☆さて、まずは緒方監督、安仁屋さんの対談、その1。
◇【緒方監督×安仁屋氏のカープ愛対談1】丸移籍も「これはもうカープの歴史」 1/3(木) 6:02配信 デイリースポーツ
今季5年目の指揮を執る広島・緒方孝市監督(50)とカープOB会長でデイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(74)が、恒例の新春対談を行った。昨季は球団史上初のリーグ3連覇を達成した。今年は35年ぶりの日本一が最大の目標だ。カープを愛する2人が熱く語り合った。以下は対談その1。
◇ ◇
安仁屋氏(以下、安仁屋)「あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします」
緒方「よろしくお願いします」
安仁屋「まずは3連覇おめでとう!新井が『家族』と言ったようにチームワークが12球団でナンバーワンだったんじゃないかな。コミュニケーションが一番大事。この間、衣笠が出ていたテレビ番組を見ていたら、家族とは言わなかったけど『コミュニケーションがワシらの時代は良かった』と言っていた」
緒方「若い選手が多いだけにコーチからの言葉、指導を一方通行で聞くんじゃなくて、選手同士で意見、野球の話をたくさんして、自分はこうしないといけないと気づいていると思う。安仁屋さんが言われたようにチームの雰囲気、ムードもいいですね。ロッカー内でもそういう話ができていると思う。成長過程の中で、一段一段、力を付けていってくれているなと感じます」
-今季は不動の3番だった丸が抜ける。
緒方「そういうところを心配というか、不安に思われているファンの方もたくさんいると思うけど、これはもうカープの歴史だから。選手にとって、レギュラー選手が1人抜けることはチャンスだからね。そこを自分がつかみ取るという気持ちでやってもらいたい。穴を埋める選手は1人じゃなくていいんだから。2人3人で頑張ってもらえたらね。去年の丸の数字の近いところまでは埋まると思うし、これまでも、マエケン、黒田が抜けた時も埋まってきた。今年は新井とエルドレッドも抜ける。その席が空いたので我こそはという気持ちで。ベンチ入りとかじゃなくて、1軍のポジションをつかみ取るという意識でやってもらうだけなのでね」
安仁屋「去年は丸が離脱している間に野間が頑張ってくれた。今年はバティスタとかもチャンスと思ってくれたら最高だよね。それと松山。昨年彼が規定打席に足りて、3割以上打ったというのは、すごく大きいと思うんだよね。ワシは松山にチームを引っ張ってもらいたい。ハートが優しいだけに新井の代わりは難しいと思うんだけど性格的にはよく似とるんだよね。若い選手から突っ込まれても平気でそれに応えられる。会沢と2人でチームを引っ張ったら、去年以上に強くなるんじゃないかなという気がするんだがね」
緒方「去年の成績は大いに自信にしてもらっていい。短期決戦、日本シリーズでもいい活躍をしてくれたんでね。クリーンアップを打てる十分な力があるし、今年も期待している。ただ松山だけに頼るんじゃなくてね。新井の代わりをやってくれとかそういう思いは全然ないんです。みんなで試合に勝つためにスタメンであれベンチスタートであれ、しっかり自分の役割をね。ベンチからスタートすれば声を出してハッパをかけてくれたらいいし、プレーでは自分の置かれている打順、ポジションを意識してほしい。アウトになっても三振しても球数を投げさせたり、進塁打を打ったら十分に役割を果たしているわけだから。結果、数字を自分の中で意識するんじゃなくて、チームに貢献できたかを自信にしてやってもらったらいい」
(続けて)
「野間も去年はある程度チャンスをつかんだから、これを手放さないように、今年はレギュラーをつかんでほしい思いもある。西川、安部も去年の前半は悪くて納得のいかないシーズンだったろうし、彼らの巻き返し、若い選手で言えば堂林もそう。バティスタにしてもホームランを期待できるバッターなので、期待はすごく大きい。楽しみな選手はたくさんいるので、たくさんチャンスをあげようと思う。あとは選手がそこをしっかりつかめるかどうか、本人の頑張り次第です」(2に続く)
☆昨年は新井さん・エルさんを敢えて使わず、野間くんやバティスタにチャンスを与えました。新井さんもエルさんも使えばまだまだ結果は残すと思いますが、先のことを考えたら、若手を育てることを優先させなきゃならない。それをやっていかなければ、黄金期を続けることはできませんからね。
