2018年10月31日水曜日
'18 日本シリーズ第3戦 HーC(ヤフオクドーム)。
◇スタメン
【ソフトバンク】
① 9 上林
② 4 明石
③ 5 グラシアル
④ 8 柳田
⑤ D デスパイネ
⑥ 7 中村晃
⑦ 3 内川
⑧ 6 今宮
⑨ 2 甲斐
先発 ミランダ
【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ D 松山
⑥ 3 メヒア
⑦ 7 野間
⑧ 2 會澤
⑨ 5 安部
先発 九里
☆先発は、ソフトバンクがミランダ、カープが九里。九里くんは自分のピッチングをすれば抑えられるはず。打線はバンデンハーク同様、ミランダを粘り強く攻略を。まず1つ取って、勢いをつけましょう!
(C)1回表
先頭①田中 8球目に四球…田中くんが出ました。
無死1塁
②菊池三振、③丸三振、田中盗塁失敗で三振ゲッツー、この回無得点。…菊池は0ー2から真ん中ワンバウンドのスプリット、丸はフルカウントから外角つり球。
(H)1回裏
①上林 ピッチャーゴロ…2ー0から外角高めツーシーム。
1死
②明石 センター前ヒット…1ー1から真ん中低めカーブ。
1死1塁
③グラシアル サードゴロ、ランナー2塁へ。…0ー2から内角ツーシーム、三塁線の当たり安部ダイビングキャッチ。
2死2塁
④柳田 三振、この回無失点。…2ー2から内角ワンバウンドのフォーク。
(C)2回表
④鈴木痛烈なサードゴロ、⑤松山ショートゴロ、⑥メヒアレフトフライ、この回三者凡退、無得点。…誠也くんは3ー1から外角高めストレート、松山は1ー0から外角ストレート、メヒアは1ー0から真ん中低めチェンジアップ。
(H)2回裏
⑤デスパイネ見逃し三振、⑥中村晃ファーストゴロ…デスパイネは1ー2から内角低めツーシーム、中村晃は初球外角ツーシーム。
2死
⑦内川 センター前ヒット…1ー1から外角低めボール球スライダーを二遊間へ、これは内川らしいヒット。
2死1塁
⑧今宮 セカンドゴロ、この回無失点。…2ー2から外角高めカットボール。
(C)3回表
先頭⑦野間 ファーストへ強烈な内野安打…2ー2から外角チェンジアップ。野間くんが出ました。
無死1塁
⑧會澤 レフト前ヒット…1ー2から5球目内角高めストレート。うまく内角を打ちました。さあチャンス。
無死1・2塁
⑨安部 送りバント
1死2・3塁
①田中 ストレートの四球
1死満塁
②菊池三振、③丸三振、この回無得点。…菊池は1ー2から6球目内角ワンバウンドのスプリット、丸は1ー2から外角低めボール球チェンジアップ。丸はストレートにも変化球にも全く合わず(-_-;)
(H)3回裏
⑨甲斐レフトフライ、①上林センターフライ、②明石レフトフライ、この回三者凡退、無失点。…甲斐は初球外角低めスライダー、上林は1ー1から外角低めボール球フォーク、明石は1ー2から6球目ど真ん中ストレート、地面スレスレの当たり、リプレー検証の結果判定覆りアウト。
(C)4回表
④鈴木 三振…2ー2から真ん中高めストレート。ストレートを3球空振り(-_-;)
1死
⑤松山 ライトフェンス直撃のツーベース…初球内角低めストレート。さあチャンス。
1死2塁
⑥メヒアライトフライ、⑦野間サードファウルフライ、この回無得点。…メヒアはフルカウントから外角ストレート、野間くんは2ー2から真ん中高めスプリット。3・4回とチャンスを生かせず。
(H)4回裏
③グラシアル 三振…0ー2から4球目内角低めボール球ツーシーム。
1死
④柳田 四球
1死1塁
⑤デスパイネ ストレートの四球…柳田・デスパイネにはオール外角、デスパイネには全てスライダー。逃げてはダメです(-_-;)
1死1・2塁
⑥中村晃 ライト前先制タイムリーヒット、ソフトバンク先制、ソ1-0広。…2ー1から内角高めカットボールを一二塁間へ。こうなるんですよ、必ず。
1死1・2塁
⑦内川 キャッチャーファウルフライ…1ー0から内角高めツーシーム。
2死1・2塁
⑧今宮 レフト前タイムリーヒット、ソ2-0広。…0ー1から外角低めスライダー。ちょっと内に入りましたね。この1点は余計(-_-;)
2死1・2塁
⑨甲斐 三振、この回に失点。…0ー2から内角低めボール球ツーシーム。もったいない2点でした。
(C)5回表
⑧會澤 ショートゴロ…1ー2から内角ストレート。
1死
⑨安部 ライトスタンドへホームラン ソ2-1広。…2ー0から真ん中外寄りのストレート。文句なし。
1死
①田中 見逃し三振…0ー2から外角スプリット。
2死
②菊池 レフト前ヒット…0ー2から真ん中高めストレートを三遊間へ。
2死1塁
③丸 三振、この回無得点。…2ー2からど真ん中チェンジアップ、全く合わず(-_-;)
(H)5回裏
先頭①上林 レフト前ヒット…1ー2から真ん中高めストレート。
無死1塁
②明石 送りバント
1死2塁
③グラシアル レフト前ヒット…初球内角ツーシーム。これも甘い(-_-;)
1死1・3塁
④柳田 ファーストゴロ、3塁ランナーホームイン、ソ3-1広、ファーストメヒア2塁悪送球、1塁ランナー3塁へ、バッターランナー柳田は2塁へ。…1ー2から真ん中低めボール球フォーク、う~ん、ここで痛いミス(>_<)
