2018年12月27日木曜日

最近のカープ、あれこれ~'18.12.26、10大トピックス・予想オーダー・課題はバッテリー。


☆さて、今年エース級の活躍をして、すっかりマスコミに登場する機会も増えた、大瀬良くん。


◇広島・大瀬良 巨人移籍の丸に恐怖心「敵になると最悪」 12/26(水) 12:27配信 デイリースポーツ

 広島・大瀬良大地投手が26日、都内ホテルで行われた「報知プロスポーツ大賞」に出席。広島から巨人にFA移籍した丸佳浩外野手に対して、恐怖心を口にした。

 今季15勝で3連覇に貢献したエース。丸が移籍を決断した際の心境を問われ、「そうですね。すごく悩んでいる姿を見ていたので…。丸さんがそう決めたなら、応援するじゃないが、来年戦えるようにと思っている。ただ、いなくなると、さみしい。ロッカーも整理されていて、さみしい」と語った。

 来季の対戦に向けては「味方なら最高の先輩。敵になると最悪…」と苦笑い。丸以外にも次々と補強する巨人についても触れ、「ジャイアンツはたくさん補強していて、すごくしんどいなあ、と」と本音も漏れた。

 ただ、エースとして引き下がる訳にはいかない。「来年以降が大事になる。それ(今年)以上の成績を残して、チームは4連覇、日本一を目指してチーム一丸となってやっていきたい」と意気込んだ。


☆我々ファンでもこれだけさびしいんですから、一緒にやっていた選手は、もっとですよね。敵になったからには、何がどうであろうと、抑えなきゃいけません。


☆で、来季こそ、日本一。


◇広島の大瀬良「来季こそ日本一」 12/26(水) 16:17配信 共同通信

 広島の大瀬良が26日、東京都内で行われた報知プロスポーツ大賞の表彰式に出席した。今季は最多勝と勝率第1位の2冠に輝いて大賞を受賞し「3年連続でリーグ優勝はできたが、最後は悔しい思いで終わった。個人では今年以上の成績を目指し、チームは来季こそ日本一」と意気込んだ。

 丸が巨人に移籍し、来季は対戦する。「対戦の中でイメージを膨らませたい。巨人は岡本君が4番にいる上に丸さんが加わって厳しい戦いにはなる」と警戒しつつも「負ける気はない。堂々と倒したい」と力強く話した。


☆ま、何せ丸が敵になったことがないもんですから(笑)、イメージは全然湧かないのですが、ま、巨人のユニホーム着てるの見たら、闘志が湧くんじゃないですかね。


☆巨人・阪神は相当補強したので要警戒ですが、ヤクルトも中日も怖いし、DeNAも同様。メンツが揃ったところは、そのシーズンは強いと思います。それはキャンプ・オープン戦を見てみないと、分かりませんね。


☆さらに、大瀬良くん。


◇広島・大瀬良、プールトレで200イニング投げる! 12/26(水) 7:00配信 サンケイスポーツ

 広島・大瀬良大地投手(27)が25日、東広島市内の野球用品店「東広島スポーツ」でサイン会と写真撮影会を実施。このオフから、水泳トレーニングを導入することを明かした。

 「持久力もそう。体が柔らかくなったり、しなやかさが出るかなと思っています」

 きっかけは、OBの黒田博樹氏に紹介されて以来、指導を受けているスポーツ上達工房「上達屋」の手塚一志代表取締役の助言だ。体が硬く、フォームのしなやかさが足りない“弱点”を克服すべく、プールトレをすすめられた。

 リーグ2位の182回を投げた今季は、15勝7敗、防御率2・62で最多勝と勝率第1位(・682)の2冠。しかし上達屋広島工房のスタッフは「今季の状態は、開幕時の3、4月と、9、10月では肩付近の筋肉が硬くなり、可動域が狭くなっていた」と指摘する。