☆お次は、大瀬良くん、横山さん対談、その1。
◇【大瀬良×横山氏新春対談1】真のエースへ誓い 200イニングいざ4連覇日本一 1/4(金) 6:00配信 デイリースポーツ
広島の大瀬良大地投手(27)と本紙評論家の横山竜士氏(42)が、デイリースポーツの新春特別対談に臨んだ。今季、真のエースとして期待される大瀬良は、自身初となる200投球回達成へ意欲を示した。また、横山氏は国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人へ移籍した丸と対戦する際の心構えをアドバイスするなど野球談議に花が咲いた。以下は対談その1。
◇ ◇
-明けましておめでとうございます。今年は大瀬良投手にとってとても大事な1年になります。
大瀬良「明けましておめでとうございます。昨年は最多賞と最高勝率のタイトルを獲得することができました。本当に充実した1年だったと思います。でも継続して結果を出し続けることが重要で、本物と言ってもらえるようになりたい。僕自身も伸びしろはあると思っていますし、柱としてチームを勝利に導く投球ができるようにしたい。今年の目標は200投球回ですね。防御率も、もっと良くしたいです」
横山「投球回にこだわる理由って何なのかな」
大瀬良「小さいころから最後まで投げるんだという気持ちで育ってきました。だから分業制時代でも、交代したくない思いがあります。先発が勝負の7、8割の責任を背負っていると言うし、最後まで全うしたい気持ちはありますね。それに分業制になっているからこそ、完投とかの価値が大きくなるのかなと」
横山「もちろん1試合の平均イニング数を伸ばしていけば、単純に投球回は増えていく。でも昨季は中5日で回ったこともあった。中5日はすごいなと思ったし、それで結果も出した。体調的に問題ないときであれば中5日で回ってほしいし、それができれば200回は見えてくる数字だと思う。30試合に先発できれば」
大瀬良「27試合で182回です。すごく投げた気持ちになっているのに、200回には全然届かない。近くて遠い数字でした」
横山「そう考えると黒田さんってすごかったんだなって思う。ほとんどが完投という感じだったし」
大瀬良「はい、僕もそう思います」
横山「去年は4月の終わりから6月の上旬にかけて7連勝した。その中で中5日が2度あったよね。ローテを守るのは大変だけど、間隔を縮めて登板するのはどうだったの」
大瀬良「信頼がないとそういう起用はないと思うので、意気に感じましたし、そのときの状態なら何とか試合を作れるかなとは思ってました。たとえ内容が良くなくても勝ちが付けば、次に向かう気持ちも違ってきますし。良いものもあったので、こういう投球ができれば、試合を作って長い回を投げられるかなっていうのは、少しずつ分かるようになってきました」
横山「4月29日の阪神戦で投げて、中5日で5月5日のヤクルト戦に先発。しかも123球で完投した。さらに2度目の中5日だった25日の中日戦も完投。この頃はデーゲームがあるし、すごくしんどかったかなと思うんだけど」
大瀬良「交流戦入る前くらいが一番、しんどいんです」
横山「確かにその時期はみんなしんどいときだよね。そんなときに中5日で回って、その都度、完投してくれたのは、ブルペンが助かるしベンチの信頼も厚くなるよ。だったらいけるんじゃない?中5日のローテ。メッセンジャーばりで(笑)」
大瀬良「(苦笑)頑張ります!」
☆基本、6連戦の時は6人用意すべきだと思いますが、日程が変則的だったりした場合は、エース級のピッチャーが優先的に投げることになる。もちろん勝つ計算でエース級のピッチャーを使ってる訳ですから、中5日でエース級のピッチャーが投げて勝つというのは、チームにとっても大きいんですよね。
☆その、大瀬良くん。
◇広島・大瀬良投手が児童と交流 大村 1/5(土) 11:18配信 長崎新聞
プロ野球、広島東洋カープの大瀬良大地投手(長崎県大村市出身)と、少年野球チームの児童たちの交流会が4日、大村市幸町のシーハットおおむらであった。大瀬良投手は「自分を信じて毎日継続する力を養って」と児童たちにエールを送った。
交流会で大瀬良投手は「昨年は二つのタイトルを獲得し、チームもセ・リーグ3連覇した。苦しい時期もあったが、子どもたちに夢を与えられるよう頑張った」と振り返り、児童たちにサインボールと色紙をプレゼント。写真撮影にも笑顔で応じた。
