2018年12月3日月曜日

FA丸は讀賣へ。獲得失敗も、ロッテ球団は本気を見せた

広島からFA宣言した丸の讀賣入団が決定。残念ながら振られてしまいました。


ロッテ「残念…」井口監督に丸本人から断りの直電(ニッカン)
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した丸佳浩外野手(29)が11月30日、巨人移籍を表明した。

ロッテ林信平球団本部長(57)は30日、獲得を目指していた丸から断りの連絡があったことを明かした。この日の朝、丸の代理人から電話があった。井口監督にも本人から連絡が来たという。

林球団本部長は「残念ですが、全力を尽くしたのでしようがない。野球界の宝として今後も活躍してもらえたら」とエールを送った。丸とは11月22日に都内で交渉を行った。球団幹部がそろって同席し、6年総額25億円規模の契約と井口監督の背番号「6」を提示。地元・千葉出身でもあり、将来的な幹部候補として迎え入れるべく返答を待っていた。


ロッテ「全力尽くしたのでしようがない」丸から断り(ニッカン)
ロッテ林信平球団本部長(57)は30日、広島からFA宣言し、獲得を目指していた丸佳浩外野手(29)から断りの連絡があったことを明かした。

この日の午前9時半ころ、丸の代理人から交渉窓口の松本編成部長に電話があった。また丸本人から井口資仁監督(43)にも、直接連絡が来たという。

林球団本部長は「残念ですが、断りの連絡をいただきました。他球団に行くことに決めましたという趣旨だった。全力を尽くしたのでしようがない。彼には野球界の宝として今後も活躍してくれれば。ご本人も熟考したことだと思いますし、決めた以上はその選択が良かったものとして応援したい。ただ試合をする時はしっかり戦わないといけないですけどね」と話した。

丸とは22日に都内で交渉を行い、林球団本部長のほか井口監督、山室晋也球団社長ら球団幹部がそろって同席。6年総額25億円規模の契約と、井口監督が付けている背番号「6」を提示した。戦力として、若手選手を引っ張る精神的支柱として、そして地元・千葉の出身選手としていかに丸を必要としているか、熱意を伝えて返答を待っていた。(金額は推定)



ロッテ ダブルショック…丸に加え“A・ロッド”も所属先決定(スポニチ)
 ロッテの林信平球団本部長は、丸サイドから断りの連絡が入り「全力を尽くしましたが、彼の選択だから仕方がないです」と残念がった。6年契約24億円超に背番号6など、球団としては破格な条件をそろえたが、心は動かせなかった。
 ただ、これにより、思わぬ誤算が出てしまった。秋季キャンプ中にテストしていた「A・ロッド」ことアデルリン・ロドリゲス内野手は丸との交渉次第と保留していた間に来季の所属先が決定。今季はオリオールズ傘下の2Aでリーグ3位の23本塁打、92打点で「打率も残せそう」と井口監督も期待をしていただけに、ショックは少なからずありそうだ。


アデルリン・ロドリゲスへの返事を保留しているうちに逃げられてしまった形となりましたが、30歳手前で3Aにも昇格できない選手に過度な期待はできません。
もっとちゃんとした外国人選手を獲得すればいいです。

丸獲得ならずもロッテが示した本気度、その裏に黒字経営と“ZOZO”(スポニチ)
敗れはしたが、健闘をたたえる声が大きかったように思う。広島からフリーエージェント(FA)宣言した丸佳浩外野手の争奪戦にロッテが参戦し、球団としては破格と言える条件を出すなど、本気度は取材している側にも伝わってきた。
 「あると思ったんだけど。残念だった」と交渉の席に同席した山室晋也球団社長は本気で悔しがっていた。

 6年総額24億円超の破格とも言える条件提示はロッテの常識を覆した。「5、6億円の黒字は出る」と山室社長。球団創設50年目にして、初の黒字経営になったことは資金繰りに成功した一因だったことは間違いない。

 球団幹部が一様に口をそろえたのは「本社の完全バックアップ」だった。これまでの球団経営は赤字を補てんする本社にはそれ以上の要望はしにくかった。だが、初の黒字化により、赤字の穴埋めではなく純粋に補強費の補助を申し出ることに負い目がなくなった。

 また、あの「騒動」も好影響を及ぼしたと思う。前沢友作社長率いる「ZOZO」の球界参入構想だ。本拠地ZOZOマリンの命名権を保有していることなどから、買収相手はロッテだという世論が独り歩きしていた。

 もともとロッテは補強費を使わないイメージが強くあったが、ロッテ本社は連結売上高は6兆円を超える大企業。球界の親会社で比較すれば売上高8兆9000億円を超えるのソフトバンクグループとも遜色ない。だが、それが勢いのある新興企業トップの発言で勝手に買収の「対象」にされたのだ。プライドは完全に傷ついた。

 「その影響もあると思います」と球団関係者も「ZOZO」の動向が一因だと推測する。チームは外国人補強も例年以上に力を入れ、調査中。「ZOZO球団」の見通しは聞こえてこないが、彼らの起こしたムーブメントは確実にロッテの結束力を高くし、チーム力向上に一役買った。


球団がこれまでにないほどやる気を見せたのは事実。
丸の件は残念でしたが、チームを強くするための投資を今後も惜しまず行ってほしいです。

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source : マリンブルーの風