2019年2月22日金曜日

'19 カープ・キャンプリポート(17)~2/21、練習試合阪神戦・西川インタビュー1・野村氏緒方監督直撃1。


◇木浪適時打!江越弾!阪神が広島に完勝/試合詳細 2019年2月21日15時54分 日刊スポーツ

<練習試合:阪神5-0広島>◇21日◇かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 阪神-広島の練習試合が21日、行われ阪神が5-0で勝利した。

 阪神は初回、2死満塁からドラフト3位ルーキー木浪が右前へ先制の2点適時打、3回には高山が右前適時打、4回には江越が岡右中間へライナーで飛び込むソロ本塁打を放つなどで得点。広島は投手陣が5失点、打線は無得点に終わった。広島のドラフト1位ルーキー小園は6回、北條の遊ゴロを好補しダブルプレーを完成させた。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
広島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
阪神 2 0 1 1 0 1 0 0 0 5

【阪神】岩貞、能見、ジョンソン、桑原、望月、浜地
【広島】九里、岡田、レグナルト、藪田、島内、アドゥワ、フランスワ


 ◇スタメン

【阪神】
1番二塁 上本
2番中堅 近本
3番遊撃 鳥谷
4番三塁 大山
5番右翼 中谷
6番一塁 木浪
7番DH 高山
8番捕手 梅野
9番左翼 江越
先発投手 岩貞

【広島】
1番遊撃 田中広
2番二塁 菊池涼
3番DH バティスタ
4番右翼 鈴木
5番左翼 松山
6番一塁 メヒア
7番中堅 野間
8番捕手 会沢
9番三塁 堂林
先発投手 九里


(C)1回表
①田中 三振
 1死
②菊池 三遊間を破るレフト前ヒット
 1死1塁
③バティスタ三振、④鈴木ファーストファウルフライ、この回無得点。


(T)1回裏
先頭①上本 四球
 無死1塁
②近本 四球
 無死1・2塁
③鳥谷 ファーストゴロ、ランナーそれぞれ進塁。
 1死2・3塁
④大山 四球
 1死満塁
⑤中谷 サードフライ
 2死満塁
⑥木浪 ライト前先制2点タイムリーヒット、阪神先制、T2-0C。
 2死1・2塁
⑦高山 キャッチャーファウルフライ、この回2失点。


(C)2回表
⑤松山 セカンドゴロ
 1死
⑥メヒア レフト線へツーベース
 1死2塁
⑦野間ショートライナー、⑧会沢サードゴロ、この回無得点。


(T)2回裏
⑧梅野サードゴロ、⑨江越三振
 2死
①上本 サードゴロを堂林悪送球、上本は2塁へ。…(-_-;)
 2死2塁
②近本 レフトフライ、この回無失点。


(C)3回表、投手能見(T)。
⑨堂林キャッチャーゴロ、①田中セカンドゴロ、②菊池ショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(T)3回裏、投手岡田(C)。
③鳥谷 センターフライ
 1死
④大山 四球
 1死1塁
⑤中谷 ファーストフライ
 2死1塁
⑥木浪 ライト前ヒット、エンドランで1塁ランナー大山3塁へ。
 2死1・3塁
⑦高山 ライト前タイムリーヒット、T3-0C。…う~ん、九里くん岡田くんともに、四球からの失点ですね。
 2死1・3塁
⑧梅野 ピッチャーゴロ、この回1失点。


(C)4回表、投手ジョンソン(T)。
③バティスタライトフライ、④右飛鈴木レフトフライ、⑤松山ファーストゴロ、この回三者凡退、無得点。


(T)4回裏、①田中に代わりショート小園、②菊池に代わりセカンド曽根、④鈴木に代わりレフト坂倉、⑤松山に代わりライト正随。
先頭⑨江越 右中間スタンドへホームラン、T4-0C。
 無死、①上本に代打糸原。
①糸原ショートフライ、②近本ピッチャーゴロ、③鳥谷ショートゴロ、この回1失点。


(C)5回表、投手桑原(T)。①上本の代打糸原そのままセカンド、③鳥谷に代わりショート北條。
先頭⑥メヒア センター前にポテンヒット、メヒア2塁へ向かうもタッチアウト。
 1死
⑦野間 四球
 1死1塁
⑧会沢の時、桑原ワイルドピッチ
 1死2塁
⑧会沢セカンドゴロ、⑨堂林センターフライ、この回無得点。


(T)5回裏 投手レグナルト(C)。④大山三振、⑤中谷ファーストゴロ、⑥木浪三振、この回三者凡退、無失点。


(C)6回表、投手望月(C)。⑧梅野に代わりキャッチャー坂本、センター近本がライト、⑤中谷に代わりセンター植田。
①小園初球レフトフライ、②曽根ファーストゴロ、③バティスタの代打下水流三振、この回三者凡退、無得点。


(T)6回裏、投手藪田(C)。レフト坂倉がキャッチャー、⑧会沢に代わりレフト西川。⑦高山に代打板山。
先頭⑦板山 バットを折りながらセンター前ヒット
 無死1塁
⑧坂本 四球
 無死1・2塁
⑨江越 センター前ヒット
 無死満塁
①糸原 押し出し四球、T5-0C。…(-_-;)
 無死満塁
②近本 ピッチャーゴロ
 1死満塁
③北條 ショートゴロゲッツー、この回1失点。…小園くん、ナイスプレー。


(C)7回表、ライト島田。
先頭④坂倉 右中間へツーベース
 無死2塁
⑤正随レフトファウルフライ、⑥メヒア見逃し三振、⑦野間三振、この回無得点。…(-_-;)