 水中を泳ぐだけではなく、手塚氏推奨のストレッチをすることで酷使した肩の回復や可動域を広げる狙いがある。今季両リーグで巨人・菅野ただ1人、球団では2015年の前田健太(現ドジャース)以来の200投球回を掲げている右腕が、新トレで“200イニングボディー”を作り上げる。


☆いやいや、こんなところでも黒田さん、力になってくれてるんですね。


☆で、今年良かったからよかったよかった、ではなく、さらなる飛躍を求めているあたり、来季も大瀬良くんには期待できるかなと。


☆この人も、大瀬良くんに負けてほしくない。


◇カープ・九里 決め球「パワーカーブ」習得へ 縦に鋭く落ちる新球にトライ 12/26(水) 9:00配信 デイリースポーツ

 デイリースポーツ主催「広島東洋カープ リーグ3連覇記念パーティー」がこのほど、広島市のオリエンタルホテル広島で行われた。広島・大瀬良大地投手(27)と九里亜蓮投手(27)の同級生コンビがゲストとして登場し、約230人の参加者を沸かせた。

 プロ初の2桁勝利へ、九里が新たなウイニングショットの習得に意欲を燃やした。シュート、スライダー、チェンジアップなど多彩な球種を操る中、今オフはパワーカーブに挑戦する。「しっかり腕を振って投げたい。もともと三振を取るタイプではない。打者のタイミングをずらして打ち取るために、そういう球があっていい」。カウント球だけでなく、決め球として投球の幅を広げるつもりだ。

 今秋の日本シリーズと日米野球からヒントを得た。ソフトバンク石川、日本ハム上沢のカーブを見て「すごく有効な球だと思った。ああいう球を投げられたら」と向上心に火が付いた。球速は通常のカーブより5~10キロ速い115~120キロをイメージ、縦に鋭く落ちる軌道が理想だ。来春のキャンプでも直球の精度向上と並行して新球にトライ。「少ない球数の中で、集中してしっかり投げたい」と意気込んだ。

 今季は24試合に登板し、8勝4敗、防御率4・26。リーグ優勝を決めた大一番で快投するなど、飛躍の1年を過ごした。パーティーの壇上では「僕自身、今まで2桁勝利したことがないですし、規定投球回数も達したことがないので、そこを目標に頑張りたい」と決意表明した。持ち味の緩急自在の投球術に磨きをかけ、先発で19年シーズンを完走する。


☆来季はうまく行けば開幕からローテを任されるはず。シーズン終盤のピッチングができれば、2桁はもちろん、日本一も見えてきます。エース級以外のピッチャーがどれだけ出てくるかも、日本一へのポイントですからね。


☆で、何気にこの人も、期待。


◇広島・床田、ジョンソンと左腕2本柱!開幕ローテ「僕がつかむ」 12/26(水) 6:00配信 スポニチアネックス

 広島・床田寛樹投手(23)は、ジョンソンと先発左腕の2本柱結成を見据えた。昨年7月の左肘のトミー・ジョン手術から支えてくれた球団への感謝を伝える覚悟を示したもの。患部の経過も順調で、手術前よりも直球、変化球ともに進化している。春季キャンプから全開で、開幕ローテーション入りへの猛アピールを仕掛ける。

 もう、左腕不足とは言わせない。近年、先発ローテーションを担った先発左腕は、ジョンソンだけ。チームの課題を克服するべく、床田の言葉には自然と力がこもった。

 「僕が出られれば、左はジョンソンだけとは言われない。誰かが必要なのであれば、それは僕がつかむ。表と裏で2枚いればチームとしても違うだろうし、あわよくば、ジョンソンよりも上に行きたいと思っている」

 見え隠れする自信とともに、感謝の思いが原動力にもなっている。昨年7月に左肘をトミー・ジョン手術した直後、球団のトレーナー3人が渡米して最先端の知識を持ち帰った。投球練習を再開すると、徐々に感覚を戻させようと2軍の大野練習場には傾斜の緩いブルペンまで新設された。「本当に大事にしてくれた。チームの力にならないと、そういうことをしてくれた意味がなくなってしまう」と、結果で恩返しする覚悟だ。

