2019年1月6日日曜日

【'19 新春特集3】新井誠也対談2・小園根尾対談2・期待の5人。


◇【新井氏&誠也対談2】新井氏「阪神時代から見ていた。“いいスイング”って」ブレークに「来たな…と」 1/2(水) 14:06配信 スポニチアネックス

 ――新井さんが広島に復帰した2015年、お二人にはお互いがどう見えていましたか?

 新井 「もちろんチームの中心になると思ったし、いずれは4番を打つと思いました。阪神に在籍していた前年から、終盤に1軍に上がった誠也を見て“いいスイングをするな”と感じていたんです。一度、広島市内の飲食店で会ったよな?」

 誠也 「はい。“いいスイングだな”と声を掛けてもらいました」

 新井 「面構えもいいと思った。負けん気が強そうな。いい選手が出て来たな…と。

 誠也 「ボクは新井さん、黒田(博樹)さんと一緒にプレーできていることがうれしかったです。単純に」

 新井 「その頃はまだ自分のことで精いっぱいだろうからな」

 誠也 「はい。周りを見る余裕も、考える余裕もなかったです」

 ――翌16年に鈴木選手は大ブレークした。

 新井 「来たな…と。普通は1段だけど、いきなり2~3段飛ばしで来たな…と感じました。オリックス戦の3試合連続決勝弾(6月17~19日)を“神ってる”と言われたけど、マグレみたいで誠也には失礼な話。1年間通して素晴らしい成績を残したわけですから。確かな技術がないと、運だけで成績を残せる世界じゃないので」

 ――25年ぶりの優勝を決めた9月10日、東京ドームでの巨人戦でも2本塁打を放った。

 新井 「優勝を決める試合で、2発はなかなか打てないからね」

 誠也 「ボク、1年目に巨人の優勝(13年9月22日)を東京ドームで見ているんですよ。胴上げを見るのがスゴく嫌で、“いつか絶対にここで優勝してやろう”と思った。だから、あの日は“絶対にここで決める”と気持ちが高ぶっていて…」

 新井 「素晴らしいですね。その時の記憶をエネルギーに変えられるわけだから」

 誠也 「緊張して足が震えていたけど、あの年はそういう年でしたね。やることすべてが恐ろしいぐらいにハマるし、勢いだけで流れに乗っていける」

 新井 「それも確かな技術があるからよ。マグレでは打てない」

 ――打者として鈴木選手がすぐれているところはどこでしょう。

 新井 「すべてじゃないですか。長打が打てるし、勝負強い。賢いし、割り切れるし、割り切る勇気もある。技術を含めて全部がスゴい。しかも、3年間素晴らしい成績を残しているのに、まだ伸びしろがある。そう期待させる力を秘めているのがスゴい。誠也なら40本、40盗塁もあり得ると思いますよ」

 誠也 「昨季は、盗塁を含めてもう少し走りたかったんです。もともとのプレースタイルなので。首脳陣はもっと走ってほしいと思っているだろうし、スピードがあるうちは…」

 新井 「今は葛藤があるだろうけど、ケガが治ったら40、40を目指してほしい。足が速いんだし、走ることで打撃にも守備にもいい影響を及ぼすので」

 ――新井さんと鈴木選手の共通項はカープの4番。4番打者とはどんな存在でしょう。

 新井 「誠也、どう思う?」

 誠也 「昨季終盤に初めてわかりました。4番とはこういうことなんだ…と。マジック1(9月23日)になってからの期間、丸さんもボクも状態が落ち気味で勝てない時があり、そういう時に限ってチャンスで4番に打席が回ってくるんです」

 新井 (笑)

 誠也 「そう感じるんですよ。“こういう時に限って何でオレに回るんだよ”って」(笑い)

 新井 「そうそう。“何でオレなんや”みたいなね」(笑い)

 誠也 「それまで丸さんが打つと、“何で打つんだよ”って思ったのに、現金なもので、その時は“頼むから打ってくれ、回ってくるな”と考えるんです」

 新井 「わかるよ」

 誠也 「新井さんにもよく言われましたが、今はチームが強いから他の選手が打つし、自分が打てなくても軽減される。でも、Bクラスに落ちた時にこれが続くと、相当に苦しいと思うんですよ」

 ――新井さんの実体験でもありますね。

 新井 「今となったらいい経験ですけどね」

 誠也 「今はチームが弱くなった時の下準備というか、今じゃないと思うんですよ。本当の仕事は。弱くなり、Aクラスが懸かるという時に打つのが4番、一番大事な時に打つのが4番だ…と」

