☆まずは、大瀬良くん。
◇【広島】大瀬良、セットポジション新フォームに手応え「目指している形に近い」 1/9(水) 6:04配信 スポーツ報知
広島・大瀬良大地投手(27)が8日、マツダスタジアムで自主トレを公開した。セットポジションの際、昨季までグラブを顔の前に浮かせていたが、左足つけ根付近に置くようにモデルチェンジ。新フォームで2年連続最多勝を狙う意気込みを示した。
昨季は15勝(7敗)と勝率6割8分2厘で2冠に輝いた。無走者の被打率は2割1分4厘の高水準。ただし得点圏になると2割6分2厘にはね上がった。「セットだと球速帯がワインドアップより3、4キロ落ちていた」と大瀬良。そこで、制止した状態で既に右足に体重が乗ったようにして、かつ右手がトップの位置まで移動するための「助走距離」が取れる理想の新フォームに変えた。
「目指している形に近い」と手応え。「(得点圏打率を)1割台にしたい。昨年以上の成績を残したい」。鯉の大黒柱は変化を恐れず進化を続けていく。(田中 昌宏)
☆昨年フォーム改造などで進化した大瀬良くんですが、現状に満足している様子はありませんね。
☆一方、大瀬良くんとともに、エース級の働きが期待される、岡田くん。
◇【広島】岡田、ハードトレで下半身マッチョ化「最速160キロ目指す」 1/9(水) 15:35配信 スポーツ報知
広島の岡田明丈投手(25)が9日、マツダスタジアム隣接の屋内練習場で自主トレを行い、今季の目標に球速160キロの大台突破を掲げた。
昨季より明らかにたくましくなった太ももやふくらはぎが、ハードなトレーニングの成果を物語っている。「コントロール(向上)とスピードアップを目標に基礎の体作りを見直しています」と昨年末からウェートトレーニングを強化。床に置いて引き上げるバーベルの重量が「160キロだったのが190キロくらいになった。ジーパンの太ももがキツイです」と胸を張った。
見据えるのは昨年の日本シリーズ第3戦(10月30日、対ソフトバンク=ヤフオクドーム)で計測した自己最速156キロの更新だ。「最速160キロを目指してます。投げてみたいですね。打者の反応を見て実感したい」。年末年始は昨年11月に結婚した新妻の実家を訪問するなど「バタバタした」が、年明け3日から母校・大商大で始動。シーズンに入っても負荷の強いウェートトレを「持続してやっていきたい」という。下半身がマッチョ化した岡田。“大台突破”の先に2年ぶりの2ケタ勝利と日本一が見えている。
☆筋肉が付いたり体重が増えたりすると、体のバランスが変わりますから、実は事はそう単純ではないんですよね。その下半身が「マッチョ化」したボディーで、まずは投げてみてどうなのか。
☆お次は、ドラ1、小園くん。
◇広島ドラ1小園、1軍キャンプ完走誓う 滝を登る鯉になる 2019年01月09日 05:30 スポニチアネックス
広島の新人8選手は、広島市内の湯ノ山明神を参拝した。350年の歴史がある本殿に刻まれていたのは、滝を登る鯉の彫刻。ドラフト1位の小園(報徳学園=18)は、必勝祈願を終えると、神前で誓いを新たにした。「これから鯉の滝登りのように成長して、1軍で活躍できるようにしたい」。プロの荒波を1年目から駆け上がるためにも、1軍キャンプ完走を目標に掲げた。
「そこ(1軍帯同)はひとまずの目標。けがをしないようにケアもしっかりやりたい」
午後からは大野練習場に戻って新人合同自主トレが始まると、高ヘッドコーチ、山田内野守備走塁コーチが初視察に訪れる突然のアピール機会にも恵まれた。ノックなどで軽快な動きを披露し、「常に見られている気持ちでやっていますし、今日はアピールできるようにと思った」と納得顔。約3時間の全体練習後には自らマシン打撃を追加して、首脳陣に万全の状態を示す充実の1日を終えた。
視察を終えた高ヘッドコーチは「体は強そう。ノックも基本的な動きができていたし、いい感じだったね。キャンプでも結果を出し続ければ、ずっと1軍のままいられるわけだから」と高評価。春季キャンプ1軍スタートの可能性は十分にある。来る猛アピールのときに備えて準備は着々と進んでいる。(河合 洋介)
☆春季キャンプ1軍スタートの可能性は、首脳陣も言及してますから、最後まで残れば、後はオープン戦、ということになります。
◇広島ドラ1・小園 開幕一軍の実現度 1/9(水) 11:01配信 東スポWeb
【赤ペン!!赤坂英一】広島が長野移籍で騒然となった7日、大野練習場では新人合同自主トレがスタートした。注目のドラフト1位新人・小園(報徳学園)は、改めて「開幕一軍を目指す」と宣言。
「実現すればほとんど前例のないこと」と、初日から視察に来た水本二軍監督を驚嘆させた。
「過去の高卒新人野手を見ても、丸(現巨人)は入団3年目まで二軍だった。(鈴木)誠也は1年目に一軍昇格したけど、シーズンも9月に入ってから。序盤で一軍に上がった高卒新人の野手となったら(1999年の)東出(現打撃コーチ)にまでさかのぼらないといないんだからね」
その東出も開幕一軍は逃しており、初出場は99年5月の巨人戦。それも広島が低迷期にあり、選手層の薄さにあえいでいた時代だ。小園が3連覇中の広島で開幕一軍を実現したら、球団史上まれに見る快挙となる。
