 3.47
石山  55 3 2 25 1 19 1 2 0 0 2.38
梅野  13 1 2 0 1 19 1 1 1 1 9.75

◇盗塁 山田哲(7回)西川(9回)
◇失策 西川(2回)武内(8回)中村(9回)
◇走塁死 田中(7回)
◇試合時間 4時間05分


◇広島・丸、延長10回決勝本塁打!優勝マジック「17」に 8/31(金) 22:12配信 スポニチアネックス
  
 ◇セ・リーグ 広島6ー5クルト(2018年8月31日 神宮)

 広島が終盤の得点で延長に持ち込み、延長10回に丸の本塁打で勝ち越した。チームは4連勝で優勝マジックを「17」とした。

 広島は、3回に1点先制されたものの、7回に1死二塁で田中が右方向への適時三塁打で追いつく。しかし直後に4点勝ち越される苦しい展開に。だが8回、無死一塁でバティスタの22号2ランで反撃開始。チャンスは続き、1死満塁として松山の左前適時打で1点差に詰め寄り、9回にも1死三塁で野間の左犠飛で追いついた。延長10回には先頭の丸がライトスタンドへ31号ソロを放って勝ち越した。

 ヤクルトは、3回にバレンティンが右中間への適時二塁打で先制。7回に同点にされるが、直後に青木の勝ち越し7号3ランと西浦の右前適時打で一度は勝ち越しに成功する。しかしその後、リリーフ陣が誤算で、連勝は5で止まった。


☆いやいや、野村くんが7回に4点取られた時点で、ブキャナンの出来からしても、完全に負けを覚悟しましたけどね。


☆緒方監督のコメント。


◇緒方監督、終盤の逆転勝ちに「丸の働きは二重丸」 8/31(金) 23:34配信 日刊スポーツ

<ヤクルト5-6広島>◇31日◇神宮

 広島が逆転勝ちで4連勝とし、優勝マジックを「17」と2つ減らした。7回に4点を勝ち越されたが8、9回で追いつき、延長10回に丸の31号ソロで勝ち越し。そのまま逃げ切った。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

-終盤に逆転した

緒方監督 今日は守り勝ったゲーム。(9回に)丸がスライディングしたギャンブルプレーがなかったら、負けていた。最後も菊池がいい守備をして、その前にも(田中)広輔が難しい打球をことごとくアウトにした。丸の働きは二重丸。決勝ホームランは単なる1点じゃない。サヨナラ負けのゲームを引き戻した。

-総力戦の勝利

緒方監督 この劣勢から追いついて、勝ち切れたのは本当に大きな勝利。

-救援陣も踏ん張った

緒方監督 ザキ(中崎)にしても粘り切った投球。勝ち越しは許さないでしょ。しんどいけど、また明日からしっかりと戦うだけ。


☆あの9回の丸のスライディングキャッチには、鳥肌が立ちましたね。そして坂口のセンターフライを捕った時の、丸の「よっしゃ!」という顔。そして10回、ホームランを打った瞬間、吠えた丸。さらに、超ファインプレーを連発した、菊池。菊池はこの数試合、一体何点の失点を防いだことでしょう。


☆て言うかね、今日は何と言っても、ジャクソンですよ、ジャクソン。


◇広島ジャクソン復活!1点リードの十回三者凡退で初セーブ「アドレナリンが出ていた」 8/31(金) 22:49配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト5-6広島」(31日、神宮球場)

 広島・ジャクソンが、今季初セーブをマークした。

 1点リードの延長十回の登板。2番青木から始まる上位打線を三者凡退に抑えた。

 試合後は「常に同じ気持ちで臨んでいる。チームの勝利に貢献したいと思っていた。疲労感もあったけどアドレナリンが出ていた」と振り返った。

 前日までにフランスア、一岡が3連投し、この日の登板予定はなかった。先発・野村の後を今村、中崎、ジャクソンの3人が無失点でしのぎ、逆転勝利を呼び込んだ。


☆10回に丸の一発で遂に1点勝ち越したはいいものの、フランスア・一岡くんと、今一番頼りになる2人が、今日は使えない。ヤクルトの10回は、2番青木から。あの~、正直言っていいっすか、「せめて同点で止めて」って思ってました(笑)。


☆ところがですよ、青木にはいい当たりされたものの、とにかくストライク先行で、スライダーもキレてる。畠山に対しても、ストレートがきっちりアウトコースに制球されて、最後はスライダー。さしものヤクルト打線も、今日のジャクソンにはお手上げでした。


☆でね、つまり緒方監督の投手起用は、ずっと一貫して変わってないんですよ。中田くんが炎上した時も、勝ちパターンを休ませるため。前回フランスアが3連投した時も、4連投はさせなかった。今日も、はなっからフランスアと一岡くんは、登板予定なし。たまたま今村くん・中崎くん・ジャクソンが踏ん張ったんで、リリーフ陣は無失点でしたが、例えば誰かが打たれてたって、起用法は変えてないはず。