(T)7回裏、投手島内(C)。
先頭④大山左中間へツーベース、大山3塁へ向かうも3塁タッチアウト、⑤植田三振⑥木浪見逃し三振、この回無失点。


(C)8回表、投手浜地(T)。⑧坂本に代わりキャッチャー岡崎。
⑧西川センターライナー、⑨堂林ショートゴロ、①小園初球サードゴロ、この回三者凡退、無得点。


(T)8回裏、投手アドゥワ(C)。⑨堂林に代わりサード上本。
⑦板山三振、⑧岡崎ピッチャーゴロ、⑨江越ライトフライ、この回三者凡退、無失点。


(C)9回表
先頭②曽根 センターオーバーのツーベース
 無死2塁
③下水流 四球
 無死1・2塁
④坂倉 セカンドゴロゲッツー、⑤正随ライトファウルフライ、この回無得点。


(T)9回裏、投手フランスワ(C)。
①糸原 セカンドゴロ
 1死
②島田 四球
 1死1塁
③北條 ファーストフライ
 2死1塁
④大山の時、坂倉パスボール
 2死2塁
④大山 センターフライ、この回無失点、ゲームセット。


【広島】
      打 安 点 打率
① 6 田中  2 0 0 .000
  6 小園  2 0 0 .000
② 4 菊池  2 1 0 .667
  4 曽根  2 1 0 .600
③ D バティスタ
      2 0 0 .000
打 下水流 1 0 0 .000
④ 9 鈴木  2 0 0 .333
 72坂倉  2 1 0 .500
⑤ 7 松山  2 0 0 .000
  9 正随  2 0 0 .500
⑥ 3 メヒア 3 2 0 .571
⑦ 8 野間  2 0 0 .600
⑧ 2 会沢  2 0 0 .000
  7 西川  1 0 0 .000
⑨ 5 堂林  3 0 0 .143

    回 安 三 四 自 防御
九里  2 1 1 3 2 9.00
岡田  2 3 0 1 2 9.00
レグナルト
    1 0 2 0 0 0.00
薮田  1 2 0 2 1 9.00
島内  1 1 2 0 0 0.00
アドゥワ
    1 0 1 0 0 0.00
フランスア
    1 0 0 1 0 0.00

※打率、防御率は練習試合通算。


☆いやいや、何の面白味も盛り上がりもない試合でしたな(笑)。


◇広島・緒方監督、投手陣自滅に不機嫌あらわ 2/21(木) 21:43配信 サンケイスポーツ

 (練習試合、阪神5-0広島、21日、沖縄・宜野座)期待して送り出した開幕ローテーション候補の3人がピリッとせず、同一リーグのライバル阪神に完封負け。緒方監督は不機嫌さを隠せなかった。

 「担当(投手コーチ)に聞いて」

 投手陣の話題になると、報道陣にそう言い放ち、球場を後にした。

 先発・九里がいきなり連続四球。1死後、大山にも四球で満塁となり、木浪に右翼へ先制打を浴びてあっさり2点を失った。三回にも2番手・岡田が四球から失点。レグナルトの後を受けた4番手・薮田も2単打と四球で満塁のピンチを招き、押し出し死球で自滅した。


☆て言うか、本人たちに聞いてみたい(笑)。


◇広島九里2回2失点「ずれなくす」制球力は調整途上 2/21(木) 15:10配信 日刊スポーツ

<練習試合:阪神5-0広島>◇21日◇かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 広島九里亜蓮投手(27)が21日、阪神との練習試合に先発した。

 2回1安打も、3四球と制球を乱して2点を失った。

 立ち上がりから制球が乱れた。1回、先頭打者から連続四球で歩かせると、4番大山にも四球。2死満塁から新人木浪に右前にはじき返され、2点を失った。2回は何とか立て直し、無安打で今年初の対外試合登板を終えた。

 「やりたいことをやろうとしたが、ボール先行が多く、反省するべき点も多かった。今キャンプは真っすぐを(多く)投げ、変化球を投げ始めるのが遅かった。今日は(変化球の)曲がりが遅かったり、曲がりが早かったりしたので、ずれをなくしてストライク先行でいかないといけない」。

 例年、春季キャンプ初日から全球種を投げ込んでいたが、今年は1次キャンプまで直球とカーブのみ。沖縄2次キャンプから全球種を解禁したばかりだった。先発の一角を期待される右腕だが、次回登板に課題を残す内容となった。


☆薮田くんは、ほんとに残念としか言いようがない。岡田くんも何だかなぁ、で、まあ、次があれば、次に期待しましょう、としか言いようがありません。


☆レグナルト、島内くん、アドゥワくん、フランスアは良かったですね。


◇広島の新助っ投レグナルトが好投 阪神打線相手に1回無安打2奪三振 2/21(木) 17:57配信 デイリースポーツ

 「練習試合、阪神5-0広島」(21日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 広島の新外国人、カイル・レグナルト投手が対外試合初登板し、1回無安打無失点2奪三振と好投した。

 五回のマウンドに上がった左腕。先頭の4番・大山を3球三振に斬ると、続く中谷は一ゴロ。最後はルーキー・木浪を148キロ速球で空振り三振に封じた。

 し烈な外国人枠争いの中、順調な仕上がりを披露した。


☆148㎞は、結構速いですな。


◇広島レグナルト1回完全「アグレッシブに対峙して」 2/21(木) 21:00配信 日刊スポーツ

<練習試合:阪神5-0広島>◇21日◇かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 広島の新助っ人左腕カイル・レグナルト投手(30=メッツ3A)が21日、1軍生き残りをアピールした。

 阪神戦に3番手で登板。最速148キロの直球で大山、木浪から三振を奪うなど1回を完全投球。16日の紅白戦では制球に苦しみ四球を出す場面もあったが、名誉挽回した。「真っすぐを内外角に投げ分けられた。ストライクゾーンの中でアグレッシブに対峙(たいじ)していきたい」と話した。


☆ローレンス、ヘルウェグとの争いになりそうですが、いやいや、激しい争いになりそうです。


◇7人で争う外国人枠、有効活用がカギ/カープ観測 2/21(木) 21:11配信 日刊スポーツ

<カープ観測 21日>

 日刊スポーツはキャンプ期間中「カープ観測」と題し、広島のさまざまなデータを計測し、その強さを探っていきます.