水本二軍監督は「小園はまだ評価する段階ではない。これからもっと勉強しなきゃならないことがいっぱいある」と前置きしながら「体が大きいよね。がっしりしていて、特にお尻がでかい。そういうところにはたくましさを感じる」と評価。チーム関係者の間からは「小園に比べると、去年の(中村)奨成はまだ細かったんだな」という声も上がった。
75年初優勝時の捕手、道原寮長もこう言った。
「食事しているところを見ていると、しっかり黙々と食べてるんです。もっと普通に、しゃべりながら食べてもいいんだよ、と私が言っても、食事に集中している」
毎年入ってくる新人の中には食の細い選手もいるが、小園にはそんな心配は無用らしい。
当の小園は正月三が日も休まず、体づくりを続けていたという。
「学校のグラウンドは使えなかったんで、自宅で毎日トレーニングをしてました。ティー打撃でしっかり振り込んできたつもりです。体重は84キロで、これがベスト。去年の夏より3キロほど増えてます。ただ、これ以上体を大きくすることは考えてません。守備や足の速さも僕のアピールポイントなので、今より太るとスピードが鈍っちゃうから」
ロッテ・藤原、中日・根尾(ともに大阪桐蔭)ら同い年のライバルには「絶対に負けたくありません!」とキッパリ。その意気込みで、カープ史上に残る開幕一軍を勝ち取ってほしい。
あかさか・えいいち 1963年、広島県出身。法政大卒。公益社団法人・日本文藝家協会会員。好評発売中の「野球エリート 野球選手の人生は13歳で決まる」(講談社+α新書)が増刷。毎週金曜朝8時、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」に出演中。「失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち」(講談社)が第15回新潮ドキュメント賞にノミネート。
☆食事の件は、お母さんの教育の賜物ですね(笑)。
☆こちらは昨年のドラ1、中村奨くん。
◇広島17年ドラ1・中村奨成が語った1年目の“しくじり”と2年目の決意 1/9(水) 11:01配信 東スポWeb
2017年夏の甲子園で1大会個人最多になる6本塁打を記録し、広島にドラフト1位で入団した中村奨成捕手(19)。ルーキーイヤーの昨季は二軍戦83試合で打率2割1厘、4本塁打、16打点。ファンの期待にアーチで応えようとしたが、空回りの日々だったという。日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)ら同期が一軍で奮闘する姿は、どう映ったのか。“似たような境遇”で日本ハムにドラフト1位入団した吉田輝星投手(17=金足農)についても本音で語った。
――1年目を振り返って
中村奨 あっという間に終わったし、やるべきことをやっていたら、すぐ終わったという感じです。やること多すぎるんで(笑い)。
――想像以上にキツかったのでは
中村奨 プロはレベルが高いというのは分かっていた。正直、自分のレベルの低さも体感させられたけど、勝負できるところは、いくつかあると感じたかな。レベルが上がればですけどね。まだ19歳だし、高卒で未熟者ですけど、体が出来上がれば面白いんじゃないかと。
――打撃面はどうか
中村奨 甲子園のインパクトが強すぎて周りから「ホームラン!」と言われ、1年目はそれを意識しすぎて、ちょっと空回りした部分もあった。自分はホームランバッターだと勝手に思い込んでいたところもあって…。気づいたのはシーズンが終わってから。(二軍打撃コーチの朝山)東洋さんが言う「二塁打を打てる打者になれ」というのは僕の足を生かす部分でもあるし、このオフから意識を変えてライナーで強い当たりを左右に打てるように課題としてやっている。意識を変えれば打率も、ちょっとずつは残ってくるかなと思います。
――ずいぶん頭を悩ませた
中村奨 飛ばそう、大きな当たりを見せてやろうというのがあった感じですね。自分の打撃を見失っていたと思うし、分からなくなった部分もある。それが何か月も続いて、夏場は体の疲れもあった。シーズン中は無我夢中でやっていたので、アドバイスを受けても分からなかった。二塁打を狙えと言われても。
――守備にも課題が見つかった
中村奨 自分の肩だけに頼りすぎていた。肩の疲労とかもすごくて(二軍バッテリーコーチの)倉さんは「下半身を使え」と。それも気づいたのは終わってからです。
――清宮、安田(ロッテ)ら同期は一軍デビューした
中村奨 もちろん負けたくないけど、まずは体づくり。事実、清宮とか安田とか一軍で打っていますし、活躍しているのは確かですが、ずっと(一軍に)いたわけではないし、ずっと打てているわけでもない。誤解を招くかもしれませんが、中途半端な状態で一軍に上がりたくないなというのはあります。どうせなら走攻守が完璧な状態で、ずっとレギュラーを務められるようになってから。そんなこと言っていたら何年かかるか分かりませんね(笑い)。まずは守備が完璧にできたら上がりたい。
――2年目に向けた準備は
中村奨 打撃であればスイング量。振る力をつけないと。一年を通して後半は全然振れていなかったので、まずは体を鍛えて技術かな。それから体づくり。(80キロから)85キロに増やせば打球の質も変わると思うので、まずは増やす。体脂肪率も現状の9%を11~12%に。この際、15%いってもいいです。それくらいの意識でやらないと増えないと思います。