 手術前より進化した実感もある。8月に実戦復帰してから2軍戦8試合で、防御率2・25と抜群の安定感をみせた。要因はリハビリ期間の地道なトレーニング。「真っすぐが強くなった。ツーシームもよくなってきた。これが1軍の打者に通用するのか試したい」とアピール機会を待ち望んでいる。

 気温の下がるオフ期間も投球練習を行ってきた。「キャンプインからブルペンに入れるように肩を作っていきたい」と準備も問題なし。「ブルペンでアピールできるタイプの投手ではないので、実戦で抑えてアピールするしかない。ルーキーみたいに一からローテーションを取りに行きます」と言ってすぐ、「絶対に!」と付け加えた。鈴木、薮田、野間……と赤ヘルに毎年のように現れる強力な“新戦力”。来季、その役割を床田が担っても驚かない。(河合 洋介)


☆いやいや、大きく出ましたな。本人にも相当手応えがあるんでしょう。復帰してからのファームでのピッチングは、復活を期待させるに十分な内容だったようです。


☆ルーキーイヤーにもいきなりローテに入りましたし、スカウト・首脳陣の評価は高いんでしょうね。ローテ争いは、かなり熾烈なものになりそうです。


☆その、スカウトさんの話。


◇スカウトの宿命、小園海斗と田中広輔に相反する思い 12/26(水) 10:00配信 日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 ひな壇の松田オーナーの隣に、担当したドラフト1位の小園海斗内野手が座っていた。スカウトにとって、早くから目をつけていた素材を獲得した喜びは何物にも代え難い。「この瞬間を夢見てきたんです。報徳に入ったときからプロに行く素材だった。恐ろしいくらい、想定通りなんです」と語った。

 鞘師スカウトも報徳学園出身。だから余計に思い入れが強かった。「報徳の泥臭い野球、体に当てて止めるみたいな野球に、あまり染まってほしくなかった。華があるプレーを磨いてほしいと思っていた」。願い通りに小園は成長し、基本がしっかりした上に華があるという、高校NO・1遊撃手となった。いずれレギュラー田中広を脅かす存在に、と期待している。

 ところが鞘師スカウトにとっては、少々複雑な思いもある。田中広は東海大の後輩。スカウトとして担当はしなかったが、いつも目をかけてきた。「(田中)広輔には粘れるだけ粘ってほしい。小園もがんばってほしい」。相反する思いは、スカウトの宿命か。年が明けるとまた、新しい選手を取りにいく。【広島担当 村野森】


☆いやいや考えてみれば、例えば即戦力の選手を指名したとすれば、それは今1軍にいる選手を脅かす存在になる訳で。もちろん競争になることはいいことなのですが、競争に負けた選手がファームに行ったり、毎年何人かは必ず戦力外になる訳で、スカウトとしては、複雑な心境なんでしょうね。


☆で、FAで出ていく、なんてこともある訳で。


◇広島 “打てる正捕手”会沢が丸の穴埋める 12/26(水) 16:33配信 東スポWeb

【赤ペン!!赤坂英一】「来季、広島で3番・丸の穴を埋めるのは会沢ではないか」――。他球団の首脳陣から、今季の躍進著しい赤ヘルの正捕手を警戒する声が聞かれる。今季は自己最多タイの106試合に出場、打率3割5厘、42打点、球団の捕手として史上最多の13本塁打をマーク。4200万円増の9200万円(推定)を勝ち取った契約更改では自分の主張だけでなく、選手会長として「選手の声を球団に伝えた」と、中心選手としての自覚も十分だ。

