2019年1月1日火曜日

最近のカープ、あれこれ~'18.12.31、カープ一丸・セリーグ10大ニュース・衣笠祥雄【後編】。


☆さて、今年最後の「K.Oのカープ・ブログ」(って例によってもう明けてますが(笑))、まずは、西川くん。


◇カープ・西川 2軍落ちしながらキャリアハイの今季をブログで振り返る 12/31(月) 16:36配信 デイリースポーツ

 広島・西川龍馬内野手(24)が31日、公式ブログを更新し、2018年を振り返った。

 今季は規定打席不足ながら自己最高の打率・309。セ・リーグ全5球団から3割以上の数字を残した。6本塁打、46打点もキャリアハイで3連覇に貢献。しかし、開幕当初は打撃不振で2軍落ちも経験した。ブログで「今年は嬉しい思いも悔しい思いも両方経験した一年となりました」と振り返った。

 秋季キャンプでは本格的に外野の練習も開始。2年連続MVPを獲得した丸が巨人にFA移籍したことで外野陣の層が薄くなっている。それだけに内外野が守れるユーティリティープレーヤーとして期待も大きい。「来年はもっとチームの役に立って、喜び一杯の一年にしたいと思います」と2019年への覚悟をつづった。

 4連覇の期待がかかるチームにおいて西川の成長は必要不可欠。「引き続き温かいご声援をよろしくお願いします。寒い日が続きますが、体調に気を付けて良いお年をお迎え下さい」とファンへのメッセージでしめていた。


☆西川くんの、月別成績。


【西川 2018年 月別成績】
月  打率 打 安 本 点
3月 .---- 0 0 0 0
4月 .118 17 2 0 2
5月 .500 16 8 0 5
6月 .282 71 20 2 8
7月 .315 54 17 1 9
8月 .337 92 31 2 12
9月 .307 75 23 1 10
10月 .000 2 0 0 0


☆4月は絶不調も、5月から打ち出し、最終的にも3割をマーク。絶不調の時は、バットに当たる気すらしませんでしたからね(笑)。守備でもいろいろありましたから、来年は日本一に貢献して、いい1年にしてほしいですね。


☆お次は、誠也くん。


◇広島鈴木誠也、右足の状態次第で「内川塾」再入門も 2018年12月31日7時44分 日刊スポーツ

 広島鈴木が「内川塾」に再入門する可能性が出てきた。

 16年1月からソフトバンク内川との合同自主トレを続けてきたが、昨オフは右足首骨折の影響で参加を断念した経緯がある。11月に患部を固定していたボルトを抜き「迷惑をかけたくないので、リハビリ次第」という状態。経過がよければ参加の見込みだ。


☆無理は禁物ですが、今シーズンも途中でバッティングではいろいろ悩みましたから、ということは裏を返せばまだまだ成長の余地があるということ。誠也くん自身も、そう思ってるんだと思います。


☆お次は、メヒア。


◇広島2軍4冠メヒアに3度目ドミニカンブレーク気配 12/31(月) 10:19配信 日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/2019年担当記者イチオシ選手:広島編>

 二度あることは三度ある!? 3連覇の広島ではアカデミー出身のドミニカ人選手のブレークが続いている。

 一昨年はバティスタ、昨年はフランスアが台頭した。迎える2019年、彼らに続くのはアレハンドロ・メヒア内野手(25)しかいない。

 メヒアはバティスタと同じ15年秋に来日し、16年に育成契約を結び、17年に支配下選手登録された。一気にレギュラー格となった同僚を横目に、2軍を主戦場としてきた。ただ2軍では今季、最高出塁率を含め、打撃4冠。ブレークのきっかけをつかんだ。

 課題はメンタル強化にある。1軍で出場機会を増やした18年終盤、緒方監督も東出打撃コーチも「今、チームで一番振れている」と口をそろえ評価していた。だが、試合では気持ちもバットも空回り。結果を求める思いと焦りからか、練習のような打撃ができず、結果も残せなかった。

 1軍登録されているドミニカ人選手でただ1人、日本に残り、今秋キャンプに参加。外野に挑戦する意欲も見せた。すでに広島には7人の外国人選手が在籍。4枠の外国人争いは激しいが、2年間プレーして積み重ねてきた経験と自信で課題を克服し、風穴を空けたい。狙うは3年連続のドミニカン大ブレーク。「来年は今年よりもっと打ちたい。やれる自信はあるよ」。誰よりも、メヒアが3年目の正直を信じている。【広島担当 前原淳】


☆これはメヒアに限ったことではありませんが、高めのつり球、外に逃げるボール、落ちるボールに手を出していては、打席は作れないんですよね。で、そういうボールに手を出すバッターというのは、要は打ちたい訳で、それを我慢することが結果的には打てることにつながる、という心構えが必要。