 新井 「誠也は漢字が苦手だけど、賢いんです。この若さでいいことを考えているし、深い。感心する」(笑い)

 誠也 (笑い)「現実的に(好調が)ずっと続くわけじゃない。新井さんに昔話を聞かせてもらうと、今じゃないと思いますね」

 ――苦しい時期は新井さんから助言も。

 新井 「いや、そんなに声を掛けていないですよ。これは言わなきゃ…と思ったら言うけど、自分から言うことは基本あまりない。年に1、2回か…」

 誠也 「昨季の終盤、ボクが変になった時にはあります」(笑い)

 新井 「誠也はボクと違うんですよ。ボクは出たとこ勝負で単細胞だけど、誠也はいろんなことを深く考え、計画性がある。ポテンシャルもボクなんかより全然スゴい。ただ、あの時は目に余るというか“何やっとるんや”みたいな」(大笑い)

 誠也 「いろいろ打ち方を変えて」(笑い)

 新井 「カーブを打ったのはいつだっけ?」

 誠也 「クライマックスシリーズ(対巨人、10月17日の第1戦)です。変な打ち方で、入ってきたメルセデスのカーブを出合い頭に」

 新井 「CSの時はこれ(バットを構えた時に小さな動きを入れる動作)でやっとったよな。それでカーブをホームランした」

 誠也 「はい。1カ所バッティングでも結果が出ないままCSに入り、突破後にまた打ち方を戻した時、新井さんに“お前、変えたのか? 何であんなことをしとったん?”と言われたんです」(笑い)

 新井 「そう。日本シリーズ前に」(笑い)

 誠也 「“そっちの方がいい。ちょっと安心した”って」(笑い)

 新井 「誠也はいろんなことをトライしようと思っているんです。それがボクにもわかるから、あまり言わないんですよ。でも、あの時はさすがに」(笑い)

 誠也 「さっきも言いましたけど、終盤から状態が落ち気味で、そのままだと悪いイメージしかない。しっかり振れる打ち方に、取りあえずしたかったんですね。結果はダメで、高めの真っすぐが当たらない。でも、トライしたからこそ、高めの150~160キロをしばければ、どの球も打てる…と改めて感じることができました」

 新井 「うんうん」

 誠也 「ボクの中では変えて良かったと思います。あの打ち方では高めに手が出ない。高めを打つ大事さに気付き、日本シリーズ前は元に戻して高めを打つ練習をしました。打ち方を変えずCSに入っていたら、あの日本シリーズ(敢闘賞)はなかったと思います」


☆「割り切る勇気」というのは、いい言葉ですな。批判好きな人はすぐ結果が出ないと叩きますが、緒方監督がもしそんな人だったら、誠也くんはここまで育ってないと思います。むしろ、邪魔(笑)。143試合トータルで結果を出そうと思ったら、いちいち毎回プレッシャーを感じてたり貢献しようと意気込んでたりしてたら、身が持たない。どうやって力を配分して、シーズンを乗り切るか。体力もそうですが、精神力も無限にある訳ではありません。


☆そして、シーズン中にフォームを変える勇気も、誠也くんにはある。結構大幅な変更でしたよ、あれ。でもあれで、それこそ「切り替え」ができたんでしょうね。同じままで行ってたら、ズルズル行ったかも知れません。そういう意味では、どちらがフォームとして優れているかという話ではなく、人間には時として、一見すると「ムダな時間」に見えるような期間も必要な時がある、ということ。


☆そして、そういう誠也くんを、鋭い洞察力と温かい目で見ていたのが、新井さん。指導者にまず何より必要なのは、選手を見ること。フォームの欠点を見つけたとして、それをコーチが言って直るんだったら、そもそもそんなフォームにはならない(笑)。指摘するのは簡単なことで、我々素人が気づくようなレベルのことは、選手もコーチも分かってるんです。ただ、分かっててできない、なんてことが、人間にはある。そういうことを、新井さんはよく分かってるんですね。


☆欠点が直らないとして、じゃあどうやって試合で結果を出すのか。そこを工夫するのも、知恵の1つ。フォーム改造は、誠也くんなりの「知恵の1つ」だったと思います。


☆さてお次は、小園くん根尾くん対談、その2。


◇【広島・小園-中日・根尾ドラ1対談2】小園「僕らの世代で盛り上げていきたい」 1/2(水) 6:00配信 デイリースポーツ

 球界の未来を担う注目のドラフト1位同士が、熱い思いを語り合った。広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園=と中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭=の新春対談が実現した。初めて顔を合わせた中学時代の対戦から、プロのユニホームに袖を通すことになった現在、そして将来、再び日本代表でともにプレーする思いまで、本音トークをお届けする。以下は対談その2。

  ◇  ◇

 -ドラフトでは2人とも4球団競合で1位指名された。当日のことは覚えている?