 今年までソフトバンクのヘッドコーチを務め、交流戦と日本シリーズで広島と戦ったOB・達川光男氏もこう絶賛する。「いまの会沢はセで一番の捕手じゃ。総合力では12球団トップと言うてもええかもしれん。年齢的にも30歳で、いろんな経験を積んどるし、捕手としては今が旬。まさに脂が乗りきっとる。その上、あれだけの打撃力を持っとるんじゃからな」

 達川氏が言うように、会沢のパンチ力は二軍での下積み時代から折り紙付き。石原、倉に次ぐ3番手捕手だった2012年には、ベンチに置くのはもったいないからと、野村前監督に外野にコンバートされそうになったこともあったほどだ。

 来季、丸の抜けた3番を打ちそうなのは、実績からいえば松山、バティスタ。伸びしろを買うとすれば、今季自己最多の447打席に立ち、打率2割8分6厘、5本塁打、46打点を挙げた野間。首脳陣には、今季25試合で1番を打った経験を生かすため、「来季は野間を1番に固定して、1番だった田中を3番に格上げする手もある」との意見もあるという。

 あるセ球団のコーチも広島の“丸抜き19年型打線”を警戒している。「田中を丸に代わって3番に入れるのなら、会沢が5番に据えられる可能性もある。そうすると、松山、バティスタら一発のある打者を下位のポイントゲッターにできる。“恐怖の6~7番”ですよ。これで8番あたりに安部や西川が入ったら、長打もあるし、つなぎもできる。相手にとっては実に嫌な打線になる」

 広島では巨人に移籍した丸に続き、菊池涼も先日、来オフにもポスティングでメジャーに移籍したいと球団に直訴した。が、来年に限れば、チームの地力ではまだまだ巨人に引けを取らない。4連覇する可能性も十分ある、と私は思う。そのカギを握っているのが“打てる正捕手”会沢なのだ。

 あかさか・えいいち 1963年、広島県出身。法政大卒。毎週金曜朝8時、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」出演中。「最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生」(講談社)などノンフィクション増補改訂版が電子書籍で発売中。「失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち」(同)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。ほかに「すごい!広島カープ」(PHP文庫)など。日本文藝家協会会員。


☆ま、キャッチャーなんで、打順は下位の方がいいと思いますが、下位打線がどれだけ機能するかは、日本一のカギを握る、と言っていい。ソフトバンクも日本シリーズでは、明石がフランスアから同点ホームランを打ったり、甲斐が「甲斐キャノン」を炸裂させたりと、どこからでも点を取れる打線は、相手ピッチャーに大きなプレッシャーとなるんですよね。




☆さて、年末ということで、チームに関する記事が増えている訳ですが、まずはデータから見る、今年の課題。


◇広島V4へ課題はバッテリー強化/データ連載 12/26(水) 7:52配信 日刊スポーツ

<データで見る18年:広島編>

 広島は3年連続9度目のリーグ優勝。巨人以外のチームでは、初めてセ・リーグ3連覇を達成した。4連覇への課題はバッテリー強化。失点が16年497点→17年540点→18年651点と増え続け、盗塁阻止率も16年2割7分5厘→17年2割4分4厘→18年1割9分2厘と年々悪化。60年以降、セ・リーグで阻止率1割台は8度目となり、広島は初めてだ。

 セ・リーグで10盗塁以上許した投手は9人いたが、そのうち広島勢がジョンソン20盗塁、野村11盗塁、岡田10盗塁の3人。広島で2桁盗塁を許した投手が3人は01年以来だった。


☆これは、カープが強くなって、各球団とも対策を練るようになったことが大きいと思います。内角を果敢に突くピッチングも読まれてきたんだろうし、また足を使った攻撃には足で対抗する。