☆て言うか、今日はもうこの継投しかない。後はこの3人の順番だけ。


☆同様にヤクルトは、8回のピンチで近藤を投入、9回は守護神石山、同点に追いつかれた10回は最近勝ちパターンに加わった、梅野。これももう、この継投しかない。近藤と梅野くんはここ4試合で3試合登板、石山に至っては、禁断の5連投(1日休みを挟む)。で、石山が同点に追いつかれ、梅野くんが一発を浴びて、負けた。


☆しょうがないんですよ、ヤクルトも連勝中なんですから。


☆で、打たれりゃ継投を批判する、勝てば誰も批判しない。


☆だから、変わってないんですってば、勝とうが、負けようが。


☆同様に、案の定、野村くんを引っ張りすぎだ、リードした7回以降は必ず打たれる、と、続投を批判してる人が何人かいましたが、何でしょねぇ、そんなデータ、首脳陣が分かってない訳ないじゃないですか。我がのチームのピッチャーですよ、そんなもん、データなんか見なくたって、首脳陣は把握してますよ。


☆で、批判する前に、じゃあ何で引っ張ったのか、ということを、そういう人は考えない。青木に3ランを打たれても代えない、その後ピンチになっても代えない、タイムリーを打たれても、代えない。そもそも、100球を越えてたのに、代えないんですよ。


☆あれだけ打たれても代えないんだから、いい加減、察しなさいな。フランスア・一岡くんを休ませるために決まってるじゃないですか。


☆仮にあそこで、誰を投げさせますか? 例えば7回今村くん、8回ジャクソンとしましょうか。9回は中崎くん。じゃあ延長に入ったとして、10回は? 11回は? 12回は? 少なくとも野村くんが7回まで投げてなかったら、10回のジャクソン登板、はありませんでした。アドゥワくんが作ってましたが、7回、ビハインドになってもアドゥワくんさえ投入しなかったのは、延長に入るかも知れないことまで想定してたからですよ。つまり、負け試合を覚悟しながらも、追いついた場合の備えもしてたんです。そこまで考えて継投してるんですよ、プロの首脳陣は。


☆だから、素人の浅はかな考えでプロを安易に批判するのは、いい加減やめなさいってば。みっともないったらありゃしない。


☆野村くんが打たれたとか、そんなことどうでもいいんですってば。今村くん・中崎くんが抑えたのも、そう。それはあくまで、結果でしかない。緒方監督も、打っただの打てないだの、打たれただの抑えただのはどうでもいい、と再三言ってますが、そんなもんは結果なんですから、言ったところで始まらんのです。そりゃ打つ時もあれば、打てない時もある。


☆問題は、次をどうするか、なんですよ。


☆ついでに言うと、少々負けても無理をさせない、という継投ができるのは、1つはもちろん、首位を独走してるから。ヤクルトは石山が5連投ですが、じゃあ小川監督はひどい監督かと言うと、そんなことはありません。ヤクルトはCS圏内が確定してる訳でも何でもない、今日は首位カープとの一戦、是が非でも勝たなきゃならんのです。「酷使が~」とか言ってる場合じゃない。


☆もう1つはやはり、選手の頑張り。今日はジャクソン以外、今村くんも中崎くんも、ヘロヘロになりながら無失点で抑えましたが、やはり彼らは経験があって、元々「点を与えないピッチング」というのができるピッチャー。今村くんはストレートもちょっと戻ってたし、もちろん明日以降もあるので、マイペースを貫いてましたね。中崎くんは珍しく真ん中へ球が集まりましたが、最後の坂口の場面、あそこで抑え切るのが、やはり中崎くん。悪いながらも、ギリギリのところで踏ん張れる。アダメスのように、押し出しを出したりはしません。


☆もちろん、打たれることはある。今年は特に、どこもリリーフは打たれてますからね。ヤクルトも、ブキャナンを8回まで引っ張った挙げ句、近藤・石山・梅野と勝ちパターンが3人揃って失点した上での敗戦と、かなり尾を引きそうな負けですが、当然小川監督もリリーフ陣の疲労に配慮してて、だからブキャナンを引っ張ったのです。解説の大野さんも言ってましたが、今日の調子なら、何なら最後まで投げてほしかった、てなもんですわ。




☆さて、劣勢を追いついて、勝ち越した攻撃陣も、お見事。7回に田中くんのタイムリースリーベースでようやく追いついたその裏、すぐさま勝ち越される訳ですが、さらにすぐさま8回表、この人に出た一発が大きかった。


◇広島バティスタが反撃ののろし 代打で22号2ラン 8/31(金) 20:57配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト-広島」(31日、神宮球場)