☆ボールを見極められたら、ピッチャーはゾーンに投げなきゃいけなくなる。そこを狙えるようになれば、自分のバッティングを生かせます。




☆さて、1軍投手コーチに就任した、佐々岡コーチ。


◇佐々岡コーチ一軍加入でカープ一丸 大下剛史氏「ムード作りにうってつけの人材」 12/31(月) 11:15配信 東スポWeb

【大下剛史 熱血球論:広島リーグ4連覇への道(中)】カープが「黄金期」と言われるのは、球団初のセ・リーグ3連覇を成し遂げたことに加え、それを支えた中心選手が若く伸びしろもあるからだ。レギュラークラスの野手で言うなら松山の33歳が上の部類で選手会長を務める主戦捕手の会沢が30歳。田中、菊池、安部が来年30歳となる学年で、その下に来月末26歳になる野間、現在24歳で同い年の鈴木、西川が続く。

 選手たちは練習もよくするし、着実に力をつけてきた。「3連覇」の金字塔を打ち立てた自負もあるだろう。ただ、彼らがのびのびとプレーできたのは「新井」という精神的支柱があったからこそ。その代わりがいないということは前回も書いたとおりだ。

 年齢や実績、さらに試合に出続けられるという点で言うと、新リーダーの適任者は会沢だろう。一昨年のオフから新井と護摩行をともにするなど“新井イズム”も間近で学んできた。2年連続で106試合に出場し、いずれもベストナインに選ばれた。「ポスト新井」となると荷は重いかもしれないが、菊池や田中をはじめ頼もしい後輩がたくさんいる。首脳陣が誰を新リーダーに指名するか分からないが、いずれにせよ試行錯誤しながらやるしかない。

 ただ、明るい材料もある。ペナントレースを戦う上で一番難しいのは、緊張感を保ちつつも和やかでチーム一丸となれるムード作りだが、先の秋季キャンプから打ってつけの人材が一軍に加わった。これまで4年間にわたって二軍で若手育成に尽力してきた佐々岡真司投手コーチだ。

 ファンの皆さんならご存知だろうが、性格は明るく天真爛漫。小さなことは気にしない太っ腹な男で、年下のスタッフなどからは親しみを込めて「社長」と呼ばれることもある。現役時代には嫌な顔一つせず、先発や抑えとフル回転。リーグ優勝した1991年には17勝9敗、防御率2・44で最多勝、最優秀防御率、ベストナイン、MVP、沢村賞などのタイトルに輝いた。二軍投手コーチとして十分な下積みも経験しており、選手からも一目置かれている。

 本業の一軍投手コーチとしても責任重大ではあるが、球団から期待されている役割はそれだけではないはず。投手への指導だけでなく、チーム全体にどう影響を与えるかにも注目したい。

=つづく=

(本紙専属評論家)


☆いやいや、選手としての実績も十分、ベンチでも、存在感があるでしょうな。ベテランや年配の人にしか出せない味、役割というのはありますから、佐々岡コーチはそういう意味でも重要な存在になるかも知れません。


☆さらに、大下さん。


◇大下剛史氏 広島リーグ4連覇へ心配なのは“マンネリ化” 12/31(月) 16:45配信 東スポWeb

【大下剛史 熱血球論:広島リーグ4連覇への道(下)】今さらながらに大きいのは、丸の巨人移籍だ。FA権は個人の権利であり、とやかく言うつもりもないが、丸の抜けた穴は埋めようもないほど大きい。

 今季は故障で約1か月ほど戦線離脱したが、打率3割6厘で、ともに自己最多となる39本塁打、97打点。130四球の数字が示すように選球眼も良く、自身初の最高出塁率のタイトルを獲得し、球団初の2年連続MVPにも輝いた。簡単に代わりは務まらないし、これほどの選手は一朝一夕に育つものでもない。

 同学年のタナキクマルの3人にあっては長男的存在で、派手さはなくても黙々と練習に打ち込む姿勢は若手にも好影響を与えていた。先の秋季キャンプでは内野手の西川にメヒア、捕手の坂倉も外野の守備練習に取り組んでいたが、丸の抜けた穴の大きさはシーズンが進むに連れて痛感するのではないだろうか。

 さらに心配なのが、気の緩みだ。選手たちもことあるごとに「リーグ4連覇」や「日本一」と口にしているが、球団初のリーグ3連覇を成し遂げた達成感は絶対にある。「俺たちはやったんだ」という自信や自負もあるだろう。どんなに強い人間だって、一息つきたい衝動に駆られるものだ。

 緒方孝市監督は来季で就任5年目となる。見事な手綱さばきでチームを3連覇に導いたが、一方でマンネリ化するころでもある。過去には1946年から23年にわたって南海を率いた鶴岡一人さんを筆頭に、巨人をV9に導いた川上哲治さん、ダイエー、ソフトバンクで黄金期を築いた王貞治さんの14年と長期政権になった例はある。ただ、5年目というのは節目になる年であり、マンネリからの脱却はたやすいことではない。

