ニッカン式スコア
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なんてことだ!
ロッテが弱い!
いまさら何だという話ですが、負けに慣れすぎて何も感じなくなったら終わりだと思うんですよね。
だから一度負け慣れをリセットして、もう一度弱さに驚き直したほうが健康に良いのではないでしょうか。
鬱防止、あるいはボケ防止になると思います。
さて、今日はマリンでバファローズとのデーゲーム。
午前中から降り続いた雨が試合開始後に強まりましたが、午後になれば雨が弱まるという予報を信じて試合を強行。
なんとか中断をはさんで9回までやりました。
マリーンズ的には9回までやる意味は全くなかったのですが、山岡の規定投球回達成とかいろいろあるんですよ。
先発はマリーンズが石川、バファローズが山岡です。
1回表。
石川がいきなり打たれます。
先頭の宗にツーベースを打たれ、福田センター前ヒットで無死1,3塁。
ロメロにセンター前に落ちるタイムリーヒットを打たれて1-0と先制を許します。
続く吉田を三振、中島をレフトフライに打ち取って2アウトとしますが、T岡田に四球を与えて2死満塁。
ここで大城にセンター前へタイムリーヒットを打たれて3-0。
さらに安達にはショートへタイムリー内野安打を打たれて4-0。
ショートの藤岡が雨の中飛びついてナイスキャッチしたのですが、藤岡からの送球をファースト井上が落としてしまいました。
実質的には井上のエラーですね。よけいな失点でした。
2回表。
2アウトから吉田にツーベースヒットを打たれると、中島にセンターへのタイムリーヒットを打たれて5-0。
石川は序盤5失点して今いました。
今の極貧打線では序盤で点差がつくとどうしようもありません。
もう負けはほぼ確定。あとはなんとか5回まで試合をやって成立させることです。
50分間雨で試合が中断し、迎えた2回裏。
井上がソロホームランを放ち1点を返します。5-1。
しかしマリーンズの得点はこの1点だけでした。
オリックスの先発山岡は雨の中でも制球を乱さず、ストライク先行のナイスピッチングでしたね。
何度か得点圏にランナーを進めても、肝心なところで凡退して点を取れませんでした。
いつものタイムリー欠乏症です。
5回表。
石川は中島とT岡田のヒット、大城送りバントで1死2,3塁のピンチを招きます。
安達をショートゴロに仕留めるも、若月にショートへのタイムリー内野安打を打たれて6-1。
結局石川は6回を投げて6失点でした。
7回表。
西野が登場。かつての守護神ですが今年はまるでいいところがなく、防御率9.00です。
安達にヒットを打たれると、盗塁を決められ1死2塁。
続く若月にタイムリーヒットを打たれて7-1となりました。
うーん西野はすべてがダメですね。このままではクビが危ないです。
なおこの回からキャッチャーが今日昇格した吉田に代わっています。
ちなみに抹消されたのは清田です。打っていないのになぜか出番が多い清田がようやく抹消されましたね。
マリンではひときわ大きな声援が上がりますが、なぜ人気が高いのかわからない選手です。
結局7-1でオリックスに負け。またしても本拠地で負けてしまいました。
9月は4勝14敗。マリンでは9月5日以来勝ち星がありません。
本拠地で10連敗したのは千葉移転後初めてです。
あの18連敗した1998年でさえも、本拠地で10連敗はしていません。
2017年のマリーンズがロッテ史上最弱と思っていましたが、2018年もなかなかですよ。
驚いたのはこんなクソ試合にもかかわらず観衆が26837人と発表されたことですね。
いったいなぜこんなに多いのでしょう。わかりません。こんなチームを見に来て何が面白いのか。
怪しげな宗教や悪徳商法に騙されている人たちと同じように、かなわぬ夢を追って足を運んでいるのでしょうか。
「私は怪しい儲け話には絶対乗らない」と断言するような人たちが、マリンでは打率1割台のバッターに「かっ飛ばせかっ飛ばせ」と連呼している。
不思議です。
ファンだからと言ってしまえばそれまでですが。
ただ、実際の来場者数はもっと少ないでしょう。福浦2000本目当てで前売りを買った人や、タダ券を持っている人が実際には来場していないというケースがかなりありそうです。
今日はとにかく石川の炎上。6回6失点とふがいないピッチングでした。
井口監督も「何を考えて投げているのか、分からない。投手コーチを含めて考えていかねばならない。この雨の中、見に来てくれたファンに申し訳ない」とお怒りです。
ただ、石川は6月26日を最後に勝ち星が無いんですよね。
7月31日のハム戦で1回持たず10失点して降板し、「肩に力が入らない」と言い残して2軍落ち。
9月に復帰してからの3試合ではすべて6失点しています。
ストレートのスピードがありませんし、マウンドで覇気を感じません。
病院で精密検査を受けて、しっかり治さないと来年以降に響いてくると思います。
そして重症なのは打線。
今日もタイムリーヒットがありませんでした。
タイムリーが出ないのは西武ライオンズも同じなのですが、西武はその代りホームランで大量点を奪っています。
あまりにホームランばかり打つので、「タイムリーホームラン」という言葉すら生まれたほどです。
一方のマリーンズはタイムリーどころかホームランも出ない。
チーム総得点もホームラン数もリーグ最下位です。特にホームランは西武191本に比べて、ロッテは69本。
盗塁数はロッテが2位で117個ありますが、いくらランナーが走ってもホームに還ってこなければ意味が無いんですよ。
どうすればタイムリーが出るのか。
いっそのこと打たないというのはどうでしょう。VRタイムリーです。
ランナーが出たら来場者みんなでVRゴーグルを装着。仮想現実の世界で好きな選手がタイムリーを打ってくれます。
みんなで盛り上がって、球場のライブ感を味わえます。試合が負けていても、仮想現実で勝てば問題ありません。
以前ロッテの球団幹部が「試合に飽きたらWiiをやればいい」と発言して問題になりましたが、時代はさらにその先を行きます。
どうなんですかね。球団が選手を補強するよりもVR環境を充実させたほうが安くつくと判断すれば、実現するかもしれませんね。
まあとりあえず試合はまだあります。
明日は福岡でナイトゲーム。台風が心配ですが、おそらくやるでしょう。
ホークスに負けて胴上げキラーの意地を見せるでしょうか。
そんなものは関係なく、普通に負けると思います。勝てる要素がありません。
最下位楽天とのゲーム差は3。
先日中止となった試合の振り替えがCS開催中の10月13日に決まりましたから、CSの裏で最下位決定戦ということになりそうです。
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source : マリンブルーの風