1死2・3塁、投手ヘルウェグ(C)。
⑤デスパイネ 高いバウンドのショートゴロ、3塁ランナーホームイン、ソ4-1広、2塁ランナー3塁へ。…フルカウントから外角高めスライダー。
2死3塁
⑥中村晃 敬遠
2死1・3塁
⑦内川 四球
2死満塁
⑧今宮 ライトフライ、この回2失点。…0ー1から外角低めスライダー。
(C)6回表
先頭④鈴木 ライトスタンドへホームラン ソ4-2広。…1ー1から外角つり球、文句なし。
無死
⑤松山 センター前ヒット…初球ど真ん中チェンジアップ、センター前にポトリ。
無死1塁、⑥メヒアに代打バティスタ。投手高橋礼(H)。
⑥バティスタ 三振…フルカウントから8球目真ん中低めボール球ストレート。う~ん(-_-;)
1死1塁
⑦野間 レフト前ヒット…0ー1から真ん中低めボール球シンカー。さあチャンス。
1死1・2塁
⑧會澤 ライト前タイムリーヒット ソ4-3広。…1ー1から外角低めストレートをきれいに一二塁間へ。さあ1点差。
1死1・2塁、投手モイネロ(H)。
⑨安部 セカンドゴロゲッツー、この回2点。…1ー2から5球目外角高めスライダー、ピッチャーの頭の上を越えるゴロ、ちょうど2塁ベースあたりでセカンド明石が捕ってそのまま2塁ベースを踏み、送球。う~ん、この辺もついてない(-_-;)
(H)6回裏、投手岡田(C)。⑥メヒアの代打バティスタそのままファースト。⑨甲斐に代打松田宣。
⑨松田宣三振、①上林ショートゴロ…松田は1ー2から外角高め154㎞ストレート、上林は0ー2から外角高め153㎞ストレート。
2死
②明石 レフト前ヒット…2ー2から内角高め152㎞ストレート、レフト線にポトリ。
2死1塁
③グラシアル センター前ヒット…フルカウントからど真ん中156㎞ストレートを二遊間へ。う~ん、ピンチになりました。
2死1・3塁
④柳田 サードへタイムリー内野安打、ソ5-3広。…1ー1から外角高め151㎞ストレート、高いバウンド、安部どこへも投げられず。
2死1・2塁
⑤デスパイネ ライトスタンドへ3ランホームラン、ソ8-3広。…1ー1、スライダー2球から外角高めストレート。これは(-_-;)
2死
⑥中村晃 三振、この回4失点。…2ー2から7球目内角低めボール球フォーク。
(C)7回表、投手武田(H)。⑨甲斐の代打松田宣に代わりキャッチャー高谷。
先頭①田中 レフト前ヒット…1ー1から外角ストレート。田中くんが出ました。
無死1塁
②菊池三振、③丸ファーストライナーゲッツー、この回無得点。…菊池はフルカウントから真ん中つり球、丸は1ー0から内角低めストレート。これもついてない(-_-;)
(H)7回裏、投手中田(C)。
⑦内川サードゴロ、⑧今宮ショートゴロ…内川はフルカウントから内角ストレート、今宮は初球外角低めボール球カットボール。
2死
⑨高谷 右中間ホームランテラス(ラッキーゾーン)へホームラン、ソ9-3広。…3ー1から真ん中低め外寄りストレート。こういう1点をやっちゃいかんのですよね(-_-;)
2死
①上林 サードフライ、この回1失点。…初球真ん中低めカットボール。
(C)8回表、投手加治屋(H)。⑦内川に代わりレフト福田、レフト中村晃がファースト。
先頭④鈴木 レフトホームランテラスへホームラン ソ9-4広。…2ー1からど真ん中ストレート。ただ、丸が打てないんで、いずれもソロなんですよね(-_-;)
無死
⑤松山 ライトライナー…2ー2からど真ん中フォーク(-_-;)
1死
⑥バティスタ レフト前ヒット…初球外角高めフォークを三遊間へ。
1死1塁
⑦野間 四球…チャンス。
1死1・2塁
⑧會澤 センター前ヒット…0ー1から外角フォーク。会沢がつなぎましたよ。まず1点返しましょう。
1死満塁
⑨安部 ライトホームランテラスへ満塁ホームラン ソ9-8広。…0ー1から内角低めカーブ。いやいや、1点どころか、4点(笑)。
1死、投手嘉弥真(H)。
①田中三振、②菊池ライトフライ、この回5点。…田中くんは1ー2から外角高めボール球ストレート、菊池は初球外角シュート。これで分からなくなりましたよ。
(H)8回裏、投手一岡(C)。
②明石見逃し三振、③グラシアルファーストフライ…明石は1ー2から外角低めフォーク、グラシアルは2ー0から真ん中高めカットボール(^^;。
2死
④柳田 レフトへツーベース…2ー1からど真ん中ストレート(-_-;)
2死2塁
⑤デスパイネ 敬遠
2死1・2塁
⑥中村晃 ファーストフライ、この回無失点。…3ー1から内角低めストレート。よく抑えました。
(C)9回表、投手森(H)。
③丸 三振…フルカウントから内角カーブ。丸が出れば面白かったんですけどね(-_-;)
1死
④鈴木 ライト前ヒット…フルカウントから外角低めカットボール。よく打ちました。
1死1塁
⑤松山 サードフライ…0ー1から外角シュート。2球目打つなら決めてよ、松っちゃん(-_-;)
2死1塁
⑥バティスタ センター前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…2ー0から外角高めカットボール。バティスタがつなぎました。さあ野間くん、返しましょう!