――食事面への気配り
中村奨 1日3食で1食あたりの量を増やしています。寝る前も食べているので4食かな。ご飯のお供は…TKG(卵かけご飯)。1杯目にTKG、2杯目に納豆やキムチ、ふりかけなんかも使います。最近は「プロテインふりかけ」というのを試しているんです。知人のトレーナーさんに勧められたんですけど、のりしお味とか、いろいろあるんですよ。成分は大豆が含まれています。
――話は変わるが、日本ハムのドラフト1位・吉田輝に共通点を感じているとか
中村奨 僕と彼は似たようなものだと思います。地元では名前が知られていても、甲子園で一気に知名度が上がった。同じ準優勝ですし(笑い)。こういう形でプロに入ったので周りにチヤホヤされる。調子に乗っていると言われることもあるでしょうし、受け流すと生意気と言われるかもしれませんし、難しいですよね。1年目は仕方ないですけど割り切って、ありがたいと思ってやるべき。ファンサービスも大事です。
――注目されるということ
中村奨 プレッシャーを感じたというか…。勝手に本塁打を打たないといけないと思い込んでいたんでしょうね。そういう意味では心のどこかに重圧があったのかもしれません。
――プロの先輩として吉田輝にアドバイスを
中村奨 野球は周りどうこうより自分のやりたいことをすればいいと思うし、それは僕ができなかったこと。メンタルも大事だけど、やりたいことを明確にすることが大事かな。投手と野手の違いはありますけど、スランプというか思い通りにならないときは、中学や高校の友人と連絡を取って自分の励みにするのもいいと思います。困ったときに一人で抱え込まずに。清宮もいますし、信頼できる人は必ずいるはず。頼ることは恥ずかしくないと思います。
☆いやいや、全然焦る必要はありませんよ。例えば村上くんや清宮くんは、1軍である程度の結果を残しましたが、彼らは元々体が大きいですからね。中村奨くん本人が言うように、まずは体作りだと思います。
☆その上で、技術を積み重ねていけばいい。基本はライナーでいいと思いますが、甘い球ならホームランを狙ってもいい訳で、常に大きいのを狙うから、バッティングが崩れる。その辺は少し余裕が出てきたら、自分のバッティングができるようになると思います。
☆さて、ここ最近は長野の話題で持ちきりな訳ですが。
◇【広島】緒方監督、長野獲得の舞台裏明かす「若手か長年働いた選手か」 1/9(水) 14:48配信 スポーツ報知
広島の緒方孝市監督(50)が9日、巨人にFA移籍した丸の人的補償として獲得した長野久義外野手(34)に白羽の矢を立てた舞台裏を明かした。
松田元オーナー(67)に新年のあいさつをするために訪れたマツダスタジアムで取材に応じ「長野が入ったことで、今年戦う態勢のメンバーがそろった」と唇を引き締めた。
昨年末の段階で、人的補償として長野を含む複数候補をリストアップしていたという。「若い選手はほとんどプロテクトされていたが、長年巨人で働いていた選手はかなりリストから漏れていた。そこ(ベテラン)に絞るか、若いがプロテクトから外れた選手にするかという話をしていた。最後、誰にするか球団に一任した」と明かした。
その上で「今年戦う上で(長野が)必要と会社が判断し、我々の判断も、そういう答えになった」と、球団と現場の意見が一致したことを強調した。日本時間7日午前に米ロサンゼルスで自主トレ中の長野から「お世話になります」と連絡があったという。「野球に取り組みに関していいイメージしかない」という“V4の使者”に大きな期待を寄せていた。
☆いやいや、緒方監督も、期待しますよ、そりゃ。
◇広島緒方監督「一番いい時期」長野加入でV4へ決意 1/9(水) 13:06配信 日刊スポーツ
広島緒方孝市監督(50)が9日、松田元球団オーナーに新年のあいさつのため、マツダスタジアム内の球団事務所を訪れた。「今年戦う体制、FAの人的補償で(獲得した)長野を含めた中でメンバーがそろった。1人1人がしっかり調整してキャンプに入ってくれると思っている。キャンプからシーズンの戦いに向けて、1日1日しっかりとやっていく。それだけ」。4連覇がかかる5年目のシーズンへ向けて決意表明だ。
新加入の長野からは広島が巨人へ提出した7日に直接「お世話になります。よろしくお願いします」と連絡を受けた。ライバル球団からの加入も、緒方監督と長野はともに佐賀出身で隣町。「実家も近い」という。同じ右の外野手という共通点もある。「彼の野球に取り組み方はいいイメージしかない。今年戦う上で、優勝に向けて、日本一に向けて、彼の力は必要になってくる。本当に期待するところは大きい」と“がばい”期待を寄せる。
広島はFA移籍の丸だけでなく、ベテランの新井が引退、実績と経験のあるエルドレッドに退団した。「実績もあるし、まだ力も十分ある。何より経験も。年齢も今一番いい時期だし、いろんなことを若手に言えると思う」。長野への期待は、数字に表れる貢献度だけではない。
☆東出コーチも、太鼓判。
◇広島・東出打撃コーチ、人的補償長野に太鼓判「技術が高い。やると思う」 1/9(水) 17:33配信 デイリースポーツ
広島・東出輝裕打撃コーチが9日、大野練習場を訪れ、巨人へFA移籍した丸の人的補償で獲得が決まった長野久義外野手の活躍に太鼓判を押した。