   ◇   ◇   ◇

 カープの外国人枠争いが激しさを増してきた。同時に出場選手登録できるのは4人までで、投手2人+野手2人。または、どちらかが3人+もう一方が1人。これを7人で争っている。

 野手はドミニカ共和国出身の2人。バティスタDH、メヒア一塁で、この日の阪神戦に同時出場した。メヒアは2安打して昨季ウエスタン4冠の力を見せつけ「1打席1打席ベストを尽くす」と鼻息も荒かった。バティスタに関しては、ある球団のスコアラーが「うちなら4番」と話す。問題はチーム方針との兼ね合いのみ。ともに複数ポジションを練習して備えている。

 投手はジョンソンが当確で、フランスアも確実視される。新外国人ローレンスは先発として評価が高く、2年目のヘルウェグは、昨年の日本シリーズ4試合登板の実績がある。もう1人の新外国人レグナルトも調子を上げてきたとなると…。4人に絞るというより、7人をいかに有効活用するかがカギになりそうだ。


☆基本は投手3野手1になりそう。先発ならローレンス、中継ぎならヘルウェグ。またレグナルトは左腕でもあり、先発でも中継ぎでも行けるように、という感じだと思います。ローレンスが活躍して、ちょっとローテから外せない、となると、ローレンスが定着する可能性が高い。ジョンソンとフランスアが外れることはまずないでしょうから、投手1を3人で、野手1をバティスタとメヒアで争う、という形になると思います。


☆島内くんも、好投。


◇【広島】ドラ2島内が2奪三振の好投「真っすぐで押す投球ができた」 2/21(木) 16:41配信 スポーツ報知

◆練習試合 阪神5―0広島(21日・かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 広島のドラフト2位・島内颯太郎投手(22)=九州共立大=が7回に5番手で登板し、2三振を奪う好投を見せた。「真っすぐで押して三振を取ることができたのは自分らしさが出たかなと思います」と、1回無失点に納得の表情を浮かべた。

 先頭・大山には左中間を破られたが、三塁でタッチアウト。味方の好守でピンチを脱すると、植田には全て直球勝負で空振り三振。木浪はフォークで見逃し三振に抑えた。「先頭がアウトになるかならないかでは気持ちの違いがある。守備の方々に感謝したい。細かい制球の課題も見つかったし、またそれを次に生かしたい」とさらなる飛躍を誓った。


☆どうもとりあえずは中継ぎで使うようです。


◇広島ドラ2島内、1回無安打無失点 中継ぎ起用の佐々岡コーチ「真っすぐで押せる」 2/21(木) 17:29配信 デイリースポーツ

 「練習試合、阪神5-0広島」(21日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 広島のドラフト2位・島内颯太郎投手(九州共立大)が初の中継ぎ起用に応えた。1イニングを投げ無安打無失点。いきなり先頭・大山に左中間を破られたが、味方の好守で三塁アウトにすると、続く植田は142キロの直球で空振り三振。ルーキー・木浪からはフォークで見逃し三振を奪った。

 降板後は「大山さんに打たれたのは外のギリギリを狙って甘く入ってしまった。プロのレベルを感じました」と反省点を挙げ、「直球の勢いはいい感じだと思うので、細かい制球を詰めていきたい」と修正を誓った。

 佐々岡投手コーチは「真っすぐで押せるピッチャー」と高評価。今後もリリーフで起用する方針を示した。


☆佐々岡コーチは島内くんは中継ぎ適性がある、と見ており、床田くんやローレンスが先発で出てくれば、島内くんを中継ぎで、ということになりそう。


☆アドゥワくん、フランスアはらしいピッチングができたようです。アドゥワくんは先発・中継ぎ、どちらで使うんでしょうかね。


☆打線は、2回1死からのメヒアのツーベース、7回先頭坂倉くんのツーベース、9回これも先頭曽根くんのツーベースと、絶好のチャンスを生かせず。


☆坂倉くんは、本当に楽しみ。


◇広島・坂倉将吾 出てきた試行錯誤の成果/レベルアップ宣言 2/21(木) 12:02配信 週刊ベースボールONLINE

 今春キャンプで、打力アップを強く印象づけているのが3年目の坂倉将吾だ。2月7日のシート打撃で、中村祐の抜けたフォークを右翼スタンドにたたき込んだ。さらに塹江から三塁打、藤井皓から二塁打。シングルヒットが出れば“サイクル安打”という打ちっぷりで「結果が出てよかった」と笑った。

 ボールに対して自分の間合いで強く振ることを意識している。1月、ソフトバンク内川との合同自主トレに志願して参加。打撃に関するアドバイスを受けた。タイミングというデリケートな部分であり、試行錯誤を続けているが、その成果が出てきた。緒方監督も「いいスイングをしていた」と評価する。

 もともと、潜在能力は高く評価されていた。1年目の2017年は、高卒1年目捕手として、広島では65年の衣笠祥雄以来の安打、打点を記録。ウエスタン・リーグでメヒアに次ぐ2位の打率.298をマークし、ファーム日本選手権では決勝3ランを放った。それでも一軍には正捕手の會澤がおり、ベテラン石原も健在。割って入るのは至難の業だった。

 打撃を生かすため、昨秋から外野の練習にも取り組んでいる。主に左翼。7日のシート打撃でも左翼守備を無難にこなした。「まだ高校生レベルです」と話すが「秋は中学生レベル」と話すように、着実に進歩している実感はある。