2死1・3塁、1塁ランナーバティスタに代走上本。
⑦野間 初球内角低めカットボールにファーストゴロ、この回無得点、ゲームセット。
ソフトバンク 対 広島 (3回戦 ソ1勝1敗1分 日本シリーズ 18時33分 ヤフオクドーム 35746人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 0 0 0 0 1 2 0 5 0 8
H 0 0 0 2 2 4 1 0 X 9
勝 ミランダ 1試合1勝0敗
敗 九里 1試合0勝1敗
S 森 2試合0勝0敗S1
ホームラン 安部1号(ミランダ) 鈴木1号(ミランダ) デスパイネ1号③(岡田) 高谷1号(中田) 鈴木2号(加治屋) 安部2号④(加治屋)
【広島】
打 安 点 打率 本
① 6 田中 3 1 0 .308 0
② 4 菊池 5 1 0 .333 1
③ 8 丸 5 0 0 .083 0
④ 9 鈴木 5 3 2 .571 2
⑤ D 松山 5 2 0 .385 0
⑥ 3 メヒア 2 0 0 .000 0
打 3 バティスタ
3 2 0 .667 0
走 上本 0 0 0 ---- 0
⑦ 7 野間 4 2 0 .333 0
⑧ 2 会沢 4 3 1 .333 0
⑨ 5 安部 3 2 5 .273 2
計 39 16 8 .306 5
残塁8、併殺0
【ソフトバンク】
打 安 点 打率 本
① 9 上林 5 1 0 .091 0
② 4 明石 4 2 0 .286 0
③ 5 グラシアル
5 2 0 .231 0
④ 8 柳田 4 2 2 .300 0
⑤ D デスパイネ
3 1 4 .375 1
⑥73中村晃 4 1 1 .154 0
⑦ 3 内川 3 1 0 .286 0
7 福田 0 0 0 .000 0
⑧ 6 今宮 4 1 1 .286 0
⑨ 2 甲斐 2 0 0 .000 0
打 松田宣 1 0 0 .167 0
2 高谷 1 1 1 1.000 1
計 36 12 9 .206 2
残塁9、併殺3
【広島】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
九里 1 0 1 0 41/3 73 6 4 2 3 6.23
ヘルウェグ
2 0 0 0 2/3 18 0 0 2 0 0.00
岡田 2 0 0 0 1 31 4 2 0 4 18.00
中田 2 0 0 0 1 13 1 0 0 1 4.50
一岡 2 0 0 0 1 16 1 1 1 0 0.00
【ソフトバンク】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
ミランダ
1 1 0 0 50/3 90 7 7 2 3 5.40
高橋礼 2 0 0 0 1/3 13 2 1 0 0 0.00
モイネロ
2 0 0 0 2/3 5 0 0 0 0 0.00
武田 2 0 0 0 1 11 1 1 0 0 0.00
加治屋 2 0 0 0 1/3 19 4 0 1 5 19.29
嘉弥真 2 0 0 0 2/3 5 0 1 0 0 0.00
森 2 0 0 1 1 19 2 1 0 0 0.00
◇失策 メヒア(5回)
◇盗塁死 田中(1回)
◇走塁死 田中(7回)
◇試合時間 3時間57分
◇ソフトバンク乱打戦制し、日本シリーズ初白星! デスパイネに待望1号3ラン、広島の猛追振り切り辛勝 10/30(火) 22:31配信 ベースボールチャンネル
「SMBC日本シリーズ2018」第3戦は30日、ヤフオクドームで行われ、福岡ソフトバンクホークスが9―8で広島東洋カープに勝利。シリーズ成績を1勝1敗1分のタイとした。
本拠地・福岡での巻き返しを狙うソフトバンク。広島打線の猛追を振り切り、シリーズ初白星を飾った。
試合は3回まで両者無得点。均衡が破れたのは4回裏だった。ソフトバンクが1死からデスパイネ、柳田の連続四球で一、二塁のチャンスをつくると、中村晃が左翼への適時打を放って先制に成功。2死一、二塁で今宮にも適時打が飛び出し、スコアを2-0とした。
広島・安部のソロで1点差にされたが、5回裏に上林、グラシアルの安打などで1死一、三塁の好機を演出。柳田の内野ゴロが敵失を誘い、1点を追加した。続くデスパイネの遊ゴロの間に4点目を挙げ、再び2点をリード。
広島は6回表に4番・鈴木のソロなどで、またも1点差に迫る。しかし、直後の裏にソフトバンク打線が広島3番手・岡田を捉えた。2死から明石、グラシアルの連打、柳田の適時内野安打で1得点。さらにデスパイネが待望のシリーズ1号3ランを放ち、8-3にリードを広げた。
7回裏には先発・甲斐に代わってマスクをかぶった高谷が右中間へのソロ本塁打を放って9点目を挙げた。