 広島・バティスタが特大の22号2ランを放った。4点を追う八回無死一塁。ブキャナンの内角直球を強振すると、打球は左翼スタンド中段に飛び込んだ。「打ったのはツーシーム。少し詰まったけどよく入ってくれましたね。インサイドのボールに対して、いい反応で打つことができました」。この日はベンチスタートだったが、代打でもきっちり仕事をした。

 この一発に誘発された。1死後に菊池が右前打、丸が一失、鈴木が四球を選び満塁とし松山が左前適時打で1点差に詰め寄った。


☆たまにこういう一発を打つから、ピッチャーも困る(笑)。ブキャナンも「あれ、打たれるの?」みたいな顔してましたからね。で、誠也くんが歩かされた後の、松山のタイムリーも大きかった。丸と誠也くんが勝負を避けられた後の5番ってのは、ポイントなんですよね。


◇カープ 土壇場の九回に追い付く 野間が左犠飛 8/31(金) 21:31配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト-広島」(31日、神宮球場)

 広島が土壇場の九回にヤクルトの守護神石山を攻め、同点に追い付いた。

 1点を追う九回、先頭の西川が左前打で出塁。バティスタの6球目にランエンドヒットを敢行し、バティスタは空振りの三振に倒れたが、二盗と捕手の悪送球で西川は三塁に進んだ。1死三塁となり、野間の左犠飛で5-5の同点とした。

 4点を追う広島は八回無死一塁から代打バティスタが22号2ラン。この一発に誘発された。1死後に菊池が右前打、丸が一失、鈴木が四球を選び満塁とし松山が左前適時打で1点差に詰め寄っていた。


☆内野安打でも何でも塁に出ろ、なんて言ってる人がいましたが、いやいや、野間くんの将来を考えたら、あそこは決めに行っていいんですよ。今は1番なんで、割と来た球に対応しよう、というバッティングになってますが、もっと自由に打っていい。素質としては、打てるバッターなんですから。


☆で、10回。


◇広島 丸の決勝31号で2位ヤクルト下す 延長戦制し4連勝でマジック「17」 8/31(金) 22:16配信 デイリースポーツ

 「ヤクルト5-6広島」(31日、神宮球場)

 首位を独走する広島が延長戦を制して今季7度目の4連勝。マジックを2つ減らして17とした。

 5連勝と波に乗る2位ヤクルトとの戦いは、土壇場の九回に追い付いた広島が延長十回、ヤクルトの4番手梅野から先頭の丸が右中間席へ31号ソロを放ち勝ち越した。

 4打席無安打だった丸は5打席目は初球を空振り。「そこまで何もしていなかったので、なんとか仕事ができてよかったです。初球に大振りしてしまったので、コンパクトにと思ったので、それがよかった」と決勝本塁打を振り返った。劣勢にも「1点ずつ返していこうと、最後まで諦めることなく今日も戦えたと思います」とチームの雰囲気を明かし、「優勝に突き進めたらいいと思う」と3連覇に向け、チーム一丸で突っ走る覚悟を披露した。

 1点を勝ち越すと、十回はジャクソンが青木、山田哲、畠山の強打者を三者凡退で切り抜けた。同点に追い付いた直後の九回は守護神・中崎が1死満塁というサヨナラ負けのピンチを招いたが、代打大引、坂口をいずれも中飛に仕留めた。

 野村、ブキャナンの投手戦は終盤に動いた。1-1の七回、野村が青木の7号3ラン、西浦の適時打で4点を奪われた。

 4点を追う広島は、八回に代打バティスタの22号2ラン、松山の適時打で1点差とし、九回には野間の犠飛で同点とした。


☆梅野くんの2球目は、ちょっとだけ1球目より内に入ったんですよね。ちょっとだけですよ、ちょっとだけ。梅野くん、丸だからといって逃げることなく、堂々と勝負してました。結果として打たれた訳ですが、勝ちパターンのピッチャーってのは、やっぱりああじゃなきゃダメ。逃げたって、逃げ切れるもんじゃない。攻めなきゃダメなんです。


☆で、例えば8回の畠山、9回の大引・坂口と、ベテランがチャンスで打てなかった訳ですが、丸の気持ちの充実ぶりを見ると、これが優勝を経験したチームとそうでないチームとの差なのかな、と。


◇広島・菊池の好守備に野村弘樹氏「本来なら抜けてます」 8/31(金) 22:25配信 ベースボールキング

● ヤクルト 5 - 6 広島 ○
<19回戦・神宮>

 広島の菊池涼介が1点リードの延長10回守備で魅せた。

 丸佳浩のソロで勝ち越した直後のその裏、広島の二塁・菊池は、先頭の青木宣親が放ったセカンドベース寄りのゴロをスライディングキャッチし、体勢を崩しながらも素早く一塁へ送球しアウトにした。