児童たちは「好きな食べ物は」「ピンチの時に考えていることは」などと質問。大瀬良投手が「小学生のころは最低でも素振りを毎日100回。時間があるときは500回していた」と答えると、会場がどよめく場面もあった。
交流会に先立ち開かれた市政功労表彰式では、スポーツ親善大使として大村市のイメージアップに貢献したとして、園田裕史市長が大瀬良投手に表彰状を手渡した。
☆あら、そんなのやってたんですね。生まれ故郷に貢献できるというのは、うれしいでしょうね。大村市の皆さんにとっても大瀬良くんは誇りでしょうし、大瀬良くんにとっても励みとなることでしょう。
☆一方こちらもイベントに参加した、会沢。
◇【広島】会沢、質問攻めに絶句「開幕戦で丸への初球は?」「自身のFAは?」 1/5(土) 20:36配信 スポーツ報知
広島の会沢翼捕手(30)が5日、広島市内で上本崇司内野手(28)、中村奨成捕手(19)とともに「ダイハツ広島販売プレゼンツ カープファン新年会」に出演。司会者の際どい発言に言葉を詰まらせるシーンもあった。
会沢の印象を聞かれた中村奨は「テレビでしか見てないですけどカッコいいです」と目を合わせることもできずにド緊張。そんな様子に鯉の正捕手は「かわいい後輩ですが同じ捕手でライバルでもある。まだ奨成の壁になりたい」と余裕のカウンターパンチを浴びせた。
しかし司会者の「開幕戦は巨人戦ですがFA移籍した丸への初球はどんな球種を要求するか」という問いには絶句。「いやー、えー、そのー…」と頭をかきながら「丸はそれなりの覚悟でくる。こっちもそれなりの覚悟でいく。意外に丸は賢いので(会沢の発言を)情報として入れる。情報戦は始まってます」と敵に塩を送る行為を慎んだ。
丸同様、自身も来年シーズン中に国内フリーエージェント(FA)権を取得する見込み。その点も司会者に突っ込まれて選手会長は冷や汗。「まだ取得していない。取得したときの自分に聞いてみたい。とりあえず来年、カープのために必死になってやることしか考えてないです」と切り抜け、行使についての明言は避けた。
☆「意外に賢い」って(笑)。
◇広島・会沢 初詣の願いは「家族の健康とケガがないように」 1/5(土) 21:28配信 デイリースポーツ
広島・会沢翼捕手が5日、マツダスタジアムで始動した。
年末年始は広島で過ごし、初詣は東照宮へ。「家族の健康とケガがないように」と手を合わせたという。
新たな年を迎え、決意は新た。「また始まるなと。2月1日がプロ野球のお正月と言いますけど、あと1カ月ある、もう1カ月しかないという感じ」とキャンプインを見据えた。
☆ま、今やセ・リーグナンバーワンと言ってもいいキャッチャーになった会沢ですから、FA宣言したら引く手あまたでしょうな。ただ、本人も今はほんとに考えてないんじゃないでしょうか。その時になってみないと、分からないでしょうね。
☆お次は、中崎くん。
◇広島・中崎 “新技”習得じゃ「昇龍拳みたいな必殺技を覚えられれば」 1/5(土) 6:00配信 スポニチアネックス
広島・中崎は、「もっと上を目指せるように」と今年の漢字一文字を「昇」とした。
自身初のタイトルとなるセーブ王を目標に公言する今季。そこで、今年の漢字一文字と絡めて、「昇龍拳みたいな必殺技を覚えられればいいですね」と不敵に笑った。昇龍拳は、格闘ゲーム「ストリートファイター」での代表的な必殺技。一撃必殺!?の決め球を求めて、直球も変化球をさらなる磨きをかける。
昨季の防御率は2・71と3年ぶりの2点台に終わった。年が明けて、マツダスタジアムの施設開放初日にチーム一番乗りで練習した守護神。「去年以上のものを出していけるように自覚を持ってやりたい」と、赤ヘルの“ラスボス”としての覚悟を固めた。
☆どうでしょう、「昇龍拳」ですから、いったん浮き上がって沈む球、なんてどうでしょう(←そんな球ないって)。
☆確か、フォークもちょっと投げてましたよね。チェンジアップ、スライダーの他に落ちる球があれば、投球の幅も広がると思うんですけどね。
☆いずれにしろ、昨年は「調子が悪いなりに何とか抑える」というピッチングに終始しましたから、今年は中崎くんらしいピッチングを見せてほしいですね。
☆さて、昨日も話題になった、「丸の穴」。
◇広島・高ヘッド 激戦区は「ファーストとレフト」堂林や下水流にもチャンス 1/5(土) 16:30配信 デイリースポーツ