開口一番、「やると思う。メンタルが強いから」とニヤリ。長野の長所は「天性のヘッドの使い方」にあると言い、「技術が高い。プロに入ってきた時から『コイツは違う』と思っていた」とべた褒めだ。
現状は左翼の起用が有力だが、相手投手によって中堅で起用する可能性も示唆。また、ベンチスタートの場合は「代打の切り札にもなる」と勝負強さにも期待した。日本一の使者へ、ポスト丸、ポスト新井として、期待は膨らむばかりだ。
☆これまで勝負弱さや春先の不調が指摘されてきた長野ですが、カープへ移籍となって、腹がすわるんじゃないでしょうか。
☆ナインも、好影響を期待。
◇好影響期待 広島・会沢 長野加入に「こっちもワクワク」 1/9(水) 6:00配信 スポニチアネックス
広島選手会長の会沢は長野の加入を「大変うれしく思う」と歓迎し「人柄がいいし、チームにもプラスになると思う。一緒にやれるということで、こっちもワクワクしている」とチームへの好影響にも期待した。
高ヘッドコーチは「長打も打てるし、チャンスにも強いイメージがある。タイプ的には3番なのかな」と丸の抜けた3番にそのまま起用する構想を思い描いた。
☆3番は、どうでしょう。
◇広島移籍の長野、丸の穴埋める3番に座る可能性は…得点圏打率の向上が鍵? 1/9(水) 19:51配信 Full-Count
◆得点圏打率は4シーズン連続で打率以下の不安も…マツダでは昨季打率3割超え
巨人にFA移籍した丸佳浩外野手の人的補償として広島へ移籍する長野久義外野手。7日の発表から数日が経ったが、過去にドラフトで他球団の指名を2度も拒否するなど“ジャイアンツ愛”あふれるベテランのプロテクト漏れと移籍劇は世間に衝撃を与えた。
広島では外野のレギュラーとして、打順は丸佳浩が抜けたことを考えれば、3番として期待がかかるが、果たして長野の打順はどこが最適なのか。ここ数年の成績から探った。
2011年首位打者、12年最多安打のタイトルを獲得し、11~13年までベストナインに選出された長野。状況に応じて広角へ打ち分ける巧みな打撃スタイルを持つ安打製造機なら、昨季リーグトップのチーム721得点を挙げた強力打線でも3番を打てる力量は十分。だが、意外にも17、18年に3番スタメンだった試合は1試合もない。
18年は6番先発が最多46試合で、2番目に多かったのは7番先発の36試合。3番目以降は、1番先発(8試合)、5番先発(7試合)、2番先発(1試合)だった。17年も6番先発の50試合が最も多く、1番先発(38試合)、7番先発(33試合)、5番先発(2試合)、8番先発(1試合)だった。
経験、実績ともに十分な安打製造機。1番・田中広輔、2番・菊池涼介に続き、カープで新3番を打つには――。キーポイントとなるのが得点圏打率だろう。得点圏打率3割超えだったのは14年が最後(得点圏打率.358)。15年以降の4シーズンの得点圏打率はいずれも打率を下回っている。
さらに、18年は6番先発で得点圏打率.412をマークする一方で、1、2、5番先発ではいずれも得点圏打率2割以下。いかに上位を任された試合で勝負強い打撃を見せるかが3番定着への鍵となる。
新たな本拠地となるマツダスタジアムでは昨季36打数12安打の打率.333をマーク。14年オフに右肘と右膝の手術を受けた好打者にとっては、硬く足腰に負担のかかる東京ドームから天然芝で足腰の負担の少ないマツダスタジアムへ移ることで打撃復活の期待がかかる。昨年12月で34歳となった長野。勝負強い打撃も復活させ、V4の使者としてカープ打線を牽引したいところだ。
☆いやいや、巨人にいた時のバッティングでは3番はちと厳しいでしょうが、カープに来て、カープの野球に馴染めば、「3番のバッティング」もできるかも知れませんよ。
☆この人も、長野を歓迎。
◇広島・ドラ6正随、移籍の長野に弟子入り志願「聞きたいこと山ほどある」 1/9(水) 21:23配信 デイリースポーツ
広島のドラフト6位・正随(亜大)が9日、開幕1軍を目標に掲げた。「まず1軍にいないと話にならない。1軍の環境にいることが大事」ときっぱり。
また、巨人から人的補償で移籍した同じ右打ちの外野手である長野に弟子入りを志願。「バッティング、守備、聞きたいことは山ほどある」と目を輝かせ、「人どうこうではなく自分がやるだけです」と力を込めた。
☆ま、いわゆる「巨人のスター選手」ですから。
◇長野のFA人的補償移籍 広島は街を挙げて歓迎態勢 1/9(水) 16:31配信 東スポWeb
FA人的補償で電撃移籍が決まった巨人・長野久義外野手(34)について、広島はチームはもとより、街を挙げての「長野大歓迎ムード」で早くも盛り上がっている。
8日、マツダスタジアムを訪れた選手会長の会沢翼捕手(30)は「大変うれしいこと。(一報を聞いたときは)まさか、と思った。長野さんは人柄がいいし、チームにはプラスになる。一緒にプレーできるのでワクワクしている。できれば歓迎会もやりたい」と心待ちにしている様子。同じく本拠地で自主トレを公開した大瀬良大地投手(27)は「打者目線の話だったり、対戦してどう感じたのかとか自分の中に取り込んでいけるものがあればどんどん聞きたい」と興味津々で語った。