 根尾「藤原と小園でどれだけいくかなと思っていて、まず藤原に3球団(連続で)いって」

 小園「印象的でしたね、あれは」

 根尾「全部藤原じゃないか?みたいな。それで小園に来て、“うわ、小園ばっかや”と思って…。俺に指名は来るのかなって心配になった。それにしても、藤原の3連チャンはあかんよな」

 小園「うん、ちょっとあれはびっくりした。その印象しかないですね。(藤原に)3球団から来て、さらに続くかなと。でも自分も名前が呼ばれたので」

 -同学年で意識してきた選手はいたか。

 根尾「(小園は)恭(藤原)じゃない?」

 小園「そうだね。中学生の時からずっと一緒にやってきたので。根尾もそうなんですけど、藤原ですね」

 -藤原は抜きんでているものがある?

 小園「走攻守で抜けてますね」

 根尾「とにかくスイング、インパクトが強いので、多少詰まっても外野の頭を越えていきますし。足も速いので内野ゴロもヒットになる。大体出塁してるイメージですね」

 -足は負けてないのでは?

 小園「藤原はバットを振り切るので、その分、僕の方がちょっと速くなるところもあるかもしれない。だけど根尾もそうなんですけど、打席の中であれだけフルスイングできるのがすごい。タイプもあるとは思うけど、あれだけフルスイングされると投手も絶対嫌だなと思います」

 -お互いショート。これまで意識したことはあった?

 根尾「あまりなかったですね。近くにいなかったので。自分は藤原もそうでしたけど、大阪桐蔭の同級生みんなを常に意識していました。レギュラーは最後の方は固定されてましたけど、それまでは誰がどこを守るかも分からなかったし」

 (続けて)

 根尾「みんな『打てなかったやつは試合に出られない』みたいな感じだったので、小園とかも甲子園に出てきたら意識はしますけど、普段はほぼ毎日、藤原を筆頭にチームメートと競争でしたね」

 -レベルの高い同世代が多いのはモチベーションになる?

 小園「高校の時からすごいと思いながら見ていて、自分も負けたくないという気持ちでやってきた。プロに入っても、その気持ちを変えずに同世代で盛り上げていきたいなと思います」

 根尾「同期に負けたくない気持ちはありますし、そのためにやることも多いなと感じます。お互いに頑張っていきたいなという気持ちもあります」

 -2月に入ると春季キャンプが始まる。楽しみや不安は?

 小園「キャンプは相当キツイと思うので、耐え抜く体を今作ってます。しっかりアピールするという気持ちを忘れずにやっていきたいと思います」

 根尾「僕も体が強い状態になるように今やっています。キャンプはまず第一印象が大事だと思う。そこでアピールできるように準備はしてます」

 -ドラフト1位の重圧はあるか。

 小園「入ってしまえば一緒なので全く関係ないですし、これから一緒にやっていくライバルなので、あまり感じてないですね」

 根尾「1位も6位も関係ないです。プロの世界に入るというところでは同じなので。1位なので活躍を期待されているところはあると思うけど、(活躍を期待されるのは)他の選手も変わらない。僕も(重圧を)感じないというか、鈍感なので感じてないですね」

 -2人ともプロではショートとして臨む。ショートの魅力は。

 根尾「守備範囲がとにかく広く、視野も広く持てる。一番自由に動けるポジションでもあり、連係プレーも多い分、アウトに関与できる回数も多い。ショートがうまいチームはまず守りが堅いですし、チームの顔って印象があります」

 小園「内野の中で一番華がある。そこを守っていると絶対自分も活躍できるんじゃないかなと思いますし、プレーの絡み合いも多い。センターラインの一角ということで、チームの中心にもなってくると思います」

 (続けて)

 小園「参考にしているのはソフトバンクの今宮選手。捕るところまでと捕ってからの足の使い方のキレ、送球がすごい。一連の流れがきれいなので、参考にさせてもらっています」

 根尾「僕はドラゴンズの二遊間。井端さんと荒木さんのプレーはよく見てたので、マネしてました。今もグラブのさばき方だったり捕るまでの準備、そこからの体重移動だったりは参考にさせてもらっています」