 一つには、厳しい練習を科して引き締めるという手法もある。しかし、これにはオーバーワークによる故障や、自信を持った選手たちがこれまで通りついてきてくれるのかという不安も伴う。

 ファンは当然のようにリーグ4連覇を期待しているし、してくれるものだと信じている。来年は緒方監督にとって、就任以来もっとも舵取りの難しいシーズンになるかもしれない。 =おわり=

(本紙専属評論家)


☆いやいや、今年も十分難しい年で、過去3年間では一番しんどいシーズンだったと思うのですが、終わってみれば2位に7ゲーム差をつけてのリーグ優勝。丸の抜けた穴は確かに大きいのですが、それはバッティングよりもむしろ、チームの中での存在として、という方。


◇落合博満氏、丸移籍の広島は「大丈夫」 巨人の大型補強に疑問「外野は誰使うの?」 12/31(月) 15:33配信 スポニチアネックス

 野球評論家の落合博満氏(64)が30日深夜、MBSテレビ「オールザッツ 戦え!スポーツ内閣」(深夜0・40)に出演。2018年のプロ野球を“オレ流”に総括し、「落合アワード」を発表した。

 落合氏は今季を振り返り、印象に残った選手を「落合アワード」に選出。打者部門は荒木雅博内野手(41)、投手部門に岩瀬仁紀投手(44)とともに今季限りで現役引退した自身の教え子を選び、「来年は見れないですから」としみじみと語った。

 監督部門ではリーグ3連覇を果たした広島の緒方孝市監督(50)を選出。「日本シリーズで優勝させてやりたい。クライマックスシリーズがなければ、3回、(日本シリーズを)戦えたんだけども」と語り、リーグMVPにも輝いた丸佳浩外野手(29)が巨人にFA移籍したことを心配する声は「大丈夫じゃないですか」と一笑に付した。

 続けて、大型補強を敢行した巨人については「何で皆、足し算ばかりするの。来年、巨人の外野は誰を使うの?丸が入るってことは誰かが外れる。ゲレーロを使うのか、亀井なのか、長野なのか。あとは若い選手なのか。炭谷はいったい何試合マスクかぶるの?全てがプラスになるわけではないから」と持論を展開。重みのある言葉に巨人ファンで知られる「ブラックマヨネーズ」小杉竜一(45)は「じゃあ、あと誰を獲ったらええんやろ」と戸惑っていた。


☆えーっとですね、過去3年間に限って言えば、カープはリーグ3連覇、巨人は一度も優勝できてない。その差はどこにあるかと言うと、一言で言うと「チーム作り」なんですね。例えば巨人は去年陽を獲りましたが、丸を獲ったということは、陽は「どうしてもほしい選手」ではなかった、ということ。いわんや重信や立岡や橋本到をレギュラーで使うつもりもない、育てるつもりもない、ということ。


☆一方、丸が抜けたからといって補強をする、というのが愚策なのは、1つはカープ自体が補強で強くなったチームではないということ、そしてそもそも丸は、自前で育てた選手だということ。丸が抜けたからといって補強をするようでは、丸のような選手は育たない訳で、競争も起こらない訳です。


☆一方の、巨人。


◇巨人の「巨大補強」が早くも失敗に終わるとささやかれる理由 12/31(月) 12:19配信 Wedge

 巨人の巨大補強がとにかく凄まじい。今オフ、あちこちから選手を獲得しまくってストーブリーグを席巻している。あくまでもメディアで報じられるのは「推定」なので断言はできないが、補強総額は60億円を超えているとの見解まであるほど。ここ数年、まるで勢いも元気もなかったジャイアンツだけにG党としては「来季こそV間違いなし」と期待に胸を膨らませていることだろう。

 その並み居る新戦力の中で筆頭は何と言っても広島から国内FA権を行使した丸佳浩外野手だ。2年連続でセ・リーグMVPに輝くなどチームを球団史上初となる3連覇へと導いた文句なしの立役者。ノドから手が出るほどに欲しかった左の大砲はチームにとって補強ポイントであり、これ以上ない選手がそのピースとして加わることになった。そして近年はまるで歯が立たずに辛酸を舐めさせられ続けてきたカープの心臓部とも言える主軸の選手を強奪し、天敵の戦力を大幅にダウンさせた点も大きい。全権監督として補強を含めた編成面でも水面下で陣頭指揮を執っていた原辰徳監督はさぞかしご満悦のはずだ。

 しかし過度な期待ばかりをかけてしまってホントに大丈夫なのか。「やるぞ」「すごいぞ」ばかりのメディア批評に辟易している人もきっと多いだろう。だから実際にささやかれている点もまじえ、あえて大いにケチをつけてみたい。