そんな中、グラウンド外でも長野の加入について期待する声は多い。昭和の赤ヘル黄金期を支えた山本浩二、衣笠祥雄、高橋慶彦らナインにパンチパーマを施した「ヘアーサロン十日市」の広瀬光人社長は「楽しみで仕方ありませんね。ジャイアンツのようにプレッシャーのかかるチームよりもカープなら気楽にやれるのではないでしょうか。成績もいいものを残せるかも」とコメント。また、本業の“パンチパーマ職人”としては「もし、うちに散髪に来たら? 来る者は拒みませんよ(笑い)」と腕をまくった。
一方、広島市内の繁華街・流川の飲食店スタッフは「広島は狭いところですからね。飲んでいるとすぐに顔バレするかもしれません。でも、長野選手はこの辺にも行きつけのお店があると聞いていますし、そこで気分転換をしてもらえたら。それに他球団から来たからといって気にする人はそんなにいないと思いますよ」と指摘する。夜の街を練り歩くことで有名な長野だが、“ガス抜き”できる場所は確保できそうだ。
ファンの間では「開幕カードの巨人戦にスタメンで出て活躍する姿が見てみたい」との声も出始めている。早くも広島の話題の中心となった長野。ナインも鯉党も首を長くして待っている。
☆巨人で主力を張ったベテランだけに、「ポスト新井さん」の期待も。
◇広島の「新井さんロス」を忘れさせてくれる長野久義 1/9(水) 16:01配信 週刊ベースボールONLINE
長野久義には、得意技がある。人の名前を覚えるのがメチャクチャ早いのだ。日大、社会人野球・Honda時代から、すでにドラフト候補として、多くのメディアと接する機会が多かったが、報道陣の一人ひとりの名前をすぐに記憶していた。挨拶一つをとっても「●●さん、こんにちは!」と、非常に気持ちが良い。さらに、多くのマスコミに取り囲まれるプロ入り後も、取材現場ではまったくぶれない「神対応」が続いていたという。
底抜けの明るさ。取材する側が爽快になると言えば、この人も、忘れてはならない。「新井さん」である。ファンに惜しまれつつ、昨シーズン限りでユニフォームを脱いだ元広島・新井貴浩氏だ。いつも笑顔で和ませてくれるキャラクターはファンサービスに加え、メディア受けも良かった。
新井という、チーム内における精神的支柱がポッカリと抜けた。他の選手が、その穴を埋めようと自覚を見せているものの、そう簡単にチームリーダーが誕生するものではない。鯉党を含めて、こうした「新井さんロス」を忘れさせてくれそうな救世主が現れた。巨人へFA移籍した丸佳浩の人的補償として獲得した長野である。
長野は巨人入団を貫くため、2度のドラフト指名を拒否したジャイアンツ愛の持ち主だ。今回、突然のトレード話に、こちらも胸を締め付けられる思いだった。だが、しばらくして長野本人の前向きなコメントが公となり、一安心した。
長野が新天地に溶け込むのは、時間の問題。かつて新井が広島から阪神へFA移籍した際も、生え抜き? と勘違いしてしまうほど、すぐにタテジマに馴染んでいたのを思い出す。
長野には名前を覚えるのが早い、という取り柄がある。人を思いやる気持ちは、すぐ相手に伝わる。チームに有形無形の存在感をもたらすことは間違いない。リーグ4連覇を目指すカープにとって「ポスト新井さん」の懸念事項が、一気に解消されたと言える。長野加入が広島にどんな化学反応を起こすのか、早くも2月1日のキャンプインが待ちきれない。
文=岡本朋祐
☆で、長野を失った巨人ですが。
◇「長野が抜けた巨人打線は破壊力が半減する」 他球団が分析する理由とは? 1/9(水) 19:29配信 AERA dot.
巨人がFAで獲得した丸佳浩の人的補償で、長野久義が広島に移籍したことは大きな衝撃として球界を揺るがせた。近年は古傷の左ひざの状態が万全でなく、不本意なシーズンが続いていた。昨年は打率.290だったが、春先の打撃不振が響き116試合出場で規定打席に到達できず。外野陣はゲレーロ、陽岱鋼(よう だいかん)、亀井義行のほか重信慎之介、松原聖弥と伸び盛りの若手もいる中で絶対的なレギュラーではなくなっていた。巨人フロント陣が広島は若手の選手を獲得すると推察して、長野をプロテクト枠から外した側面もあっただろう。
だが、他球団の長野の評価は高い。セリーグのあるスコアラーは「ゲレーロ、陽岱綱より長野が6番にいる方がはるかに嫌ですね。ウチだけじゃなく他の球団も同じ考えだと思いますよ。近年は春先の調子が悪いことを指摘されていますが、勝負どころの8月以降はきっちり調子を上げて高打率を残している。クラッチヒッターとして厄介な存在です。長野がいなくなって巨人は打線の破壊力が半減すると思います」と分析する。
確かに丸を補強して打線に軸ができたのは大きい。坂本勇人、丸が上位打線でチャンスメーカーになり、4番に昨季309、33本塁打、100打点と大ブレークした岡本和真が座る。だが5番以降は不安が残る。新外国人のビヤヌエバは期待値が高いが、日本の野球に順応できるかは実戦で打席を重ねないと判断が難しい。17年に35本塁打でタイトルを獲得したゲレーロも移籍1年目の昨季は82試合出場で打率.244、15本塁打と結果を残せず。陽岱鋼も87試合出場で打率.245、10本塁打と精彩を欠き、夏場以降はベンチを温める機会が多かった。一方、長野は昨季6番で先発出場した際は打率.337、9本塁打。得点圏打率.412と勝負強い打撃は際立っていた。
前述したスコアラーは、長野が加入した広島への警戒心を口にする。