☆いやいや、この2人は、しっかりしてますなぁ。いちいち言ってることが尤もで。


☆で、野球のことも、よく勉強してる。センターラインの重要性、守備の目のつけどころ。高いレベルで野球をやってたんだろうな、というのを窺わせます。


☆いやいやほんと、将来が楽しみですわ。


☆その、小園くん。


◇広島・小園海斗 「攻守走」の三拍子をさらに磨いてプロの世界へ/2019年このルーキーに注目 1/3(木) 12:02配信 週刊ベースボールONLINE

 広島の注目ルーキーと言えばやはり、ドラフト1位、4球団競合の中、緒方孝市監督が引き当てた小園海斗(報徳学園高)だ。

 根尾昂(大阪桐蔭高→中日)、藤原恭大(大阪桐蔭高→ロッテ)と並び、高卒野手ルーキービッグ3の一人。攻守走三拍子そろった大型ショートだ。昨夏の甲子園、聖光学院戦での、3本の二塁打を放ち、すべて生還してチームの全得点を記録する活躍は、ファンの記憶にも新しい。機動力を重視するカープ野球にもピッタリな選手だ。

 高校時代は、長打も打率も残せる打撃、強肩を利した深いポジショニング、50メートル5秒8の俊足を生かした走塁で力のあるところを見せたが、プロの世界に挑むにあたり、本人はまたそれぞれの分野で「一つ上」を見据えている。

 打撃では木のバットに対応するためのより正確なミート、走塁ではプロレベルへのけん制への対応、守備でも「まだまだミスが多い」と、入団後は名手の菊池涼介や田中広輔ら先輩のいいところを参考にしたい、と向上心をのぞかせる。

「将来は主力選手に」と緒方監督も期待を寄せるが、折しもこのオフ、菊池涼介が近い将来のMLB挑戦の希望を表明、セカンド、ショートの若手の早い育成が望まれる状況ができ、一軍デビューは意外に早くなるかもしれない。

 年末年始には中学時代の枚方ボーイズでのチームメートで、本人も「生涯のライバル」とする藤原と一緒に過ごしスタートするという。いざ、プロの世界で勝負。黄金ルーキーのこれからが楽しみだ。


☆その小園くんの新年の誓いは、「挑戦」。


◇広島ドラ1小園「挑戦」で未来切り開く 開幕1軍から新人王 30歳で侍ショート 1/3(木) 6:00配信 スポニチアネックス

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18=報徳学園)は2日、プロ野球選手としての未来予想図を本紙に明かした。

 兵庫県神戸市の生田神社。マジックを手に悩んでいた。「すみません。どうしようかな……」。新年の誓いを求められてから約10分。色紙に「挑戦」と書き込んだ。

 「プロという世界に入って、何もかも新しいことばかり。どんなことにも挑むという覚悟で“挑戦”を選びました」

 挑戦から切り開くドラフト1位ルーキーの未来予想図は壮大で頼もしい。

 1年目の目標を問われると「開幕1軍です」と即答。緒方監督は春季キャンプの1軍スタートに関しては否定していない。確実に訪れるであろう首脳陣へのアピール次第で、プロ入り最初の目標を達成できるか決まる。

 「新人王という目標も持っているのでシーズンが終わったときにその権利を獲得できる位置にいないと。そのためには開幕から1軍にいないといけないのかな」

 球団の高卒野手で1年目にデビューしたのは99年の東出が最後。さらに、ハードルを上げ、開幕1軍にすると、1989年からの平成では一人もいない。それだけの高い目標を課して、プロの世界に飛び込む。

 30歳を迎える11年後の30年シーズン。現在の広島でいえば「タナ・キク」世代にあたり、チームを背負う立場になる。ただ、小園は、チームの立ち位置よりも広い視野で想像を膨らませていた。

 「侍(ジャパン)に入って、日本のショートなら小園と言ってもらえるような存在になっていたいなと思います」

 目標として公言し続けている「日本一のショート」を、30歳までには達成しようと思い描いていたのだ。さらに、トリプルスリー、ベストナイン……と堂々と宣言できるのも小園のスケールならうなずける。

 心躍る未来予想図も、一歩目が肝心。「体がなまってしまうと最初からついていけなくなるので、他の選手よりも力を出せるようにしておきたいです」と来たる新人合同自主トレ、春季キャンプに向けても油断はない。2019年の干支は「亥」。猪突猛進で突っ走る。(河合 洋介)