 うがった見方をあえてすれば、丸はここまで広島一筋でプロ生活を送ってきた選手だ。ここ数年のカープブームによって行く先々で大声援を受けながらスポットライトを浴びせられるようになったものの、その注目度はジャイアンツと比較すれば雲泥の差である。しかも広島の地元メディアは出入り禁止になることを恐れるが余り、松田元オーナーの顔色を伺いながらほとんど批判的なことを報じない「オール与党」。もちろんカープは12球団の中でも厳しい練習を積むことで有名だが、野球のプレーをする上ではミスをしたり、少々のスランプが続いたりしてもメディアやファンが比較的優しかったので非常に戦いやすい球団だったはずだ。しかもカープは巨人のように地元だけでなく全国レベルのメディアや野球ファン以外の一般大衆からも好奇の目にさらされる奇特な環境下ではない。

 それでも愛着のあるはずだったカープを離れ、ジャイアンツのユニホームを着ることを選んだのは何だかんだ言ってやはり「カネ」だったのかもしれない。ところが、その推定5年総額25億円のスーパー破格条件も逆に足かせとなる可能性も十分ある。それこそ開幕まで丸はお客様扱いだが、いざフタを開けて打てなければメディアは掌を返すように猛バッシングを開始するだろう。いわば巨人の洗礼だ。

 過去例を見ない前代未聞の巨額条件を受け入れて移籍して来たにもかかわらず、結果を出せないとなれば「給料泥棒」やボクシングのフロイド・メイウェザーばりの「マネー」といった汚名が着せられることになるかもしれない。そのような逆風に丸は果たして耐えられるのか。ひとつ言い切れるのは、これまで経験していない凄まじい重圧が彼を待っているということだ。広島の有力OBからは丸のチキンぶりを懸念する声も聞こえてくる。

 「これまでは堂々と素顔をさらしながら街中を闊歩していたのに巨人移籍を決めてから地元の広島ではマスクで顔を隠しながら買い物するなどコソコソした姿が方々で目撃されていた。それに西武から楽天へFA移籍した浅村のようにファン感謝デーでキッチリと古巣ファンに別れの挨拶をするならまだしも、丸は返事を保留したままファン感に出席し、その後に巨人入りを表明している。あれには正直がっかりさせられた。こうした流れをあらためて振り返ってみると、まるで逃げているようで彼の性格の小ささがうかがい知れると言わざるを得ない。もっと堂々としていないとジャイアンツのプレッシャーに飲み込まれてしまう。そう感じているOBは私1人ではないよ」

 補強の目玉・丸だけではない。西武からFAで獲得した炭谷銀仁朗捕手はさらに疑問だ。いくら小林誠司が伸び悩んでいるからと言って、西武でもすっかり3番手以下の捕手に成り下がっていた炭谷の獲得に動いたのはどうしても首を傾げざるを得ない。若手の捕手有望株には大城卓三や宇佐見真吾だっている。さらに来季はベテランの阿部慎之助も引退をかけての捕手再転向が認められているのだから、捕手は飽和状態だ。

 小林には課題の1つとして打撃が挙げられる。しかし炭谷の打力も小林を凌駕するほどのレベルではない。今季は47試合出場で打率2割4分8厘、0本塁打、9打点。一方の小林は119試合出場で2割1分9厘、2本塁打、26打点。まあどっこい、どっこいといったところだろう。それでも小林がソフトバンク・甲斐の甲斐キャノンに匹敵するほどの強肩を武器として持ち合わせていることを考えれば、年齢も2歳年上の炭谷を獲った理由がますます不可解になってくる。

 「小林が村田真一前ヘッドコーチから余り評価されていなかったのは、チーム内でも有名な話。それもあって原監督は自身と旧知の間柄の村田前ヘッドから引継ぎ案件として小林に関する悪評を耳にしやはり別の正捕手候補を獲らなければという思いに拍車がかかったのではないかと推論を立てている人もいる」(事情通)


◆元エース内海を失う

 いずれにしてもマイナスの極めつけは、この炭谷獲得でFA移籍の人的保障として西武にベテラン左腕・内海哲也を奪われてしまったことである。プロテクトを外していたとはいえ、巨人側もフロント幹部の落胆ぶりから察するに西武がまさか峠の過ぎた感の漂う内海を獲得するとは予想の範疇に入れられていなかったようだ。内海はかつて左腕エースとして一時代を築き上げた生え抜きの大功労者であり、投手陣の精神的支柱でもあった。当然ながらチーム内にも未だに「なぜ内海さんをプロテクトから外したのか」「このチームは生え抜きで頑張っていた人でも簡単にポイ捨てされるのか」などといった不満がくすぶっている。

 フタを開けてみれば結果的に炭谷と内海のトレードという形になってしまったこともあり「本当に戦力バランスとしてこれでいいのか」という「?」が全権監督の原監督に向けられるのも残念ながら無理はないだろう。


◆MLB経験者の3人は?