 3連覇したチームの競争は激しいが、何とかして出場機会を増やしたい。あらゆる可能性を模索し、挑戦し続ける。


☆今日も7回にツーベース、ただ最終回の無死1・2塁は、打ってほしかったですかね。レフトは同じ左バッターの西川くんがいますし、長野もバティスタもいますから、競争は厳しいでしょうが、バッティングは1軍レベルどころか、戦力になってほしいところまで来てますから、キャッチャーとしても外野としても、守りもしっかりやってほしいところ。


☆正随くんも、オープン戦まで1軍にいられるか。


◇広島・ドラ6正随、亜大魂で1軍生き残る キャンプ実戦あと4試合「打つしかない」 2/21(木) 6:01配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(20日、沖縄)

 広島のドラフト6位・正随優弥外野手(22)=亜大=が20日、休日返上で練習を行い、キャンプ中の残り4試合で1軍生き残りへ猛アピールを誓った。また、今季打席に入る際の登場曲を亜大野球部時代の先輩で歌手の小山翔吾の曲にすることを明言。“亜大魂”を胸に、自身の躍動で先輩の名も広めていく。

 心地良い打球音が、コザしんきんスタジアムの室内練習場に鳴り響いた。正随が休日を返上し、約1時間打撃マシンと相対した。キャンプも終盤に突入し、疲労もたまる頃だが「体は全然大丈夫なんですよ」と笑うと、キャンプ残り4試合の実戦への熱い思いを口にした。

 「打つしかない。まず自分が求められているのは『打』だと思う。そこでしっかりアピールしたい」

 初対外試合となった18日の練習試合、韓国・KIA戦では2打数2安打1打点。限られた打席で結果を残しているが、満足している暇はない。この日はトップが浅くなる癖を修正するためにバットを振り続けた。猛練習で知られる亜大で鍛錬を積んできた男にとって「完全オフはない」。

 “亜大魂”はシーズンでも刻む。打席に入る際の登場曲は大学野球部時代の1学年先輩、歌手・小山翔吾の曲にするという。「結構仲も良い。翔吾さんの曲を聴いて、(ファンが)興味を持ってくれれば。まずは自分が出られるように」。1軍で躍動し、昨年2月にデビューした先輩の曲を何度も本拠地で響かせたい。

 1軍生き残りへ、まずは眼前の試合に目を向ける。21日は阪神との練習試合(宜野座)。「出たいですね。チャンスがあればしっかりものにしたい」。虎の投手陣を打ち砕き、首脳陣の評価をグッと上げる。


☆残念ながら結果は出ませんでしたが、あと3試合でも、チャンスはもらえるはず。今日の結果を教訓にして、次は違ったアプローチをしてほしいですね。


☆一方、小園くんも、バッティングでは結果は出ませんでしたが。


◇【広島】小園が美技で併殺完成「絶対に捕ってやろうと」 2/21(木) 16:40配信 スポーツ報知

◆練習試合 阪神5―0広島(21日・かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園高=が超絶美技で投手の薮田をもり立てた。6回1死満塁のピンチで北條の三遊間への打球をショートバウンドで見事に捕球。膝をついたまま二塁に投げ、遊―二―一の併殺を完成させた。

 「絶対に捕ってやろうと思っていた。チームに貢献できてよかった」と笑顔。中日・鈴木スコアラーは「球際の強さが出た。なかなか併殺を取るのは難しい。捕ってからも速かったですね」と驚いていた。


☆そういうプレーが、生き残りを懸けたこの局面でできる、ってのが、すごいところ。


◇広島小園の守りに偵察隊驚く 遊併殺想定し捕球態勢 2/21(木) 21:14配信 日刊スポーツ

<練習試合:阪神5-0広島>◇21日◇かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 黄金新人が守備で魅せた! 広島ドラフト1位小園海斗内野手(18=報徳学園)が21日、途中出場した阪神との練習試合の6回1死満塁で、阪神北條の三遊間への難しい打球を好捕し、華麗な身のこなしで併殺を完成させた。ファンだけでなく、大絶賛の緒方監督も他球団007もびっくり。ワンプレーで、その才能と可能性の大きさを示した。

  ◇  ◇  ◇

 高い身体能力と守備センスが凝縮されたプレーだった。6回1死満塁で阪神北條の三遊間へ飛んだ痛烈な打球に、小園は軽やかに回り込み、ハーフバウンドの打球にグラブを合わせた。捕球すると両膝をついたまま流れるように二塁へ送り、小園のプレーを起点に「6-4-3」の併殺が完成。好守でピンチを切り抜けた18歳は、笑顔ではねるように一塁ベンチへ駆けた。

小園 絶対に取ってやろうと思った。何が何でも。死に物狂いだった。ゲッツーに取れたので貢献できたかなと思う。

 4回から遊撃に入った。対外試合2試合目の出場。相手は、初めて日本のプロ野球球団であり、地元球団でもある阪神だった。ただ、強心臓の18歳は冷静だった。迎えた6回。「(カウント)0-2だったので打ってくると思った。しっかりと準備ができていたので、いい反応ができた」。逆シングルではなく、回り込んで正面で捕ることを選択。二塁送球までもイメージできていた。「ゲッツーを取れると思っていた。(送球まで)何とか粘り切りました」。描いた通りに体が動いた。

 18歳の美しい守備に、緒方監督も賛辞を惜しまなかった。「ナイスプレー。すごくいいプレーだった。驚かされたよ。ビッグプレーだった」。広島にいいところが少ない試合で最年少が見せたプレーに目を丸くした。中日鈴木スコアラーも「球際の強さが出た。なかなか併殺を取るのは難しい。捕ってからも速かった」と驚いた様子。打球に対して前にはねるように1歩目が出るのは「天性のもの」と以前から首脳陣は認めていた。打撃は左飛、三ゴロに倒れ、対外試合2試合で5打席連続無安打となった。高卒新人に与えられる出場機会は徐々に減っていくため、キャンプ終了後の1軍同行は厳しい立場にある。それでも、才能と可能性を示している黄金新人に、周囲の期待は高まっていく一方だ。【前原淳】