☆ま、どれだけ有望な選手でも、プロでやってみないと分からないのですが、それだけの可能性を秘めていることに間違いはありません。


◇兵庫の「ドラ1」に聞く 「日本一の遊撃手」になる 広島・小園海斗 1/3(木) 11:00配信 神戸新聞NEXT

こぞの・かいと 2000年6月生まれ。宝塚市立光ガ丘中時代は枚方ボーイズでロッテ1位藤原恭大(大阪桐蔭高)とプレー。178センチ、83キロ、右投げ左打ち

 走攻守がそろう超高校級遊撃手の実力は、4球団から1位指名を受けたドラフト会議で証明された。小園海斗内野手は名門・報徳高で1年生春から1番を担い、2年生からは2年連続高校日本代表に選出。守備範囲の広さや強肩を武器に球をさばき、走っては50メートル5秒8の俊足でかき回す。昨夏の甲子園大会で大会タイ記録の1試合二塁打3本をマーク。広島では、昨季まで鈴木誠也外野手がつけた背番号「51」を継承する。(聞き手・長江優咲)


 -地元・兵庫で野球を続けてきた。

 「結果が出ない時も折れなかった。地元から甲子園に出たくて報徳に進み、『逆転の報徳』の精神が個人としても生きている。兵庫の期待に結果で恩返ししたい。高校と大学の日本代表壮行試合で、兵庫出身の3人(=辰己涼介、甲斐野央、松本航)に『ナイスバッティング』と声を掛けてもらった。高校生(のドラフト1位)は自分だけ。負けないように頑張らないと」

 -昨夏の東兵庫大会で印象に残っている試合は。

 「4回戦の滝川第二戦。春季県大会2回戦で逆転負けした相手に雪辱できた。春の負けで甲子園への気持ちが本当に強くなった。個人では準々決勝で対戦した長田の橋本(達弥)投手。フォークがよくて、三振してしまった」

 -甲子園では初戦で二塁打3本の大会タイ記録。

 「自信になった。甲子園歴史館にバットを飾ってもらえたし。組み合わせが決まった当初は内心『ちょっとやばいな』と思って。東北王者に勝てるのかと。競り勝てたことで勢いに乗れた」

 -守備では内野の土より後方の芝で構える。

 「(宝塚市立逆瀬台小時代の)宝塚リトルリーグのコーチに『甲子園に出たら芝で守れよ』と言われていた。リトルリーグは俊足の選手が多く、ゲッツーを取る練習ばかりしていた。とにかく速さを求められたことが強みにつながっている」

 「基本の大切さは報徳で学んだ。壁当てとか、転がしてもらった球をひたすら取って投げるとか。球への入り方を地道な練習で身に付けた」

 -枚方ボーイズで同期だったロッテ1位の藤原恭大(大阪桐蔭高)がライバル。

 「実はドラフト会議後、藤原と家族一緒に祝った。プロ行きが決まってからは一度だけ2人でバッティングセンターに行って。高校で対戦できなかったから、プロの世界で戦いたい。周りも望んでくれていると思う」

 -今月6日に入寮する。

 「(プロ野球選手になるという)実感しかない。12月にマツダスタジアムを見学し、遊撃の守備位置に立った。テレビで見ていた場所に自分が立っているんだなと思って。天然芝でバウンドしやすいと聞くので、ほっともっと(フィールド)神戸のような感じかなとイメージしている。難しい球に対応できるように(昨季正遊撃手の)田中選手にバウンドへの合わせ方を習いたい」

 「短距離の切れを意識して走り込んだり、チューブで肩を鍛えたりと、球団からもらった練習メニューで準備してきた。新しいグラブにも刺しゅうした『日本一のショート』になるため、新人合同自主トレでアピールして、春季キャンプ1軍スタートを狙います」


☆いやいや、まずは春季キャンプ1軍、ですよね。体ができていれば、十分その可能性はあります。オフが大事になってきますね。




☆さて、2019年ブレイク期待の、5人。


◇最速154キロ右腕、強打の高卒捕手… 広島、2019年ブレイク期待の5選手 2019.01.03 Full-Count

 昨季は3年連続でセ・リーグ覇者となった広島。34年ぶりの日本一を目指したが惜しくもソフトバンクに敗れた。2年連続MVPの丸がFAで巨人に移籍したが若手にとってみればチャンス到来。4連覇を目指すカープの2019年ブレイク期待の5選手を挙げる。

〇床田寛樹(3年目・23歳)

 ルーキーイヤーの17年には開幕ローテ入りを果たしプロ初勝利を挙げた左腕。だが、同年7月にトミー・ジョン手術を受け、リハビリを経て昨季8月に実戦復帰。2軍で8試合に登板し、1勝1敗、防御率2.25と復活の兆しを見せた。秋季キャンプでもアピールを続け、2019年は先発ローテ入りを狙う。