 巨人はオリックスを自由契約となった中島宏之内野手、そしてマリナーズを退団した岩隈久志投手も獲得。しかしながら中島は打撃に波があり、オリックスでの4年間はどうひいき目に見ても目立った成績は残せていない。岩隈も右肩を痛めた影響により、ここ2シーズンは未勝利で昨季に至っては一度もメジャー登板していない状況だ。来年で中島は37歳、岩隈が38歳と高齢であることも非常に気にかかる。他球団関係者が「名はあるものの本当に戦力になるか微妙な選手に億単位のカネを支払うとは…。また若手育成を放棄する時代に逆戻りするつもりなのか」とせせら笑うのも、あながち間違ってはいないと思う。

 パドレスで今年4月の月間MVPに輝いた27歳長距離砲、クリスチャン・ビヤヌエバ内野手の入団が決まり、新守護神候補として前マリナーズのライアン・クック投手も獲得が秒読み段階に入っているそうだ。とはいえ、助っ人は水物だ。どんなに経歴が良くても、こればかりは日本、ジャイアンツの野球にフィットするか否かは実戦を経てみないと分からないだろう。

 結論として個人的に思うのは、本当に今オフの巨人は2019年シーズンで他球団を圧倒できるような戦力を揃える巨大補強に成功したのかと聞かれれば「実はそうでもない」ということ。莫大な出費だけかかって結局V奪回ならず――。アンチは大喜びだろうが、そんな悪夢になったらG党もさすがに黙ってはいないだろう。まずは年明け、1カ月後の宮崎キャンプから始動する新体制でタクトを振るう全権監督・原辰徳氏のお手並み拝見である。

新田日明 (スポーツライター)


☆巨人は打線に関しては再三言っている通り、マギーが抜けてるんですよね。丸がマギー級の働きをしたとしても、ビヤヌエバが働かない限り、上積みにはならない。


☆むしろ課題は投手陣で、炭谷の代わりに内海を失ったのは、「?」が付きます。さらにカープにピッチャーを取られれば、投手陣の層はさらに薄くなる。抑え候補にクックを獲りましたが、メルセデス・マシソン・ビヤヌエバ・クックで外国人は4人、ゲレーロ・ヤングマンあたりは使えない。


☆昨今の野球では、どれだけメンバーを揃えるかが勝負なんですね。先発・中継ぎ・抑え、また野手も各ポジションにどれだけ1軍で使える選手を揃えるかが勝負。一流を揃えた代わりに1軍で使える選手が揃わないくらいだったら、1軍半あたりの選手がたくさんいて、その中から競争でスタメンが決まる方が、チーム力は上がります。


◇落合博満氏 今の阪神に和製4番は育たない?「無理。作り上げるのは周りだから」 2018/12/31(月) 15:36配信 スポニチアネックス

 野球評論家の落合博満氏(64)が30日深夜、MBSテレビ「オールザッツ 戦え!スポーツ内閣」(深夜0・40)に出演。今季、セ・リーグで最下位に沈んだ阪神の今後について持論を披露した。

 落合氏は阪神について意見を求められると、「レギュラーを獲れない選手、負けているチームは練習が足りない。(練習を)やらなきゃ見えてこないものがある」と指摘。固定できなかった4番打者については「4番は無理。外国人でいいと思う。4番打者を作り上げるのは周りだから、良い4番の周りには必ず良い3番、5番がいる。互いにその持ち場を引き出す役割があるので、まずは周りを固めることですね」とした。

 阪神ファンの「ココリコ」遠藤章造(47)が「タイガースの4番は10年安泰だってなって初めて本物。大山、中谷しかり4番候補だってずっと言われていますけど…」と若手の主砲候補の名前を出すと、「人間の弱さっていうか、周りがたきつけてくれるから、俺はそうなったってつもりでいるんだよ」と厳しく言い放った。

 来季の優勝へのキーマンにはメッセンジャーの名前を挙げ、「あとは藤川ですね。誰が抑えをやるの?藤川が一番いいですよ」とズバリ。「俺だったら藤川を抑えに使う。藤川の前が能見ですよ。最後は藤川、その前に能見」と新たな形の勝利の方程式を提言した。


☆えっ、3番5番には糸井と福留がいるじゃないか、と思ったそこのあなた、鋭い(笑)。いやこれはですね、結局頼っちゃうんですよ、糸井と福留に。だから4番が育たない。で、糸井と福留を獲ったから、他の選手が育たない。


☆丸がホームランを打ち出して、カープが前より強くなったかというと、そんなことはない訳で、数字で言うと、一昨年・昨年の方が強かった。もちろん、ピッチャーが抑えて、野手が守って、野球なんですよ。


☆丸はつなぎをした方が、遥かに打線は機能するし、前後の選手を生かすんですよ。その方が、得点力も上がる。


☆さて、カープの勝ちパターンを考えてみましょう。タナキクマルが機能して、誠也くんが返し、それで終わらずに松山・西川くん・安部・会沢と続けば、3~4点とまとまった点が取れる。ワンチャンスでもそういう回を作れば、後はピッチャーが抑えれば、勝てる。