☆で、小園くんのすごいところは、何もプレーだけには限らないようです。


◇高卒で27年ぶり一軍帯同 広島小園をコーチ先輩“大絶賛”の理由 2/21(木) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL

【プロ野球 2019年ルーキーの正体】

 小園海斗(広島1位)

 ◇  ◇  ◇

 広島入団の高卒新人野手では27年ぶりに一軍キャンプに帯同している小園海斗(18)。

 山田和利内野守備走塁コーチはこう言う。

「物おじしない性格で、守備もプロと遜色ないレベル。スローイングの細かい部分の修正はひとつふたつあるとしても、『高校生』ではないね」

 高信二ヘッドコーチもベタボメだ。

「大したもんです。一軍の中でノックを受けても見劣りしていない。体力もあるし、ここまで故障なくメニューも全部こなせていること自体がすごい。練習の時点では十分合格点です。自分の1年目を考えたら比べものにならない(笑い)。これから実戦で主力級のピッチャー相手に結果が出なくても、それをいい経験にできる子だと思う」

 その根拠は、吸収力の高さにあるという。

「グラブの出し方を指導したんですが、彼は(ボールを)捕る前に叩いてから(グラブを)出すから、ちょっと間ができて遅れる。だから『田中広輔を見てごらん。ノッカーから見たら、グラブの面とボールが重なる時間が一瞬ある。叩く癖でその瞬間がなくなる』と。そう言ってから田中のことをよく観察するようになって、今はその癖もだいぶなくなった。東出(打撃)コーチが『松山のスイングを見てごらん』と言ったときもすぐに吸収したし、素直さや分からないことは積極的に聞きに来る貪欲さもあります」(高ヘッド)

 守備の師匠に指名された田中広は「自分が18歳のときよりすごいと思う」と、こう続ける。

「僕が逆の立場でも(先輩の様子を)観察するし、そういう姿勢はすごくある子かなと。向こうから気になることを聞いてきて、最初はサインプレーの確認が多かったですね。あとは『マツダスタジアムの雰囲気はどんな感じですか?』とか。守備や走塁に影響するので、主に(内野の)土の感じですね。僕が思うことと彼が守って思うことは違うから『実際に守ってみないと分からないよ』とは伝えました。性格は陽気で、負けん気が強くてガッツがある。プロに入ったばかりでも、のびのびとできて自分のパフォーマンスが出せているし、ケガもしない。それが一番難しくて大事なところなので、そういう部分を含めてトータルで見てもすごいなと思います。あとは実戦でどう対応するかが課題になってくる」

■プロ仕様へ「2センチ」のこだわり

 担当の鞘師智也スカウトは「感覚が鋭いんです」とこう言う。

「入寮前、ミズノの工場へ行って『小園モデル』のようなバットを作ってもらっています。高校生が使う金属バットは83センチほどが多いですが、小園は『85センチくらい長くないと、しなる感じがしない』と何年もプロにいるようなことを言います。グラブの形も高校生の時から大きく変えて臨んでいるそうです。本人は『プロ仕様』と言いますが、普通は高校時の使い慣れている形とそれほど変えずにまずは入ります。やっているうちに、プロの打球に対応するためにはどういうグラブがいいか分かってくるからです。最初から『こうしたい』というのが分かるのが、小園の感覚なんだと思います」

 ルーキーながら動じない様子を、4歳年上のドラフト6位・正随優弥(22)はうらやましいと感じている。

「ヤンチャ坊主ですね。プロに入ったばかりなので僕は緊張しているけど、あいつみたいに緊張せず自由にはっちゃけることはできない。日南キャンプで2、3回は一緒に買い物へ行きました。小園も僕も、球場から宿舎までの移動手段として1万円くらいの自転車を買いましたね。お菓子も結構買っていました」

 お調子者の一面は首脳陣もお見通し。

 山田コーチは「性格は明るくて前向き。ちょっと調子に乗るところがあるから要所要所で締めとかんといけないけど」と笑うが、プロ野球選手はそれくらいでちょうどいい。


☆緒方監督も、期待は膨らむばかり。


◇広島・緒方監督 ドラ1小園「ほんと将来が楽しみ それも近い将来」 2/21(木) 8:30配信 スポニチアネックス

 【野村謙二郎氏 緒方監督を直撃 1】広島の沖縄2次キャンプは21日から最終クールに突入。リーグ4連覇と悲願の日本一を目指す緒方孝市監督(50)を、前広島監督でスポニチ本紙評論家の野村謙二郎氏(52)が直撃した。この中で指揮官は、ドラフト1位ルーキー・小園を大絶賛。注目の3番には野間、田中広らを試して新打線の熟成を期待した。

 野村 春季キャンプは佳境に入る。ここまでの仕上がりは?

 緒方 戦いは昨年の秋からスタートしていますからね。新戦力がいかに台頭してくれるか。その意味ではプラスが数多く見えるし、新人を含めて楽しみな人材も多数います。ただ、本当の競争はここから。実戦をこなす中で本当に1軍戦力になり得るのか。3月中旬までにある程度、見極めたいと思います。

 野村 その新人。失礼だけど、小園は想像以上だね。ドラフトでいい選手を獲ったとは思ったけど、実際に見ても並みの新人じゃない。監督の見方は?