☆で、課題があるからには原因がある訳で、まずはそこからですね。そこをしっかり吟味して、対策はそれからだと思います。


☆お次は、年末らしく、10大トピックス。


◇2018広島東洋カープ10大トピックス 12/26(水) 11:04配信 週刊ベースボールONLINE

 2018年も間もなく終わるが、ここで編集部が独断で選んだ今年の広島東洋カープ10大トピックスを見ていこう。

1位「球団史上初のリーグ3連覇」

 4月24日に首位に立つと、以降はその座を譲らず。独走でペナントレースを制し、球団史上初のリーグ3連覇。

2位「新井貴浩が現役を引退」

 チームの精神的支柱であり、2016年MVPの新井貴浩がついに引退。20年の現役生活にピリオドを打った。

3位「丸佳浩が2年連続MVP」

 丸佳浩が打率.306、39本塁打、97打点、130四球、出塁率.468で2年連続MVPに選ばれた。ただ、シーズン後にはFA宣言し、巨人へ移籍。

4位「大瀬良大地が2冠を獲得」

 大瀬良大地が15勝7敗、勝率.682で最多勝利と勝率第一位の2冠を獲得。防御率は2.62で3位。

5位「フランスアが月間登板最多タイ」

 フランスアが8月に日本最多記録に並ぶ月間18試合に登板。この月の月間防御率は何と0.51だった。

6位「丸と誠也の連弾で逆転サヨナラ」

 8月23日のヤクルト戦(マツダ広島)、9回裏に丸佳浩の3ランで追いつくと、鈴木誠也が連続弾でサヨナラ勝ち。

7位「西日本豪雨で3連戦中止に」

 7月6日以降に西日本を襲った豪雨により、地元・広島に甚大な被害が出たことを受け、9~11日の阪神戦が中止に。

8位「若手の成長で戦力充実」

 前半に故障者が出るなどしたが、野手では野間峻祥や西川龍馬、投手ではアドゥワ誠やフランスアが出てカバー。

9位「ジョンソンが外国人連勝球団新」

 ジョンソンが5月中旬から8月末にかけて8連勝。球団の外国人の同一シーズン連勝記録を更新。

10位「メヒアがウエスタン4冠」

 メヒアがウエスタン・リーグで打率.337、本塁打20、打点59で三冠王。さらに出塁率.397もトップで「4冠」を獲得。


☆9位は知りませんでしたね。ピッチャーではフランスア・アドゥワくんが出てきたのは大きかったし、野手では野間くんですかね。


☆ただ、もっと若手には出てきてほしい、というのはあります。ピッチャーは高橋昂くん、藤井皓くん、長井くんあたりはもっとできただろうし、薮田も結局うまくいかなかった。また野手は丸が抜けますから、新しい戦力の台頭は必須。下水流、高橋大くんあたりは、目の色を変えてほしいですね。


☆お次は、来季の予想オーダー。


◇【広島2019年予想オーダー】レフトと三番打者を巡る争いが焦点 12/26(水) 11:07配信 週刊ベースボールONLINE

【2019広島予想オーダー】
1(遊)△田中広輔
2(二) 菊池涼介
3(左)△西川龍馬
4(右) 鈴木誠也
5(一)△松山竜平
6(中)△野間峻祥
7(三)△安部友裕
8(捕) 會澤翼
9(投) ――

[その他の主な野手]
(捕) 石原慶幸
(捕) 磯村嘉孝
(内) 小窪哲也
(外) メヒア
(外) バティスタ
(外) 下水流昂
※△は左打ち

 2017、18年と2年連続MVPの丸佳浩がFAで流出。4連覇へは、「丸の穴」をどれだけ埋められるかがすべてと言っていい。

 19年は、野間峻祥がセンターに回り、レフトは外野コンバート計画が本格化する西川龍馬、メヒア、坂倉将吾、そしてバティスタらによる定位置争いが勃発することになる。

 中でも期待が高いのが、18年に規定打席未満ながら打率.309の西川だ。打撃センスに足もあり、早く外野守備に慣れて打撃に集中できれば、三番にハマる可能性も十分だ。対抗は18年ウエスタン・リーグ4冠王のメヒア。守備はやや不安だが、一軍に慣れれば三番も打てるポテンシャルを秘める。また18年に25本塁打のバティスタの長打も魅力。西川と外国人勢のツープラトーンや、調子を見ながらの起用もあり得る。