☆一方ホームランは、例えば丸が40本ホームランを打ったとしても、100試合以上はホームランを打ってない。その100試合でどうやって点を取るか、打てなくてもどうやって点を取るかを考えるのが、首脳陣の仕事であり、チームのやるべきこと。巨人はそこをまるでやってないから、打てる時しか勝てない訳です。


☆巨人のチーム編成を見る限り、必要なのは、丸じゃない。センターには出塁率の高い、足があり、守備のいい選手。丸が3番センターに入れば坂本はまた1番、重信や立岡は使えない。もちろん陽も使えない。




☆さて、カープの10大トピックスはやったので、セ・リーグの10大ニュースを。


◇3連覇、怪物復活、偉業、辞任、引退… 2018年、セ・リーグの10大ニュース 12/31(月) 17:10配信 Full-Count


◆広島3連覇&巨人4年連続V逸、中日松坂は4241日ぶりの白星

 2018年も残り、あとわずか。今季のプロ野球界も様々な出来事が起こり、ファンを楽しませ、盛り上げ、そして時に悲しませてくれた。セ・リーグは広島が球団史上初となる3年連続でリーグ優勝。まさに“黄金期”到来を実感させ、一方で巨人は球団ワーストタイとなる4年連続でのV逸となった。

 そんなセ・リーグで起きた出来事の中で、Full-Count編集部が独自に10大ニュースを選出。それぞれのニュースを振り返り、2018年を思い出していこう。

○広島、セ・リーグ3連覇

 開幕からスタートダッシュに成功した広島。セ・リーグ屈指の強力打線は今季も健在で、投手陣では大瀬良大地が最多勝に輝くなどチームを支えた。82勝59敗2分の貯金23。2位のヤクルトに7ゲーム差をつける大差で、見事に3年連続で頂点に立った。クライマックスシリーズも制し日本シリーズに進んだが、ソフトバンクに敗れて日本一は逃した。

○松坂大輔が復活

 3年間で1軍登板わずか1試合に終わり、ソフトバンクを退団した“平成の怪物”松坂大輔。入団テストを経て中日に加入すると、春季キャンプから“松坂フィーバー”が巻き起こり、大きな注目を浴びた。4月30日のDeNA戦で6回3安打1失点で勝利投手となり、2006年9月19日のソフトバンク戦以来となる4241日ぶりの白星をあげた。その後も間隔を空けながら、6勝をマーク。カムバック賞を受賞した。


◆山田はトリプルスリー&サイクル安打、伝統球団は監督が次々と…

○山田哲人、史上3度目のトリプルスリー

 2015年、2016年と史上初の2年連続トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成した山田だったが、昨季は打率.247、24本塁打、14盗塁と大不振に陥った。今季はそこから完全復活。140試合で打率.315、34本塁打、33盗塁と自身3度目のトリプルスリーを成し遂げた。1人で3度のトリプルスリーはもちろん史上初。

○山田哲人、桑原将志、平田良介がサイクル安打

 7月9日の巨人戦(静岡)でヤクルト山田が史上71度目(66人目)、セ・リーグでは36度目(33人目)となるサイクル安打を達成すると、7月20日の阪神戦(横浜)でDeNAの桑原が、さらに8月16日のDeNA戦では中日の平田がサイクル安打を達成。パ・リーグでもソフトバンクの柳田が4月に達成しており、シーズンで4人ものサイクル安打達成者が生まれた。

○高橋由伸監督、金本知憲監督、森繁和監督が相次ぎ辞任

 巨人、阪神、中日とプロ野球界でも最も歴史と伝統のある3球団で、オフに監督が辞任する事態に。球団ワーストタイとなる4年連続V逸となった巨人は高橋監督が辞任し、原辰徳監督が3度目の監督就任。最下位に沈んだ阪神は金本監督が辞任に追い込まれ、矢野燿大2軍監督が昇格、5位の中日は森監督が辞任し、与田剛氏が新監督となった。

○レジェンドが次々に引退…

 平成最後のシーズンで、平成の時代を彩った多くのレジェンドが現役を退いた。前人未到の通算1000試合登板を果たした中日の岩瀬仁紀投手をはじめ、荒木雅博内野手、浅尾拓也投手、広島の新井貴浩内野手、巨人の杉内俊哉投手、西村健太朗投手、山口鉄也投手、DeNAの後藤武敏内野手や田中浩康内野手など、記録にも、記憶にも残る名選手の多くがユニホームを脱ぐことになった。


○巨人・岡本和真が史上最年少の偉業達成

 球界を去る者がいれば、新しくチームの“顔”となる選手もいる。その筆頭が巨人の岡本だろう。今季急成長を遂げ、巨人の4番打者を務めるまでに。史上最年少で3割30本100打点を達成し、一躍、球界を代表する強打者となった。