6点差で試合が決まったかに思われたが、8回表に広島が驚異の粘りを見せた。4番・鈴木がソフトバンク5番手・加治屋の立ち上がりを捉え、この日2本目の本塁打。四球と2安打で1死満塁のチャンスを迎えると、安部の右翼スタンドへの満塁弾で1点差に迫った。
しかし、広島の反撃はここまで。9回はソフトバンク・森が無失点に抑えて試合を締めた。
両チーム合わせて6本塁打、28安打が飛び出した第3戦は、ソフトバンクが何とか逃げ切った。シリーズ成績は1勝1敗1分。先に2勝目を手にするのはどちらか、第4戦は31日にヤフオクドームで行われる。
☆いやね、これはね、日本一、なれますよ。
☆緒方監督のコメント。
◇緒方監督「すごい集中力を見せた」惜敗も選手称賛 10/30(火) 23:18配信 日刊スポーツ
<SMBC日本シリーズ2018:ソフトバンク9-8広島>◇第3戦◇30日◇ヤフオクドーム
広島が逃げるソフトバンクを懸命に追いかけたが及ばず、1勝1敗1分けのタイに持ち込まれた。
投手陣が中盤に崩れ、7回まで3-9の劣勢。だが8回に鈴木の2打席連発なるソロと、安部の満塁弾で5点を奪って1点差に肉薄した。9回も一打同点の好機をつくったが、届かなかった。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。
-猛烈な追い上げを見せた
緒方監督 すごい集中力を見せてくれた。
-鈴木が2発
緒方監督 言ってるように状態は上がっている。
-失点を減らしたい
緒方監督 逃げていてもこうなる。しっかり投げきるだけ。
-負けたが相手に嫌なイメージを与えたのでは
緒方監督 また明日、自分たちの野球をやるだけ。打ち合いをしようとは思わない。
☆打たれたこと、打てなかったこと、ミスをしたこと、そんなことは緒方監督はほとんど気にしていない。それは結果であって、後からどうこう言ったって仕方がないこと。それより、その前の、準備が大事。また結果的に打てたからといって、それも別にどうということもありません。
◇佐々木氏、敗れた広島に「打線は自信をもったと思う」 10/30(火) 22:55配信 ベースボールキング
SMBC日本シリーズ2018・第3戦
○ ソフトバンク 9 - 8 広島 ●
<10月30日 ヤフオクドーム>
“逆転のカープ”とはならなかったが、明日以降に繋がる敗戦となった。
3-9の8回、広島はソフトバンクのセットアッパー・加治屋蓮から鈴木誠也がこの日2本目となるソロ本塁打。一死後、バティスタが安打、野間峻祥が四球、会沢翼の安打で一死満塁の好機を作る。ここで打席には、5回に本塁打を放った安部友裕。安部は1ストライクから2球目の変化球をライトホームランテラスに飛び込む満塁弾を放った。
8-9の9回も点は入らなかったが、守護神・森唯斗から二死一、三塁と一発が出れば逆転という場面を作った。
敗れはしたが、同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第3戦 ソフトバンク-広島戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は「カープ打線は自信を持ったと思うんですよね」とコメント。
その理由について「7回以降で点を取っていますし、9回も森に対しても攻めましたからね。ああよく頑張ったなで今日は終わっていますよ」と説明した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
◇広島は結果温存、鷹勝った気しないのでは/黒田博樹 10/31(水) 7:37配信 日刊スポーツ
<SMBC日本シリーズ2018:ソフトバンク9-8広島>◇第3戦◇30日◇ヤフオクドーム
日本シリーズ第3戦はまれにみる乱打戦になった。最後は9点を取ったソフトバンクが逃げ切ったが広島も終盤に1点差まで詰め寄った。激闘の頂上決戦、広島OB、日米203勝のレジェンド・黒田博樹氏(43)は継投の難しさを感じ、先は読めないとしながらも「勝ちパターンの投手を温存できたのは広島のプラス材料」とみる。
◇ ◇
壮絶な試合だ。しかし率直な感想を言わせてもらえば、ソフトバンクにすれば「勝った気がしない」のではないか。6点差をつけていた8回表に5点を失い、最後は抑えの森を登板させた。9点を取って抑え投手を投げさせるのはきついはずだ。
広島にとっては負けたとはいえ、今季得意にした逆転ムードは出せた。1点差まで追い上げた粘りは4戦目以降につながると思う。対戦成績もこれで1勝1敗1分けのタイ。大きなダメージの残る敗戦とは思わない。
それにしても日本シリーズのような大舞台、短期決戦で両軍にビッグイニングが生まれる試合展開というのは、ある意味、異様だった。ソフトバンクが6回に4点、広島が8回に5点。どちらも盗塁やヒット・エンド・ランなど足を絡めた作戦はなかったのに、こんな展開になった。