 焦点の三番打者は、西川かメヒアがハマるのが理想形だが、それだけの結果が残せない場合は、松山竜平を上げることになるか。そのときは會澤翼の五番も有力だか、できれば18年の下位打線の形は崩したくないところだ。また、17年の3割打者の安部友裕も復活できれば三番候補、野間が高打率を残すようなら、田中広輔を巻き込んでの一番、三番の再編も。二番の菊池涼介、四番の鈴木誠也以外は「レギュラー全員が三番候補」だが、誰が打つにせよ、三番打者が丸同様とは言わずとも、他球団の三番とそん色ない成績を残さないことには、4連覇は見えてこない。


☆ま、カープの3番は丸しか適任がいなかった訳で、丸を越える、となると、これはちょっと難しい。新しい3番バッターを置くことによって、「新たな打線」にする必要があります。基本的には出塁率の方に重点を置いた「つなぎの3番」という感じでしょうか。1・2番が出塁した場合、ランナーを置いての打席、ということになるのですが、そこでの状況に応じたバッティングが求められると思います。ですから、相当頭を使わなきゃならない。単に打って返すとか、そういうことではうまくつながっていかないと思います。


☆さてその丸が抜けて、誰がカープにやって来るのか。


◇広島“救援左腕”狙い 人的補償に浮上する巨人若手2人の名前 12/26(水) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL

 先週20日、巨人はFAで炭谷を獲得した人的補償として、西武に内海を取られた。元エースの流出劇に球界は騒然。ネット上には巨人への批判があふれ返っている。

 巨人の上層部はピリピリモード。広島からFAで丸を獲得しているため、広島にも人的補償を求められそうだからである。「28人」のプロテクトリストは、12日までに提出済み。が、広島から返事は届いていない。広島の鈴木球団本部長は「(内海は)対象選手ではなかった」と明かし、結論が年明けになる可能性を示唆している。タイムリミットは来年1月19日。まだ時間は残されている。

■36歳の内海獲得はあえて見送る

 指名されるのは誰か。広島の球団内に情報統制が敷かれる中、2人の名前が浮上した。「左の若い救援投手が指名されるでしょう」とは、広島のさる球団関係者だ。

「広島は、近年ずっといわれてきた左の中継ぎ投手が補強ポイント。今年5月に育成のフランスアが支配下登録され、その後、馬車馬のようにフル回転した。他に勝ち試合を任せられる左投手がいないため、依存度が強まってしまった。36歳の内海獲得はあえて見送っていることから、まだ若くて能力の高い投手が狙い。リストから外れていれば、戸根か中川あたりが指名される可能性が高い」

 4年目の戸根千明(26)は今季、左肘を痛めて約4カ月間のリハビリ生活を余儀なくされ、プロ4年目で初の一軍登板なしに終わった。ただ、すでに故障は癒え、二軍では計14試合で防御率2.02の成績を残した。2015年には46試合、16年は42試合に登板している。

 3年目の中川皓太(24)は今季30試合に登板し、1勝1セーブ。防御率は5.02だった。

「特に戸根は14年のドラフト前日の会議で映像を見て気に入った原監督が、山口鉄也の後釜候補として評価。急きょ2位指名が決まった経緯がある。いわば“原派”の投手ですが、島根・石見智翠館高出身でご当地選手でもあり、広島の評価も高い」(球界関係者)

 巨人陣営はヤキモキしながら年の瀬を迎えることになりそうだ。


☆戸根はケガが治っていて、カープというチームに馴染めば、かなりやってくれそう。カープが左腕不足というのは巨人も分かってますから、中川・池田あたりはプロテクトされるかも知れませんが、戸根は外れるかも知れませんね。


☆右腕では、谷岡がプロテクトされていれば、桜井かなぁ。使えばそこそこやると思うんですけどね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。