〇長井良太(3年目・19歳)

 つくば秀英出身の高卒2年目右腕は、昨シーズン1軍デビューを果たすと自己最速の154キロをマークするなど4試合に登板。防御率13.50と1軍のレベルを痛感したが、自慢の直球が首脳陣の目に止まった。2軍でも27試合に登板し1勝1敗2セーブ、防御率3.06と結果を残しており、3年目の飛躍に期待がかかる。

〇中村奨成(2年目・19歳)

 高校通算45本、17年夏の甲子園では新記録となる大会6本の本塁打を放ち、2017年のドラフト1位として入団。1年目は2軍で83試合に出場し、打率.201、4本塁打、16打点と経験を積んだ。1軍には會澤、石原が君臨するため壁は高いが、強打と強肩を生かして1軍の枠に入り込みたい。

〇坂倉将吾(3年目・20歳)

 高卒1年目にして1軍デビューを果たし初安打をマークしたが、昨季は9試合出場で打率.125と結果を残せず。それでも2軍では打率.329、4本塁打、29打点と自慢の打撃を見せつけた。中村と同じく會澤、石原の高い壁を越えることができるか。

〇高橋大樹(7年目・24歳)

 2012年ドラフト1位で入団した右の長距離砲。昨季は2014年以来の1軍出場を果たすと待望のプロ初安打をマーク。6試合に出場し、打率.333を記録した。2軍では10本塁打をマークしており、今季は初アーチにも期待。丸の移籍で1枠空いた外野争いに入りたい。


☆中村奨くんは、もうちょっと時間をかけた方がいいと思います。床田くんは順調に行けば、ローテ候補の中に入ってくると思います。後は、オープン戦で結果を出せるか。また長井くんは、1軍のマウンドで自分のパフォーマンスができるかどうか。これもオープン戦が勝負になってくると思います。


☆野手では、坂倉くんは、外野にも挑戦。キャッチャーで育てたいところですが、あのバッティングを1軍で使わないのは、ちょっともったいない。将来は小園くんと3番を争うことになると思います。また高橋大くんは昨年1軍でも結果を出しましたし、使ってやれば結果は出せるはず。オープン戦でバシバシ結果を残してほしいところ。


☆一方、昨年エース級の活躍を見せた、大瀬良くん。


◇広島・大瀬良の野球観を変えた“神対応”への黒田の言葉 1/3(木) 16:54配信 東スポWeb

 温厚な性格の広島・大瀬良大地投手(27)大瀬良の“野球観”が変わったプレーがある。2017年8月16日の阪神戦(京セラドーム)。2回の打席で藤浪から左腕に死球を受けた。

 球場内は一時騒然。しかし、大瀬良が笑顔で「大丈夫」と藤浪にサインを送ったことで不穏なムードはすぐに収まった。この行為にネット上では「神対応だった」など称賛の声が挙がった。

 大瀬良は「別にあれは神対応だとは思ってない」と振り返る。「僕が小さいころから学んできた野球観がそういうものだったので、そういう対応をした」と当たり前のことをしただけだった。しかし、この行為が思わぬ波紋を呼んだ。16年限りで引退したレジェンド黒田氏から「大地のやったことを肯定も否定もしない。ただ、やるかやられるかという気持ちは必要」との指摘を受けたのだ。

「“アマチュアの野球観”と“プロの野球観”に違いがあるというのは、そこで勉強させてもらった」。少年時代から高校、大学を通して自らを形成してきた野球に対する考えを見直すきっかけになったという。

 ただ「変えなくてもいい価値観もある」とも言う。チームメートとの接し方。後輩に対して言葉で伝えることやコミュニケーションを取りやすい環境をつくることは継続していくつもりだ。


☆リリーフ時代、打たれてベンチで泣き続けた一件も随分あれこれ言われましたが、これはですね、つまり当てられて笑顔で対応したり打たれて泣くこと自体がどうこうじゃないんですね。黒田さんも、「大地のやったことは肯定も否定もしない」と言っています。そうではなくて、そういう「精神性」を黒田さんは問題にしている訳です。で、大瀬良くんは、自分なりに考えて、「アマとプロの違い」という結論に達した。だとしたら、それでオーケー。ひとつ学んで、大人になった訳です。