「丸は抜けましたが戦力はズバ抜けています。田中広輔、菊池涼介、鈴木誠也、会沢翼が核にいて、脇を固める選手も松山竜平、バティスタ、野間峻祥、西川龍馬、安部友裕と長打や機動力の使えるメンバーがそろっている。ここで長野が入ると上位から下位まで息の抜けない打線になる。リーグ3連覇した昨年以上に手強い相手になると思います」。
巨人打線の中核を担う丸と同様に、広島も長野の活躍がペナントレースの命運を握るかもしれない。(今中洋介)
☆原監督は、陽をえらく高く評価しているようで。陽も亀井も年間を通して出られるとは思えませんし、ゲレーロには外国人枠の問題がある。
☆さらに、主力級のベテランの流出、ということでもあります。
◇長野、内海を失った巨人 生え抜きベテラン軽視の代償は 1/9(水) 16:00配信 NEWS ポストセブン
巨人は、広島からFAで獲得した丸佳浩の人的補償として、首位打者や最多安打のタイトルを獲得したことのある長野久義を放出することになった。昨年12月には、FA移籍の炭谷銀仁朗の人的補償として西武に、通算133勝の内海哲也を流出。2010年代の巨人を引っ張ってきた生え抜き2人の相次ぐ移籍に、球界の内外から衝撃の声が挙がっている。
2013年オフに大竹寛をFAで広島から獲得する際、人的補償で手放した一岡竜司が広島の中継ぎとして大車輪の活躍。この影響もあり、巨人は有望な若手をプロテクトし、ベテランを放出する方針になったと見られる。野球担当記者が語る。
「昨年入団以来、初めて規定打席に到達しなかった長野を出して、2年連続MVPの丸を獲得したと考えれば、戦力的にはプラスかもしれない。しかし、優勝するには必ずベテランの力が必要です。原監督自身、選手、コーチ、監督時代を通じて痛感してきたはずですが……」(以下同)
原辰徳が入団した1981年、自身を含めた若手の台頭で巨人はV9以来となる日本一を達成。26歳の江川卓や25歳の西本聖が大活躍する一方で、入団10年目を迎えていた加藤初が先発とリリーフをこなし12勝を挙げた。野手でも、原や中畑清、篠塚利夫などが主軸を担う中で、最後のV9戦士と言われた遊撃手の河埜和正が内野の要となっていた。
次の日本一となる1989年には、中日から移籍してきた捕手の中尾孝義が強気のリードでチームに刺激を与え、簑田浩二や津末英明が要所でベテランの味を見せた。近鉄との日本シリーズでは、3連敗した後の第4戦、1番に抜擢された簑田浩二が二塁打で出塁し、先制のホームを踏んだ。これで流れを掴んだ巨人が4連勝して逆転の日本一を勝ち取った。
原辰徳のコーチ時代に2年目となった2000年には、控えに回っていた川相昌弘の職人技も光った。2勝2敗のタイで迎えたダイエーとの日本シリーズ第5戦、4対0とリードした8回表無死一塁、二塁で、5番のマルティネスに代わって登場。確実に送らなければならない場面で、きっちりバントを決め、続く高橋由伸がダメ押しの2点タイムリーを放った。松井秀喜や清原和博などの大砲ばかりが注目される中で、小技の効くベテランは日本一を手繰り寄せるために欠かせない戦力だった。
「シーズンを通しての成績で突出しなくても、ここぞの場面でベテランの力は必ず役に立ちます。中尾や簑田は移籍組でしたが、当時の巨人は生え抜きばかりでしたから、彼らが良い刺激となったのは間違いありません。チームに1番大事なのはバランスです。今の巨人は移籍組があまりに多く、今季の外野陣は元広島の丸、元日本ハムの陽岱鋼、元中日のゲレーロと“外様組”で占められる可能性も十分ある」
バランスを考えると、生え抜きのベテランの離脱は痛い。
「長野や内海が残留していても全盛期ほどの活躍は望めないかもしれません。しかし、優勝を目指す中で、欠かせない存在だったこともまた事実。長野が抜けたことで、30代後半で生え抜きのベテラン野手は開幕前の3月に不惑を迎える阿部慎之助と7月に37歳となる亀井善行の2人となった。
どの球団もそうですが、巨人には巨人の独特の文化がある。それを継承できるのは生え抜きのベテランしかいない。目に見えないグラウンド外の部分で、移籍選手が戸惑わないためにも、長野や内海は必要だったのではないでしょうか」
FA戦略を根本から考え直さないといけない時期に差し掛かっているようだ。(文中敬称略)
☆カープも、ベテランの不在が問題だった訳ですが、黒田さんと新井さんが帰ってきて、バランスが取れたんですよね。
☆で、元エースの西本さんも長野流出を批判してましたが、OBたちも、御立腹(笑)。
◇内海に続き長野が“実質クビ” 外様に特権、生え抜きを軽視…巨人・原監督「全権体制」の波紋 須藤豊氏「ていのいいクビ切りだ」 1/9(水) 16:56配信 夕刊フジ
巨人の激震は年をまたいでも止まらない。FA補強した丸佳浩外野手(29)の人的補償で、長野久義外野手(34)が広島へ移籍することが7日に発表された。昨年末にもFAで獲得した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償で、内海哲也投手(36)が西武へ移籍。ともにドラフトで浪人してまで巨人入りにこだわった生え抜きG戦士が、“未必の故意”でクビを切られた。再々登板で編成権まで掌握した全権監督、原辰徳監督(60)が進める“聖域なき必勝態勢”に、チームとファンはどこまでついていけるのか。(笹森倫)