 このプレーに同日に放送された『ニッポン放送制作のヤクルト-広島戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「正直いっていいですか、本来なら抜けてます。そういうことです」と菊池の守備を絶賛し、「足の速い青木ですけど、この守備は大きいですね」と振り返った。

 先頭・青木の出塁を許していれば、3番・山田哲人で逆転サヨナラ弾ということも十分考えられただけに、大きな守備となった。結局、10回から登板したジャクソンは3人で打ち取り、広島は6-5で勝利。優勝マジックを「17」にした。

(ニッポン放送ショウアップナイター)


☆バッティングでは微妙な状態が続いてる菊池ですが、昨日の大活躍のように、今できることを懸命にやってるんだと思います。青木のゴロを捕って投げた後、地面にうつ伏せになったまま、地面をポンポンポン、と叩いてたのですが、あれはどういう意味だったのか。K.Oには「よしよしよし」とも取れたし、「もっと完璧にプレーできただろ」という風にも見えました。田中くんも微妙な状態ですが、その中でもタイムリーを打ったり、守備では難しい打球をいくつも処理しています。


☆そう、やっぱりカープは、タナキクマルのチームなんですよね。




◇セ・リーグ

▽中日 3 - 5 巨人 (21回戦 D7-14 ナゴヤドーム)
 巨人は1点を追う6回表、岡本の適時打などで2点を挙げて逆転する。その後は同点を許すも、9回に2死満塁から岡本が3点適時二塁打を放ち、再びリードを奪った。投げては、先発・メルセデスが今季5勝目。敗れた中日は、初回にビシエドのセ・リーグ月間安打新記録となる適時打で先制するも、2回以降は打線が振るわなかった。
勝 メルセデス 5勝2敗0S
敗 佐藤 1勝2敗1S
セーブ アダメス 0勝2敗4S
本塁打 [中日] アルモンテ12号(9回裏ソロ)

▽阪神 試合中中止 DeNA (甲子園)


☆岡本くんは、年間を通して活躍しそうですね。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   115 69 44 2 .611 M17
② ヤクルト 114 57 56 1 .504 12.0
③ 巨人   122 58 62 2 .483 2.5
④ 阪神   110 50 59 1 .459 2.5
⑤ DeNA 115 51 62 2 .451 1.0
⑥ 中日   120 53 66 1 .445 1.0


☆あら、貯金25。これは143試合で83勝58敗2分のペース。残り28試合を5割で行けば、この数字になります。負け数で見れば分かりやすいのですが、この場合、ヤクルトはもう後2つしか負けられない。3位巨人以降は、もう無理(笑)。


◇【31日のプロ野球公示】巨人が田口・長野を抹消、ヤクルトが大引・武内、楽天はディクソンを登録 8/31(金) 16:08配信 ベースボールチャンネル

 日本野球機構は31日付の出場選手登録、登録抹消を公示した。

<セ・リーグ>
【登録】
巨人      捕手   田中 貴也
巨人      外野手  石川 慎吾
ヤクルト    内野手  大引 啓次
ヤクルト    内野手  武内 晋一

【抹消】
巨人      投手   田口 麗斗
巨人      外野手  長野 久義
ヤクルト    投手   山中 浩史
ヤクルト    内野手  谷内 亮太

※9月10日以後でなければ出場選手の再登録はできない。


<パ・リーグ>
【登録】
楽天      外野手  O.ディクソン

【抹消】
楽天      投手   F.ハーマン

※9月10日以後でなければ出場選手の再登録はできない。


☆田口、抹消ですか。う~ん。


◇9月1日(土)の予告先発投手

○東京ヤクルトスワローズ
M.カラシティー
26試合6勝1敗 防御率4.15 WHIP1.46
対C 2試合0勝0敗 防御率3.00 WHIP1.00
 VS (神宮 18:00)
○広島東洋カープ
大瀬良 大地
21試合14勝5敗 防御率2.32 WHIP0.97
対S 2試合2勝0敗 防御率1.80 WHIP1.13

○中日ドラゴンズ
藤嶋 健人
16試合2勝1敗 防御率3.15 WHIP1.27
対G 2試合0勝0敗 防御率0.82 WHIP0.64
 VS (ナゴヤドーム 14:00)
○読売ジャイアンツ
菅野 智之
21試合11勝7敗 防御率2.47 WHIP1.06
対D 4試合2勝1敗 防御率2.03 WHIP0.97

○阪神タイガース
小野 泰己
17試合7勝4敗 防御率4.42 WHIP1.60
対DB 2試合2勝0敗 防御率2.40 WHIP1.07
 VS (甲子園 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
京山 将弥
10試合5勝4敗 防御率5.96 WHIP1.74
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


☆大瀬良くん、油断のないよう、いつものペースで。


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source : K.Oのカープ・ブログ。