広島・高信二ヘッドコーチ(51)が5日、マツダスタジアムを訪れた。丸がFAで巨人に移籍し、新井が昨季限りで現役引退したことについて「絶対に1軍にいる選手が2人も抜けた。チャンスは例年以上にある。そこを狙ってほしい」と競争のゴングを鳴らした。
激戦区は「ファーストとレフト」と明言。「うちは両方できる選手が多いからね。西川、バティスタ、松山しかり。堂林も下水流もチャンス」。2年連続MVPの流出は大きな痛手となるが、「総合力で補っていきたい」と自信も見せた。
☆一方、松田オーナーは、小窪にゲキ。
◇広島・松田オーナー、猛ゲキ!小窪に「三塁空いている。レギュラーとれよ」 1/5(土) 7:00配信 サンケイスポーツ
広島・松田元オーナー(67)が4日、広島市内の球団事務所で仕事始めを迎え、小窪哲也(33)、堂林翔太両内野手(27)、岩本貴裕外野手(32)に奮起を促した。昨季限りで現役引退した新井貴浩氏(41)や国内フリーエージェント(FA)宣言で巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)の穴を全員で埋める。
4連覇へ挑むための第一歩はハッパをかけることからだった。マツダスタジアムでのトレーニングを中断し、新年のあいさつにきたのは、はやプロ12年目の小窪。松田オーナーが、声をかけた。
「三塁が空いている。レギュラーをとれよ」
昨季限りで精神的支柱の新井氏が引退、中心選手の丸が巨人へFA移籍した。球団記録更新となるリーグ4連覇や、35年ぶりの日本一を目指す上での暗雲と周囲はとらえるが、中堅組の尻をたたく絶好機と位置づけた。
「小窪はしっかりしている。大学、大学日本代表でも主将をしているし、ものが違う。菊池のサポートが必要になる」
PL学園高、青学大で主将。広島でも2016、17年に選手会長を務めるなど人望も厚いが、出場機会は17年26試合、昨季17試合と減少。勝負強い打撃、安定した守備を磨けば昨季、西川や安部らが日替わりだった三塁を狙えるというわけ。
そのほか注目している選手として「岩本、堂林」の中堅選手を挙げた。主力が抜けても、代役が次々と主役になるのが今のカープ。中堅トリオの意地に期待する。
☆タクローさんも小窪にはハッパをかけてましたが、何でしょうねぇ、欲がないんでしょうか。岩本・堂林も加え、中堅どころが存在感を見せれば、もちろん層は厚くなるし、若手への刺激にもなる。
☆困った時に出てくる、でもいいんですが、開幕1軍、狙ってみてはどうでしょうか。
☆その松田オーナー、人的補償について。
◇広島・松田オーナー 巨人・丸の人的補償「10日前後には」回答へ 1/5(土) 6:30配信 スポニチアネックス
広島は広島市内の球団事務所で仕事始めを迎え、松田元(はじめ)オーナーは「当然、日本一を目標にしながらやっていく」を決意を新たにした。
丸のFA移籍による巨人への人的補償の回答期限が19日に迫る中、「10日前後には(巨人に)知らせたい」と決断のメドを明かし、今後は首脳陣らと意見交換した上で最終決定する予定だ。
☆う~ん、相当慎重に吟味しているようですね。当落線上の巨人の選手は、ほんとに嫌でしょうね。心中お察しします(笑)。
☆その丸の代わりにセンターに入るであろう、野間くん。
◇広島野間「全員ライバル」中堅レギュラーへ打撃磨く 1/5(土) 17:02配信 日刊スポーツ
広島野間峻祥外野手(25)が5日、マツダスタジアムで自主トレを行い、精力的にバットを振り込んだ。
FAで巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)に代わる中堅の定位置が目標。昨年は初めて規定打席に到達し、打率2割8分6厘、5本塁打、46打点、17盗塁の成績を残したが、気持ちはブレーク翌年の今季に向けている。「ライバルは全員です。また一からと思ってやっている」と話した。
☆優勝旅行も辞退してトレーニングに励んでいる、野間くん。今年真価が問われるというのは、本人も重々承知していることでしょう。昨年の経験を糧にして、今年はさらなる飛躍ができるかどうか。丸の穴云々ではなく、野間くん自身のこととして、今年は昨年以上に充実した年を過ごしてほしいですね。
☆さて、丸のFA移籍に続き、菊池もメジャー挑戦を表明した訳ですが。
◇広島カープは人間でいえば20歳――菊池涼介のメジャー挑戦表明に思う 1/5(土) 11:00配信 文春オンライン