球団ワースト5年連続V逸の阻止に挑む2019年は、嵐の幕開けとなった。山口寿一球団オーナー(61)=読売新聞グループ本社社長=はこの日、都内の球団事務所で「昨年暮れの仕事納めのときに、プロ野球の球団は勝ち負けの競争と、人気の競争と、2つの競争に勝利をしていかなければならないと申し上げた。今年はそうした意味では大事な年」と新年の挨拶をした。
だが時を前後して、ファンに愛されてきた人気選手の流出が決まった。
この日朝、広島から長野獲得の意思が伝えられ、大塚球団副代表編成担当が午前10時半ごろ、米ロサンゼルスで自主トレ中の本人に非情の通告。報道陣から長野の様子を聞かれると「それは元気ないですよ。入った経緯を考えても、2回もドラフト指名を断って、巨人が大好きなんでしょうから。本当に申し訳ない」と視線を落とした。
プロテクトリストのたたき台をつくった当事者だが、「ショックです。全体のバランスを見てプロテクトしたが、(広島は)若い選手が育っているから、まさかという感じ」と声を震わせた。
山口オーナーも「長野選手はドラフトで他の球団から指名され、2回拒否して入ってくれた紛れもないチームの看板。内海選手もドラフトで他球団の指名を1回断って来てくれた、屋台骨を支えた選手。2人を失ったのは非常に痛いし残念」。一方で「私はプロテクトリストに直接関与しているわけではない。詳しく聞いていないが、非常に難しいところ。ルールだから仕方がない」とした。
2人とも他人事のような口ぶり。実際に今回の意思決定者ではない。明確な肩書こそないが、権能を有するのは原監督ただ1人だ。山口オーナーは今秋、一度は追い出した指揮官を呼び戻す交換条件として、編成トップのGM職を廃した上、チームづくりの全権を託した。
昨年12月に石井球団社長が編成本部長兼務となり、組織図上は編成トップに置かれたが、編成面への発言権はなく、あくまで責任だけを負うという奇妙な権力構造となっている。
その石井社長は球団を通じ「チームの変革の時期とはいえ、内海選手に続き、チームの顔として活躍してくれた長野選手を送り出すのは、断腸の思い」とコメント。立て続けのショッキングな流出劇に、G党の怒りや嘆きが渦巻いている。
プロテクトリストに最終的なゴーサインを出した全権監督から、2人が覇権奪回に不可欠なピースと見なされなかったのは事実。外国人と新入団を除く支配下選手47人から28人まで守れたにもかかわらず、漏れた側の19人に仕分けされた。
「ていのいいクビ切りですよ、これは」。そう断じるのは、元巨人ヘッドコーチで夕刊フジ評論家の須藤豊氏だ。
「巨人は米大リーグにならってGMと現場の分業制を進めてまだ数年だというのに、GM制を廃して原監督に全権を委ねた結果、こういうことが起きた。チームづくりの流れの中で、人間力のある内海や長野の価値をどうとらえているのか。低迷するチームを変えるため、説得してトレードに出すというのならまだ分かる。プロテクトから外しておいて、獲られたから“若返り”というのは言い訳だ」と厳しい目を向ける。
さらに巨人のチーム構造をゆがめているのが、外様組ばかりに許される特権だ。
FA戦士やメジャーからの復帰組には代理人による契約交渉が認められ、陽岱鋼の5年総額22億円超、丸の5年総額25億円超といった破格の契約が次々成立。しかも定年までの雇用保障や、移籍拒否条項なども盛り込める。一方で、生え抜きは代理人が使えず、大幅昇給といえばFA補強の巨額契約に合わせてバランスを取るようなタイミングが目立つ。
そして浪人してまで巨人愛を貫き、勝利に身をささげてきた生え抜き2人が、FA補強の玉突き人事で“チーム内序列29位以下”のレッテルとともにあこがれのユニホームを脱がされた。
須藤氏は「チーム内で不信感は間違いなく募る。残った選手はこの現実をどう受け取るか。自分がかわいいし、自分のためにやるようになるだろう」と警鐘を鳴らす。
逆に史上最高額となる年俸2億2000万円の人的補償を選んだ広島に対しては、「現役引退した新井に代わるリーダーとしても長野がほしかったのだろう。チームには絶対にいい影響がある」と英断に拍手を送っている。=金額は推定
☆原さんはとにかく、「今年優勝する」しか、頭にないんでしょうね。獲れる戦力は獲っておけ、てなもんですわ。その結果、まさに原さんが言う「引き算」で、結果的に内海と長野がチームを出ることになった。
☆でも今年優勝するというのなら、内海と長野は、まさに「必要な人材」だと思いますけどね。
◇大物巨人OBが長野の広島“放出”を痛烈批判「巨人編成方針は矛盾だらけ」「原の考えもよくわからない」 1/9(水) 5:30配信 THE PAGE
巨人の大物OBである広岡氏が、長野、内海を“放出”して中島、岩隈、上原らのベテランを補強している巨人編成の矛盾点を強烈批判した。
巨人がFAで獲得した丸佳浩(29)の人的補償として広島に長野久義(34)が移籍した衝撃の余波が広がっている。
同じくFAで獲得した炭谷銀仁朗(31)の人的補償で西武に移籍した内海哲也(36)に続く、生え抜き功労者の放出ショック。ベテランから若手への切り替えの編成方針の末の“プロテクト外し”であるのならばまだしも、その一方でオリックスを自由契約になった中島裕之(36)、マリナーズをリリースされた岩隈久志(37)を獲得、上原浩治(43)とも再契約をしているから、その“矛盾”に巨人の大物OBである広岡達朗氏がモノ申した。