☆先発でうまく行かず、リリーフに回ってリリーフで打たれという、失敗や挫折を経験したことで、大瀬良くんは一回りも二回りも大きくなった、と思いますよ。だからこそ昨年の成功があった。だとしたら、泣いたこと自体は然程問題じゃない。それだけ「勝ちたい」と思ってた、ってことですからね。で、その経験から、「打たれても切り替える」ということを学んだ。だとしたら、それでオーケー。ひとつ学んで、ひとつ大人になったんだと思います。


◇“SNS断ち”で飛躍した広島・大瀬良 2019年の目標は「沢村賞」 1/3(木) 16:54配信 東スポWeb

 広島の大瀬良大地投手(27)が、2019年シーズンの大目標を掲げた。狙うはずばり沢村賞だ。巨人・菅野が2年連続で獲得しているが「全員がゼロからのスタートになる」と投手最高峰のタイトル取りへ意欲を見せている。昨季はリーグ最多勝(15勝)と勝率1位(6割8分2厘)の2冠を手にし、球団初のリーグ3連覇に貢献。好成績につなげた舞台裏での“SNS断ち”エピソードも明かした。

 昨季リーグ3連覇の立役者として先発ローテーションを守り抜いた大瀬良は勝利数、勝率以外にも防御率(2・62)、投球回数(182回)、奪三振数(159)で自己最高の数字を記録した。

 過去にはルーキーイヤーの2014年と17年にいずれも10勝をマークしたものの、周囲からの評価は「物足りない」といったものばかりだった。

 大瀬良自身にもそうした厳しい声は届いており「2桁勝って規定(投球回)に乗るというところを求められているわけではないんだなと。そこで『よくやった』なんて言われるより、逆に発奮材料にして、まぁ今に見てろという気持ちになった」と闘志を燃やして臨んだシーズンだった。

 2段モーション解禁やフォーム変更など、力強い投球を求めて努力を続けてきた右腕。私生活ではインスタグラムの使用をやめた。インスタグラムは写真を共有できるSNSで、選手同士の食事会やプライベートな一面を公開し、ファンサービスの手段として活用する選手も多い。ただ一方でファンからの容赦ないバッシングが直接届くこともある。

「シーズン中に気に障るようなことがあるとすれば、やる必要はないかと。打たれたら心に刺さる言葉もコメントで寄せられたし、ファンがそのような思いを抱くのは当然のこと。それを背負って結果を残すのもプロだけど、遮断してなくすのも一つの手だと考えた」

 ファンや周囲の苦言をシャットアウト。「どうパフォーマンスに影響したか分からないけど、少なからず関係したかも」とプラスにつなげた。

 こうした多くの取り組みが功を奏して飛躍のシーズンとなったが、昨季の成績を一過性のものにするわけにはいかない。昨季について「完璧と言い切れる試合を思い出せないから、おそらくなかったんじゃないかな」と話すように、満点投球までにはまだ課題があるという。「そこ(課題)を潰していって、もっといい成績を残せるようにしていかないといけない」と前を見据える。

 視線の先には投手最高峰のタイトルがある。2年連続で巨人・菅野が獲得している沢村賞だ。昨季は勝利数では並んだものの、試合数、防御率、完投数、投球回数、奪三振数の6部門で“完敗”した。それでも「今季はまた全員が平等にゼロからのスタートになる。投手として最高の賞だし、目指してやっていきたいところ」とナンバーワン投手の称号を手にする意気込みを見せる。

「個人として昨季のような数字を続けて出すことが重要。すごく険しい道のりだと思うけど、その先に本当の意味でのエースと呼ばれる存在になるんだと思う」とキッパリ。今季も先発陣の大黒柱としてマウンドに立ち続ける。


☆ま、選手を平気で叩く人ってのは、選手を「心と体を持った生身の人間」とは思ってませんからね。言われたらどう思うかとか、全く考えてませんから。自分が選手を叩いてストレスを発散することしか頭にない。遮断するのは、賢明な判断だと思います。


☆基本的には、選手は野球に集中すればいいと思いますけどね。結果を残すこと、勝つことが、何よりのファンサービスですから。


☆一方、こちらは、「全開ツイート」(笑)。


◇広島の新外国人ローレンスが新春に闘志全開ツイート「かかってこい、2019!」 1/3(木) 13:10配信 Full-Count


◆新外国人レグナルトもインスタでカープ坊やのイラストを公開

 広島の新外国人ケーシー・ローレンス投手とカイル・レグナルト投手がそれぞれ、ソーシャルメディアで新年に向けての意気込みを披露した。

 ローレンスは自身のツイッターで「ハッピーニューイヤー!」と挨拶すると「かかってこい、2019!レッツゴーカープ!」と、闘志全開で2019年に挑みかかった。

 レグナルトは自身のインスタグラムを更新。「2018年はスペシャルな年でした!! 本当に数々の素晴らしい瞬間、思い出、チャンスがありました」と綴り、自身の結婚式の写真と3Aラスベガスのマウンドに立つ勇姿を公開。さらに「2019年、君の出番だ!」と鯉のぼりの絵文字付きで意気込むと同時に、3枚目の写真として広島のマスコット「カープ坊や」のイラストを公開している。