そこに「継投の難しさ」を感じてしまう。ソフトバンクの8回は走者がたまっていっても加治屋を代えなかった。もちろんベンチ、当事者にしか分からない理由があるのかもしれない。だが安部に満塁弾を許した後、嘉弥真が出てきたことを見れば、例えば野間のところで継投してもよかったのではないか。広島岡田が4失点した6回も同じような感じで引っ張った印象は受けた。どちらも本塁打で大きく失点したので、難しかったのは間違いないのだが。
乱打戦の中で広島サイドのプラス材料になるのは勝ちパターンの投手をほとんど起用しなかった点だろう。一岡が投げたぐらいでフランスア、中崎は投げなかった。実質2日間、休めた形だ。森、武田らを使ったソフトバンクに比べて有利なはずだ。
逆に少し心配なのはこの日4三振を喫した丸に元気がないこと。田中、菊池が出て、丸、鈴木でかえす。鈴木は調子が出てきたが広島が得意とする本来の形には、まだ、なりきれていない。
さらに言えばデスパイネに右方向に本塁打されたのは広島投手陣にとって嫌な感じだろう。内角球をファウルさせてカウントをかせぎ、外角球で打ち取る。長打を防ぐパターンの投球が通用しないのでは、と考えるだろう。
元々、右方向にも打てるデスパイネだが、あの打席の前までは引っ張り中心だった。それが、あの1発で右にも打てる自分の形を思い出したかもしれない。今後、脅威になる可能性はある。
いずれにしてもマツダスタジアムでの2試合は投手戦だったが、3戦目で一気に両軍打線にスイッチが入った感じだ。先はまったく読めなくなってきた。(元広島投手)
☆佐々木さんも黒田さんも、もう次のことを言ってるんですね。今日の試合の中で、次につながるようなポイントを見つけて、それに興味関心が行っている。この辺の「一流の選手」というのは、自分が負けることなんて考えてない。結果として負けたとしても、もう次に勝つことを考えてる。
☆今日の敗因は、そりゃいろいろあります。まず九里くんが途中で攻めのピッチングができなくなったこと。
◇広島九里「四球から失点に…」5回途中4失点降板 10/30(火) 22:02配信 日刊スポーツ
<SMBC日本シリーズ2018:ソフトバンク9-8広島>◇第3戦◇30日◇ヤフオクドーム
広島九里亜蓮投手は踏ん張りきれなかった。
序盤は無失点だったが、0-0の4回に1死から柳田、デスパイネと連続四球。中村、今宮に適時打を浴びた。
「平常心で試合に入れました。3者凡退が1回しかなかったのでチームに流れを持ってくることができなかった。四球から失点につながってしまっているので、そこは反省点です」
本人が反省した2四球の場面。まず柳田に対しては6球投げて内角は1球もなし。長打を警戒して細心の注意を払った投球だったが、微妙なボール判定が重なった。デスパイネには4球連続で外角へのスライダーが外れた。ここまでは想定内とも言えたが、後続を抑えられなかったのが痛かった。
5回にも失策も絡んで2失点したところで降板した。ビハインドの状況での降板に、悔しさが表情ににじんだ。
3戦目を任された右腕は、シーズン終盤に信頼を勝ち取った。巨人とのCSファイナルステージ第3戦では6回途中1失点。日本シリーズ行きを決める好投を演じていた。
☆味方が点を取ってなかったので、先に点をやっちゃいけない、と慎重になったのでしょうが、ランナーをためると、ろくなことはありません。カープもソフトバンクも、内野ゴロや内野安打での得点が多い。で、ランナーをためて一発を食らうと、大量失点につながる。攻めるのをやめると、防戦一方になってしまいます。実際、九里くんは、攻めて3回まで抑えてたんですから。
◇広島・岡田“不運”被弾 セの鬼門破れず…ああパ本拠13連敗 10/31(水) 6:00配信 スポニチアネックス
◇SMBC日本シリーズ2018第3戦 広島8―9ソフトバンク(2018年10月30日 ヤフオクD)
逆転をにらみ、流れを止めるはずの継投は裏目に出た。鈴木のシリーズ1号などで1点差に迫った6回、広島ベンチはポストシーズンで中継ぎ待機する岡田を3番手に指名。だが、25歳の右腕は痛恨の4点を失い、唇を真一文字に結んだ。
「打ち取った感覚でしたが、ヒットになって引きずったかも。一発は安易な球だった。直球はいい感覚で投げられたけど…」
わずか7球で2死を奪った後に暗転した。明石の左翼線ポテン安打と、グラシアルの中前打で一、三塁のピンチを招き、4番・柳田の三塁内野安打で5点目を献上。続くデスパイネには、外角高めの151キロ直球を右翼テラス席へ運ばれた。
岡田にとっては今季終盤の2試合を含め、通算5試合目の中継ぎ登板で初失点。被弾した3ランは、シリーズ3試合目で広島投手陣が許した初の長打だった。不運な当たりがあったとはいえ、自己最速156キロを計測する中での炎上は、配球の偏りに起因した。
「逃げていてもこうなる。しっかり投げ切らないと。また明日、自分たちの野球をやるだけ。打ち合いをしようとは思わない」
緒方監督は、大量失点した投手陣にハッパをかけた。これでセ球団は敵地で13連敗で広島も4連敗となった。「これからが大事」と岡田。止めるには、投打の連動が必要だ。(江尾 卓也)