 緒方 そのままですよ。野村さんに、そこまで思わせる選手はそんなに居ない。しかも高卒で。僕らの第一印象もすごい選手が入ってきたな…と。日を追うごとに疲れるどころか動きがよくなるし、実戦段階になっても全く見劣りしない。すごいことですよね。

 野村 プロ野球のキャンプは長い。疲労が蓄積する中で、厳しいメニューを明るくこなし、実戦をこなすだけでもすごいと思う。

 緒方 そうですね。

 野村 ファンの人たちは、小園をどこで使うのか…が気になると思う。ま、そこは、緒方監督が球団と話し合って育成方針を決めることなので、答えを出さなくてもいいけど、非常に期待する選手なのは間違いない。

 緒方 ほんと将来が楽しみ。それも近い将来が楽しみですね。

 野村 今年の戦いに目を移すと、2年連続MVPの丸が居ない。穴を埋める若手の競争意識や伸びしろ、外野のポジション争いはどう見ている?

 緒方 ま、丸や新井が居ても居なくなっても、選手を育てなければいけないですから。それがカープというチームの宿命なので。

 野村 そうだね。

 緒方 センターの競争で言えば、去年ある程度の成績を残した野間がいる。彼が入れば守備の能力は(丸に)劣らない。期待する1人です。打線に加えたいと思わせるのは西川であり、新たに加入した長野もそう。今までにない打線ができるのかな…という楽しみがありますね。

 野村 4連覇を狙うカープは今年どんな打線を組むのか。ファンやわれわれ評論家もそうだし、プロ野球界全体も興味があると思う。

 緒方 野間は1番以外に、3番も試してみたいですね。機能しないのか、それとも面白い変化を起こして新しい形ができるのか。経験のある(田中)広輔の3番も見てみたい。今からいろんな打順の形を考えています。

 野村 うん。野間や広輔以外にも安部、松山も居るよ…と。

 緒方 そうそう。

 野村 いろんな打順を試しながら、これは機能した、これはうまくいかない…をオープン戦で見極める。

 緒方 相性を考えて相手が嫌がる打線を組むのも手。走力を重視したり、長距離砲を多めに入れるのも手だし、選手の状態を見極めて起用するのもわれわれの仕事です。いずれにしろ、2019年の打線の形を早いうちにつくりたいと思います。

 野村 試合ごとに選手をコロコロ代えるんじゃなく、スタンダードを決めたい…と。

 緒方 決めていきたいですね。責任を持たせる意味でもね。


☆ま、決まれば決まるに越したことはありませんが、無理に決める必要もない。決まらなければ、決まらないオーダーが「今年の形」になる。


☆一番のポイントは、3番をどうするか、といった場合、「丸の穴をどう埋めるか」という風に考えないこと。むしろ、丸のようには誰もできない訳で、ならば新しい形として、「今年の打線」を考えればいい。


☆シーズン終盤、丸はホームランを狙って三振が多くなりましたが、人間ってのはそういうもので、打てるようになったら、やっぱり狙うんですよ、ホームラン。でもその分穴もできる訳で、そうなると三振が増えるし、率も下がる。そんな3番は要りません。


☆てな訳で、ポジションが1つ空いた、と考えた方が、得策。


◇開幕一軍は誰だ? 広島の当落線上の野手について考えてみた 2/21(木) 11:21配信 週刊ベースボールONLINE

 キャンプも終盤に入り、いよいよオープン戦も近づいてきた。緒方孝市監督も「絞り込みを行う」と語っているように、カープでも一軍メンバーへのふるい落としの時期に入る。そこで今回は、誌面スペースの関係で本誌ではなかなか触れられない、野手の控えメンバーの一軍当落を検討してみたい。

 今季から、一軍登録枠は1つ増えて29になるが、これはやはりできれば投手に使いたいところだろう。基本的には野手の数は今まで同様、16人程度と見る。捕手3、各ポジション2人ずつぐらいのベースから、1人か2人引くぐらいのイメージだ。

 一応、現時点でレギュラーが有力なのは、捕手・會澤翼、一塁手・松山竜平、二塁手・菊池涼介、三塁手・安部友裕、遊撃手・田中広輔、左翼手・長野久義、中堅手・野間峻祥、右翼手・鈴木誠也。とりあえず、これを前提として話を進めていく。

 まずは捕手を見てみよう。昨季はほぼ會澤、石原慶幸、磯村嘉孝の3人体制だったが、今春キャンプでは、會澤、石原に加えて、船越涼太と坂倉将吾が一軍でキャンプを過ごした。石原はジョンソン先発のときにはスタメン起用が基本なので一軍当確とすると、残りは1人。有望なのは坂倉将吾だ。左の代打として西川龍馬に次ぐ2番手になりそうな勢いがあり、そうなれば一軍に置きたい戦力になる。ただ、「左の2番手」となると、試合中盤のイニングで出番が来ることも少なくないため、そのときには実質捕手2人制のような形になり、會澤に代走を出したりはしにくい、という状況になることはあるかもしれないが。

 次に外野手。ここはレフトに西川龍馬、バティスタと左右の代打の切り札がいる(メヒアがバティスタを抜いて一軍に残る場合は、ポジションが内野なので、少し状況が変わってくるが)。一見、レフトがだぶついているようだが、この2人は一塁手のサブも兼ねる、と考えれば人数的には問題がない。外野にあと1、2人入れられる、となると下水流昂、正隨優弥の名が挙がる。さらに、バティスタが出た場合や、大差がついてベテランの長野を休ませたいときには、守備固めもほしい。

 ただ、これにはあまり適任者がおらず、本来内野の上本崇司、曽根海成が内外野の守備固めを兼ねる形になりそうだ。もちろんこの2人は代走でも使える。この2人の比較では代走能力の高い上本が優位か。外野は、鈴木、野間は基本的には交代の必要がないので、できれば5人で済ませたいところ。そうなるとタイプの近い下水流と正隨はどちらか一人の可能性が高い。プラス上本、の形が濃厚か。