まず、菊池選手が今季オフに大リーグ挑戦したいと表明した件。これは俺が持ってるラジオ番組『がんばれカープ大放送』でも話したので聞いた人は「またかよ」だし、そのときに「見当違いの適当なこと言いやがって」と思った人は「それをまた書くのかよ」と思われるかもしれませんがやはりこれは大事な推理及びそもそも案件なので記させていただきます。
報道で知った瞬間、カープファンのみなさんは驚いたと思います。そしてショックだったと思います。「大リーグ挑戦、頑張って!」と思った人もいたとは思います。ですが、やはり寂しい気持ちがしたと思います。ヒーローインタビュー時もそうですが、広島カープを見ていると職業野球チームというよりも、なにか高校生とかの集団を見ているような気持ちになることがある。そうした集団感というか、仲間意識というか、そうしたものを暑苦しくて息苦しく思う人もいるかもしれないけど、まあ基本的に悪いものではない。
◆カープはひとつの生きた生命体
映画の世界だと原田芳雄さんと松田優作さんとか、さらに優作さんと山西道広さんとか清水宏さんとか、桃井かおりさんや阿藤海(快)さんとか、村川透監督とか、そんな感じだった。
室田日出男さん、川谷拓三さん、野口貴史さん、岩尾正隆さん、志賀勝さん、小林稔侍さんたちのいわゆるピラニア軍団と、渡瀬恒彦さん、中島貞夫監督とかも、そんな感じだった。
映画の世界もチームワークなのでおのずと関係性は濃厚になる。それぞれ協力も必要だが最終的には家族でも配偶者でもないので他者は他者だがやはり仲間は仲間でありライバルでもある。だが他者は他者なので折り合いの悪いときは当然あるし、ケンカもするだろう。冷めた部分もあるし、関係ないと言えば関係ない。人間、生まれてくるときは母がそこにいるが死んでいく時はひとりである。野球の世界もつまりは個人個人別会計で別の生活があり別の引退があり別の老後があり別の最後がある。だが野球や映画、あと仕事によっては職業によってはチームであり仲間でありひとつの確固たる意志を持った集団である。野球やサッカーなどのスポーツの場合はその集団に意志だけでなく気持ちや生命まで感じることがある。
いまの広島カープがそれである。
新井選手は「家族」と表現したが、そとから見てる私にはひとつの生きた生命体に見えることもある。他球団のファンの中にも私みたいなことを感じている人はいるはずだ。
◆いずれ誰もがいなくなるというのではない
いまの広島カープは人間で言えば二十歳ぐらいに見える。
じゅうぶん育ったが、まだ若い。これからである。ただこれからではあるが、つらい別れもある。高校の同級生なんかはどれだけ仲がよくても二度と会えない場合がある。二十歳すぎの頃、まだ高校生時代の思い出は鮮明だったが俺はそんな漫画を当時の『ガロ』に連載した。その通りであった。全然会えない。どこでなにをしているかもお互い知らない。SNSは万能ではない。秘めた不倫関係に限らず浮上しない関係もある。
今回の菊池選手の早すぎるポスティング表明はFA移籍したことで若干の風当たりが生じた丸選手の援護だと私は思う。鈴木球団本部長がなぜいまそれを言ったのかと首をかしげたが、たしかにそうで菊池選手は口の堅い人だと思う。不調やケガも自分から言うことはないように思うし、本心はなかなか明かさないタイプと俺には見える。俺もそうだからだ。
もちろん菊池選手の言ってることは本心で、大リーグに挑戦する意思は強いのだろう。だが「なぜ、いま?」ということになると丸選手の風当たりを少しでもそらすためではないかと俺は思った。
いずれ誰もがいなくなるというのではない。
いずれまた誰かが出てくる。
そして帰ってくることもある。
チームの年齢は成長することも老いることもあるし若返ることもある。
今季の展望という原稿テーマなのでそこを記すなら今季のカープは大躍進する選手が何人も見える。だから急に弱くなることはないと思う。ただ野球は相手のあるチームなので勝敗ということになるとやってみないとわからない。ただ、伸びるべき選手が伸びればファンがストレスを感じるようなチームになることはないと思う。もちろん丸選手と投手陣の対決も見ものである。ぜったいに見逃せない。お互いの表情がテレビ中継では大アップになるだろう。目頭が熱くなることが必ずある。ハンカチを用意しておこう。
※「文春野球コラム ペナントレース2019」実施中。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイト http://bunshun.jp/articles/-/10293 でHITボタンを押してください。