☆岡田くんはね、バッターを打ち取るプランがないんです。変化球は使い物にならなかったのですが(笑)、それでも見せ球には使える。
☆何でも、市場最多安打での敗戦とか。何度も言っているように、ポロポロ失点するようでは、いくら打ったって勝てません。あと1点、となれば、誰だって緊張するし、そうそう打てるもんじゃない。
☆となれば、序盤での逸機が悔やまれる訳ですが。
◇広島・丸が1試合4三振 史上6人目のシリーズタイ記録「足を引っ張ってしまった」 10/30(火) 23:09配信 デイリースポーツ
「日本シリーズ・第3戦、ソフトバンク9-8広島」(30日、ヤフオクドーム)
広島・丸がシリーズタイ記録で史上6人目、球団史上初の1試合4三振を喫した。
3打席目まではソフトバンク先発・ミランダに3打席連続で空振り三振を喫した。七回1死一塁はライナーを放つも一塁正面。1点を追う九回無死も、フルカウントから森のカーブを捉えられず、空振り三振に倒れた。
チームが16安打を放った中で、5打数無安打。「完全に僕が足を引っ張ってしまった。切り替えて、また明日ですね」。シーズンではリーグ3連覇に大きく貢献した3番打者は猛省し、リベンジを誓った。
☆誠也くんの前で、ことごとく切れる。
◇広島・丸、4三振含む5の0とブレーキ 連発の鈴木は5打席とも走者なしで… 10/30(火) 23:22配信 ベースボールキング
SMBC日本シリーズ2018・第3戦
○ ソフトバンク 9 - 8 広島 ●
<10月30日 ヤフオクドーム>
打撃戦を制したソフトバンクが、対戦成績を1勝1敗1分けのタイに戻した。広島も打線陣が奮起するも、反撃は一歩及ばず。5打数無安打4三振に倒れた、丸佳浩外野手の不調が響く結果となった。
広島は4回に先制され、常に追いかける展開。それでも1-4で迎えた6回、4番鈴木の日本シリーズ初本塁打が反撃の狼煙となった。
鈴木は3-9で迎えた8回にも2打席連続ソロを放ち、ここから広島打線がつながった。下位打線のチャンスメイクで一死満塁としたあと、9番安部が、こちらもこの試合2本塁打目となるグランドスラムを右翼テラス席へ運んだ。1点差に迫った9回も、鈴木のこの試合3安打目となる右前打などで二死一、三塁の好機。しかし最後は、7番野間が一ゴロに倒れゲームセットとなった。
広島は投手陣の乱調とともに、3番丸の不調が痛かった。シーズンMVP候補は、第1打席から3打席連続の空振り三振。7回は一死一塁で痛烈な打球を放ったが、不運にも一直での併殺となった。1点を追う9回は先頭打者として打席に入ったが、ソフトバンク・森の前に空振り三振。この試合4つ目の三振を喫した。
この試合は丸の打席で攻撃が終了するイニングが多く、好調な鈴木は、8回まで4打席連続で先頭打者として打席に入った。9回も先頭の丸が三振に倒れたため、5打席連続で走者がいない状況。若き4番の2連発は空砲となった。
丸はこのシリーズ、3戦合計で打率.083(12打数1安打)、0本塁打1打点8三振の成績。34年ぶりの日本一へ、大黒柱の復調が待たれる。
☆菊池は、いくら何でもボールを振りすぎ。ボールを振るのは構いませんが、クソボールは振ってはダメです。ちょっと集中力がない。もっと自信を持って下さい。
☆丸はですねぇ…ピッチャーが武田に代わってから、ちょっとタイミングが合い始めたんですね。で、最後の三振は、あの場面でフルカウントからカーブを投げられた、森の勝ち。タイミングはそれほど悪くはありませんでした。
☆丸もカープの主力ですから。次は何とかするでしょう。問題は本人自身が、そう思えるか。
◇【広島】反撃の一発! 安部が1号ソロ 10/30(火) 21:05配信 スポーツ報知
◆SMBC日本シリーズ2018第3戦 ソフトバンク―広島(30日・ヤフオクドーム)
安部が反撃の一発を放った。2点を先制された直後の5回1死、2ボールからミランダの甘い直球をジャストミート。右中間スタンドに1号ソロをたたき込んだ。
「バッティングカウントだったので、積極的に打ちにいきました。自分のスイングでしっかり捉えることができました」。今季72試合に出場し、4本塁打だった伏兵が短期決戦でパンチ力を見せた。
◇広島・鈴木のソロ弾&会沢のタイムリーで1点差に迫る 10/30(火) 21:21配信 サンケイスポーツ
SMBC日本シリーズ第3戦(ソフトバンク-広島、30日、ヤフオクD)広島は3点リードされた六回、鈴木誠也外野手(24)がソロ本塁打を放つと、会沢翼捕手(30)の右前適時打で1点差に迫った。
広島は六回、無死走者なしから、鈴木が反撃の一発を放った。3球目の真っすぐをうまく合わせ右中間スタンドへ運んで2-4。
松山が中前打を放つと、ソフトバンクはミランダから高橋礼に投手交代。続くバティスタは三振に終わったが、野間の左前安打でチャンスを広げると、会沢が一死一、二塁から右前適時打を放ち3-4とした。