「まったくもって巨人がやっていることは矛盾だらけだ。若手への世代交代を進めるというチーム方針があるのならば支持できる。だが、一方でクビになった36歳の中島と37歳の岩隈を獲得して、40歳を超える上原と再契約をしている。2年前に村田修一を戦力外にしたときの若手育成のチーム方針はどこへいったのか。そのための3軍制ではなかったのか。しかも、新聞報道で見る限り球団のトップのコメントもあり得ない。フロントからは“若返り”という言葉まで出ている。言っていることと、やっていることがあまりに違いすぎる」
広岡氏が問題視したのは、若手育成を掲げておきながら、まるでベテランのトレードのようになってしまった編成方針の矛盾だ。2017年オフに村田修一を自由契約にして若手への世代交代を進めたはずが、原辰徳監督就任と同時にFA戦力とベテラン補強が断行されて再びチーム改革は逆行することになった。原監督は補強したベテランを必ず使うだろうし、若手のチャンスが潰されることになる。
チームは2014年に原監督が指揮を執って頂点を極めて以来、4年間、優勝から遠ざかっている。目先の勝利優先を義務づけられた巨人というチームの宿命かもしれないが、大物OBの広岡氏からすれば、その右往左往が見苦しい。
さらに広岡氏がカチンときたのは、長野の広島移籍決定後の山口寿一オーナー、大塚球団副代表編成担当のコメントだ。複数のメディアの報道によると、山口オーナーは「紛れもないチームの看板。こういうことになったのはジャイアンツとして残念だし痛い。過去に若い選手をプロテクトから外し人的補償で他球団に手放すことになって現場から惜しいというのがあった」とコメント。
大塚球団副代表編成担当は「若返りというのも考えてのプロテクトですが、まさかです。あの辺を持っていくとは思ってなかったです」と語っている。
山口オーナーが指摘した過去の話は、大竹寛(35)の人的補償で広島に奪われ、中継ぎとして大活躍することになった一岡竜司(27)のことだろうが、広岡氏は、「長野をプロテクトから外した段階で、こうなることはあり得ることで自分たちの読みの甘さをよそに今さらこういう発言はあり得ない。責任感がなさすぎる」と痛烈に批判した。
◆原監督の決断にも疑問
また広岡氏は最終的にGOサインを出した原監督の決断にも疑問を投げかける。
「オフの動きを見ていると、編成についても原が主導しているのだと思う。原の考えもよくわからない。何かチームに積もり積もったものがあって、それをなんとかしようとしているのかもしれないが、重要なのは、教えるコーチの力量なんだ」
対して広島の長野獲得戦略には納得することが多いという。
「逆に広島のチーム強化方針は、1本筋が通っている。丸の穴埋めとして、長野に2、3年働いてもらって、その間に若手を育てようという考えなのだろう。引退した新井の存在が若手の手本、盾にもなっていたが、長野にもそういう役割を期待しているのかもしれない。ベテランを取ることの目的がハッキリしている」
当初、丸の代役としては野間峻祥(25)が有力視されていたが、鈴木誠也(24)と同期のドラフト1位で結婚を発表したばかりの高橋大樹(24)らが育ち、堂林翔太(27)あたりの覚醒を待つまでの間に、長野にうまくカバーしてもらおうという広島の構想は、非常に合理的だ。
広岡氏は「長野は、過去に2度他球団からのドラフト指名(日ハム、ロッテ)を蹴ってジャイアンツにこだわった男。もしジャイアンツ愛を貫くのならば、ここでユニホームを脱ぐべきだったのかもしれない」という厳しい意見までを口にしたが、これも新天地で再スタートを切る長野に対する広岡氏流の辛口の応援メッセージだろう。大物OBの広岡氏の指摘を巨人のフロントと原監督は、どんな思いで受け止めるのだろうか。広岡氏の痛烈批判に反論するには優勝という結論を導くしかない。
(文責・駒沢悟/スポーツライター)
☆過去には定岡や元木が移籍を拒否して若くして引退しましたが、巨人を出ても現役続行を選択したということは、まだまだ野球人生は終わっていない、と思っているということ。カープでやる、という決断は、相当な覚悟だったはず。
☆で、巨人さんですが、ま、丸はともかく、炭谷は「優勝のために絶対に必要な戦力」なんでしょうかねぇ。ちなみに昨年の戦力でも、K.Oは十分優勝できたと思いますよ。問題は投手陣で、先発のコマが揃わなかったこと、リリーフ陣が崩壊したことが、V逸の最大の要因。野手は、岡本くんを4番に抜擢、吉川尚や田中俊など若手をセカンドに起用して、ちょっといい感じになってたんですよね。
☆で、若手をプロテクトするとかいうんだったら、外野も若手を起用すればいいんですよ。丸なんて獲らなくても、重信・立岡・石川・和田・松原と、楽しみな若手はゴロゴロいます。坂本が1番を打っているのは明らかにバランスが悪く、1番センターに俊足好守の選手を置けば、いい感じの打線になると思いますよ。
☆さて、原監督がどんな「チーム」を作るのか。今から楽しみにしておきましょう。
P.S. 今日もほんとにたくさんのアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。
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source : K.Oのカープ・ブログ。