○鳥谷の連続出場止まる

 阪神が誇る偉大なベテラン鳥谷敬内野手。プロ入りした2004年から15年にがかりで連続試合出場を続けてきたが、5月29日の交流戦ソフトバンク戦(甲子園)で出番なく、ついにストップ。連続試合出場1939試合は歴代2位。故・衣笠祥雄氏の2215試合には手が届かなかった。

○菅野智之が驚異的な活躍

 巨人が誇る、そして日本が誇るエースとなった菅野。今季は15勝8敗、防御率2.14で2年連続最多勝、最優秀防御率をマーク。自身初めて200投球回を超え、2度の3試合連続完封を含む10完投8完封と圧巻の成績を残し、沢村賞にも輝いた

○上原浩治が史上初の「トリプル100」

 今季、巨人に10年ぶりに復帰した上原。7月20日の広島戦(マツダ)で同点の7回にマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えた。今季10ホールド目をマークし、これで日米通算100ホールドに。プロ20年間で日米通算134勝128セーブをマークしており、史上初の100勝100セーブ100ホールドの「トリプル100」を達成した。


☆いやいや、菅野が15勝しか勝てないってのは、おかしい(笑)。


☆今年は上原や青木、松坂などが復活した一方、名の通った選手が多く引退。また戦力外になった選手も1軍で活躍したような選手が多く、中には今年1軍で起用された選手もいました。


☆この人は、是非復活してほしい。


◇広島・赤松 復活の光やっと見えた 胃がん手術から2年…瞬発力戻った!パワーも回復 12/31(月) 6:00配信 スポニチアネックス

 広島・赤松真人外野手(36)が12月30日、「ラストイヤーの気持ちで臨む」という来季の完全復活を改めて誓った。胃がんの切除手術から約2年。2軍で55試合に出場した今季は、夏場以降に不安が手応えに変わった。

 京都市内にある母校の立命大グラウンド。年末年始も無休で自主トレに励む赤松の表情はすこぶる明るい。1年前とは明らかに違う自分がいる――。胸に宿るその感覚は、筆舌に尽くしがたい苦しみを乗り越え、懸命に努力した先に見え始めた確かな道しるべだ。

 「去年よりも大分いい。速い(打撃)マシンはこの時期に打っていなかったけど、普通に打っているし、走れる。筋肉量も徐々に増えてきているので」

 17年1月5日に胃がんを手術。治療とリハビリを必死にこなし、今季は2軍で一歩を踏み出した。ウエスタン・リーグ55試合で打率・237、1本塁打、5打点、5盗塁。体調に苦慮したことを考えれば上々だが、赤松は独自の視点で自己分析し、首を横に振る。

 「2軍ではいい成績が残せなかった。けん制アウトがあったし、盗塁数も少ない」

 守備走塁のスペシャリスト。1軍に呼ばれるなら主は代走と認識する。その前提で考えると、モノ足りない。しかも「試合に出て体を動かした状態で走った」数字だ。自己採点は厳しい。一方で、明日につながる手応えも感じ取っている。

 「筋力が落ち、瞬発系が足りていない自分がいた。100%で走れていないのがわかっていたので、代走では走っていない。でも、それが夏場以降に戻ってきた実感がある。楽しみがあります」

 11月12日には、野球協約が定める減額制限いっぱい(1億円以下は25%)の年俸2025万円(推定)で来季の契約を更改した。現役引退の2文字が脳裏をよぎる中で下した決断。元気な姿を見せ、戦力になることで恩返しを…という強い思いが背中を押した。

 「あとは結果。自分の野球人生。どこで終わろうが、後悔のないように、悔いのないようトライしたい」

 目指すはカムバック賞。同じ目標を掲げた昨年末は「多少のリップサービスがあった。注目してもらっていたので」と笑う。新年を前にようやく見え始めた希望の光。声援や支えに感謝し、赤松は自分を信じて前に進む。(江尾 卓也)


☆いや~、これはすごい。元気になるだけでもすごいのに、これはものすごい精神力なんでしょうね。もちろん戦力としても絶対に必要な選手、選手としての赤松が、「赤松」として戻ってくること、本当に、待ってます。


☆おしまいは、衣笠さん。


◇衣笠祥雄【後編】世界の頂点に立った男の野球哲学/プロ野球1980年代の名選手 12/31(月) 11:05配信 週刊ベースボールONLINE

 1980年代。巨人戦テレビ中継が歴代最高を叩き出し、ライバルの阪神はフィーバーに沸き、一方のパ・リーグも西武を中心に新たな時代へと突入しつつあった。時代も昭和から平成へ。激動の時代でもあったが、底抜けに明るい時代でもあった。そんな華やかな10年間に活躍した名選手たちを振り返っていく。