☆誠也くんのホームランは、スタンドまで届く、文句なしの一発。
◇広島鈴木「何とかしたいと」日本シリーズ初アーチ 10/30(火) 21:58配信 日刊スポーツ
<SMBC日本シリーズ2018:ソフトバンク9-8広島>◇第3戦◇30日◇ヤフオクドーム
広島・鈴木誠也外野手が日本シリーズ初アーチを放った。
3点を追う6回、先頭打者で打席に入ると、ソフトバンク・ミランダの直球を右方向へ。打球は右翼席へ飛び込む1発となった。この一打をきっかけに会沢の適時打も飛び出し、この回2点を奪って1点差まで迫った。
鈴木は「点を取られた次の回だったので、何とかしたいという気持ちで打席に入りました。しっかりと振り抜くことができました」と振り返った。
☆あんなバッティング、シーズンでも見たことありません(笑)。
◇【日本S】広島、怒涛の猛反撃! 8回、安部の満塁弾で1点差に迫る 10/30(火) 22:04配信 Full-Count
◆8回先頭の鈴木は2打席連発となるソロを放つ
■ソフトバンク – 広島(30日・ヤフオクドーム)
広島が怒涛の猛反撃を見せた。30日、敵地ヤフオクドームに舞台を移して迎えたソフトバンクとの日本シリーズ第3戦。1勝1分けの広島は6点ビハインドで迎えた8回に安部がこの日2本目の本塁打となるグランドスラムを放って、1点差まで詰め寄った。
敵地に詰めかけたカープファンのボルテージが、一気に上がった。6点差で迎えた8回。先頭の鈴木誠也が2打席連発のソロ本塁打を左翼ホームランテラス席に叩き込むと、ここから一気に反撃。ソフトバンクのセットアッパー加治屋を攻めたてた。
1死からバティスタが左前安打を放つと、野間が四球でつなぎ、會澤の中前安打で満塁に。ここで、5回にソロ本塁打を放っていた安部が打席に。1ストライクからの2球目。右腕が投じた内角低めのカーブを捉えた打球はライナーで左翼ホームランテラス席へ。まさかの満塁本塁打で4点を加え、この回一挙に5得点。8-9の1点差に迫った。
☆セットアッパーの加治屋は、点差が開いてたので、モチベーションの持ち方が難しかったですね。安部の打った球は、ソフトバンク投手陣が散々使っている、カーブ。
◇広島・安部 “9番”史上初満弾&G堀内以来45年ぶり2発 10/31(水) 6:00配信 スポニチアネックス
◇SMBC日本シリーズ2018第3戦 広島8―9ソフトバンク(2018年10月30日 ヤフオクD)
力強く右手人差し指を天に突き上げた。三塁ベンチの仲間に一瞬、視線を送ると拳を握る。絶対にあきらめない。カープ野球の心髄を示したのは安部だった。4―9の8回1死満塁。加治屋のカーブをすくいあげ、白球を右翼ホームランテラスへと打ち込んだ。日本シリーズ史上初となる9番打者のグランドスラムだった。
「誰もあきらめていなかったし、あきらめる必要もない。みんながつないでくれたので、何とか気持ちだけで行きました」
反撃ののろしを上げたのも安部だった。2点を先行された直後の5回1死。ミランダの142キロ直球を一振りで仕留めた。「ホームランは狙っていないけど、チームが勢い付いてくれて良かった」。打球は低い弾道で右翼席へ。日本シリーズ24打席目での初本塁打で打線を活発化させた。9番打者の1試合2本塁打は73年の巨人・堀内恒夫以来45年ぶり2人目。1試合5打点は9番としては史上最多となった。
福岡県北九州市出身。幼少時からダイエー、ソフトバンクに親しんできた。小学6年時の01年8月13日。北九州市民球場でのダイエー―西武戦の始球式に登板したこともある。「捕手が城島さんで打者が松井稼頭央さん。投手は佐久本さんで、高めでしたが、ゾーンには行きましたよ」と笑顔で記憶をたどる。球場には両親を招待。趣の違う2発で故郷に錦を飾った。
開幕から不調に苦しみ、状態が上がってきた矢先の8月5日DeNA戦で右手中指を骨折。復帰までにおよそ1カ月半を要した。借りを返すため、並々ならぬ決意で日本シリーズに臨んでいる。
「負けたけど、1点差まで迫れた。相手は嫌だったと思うし、明日につながるように、しっかり準備したい」
恐怖の9番。広島の得点はどこからでも生まれる。(桜井 克也)
《マルチ本塁打2人は史上初》安部(広)が1号ソロに2号満塁弾の活躍。日本シリーズの満塁本塁打は16年第6戦のレアード(日)以来20人目(チーム3人目)で、9番打者では史上初めてだ。また、空砲の不運は04年谷繁(中)に次ぎ2人目、満塁を含むマルチ本塁打は04年カブレラ(西)に次ぎ2人目になる。9番打者の5打点も史上最多となった。この試合では安部だけでなく同僚の鈴木も2ホーマー。日本シリーズのマルチ本塁打は15年山田(ヤ)の3本塁打を筆頭に28人、33度となったが、同一試合で2人は史上初。