杉作 J太郎
☆昨年ヤクルトが下位予想がほとんどだったにもかかわらず2位になったように、ペナントレースっていうのは、始まってみないと分からない。ただ、結局キャンプでどういうチームを作って、それがシーズンが始まってどうなるかで、そのシーズンが決まる部分もあります。昨年のヤクルトで言うと、青木の加入に加え、川端・雄平らが戻ってきて山田が復活、メンバーが揃ったことと、シーズン中盤から梅野が出てきて勝ちパターンのピッチャーが固定されたことで、安定して勝てるチームになりました。ただ、チーム作り、という点ではカープに及ばなかった、という印象。CSも、青木が抜けたことが大きく響き、巨人に歯が立ちませんでした。
☆もちろん今年のカープも、始まってみないと、どうなるかは分かりません。ただ、ここ3年の戦い方を見ると、レギュラーにその他の選手がうまく噛み合って勝ってきているので、丸の穴がどうこう、というのは、然程影響はないのかも、という予測は立ちます。
☆そして、この人たちの「遺産」も、カープにはあります。
◇広島 カープOBの大野豊が黒田・新井、2人を固くつなぎとめた広島愛を語る 1/5(土) 6:02配信 広島アスリートマガジン
2007年、共に広島の地を去る決断を下した黒田博樹、そして新井貴浩。
奇しくも時を同じくして再び広島に戻った男たちの絆とその影響力をOB・大野豊氏が語る。
* * * * * *
球団史上初の3連覇を達成し、まさに黄金期を迎えた広島東洋カープですが、黒田博樹と新井貴浩、この2名の存在なくして現在の状況はありえなかったのではないか、そう思わせるほど両選手がチームにもたらした影響は非常に大きなものだと感じます。黒田は米大リーグの球団からオファーがありながらも最後の一花を咲かせるために、新井は阪神を自由契約となり現役を続けるために。古巣に復帰したタイミングこそ同じですが、両選手の復帰までの状況は全く異なったものでした。しかし2人がここまで心を通わせ、投打の精神的支柱として戦い続けることができたのは、広島への強い愛着という共通項があったからでしょう。
普通ベテランがチームに戻ってくるというのはプラスの面だけではなく、周囲の選手たちが萎縮してしまうというマイナス面も十分あり得ることです。当時のカープは現在主力として活躍している選手たちが、もう一皮自分の殻を破ろうと、もがき苦しんでいる時期でした。そうした選手たちがのびのびと野球ができたのは、黒田、新井という選手が実績だけではなく、その人間性も周囲から評価されている人間だったからに他なりません。若手選手たちにとっては良き手本としてこれ以上ない存在だったと思います。彼らの野球に対する姿勢を後輩選手たちが実際に見て学ぶことでチームの底上げにつながっていきました。
また黒田、新井はベテランながら周囲の選手と壁をつくらず、それぞれ自分のキャラクターにとって適切な距離感で周囲の選手と接してきました。こうしたことは言葉で言うことは簡単ですが、実際に行うのは難しいことです。しかし、それができたことこそがこの両選手の真価なのではないでしょうか。
(広島アスリートマガジン2019年1月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)
▼ 大野 豊(おおのゆたか)
1955年8月30日生、島根県出身。77年に出雲市信用組合からテスト入団を経てカープに入団。79~80年は2年連続日本一に貢献。88年には最優秀防御率、沢村賞に輝くと、91年に最優秀救援投手、97年には42歳で最優秀防御率を獲得した。98年に現役引退。通算成績は148勝100敗138セーブ。
☆黒田さんと新井さんが戻ってくるまでは、ベテランがいなかったんですよね、カープには。で、黒田さんと新井さんがうまくチームを導いてくれて、リーグ3連覇という偉業を達成することができました。
☆黒田さんが去り、今年は新井さんもいませんが、チームには黒田イズム、新井イズムが十分浸透していると思います。黒田さん、新井さんから得たものを、体現すること。それが結果的に、リーグ4連覇、日本一へとつながっていくと思います。
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source : K.Oのカープ・ブログ。