 最後に内野手。まず可能性が高いのが、堂林翔太だ。安部が故障や不調のときの三塁手のサブ、守備固めに入って安部が一塁手に回ったときの三塁手、右の代打と、起用の汎用性が高い。二塁手のサブは、菊池涼を休ませたいときぐらいしか需要がないが、庄司隼人と曽根海成の争い。春のキャンプでは庄司が打球に力強さを見せてきた感があるが、打力で目に見える差がつかなければ、代走の能力で上回り、外野も守れる曽根が使いやすいか。

 そして最大の悩みどころが遊撃手の小園だ。遊撃には連続フルイニング出場を続ける田中広がいるだけに、実はここはもっともサブの人数枠を節約したいポジションだ。小園はルーキーでもあり、今のところ遊撃手の練習しかしていないので、普通に考えれば、一軍に残るのは難しい。ただ、小園は近い将来のレギュラー候補のポテンシャルは見せており、ここは今年の一軍戦力としてどうか、というより、チームの育成方針次第だと思われる。つまり、ファームのレベルで実戦経験を積むのと、試合の経験は少なくなっても、一軍に置いて目の前で田中広や菊池涼の守備や取り組み方を見せるのと、どちらがより小園の成長につながるか、の判断次第になってくるのではないだろうか。

文=藤本泰祐


☆長野の加入で、レフトは基本的に長野中心で考えていると思いますが、西川くんも使いたいし、バティスタ、メヒアも使いたい。松山・長野の調子が良ければ、相手先発の左右に関わらず彼らを起用するでしょうが、場合によってはレフト西川くん、ファーストバティスタ、メヒアもありそう。


☆問題はキャッチャーで、坂倉くんを「第3捕手」として入れるのか、外野として入れるのか。


☆今年から1軍枠が29名になった訳ですが、投手陣の調子が良く、昨年同様の運用でいけるのであれば、野手にその増えた枠を使うのも、1つの手。ただ、今日の練習試合なんかを見てると、どうも投手陣がねぇ。


☆…今年のポイントは、丸の抜けた野手陣より、投手陣。先発と勝ちパターンをまずしっかりさせること、その上で、若手を育てること。ローレンス、レグナルト、ヘルウェグも、最大限にうまく活用する必要があります。


☆その、ローレンス。


◇広島ローレンス、大好物ハイチュウの大量プレゼントに大興奮 2/21(木) 9:34配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(21日、コザ)

 新外国人ケーシー・ローレンス投手に「ハイチュウ」が届いた。入団直後、ハイチュウ好きを公言。それを知った森永製菓から球団を通して助っ人右腕へ贈られた。

 ローレンスは「オーマイガー!」と大興奮。グリーンアップル味がお気に入りで「1日で全部なくなってしまうよ」とジョークを飛ばしていた。


☆いやいや、言ってみるもんですな(笑)。


☆シュールさんの話を聞く限り、やってくれそうな、ローレンス。彼がローテで回って2桁勝つようなことがあれば、日本一はグッと近づきます。




☆さて、西川くんの、インタビュー。


◇【広島・西川インタビュー1】外野で勝負!レギュラー奪取へ、守備徹底強化中 2/21(木) 9:00配信 デイリースポーツ

 広島・西川龍馬内野手(24)が20日、デイリースポーツの独占インタビューに応じた。規定打席到達と打率3割を目指し、今キャンプは昨秋から挑戦している外野守備を強化中。レギュラー取りへ、走攻守のレベルアップを誓い、現在の打撃フォームが生まれた秘話を明かした。

  ◇   ◇

 -ここまでのキャンプで重点的に取り組んでいることは?

 「守備です。守備しかしてないですよ。(打撃の)重点練習も入ってないので」

 -守備は内外野に就いている。

 「外野の方が多いですね。(昨年の)秋に比べるとマシになっていると思います」

 -広瀬外野守備走塁コーチからの助言は?

 「とりあえず浮くな、低くなれと。(打球を)捕るときも投げるときも。半身になれ、正面向くなと。内野とは違いますね。内野は正面、外野は半身で待つので」

 -打撃は。

 「(キャンプで)もうちょっと打ちたいですけどね。守れても打たなかったらね」

 -1月には日本ハム・近藤の合同自主トレに参加した。成果は感じるか。

 「しっかり下(半身)を使った方がやっぱりいい打球が飛ぶ。力強い打球がいくかなと思います」

 -理想の打者は。

 「チャンスで打てたらいいかなと。去年はチャンスでまわってきたら、より集中していました。得点圏は意識していました」

 -昨季も2年連続沢村賞を獲得した巨人・菅野を打ち込んだ。

 「コントロールがいいからです。だいたいストライクゾーンに来るので。変化球も。僕はそっちの方が打ちやすいですね」

 -走塁は。

 「(昨年は)もうちょっとスタートをきっても良かったと思う。7番とかを打ってたら、なかなかサインが出ないのもあるけど、今年はサインが出たらアウトになってもいいやぐらいの気持ちでいきたい。10個ぐらいは走りたいですね」

 -プロ4年目を迎えて年下の選手も増えてきた。意識の変化は。

 「それはだいぶ感じますけど、全く気にしないです。今は自分のことだけしっかりやっておけばいいと思っているので。そんな、人を見る余裕もない」

 -現在のバットを寝かせ気味の打撃フォームはどう生まれたのか。

 「1年目の夏頃、寝る前にパッと思いつきました。プロに入ってから、(ボールを)あんまり捉えられへんし、詰まるし。どうやったら打てるかなと。それまではバットを立たせてたけど、寝かせたらどうなるやろなと。ちょっとやってみようと。それで、寝かせたままからスイングしたら楽やなと。バッティングのことはいろいろ考えてるんですよ(笑)。どうやったら打てるかなと」