 先発と中継ぎの二刀流をこなすローレンスとリリーフ左腕のレグナルト。いずれも新チームへの合流が待ちきれない様子だった。


☆いやいやもう、まだ来日もしてないのに、すっかりカープの一員(笑)。すぐにチームに溶け込みそうですね。




☆さておしまいは、今日も新井さん。


◇広島 2016年は25年ぶりのリーグ優勝、優勝が決まった瞬間に新井貴浩は「頭が真っ白になった」 1/3(木) 6:03配信 広島アスリートマガジン

 現在発売中の広島アスリートマガジン1月号は18年限りで現役生活を終えた新井貴浩氏の引退記念号。
 厳選過去インタビューと共に現役生活を振り返る。 再び背番号25を背負った2016年、新井にとって最高のシーズンとなった。通算2000安打の偉業を達成し、打線の中心としても打率3割、101打点を記録。黒田博樹とともに精神的支柱としてチームを優勝に導いたシーズンに迫った。

*  *  *  *  *  *

[広島アスリートマガジン 2016年12月号掲載]


─ 今季を振り返って、どんなシーズンでしたか?

「日本一になれず最後は悔しかったですけど、素晴らしいシーズンで、僕の野球人生の中でも最高の1年でした」

─ 改めて25年ぶりのリーグ優勝についてお聞きしたいのですが、決まった瞬間はどんなお気持ちでしたか?

「頭が真っ白になったというか、優勝したあの一瞬で苦しかったことがパーンと飛んだ感じになりました」

─ 優勝が決まった直後、チームメートの輪の中で黒田博樹投手と抱き合っていました。

「今までのこと、特に苦しかったこと、辛かったことが、頭の中で一気に駆け巡りました。それが報われた思いで涙が止まらなくなりました。黒田さんがその前に号泣されていたので、その姿を見て僕も一気に涙をこらえられなくなりました」

─ 緒方孝市監督、黒田投手の胴上げ後、新井選手の胴上げもありました。

「『俺はいいよ』と言ったんですけど、みんなに胴上げをやってもらって、本当にうれしかったですし、最高の気分でした。胴上げの経験も初めてだったので、最高にうれしいのと、『俺はいいのに』と思っていたので、ちょっと恥ずかしい気持ちもありました(笑)」

─ 新井選手にとっては初優勝だったわけですが、初のビールかけはいかがでしたか?

「最高でしたね。最高でしたけど、あちこちの取材対応に追われていました(苦笑)。なので自分がみんなにビールをかける時間がほとんどなくて、逆にビールをかけられたのはすごく多かったですね。かけられてるのが9割でかけるのが1割くらいのもんですよ(笑)。なので、もう一回やって今度はたくさんビールをみんなにかけたいと思っています!」

─ 今季、自身が残された数字(打率.300、19本塁打、101打点)についてですが、自己評価としてはいかがですか?

「『よくやった』という自分もいますし、『まだできただろう』という自分もいて半分半分ですね。決して納得はできていません」

─ 今季は休養を挟みながらのプレーが続きました。

「そのあたりは、監督も含めスタッフのみなさんに任せていたので、自分は良い準備をして、いけと言われたところでいくだけでした。上手く起用していただいたという印象が強いです。昨季は夏場以降に調子を落としてしまいましたが、みなさんのおかげで昨季よりも体調は良かったですね」


(広島アスリートマガジン2019年1月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ 新井貴浩(あらいたかひろ)
1977年1月30日生(41歳)、広島県出身
広島工高-駒澤大-広島(1998年ドラフト6位~2007年)-阪神(2008年~2014年)-広島(2015年~2018年)


☆合計3回、ビールかけはあった訳ですが、結局新井さんは、かけられ続けたんでしょうね(笑)。


☆黒田さんと新井さんが帰ってきて、ようやく果たすことのできた、リーグ優勝。その黒田さんも新井さんもいなくなって、いよいよ自分たちで「日本一」を勝ち取る時が来ました。野村監督以来築き上げてきた今のチームの、真の力が試されるんだと思います。


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source : K.Oのカープ・ブログ。