《両軍合計6本塁打は2位タイ》この日の両軍合計6本塁打(広島4本、ソフトバンク2本)は、89年第7戦の7本(巨人4本、近鉄3本)に次ぐシリーズ2位タイ。広島の4本塁打も63年第7戦の巨人の5本に次ぐ記録で、84年第3戦に並ぶチーム最多記録になった。なお、この日の広島は16安打。過去のシリーズ敗戦試合の最多安打は50年第6戦松竹、56年第5戦西鉄の各15安打となっており、広島は史上最多安打の敗戦となった。
☆誠也くんも、らしいスイングが戻ってきたと見ていいと思います。
◇誠也 球団史上初の連発「簡単に勝たせたわけではない」 10/31(水) 6:00配信 スポニチアネックス
◇SMBC日本シリーズ2018第3戦 広島8―9ソフトバンク(2018年10月30日 ヤフオクD)
4番が放った球団史上初の2打席連続アーチは勝利に直結こそしなかったが「明日への道しるべ」となった。最大6点差から1点差に迫る猛追の号砲を鳴らした広島・鈴木は、敗戦後も下を向かなかった。
「最後まで諦めずに、ギリギリまで食らいついていけた。負けてしまったけど、簡単に勝たせたわけではない。あのまま負けていたら相手を勢い付かせてしまっていたと思う」
リードを3点に広げられた6回、先頭で1ボール1ストライクからミランダの外角高め直球を仕留め、日本シリーズ37打席目で自身初アーチを右翼席に運んだ。前2打席は三ゴロと空振り三振で「チェンジアップが良かったので、低めを意識しすぎてクルクルと回っていた。だから高めに目つけをした」と修正力を発揮した。
6点差に広げられた8回も先頭で加治屋の直球を弾丸ライナーで左翼ホームランテラス最前列へ。この一撃が安部の満塁弾を誘発した。9回にも右前打して3安打。4番の怖さを相手バッテリーに改めて知らしめた。
巨人とのCSファイナルSでは、第1戦で本塁打を放ちながら、安打はこの1本だけと本領発揮できず。CS突破から試合のなかった7日間にたどり着いたのは原点回帰。迎打撃コーチには「完璧を求めすぎて逆方向にもキレイに打とうとしている。レフトに強い打球を打つのが誠也の打撃だったはず」と諭された。今季放った30本塁打のうち右方向はわずか3本で強烈な左方向への打球で結果を残してきた。「振り出しやすい形を求めている」とシーズン中と変わらず打撃フォームを微調整しながら“強振”で左右に打ち分けた。
2年前の日本ハムとの日本シリーズでは、本拠地2連勝で迎えた敵地初戦から4連敗した。同じ失敗を繰り返さない。「また明日」。16安打8得点の猛攻を自信に再び鷹投手陣に襲いかかる。(河合 洋介)
☆あとは、会沢がいいつなぎをしましたね。
◇<日本シリーズ>広島・会沢が3安打放つ 10/30(火) 23:35配信 毎日新聞
○ソフトバンク9-8広島●(30日、ヤフオクドーム)
広島の会沢が3安打を放った。六回1死一、二塁では、低めの直球を人工芝の上をはうような右前適時打にしてチームの3点目を呼び「(前の打者が)チャンスを作ってくれたので、点につながってよかった」。八回は中前打で好機を広げ、続く安部の満塁本塁打につなげた。打撃では十分に役割を果たしたが、捕手としては相手にリードを許し、六、七回は2死走者なしから失点。苦い試合となった。
☆上位3人が9三振とほとんど機能しなかったにもかかわらず8点取れたのは、下位と誠也くんが頑張ったからなんですが、つまりこういう攻めができるということは、打線全体のつながりがある、と見ていい。
☆ソフトバンクは勝ちパターンを使い、しかも加治屋は炎上。こちらは勝ちパターンを温存、一岡くんも、無失点。チーム打率は、カープの方が遥かに上。
☆となるとやはり、投手陣ですね。
◇広島・野村「必死で投げたい」 日本S第4戦先発 10/31(水) 7:00配信 サンケイスポーツ
広島・野村は30日、キャッチボールなどで調整した。前日29日の投手練習では敵地のマウンドから投球し、感触を入念に確かめた。レギュラーシーズンは7勝6敗、防御率4.22と不完全燃焼に終わった右腕は「こういう舞台で投げられるのはすごくうれしい。チームが勝てるように必死で投げたい」と万全の準備で勝利を目指す。
☆野村くんのピッチングをすれば、抑えられると思います。それは3回までの九里くんが証明してる。きちんとピッチングすれば、そんなには打たれません。
◇10月31日(水)の予告先発投手
○福岡ソフトバンクホークス
東浜 巨
17試合7勝5敗 防御率3.32 WHIP1.19
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
VS (18:30 ヤフオクドーム)
○広島東洋カープ
野村 祐輔
20試合7勝6敗 防御率4.22 WHIP1.39
対H 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
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source : K.Oのカープ・ブログ。