◆20年目のキャリアハイ

 1980年に連続試合出場のプロ野球記録を更新し、その後も休むことなく出場を続けた広島の衣笠祥雄。83年には通算2000安打にも到達したが、まだ打率3割はなく、打率3割なしでの到達は巨人の柴田勲に続く2人目だった。また、76年には31盗塁で盗塁王となり、72年にはリーグ最多の147安打を放っているが、当時は打撃タイトルではなく、バットによる打撃タイトルも未経験だった。

 それがプロ20年目となる翌84年、衰えるどころか、長打力や勝負強さを残したまま、まるで新境地を開いていくかのように安定感を見せ始める。リーグ3位の打率.329で、初の3割をクリア。わずかに自己最多には届かなかったが31本塁打を放ち、自己最多の102打点で打点王、MVPに。序盤は精彩を欠いた山本浩二をフォローして余りある活躍で、リーグ優勝、日本一の立役者となった。

「それまでは、いい場面で、いいヒット、ホームランを打ちたかった。結論としては、3割を打ちたかったら、打席に入ったらヒットを打つことに執念を燃やせばいいんです、全打席で。ただ、遅かったねぇ、これに気づくのが(笑)。僕が少しだけ自慢に思うのが、それが20年目だったこと。頑張れば20年目に自己最高の成績を残せるんですよ。夢を追いかけて、最後まであきらめなければ、そういうこともある。僕は、それがうれしかった。やったぞ、って。いまの選手にも、これをやりたい、と思うことがあれば、あきらめずにユニフォームを脱ぐまで追及してほしい。僕ができたんだから君もできるよ、って言いたいんです。簡単じゃないですよ、20年もやると妥協したくなる。けど、僕は妥協しなかった。だから、できたんです」

 連続試合出場については、

「入団して3年間は思うように、試合に出られなかった。その悔しさがあります。出るチャンスをいただけるなら、自分からノーはない。毎日、不安でしたよ。監督は今日も使ってくれるんだろうか、と。でも監督が名前を書いてくれた以上、チームのために何ができるかしかない。故障しても何しても、『出るか』と言われれば、『大丈夫です』しかなかったですね」

 こう語る一方で、

「一人で積み上げた、たとえばホームランの記録のようなものであれば、(故障や不振で)やめていたでしょうね。でも、連続試合出場というのは自分だけでできたわけじゃない。大勢の人にお世話になってできるもの。トレーナーの人に治療してもらい、打てないときにはバッティングコーチ、監督にもお世話になる。そういう記録を自分だけの判断でやめるというのは無責任じゃないかと。続けられるだけ続けるのが自分の責任じゃないかと思ったんです」

 一言一句にも人柄がにじみ出る。だからこそ多くの人が真剣に支えたことも想像に難くない。そして、そんな周囲の支えに、感謝とともに責任をもって応えていった。


◆「もし明日、選手登録されたら……」

 87年6月13日の中日戦(広島市民)。連続試合出場は2131試合となり、ルー・ゲーリック(ヤンキース)のメジャー記録をも上回る。ついに世界の頂点に立った。その9日後の22日には国民栄誉賞も授与される。だが、閉幕まで22試合を残した9月21日に引退を発表。

「自分に対して、なぜもう少し頑張らないのか、と思う。自分に、ご苦労さん、は言わない」

 連続試合出場の世界記録をストップさせたのは、その引退だった。のちに振り返る。

「まだまだバッティングはできると思っていたし、試したいこともあった。ただ、僕は攻守走の三拍子がそろってこそプロという意識があったんです。あのときは、もう守備がうまくなれないなと思ったのと、盗塁する勇気がなくなってきた。だから引退を決意しました」

 連続試合出場は最終的に2215試合。だが、広島が25年ぶりにリーグ優勝に輝いた2016年、こんなことも語っている。

「誰も言ってくれないけど、もし僕が明日、選手登録されて試合に出場したら、この連続試合出場がつながるんですよ。笑われるかもしれないけど、僕の中で、それはずっと思っています」


☆まだまだ打てるのに、守れない、走れないからと、引退を決意した、衣笠さん。根っからの「カープの選手」なんですよね。


☆少なくとも、監督が起用してくれなければ、試合には出られない。起用されてる時点で、「出る責任」が選手にはあって、出た以上、チームに貢献しなきゃならない。連続試合出場というのは、それを続けていることになるからこそ、意味があるんですよね。単に「続けて出る」ことに意味がある訳じゃない。


☆で、2016年、つまり69歳で、まだ出たい、って思ってる。野茂さんも大谷くんのことを訊かれて「そりゃ今でも投げたいですよ」と当然のように言ってましたが、ほんとに野球が好きで、野球をやってるのが、楽しいんですよ。


☆K.Oも「御苦労様」は、言いません。衣笠さんには天国で、まだまだカープを見守っていてほしい。まだまだ衣笠さんは、我々ファンの心の中に生き続けてますから。


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source : K.Oのカープ・ブログ。