 -今年の目標は。

 「規定(打席で)打率3割、本塁打10本、打点は70、80ぐらいいけたらいいですね」


☆まずは右ピッチャーの時に、長野よりもバティスタよりも使いたい、と思わせること。「どんぐりの背比べ」でオーダーが決まらないようでは困りますが(笑)、使いたい選手がたくさんいて困る、で決まらないのは、大いに結構。先程「無理に決める必要はない」と言ったのは、そういうこと。誰が出ても活躍する、というのが、カープのようなチームの、理想形。


☆バットコントロールが抜群なので、ついついボールを追いかけてしまう西川くんですが、相手に甘い球を投げさせるような打席の作り方ができるようになれば、これは本物。そうなれば、3番の第1候補だと思います。


☆お次は、大下さん。


◇大下剛史氏「ポスト菊池涼を見極めたかった」 2/21(木) 14:07配信 東スポWeb

【大下剛史氏 キャンプ点検】本紙専属評論家・大下剛史氏による恒例のキャンプ点検がスタート。第1回は古巣でもあるセの王者・広島だ。リーグ4連覇、さらには35年ぶりの日本一へ期待が高まるなか、大下氏は「今年ほどかじ取りの難しいシーズンはない」と力説する。注目選手として名前を挙げたのは菊池涼介内野手(28)で、同時に「ポスト菊池涼の育成」も重要課題だと指摘した。

 我が古巣でもある広島は、いまや押しも押されもせぬ常勝チームとなった。しかし、今季はオフに監督交代のあった巨人、阪神、中日をはじめ、ライバル球団がこぞって“広島叩き”にくる。その包囲網を打ち破ってリーグ4連覇と35年ぶりの日本一を勝ち取るのは、たやすいことではない。

 オフには3連覇の立役者の一人でもあった丸が巨人にFA移籍した。その人的補償で加入した長野の働きにも期待したいところではあるが、個人的に注目しているのは菊池涼だ。広島の強さの根底にあるのはリーグ屈指のセンターラインで、その中心である菊池涼、田中の二遊間コンビによるところが大きい。

 その菊池涼は昨年末の契約更改で、球団にポスティングシステムによる米大リーグ挑戦の意思を伝えた。最終的に球団がどう判断するか分からないが、快く認めてもらうためにも頑張りたいところ。菊池涼の働きなしにリーグVや日本一はあり得ないし、今まで以上に責任感を持ってチームを引っ張ってくれることだろう。ただ、仮にそうなったとしても、ウィンウィンというわけにはいかないから難しい。投手や外野手、一塁手と違い、二塁手はそう簡単に代わりを育成できるポジションではない。ましてや菊池涼の後釜となればなおさら。常勝チームとなった今、二塁手が育っていないから勝てません――ではファンも納得してくれない。現場を預かる緒方監督には“その先”を見据えた「ポスト菊池涼」の育成も今季の重要な仕事の一つになってくる。この相反する2つのことを同時進行させるのは至難の業だ。

 キャンプ地のコザしんきんスタジアムを訪れた19日は予定されていたロッテとの練習試合が開始直前に降雨中止となった。スタメン出場が発表されていた菊池涼の動きと、退いた後に誰が二塁を守るかを確認できなかったのは残念だが、今後も注目していきたい。


☆ま、そもそも菊池が出るかどうか、ってかメジャーが獲るかどうかも分からないのですが、今日の練習試合では、曽根くんが入ってましたね。バッティングでもアピールしてましたし、足もある。


☆この人も、候補ではあるんですが。


◇広島・庄司がインフルから復帰 2/21(木) 12:02配信 サンケイスポーツ

 インフルエンザを発症していた広島・庄司隼人内野手(27)が21日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われている春季キャンプに復帰した。室内練習場でマシンを使った打撃練習を行うなど別メニューで調整した。

 球団は16日に庄司と山口翔投手(19)、18日には安部友裕内野手(29)が沖縄市内の病院で「インフルエンザA型」の診断を受けたと発表している。


☆何か特徴がほしいんですよね~、庄司くん。バッティング、ということになると思うんですが、爆発的な結果を残さない限り、1軍定着は難しい。少なくとも曽根くんよりも結果を出さなければ、生き残る道はありません。


☆おしまいは、気の早い話ですが。


◇【広島】大瀬良、初開幕投手最有力 佐々岡投手コーチ「やってくれると思う」 2/21(木) 6:06配信 スポーツ報知

 広島の大瀬良大地投手(27)が開幕投手の最有力候補になったことが20日、分かった。

 実現すれば初の大役。この日までに佐々岡投手コーチがオープン戦の“開幕投手”として24日のDeNA戦(宜野湾)での先発を明言し、シーズン開幕戦についても「(オープン戦で)ローテを組んだ中で球数や投球回を増やしながら、しっかりやってくれると思う」と3月29日の巨人戦(マツダ)でマウンドに立つことを期待した。

 大瀬良は昨季15勝で巨人・菅野と最多勝を分け合い、最高勝率(6割8分2厘)もマーク。昨オフのハワイ優勝旅行で「(開幕投手を)目指してやっていく気持ちがある」と名乗りを上げるなど、士気が上がっている。

 オープン戦の内容次第では野村が2年連続2度目、ジョンソンが2年ぶり3度目の開幕投手に指名される可能性もある。この日は沖縄キャンプ最後の休日で休養に努めた大瀬良。大役を勝ち取り、名実とも鯉のエースとなる。(田中 昌宏)


☆それだけ昨年の活躍による信頼度が上がった、ってことですし、今年のキャンプが充実している、ということ。ただこれは、オープン戦も含め、競争の上で決めてほしい。一方で生え抜きの日本人である大瀬良くんにエースになってほしい、という思いは首脳陣にもあるでしょうが、日本一を狙うとなれば、今年一番ふさわしいピッチャーが、開幕を務めるべき。


☆もちろん競争の上で、大瀬良くんになってほしいとは、K.Oも思いますけどね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。